JP6338799B1 - 防音パネル構造体 - Google Patents

防音パネル構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP6338799B1
JP6338799B1 JP2018027467A JP2018027467A JP6338799B1 JP 6338799 B1 JP6338799 B1 JP 6338799B1 JP 2018027467 A JP2018027467 A JP 2018027467A JP 2018027467 A JP2018027467 A JP 2018027467A JP 6338799 B1 JP6338799 B1 JP 6338799B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soundproof panel
guide rail
soundproof
guide
panel structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018027467A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019143341A (ja
Inventor
光弘 上野
光弘 上野
Original Assignee
株式会社ヤブシタ製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヤブシタ製作所 filed Critical 株式会社ヤブシタ製作所
Priority to JP2018027467A priority Critical patent/JP6338799B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6338799B1 publication Critical patent/JP6338799B1/ja
Publication of JP2019143341A publication Critical patent/JP2019143341A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

【課題】 所定の間隔を隔てて並設される支柱間に複数枚の防音パネルを容易に設置することができる、防音パネル構造体を提供する。【解決手段】 所定の間隔を隔てて並設される複数本の支柱2と、これらの支柱2の表面21に固定されて前記支柱表面21との隙間を左右両側の上下方向に連続的に形成してなるガイドレール4と、このガイドレール4に沿って上下方向にスライド可能に保持される複数枚の防音パネル3とからなる防音パネル構造体1であって、前記防音パネル3には、前記ガイドレール4にスライド可能に嵌め入れられる左右一対のガイド片32が少なくとも上下に一対ずつ設けられているとともに、前記ガイドレール4には、上下方向の途中位置に前記ガイド片32を嵌め入れ可能な途中嵌入用切欠45が形成されている。【選択図】 図6

