JP6336580B2 - コネクタ要素 - Google Patents

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Description

本発明は、自由端を有し且つプラグ型コネクタにピンコンタクト要素を固定するための自由端から離間する基部を有する、モータビークル技術における高電流や高電圧のプラグ型コネクタ用の電気ピンコンタクト要素に関する。
本発明は、さらに、モータビークル技術における高電流や高電圧のプラグ型コネクタ用のコネクタ要素に関する。
最後に、本発明は、ピンコンタクト要素の自由端及び基部が形成され、その基部が自由端から離間している、モータビークル技術における高電流や高電圧のプラグ型コネクタ用の電気ピンコンタクト要素を製造する方法に関する。
上記種類の電気ピンコンタクト要素、コネクタ要素及び方法は、従来の技術から知られている。ピンコンタクト要素は、例えば、車の電気システムを車のバッテリ又はアキュムレータに接続するために使用される。部分的に又は完全に電流によって駆動される電気自動車又はハイブリッド自動車の場合、コネクタ要素ひいてはそれに取り付けられたプラグ型コンタクトを介して、非常に大きな電流や電圧が伝送される。ピンコンタクト要素は、いわゆる扁平コンタクト又は丸形コンタクトである可能性がある。扁平コンタクトは、2つの異なる挿入方向で、即ち、屈曲的(90°)及び直線的(180°)なプラグ型コネクタの場合に広くすることができるという、丸形コンタクトに対する利点を有するが、丸形コンタクトの場合は2種類のプラグ型コネクタに対して異なる種類を提供しなければならず、プラグ型コネクタのために製造して保管すべき異なる構成部品の数が増える。
高電流や高電圧であるために、コネクタ要素には特に高い安全要求事項が設定されている。従って、例えば、German Verband der Elektrotechnik(VDE)(ドイツ電子技術協会)の規格、例えば、VDE0470等、及び欧州規格、例えば、IEC/EN61032等は、コンタクト要素が、人間の指の接触からの保護によって保護されなくてはならないことを提示している。対応する試験のためにいわゆる試験指が提供され、これは、人間の指先を模倣し、コネクタ要素の部分即ち開口に対して所定の押圧力にて押し付けられることが意図されており、この部分即ち開口を介して、試験指はコンタクト要素の電流搬送部と接触できない状態でコンタクト要素にはアクセス可能である。
コンタクト要素への接触が様々な方法で防止されることを意図する多くのコネクタ要素が従来の技術から知られている。その結果、コンタクト要素自体が、コンタクト保護部材を備えるか、プラグ型コネクタがコンタクト保護に関する対応する規格又は規定に準拠するように、プラグ型コネクタが開状態であるときに可動性のコンタクト保護デバイスによって隠される。プラグ型コネクタの最終的な挿入状態において、可動性のコンタクトデバイスは、相手コンタクト要素のコンタクト要素が接触できるように引っ込められる。
例えば、DE102010035943A1公報は、ハウジングを有する高電圧用途のためのプラグ型コネクタを開示しており、このハウジング上には電気絶縁壁が形成され、人間の指が、ハウジングによって保持された扁平コネクタピンに接触することなく壁の縁に接触することができる程度まで扁平コネクタピンの上縁及び側縁よりも突出している。
US7,150,660B2公報は、90°及び180°のプラグ型コネクタ用に形成することができる電気コンタクト要素を記載している。このコンタクト要素は、従来の金属から形成されるハウジング部材と、ハウジング部材よりも高い弾性の材料、例えば、ベリリウム銅から形成された弾性コンタクト要素とを有する。
US7,601,019B2公報は、扁平コネクタピンを有し且つ90°及び180°のプラグ型接続の両方に使用可能とすることが意図された接続保証システムを有する、高電圧用途のための電気プラグ型コネクタに関する。
EP0443492B1公報は、ピンレセプタクルを形成する誘電ハウジングを有するプラグ型コネクタを記載しており、このピンレセプタクル内には、配列されたピンコンタクト要素と、加えて、非導電性の細長い要素とが存在する。これらは、人間の指によるピンレセプタクル内へのコンタクト要素までの接近を防止することが意図される程度までピンレセプタクルの縁とコンタクト要素との間の空間を減少することが意図されている。
