JPH11348693A - 自動車用合成樹脂部材の固定方法 - Google Patents

自動車用合成樹脂部材の固定方法

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Publication number
JPH11348693A
JPH11348693A JP16101298A JP16101298A JPH11348693A JP H11348693 A JPH11348693 A JP H11348693A JP 16101298 A JP16101298 A JP 16101298A JP 16101298 A JP16101298 A JP 16101298A JP H11348693 A JPH11348693 A JP H11348693A
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JP
Japan
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synthetic resin
resin member
opening
bracket
fixing
Prior art date
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Application number
JP16101298A
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English (en)
Inventor
Yoshio Harigai
義雄 針谷
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取付け精度を高めることのできる自動車用合成
樹脂部材の固定方法を提供する。 【解決手段】バンパ表皮10のフランジ部14の裏面に
ブラケット20を固定する。ガーニッシュ50の下端5
0cの第2突出部52、第3突出部53を、フランジ部
14の第6開口部16に挿通し、フランジ部14側の第
1突出部15の規制面15aに、第2突出部52の当接
面52aを当接させて、バンパ表皮10の表面10aに
対するガーニッシュ50の表面50aの位置決めを行
う。また、第1突出部15の裏面とブラケット20の座
面25aとの間に第3突出部53を挟み込んで、バンパ
表皮10に対するガーニッシュ50の上下方向の位置決
めをし、バンパ表皮10の上端10cとガーニッシュ5
0の下端50cとの間隙を一定にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体に合
成樹脂部材を固定するための自動車用合成樹脂部材の固
定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車に取り付けられる合成樹
脂製のバンパを車体に固定するためのバンパの固定部を
補強する目的で、ブラケットを用いる技術が知られてい
る。
【0003】この固定方法は、例えば車体の後部に取り
付けられるリヤバンパにおいて、その左右両端が車体の
左側部及び右側部に各々回り込むサイド部の前部上端に
内側に向けて略水平な固定部となるフランジ部を設け、
このフランジ部に金属製のブラケットを固定し、更にブ
ラケットを車体に固定することで、バンパのサイド部を
車体に固定している。
【0004】この金属製のブラケットによってバンパの
フランジ部の剛性を高めて車体に対するバンパの取付け
を強固なものとしている。この際、バンパのフランジ部
に対するブラケットの取付けは、一般に、フランジ部と
ブラケットとの各々の対応する位置に複数の透孔を穿孔
し、フランジ部にブラケットを重ねるようにして各々の
透孔の相対位置を合わせ、しかる後、これら透孔に複数
のクリップやリベットを挿入してフランジ部にブラケッ
トを固定することで行っている。
【0005】一方、他の方法は図11に示すように、バ
ンパのバンパ表皮1のサイド部の前部上端1aに連続す
るようにホイールアーチに取り付けられるガーニッシュ
2を配置することがあり、ガーニッシュ2を、クリッ
プ、両面テープ、スクリュー或いはポップリベット等に
よって車体3の所定位置に固定ことが知られている。
【0006】このように、ガーニッシュ2を車体3に固
定したときに、その表面2bと、バンパ表皮1のサイド
部の表面1bとが滑らかに連続するように、更にガーニ
ッシュ2の後部下端2aとサイド部の前部上端1aとの
間の分割幅wが一定になるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者によると、バンパのサイド部のフランジ部にブラケッ
トを固定するために複数のクリップやリベットを使用す
るため、部品点数が多くなり、固定作業が煩雑で多くの
作業工数を要し製造コストの増大を招き、また、リベッ
