JPH11310086A - パイプジョイント装置 - Google Patents

パイプジョイント装置

Info

Publication number
JPH11310086A
JPH11310086A JP11707198A JP11707198A JPH11310086A JP H11310086 A JPH11310086 A JP H11310086A JP 11707198 A JP11707198 A JP 11707198A JP 11707198 A JP11707198 A JP 11707198A JP H11310086 A JPH11310086 A JP H11310086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
joint device
length
tube section
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11707198A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Motoyoshi
博 元吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JOTO KOGYO KK
Original Assignee
JOTO KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JOTO KOGYO KK filed Critical JOTO KOGYO KK
Priority to JP11707198A priority Critical patent/JPH11310086A/ja
Publication of JPH11310086A publication Critical patent/JPH11310086A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はパイプジョイント装置に関し、1ボ
ックス型やワゴン型の乗用車の荷室に取付ける車載用吊
りバック、荷崩れ防止ネット、パーティション等の保形
杆として使用され、使用時にはワンタッチ操作にて連結
パイプを所望の接続長さに接続し、不使用時には連結パ
イプを分割してコンパクトに収納する。 【解決手段】 長さ、径が異なる数種類の連結パイプ3
を選択してその一端を内外二重管構造のジョイント本体
1の外筒部1Aと内筒部1Bとの間に形成される挿入間
隙2内に抜き差し可能に嵌入することにより外筒部1A
と内筒部1Bとで連結パイプ3を内外から保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパイプジョイント装
置に関し、例えば、トランクルームを設けず、座席後方
に荷室を設けた1ボックス型の乗用車やワゴン型の乗用
車の座席後方や荷室に取付けられる車載用吊りバッグの
上方の開口部に設けられる把手を兼ねた保形杆として用
いたり、荷崩れ防止ネットやパーティションを保持する
ための保形杆として最適に使用され、不使用時には連結
パイプを分割してコンパクトに収納し、使用時にはワン
タッチ操作にて所望の接続長さに接続することにより使
用の途に供するようにした。
【0002】
【従来の技術】従来、トランクルームを設けない車種と
しては、例えば座席後方に荷室を設け、ハッチバックの
ドアを後部に設けた1ボックス型の乗用車やワゴン型の
乗用車がある。そしてこれらの車種で多くの場合、荷物
は荷室に見えるように収納される。荷物を見えないよう
にするためには、パーティションにより座席後部と荷室
とを区分することもあった。このパーティションには、
例えば合成樹脂ビニールや布帛等の柔軟性を有するシー
トの上縁または下縁の少なくとも何れか一縁を略車幅程
の長さを有するパイプを保持杆として保持して張りをも
たせることにより形成される。また荷室に収納される荷
物の荷崩れを防止するためには、荷崩れ防止ネットが使
用されることもあった。またこの荷室には小動物を載せ
て乗車されることもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】1ボックス型の乗用車
やワゴン型の乗用車のようにトランクルームを座席とは
個別に設けることなく、座席後方に荷室を設けて荷物を
収納する車種の場合には、自動車の走行中に荷物が散乱
したり、積載された荷物が荷崩れを生ずることがあっ
た。この際、荷崩れを生じないようにするためには、荷
崩れ防止ネットを荷物の上面に被せる必要があるが、荷
物の出し入れに手間がかかって不便であるのと、荷物が
外部から人目に触れるので、防犯上、好ましくはないと
いう不都合があった。また後部座席と荷室とを区分する
上記従来のパーティションは、略車幅ほどの長さを有す