DE102009016157A1公報は、スリーブ状の部品が、挿入方向に開口した側面を除いて、取り付けられた遮蔽板によって全面からプラグスリーブコンタクトを完全に包囲する遮蔽型プラグ型コネクタ装置を記載している。このプラグスリーブコンタクトは、スリーブ状の部品に対して及び遮蔽板に対してプラグスリーブコンタクトを電気的に絶縁する絶縁室型のインサートによって包囲されている。
EP1730818B1公報は、相補的な扁平コンタクト用の、互いに対して90°回転させた3つの異なる側面からアクセス可能なケージ状のコネクタ受容部材を形成する高電流用途のための電気プラグスリーブコンタクトに関する。
US2012/0231676A1公報は、丸形コンタクトを有する電気プラグ型コネクタのハウジングに関する。このハウジングには、ねじ山を備える丸形コンタクトを挿入するための開口が設けられている。この開口は、ドライバーはコンタクトに届くが指は届かないような寸法を有する。
DE102009059089B3公報は、電気自動車用充電プラグに関し、その丸形コンタクトピンは、半田によって固定されたコンタクト保護キャップを備える。
最後に、US8,298,022B2公報及びEP2418743A1公報は、丸形コンタクトを有するプラグ型コネクタを記載し、その挿入方向を指す先端には、コンタクト保護キャップが配置され、ハウジング壁とコンタクト保護キャップとの間の空間は、人間の指又は試験指が、丸形コンタクトの電流搬送部までコンタクト保護キャップと壁との間に挿入することができないように選択される。
上述のコンタクト要素及びプラグ型コネクタの欠点は、製造が複雑で、故障し易いことである。可動性のコンタクト保護部材を有するコネクタ要素では、コンタクト保護部材を駆動するための機構及び保持するための機構が摩耗し、その結果、プラグ型コネクタの耐用年数を通して適切なコンタクト保護が保証できない可能性がある。
従って、本発明の目的は、できる限り簡易で且つコスト効果の高い方法で堅牢なコンタクト保護を提供することができるピンコンタクト、コネクタ要素及びそのピンコンタクト又はコネクタ要素を製造する方法を提供することである。
この目的は、本発明によれば、導入部で言及されたピンコンタクト要素において、電気絶縁コンタクト保護部材が、基部から自由端までピンコンタクト要素上を外側に延在することにより達成される。前記電気絶縁コンタクト保護部材は、前記基部から前記自由端まで前記ピンコンタクトのコンタクト保護部の外面を形成するように延在する。前記ピンコンタクト要素や前記コネクタ要素は、前記ピンコンタクト要素又はコネクタ要素が、ソケットコンタクト要素又はかかる要素を含むコネクタ要素に導電的に接続されるために、ソケットコンタクト要素又はかかる要素を含むコネクタ要素に接続することができる挿入方向を規定することができ、前記挿入方向に対して横断方向を向く前記ピンコンタクト要素の少なくとも一部は、前記電気絶縁コンタクト保護部材によって形成することができる。かかる構成は、扁平コンタクトや丸形コンタクトにおいて、又はそれらの組み合わせにおいて使用することができる。従って、本発明に係るピンコンタクト要素は、広く使用することができる。
導入部で言及したコネクタ要素では、前記目的は、本発明によれば、前記コネクタ要素が、本発明に係る少なくとも1つのピンコンタクト要素を含むことにより達成される。
導入部で言及した方法では、前記目的は、本発明によれば、前記ピンコンタクト要素が、前記基部から前記自由端まで電気絶縁コンタクト保護部材を外側に備えることにより達成される。前記コンタクト保護部材は、前記ピンコンタクト要素のコンタクト部材上に、例えば、射出成形、注型、又はその他の方法で形成されてもよい。前記コンタクト保護部材及び前記コネクタ要素の前記ハウジングは、1つのツールで実質的に同時に形成することができる。従って、前記ピンコンタクト要素を備える前記ハウジングは、1つの作業ステップで形成、例えば、射出成形されることができる。或いは、前記ピンコンタクト要素は、当然、後続の作業ステップにてハウジングに取り付けられることができる別体の部品として形成されてもよい。
これらの課題解決法には、可動部材が存在しないという利点がある。前記コンタクト保護は、ピンのストリップのコネクタ要素の一部として形成されてもよい。例えばプラスチック材料等の非導電性材料を含む構成部品は、単にコンタクト保護を提供するために必要とされる。ピンのストリップ又はそれを含むプラグ型コネクタは、比較的小さい寸法を有し、堅牢であるように構成することができる。経年劣化又は摩耗の問題が無い。本発明に係るピンコンタクトは、導電体のために使用することができる。前記ピンコンタクト要素は、U字形の輪郭又は他の規格の構成を有してもよく、特に、2つ以上の異なる挿入方向への扁平コンタクトとして使用されてもよい。
