JP6357692B2 - 車両のバンパカバー取付け構造 - Google Patents
車両のバンパカバー取付け構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6357692B2 JP6357692B2 JP2014100310A JP2014100310A JP6357692B2 JP 6357692 B2 JP6357692 B2 JP 6357692B2 JP 2014100310 A JP2014100310 A JP 2014100310A JP 2014100310 A JP2014100310 A JP 2014100310A JP 6357692 B2 JP6357692 B2 JP 6357692B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper cover
- main body
- vehicle
- mounting structure
- attachment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
請求項3の発明によると、バンパカバー付属部には、そのバンパカバー付属部の被係合部にバンパカバー本体部の係合部が掛けられた状態から前記バンパカバー本体部を前記ボディに取付けられる位置までガイド可能なガイド部が設けられていることを特徴とする。このため、バンパカバー付属部に吊り支持されたバンパカバー本体部をボディに対する取付け位置までスムーズに移動させることができる。
以下、図1から図12に基づいて本発明の実施形態1に係る車両のバンパカバー取付け構造について説明する。本実施形態に係る車両のバンパカバー取付け構造は、図1に示すように、ワンボックス車両10のボディ12の後部にリヤバンパカバー20を取付けるための構造である。ここで、図中における前後左右、及び上下は前記ワンボックス車両10の前後左右、及び上下に対応している。
リヤバンパカバー20の取付け構造について説明する前に、図1に基づいて、ワンボックス車両10のボディ12の概要について簡単に説明する。ワンボックス車両10のボディ12の後部には荷物の積み下ろし等に使用されるドア開口部12hが形成されており、そのドア開口部12hがバックドア(図示省略)により開閉可能に構成されている。ボディ12のドア開口部12hの下辺部分には左右方向に延びる横梁部12y(図示省略)が設けられており、その横梁部12yの左右両側にドア開口部12hを構成する左右の後端支柱部12zが立設されている。また、ボディ12の後部の左右側面にはリヤホイールハウス12aを備えるリヤフェンダパネル12f等が設けられている。そして、ボディ12の横梁部12yと、左右の後端支柱部12zの下部と、リヤフェンダパネル12fの下部とがリヤバンパカバー20により覆われている。
リヤバンパカバー20は、図1、図2に示すように、ボディ12の横梁部12yからリヤフェンダパネル12fの下部までを覆うバンパカバー本体部22と、そのバンパカバー本体部22の左右両側で起立して左右の後端支柱部12zの下部をそれぞれ覆うバンパカバー付属部30とから構成されている。バンパカバー本体部22は、リヤフェンダパネル12fの下部を覆う左右の側板部22f,22rと、ボディ12の横梁部12yを覆う後端板部22bとにより平面略コ字形に形成されている。そして、バンパカバー本体部22の後端板部22bと左右の側板部22f,22rとの境界位置上部に、図4等に示すように、バンパカバー付属部30との連結に使用される平板状凸部25が設けられている。また、バンパカバー付属部30の下端部には、バンパカバー本体部22の平板状凸部25が嵌め込まれる凹部35が設けられている。そして、バンパカバー付属部30の凹部35にバンパカバー本体部22の平板状凸部25が嵌め込まれた状態で、図1に示すように、バンパカバー付属部30の意匠面30eとバンパカバー本体部22の意匠面22eとが連続するようになる。
バンパカバー付属部30は、意匠面30eを備える主要装飾部32と、その主要装飾部32の下側に設けられた前記凹部35から構成されている。そして、バンパカバー付属部30の主要装飾部32における意匠面30e以外の部分がボディ12の後端支柱部12zに対して複数個所でボルト止めされる。これにより、バンパカバー付属部30はボディ12の後端支柱部12zの所定位置に固定される。ここで、左右のバンパカバー付属部30は左右対称に形成されているため、代表して右側のバンパカバー付属部30の凹部35について説明する。
バンパカバー本体部22の平板状凸部25は、上記したバンパカバー付属部30の凹部35に嵌め込まれる部分である。バンパカバー本体部22の平板状凸部25は、図5に示すように、バンパカバー本体部22の上端位置で内側に一定幅で突出するように形成された内フランジ部25fを備えている。そして、内フランジ部25fの左右方向における略中央位置には、前方に突出するように形成された係合部250が設けられている。さらに、内フランジ部25fには、係合部250の左側と右側とに左爪部253と右爪部255とが設けられている。平板状凸部25の係合部250は、上記したように、バンパカバー付属部30の凹部35の中央開口353cに通される部分であり、図5に示すように、先細の帯板状に形成されている。そして、係合部250の幅寸法が中央開口353cの幅寸法とほぼ等しい値に設定されている。また、係合部250の先端部分には、バンパカバー付属部30の凹部35に形成された被係合部357に掛けられる角形開口251が形成されている。