Description

本発明は、立設された支柱間に防音壁を構成する防音パネル構造体に関するものであり、特に空調機器の室外機の周辺に配置するのに好適な防音パネル構造体に関する。
空調機器の室外機は送風ファンを備えており、駆動音や送風による風の音によって騒音が発生する。特に、オフィスビルやショッピングセンター、大型の病院などに設置される大型の室外機は大きな騒音を発するため防音対策を施す必要がある。
従来、このような室外機の防音対策として、前記室外機を囲むように複数本の支柱を立設し、各支柱間を跨ぐように複数枚の防音パネルを締結固定する防音パネル構造が採用されている。また、特開2008−138438号公報では、支柱との間に間隔をおいた状態でレール部材を配置し、このレール部材に防音パネルを嵌入した、防音パネルの取付構造が提案されている(特許文献1)。
特開2008−138438号公報
しかしながら、複数枚の防音パネルを支柱に直接締結する構造では、防音パネル同士の配置調整を行ってから締結する必要があり、施工には防音パネルを所定の位置に保持する作業員や締結作業する作業員といった複数の人員を要する。また、防音効果を得るためには防音パネルを隙間なく配置する必要があり、慎重な作業が求められる。これらのため、施工人員の増加や施工時間の超過など、施工費用が高くコスト面で問題になっている。また、このような構造では、ボルトが弛むと防音パネルが落下してしまうという問題もある。
また、特許文献1に記載された発明においては、複数枚の防音パネルを設置する場合、レール部材の上端部から所定の位置までスライド移動させなければならないという問題がある。特に、防音パネルを上下方向に段積みさせる場合には、防音パネルをレール部材の最上端まで持ち上げて嵌め入れる必要があり、作業負担が大きい。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、所定の間隔を隔てて並設される支柱間に複数枚の防音パネルを容易に設置することができる、防音パネル構造体を提供することを目的としている。
本発明に係る防音パネル構造体は、ガイドレールに沿って上下方向にスライド可能に保持される防音パネルを前記ガードレールの上下方向の途中位置から嵌め入れられるようにするという課題を解決するために、所定の間隔を隔てて並設される複数本の支柱と、これらの支柱の表面に固定されて前記支柱表面との隙間を左右両側の上下方向に連続的に形成してなるガイドレールと、このガイドレールに沿って上下方向にスライド可能に保持される複数枚の防音パネルとからなる防音パネル構造体であって、前記防音パネルには、前記ガイドレールにスライド可能に嵌め入れられる左右一対のガイド片が少なくとも上下に一対ずつ設けられているとともに、前記ガイドレールには、上下方向の途中位置に前記ガイド片を嵌め入れ可能な途中嵌入用切欠が形成されている。
また、本発明の一態様として、上下方向に段積みされる防音パネル同士の隙間をなくし防音効果を高めるという課題を解決するために、前記防音パネルの上端面および下端面には、各上下端面の外縁形状に沿って凹状に形成された嵌合凹部または前記外縁形状に沿って凸状に形成された嵌合凸部のいずれかがそれぞれ形成されており、上下に重ねて配置される他の防音パネルの前記嵌合凸部または前記嵌合凹部と嵌合可能に構成されていることが好ましい。
さらに、本発明の一態様として、簡単な構成によってガイドレールを支柱に構成するという課題を解決するために、前記ガイドレールは、前記支柱との隙間を形成するために前記支柱表面の左右中央位置に上下方向にわたって貼付される長尺状のスペース板部と、このスペース板部の表面に貼付されるとともに前記ガイド片を上下にスライド可能に保持するために前記スペース板部よりも左右に拡幅された大きさのレール羽根部とを備えている。
また、本発明の一態様として、最下段に保持される防音パネルの上下方向の位置調整を容易にするという課題を解決するために、前記ガイドレールには、最下段に保持される前記防音パネルの下方側に設けられた左右一対の前記ガイド片を掛止する最下段パネル掛止部が形成されていることが好ましい。
本発明によれば、所定の間隔を隔てて並設される支柱間に複数枚の防音パネルを容易に設置することができる。
本発明に係る防音パネル構造体の一実施形態を示す斜視図である。 本実施形態における防音パネルを示す斜視図である。 本実施形態における防音パネルを示す横断面図である。 本実施形態における支柱およびガイドレールの構成を示す斜視図である。 本実施形態における支柱に設けられたガイドレールを示す横断面図である。 本実施形態において最下段の防音パネルをガイドレールに嵌め入れる状態を示す斜視図である。 本実施形態において下から2段目の防音パネルをガイドレールに嵌め入れる状態を示す斜視図である。 本実施形態において中空壁用アンカーによって防音パネルを支柱に締結固定した状態を示す縦断面図である。
以下、本発明に係る防音パネル構造体の一実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態の防音パネル構造体1は、図1に示すように、室外機等の音を発するものを囲むように立設される複数本の支柱2と、これら支柱2間に配置される複数枚の防音パネル3と、これら防音パネル3を前記支柱2に保持させるガイドレール4とを有する。以下、各構成について詳細に説明する。
支柱2は、ガイドレール4および防音パネル3を支持するものであり、本実施形態では、H鋼を利用して構成されている。各支柱2は室外機等の防音対策の対象物を囲むように所定の間隔を隔てて立設されている。各支柱2は、図示しないが、地面や床面に設けられた基礎に固定され、または地面や床面に直接的に固定されている。
防音パネル3は、図2に示すように、防音機能を有する防音パネル本体31と、ガイドレール4にスライド可能に嵌め入れられるガイド片32とを有する。
防音パネル本体31は、防音機能を備えた部分であり、本実施形態では、図3に示すように、横断面形状が横長矩形状の略直方体形状に形成されている。また、外側は金属板材または樹脂製板材等によって構成されており、内部には防音材33が詰め込まれている。
防音材33は、防音効果を高めるものであり、一般的に防音材として使用される、石膏ボードや合板などの比較的硬い素材からなる遮音材、グラスウールや発泡ウレタンなどの比較的柔らかい素材からなる吸音材またはゴムなどの空気の振動を抑える防振材等から適宜選択される。なお、内部空間の音の反響によって防音効果が得られる場合は、内部に防音材33を設けずに中空状態であってもよい。
また、本実施形態における防音パネル3の上端面34および下端面35には、上下に重ねて配置される他の防音パネル3との隙間をなくし、高い防音効果を得られるように連結するため、各上下端面34,35の外縁形状に沿って凹状に形成された嵌合凹部36または前記外縁形状に沿って凸状に形成された嵌合凸部37のいずれかがそれぞれ設けられている。
本実施形態における嵌合凹部36は、図2に示すように、防音パネル本体31の上端面34に形成されている。この嵌合凹部36は、上端面34から外縁形状に沿って所定の深さに形成されている。本実施形態では、防音パネル本体31は横断面形状が横長矩形状であるため、嵌合凹部36も、横断面形状が横長矩形状の凹溝状に形成されている。
一方、嵌合凸部37は、防音パネル本体31の下端面35に形成されており、前記嵌合凹部36と嵌合できるように、下端面35から外縁形状に沿って横断面形状が横長矩形状の凸状に形成されている。
なお、嵌合凹部36および嵌合凸部37は、上端面34および下端面35のいずれの面に形成してもよく、本実施形態とは逆の下端面35に嵌合凹部36を形成し、上端面34に嵌合凸部37を形成してもよい。
また、ガイド片32は、防音パネル本体31をガイドレール4に沿って上下にスライドさせるための凸片であり、防音パネル本体31から左右方向に突出形成されている。本実施形態におけるガイド片32は、略矩形板状に形成されており、ガイドレール4に沿って上下方向にスライドできるように板面が垂直方向と平行するように設けられている。また、ガイド片32には、支柱2に締結するためのボルト孔38が形成されている。なお、ガイド片32の形状は、略矩形板状に限定されるものではなく、例えば、円筒や円柱からなる棒状に形成されていてもよい。
また、ガイド片32は、ガイドレール4に沿って安定的にスライド移動させられるように左右一対で構成されており、これらが少なくとも上下に一対ずつ設けられている。本実施形態では、図2に示すように、防音パネル本体31の四隅近傍にそれぞれ設けられている。なお、ガイド片32を上下中央位置にもう一対設けてもよい。
ガイドレール4は、防音パネル3を上下方向にスライド可能に保持するものであり、支柱2の表面21に固定されて前記支柱表面21との隙間を左右両側の上下方向に連続的に形成してなるものである。本実施形態におけるガイドレール4は、図4に示すように、支柱表面21の左右中央位置に上下方向にわたって貼付される長尺状のスペース板部41と、このスペース板部41の下端において最下段に保持される防音パネル3を掛止する最下段パネル掛止部42と、前記スペース板部41の表面43に貼付されるレール羽根部44とを有する。
スペース板部41は、支柱2との隙間を形成することでガイド片32をスライド可能なスペースを形成するためのものである。また、スペース板部41を並設される支柱2,2にそれぞれ設けることで防音パネル3の左右方向の位置決めをする役割も果たしている。本実施形態におけるスペース板部41は、ガイド片32を上下にスライドさせるための隙間を形成するため、前記ガイド片32の厚さよりも若干厚い寸法に形成されている。
また、スペース板部41は、設置される支柱表面21の左右幅より狭い幅に形成されており、支柱2の左右略中央位置に上下方向に沿って設けられている。これにより、前記支柱表面21の左右両縁には、スペース板部41が設けられていない面が残り、この残りの支柱表面21と、レール羽根部44とにより防音パネル3のガイド片32を案内するようになっている。
最下段パネル掛止部42は、ガイドレール4に嵌め入れられた防音パネル3の下方側に設けられた左右一対のガイド片32を掛止することで、最下段に保持される防音パネル3の上下方向の位置決めをするものである。本実施形態における最下段パネル掛止部42は、スペース板部41の左右下端部から左右両側に略矩形状に延出形成されている。
なお、最下段パネル掛止部42の形状は略矩形状に限定されるものではなく、防音パネル3のガイド片32を掛止可能な形状から適宜選択してもよい。また、最下段パネル掛止部42はスペース板部41の左右両側に形成される構成に限定されるものではなく、防音パネル3が配置される左右いずれかの一方側のみに形成されていてもよい。
レール羽根部44は、スペース板部41の左右に残された支柱表面21とともに防音パネル3のガイド片32を上下にスライド可能に保持するためのものであり、前記スペース板部41の表面43に貼付されるとともに前記スペース板部41よりも左右に拡幅された大きさに形成されている。
これにより、本実施形態のガイドレール4は、図5に示すように、このレール羽根部44、スペース板部41およびこのスペース板部41の左右に残された支柱表面21によって横断面形状が略コの字状のガイドスペースを構成し、ガイド片32を上下にスライド可能に保持できるようになっている。
また、レール羽根部44には、図1および図4に示すように、上下方向の途中位置に前記ガイド片32を嵌め入れ可能な途中嵌入用切欠45が形成されている。
途中嵌入用切欠45は、ガイド片32をレール羽根部44、スペース板部41および支柱表面21によって形成されたスペースに嵌め入れることができるように、レール羽根部44の左右縁部46をガイド片32の形状に合わせて切り欠き状に形成されている。本実施形態における途中嵌入用切欠45は、ガイド片32の形状に合わせて略矩形凹状に形成されており、防音パネル3の四隅に設けられた各ガイド片32を側方から一度に嵌め入れられるように、ガイド片32の上下間隔と同じ間隔を隔てて形成されている。
また、本実施形態では、上下2枚の防音パネル3を嵌め入れられるように各防音パネル用の途中嵌入用切欠45が形成されている。そのため、レール羽根部44の右縁部46aおよび左縁部46bには、それぞれ4箇所に途中嵌入用切欠45が形成されている。このとき、途中嵌入用切欠45からガイド片32を嵌め入れて防音パネル3を設置する際に、下端面35に設けられた嵌合凸部37がガイドレール4に既に設置された下方の防音パネル3に干渉しないように、下方に配置される防音パネル用の途中嵌入用切欠45の上方側(下方から数えて2番目の途中嵌入用切欠45)と、上方に配置される防音パネル用の途中嵌入用切欠45の下方側(下方から数えて3番目の途中嵌入用切欠45)との間は、前記嵌合凸部37の上下高さ寸法よりも上下方向に離して配置されている。
さらに、最下段に保持される防音パネル3を嵌め入れる途中嵌入用切欠45のうち下方側の途中嵌入用切欠45は、嵌め込まれてから最下段パネル掛止部42に掛止させるまでの防音パネル3の下方へのスライド量を少なくするため、最下段パネル掛止部42によりガイド片32を掛止する位置よりも僅かに上方位置に形成されている。
また、本実施形態における途中嵌入用切欠45は、支柱2を挟んで左右何れにも防音パネル3を挿入できるように、レール羽根部44の左右両縁部46a,46bに左右対称となるように形成されている。
なお、本実施形態におけるスペース板部41およびレール羽根部44は、それぞれ部材の構成として説明しているが、別部材による構成に限定されるものではなく、一体に形成されていてもよい。
次に、本実施形態の防音パネル構造体1における各構成の作用について設置手順に沿って説明する。
まず、複数本の支柱2を防音対策を行う対象の周囲に所定の間隔を隔てて並設する。
次に、ガイドレール4を各支柱2の表面21に対して左右対称に設ける。具体的には、スペース板部41を最下段パネル掛止部42側を下方にして支柱表面21の左右中央位置に上下方向にわたって貼付する。そして、レール羽根部44をスペース板部41の表面43に中心位置同士が一致するように貼付する。本実施形態では、スペース板部41およびレース羽根部44は、ボルトおよびナットによって支柱表面21およびスペース板部表面43に貼付する。なお、貼付方法は、ボルトおよびナットによるものに限定されるもではなく、溶接や接着材等によって貼付してもよい。
次に、防音パネル3を、下方から順次配置する。最下段に保持される防音パネル3は、図6に示すように、下方から1段目および2段目に形成された途中嵌入用切欠45に防音パネル3の四隅に設けられたガイド片32を嵌め入れ、下方にスライドさせる。
最下段パネル掛止部42では、防音パネル3の下方側に設けられた左右一対のガイド片32をその上端部47で掛止し、下方への動きを制限する。これにより、最下段に配置される防音パネル3の上下方向の位置が決まる。また、防音パネル3のガイド片32は、図5に示すように、スペーサー板部41、レール羽根部44および支柱表面21によって前後左右の動きが制限される。よって、最下段に配置される防音パネル3は、途中嵌入用切欠45を介して嵌め入れ、下方にスライドさせるだけで、位置決めが完了する。
次に、下から2段目の防音パネル3を設置する。具体的には、図7に示すように、下から3番目および4番目に配置された2段目防音パネル用の途中嵌入用切欠45に各ガイド片32を嵌め入れる。このとき、下から2番目の途中嵌入用切欠45と下から3番目の途中嵌入用切欠45との間隔が十分に取られているため防音パネル3の嵌合凸部37が下方に既に配置された最下段の防音パネル3と干渉することなく嵌め入れることができる。嵌め入れられた2段目の防音パネル3を下方にスライドさせる。
下端面35に形成された嵌合凸部37は、下段に既に配置された最下段の防音パネル3の上端面34に形成された嵌合凹部36に嵌め入れられる。これにより、図1に示すように、2段目の防音パネル3の下端面35と、1段目の防音パネル3の上端面34とが隙間なく連結され、防音効果が高められる。
そして、各防音パネル3を支柱2に締結固定する。このとき、例えば、図8に示すように、壁面の裏側に配置されると重力によって自動的に回転する回転挟持片51を備え、前記回転挟持片51とナット52とにより締結物を挟持することのできる中空壁用アンカー5を用いることにより、前面側からのみの締結作業で防音パネル3を支柱2に締結固定することができる。
また、図示しないが、防音パネル3を支柱2に締結固定した後は、支柱2からガイドレール4を取り外してもよい。本実施形態では、防音パネル3のガイド片32の前後左右の動きを制限する構成の一面を支柱2によって構成したため、防音パネル3を支柱2に固定したままガイドレール4のみを取り外すことができる。
以上のような本実施形態の防音パネル構造体1によれば、以下の効果を奏することができる。
1.途中嵌入用切欠45を介してガイドレール4の上下途中位置から防音パネル3を嵌め入れることができるため、防音パネル3を最上端まで持ち上げる必要がなく、施工を容易にすることができる。
2.ガイドレール4に嵌め入れられた防音パネル3は、下方にスライドさせるだけで、支柱2、ガイドレール4とともに、最下段パネル掛止部42または設置済みの下段の防音パネル3によって、左右方向、前後方向および下方向の動きが制限されるため、位置決めを完了させることができる。
3.位置決めされた防音パネル3は、左右方向、前後方向および下方向の動きが制限されており防音パネル3から手を離した状態でも位置がずれないため、一人でも施工を行うことができる。
4.防音パネル3を支柱2に締結しているボルトが仮に弛んだとしても、ガイドレール4によって前後方向の動きが制限されているため、防音パネル3が落下することがない。
5.ガイドレール4を支柱表面21に貼付されるスペース板部41と、このスペース板部41の表面43に貼付されるレール羽根部44とによって構成したことにより、支柱2との隙間を容易に形成することができるとともに、取り外す場合も防音パネル3を支柱2に固定したまま取り外すことができる。
6.防音パネル3の上下端面34,35が嵌合凹部36および嵌合凸部37による嵌め込み式になっているため、防音パネル3同士を隙間なく設置することができ、防音効果を高めることができる。
なお、本発明に係る防音パネル構造体は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。例えば、本実施形態では防音パネル3を上下2段に配置する構成を説明したが、防音パネル3は上下3段以上であってもよい。
1 防音パネル構造体
2 支柱
3 防音パネル
4 ガイドレール
5 中空壁用アンカー
21 支柱表面
31 防音パネル本体
32 ガイド片
33 防音材
34 上端面
35 下端面
36 嵌合凹部
37 嵌合凸部
38 ボルト孔
41 スペース板部
42 最下段パネル掛止部
43 スペース板部表面
44 レール羽根部
45 途中嵌入用切欠
46 左右縁部
46a 右縁部
46b 左縁部
47 最下段パネル掛止部上端部
51 回転挟持片
52 ナット

Claims (4)

  1. 所定の間隔を隔てて並設される複数本の支柱と、これらの支柱の表面に固定されて前記支柱表面との隙間を左右両側の上下方向に連続的に形成してなるガイドレールと、このガイドレールに沿って上下方向にスライド可能に保持される複数枚の防音パネルとからなる防音パネル構造体であって、
    前記防音パネルには、前記ガイドレールにスライド可能に嵌め入れられる左右一対のガイド片が少なくとも上下に一対ずつ設けられているとともに、前記ガイドレールには、上下方向の途中位置に前記ガイド片を嵌め入れ可能な途中嵌入用切欠が形成されている、前記防音パネル構造体。
  2. 前記防音パネルの上端面および下端面には、各上下端面の外縁形状に沿って凹状に形成された嵌合凹部または前記外縁形状に沿って凸状に形成された嵌合凸部のいずれかがそれぞれ形成されており、上下に重ねて配置される他の防音パネルの前記嵌合凸部または前記嵌合凹部と嵌合可能に構成されている、請求項1に記載の防音パネル構造体。
  3. 前記ガイドレールは、前記支柱との隙間を形成するために前記支柱表面の左右中央位置に上下方向にわたって貼付される長尺状のスペース板部と、このスペース板部の表面に貼付されるとともに前記ガイド片を上下にスライド可能に保持するために前記スペース板部よりも左右に拡幅された大きさのレール羽根部とを備えている、請求項1または請求項2に記載の防音パネル構造体。
  4. 前記ガイドレールには、最下段に保持される前記防音パネルの下方側に設けられた左右一対の前記ガイド片を掛止する最下段パネル掛止部が形成されている、請求項1から請求項3のいずれかに記載の防音パネル構造体。
JP2018027467A 2018-02-20 2018-02-20 防音パネル構造体 Active JP6338799B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018027467A JP6338799B1 (ja) 2018-02-20 2018-02-20 防音パネル構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018027467A JP6338799B1 (ja) 2018-02-20 2018-02-20 防音パネル構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6338799B1 true JP6338799B1 (ja) 2018-06-06
JP2019143341A JP2019143341A (ja) 2019-08-29