本発明に係る課題解決法は、それ自体で有利な以下のさらなる実施形態と自由に組み合わせられ、それによってさらに補われてもよい。
例えば、前記少なくとも1つのコンタクト保護部材では、前記ピンコンタクト要素は、前記ピンコンタクト要素の前面即ち前部側を少なくとも部分的に形成すると規定してもよく、前記面又は側は、前記自由端に位置する。前記前面は、例えば、前記挿入方向を向いていてもよい。前記少なくとも1つのコンタクト保護部材は、前記挿入方向を向く前記ピンコンタクト要素の部分上に配置されてもよい。
前記少なくとも1つのコンタクト保護部材は、前記ピンコンタクト要素の2つの反対の側に沿って延在すると規定されてもよい。前記コンタクト保護部材は、従って、前記ピンコンタクト要素上の両側に配置されてもよい。前記2つの側は、前記ピンコンタクト要素上の互いに実質的に反対側に配置されてもよい。
前記少なくとも1つのコンタクト保護部材は、前記ピンコンタクト要素が相手コンタクト要素に正確に接続することができる前記ピンコンタクト要素の挿入方向や挿入の向きを規定するためのコーディング要素を少なくとも部分的に形成してもよい。前記コーディング要素は、前記挿入方向と実質的に平行に延在してもよい。前記コーディング要素は、前記挿入方向への突出において前記ピンコンタクト要素の所望のコーディング輪郭を画定することを特に支援してもよい。
前記少なくとも1つのコンタクト保護部材は、前記ピンコンタクト要素のコンタクト面を少なくとも部分的に包囲してもよい。前記コンタクト面は、前記ピンコンタクト要素上に側方に配置されてもよい。前記少なくとも1つのコンタクト保護部材は、人間の指との前記コンタクト面の不慮の接触が防止されるように、又は正確なコンタクト保護のための規格及びガイドラインに準拠するように、言わば、前記コンタクト面を包囲し、特に、前記コンタクト面をその側方縁において画定してもよい。互いに反対方向を向く前記ピンコンタクト要素の側面において前記ピンコンタクト要素上に配置された複数のコンタクト面が設けられてもよい。
前記ピンコンタクト要素の少なくとも1つの導電性のコンタクト部材及び前記少なくとも1つのコンタクト保護部材は、互いに対応するように構成されてもよい。前記コンタクト部材は、少なくとも1つのコンタクト面を形成してもよい。前記コンタクト部材及び前記コンタクト保護部材は、共に規格のピンコンタクトを形成してもよい。
前記少なくとも1つのコンタクト部材及び前記少なくとも1つのコンタクト保護部材は、ポジティブロック方式で一方を他方に係合させてもよい。この目的のため、例えば、凹部、凸部や蟻継ぎ接続等のポジティブロック要素が、前記コンタクト部材及び前記コンタクト保護部材の対向する部分に形成され、前記ピンコンタクト要素ができる限り高い剛性を有するように互いに係合してもよい。できる限り高い前記ピンコンタクト要素の剛性により、例えば、試験指が前記コンタクト保護部材に当接し、前記コンタクト要素に曲げ力を加える場合に前記ピンコンタクト要素の弾性変形を防止することが支援される。できる限り高い前記ピンコンタクト要素の剛性は、前記ピンコンタクト要素を含むコネクタ要素において、前記コンタクト保護に関して規定された寸法及び耐久性に準拠するということに寄与する。
前記少なくとも1つのコンタクト部材及び前記少なくとも1つのコンタクト保護部材は、互いに整列した表面を少なくとも部分的に形成してもよい。従って、特に前記コンタクト保護部材の前記表面は、少なくとも1つのコンタクト面に整列してもよい。前記表面は、前記ピンコンタクト要素が相手コンタクト要素に接続されるときに、過度の摩耗に繋がりかねない望ましくない機械抵抗が生じないように、少なくとも1つの挿入方向に整列していると有利である可能性がある。さらに、前記コンタクト保護部材及び前記コンタクト部材の相互に整列した表面により、できるだけ多くの挿入方向に相手コンタクトへ挿入されることができるように前記ピンコンタクト要素を構成することが支援される。
前記少なくとも1つのコンタクト部材は、前記少なくとも1つのコンタクト保護部材に埋め込まれてもよい。また、前記少なくとも1つのコンタクト部材は、前記コンタクト保護部材が前記コンタクト部材によって包囲されるという意味で、前記少なくとも1つのコンタクト保護部材を少なくとも部分的に包囲してもよい。従って、例えば、前記コンタクト部材は、例えば打抜き及び曲げ加工された金属板部品として断面がU字形に構成され、且つ、前記少なくとも1つのコンタクト保護部材を少なくとも部分的に包囲することができる。前記ピンコンタクト要素の剛性は、前記コンタクト保護部材及び前記コンタクト部材の上記のようなポジティブロック構成によってさらに増大させてもよい。
本明細書の導入部で言及した前記コネクタ要素では、本発明に係る課題解決法は、前記コンタクト保護部材が前記コネクタ要素のハウジング上に少なくとも部分的に支持されるという点でさらに改善することができる。前記コンタクト保護部材は、前記コンタクト部材と共に前記ハウジング上に支持されてもよい。この目的のため、前記ピンコンタクト要素は、前記コンタクト保護部材及び前記コンタクト部材の両方が、前記ハウジングのピン受容部材内で横方向に、例えば、前記挿入方向に対して横断方向に支持されるように、前記ピン受容部材に受容されてもよい。
前記少なくとも1つのコンタクト保護部材及び前記コネクタ要素の少なくとも1つの追加的な部分は、互いに対して一体的に接続されてもよい。従って、例えば、前記コネクタ要素のピンレセプタクルの底部又は一部と前記コンタクト保護部材は、互いに一体的に形成されてもよい。従って、前記コンタクト部材は、前記ハウジングに埋め込まれ、前記ハウジングの一部が、前記コンタクト保護部材を形成してもよい。かかる実施形態では、前記ピンコンタクト要素は、言わば、その前記基部において前記ハウジングに溶け込んでいる。
前記少なくとも1つのピンコンタクト要素は、前記コネクタ要素のコンタクト保護カラーによって少なくとも部分的に包囲されてもよく、このカラーは、前記ピンコンタクト要素に関して、前記少なくとも1つのコンタクト保護部材が位置する少なくとも1つの開口を有する。前記少なくとも1つのコンタクト保護部材は、前記コンタクト保護カラーの前記開口に向かう方向に向けられてもよく、この開口は、少なくとも部分的に前記基部と前記自由端との間に延在してもよい。相手コンタクト要素は、前記開口を介して前記ピンコンタクト要素と結合することができる。前記コンタクト保護部材が前記開口に向かう方向を向いていることによって、前記開口の方向に前記コンタクト保護カラーによって最大限被覆された前記コンタクト部材の不慮の接触を防止することができる。
導入部で言及された前記方法では、本発明に係る課題解決法は、前記少なくとも1つのコンタクト保護部材が、前記ピンコンタクト要素の前記少なくとも1つのコンタクト部材上に形成されていることによってさらに改善することができる。従って、前記コンタクト部材は、任意の方法で金属部品として構成され、その後、前記コンタクト保護部材が備えられてもよい。これにより、異なる方法で形成されたコンタクト保護部材によって同一のコンタクト要素に基づく要求事項に準拠するプラグ型コンタクト要素を提供することができる。さらに、例えばピンレセプタクルやコンタクト保護部材を形成するハウジング等のコネクタ要素のさらなる構成部品が、前記コンタクト部材の周囲に前記コンタクト保護部材と共に形成されてもよい。これにより、本発明に係るコネクタ要素の製造時間を減少すること及び製造プロセス全体を簡素化することが支援される。
本発明は、以下において、考え得る実施形態及び添付の図面を参照して一例としてより詳細に記載される。これらの実施形態において述べられた特徴の組み合わせは、専ら例示を目的とするものである。個々の特徴は、夫々の特徴の利点が特定の用途において重要な点ではない場合は、上述のそれらの利点に従って省略されてもよい。
本実施形態の記載において、分かり易いように、特徴及び要素は同一の参照番号で示される。同一又は少なくとも類似の機能性を備える特徴及び要素は、一般的に、さらなる実施形態を指定するために、さらなる文字又はプライム記号を備える同一の参照番号又は同一の参照文字を有する。
本発明に係るピンコンタクト要素の第1の実施形態を備える本発明に係るコネクタ要素の第1の実施形態の概略的な斜視図である。 図1に示すコネクタ要素の概略的な平面図である。 図1に示す切断線B‐Bに沿う図1及び図2に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 図2に示す切断線A‐Aに沿う図1〜図3に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 本発明に係るピンコンタクト要素の第2の実施形態を備える本発明に係るコネクタ要素の第2の実施形態を示す。 図5に示すコネクタ要素の概略的な平面図である。 