次に、リヤバンパカバー20の取付け手順について説明する。リヤバンパカバー20の取付けでは、先ず、左右のバンパカバー付属部30をボディ12の左右の後端支柱部12zの所定位置にそれぞれボルト止めする。次に、図4、図6、図7に示すように、バンパカバー本体部22の左右の平板状凸部25に設けられた係合部250の角形開口251を左右のバンパカバー付属部30(凹部35)の被係合部357にそれぞれ掛けるようにする。この状態で、バンパカバー本体部22は、ボディ12の後部において左右のバンパカバー付属部30に吊り支持される。これにより、作業者はバンパカバー本体部22を手前側(後側)に引いて、図3、及び図9の二点鎖線に示すように、バンパカバー本体部22を傾け、ボディ12の横梁部12yから離せるようになる。これにより、バンパカバー本体部22の裏側で電線のコネクタ接続、及び部品の取付け等を行えるようになる。
本実施形態に係るリヤバンパカバー取付け構造によると、左右のバンパカバー付属部30がボディ12に取付けられた後、それらのバンパカバー付属部30によってバンパカバー本体部22が吊り支持される。これにより、バンパカバー本体部22の内側に部品等を取付けることが可能になる。即ち、作業者はバンパカバー付属部30を単独でボディ12に取付けた後、バンパカバー本体部22を仮支持し、さらにボディ12に取付ける構成のため、従来のように、バンパカバー本体部22とバンパカバー付属部30とを一体で取り扱う場合と比較して作業者の負担軽減を図ることができる。さらに、リヤバンパカバー20をボディ12に取付ける前にバンパカバー本体部22とバンパカバー付属部30とを一体化する工程が不要になるため、リヤバンパカバー20の取付け効率が向上する。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、バンパカバー本体部22(平板状凸部25)の係合部250を先細の帯板状に形成し、先端部分の角形開口251をバンパカバー付属部30(凹部35)の被係合部357に掛ける例を示した。さらに、バンパカバー本体部22をボディ12に取付ける際に、係合部250をバンパカバー付属部30(凹部35)の中央開口353cに通す例を示した。しかし、例えば、バンパカバー本体部22(平板状凸部25)の係合部250を変形自在な紐状に形成してバンパカバー付属部30(凹部35)の被係合部357に掛けるようにし、バンパカバー付属部30(凹部35)の中央開口353cを省略することも可能である。
12・・・・ボディ
20・・・・リヤバンパカバー
22・・・・バンパカバー本体部
250・・・係合部
251・・・角形開口
30・・・・バンパカバー付属部
35・・・・凹部(ガイド部)
357・・・被係合部
353c・・中央開口(開口)
357k・・傾斜面(ガイド部)
Claims (5)
- バンパカバー本体部と、そのバンパカバー本体部の車幅方向における両端部に配置される左右のバンパカバー付属部とから構成されるバンパカバーを車両のボディの後部に取付ける車両のバンパカバー取付け構造であって、
前記左右のバンパカバー付属部は、前記バンパカバー本体部の上側で、そのバンパカバー本体部と共に前記バンパカバーの意匠面を構成しており、
前記左右のバンパカバー付属部には、前記バンパカバー本体部の左右両側に設けられた係合部がそれぞれ掛けられる被係合部が設けられており、
前記左右のバンパカバー付属部が前記ボディに取付けられた状態で前記被係合部に前記係合部が掛けられることで、前記バンパカバー本体部が前記ボディに対する取付け位置から後側に離れた位置で前記左右のバンパカバー付属部に吊り支持され、前記バンパカバー本体部を前記ボディからさらに離れるように後側に引いて傾けることができる構成であることを特徴とする車両のバンパカバー取付け構造。 - 請求項1に記載された車両のバンパカバー取付け構造であって、
前記バンパカバー付属部と前記バンパカバー本体部とが前記ボディに取付けられた状態で、前記バンパカバー付属部の意匠面と前記バンパカバー本体部の意匠面とが連続した状態に保持されることを特徴とする車両のバンパカバー取付け構造。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された車両のバンパカバー取付け構造であって、
前記バンパカバー付属部には、そのバンパカバー付属部の被係合部に前記バンパカバー本体部の係合部が掛けられた状態から前記バンパカバー本体部を前記ボディに取付けられる位置までガイド可能なガイド部が設けられていることを特徴とする車両のバンパカバー取付け構造。 - 請求項3に記載された車両のバンパカバー取付け構造であって、
前記ガイド部は、前記バンパカバー本体部の係合部が通される開口と、その開口に通される前記係合部を下から支えてガイドする傾斜面とを備えていることを特徴とする車両のバンパカバー取付け構造。 - 請求項4に記載された車両のバンパカバー取付け構造であって、
前記ガイド部の傾斜面は、前記バンパカバー付属部の被係合部に形成されていることを特徴とする車両のバンパカバー取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014100310A JP6357692B2 (ja) | 2014-05-14 | 2014-05-14 | 車両のバンパカバー取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014100310A JP6357692B2 (ja) | 2014-05-14 | 2014-05-14 | 車両のバンパカバー取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015217699A JP2015217699A (ja) | 2015-12-07 |