るパイプを保持杆として合成樹脂ビニールや布帛等の柔
軟性を有するシートの上縁または下縁の少なく何れか一
縁を保持する必要があるが、パーティションの不使用時
には嵩張って邪魔になっていた。
【0004】本発明は上記従来の不都合を解消し、使用
時には連結パイプをワンタッチ操作によって迅速且つ確
実に所望の接続長さに接続して例えば1ボックス型の乗
用車やワゴン型の乗用車の荷室に備える車載用吊りバッ
グの上縁の開口部を保持したり、荷崩れ防止ネットやパ
ーティションの一縁を保持するための保持杆等の使用の
途に供することによって自動車の走行中に荷崩れを起こ
して荷物が散乱したり、荷物が外部から人目に触れるこ
となく荷物を収納するのと、荷物の出し入れも容易に行
え、また不使用時には連結パイプを分割して嵩張らずに
コンパクトになし、しかも使用時において連結パイプ自
体、および連結パイプの接続部個所が荷重、引張等に対
して強度が大きく構造堅牢なパイプジョイント装置を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、長
さ、径が異なる数種類の連結パイプを所望本数連結して
所望の接続長さに連結するパイプジョイント装置にし
て、外筒部と内筒部とよりなる内外二重管構造のジョイ
ント本体を形成し、該ジョイント本体の外筒部と内筒部
との間に形成される挿入間隙内に連結パイプの一端を抜
き差し可能に嵌入することにより外筒部と内筒部とで連
結パイプを内外から保持するという手段を採用した。
【0006】また本発明の請求項2は、請求項1におい
て前記ジョイント本体は、合成樹脂または金属により形
成され、断面形状は長手方向の略中央に位置して半径方
向に設けられる圧縮剛性部を境に左右対称形状の内外二
重構造に形成されるという手段を採用した。
【0007】また本発明の請求項3は、請求項1または
請求項2の何れかにおいて前記ジョイント本体の外筒部
と、該外筒部内に設けられる内筒部とは開放された端部
から内筒部が外筒部より集まって内筒部よりも外筒部が
2〜3倍程度の長さに形成されるという手段を採用し
た。
【0008】また本発明の請求項4は、請求項1または
請求項3の何れかにおいて前記内筒部の外周には圧縮剛
性部の左右に位置する厚肉筒部に向かって奥に行くにつ
れて上がり勾配のテーパ部が形成されたという手段を採
用した。
【0009】また本発明の請求項5は、請求項1または
請求項3の何れかにおいて前記中筒部の内周には奥に行
くにつれて下り勾配の抜き勾配を有する空洞部が形成さ
れるという手段を採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図に従って本発明の実施の形
態の具体例を説明する。図1ないし図6に従って本発明
の一実施例を説明する。1はジョイント本体であり、こ
のジョイント本体1は外筒部1Aと内筒部1Bとよりな
る内外二重管構造をなし、ジョイント本体1の外筒部1
Aと内筒部1Bとの間に形成される挿入間隙2内に連結
パイプ3,3の一端3a,3bを抜き差し可能に嵌入す
ることにより外筒部1Aと内筒部1Bとで連結パイプ
3,3を内外から保持するようになっている。またこの
ジョイント本体1は、合成樹脂または金属により形成さ
れ、断面形状は長手方向イの略中央に位置して半径方向
Rに設けられる圧縮剛性部1Cを境に外筒部1Aと内筒
部1Bとを有する左右対称形状の内外二重構造に形成さ
れる。ジョイント本体1を形成するための前記合成樹脂
としては、例えばポリアセタール樹脂、ABS樹脂、ポ
リプロピレン樹脂が使用される。またジョイント本体1
を形成するための金属としては、例えばアルミニウムが
用いられる。これらの合成樹脂または金属は例示であ
り、これに限定されるものではない。
【0011】ジョイント本体1の大きさは、例えば約6
5mm、約105mmと長さL1 ,L′1 が異なる数種
類が用意される。そしてジョイント本体1は、連結パイ
プ3の長さL2 ,L′2 ,L″2 、径Φ2 を異にするも
のから対応するものが選択され、使用される。そしてジ
ョイント本体1の外筒部1Aと、該外筒部1A内に設け
られる内筒部1Bとは、開放された外筒部1Aの端部1
1 ,1A1 から内筒部1Bが奥まるように内筒部1B
の長さl′よりも外筒部1Aが2〜3倍程度の長さlに
形成される。
【0012】4は圧縮剛性部1Cの左右に位置する厚肉
筒部1Dに向かって奥に行くにつれて上がり勾配θに前
記内筒部1Bの外周に形成されるテーパ部であり、外筒
部1Aと内筒部1Bとの間に形成される挿入間隙2内に
連結パイプ3,3の一端3a,3bが対向して嵌入され
ると、このテーパ部4の上がり勾配θに伴って連結パイ
プ3,3の一端3a,3bは内筒部1B,1Bによって
内周側から外周側へと半径方向Rに外筒部1A,1Aに
向かって強圧されることにより内筒部1B,1Bと外筒
部1A,1Aとにより連結パイプ3,3の一端3a,3
