JP6143064B2 - 大スパン架構建物の制振構造 - Google Patents

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本発明は、大スパン架構建物の制振構造に関する。
例えば、工場施設や屋内競技場施設等の建物では、内部空間を極力大きく確保することが求められ、これに伴い、階高を大きく、内部空間側の柱を少なくし、30mを超えるほどに架構のスパンを大スパンにして構築することが要求されるケースが多々ある。また、建物の上部構造に大スパンの床スラブ(や梁、天井などの吊下げ対象)を吊り下げ支持して配設し、居室などを中2階に位置させて構成し、階下を通路や展示場などに有効利用できるように構築するケースもある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2005−350950号公報 特開平05−18136号公報
しかしながら、上記のように上部構造に吊り下げ支持して床スラブや梁などを配した大スパン架構建物においては、上部構造が大スパンであるために、上下方向の固有振動数が必ずしも高くなく、例えば、吊り下げ支持した床スラブなどで居室を形成する場合、この居室の居住性を確保することが容易でない。
また、大梁の梁成を大きくし剛性を上げることで所望の固有振動数が得られるようにすることも考えられるが、この場合には、下方の空間が狭くなるという不都合を招く。
本発明は、上記事情に鑑み、内部に吊り下げ支持して配設された床スラブや梁、天井などの吊下げ対象の耐振性能を向上させることができ、この吊下げ対象で居住階を構成する場合であっても居室の居住性を好適に確保することを可能にする大スパン架構建物の制振構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の大スパン架構建物の制振構造は、上部構造から吊り下げ支持された吊下げ対象を備えてなる大スパン架構建物の制振構造であって、下端を前記吊下げ対象に接続して斜設される方杖材と、前記方杖材の上端と前記上部構造との間に、付加振動系として直列に配設されて前記方杖材と前記上部構造を接続する回転慣性質量ダンパー及びばね部材とを備えて構成されており、付加振動系の周期を前記上部構造の周期に同調させることを特徴とする。
また、本発明の大スパン架構建物の制振構造においては、前記吊下げ対象が床スラブであり、且つ、前記方杖材と前記回転慣性質量ダンパー及びばね部材とからなる制振機構を複数備えており、前記複数の制振機構は、前記床スラブの外周縁側に配設されるとともに、一対の制振機構が横方向の対称位置に配されるようにして設けられていることが望ましい。
本発明の大スパン架構建物の制振構造においては、階高が大きく、スパンも30mを超えるような工場施設や屋内競技場施設等の大スパン建物に適用すると、内部に吊り下げて配設された吊下げ対象の耐震性能を向上させることができ、例えば吊下げ対象を床スラブとして中2階に居住階を設ける場合には、その居住性を好適に確保することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る大スパン架構建物の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る大スパン架構建物の制振構造を示す図である。 本発明の一実施形態に係る大スパン架構建物の制振構造の慣性質量ダンパーのボールねじ機構を示す図である。 本発明の一実施形態に係る大スパン架構建物の制振構造の制振機構を示す図である。 シミュレーションに用いた本発明に係る制振構造を備えていない大スパン架構建物のモデル図である。 シミュレーションに用いた本発明に係る制振構造を備えていない大スパン架構建物のシミュレーション結果を示す図である。 シミュレーションに用いた本発明に係る制振構造を備えた大スパン架構建物のモデル図である。 シミュレーションの加振点及び評価点を示す図である。 各加振点及び評価点における加速度応答と加振力のフーリエスペクトル比を求めた結果を示す図であり、(a)が制振構造を備えていない場合、(b)が制振構造を備えた場合の結果を示す図である。 歩行荷重に関するシミュレーションに用いた歩行荷重波形を示す図である。 本発明に係る制振構造を備えていない場合の歩行荷重に関するシミュレーションの結果を示す図である。 本発明に係る制振構造を備えた場合の歩行荷重に関するシミュレーションの結果を示す図である。
以下、図1から図12を参照し、本発明の一実施形態に係る大スパン架構建物の制振構造について説明する。
