JP2007031935A - 防音パネルの取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】前面着脱が可能となされているにも関わらず、防音パネルの形成に係わる作業を簡便なものとできる防音パネルの取付構造を提供する。
【解決手段】防音パネル1の左右端の一方が第二の支柱2Bに取り付けられた取付部材3に取り付けられることで、防音パネル1の左右端の一方は支柱2のフランジ21間に挿入するのみでよく、防音パネル1の左右端の両方を特殊な形状とする必要がないことから、前面着脱が可能となされているにも関わらず、防音パネル1の形成に係わる作業を簡便なものとできる。
【選択図】 図1
【解決手段】防音パネル1の左右端の一方が第二の支柱2Bに取り付けられた取付部材3に取り付けられることで、防音パネル1の左右端の一方は支柱2のフランジ21間に挿入するのみでよく、防音パネル1の左右端の両方を特殊な形状とする必要がないことから、前面着脱が可能となされているにも関わらず、防音パネル1の形成に係わる作業を簡便なものとできる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、高速道路沿いや鉄道沿線に設置され、防音壁を形成するのに適用される前面着脱式の防音パネルの取付構造に関するものである。
防音壁は、一般に防音パネルを段積みして壁状に形成されるものであるが、防音パネルを段積みするにおいては、H型鋼からなる支柱の上端からフランジ間に順次防音パネルの両端を挿入して落とし込み、固定バネを用いて固定する方法が施工の簡便性や取り付けの確実性から最もよく用いられてきている。しかし、防音パネルを支柱上端まで持ち上げることが困難であったり、支柱がR曲げされて上端からの挿入が不可能であったりする場合には、前面から取り付け可能な防音パネルが好適に用いられ、この様な前面着脱式の防音パネルの取付構造が種々開示されてきている。
例えば、防音パネル本体と、この防音パネル本体の両側部に沿って設けられて施工時にH型支柱の溝内に挿入される側枠とからなり、防音パネル本体は有孔前面板と遮音背面板を有する箱体内に吸音材が挿入され、箱体の両側部背面に取付用凹部が設けられ、側枠は背面側に上記取付用凹部に適合する取付用凸部を有する断面略L形状の中空体となされ、内部に落下防止ワイヤーが挿通されるようになされ、上記取付用凹部に取付用凸部が嵌合され、防音パネル本体の前面板を介して箱体内に埋入されたボルトにより防音パネル本体と側枠の上記嵌合部が着脱自在に取付けられた防音パネルが開示されている(例えば特許文献1)。
また、所定間隔をおいて立設された複数本の支柱と該支柱間に上下に積み重ねられる複数段の防音板とからなる防音壁において、防音板本体の左右両端部の前後にそれぞれ取付片が形成され、前方の取付片は左右ともその幅が支柱の幅のほぼ二分の一となされ、後方の取付片の幅は左右いずれか一方の幅が広く、他方の幅がせまくなされた前面着脱式防音板が開示されている(例えば特許文献2)。
しかしながら、特許文献1及び2に記載のような従来の前面着脱式の防音パネルの取付構造では、防音パネルの左右両端を特殊な形状とする必要があり、防音パネルの形成に係わる作業が繁雑なものとなっていた。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、前面着脱が可能となされているにも関わらず、防音パネルの形成に係わる作業を簡便なものとできる防音パネルの取付構造を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係わる防音パネルの取付構造は、第一の支柱と第二の支柱との間に前面側から防音パネルが着脱可能に取り付けられる取付構造であって、前記防音パネルの左右端の、いずれか一方が断面H型となされた前記第一の支柱のフランジ間に挿入され、他方が前記第二の支柱に取り付けられた取付部材に取り付けられていることを特徴とするものである。
本発明に係わる防音パネルの取付構造によれば、防音パネルの左右端の一方が支柱のフランジ間に挿入するのみでよく、防音パネルの左右端の両方を特殊な形状とする必要がないことから、前面着脱が可能となされているにも関わらず、防音パネルの形成に係わる作業を簡便なものとできる。
また前記左右端は、左右縦枠材により形成され、前記左右縦枠材が略同一の断面形状となされていれば、支柱のフランジ間に挿入される一方の左右端と、取付部材に取り付けられる他方の左右端とを同じ枠材により形成することで、左右端の形成に用いる材料を共通のものとして形成に係わる作業を更に簡便なものとでき好ましい。
本発明に係わる防音パネルの取付構造によれば、防音パネルの左右端の一方が支柱のフランジ間に挿入するのみでよく、防音パネルの左右端の両方を特殊な形状とする必要がないことから、前面着脱が可能となされているにも関わらず、防音パネルの形成に係わる作業を簡便なものとできる。
本発明に係わる最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は、本発明に係わる防音パネルの取付構造の、実施の一形態を示す横断面図である。断面H型の鋼材からなる第一の支柱2Aは、前後のフランジ21間にウエーブ22が設けられたもので、第二の支柱2Bについても同じ断面形状となされている。第一の支柱2Aと第二の支柱2Bとの間には、防音パネル1が取り付けられて防音壁が形成されている。防音パネル1は、左右縦枠材11間に透明板12が取り付けられて形成されたもので、左右縦枠材11によって防音パネル1の左右端が形成されている。第一の支柱2A側の左右縦枠材11Aと、第二の支柱2B側の左右縦枠材11Bとは同一の断面形状となされ、一方の左右縦枠材11Aは支柱2のフランジ21間に挟まれて固定バネS1により固定されているが、他方の左右縦枠材11Bについては、支柱2のフランジ21間に固定バネS2により固定された取付部材3と、左右縦枠材11Bとに挿通されたボルトBにナットNが螺着されることで、取付部材3に取り付けられているものである。
取付部材3は、第一の支柱2A側の側端31が第二の支柱2Bの前面側αのフランジ21よりも第一の支柱2A側に突設され、第二の支柱2B側の左右縦枠材11Bがその側端31を用いて取り付けられることで、防音パネル1が前面側αから円滑に取り付けられるようになされている。
図2は、図1に示した防音パネルの取付構造における防音パネル1の取り付けを示す横断面図である。まず(a)において、第一の支柱1Aのフランジ21間に、左右縦枠材11Aを前面側から防音パネル1を斜めにしつつ挿入する。通常、左右縦枠材11Aと支柱2Aのウエーブ22との間には支柱2の間隔誤差や防音パネル1の寸法誤差等を吸収するための間隔Kが設けられており、その間隔K分を利用して左右縦枠材11Aはフランジ21間に深く挿入することができる。左右縦枠材11Aをフランジ21間に挿入した状態で、前面側αから左右縦枠材11Aを軸にして防音パネル1を水平方向に回動させて左右縦枠材11Bを取付部材3の側端31近傍に移動させる。ここで左右縦枠材11Aが第一の支柱2Aのフランジ21間に間隔K分深く挿入されていることで、防音パネル1の回動時に第二の支柱2Bのフランジ21に左右縦枠材11Bが当たって邪魔になることがなく、左右縦枠材11Bは円滑に側端31近傍まで移動させることができる。
次に(b)において、取付部材3は固定バネS2により固定された状態となされ、取付部材3の側端31内面には予めナットNが固着されている。側端31近傍に移動された左右縦枠材11Bには、工具孔13から左右縦枠材11B内に挿入されたボルトBが左右縦枠材11Bと取付部材3とに挿通されて、工具孔13から挿入した工具によってナットNに螺着されることで、ボルトB及びナットNにより左右縦枠材11Bが取付部材3に取り付けられる。ボルトB及びナットNは、防音パネル1の上下方向に複数設けておくのが好ましい。尚、第一の支柱2A側の固定バネS1は、左右縦枠材11Aをフランジ21間に挿入して水平方向の位置合わせを行った時点で取り付けてもよく、左右縦枠材11Aと取付部材3とがボルトB及びナットNにより固定された後に取り付けるようにしてもよい。更に、ボルトBのナットNへの螺着後、工具孔13を蓋やキャップ等により塞いで美観を向上させておくのが好ましい。
左右縦枠材11Bと取付部材3との固定方法は、ボルトB及びナットNを用いるのが簡便な方法で高い固定強度を得ることができ好適であるが、それに限定されるものではなく取り付け強度が確保できるものであればリベット、クリップ、レール胴縁とボルト・ナット、ワイヤー等適宜のものを用いることができる。
また防音パネル1についても、面板12を枠体により固定したものに限定されず、取付部材3に取り付け可能なものであれば汎用の吸音板、板状の遮音板、扉パネル等適宜のものを用いることができる。また本発明に係わる取付構造は、R付きの支柱や重量が大きく支柱の上端まで持ち上げるのが困難な防音パネルに好適に適用できることから、大型の吸音板、遮音板、透光板、扉パネル等に好適に適用することができる。
図3は、本発明に係わる防音パネルの取付構造の、他の実施形態を示す横断面図である。図1の実施形態と同様に、第一の支柱2Aのフランジ21間に一方の左右縦枠材11Aが挿入されて固定バネS1により固定されているが、他方の左右縦枠材11B及び取付部材3は各々断面L字状となされ、その断面L字状が噛み合わされてボルトB及びナットNにより固定されている。かかる断面L字状を噛み合わせて取り付けることで、前面側αからの取付部材3とのクリアランスが拡大されて、支柱2の間隔誤差や防音パネル1の寸法誤差等の吸収が更に容易となり、また音漏れの恐れを小さくすることができる。
1 防音パネル
11 左右縦枠材
2A 第一の支柱
2B 第二の支柱
21 フランジ
3 取付部材
11 左右縦枠材
2A 第一の支柱
2B 第二の支柱
21 フランジ
3 取付部材
Claims (2)
- 第一の支柱と第二の支柱との間に前面側から防音パネルが着脱可能に取り付けられる取付構造であって、前記防音パネルの左右端の、いずれか一方が断面H型となされた前記第一の支柱のフランジ間に挿入され、他方が前記第二の支柱に取り付けられた取付部材に取り付けられていることを特徴とする防音パネルの取付構造。
- 前記左右端は、左右縦枠材により形成され、前記左右縦枠材が略同一の断面形状となされていることを特徴とする請求項1に記載の防音パネルの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005212144A JP2007031935A (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | 防音パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005212144A JP2007031935A (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | 防音パネルの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007031935A true JP2007031935A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37791517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005212144A Pending JP2007031935A (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | 防音パネルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014237957A (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 積水樹脂株式会社 | 柵部材支持構造 |
KR101919089B1 (ko) | 2018-06-01 | 2018-11-15 | 박연우 | 도로 방음벽용 설치수단 |
KR20210150037A (ko) * | 2020-06-03 | 2021-12-10 | 두리산업(주) | 방음판 및 이의 보수방법 |
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2005
- 2005-07-22 JP JP2005212144A patent/JP2007031935A/ja active Pending
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