トを使用した場合は、バンパをリサイクルすべくバンパ
を取り外す際にバンパが破損してリサイクルが不可能に
なることが懸念される。
【0008】一方、上記後者によると、バンパのサイド
部に対するガーニッシュの位置決めに作業者の感と熟練
を要し、またバンパ表皮のサイド部の表面とガーニッシ
ュの表面とが滑らかに連続しない、即ち段差状になった
り、ガーニッシュの後部下端とバンパ表皮の前部上端と
の間の分割幅が不均一になるおそれがある。
【0009】従って、かかる点に鑑みてなされる本発明
の第1の目的は、合成樹脂部材にブラケットを固定する
際の部品点数を減らして固定作業を簡単にして組立工数
を低減すると共に、合成樹脂部材のリサイクルを可能と
する自動車用合成樹脂部材の固定方法を提供することに
ある。
【0010】また、本発明の第2の目的は、相互の合成
樹脂部材を精度よく位置決め固定する自動車用合成樹脂
部材の固定方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の自動車用合成樹脂部材の固定方法は、合成
樹脂部材にブラケットを取り付け、該ブラケットを車体
に固定することによって上記合成樹脂部材を車体に位置
決め固定する自動車用合成樹脂部材の固定方法におい
て、第1開口部と第2開口部とを有する合成樹脂部材に
対して、該合成樹脂部材の上記第1開口部及び第2開口
部に各々対応する係止部と第3開口部とを有する上記ブ
ラケットを密着させて上記第1開口部に上記係止部を挿
通させる第1工程と、上記合成樹脂部材とブラケットと
の密着状態を維持しつつ上記合成樹脂部材に対して上記
ブラケットをスライドさせて上記係止部を上記第1開口
部に係合させると共に、上記合成樹脂部材側の第2開口
部に上記ブラケットの第3開口部を一致させて、上記合
成樹脂部材と上記ブラケットの相対位置決めする第2工
程と、該第2工程によって一致された上記第2開口部と
上記第3開口部とに締結具を挿通させて上記合成樹脂部
材に上記ブラケットを固定する第3工程とを備えたこと
を特徴とする。
【0012】この請求項1の発明によると、合成樹脂部
材側の第1開口部に、ブラケット側の係止部を挿通させ
る第1工程により、合成樹脂部材に対するブラケットの
表裏方向の相対位置決めを行うことができ、これにより
合成樹脂部材に対して相互に直交する3方向に自由度を
有するブラケットの1方向の自由度を規制することがで
きる。
【0013】次の第2工程により、第1開口部に係止部
が係合されるので、合成樹脂部材に対してブラケットを
仮固定することができる。このとき、合成樹脂部材側の
第2開口部とブラケット側の第3開口部とが一致する。
そして、第3工程で、これら第2開口部及び第3開口部
に締結具を貫通させて合成樹脂部材に対してブラケット
を固定することで、ブラケットの残りの2方向の自由度
を規制することができ、ブラケットを合成樹脂部材の所
定の位置に位置決め固定することができる。
【0014】このように、ブラケット側に、合成樹脂部
材側の第1開口部に係合可能な係止部を設けることで、
単一の締結部材で固定でき、部品点数の削減及び固定作
業の簡素化が得られる。また締結部材として例えば合成
樹脂製クリップを用いることによって合成樹脂部材から
ブラケットを取り外すときにクリップが壊れるため合成
樹脂部材が破損されることはなく、従って合成樹脂部材
のリサイクルが可能となる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1の自動
車用合成樹脂部材の固定方法において、上記合成樹脂部
材と上記ブラケットとが各々上記第2工程において相互
に一致する第4開口部と第5開口部とを有し、上記第4
開口部と上記第5開口部とに締結部材を挿通し、該締結
部材によって上記合成樹脂部材を上記ブラケットと前記
車体との間に挟み込むようにして締結固定する第4工程
を備えたことを特徴とする。
【0016】この請求項2の発明によると、第4工程に
より、ブラケットを介して合成樹脂部材を車体に締結固
定することができるので、ブラケットを車体に直接的に
固定する場合に比して、固定強度を高めることができ
る。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2の自動車用合成樹脂部材の固定方法において、上記合
成樹脂部材は、バンパ表皮であることを特徴とする。こ
の請求項3の発明は、請求項1及び1の発明を具体化し
たものであり、バンパ表皮を効率的に車体に取り付ける
ことが得られる。
【0018】請求項4に記載の自動車用合成樹脂部材の
固定方法は、第1合成樹脂部材に対して第2合成樹脂部
材を位置決め固定する自動車用合成樹脂部材の固定方法
において、上記第2合成樹脂部材から上記第1合成樹脂
部材側に向けて突設された位置決め部を有し、該位置決
め部を上記第1合成樹脂部材の背面に当接させることで
上記第1合成樹脂部材の第1表面と上記第2合成樹脂部
材の第2表面との段差を規制する位置決め工程を備えた
ことを特徴とする。
【0019】この請求項4の発明によると、第2合成樹
脂部材の位置決め部を第1の合成樹脂部材の背面に当接
させることで、両者の表面の位置決めを行うことにより
位置決め精度を高めることができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項4の自動
車用合成樹脂部材の固定方法において、上記第1合成樹
脂部材が上記背面から上記第1表面に略直角方向に突出
された第1突出部を有し、上記第2合成樹脂部材の上記
位置決め部は上記第2表面に略平行な第2突出部と該第
2突出部の先端から上記第2表面に向けて略直角に屈曲
された第3突出部とを有し、上記位置決め工程におい
て、上記第3突出部を、上記第1突出部の裏面側に配置
した後、上記第2突出部を上記第1突出部に当接させる
ことを特徴とする。
【0021】この請求項5の発明は、請求項4の発明
を、構成的に具体化したものである。即ち、第3突出部
を、第1突出部の裏面側に配置した後、第2突出部を第
1突出部に当接させることで、第1合成樹脂部材の表面
と第2合成樹脂部材の表面との位置精度を向上させる。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項4の自動
車用合成樹脂部材の固定方法において、上記第1合成樹
脂部材が上記背面から上記第1表面に略直角方向に突出
された第1突出部を有し、上記第2合成樹脂部材の上記
位置決め部は上記第2表面に略平行な第2突出部と該第
2突出部の先端から上記第2表面に略直角に屈曲された
第3突出部とを有し、上記位置決め工程において、上記
第3突出部を、上記第1突出部の裏面側に配置した後、
上記第3突出部の先端を上記第1合成樹脂部材の背面に
当接させることを特徴とする。
【0023】この請求項6の発明は、請求項4の発明
を、構成的に具体化したものである。即ち、第3突出部
を第1突出部の裏面側に配置した後、第3突出部の先端
を第1合成樹脂部材の背面に当接させることで、第1合
成樹脂部材の表面と第2合成樹脂部材の表面との位置精
度を向上させている。
【0024】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6の自動車用合成樹脂部材の固定方法において、上記位
置決め工程において、上記第1合成樹脂部材の上記第1
突出部の裏面に、上記第2合成樹脂部材の上記第3突出
部の表面側を当接させて上記第1合成樹脂部材の端部と
上記第2合成樹脂部材の端部との間隔を規制することを
特徴とする。
【0025】この請求項7の発明によると、第1合成樹
脂部材と第2合成樹脂部材の端部の間隔を、第1合成樹
脂部材の第1突出部の裏面に、第2合成樹脂部材の第3
突出部の表面側を当接させることで規制しているので、
その間隔を精度よく一定に保つことができる。
【0026】請求項8に記載の発明は、請求項4〜7の
合成樹脂部材の固定方法において、上記位置決め工程の
前に、上記第1突出部を有するフランジ部にブラケット
を取り付けるブラケット取付け工程を備え、該ブラケッ
ト取付け工程が、上記第1開口部と第2開口部とを有す
る上記第1合成樹脂部材に対して、第1合成樹脂部材の
上記第1開口部と第2開口部に各々対応する係止部と第
3開口部とを有する上記フランジを密着させて、上記第
1開口部に上記係止部を挿通させる第1工程と、上記第
1樹脂部材とフランジ部の密着状態を維持しつつ上記第
1合成樹脂部材に対して上記ブラケットをスライドさせ
て上記係止部を上記第1開口部に係合させると共に、上
記第1合成樹脂部材の第2開口部に上記ブラケットの第
3開口部を一致させて、上記第1合成樹脂部材に対して
上記ブラケットを位置決めする第2工程と、該第2工程
によって一致された上記第2開口部と上記第3開口部と
に締結部材を挿通させて上記第1合成樹脂部材に上記ブ
ラケットを固定する第3工程とを備えたことを特徴とす
る。
【0027】この請求項8の発明によると、ブラケット
によって補強された第1合成樹脂部材に対して、第2合
成樹脂部材が位置決め固定されるので、第1合成樹脂部
材及び第2合成樹脂部材の各々の表面の位置精度及び相
互の間隔の精度をさらに高めることができる。
【0028】請求項9に記載の発明は、請求項8の自動
車用合成樹脂部材の固定方法において、上記位置決め工
程において、上記第1合成樹脂部材側の上記第1突出部
の裏面と、該裏面に所定間隙を介して対面する上記ブラ
ケットの座面との間に、上記第2合成樹脂部材側の第3
突出部を挿入し、上記座面によって上記第3突出部を上
記第1突出部の裏面に押圧することを特徴とする。
【0029】この請求項9の発明によると、ブラケット
の座面によって、第2合成樹脂部材の第3突出部を、第
1合成樹脂部材の第1突出部の裏面に押圧するので、第