Family

ID=62487507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018027467A Active JP6338799B1 (ja) 2018-02-20 2018-02-20 防音パネル構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6338799B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7238826B2 (ja) * 2020-02-12 2023-03-14 トヨタ自動車株式会社 パネル取り付け構造

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435529Y2 (ja) * 1975-11-28 1979-10-29
JP2004285720A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Sekisui Jushi Co Ltd 遮音パネル
JP2006070657A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Daito Kinzoku Kk 前背面分離式支柱両面隠蔽型遮音壁
JP2007303214A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Sasaki Mokuzai Bofu Kk 木製壁
JP2008138438A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Sasakura Engineering Co Ltd 防音パネルの取付構造および防音パネルの取付方法
JP2008285823A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Mo Tec:Kk 防護柵の構造と構築方法
US20100243369A1 (en) * 2009-03-31 2010-09-30 Nuform Building Technologies Inc. Highway noise barrier
JP2015048639A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 株式会社たつみ電機製作所 透光性遮音壁
JP2016180242A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 日鐵住金建材株式会社 透光性パネルの取付方法、取外方法及び透光性パネル

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435529Y2 (ja) * 1975-11-28 1979-10-29
JP2004285720A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Sekisui Jushi Co Ltd 遮音パネル
JP2006070657A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Daito Kinzoku Kk 前背面分離式支柱両面隠蔽型遮音壁
JP2007303214A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Sasaki Mokuzai Bofu Kk 木製壁
JP2008138438A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Sasakura Engineering Co Ltd 防音パネルの取付構造および防音パネルの取付方法
JP2008285823A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Mo Tec:Kk 防護柵の構造と構築方法
US20100243369A1 (en) * 2009-03-31 2010-09-30 Nuform Building Technologies Inc. Highway noise barrier
JP2015048639A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 株式会社たつみ電機製作所 透光性遮音壁
JP2016180242A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 日鐵住金建材株式会社 透光性パネルの取付方法、取外方法及び透光性パネル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019143341A (ja) 2019-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101108127B1 (ko) 방음패널의 보수가 용이한 방음벽
JP6338799B1 (ja) 防音パネル構造体
JP4686369B2 (ja) 二重床構造
KR102147395B1 (ko) 이격거리 조절 가능한 방음판용 프레임
KR20160123004A (ko) 방음판 탈부착형 방음벽
JP6514091B2 (ja) 防振装置および移動間仕切り装置
JP6299163B2 (ja) 耐震性間仕切装置における連結装置
JP6812665B2 (ja) 遮音性を備えたダブルガラスパネル装置
KR100935154B1 (ko) 방음벽
KR101389144B1 (ko) 규격화된 시트패널을 이용한 천장 마감장치
JP2016037750A (ja) 耐震性間仕切装置におけるドア装置
JP6239462B2 (ja) 試験装置
JP2007031935A (ja) 防音パネルの取付構造
JP2017001758A (ja) エレベーターかご室
JP7451623B2 (ja) 制御盤の固定装置
JP5445862B2 (ja) 建物の天井構造
JP7064327B2 (ja) 什器の転倒防止システム
JP6299161B2 (ja) 耐震性間仕切装置におけるパネル板係止装置
JP6540862B2 (ja) 吊り天井構造体の制振方法及び制振装置
JP5562684B2 (ja) ホーム柵設置構造およびホーム柵設置方法
JP2013147871A (ja) 遮音天井構造
KR20130046520A (ko) 조립식 터널용 방음벽
JP2010007311A (ja) 制振ダンパー
JP4145281B2 (ja) 床−天井構造
JP6841641B2 (ja) 間仕切りパネルおよび間仕切り施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180220

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180220

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6338799

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250