JP4490360B2 - 携帯バッグとして使用可能な車内装備ネット - Google Patents

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本発明は、携帯バッグとして使用可能な車内装備ネットに関する。ここで、車内装備ネットとは、バンタイプ車両、ワゴンタイプ車両のように仕切られることなく連通しているキャビン(客室)とラゲッジルーム(荷物積載室)との仕切り機能、キャビンのインテリヤの向上及びラゲッジルーム積載物のキャビンへの荷崩れを防止する目的のために使用するものやセダンタイプのトランクの積み荷の荷崩れ防止に使用するものが代表的である。その他、適当な大きさを備えていれば、あらゆる車内装備ネットを使用することができる。
上記の最初に記したタイプの車内装備ネットは、本発明による改良部分を除き、例えば下記特許文献1により公知である。このネットは、キャビンとラゲッジルームとの仕切り機能、ラゲッジルーム積載物のキャビンへの荷崩れ防止機能を確保しつつ、キャビンからラゲッジルーム内の荷物の取り込みを簡単に行うことができるように工夫したものである。
実用新案登録第3057897号
本発明は、上記タイプの車内装備ネットに全く新しい機能を付与しようとするものである。すなわち、車から取り外して、携帯可能なバッグとして使用するというものである。このバッグは、当然、編み目の大きいネット生地からなるので、濡れた物を入れてもバッグを汚すことがない、等の性質を有し、行楽地に出かけて水泳や水遊びをした後の水着の収納などに最適なものとなる。
本発明は、車内装備ネットをバッグ形状とし、又その逆にバッグ形状から車内装備ネットに戻すことができるようにした車内装備ネットを提供することを目的とする。
本発明の、携帯バッグとして使用可能な車内装備ネットは、左右枠と、左枠の両端部及び右枠の両端部を平行に結ぶ2本の弾力紐と、前記左右枠及び前記2本の弾力紐で形成される長方形の中に設けたネットとからなる車内装備ネットにおいて、前記左右枠それぞれの両端部にフックが設けられていること、前記左右枠それぞれに取っ手が取り付けられていること、及び、前記弾力紐の中央付近に紐の長さ調節具が取り付けられていることを特徴とする。
本発明の車内装備ネットは、従来技術同様に、左右枠それぞれの両端部に設けられたフックを自動車側の専用リング等に引っかけることにより、キャビンとラゲッジルームとの仕切り機能、ラゲッジルーム積載物のキャビンへの荷崩れ防止機能を当然に有する。
本発明ではさらに、車から取り外して、携帯可能なバッグとして使用することができる。
このバッグは、編み目の大きいネット生地からなるので、濡れた物や汚れた物を入れてもバッグ内部を汚すことが少ない。仮にネットが汚れても、ネットを丸洗いすればよく、従来のバッグがほとんど洗濯できないのとは全く異なる。
また、このバッグは車内装備ネットを使用しているので、固定された開口部というものがなく、開口部の拡張や縮小が容易である。その結果、従来のバッグと異なり、収容対象物がバックに収容可能な大きさであるにも拘わらず開口部に入らないために収容できない、というような事態をなくすことができる。
また、本発明品は、もともと車内装備ネットであるので、車内でハンモック状にして荷物を収容していたときには、荷物を取り出さないでそのままバッグ形状にすることもでき、荷物の運搬が容易となる。
好ましくは、編み目は、両端が比較的に密で、中央に行くに従って粗くなるようにする。このようにすることにより、バッグとしたときに収容部を大きくすることができる。
紐の長さ調節具は、長さ調節ができるものであればどのようなものでもよい。例えば、次のようなものを使用することができる。これらはいずれも市販品を利用することができるので、製造の手間と費用を節約することができる。
(1)側部が側壁により閉鎖され、上下が開口となったほぼ楕円形のハウジングを有し、このハウジングの中で円板が移動可能に収容されているもの(下記実施例参照)。
(2)いわゆる「コードロック」と呼ばれるもの(例えば、特開2005−58583参照)。
(3)いわゆる「エイトカン(8環)」と呼ばれるもの(例えば、実用新案登録第2527339号参照)。
(4)ベルトなどの止め具である尾錠(例えば、特開平11−299507号参照)。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の1実施例に係る携帯バッグとして使用可能な車内装備ネット10の正面図である。
本発明の車内装備ネット10も、通常の車内装備ネットと同様に、強靱な布からなる左右枠11,12と、左枠の両端部と右枠の両端部を平行に結ぶ2本の弾力紐(例えば、ゴム紐)13,14とで形成される長方形の中に目の粗いネット15が張られている。また左右枠の両端部には取付リング16及びフック30が取り付けられており、このフック30を使用して自動車側の専用リング(図示せず)に引っかけることが可能である。
この実施例では、左右枠11,12の長さは、それぞれ約25cmで、自然状態の弾力紐13,14の長さは約76cmである。編み目は、両端が比較的に密で、中央に行くに従って粗くなる。例えば、両端部付近では1×1cm程度の四角の編み目であるのに対して、中央付近では、1辺が2cm程度の正6角形の編み目である。
本発明に特徴的なのは、左右枠11,12それぞれの中央付近に取っ手17,18が取り付けられていること、及び、弾力紐の中央付近に長さ調節具19,20が取り付けられていることである。両者とも、本発明を車内装備ネットとして車内で使用しているときには、使用する必要はない。
取っ手17,18は、強靱な布製で左右枠11,12にしっかりと固定されている。
長さ調節具19,20は、それ自体公知のもので、図4にその詳細を示すように、側部が側壁22,23により閉鎖され、上下が開口24,25となったほぼ楕円形のハウジング26を有する。このハウジング26の中に突起27付き円板28が移動可能に収容される。ハウジングの前後壁の片面には長孔29が設けられており、その長孔29に沿って前記突起27がスライド可能である。弾力紐13,14は、この円板28を周回する形で設定される。円板28の周縁にはギザギザが付けられているので、弾力紐13,14と接触するときの摩擦力を増やしている。
弾力紐13,14を縮めたいときには長さ調節具19,20の開放上端から引き出せばよい。円板28が上端に位置するときには、円板28と側壁22,23の間隔が広がるので、紐の引き出しは容易である。しかし、円板28を指で押し下げれば円板28と側壁22,23の間隔が狭まり、紐13,14の引き出しが困難となり、紐の位置が固定される。
この車内装備ネット10をバッグ形状とする操作について説明すると、図1の状態で車内に取り付けられていたネットを外し、図2に示すように、長さ調節具19,20から前後方向に弾力紐13,14を引き出す。この作業を続けると、最終的に図3に示すようなバッグとなる。この操作は、慣れれば10秒足らずでできるようになる。
この速成バッグの開口はネットの左右枠11,12により形成され、提げ手は左右枠の取っ手17,18により形成される。ネットの前後を構成していた弾力紐13,14は、左右に長く垂れ下がる。この垂れ下がった弾力紐13,14は、バッグとしての使用には差し障りがないが、気になるようであれば、例えば、左右枠に収容ポケット(図示せず)を設けて収納したり、面ファスナ(図示せず)等で一時的に押さえて固定することもできる。
また、左右枠11,12からなるバッグ開口部は、密閉はできないが、もともと行楽地での一時使用を目的として考案されたものであり、本体も粗めのネットであるから密閉は必要ないものと考えられる。しかし、もし必要があれば、左右枠に面ファスナや雌雄ボタン(図示せず)を取り付けて両者を接合することによりある程度の密閉は可能である。
上記説明から明らかなように、このバッグ10にはもともと固定された開口というものがなく、開口部の拡張や縮小が容易である。その結果、従来のバッグと異なり、収容対象物がバックに収容可能な大きさであるにも拘わらず開口部に入らないために収容できない、というようなことはない。
このバッグから再び車内装備ネットに戻すには、バッグ形状とするとするときの逆の操作をすればよい。すなわち、長さ調節具から突出する弾力紐を短くする方向に弾力紐を引っ張るだけでよい。
本発明の1実施例に係る携帯バッグとして使用可能な車内装備ネットの正面図である。 車内装備ネットから携帯バッグ状態に使用としている中間状態の正面図である。 携帯バッグ状態である車内装備ネットの側面図である。 本発明で使用する紐の長さ調節具の一例を示す正面図である。
符号の説明
10 車内装備ネット(バッグ)
11,12 左右枠
13,14 弾力紐
15 ネット
16 リング
17,18 取っ手
19,20 調節具
26 ハウジング
27 突起
28 円板
29 長孔
22,23 側壁
24,25 開口

Claims (6)

  1. 左右枠(11,12)と、左枠(11)の両端部及び右枠(12)の両端部を平行に結ぶ2本の弾力紐(13,14)と、前記左右枠(11,12)及び前記2本の弾力紐(13,14)で形成される長方形の中に設けたネット(15)とからなる車内装備ネットにおいて、
    前記左右枠(11,12)それぞれの両端部にフック(30)が設けられていること、
    前記左右枠(11,12)それぞれに取っ手(17,18)が取り付けられていること、及び
    前記弾力紐(13,14)の中央付近に紐の長さ調節具(19,20)が取り付けられていること
    を特徴とする、携帯バッグとして使用可能な車内装備ネット。
  2. 前記ネット(15)の編み目が、両端が比較的に密で、中央に行くに従って粗くなっている請求項1記載の車内装備ネット。
  3. 前記紐の長さ調節具(19,20)が、側部が側壁(22,23)により閉鎖され、上下が開口(24,25)となったほぼ楕円形のハウジング(26)を有し、このハウジングの中で円板(28)が移動可能に収容されているものである請求項1又は2記載の車内装備ネット。
  4. 前記紐の長さ調節具(19,20)が、コードロックである請求項1又は2記載の車内装備ネット。
  5. 前記紐の長さ調節具(19,20)が、エイトカン(8環)である請求項1又は2記載の車内装備ネット。
  6. 前記紐の長さ調節具(19,20)が、尾錠である請求項1又は2記載の車内装備ネット。
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