1合成樹脂部材と第2合成樹脂部材の間隔の精度を更に
一層高めることができる。
【0030】請求項10に記載の発明は、請求項9の自
動車用合成樹脂部材の固定方法において、上記第1合成
樹脂部材と上記ブラケットとが各々上記第2工程におい
て相互に一致する第4開口部と第5開口部とを有し、上
記第4開口部と上記第5開口部とに締結部材を挿通し、
該締結部材によって上記第1合成樹脂部材を上記ブラケ
ットと車体との間に挟み込むようにして締結固定する第
4工程を、上記ブラケット取付け工程の後でかつ上記位
置決め工程の前に設けることを特徴とする。
【0031】この請求項10の発明によると、ブラケッ
トを介して車体に位置決め固定された第1合成樹脂部材
に対して、第2合成樹脂部材を位置決め固定することが
できるので、第1合成樹脂部材を補強し、また、車体を
基準とした第1合成樹脂部材及び第2合成樹脂部材の取
り付け位置精度の向上、従って、第1合成樹脂部材に対
する第2の成樹脂部材の相対位置精度を向上させること
ができる。
【0032】請求項11に記載の発明は、請求項4から
10の自動車用合成樹脂部材の固定方法において、上記
第1合成樹脂部材は、バンパ表皮であり、第2合成樹脂
部材は、ガーニッシュであることを特徴とする。
【0033】この請求項11の発明は、請求項4〜10
の発明を具体化したものであって、バンパ表皮及びガー
ニッシュの相対位置の精度を高めることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明による自動車用合成
樹脂部材の固定方法の実施形態を図によって説明する。
【0035】(第1実施形態)本実施形態に係る合成樹
脂部材の固定方法を、合成樹脂部材がバンパ表皮の場合
を例に図1乃至図6によって説明する。なお、本実施形
態は請求項1から請求項3に対応するものである。
【0036】図1は、自動車等の車体に装着するバンパ
のバンパ表皮10の一部、換言するとリヤバンパのサイ
ド部の前部上端と、ブラケット20と、締結具となるク
リップ30を示す分解斜視図、図2は図1の要部拡大
図、図3はバンパ表皮10にブラケット20を固定した
状態の上面図、図4は同じく側面図、図5は図4のA−
A線断面図、図6は図4のB部の部分拡大図である。な
お図中矢印X方向は車体前方方向を示している。
【0037】これら各図に示すバンパ表皮10は、合成
樹脂によって形成されると共に、車体40への装着時
に、外側を向く表面10aと、内側、即ち車体側を向く
背面10bを有し、背面10bには、内側に向けて平板
状のフランジ部14が突設されている。
【0038】フランジ部14には、第1開口部11、第
2開口部12、第4開口部13が形成され、第1開口部
11は、後述するブラケット20の係止部21が挿通さ
れる矩形の透孔11aと、係止部21が係合される段付
部11bとを有している。また、第2開口部12はクリ
ップ30が挿通される円形の透孔であり、第4開口部1
3は、後述の締結部材であるボルト31が挿通される開
口部であってバンパ表皮10の長手方向、即ち車体前後
方向に沿って長い長孔である。
【0039】ブラケット20は、全体して略板状に形成
された金属製の部材であり、その周縁部には、全周にわ
たって補強用フランジ24が形成されている。ブラケッ
ト20には、上記フランジ部14の第1開口部11、第
2開口部12、第4開口部13に各々対応して係止部2
1、第3開口部22、第5開口部23が形成されてい
る。
【0040】係止部21は、ブラケット20の一部を切
り起こしてL字形に突出形成されており、上記フランジ
部14の第1開口部11に開口する透孔11aに挿通さ
れ、また、段付部11bに対して係合可能に形成されて
いる。第3開口部22は、上記第2開口部12と同様、
クリップ30が挿通される円形の透孔であり、第5開口
部23は、上記第4開口部13と同形の長孔である。
【0041】クリップ30は、合成樹脂によって形成さ
れており、上記第2開口部12及び第3開口部22に挿
通されて、バンパ表皮10のフランジ部14にブラケッ
ト20を固定するものである。クリップ30は、その先
端が、第2開口部12及び、第3開口部22を通過する
際には、これら開口部12、22と同径或いは小径にに
縮径され、通過後には拡径してブラケット20をバンパ
表皮10に固定するものである。
【0042】続いて、上記バンパ表皮10のフランジ部
14に、ブラケット20を固定する方法、即ち第1工程
から第4工程について説明する。
【0043】先ず、第1工程おいて、バンパ表皮10の
フランジ部14の裏面側に、ブラケット20の表面側を
密着させて、第1開口部11の透孔11aに下方から係
止部21を挿通させる。この第1工程終了時には、第2
開口部12と第3開口部22とは相対位置が少しずれて
おり、同様に、第4開口部13と第5開口部23も少し
ずれている。なお、このズレ量は、次に説明する第2工