JP6357692B2 true JP6357692B2 (ja) | 2018-07-18 |
Family
ID=54777483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014100310A Active JP6357692B2 (ja) | 2014-05-14 | 2014-05-14 | 車両のバンパカバー取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6357692B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0567555U (ja) * | 1992-02-25 | 1993-09-07 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 自動車艤装品取付装置 |
JPH11348693A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-21 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車用合成樹脂部材の固定方法 |
JP2003011751A (ja) * | 2001-04-24 | 2003-01-15 | Araco Corp | 車体への部品組付け構造 |
JP4065819B2 (ja) * | 2003-08-27 | 2008-03-26 | 本田技研工業株式会社 | バンパ構造 |
JP4620692B2 (ja) * | 2007-01-24 | 2011-01-26 | 本田技研工業株式会社 | バンパ位置決め構造 |
JP5251134B2 (ja) * | 2008-01-15 | 2013-07-31 | トヨタ車体株式会社 | リヤバンパの取付構造及び取付方法 |
-
2014
- 2014-05-14 JP JP2014100310A patent/JP6357692B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015217699A (ja) | 2015-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5653526B2 (ja) | 車両前部構造及び車両の製造方法 | |
JP2009137374A (ja) | 車体構造 | |
JP2005132272A (ja) | バッテリカバーの押え構造 | |
JP6131328B2 (ja) | 車体バンパ構造 | |
JP6357692B2 (ja) | 車両のバンパカバー取付け構造 | |
JP6412808B2 (ja) | 摺動プロテクタ | |
JP6260018B2 (ja) | ハーネスプロテクタ | |
JP6056732B2 (ja) | スライドシート用ワイヤハーネスの配索装置 | |
WO2019003793A1 (ja) | 車体前部構造 | |
JP4448832B2 (ja) | 車両用フロントグリル構造 | |
JP6432733B2 (ja) | 車両用リヤゲート | |
JP6060436B2 (ja) | 車両のバッテリ取付け構造 | |
JP2013184662A (ja) | カメラカバー | |
JP5067139B2 (ja) | 自動車の前部構造 | |
JP2000264145A (ja) | 車両用バンパーの支持構造 | |
JP4990986B2 (ja) | テールライト構造 | |
JP5698174B2 (ja) | 車両用内装材 | |
JP5632707B2 (ja) | コンソールボックス | |
JP6794743B2 (ja) | 車両の支柱構造 | |
JP2008296845A (ja) | バンパー取付構造 | |
JP2017013535A (ja) | ピラーガーニッシュに対するスカッフプレートの取付構造 | |
JP5028141B2 (ja) | ステップガーニッシュ取り付け構造 | |
JP5178174B2 (ja) | ワイヤハーネス用プロテクタ | |
JP7154695B2 (ja) | ピラーガーニッシュ | |
JP6714653B2 (ja) | 車両前部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161024 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170801 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180515 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180528 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6357692 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |