JP6540862B2 - 吊り天井構造体の制振方法及び制振装置 - Google Patents
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Description
上スラブの下面側に構築した吊り天井構造体と、下スラブの上面側に構築したフロア構造体との間に、前記吊り天井構造体の制振機能を備えたパネル構造体と制振機能を備えていない通常の間仕切パネルを設置してフロアを区画し、前記吊り天井構造体の横揺れを抑制する吊り天井構造体の制振方法であって、
前記パネル構造体は、内部に制振方向をパネルの面内方向とした制振機能が一体的に組み込まれた構造であり、複数の前記パネル構造体を、平面視で制振方向が少なくとも直交する2方向を含む異なる方向を向くように配置したことを特徴とする吊り天井構造体の制振方法。
制振機能を備えた前記パネル構造体は、前記間仕切パネルと同じ外観を有している(1)記載の吊り天井構造体の制振方法。
制振機能を備えた前記パネル構造体は、前記吊り天井構造体の下面に取付けた天レールと前記フロア構造体の上面に取付けた地レールとの間に所定間隔を隔てて立設した一対の支柱間の表裏両面にそれぞれパネル板を装着し、前記支柱の下端を前記地レールに固定するとともに、前記支柱の上端を前記天レールに対して面内変位可能に保持した基本構造を備え、更に前記天レールを介して吊り天井構造体に固定した天ブラケットと前記支柱のうち少なくとも1つの前記支柱の上部間を、2枚の板片の間に粘弾性体を挟んで連携させた構造の粘弾性ダンパーで連結したものである(2)記載の吊り天井構造体の制振方法。
上スラブの下面側に構築した吊り天井構造体と、下スラブの上面側に構築したフロア構造体との間に、前記吊り天井構造体の制振機能を備えたパネル構造体と制振機能を備えていない通常の間仕切パネルを設置してフロアを区画し、前記吊り天井構造体の横揺れを抑制する吊り天井構造体の制振装置であって、
前記パネル構造体は、内部に制振方向をパネルの面内方向とした制振機能が一体的に組み込まれた構造であり、複数の前記パネル構造体を、平面視で制振方向が少なくとも直交する2方向を含む異なる方向を向くように配置したことを特徴とする吊り天井構造体の制振装置。
制振機能を備えた前記パネル構造体は、前記間仕切パネルと同じ外観を有している(4)記載の吊り天井構造体の制振装置。
制振機能を備えた前記パネル構造体は、前記吊り天井構造体の下面に取付けた天レールと前記フロア構造体の上面に取付けた地レールとの間に所定間隔を隔てて立設した一対の支柱間の表裏両面にそれぞれパネル板を装着し、前記支柱の下端を前記地レールに固定するとともに、前記支柱の上端を前記天レールに対して面内変位可能に保持した基本構造を備え、更に前記天レールを介して吊り天井構造体に固定した天ブラケットと前記支柱のうち少なくとも1つの前記支柱の上部間を、2枚の板片の間に粘弾性体を挟んで連携させた構造の粘弾性ダンパーで連結したものである(5)記載の吊り天井構造体の制振装置。
C 支柱フレーム構造体、 D 間仕切パネル、
W 壁面、 P,Q 制振方向
1 吊り天井構造体、 2 フロア構造体、
3 中間構造物、 4 天レール、
5 地レール、 6 支柱、
7 パネル板、 8 クロスブレース、
9 天ブラケット、 10 粘弾性ダンパー、
11 支柱ブラケット、 12 杆体、
13 地ブラケット、 14 V字ブレース、
15 補強フレーム、 16 枠体、
16A ブラケット、 17 板片、
18 粘弾性体、 19 制振パネル、
20 パネル構成材、 21 コーナー支柱、
22 4方向支柱、 23 キャビネット、
24 間接照明、 25 絵画、
26 掲示板、 27 棚板、
28 フラットモニター、 29 ブックシェルフ、
30 空調関連設備、 31 繰り抜き収納庫、
32 ロールスクリーン、 33 支柱、
34 連結杆、 35 制振材、
36 ガイドレール、 37 制振ウエイト、
38 制振ダンパー、 39 吊車、
40 天井支持レール、 41 天井パネル、
42 石膏ボード、 43 岩綿吸音板、
44 ネジ、 45 上面板、
46 スリット、 47 貫通孔、
48 剣山金物、 49 基板、
50 爪片、 51 取付孔。
Claims (6)
- 上スラブの下面側に構築した吊り天井構造体と、下スラブの上面側に構築したフロア構造体との間に、前記吊り天井構造体の制振機能を備えたパネル構造体と制振機能を備えていない通常の間仕切パネルを設置してフロアを区画し、前記吊り天井構造体の横揺れを抑制する吊り天井構造体の制振方法であって、
前記パネル構造体は、内部に制振方向をパネルの面内方向とした制振機能が一体的に組み込まれた構造であり、複数の前記パネル構造体を、平面視で制振方向が少なくとも直交する2方向を含む異なる方向を向くように配置したことを特徴とする吊り天井構造体の制振方法。 - 制振機能を備えた前記パネル構造体は、前記間仕切パネルと同じ外観を有している請求項1記載の吊り天井構造体の制振方法。
- 制振機能を備えた前記パネル構造体は、前記吊り天井構造体の下面に取付けた天レールと前記フロア構造体の上面に取付けた地レールとの間に所定間隔を隔てて立設した一対の支柱間の表裏両面にそれぞれパネル板を装着し、前記支柱の下端を前記地レールに固定するとともに、前記支柱の上端を前記天レールに対して面内変位可能に保持した基本構造を備え、更に前記天レールを介して吊り天井構造体に固定した天ブラケットと前記支柱のうち少なくとも1つの前記支柱の上部間を、2枚の板片の間に粘弾性体を挟んで連携させた構造の粘弾性ダンパーで連結したものである請求項2記載の吊り天井構造体の制振方法。
- 上スラブの下面側に構築した吊り天井構造体と、下スラブの上面側に構築したフロア構造体との間に、前記吊り天井構造体の制振機能を備えたパネル構造体と制振機能を備えていない通常の間仕切パネルを設置してフロアを区画し、前記吊り天井構造体の横揺れを抑制する吊り天井構造体の制振装置であって、
前記パネル構造体は、内部に制振方向をパネルの面内方向とした制振機能が一体的に組み込まれた構造であり、複数の前記パネル構造体を、平面視で制振方向が少なくとも直交する2方向を含む異なる方向を向くように配置したことを特徴とする吊り天井構造体の制振装置。 - 制振機能を備えた前記パネル構造体は、前記間仕切パネルと同じ外観を有している請求項4記載の吊り天井構造体の制振装置。
- 制振機能を備えた前記パネル構造体は、前記吊り天井構造体の下面に取付けた天レールと前記フロア構造体の上面に取付けた地レールとの間に所定間隔を隔てて立設した一対の支柱間の表裏両面にそれぞれパネル板を装着し、前記支柱の下端を前記地レールに固定するとともに、前記支柱の上端を前記天レールに対して面内変位可能に保持した基本構造を備え、更に前記天レールを介して吊り天井構造体に固定した天ブラケットと前記支柱のうち少なくとも1つの前記支柱の上部間を、2枚の板片の間に粘弾性体を挟んで連携させた構造の粘弾性ダンパーで連結したものである請求項5記載の吊り天井構造体の制振装置。
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