程におけるブラケット20のスライド移動量と略同じで
ある。
【0044】続いて、第2工程おいて、フランジ部14
の裏面にブラケット20の表面を密着させた状態を維持
しつつフランジ部14に対してブラケット20を図2、
図3、図6中の矢印K1方向にスライド移動させて、係
止部21を第1開口部11の段付部11bに係合させ
る。この係合により、ブラケット20側の第3開口部2
2と第5開口部23とは、各々フランジ部14の第2係
合部12と第4係合部13とに一致する。
【0045】上記段付部11bに対する係止部21の係
合によって、フランジ部14にブラケット20が仮固定
される。この仮固定により、作業者がブラケット20を
支持保持する必要がなくなるので、作業の簡素化が得ら
れる。
【0046】続いて第3工程において、第2開口部12
と第3開口部22とにクリップ30を貫通させて、フラ
ンジ部14に対するブラケット20の固定が完了する。
このように、フランジ部14側に段付部11bを設け、
段付部11bに係合可能な係止部21をブラケット20
側に設けることにより、フランジ部14にブラケット2
0を固定する際に、従来、2本以上必要であったクリッ
プ或いはリベットが1本ですみ、部品点数の低減を図る
ことができ、またブラケット20の固定作業が簡略化さ
れ、組立工数の低減が得られる。
【0047】第4工程において、ブラケット20の裏面
側から第5開口部23と第4開口部13とに締結部材と
してのボルト31を挿通し、スクリューグロメット32
(図5参照)を介して、車体40のリヤクォータパネル
41に形成されたホイルアーチ42にフランジ部14及
びブラケット20を締結する。
【0048】この第4工程により、ブラケット20を介
してバンパ表皮10を車体40に締結固定することがで
きるので、ブラケット20を車体40に直接的に固定す
る場合に比して固定強度を高めることができる。更にボ
ルト31が挿通されるフランジ部14側の第4開口部1
3及びブラケット20側の第5開口部23が上記のよう
にバンパ表皮10の長手方向に沿って長い長孔に形成さ
れているので、バンパ表皮10の熱による伸縮を許容す
ることができ、バンパ表皮10に無理な負荷が作用しな
い。
【0049】(第2実施形態)次に、第2実施形態に係
る自動車用合成樹脂部材の固定方法について、第1合成
樹脂部材がバンパ表皮であり、第2合成樹脂部材がガー
ニッシュの場合を例に図7乃至図10によって説明す
る。なお、本実施形態は、主に、請求項4から請求項1
1に対応するものである。
【0050】本実施の形態は、上記第1実施形態実施を
基礎として、更に発展させたものである。従って、第1
実施形態と同様の構成、作用の部材等、及び同様の工程
については同一符号を付してその重複説明を適宜省略
し、第1実施形態と異なる点を主に説明する。
【0051】図7は、バンパのバンパ表皮10の前部上
端と、ブラケット20と、リヤクォータパネル41のホ
イールアーチ42に沿って円弧状に設けられるガーニッ
シュ50の後部下端を示す分解斜視図、図8は図7のC
−C線断面図、図9は図8のD部の拡大図、図10は、
本実施の形態が適用される個所を示す分解斜視図であ
る。
【0052】本実施形態は、図10に示すように、車体
40の後部に取り付けられるリヤバンパのバンパ表皮1
0のサイド部の前部上端に適用され、本実施の形態は、
バンパ表皮10のサイド部の前部上端のフランジ部14
を、ブラケット20を介して、車体40に固定し、更
に、車体40に固定されたフランジ部14に、ガーニッ
シュ50の後部下端を固定するものであり、このときの
バンパ表皮10とガーニッシュ50との取り付け位置精
度を高めることを主目的としている。
【0053】バンパ表皮10は、図7に示すように、背
面10b側のフランジ部14に、略長方形状の開口部1
6を開口することによって、第1突出部15を形成し、
第1突出部15の先端には、バンパ表皮10の表面10
aと略平行な、長さaの規制面15aが形成されてい
る。またバンパ表皮10の裏面10bから規制面15a
までの奥行き寸法は略bに設定されている。
【0054】ブラケット20は、上記第6開口部16に
対応する位置に、表面よりも低い段付部25が形成され
ており、更に、段付部25のうち上記規制面15aに対
応する位置に斜線で示す座面25aが形成されている。
【0055】ガーニッシュ50は、その後部下端に、下
方に突出する位置決め部51を有する。この位置決め部
51は、ガーニッシュ50の表面50aと略平行な第2
突出部52と、この下端からガーニッシュ50の表面
側、換言すると車体外方に向けて略90度屈曲形成され
た第3突出部53によって構成されている。
【0056】第2突出部52の表面側の下部には、上記
バンパ表皮10の第1突出部15の規制面15aに対応
する位置に当接面52aが形成される一方、背面側に
は、補強用のリブ52bが設けられている。