bは内外から保持される。
【0013】5は前記内筒部1Bの内周に奥に行くにつ
れて下がり勾配θ1 をなす抜き勾配6を有する空洞部で
あり、例えば型枠(図には示さない)を用いてジョイン
ト本体1を加圧成形する場合に、型枠からジョイント本
体1はこの抜き勾配6,6に応じて容易に剥離し易くさ
れる。
【0014】前記連結パイプ3は、例えば100mm、
200mm、330mmと異なる長さL2 ,L′2
L″2 の数種類が用意され、その径Φ2 が例えば16m
m〜20mmと異なる数種類が用意される。そして連結
パイプ3は、長さL2 ,L′2,L″2 が異なり、径Φ
2 が異なる数種類から所望本数が選択され、ジョイント
本体1を介して連結することにより全体の所望長さLに
接続される。
【0015】図3ないし図6はジョイント本体1を用い
て所望の接続長さLに接続される連結パイプ3が使用さ
れる詳細な具体例を示すものであり、例えば連結パイプ
3はトランクルームを設けない車種、例えば1ボックス
型の乗用車やワゴン型の乗用車の座席20の後方に設け
た荷室Nにバッグ本体21の上縁部にはりをもたせて取
付ける場合に使用される。このバッグ本体21は例えば
図3に示すように布、合成樹脂シート等の柔軟性を有す
る材料により形成され、ジョイント本体1を用いて所望
の接続長さLに接続された所望本数の連結パイプ3が挿
入されることにより剛性によりはりがもたされる略鞘状
の吊下片22が上縁に設けられた背片部23と、該背片
部23の左右両側に対向して設けられた襠片部24,2
4と、前記背片部23および襠片部24,24の下方に
設けられる底片部25と、前記背片部23の前面に適宜
係止部品26を介して前開き可能に開閉可能に設けられ
た蓋片部27とから形成される。この係止部品26とし
ては、雄の係止鉤と該係止鉤が係脱可能になるループ状
の雌の係止鉤群とからなる面ファスナー、ボタンが係脱
可能になるボタン孔、クリップ等が使用される。
【0016】28aはバッグ本体21を荷室Nに吊り下
げるために吊下部材28に設けられた複数個のフックで
あり、このフック28aには座席20の上面に装設した
ヘッド・レスト29を支持する支持杆30,30に一端
28bが係脱可能に係止されることによりバッグ本体2
1の上縁に取付けられた把手を兼ねた所望本数の前記連
結パイプ3を保持杆が係脱可能に係止されることにより
座席20の背面にバッグ本体21は取付けられる。
【0017】本発明の一実施例は以上の構成からなり、
長さL2 ,L′2 ,L″2 がそれぞれ100mm、20
0mm、330mmと異なり、径Φ2 が例えば16mm
〜20mmと異なる数種類の連結パイプ3と、長さ
1 ,L′1 が例えば65mm、105mmと異なる数
種のジョイント本体1のうち所望のものを所望本数選択
して所望長さLに接続するには、図2に示すように例え
ば長さL′2 が200mmの連結パイプ3が1本、長さ
L″2 が330mmの連結パイプ3が2本、長さL′1
が105mmのジョイント本体1を2個を選択して接続
する。
【0018】これには先ず、左右対称形状をなし内外二
重管構造の長さL′1 が105mmをなす2個のジョイ
ント本体1,1の左側および右側のそれぞれの外筒部1
A,1Aと内筒部1B,1Bとの間に形成される挿入間
隙2,2内に長さL″2 が330mmの2本の連結パイ
プ3,3の一端3a,3bを抜き差し可能に嵌入する。
このようにしてジョイント本体1の外筒部1A,1Aと
内筒部1B,1Bとの間に形成される挿入間隙2,2内
に連結パイプ3,3を嵌入すると、連結パイプ3,3の
一端3a,3bは外筒部1A,1Aと内筒部1B,1B
とにより内外から保持される。
【0019】この際、ジョイント本体1の左右の内筒部
1B,1Bの外周には、厚肉筒部1Dに向かって奥に行
くにつれて上がり勾配θをなすテーパ部4が形成される
ので、挿入間隙2,2に対する連結パイプ3,3の一端
3a,3bの嵌脱操作が容易に行える。そしてジョイン
ト本体1の挿入間隙2内に連結パイプ3,3の一端3
a,3bが嵌入されると、ジョイント本体1の内筒部1
B,1Bの外周に形成されるテーパ部4の上がり勾配θ
を有する内筒部1B,1Bによって連結パイプ3,3の
一端3a,3bは嵌入が進むのにつれて内周側から外周
側へと半径方向Rに外筒部1A,1Aに向かって強圧さ
れることにより内筒部1B,1Bと外筒部1A,1Aと
により内外から強固に保持される。
【0020】このように連結パイプ3の一端3a,3b
はジョイント本体1に対して長さl′をなす内筒部1B
により内周が保持されるとともに外周からは内筒部1B
より2〜3倍の長さlをなす外筒部1Aにより外周が保
持され、しかもジョント本体1の長手方向イの略中央に
は半径方向Rに圧縮剛性部1Cが設けられてこの圧縮剛
性部1Cの左右には厚肉筒部1D,1Dを介して外筒部
1A,1Aと内筒部1B,1Bとよりなる略二重管構造
に形成されるので、引張や圧縮等の外力に対して連結パ
イプ3は強度を発揮し構造的に強固に接続部が接続され
る。
【0021】次いで2つのジョイント本体1,1の対向
する側の外筒部1A,1Aと内筒部1B,1Bとの間に
形成される挿入間隙2,2内に長さL′2 が200mm
の連結パイプ3の左右の一端3a,3bを嵌入してジョ
イント本体1,1に対して1本の連結パイプ3を接続す
る。
【0022】このようにして長さL′2 が200mmの
連結パイプ3が1本と、長さL″2が330mmの連結
パイプ3が2本と、長さL′1 が105mmのジョイン
ト本体1とを2個用いて接続すると、全体の接続長さL
が約950mmになる。そしてこのように全体の接続長
さLが約950mmになる3本の連結パイプ3と、2個
のジョイント本体1とは例えば図3に示すようにトラン
クルームを設けず、後部の座席20に荷室Nを設けた1
ボックス型の乗用車やワゴン型の乗用車の荷室Nにバッ
グ本体21を取付ける場合に、バッグ本体21の上縁部
に剛性によるはりをもたせて使用される。
【0023】すなわち全体が所望の接続長さLに接続さ
れた上記3本の連結パイプ3と、2個のジョイント本体
1とをバッグ本体21の上縁に設けた所望数個の略鞘状
の吊下片22に挿入することにより柔軟性を有する材料
により形成されるバッグ本体21の上縁部の剛性を発揮
してはりをもたせることができるとともに上記3本の連
結パイプ3等は座席20の上面に設けるヘッド・レスト
29を支持するための支持杆30に一端28bが係止し
た吊下部材28のフック28aに係止されることにより
座席20の後部にバッグ本体21を取付けることができ
る。
【0024】そしてスライダーを摺動可能に有するファ
スナー、または雄の係止鉤と該係止鉤が係脱可能になる
ループ状の雌の係止鉤群とからなる面ファスナー、ボタ
ンと該ボタンが係脱可能になるボタン孔、さらにはスナ
ップ等の係止部品26の係止を解くことによりバッグ本
体21の前部に設けた蓋片部27を開いてから荷物をバ
ッグ本体21内に入れた後に蓋片部27を閉じてバッグ
本体21内に荷物を収納すると、バッグ本体21内に収
納した荷物は1ボックス型の乗用車やワゴン型の乗用車
の荷室Nに散乱したり、荷物が荷崩れすることなくバッ
グ本体21内に収納することができる。こうして荷物は
バッグ本体21内に収納されることにより外部から見え
ないので、プライバシーを侵されることなく防犯上も安
全に収納される。
【0025】荷物が収納されたバッグ本体21を車外に
携行するのには、座席20の上面に設けたヘッド・レス
ト29の支持杆30に一端を係止したフック28aから
2個のジョイント本体1を用いて連結した3本の連結パ
イプ3を把手として持てばバッグ本体21をフック28
aから取外して車外に携行することができる。
【0026】不使用時には略二重管構造の2個のジョイ
ント本体1の左右に設けた外筒部1Aと内筒部1Bとの
間に形成される挿入間隙2内に一端3a,3bを嵌入す
ることにより連結されている3本の連結パイプ3をジョ
イント本体1の挿入間隙2,2から脱挿することにより
ジョイント本体1に対する連結パイプ3の連結を解き、
バッグ本体21の上縁に設けた略鞘状の吊下片22から
取外す。このようにして連結状態が解かれた連結パイプ
3およびジョイント本体1は、柔軟性を有する材料によ
り形成されることにより折畳まれたバッグ本体21と一
緒にコンパクトに嵩張ることなく収納することができ、
携行するのに便利である。
【0027】図7は本発明の他の実施例であり、この実
施例は長さL2 が330mmと短い1本の連結パイプ3
と、長さL′1 が65mmと短い2個のジョイント本体
1,1とを用いて連結する。連結には対向して配置され
る2個のジョイント本体1,1の外筒部1A,1Aと内
筒部1B,1Bとの間に形成される挿入間隙2,2内に
連結パイプ3の左右の端部3a,3bを嵌入することに
より全体の接続長さLが約400mmと前記実施例より
も短く連結される。
【0028】上記説明は1ボックス型の乗用車やワゴン
型の乗用車の荷室Nに備える車載用吊りバッグの上縁の
開口部を保持する保持杆として使用する場合を代表的に
説明したが、このほか荷崩れ防止ネットやパーティショ
ンの一縁を保持するための保持杆として使用することも
できる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、使用時には連結
パイプをワンタッチ操作により迅速かつ確実に全体が所
望長さに接続することができ、例えば1ボックス型の乗
用車やワゴン型の乗用車の荷室に備える車載用吊りバッ
グの上縁の開口部を保持する保持杆として使用の途に供
することができるため、荷物をバッグ本体内に入れて人
目に触れることなく収納することができ、荷物の出し入
れが容易に行えるほか、荷崩れ防止ネットやパーティシ
ョンの一縁を保持するための保持杆として使用すること
ができる。また不使用時には連結パイプを嵩張らずにコ
ンパクトに分割することができる。そして連結パイプ自
体、および連結パイプの接続部個所が荷重や引張等に対
して強度が大きく構造堅牢に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパイプジョイント装置の一実施例を示
し、ジョイント本体の両端に連結パイプを接続した状態
を示す拡大断面図である。
【図2】同じく連結パイプの接続状態の一例を示す正面
図である。
【図3】同じくジョイント本体を用いて接続された連結
パイプを車載用吊りバッグの保持杆として使用した一使
用例を示す斜視図である。
【図4】同じく車載用吊りバッグの蓋片部を開いた状態
を示す断面図である。
【図5】同じく保持杆としての連結パイプを吊り下げる
のに使用する吊下部材を示す拡大側面図である。
【図6】同じく吊下部材を示す拡大平面図である。
【図7】同じく他のサイズの連結パイプとジョイント本
体とを用いた他の接続状態を示す第2実施例の正面図で
ある。
【符号の説明】
1 ジョイント本体 1A 外筒部 1B 内筒部 1C 圧縮剛性部 2 挿入間隙 3 連結パイプ 4 テーパ部 5 空洞部 6 抜き勾配 イ 長手方向 L 接続長さ L1 長さ L′1 長さ L2 長さ L′2 長さ L″2 長さ R 半径方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ、径が異なる数種類の連結パイプを
    所望本数連結して所望の接続長さに連結するパイプジョ
    イント装置にして、外筒部と内筒部とよりなる内外二重
    管構造のジョイント本体を形成し、該ジョイント本体の
    外筒部と内筒部との間に形成される挿入間隙内に連結パ
    イプの一端を抜き差し可能に嵌入することにより外筒部
    と内筒部とで連結パイプを内外から保持することを特徴
    としたパイプジョイント装置。
  2. 【請求項2】 前記ジョイント本体は、合成樹脂または
    金属により形成され、断面形状は長手方向の略中央に位
    置して半径方向に設けられる圧縮剛性部を境に左右対称
    形状の内外二重管構造に形成されることを特徴とする請
    求項1に記載のパイプジョイント装置。
  3. 【請求項3】 前記ジョイント本体の外筒部と、該外筒
    部内に設けられる内筒部とは開放された端部から内筒部
    が外筒部より奥まって内筒部よりも外筒部が2〜3倍程
    度の長さに形成されることを特徴とする請求項1または
    請求項2の何れかに記載のパイプジョイント装置。
  4. 【請求項4】 前記内筒部の外周には圧縮剛性部の左右
    に位置する厚肉部に向かって奥に行くにつれて上がり勾
    配のテーパ部が形成されたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項3の何れかに記載のパイプジョイント装置。
  5. 【請求項5】 前記内筒部の内周には奥に行くにつれて
    下り勾配の抜き勾配を有する空洞部が形成されたことを
    特徴とする請求項1または請求項3の何れかに記載のパ
    イプジョイント装置。
JP11707198A 1998-04-27 1998-04-27 パイプジョイント装置 Withdrawn JPH11310086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11707198A JPH11310086A (ja) 1998-04-27 1998-04-27 パイプジョイント装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11707198A JPH11310086A (ja) 1998-04-27 1998-04-27 パイプジョイント装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11310086A true JPH11310086A (ja) 1999-11-09

Family

ID=14702704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11707198A Withdrawn JPH11310086A (ja) 1998-04-27 1998-04-27 パイプジョイント装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11310086A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108910A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Konica Minolta Business Technologies Inc ギヤ
JP2009138843A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Yamahisa:Kk 管材のジョイント部材及び猫用の組立式遊戯具
WO2016047407A1 (ja) * 2014-09-22 2016-03-31 コンビ株式会社 乳母車および乳母車に用いられる筒状部材
WO2016047405A1 (ja) * 2014-09-22 2016-03-31 コンビ株式会社 乳母車および乳母車に用いられる筒状部材

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108910A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Konica Minolta Business Technologies Inc ギヤ
JP2009138843A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Yamahisa:Kk 管材のジョイント部材及び猫用の組立式遊戯具
WO2016047407A1 (ja) * 2014-09-22 2016-03-31 コンビ株式会社 乳母車および乳母車に用いられる筒状部材
WO2016047405A1 (ja) * 2014-09-22 2016-03-31 コンビ株式会社 乳母車および乳母車に用いられる筒状部材
JP2016064686A (ja) * 2014-09-22 2016-04-28 コンビ株式会社 乳母車および乳母車に用いられる筒状部材
JP2016064687A (ja) * 2014-09-22 2016-04-28 コンビ株式会社 乳母車および乳母車に用いられる筒状部材
CN106715237A (zh) * 2014-09-22 2017-05-24 康贝株式会社 婴儿车和用于婴儿车的筒状部件
KR20170058930A (ko) * 2014-09-22 2017-05-29 콤비 가부시키가이샤 유모차 및 유모차에 사용되는 통상 부재
KR20170063579A (ko) * 2014-09-22 2017-06-08 콤비 가부시키가이샤 유모차 및 유모차에 사용되는 통상 부재

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6899256B2 (en) Bag stabilizer
US6550654B1 (en) Cargo net assembly
JP2001510413A (ja) 荷物コンパートメント・カバーと物品支持アセンブリ
JP2009280197A (ja) 車両用カーゴネット
US5303805A (en) Luggage bag with collapsible inner frame and wheels
US20120234882A1 (en) Stowable storage net
CN212386411U (zh) 车辆货物区域盖总成
US6631946B1 (en) Stowable automotive seat assembly
US20210085046A1 (en) Expandable bag and an apparatus for expanding a bag
JPH11310086A (ja) パイプジョイント装置
US20020179663A1 (en) Retractable cargo area compartmentalizing device
CN105263758A (zh) 用于车辆行李空间的车身顶盖或分隔设备的支托件
JP4490360B2 (ja) 携帯バッグとして使用可能な車内装備ネット
US5797640A (en) Garment carrier
JP4150931B2 (ja) 車内用傘立て
JP2586715Y2 (ja) 自動車トノーカバーの保持手段
CN213322788U (zh) 一种用于车辆的垃圾袋保持装置及车辆
JP3049172U (ja) 車載用吊りバッグ
US20050145659A1 (en) Flip-up trunk space storage system
JP3372928B2 (ja) 自動2輪車用車載バッグ
JP3109203U (ja) 自転車用荷籠
JPH0311081Y2 (ja)
JP2000264133A (ja) 自動車の座席への固着手段、及び、該固着手段を利用した手荷物等の落下防止装置
JP2001238716A (ja) バッグ
JPH0534442Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705