はじめに、図1及び図2に示すように、本実施形態における大スパン架構建物Aは、例えば、工場施設や屋内競技場施設等の建物であり、内部空間を極力大きく確保することが求められ、階高を大きく、内部空間側の柱を少なくし、30mを超えるような大スパン架構1を備えて構築されている。
また、本実施形態の大スパン架構建物Aは、上部構造の架構1が大トラスで構成されている。そして、建物内部には、上部構造の架構1に吊り下げ支持して床スラブ(吊下げ対象)2が配設され、この床スラブ2によって例えば中2階の居室空間3が形成されている。
一方、吊下げ対象の床スラブ2の上下振動を抑制し、その振動特性を改善するための本実施形態の制振構造Bは、図2に示すように、下端を床スラブ2にピン結合(接続)して斜設される方杖材4と、方杖材4の上端側に一端をピン結合し、他端を建物の柱などにピン結合して横方向に延設された方杖支持材5と、方杖材4の上端と上部構造1のスパン端部側の間に介設され、方杖材4と上部構造1を接続する回転慣性質量ダンパー6と同調ばね(ばね部材)7を直列に配置した付加振動系8とを備えて構成されている。
また、本実施形態では、方杖材4と回転慣性質量ダンパー6及び同調ばね7とからなる制振機構B1、B2を複数備えており、これら複数の制振機構B1、B2は、床スラブ2の外周縁側に配設されるとともに、一対の制振機構B1、B2が横方向(スパン方向)の対称位置に配されるようにして設けられている。
そして、この複数の制振機構B1、B2を備えた本実施形態の大スパン架構建物の制振構造Bは、回転慣性質量ダンパー6と同調ばね7を直列に配置した付加振動系8を、大トラス架構1の主振動系に同調させることで、吊下げ対象の床スラブ2の上下振動を抑制し、その振動特性を改善する。
ここで、振動機構B1、B2の回転慣性質量ダンパー6は、例えば特開2010−038318号公報に開示されるような回転慣性質量を利用したダンパーであり、装置自体が軽量でありながら、内蔵された回転錘の数百倍から数千倍の質量と同等の質量効果を発揮する。
具体的に、図3及び図4に示すように、ボールねじ10とボールナット11(鋼球12)とフライホイール13からなるボールねじ機構14を備え、振動エネルギーが作用した際に、この振動エネルギーによる直動運動を回転運動に変換する。これにより、質量ではなく回転慣性モーメントに比例する反力を生じさせることができ、この反力を生み出す質量効果を、実際の装置及び回転錘の質量の数百倍から数千倍に拡大させることができ、振動エネルギーを効果的に吸収して減衰させることができる。
また、本実施形態の大スパン架構建物の制振構造Bにおいて、力学的に、ダンパーにより付加される質量効果は非常に大きいが、実際の装置の質量は回転慣性質量ダンパー6を用いることによって、必要な付加質量の数百から数千分の1でよい。さらに、装置は摩擦や材料特性に起因する減衰性能を有しており、減衰性が不足すればさらに減衰機構を付加することで、容易に必要なエネルギー吸収性能、減衰性能を付与することができる。
また、本実施形態では、振動機構B1、B2の同調ばね7として板バネが適用され、この板バネ7の両端部をそれぞれ、取付金具15を介して上部構造1に接合するとともに、板バネ7の中央部にボールねじ10の端部を結合させて、回転慣性質量ダンパー6と板バネ7が直列に配設されている。
そして、このように設けられた板バネ7によって確実に付加振動系8を大トラス架構1の主振動系に同調させることができ、上記の回転慣性質量ダンパー6による作用効果を確実に発揮させて、吊下げ対象の床スラブ2の上下振動を抑制し、その振動特性を改善することができる。
[実施例]
次に、本実施形態の大スパン架構建物の制振構造Bの優位性を確認するために行ったシミュレーションについて説明する。
このシミュレーションにおける大スパン架構(上部構造)1は、スパンが33m、梁成が3mのトラス架構とした。また、軒高を18m、中2階の階高(吊下げ対象の床スラブ2の高さ)を4m、奥行きのスパンを6.3mとした。さらに、柱は、700×700×25mmの角形鋼、中2階の梁とトラス弦材は300×300×10×15mmのH形鋼、トラス斜め材は250×250×9×14mmのH形鋼、中2階を吊り下げ支持する吊り下げ支持部材は直径46mmの鋼棒とした。
そして、まず、本実施形態の制振構造Bを備えていない場合の吊下げ対象2の解析モデルは、中2階をトラス架構1に吊り下げた図5に示す通りである。表1はこの解析モデルの吊下げ対象2の固有値解析結果を示し、図6は1次、2次、3次、4次の固有モード図を示している。この図6の3次が上下振動のモードであり、約3.5Hzであった。
Figure 0006143064
一方、図7は、本実施形態の制振構造Bを備えた場合の解析モデルを示している。制振構造Bは、中2階の左右に方杖材4を設け、同調ばね7と慣性質量ダンパー6を直列に接続して配設している。そして、表2はこの解析モデルの諸元を示している。さらに、図8は、加振点及び評価点T1、T2、T3を示し、最も揺れの大きいT1点に、2.5〜10.5Hzで100Nの一定の力のスウィープ加振を与えてシミュレーションを行った。
Figure 0006143064
そして、各点T1、T2、T3の加速度応答を求め、加振力とのフーリエスペクトル比を求めた。図9(a)は制振構造Bを備えていない場合の結果を示し、図9(b)は制振構造Bを備えた場合の結果を示しており、制振構造Bを備えた場合には、ダンパー6を設置した位置をトラス架構1の端部としても、トラス架構1に吊り下げられた中2階(床スラブ2)の中央部分の3.5Hz付近の振幅が大幅に低減されることが確認された。
次に、中2階の居住性の検討を行うために、中2階の中央部に歩行荷重を与えた場合の同位置における加速度応答波形の1/3オクターブバンド分析結果を示す。表3は歩行荷重の与え方に関する諸元を示している。
Figure 0006143064
ここで、表1及び図8からT1点は3次(3.48Hz)と10次(9.57Hz)の増幅が顕著であることが分かる。一般に、歩行による卓越振動数は一人歩行〜小走りの場合には、1.6Hz〜3.3Hzと言われており、吊下げ対象の床スラブ2の固有振動数がこれらの振動数とそのn倍にあたる場合に応答が大きくなる。これに基づき、ここでは、荷重波(原波の卓越振動数は1.856Hz)の時間刻みを変更し、卓越振動数を表3のように設定した。なお、荷重レベルは二人歩行を想定し、原波の1.5倍とした。
図10は歩行荷重の原波形を示す。また、図11、図12に加速度応答波形の1/3オクターブバンド分析結果を示す。図11は制振構造Bを備えていない場合の分析結果を示し、図12は制振構造Bを備えた場合の分析結果を示している。これらの結果から、ダンパー6がない場合にはV−90レベルを超えているが、ダンパー6がある場合には、それを下回ることが確認された。
したがって、本実施形態の大スパン架構建物の制振構造Bおいては、階高が大きく、スパンも30mを超えるような大スパンの工場施設や屋内競技場施設等に適用すると、内部に吊り下げて配設された吊下げ対象2の耐震性能を向上させることができ、吊下げ対象2が中2階に位置する居住階である場合には、その居住性を向上させることが可能になる。
以上、本発明に係る大スパン架構建物の制振構造の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、吊下げ対象が床スラブ2であるものとしたが、本発明に係る吊下げ対象は床スラブに限定する必要はなく、例えば梁や天井などであってもよい。また、本実施形態では、上部構造がトラス架構1であるものとしたが、この上部構造においてもトラス架構に限定する必要はない。
1 上部構造(大スパン架構)
2 床スラブ(吊下げ対象)
3 居室空間
4 方杖材
5 方杖支持材
6 回転慣性質量ダンパー
7 同調ばね(ばね部材、板バネ)
8 付加振動系
10 ボールねじ
11 ボールナット
12 鋼球
13 フライホイール
14 ボールねじ機構
15 取付金具
A 大スパン架構建物
B 大スパン架構建物の制振構造
B1 制振機構
B2 制振機構
T1 加振点(評価点)
T2 評価点
T3 評価点

Claims (2)

  1. 上部構造から吊り下げ支持された吊下げ対象を備えてなる大スパン架構建物の制振構造であって、
    下端を前記吊下げ対象に接続して斜設される方杖材と、
    前記方杖材の上端と前記上部構造との間に、付加振動系として直列に配設されて前記方杖材と前記上部構造を接続する回転慣性質量ダンパー及びばね部材とを備えて構成されており、付加振動系の周期を前記上部構造の周期に同調させることを特徴とする大スパン架構建物の制振構造。
  2. 請求項1記載の大スパン架構建物の制振構造において、
    前記吊下げ対象が床スラブであり、
    且つ、前記方杖材と前記回転慣性質量ダンパー及びばね部材とからなる制振機構を複数備えており、
    前記複数の制振機構は、前記床スラブの外周縁側に配設されるとともに、一対の制振機構が横方向の対称位置に配されるようにして設けられていることを特徴とする大スパン架構建物の制振構造。
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