【0057】上記第3突出部53の長さc及び奥行きd
は、各々フランジ14側の第1突出部15の長さaより
も小さく(a>c)、奥行きbよりも小さく(b>d)
設定されている。また、第3突出部53の厚さはtに設
定されている。そして、ガーニッシュ50の下端50c
から、第3突出部53の上面までの高さはhに設定され
ている。なお、高さhについては更にに後述する。
【0058】以下、本実施の形態に係る自動車用合成樹
脂部材の固定方法である第1工程から第3工程のブラケ
ット取付け工程、第4工程及び位置決め工程について説
明する。
【0059】ブラケット取付け工程は、上記第1実施形
態における第1工程、第2工程及び第3工程からなるも
のであり、重複説明は省略する。
【0060】このブラケット取付け工程終了後には、上
記第1実施形態とは異なり、図8に示すように、バンパ
表皮10のフランジ部14の第6開口部16の下方に、
ブラケット20の段付部25が配置され、更に第1突出
部15の規制面15aの下方に座面25aが配置され
る。更に、この状態において、第1突出部15の裏面1
5bと座面25aとの間には、ガーニッシュ50側の第
3突出部53の厚さtと略同じ幅の間隙が確保される。
【0061】続いて、位置決め工程を行う。なお、この
位置決め工程に先立ち、ガーニッシュ50は、図10に
示すように、その内側に突出された複数のクリップ54
によって車体40のリヤクォータパネル41に形成され
るホイールアーチ42に固定し、更に先端部は、スクリ
ュー55によってホイールアーチ42の前端近傍にに固
定する。この状態では、ガーニッシュ50の後端部はそ
の弾性によって、外側に反って開きぎみとなっている。
換言すると、この状態では、ガーニッシュ50の表面5
0aは、バンパ表皮10の表面10aよりも少し外側に
位置するようになっている。
【0062】そして、ガーニッシュ50の後端部は、次
の位置決め工程で、位置決め部51をバンパ表皮10の
フランジ部14に係合させることで、最終的に位置決め
固定される。
【0063】位置決め工程において、ガーニッシュ50
の後端部を内側に押し付け付勢しながら、バンパ表皮1
0のフランジ部14の第6開口部16に挿通させ、更
に、位置決め部51の第3突出部53を、フランジ部1
4の第1突出部15の裏面15bと、ブラケット20の
座面25aとの間に挿入する。
【0064】これにより、ガーニッシュ50自体の弾性
によって、第2突出部52の当接面52aが、第1突出
部15の規制面15aに当接し、バンパ表皮10の表面
10aに対してガーニッシュ50の表面50aが精度よ
く連続して位置決めされる。即ち、バンパ表皮10の表
面10aとガーニッシュ50の表面50aとの間に段差
が生じることがなく、段差を所定値以下に規制すること
ができ、両表面10aと50aを滑らかに連続させるこ
とができる。
【0065】また、ブラケット20の座面25aが、ガ
ーニッシュ50の第3突出部53をバンパ表皮10の第
1突出部15の裏面15bに押接し、これにより、バン
パ表皮10に対するガーニッシュ50の上下方向の位置
の精度が向上し、図8及び図9に示すバンパ表皮50の
上端10cとガーニッシュ50の下端50cとの間の分
割幅wを均一にすることができる。なお、この分割幅w
は、図7に示す第3突出部53の高さhを適宜に選択す
ることで、任意に設定することができ、本実施の形態で
は、分割幅wが2mmとなるようにした。
【0066】更に、第1突出部15の規制面15aと、
第2突出部52の当接面52aとが各々略a、cの長さ
を持っているので、規制面15aと当接面52aとの当
接によって、ガーニッシュ50後端部の捻じれを有効に
防止することができる。
【0067】上記のように、バンパ表皮10に対するガ
ーニッシュ50の位置決めは、バンパ表皮10の一部
に、ガーニッシュ50の位置決め部51を係合させるだ
けの簡単な組付作業をもって精度よく完遂することがで
きる。
【0068】上記第2実施形態においては、バンパ表皮
10の表面10aに対するガーニッシュ50の表面50
aの位置決めに際し、規制面15aに当接面52aを当
接させたが、これに代えて、第3突出部53の先端を、
バンパ表皮10の背面10bに当接させるようにしても
よく、またバンパ表皮及びガーニッシュの固定に限定す
ることなく他の合成樹脂部材の固定に適用することも可
能であり、本発明は、上記各実施形態に限定されること
なく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明した自動車用合成樹脂部材の固
定方法によると、ブラケット側に、合成樹脂部材側の第
1開口部に係合可能な係止部を設けることで、固定のた
めの例えばクリップ等の部材が1個で可能であり、部品
点数を減らして固定作業を簡単にして組立工数を低減す
ることができる。また、固定作業を容易にするためのリ
ベットを使用する必要がなくなるので、例えば、クリッ
プを合成樹脂製のものを使用することで、合成樹脂部材
のリサイクルが容易になる。
【0070】また、第2合成樹脂部材の位置決め部を第
1合成樹脂部材の背面側の一部に当接させることで、両
者の表面の位置決めがなされ、位置決め精度を高めるこ
とができる。
【0071】さらに、第1合成樹脂及び第2合成樹脂部
材の端部の間隔を、第1合成樹脂部材の第1突出部の裏
面側に、第2合成樹脂部材の第3突出部の表面側を当接
させることで規制することによって、その間隔を精度よ
く一定に保つことができる高品質の合成樹脂部材の固定
が得られ、自動車製造に貢献すること大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合成樹脂部材の固定方法の第1実施形
態を説明するバンパ表皮のフランジ部とブラケットの分
解斜視図である。
【図2】同じく、図1の要部を示す分解斜視図である。
【図3】同じく、バンパ表皮にブラケットを固定した状
態を示す平面図である。
【図4】同じく、図3の側面図である。
【図5】同じく、図4のA−A線断面図である。
【図6】同じく、図4のB部拡大図である。
【図7】本発明の第2実施形態を説明するバンパ表皮の
フランジ部とブラケットとガーニッシュの分解斜視図で
ある。
【図8】同じく、図8のC−C線断面図である。
【図9】同じく、図8のD部拡大図である。
【図10】同じく、実施形態が適用される個所を示す分
解斜視図である。
【図11】従来のバンパのサイド部の前部とガーニッシ
ュの後部との位置関係を示す図である。
【符号の説明】
10 合成樹脂部材(第1の合成樹脂部材、バンパ表
皮) 10a 表面 10b 背面 11 第1開口部 12 第2開口部 13 第4開口部 14 フランジ部 15 第1突出部 15a 規制面 15b 裏面 20 ブラケット 21 係止部 22 第3開口部 23 第5開口部 25 段付部 25a 座面 30 クリップ 31 ボルト(締結部材) 40 車体 50 ガーニッシュ(第2合成樹脂部材) 50a 表面 51 位置決め部 52 第2突出部 52a 当接面 52b リブ 53 第3突出部 w 分割幅

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂部材にブラケットを取り付け、
    該ブラケットを車体に固定することによって上記合成樹
    脂部材を車体に位置決め固定する自動車用合成樹脂部材
    の固定方法において、 第1開口部と第2開口部とを有する合成樹脂部材に対し
    て、該合成樹脂部材の上記第1開口部及び第2開口部に
    各々対応する係止部と第3開口部とを有する上記ブラケ
    ットを密着させて上記第1開口部に上記係止部を挿通さ
    せる第1工程と、 上記合成樹脂部材とブラケットとの密着状態を維持しつ
    つ上記合成樹脂部材に対して上記ブラケットをスライド
    させて上記係止部を上記第1開口部に係合させると共
    に、上記合成樹脂部材側の第2開口部に上記ブラケット
    の第3開口部を一致させて、上記合成樹脂部材と上記ブ
    ラケットの相対位置決めする第2工程と、 該第2工程によって一致された上記第2開口部と上記第
    3開口部とに締結具を挿通させて上記合成樹脂部材に上
    記ブラケットを固定する第3工程とを備えたことを特徴
    とする自動車用合成樹脂部材の固定方法。
  2. 【請求項2】 上記合成樹脂部材と上記ブラケットとが
    各々上記第2工程において相互に一致する第4開口部と
    第5開口部とを有し、上記第4開口部と上記第5開口部
    とに締結部材を挿通し、該締結部材によって上記合成樹
    脂部材を上記ブラケットと前記車体との間に挟み込むよ
    うにして締結固定する第4工程を備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の自動車用合成樹脂部材の固定方法。
  3. 【請求項3】 上記合成樹脂部材は、バンパ表皮である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用合
    成樹脂の固定方法。
  4. 【請求項4】 第1合成樹脂部材に対して第2合成樹脂
    部材を位置決め固定する自動車用合成樹脂部材の固定方
    法において、 上記第2合成樹脂部材から上記第1合成樹脂部材側に向
    けて突設された位置決め部を有し、該位置決め部を上記
    第1合成樹脂部材の背面に当接させることで上記第1合
    成樹脂部材の第1表面と上記第2合成樹脂部材の第2表
    面との段差を規制する位置決め工程を備えたことを特徴
    とする自動車用合成樹脂部材の固定方法。
  5. 【請求項5】 上記第1合成樹脂部材が上記背面から上
    記第1表面に略直角方向に突出された第1突出部を有
    し、上記第2合成樹脂部材の上記位置決め部は上記第2
    表面に略平行な第2突出部と該第2突出部の先端から上
    記第2表面に向けて略直角に屈曲された第3突出部とを
    有し、 上記位置決め工程において、上記第3突出部を、上記第
    1突出部の裏面側に配置した後、上記第2突出部を上記
    第1突出部に当接させることを特徴とする請求項4に記
    載の自動車用合成樹脂部材の固定方法。
  6. 【請求項6】 上記第1合成樹脂部材が上記背面から上
    記第1表面に略直角方向に突出された第1突出部を有
    し、上記第2合成樹脂部材の上記位置決め部は上記第2
    表面に略平行な第2突出部と該第2突出部の先端から上
    記第2表面に向けて略直角に屈曲された第3突出部とを
    有し、 上記位置決め工程において、上記第3突出部を、上記第
    1突出部の裏面側に配置した後、上記第3の突出部の先
    端を上記第1の合成樹脂部材の背面に当接させることを
    特徴とする請求項4に記載の自動車用合成樹脂部材の固
    定方法。
  7. 【請求項7】 上記位置決め工程において、上記第1合
    成樹脂部材の上記第1突出部の裏面に、上記第2合成樹
    脂部材の上記第3突出部の表面側を当接させて上記第1
    合成樹脂部材の端部と上記第2合成樹脂部材の端部との
    間隔を規制することを特徴とする請求項5または6に記
    載の自動車用合成樹脂部材の固定方法。
  8. 【請求項8】 上記位置決め工程の前に、上記第1突出
    部を有するフランジ部にブラケットを取り付けるブラケ
    ット取付け工程を備え、 該ブラケット取付け工程が、上記第1開口部と第2開口
    部とを有する上記第1合成樹脂部材に対して、第1合成
    樹脂部材の上記第1開口部と第2開口部に各々対応する
    係止部と第3開口部とを有する上記フランジを密着させ
    て、上記第1開口部に上記係止部を挿通させる第1工程
    と、 上記第1合成樹脂部材とフランジ部の密着状態を維持し
    つつ上記第1合成樹脂部材に対して上記ブラケットをス
    ライドさせて上記係止部を上記第1開口部に係合させる
    と共に、上記第1合成樹脂部材の第2開口部に上記ブラ
    ケットの第3開口部を一致させて、上記第1合成樹脂部
    材に対して上記ブラケットを位置決めする第2工程と、 該第2工程によって一致された上記第2開口部と上記第
    3開口部とに締結部材を挿通させて上記第1合成樹脂部
    材に上記ブラケットを固定する第3工程とを備えたこと
    を特徴とする請求項4〜7に記載の自動車用合成樹脂部
    材の固定方法。
  9. 【請求項9】 上記位置決め工程において、上記第1合
    成樹脂部材側の上記第1突出部の裏面と、該裏面に所定
    間隙を介して対面する上記ブラケットの座面との間に、
    上記第2合成樹脂部材側の第3突出部を挿入し、上記座
    面によって上記第3突出部を上記第1突出部の裏面に押
    圧することを特徴とする請求項8に記載の自動車用合成
    樹脂部材の固定方法。
  10. 【請求項10】 上記第1合成樹脂部材と上記ブラケッ
    トとが各々上記第2工程において相互に一致する第4開
    口部と第5開口部とを有し、上記第4開口部と上記第5
    開口部とに締結部材を挿通し、該締結部材によって上記
    第1合成樹脂部材を上記ブラケットと車体との間に挟み
    込むようにして締結固定する第4工程を、上記ブラケッ
    ト取付け工程の後でかつ上記位置決め工程の前に設ける
    ことを特徴とする請求項9に記載の自動車用合成樹脂部
    材の固定方法。
  11. 【請求項11】 上記第1合成樹脂部材は、バンパ表皮
    であり、第2合成樹脂部材は、ガーニッシュであること
    を特徴とする請求項4〜10に記載の自動車用合成樹脂
    部材の固定方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6893081B2 (en) 2002-02-26 2005-05-17 Denso Corporation Vehicle front end structure
JP2008179243A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Honda Motor Co Ltd バンパ位置決め構造
JP2015217699A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 トヨタ車体株式会社 車両のバンパカバー取付け構造

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