図5に示す切断線B‐Bに沿う図5及び図6に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 図6に示す切断線A‐Aに沿う図5〜図7に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 本発明に係るコンタクト要素の第3の実施形態を備える本発明に係るコネクタ要素の第3の実施形態の概略的な斜視図である。 図9に示すコネクタ要素の概略的な平面図である。 図9に示す切断線B‐Bに沿う図9及び図10に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 図10に示す切断線A‐Aに沿う図9〜図11に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 本発明に係るピンコンタクト要素の第4の実施形態を備える本発明に係るコネクタ要素の第4の実施形態の概略的な斜視図である。 図13に示すコネクタ要素の概略的な正面図である。 図14に示す切断線D‐Dに沿う図13及び図14に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 図14に示す切断線C‐Cに沿う図13〜図15に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 本発明に係るピンコンタクト要素の第5の実施形態を備える本発明に係るコネクタ要素の第5の実施形態を示す。 図17に示すコネクタ要素の概略的な正面図である。 図18に示す切断線D‐Dに沿う図17及び図18に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 図18に示す切断線C‐Cに沿う図17〜図19に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 本発明に係るピンコンタクト要素の第6の実施形態を備える本発明に係るコネクタ要素の第6の実施形態を示す。 図21に示すコネクタ要素の概略的な正面図である。 図22に示す切断線D‐Dに沿う図21及び図22に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 図22に示す切断線C‐Cに沿う図21〜図23に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 本発明に係るピンコンタクト要素の第7の実施形態を備える本発明に係るコネクタ要素の第7の実施形態の概略的な斜視図である。 図25に示すコネクタ要素の概略的な正面図である。 図26に示す切断線D‐Dに沿う図25及び図26に示すコネクタ要素の概略的な断面である。 図26に示す切断線C‐Cに沿う図25〜図27に示すコネクタ要素の概略的な断面である。
まず、本発明に係るピンコンタクト要素1aの第1の実施形態を備える本発明に係るコネクタ要素100aの第1の実施形態を、図1を参照して説明する。図1は、コネクタ要素100aの概略的な斜視図である。コネクタ要素100aは、共にデカルト座標系を定義する長手方向X、横断方向Y、及び垂直方向Zに延在する。垂直方向Zでは、コネクタ要素100aは、挿入方向Sで相手コネクタ要素(図示せず)に接続することができ、即ち、ピンコンタクト要素1aは、例えばソケットコンタクト要素(図示せず)等の相手コンタクト要素に接続することができる。他の挿入方向S'では、コネクタ要素100aは、他の又は同一の相手コネクタ要素に接続することができ、即ち、ピンコンタクト要素1aは、他の又は同一の相手コンタクト要素に接続することができ、さらなる挿入方向S'は、長手方向Xの反対方向に延出する。従って、ピンコンタクト要素1a及びコネクタ要素100aは、挿入方向S又はさらなる挿入方向S'に従って180°や90°のプラグ型コネクタにおいて使用することができる。
ピンコンタクト要素1aは、いわゆる扁平コンタクトの形状をしており、基部2及び自由端3を有する。ピンコンタクト要素のコンタクト保護部材4は、不慮の接触からピンコンタクト要素1aのコンタクト部材5を保護する。コンタクト保護部材4は、挿入方向Sにピンコンタクト要素1aの前部外縁6に沿って且つ後部外縁7に部分的に沿って、基部2から自由端3まで延在している。且つ、コンタクト保護部材4は、挿入方向Sに対して横断的に、即ち、さらなる挿入方向S'にピンコンタクト要素1aの前部側8に沿って、基部2から自由端3まで延在している。従って、コンタクト保護部材4は、前部側コンタクト保護部9及び前部側コンタクト保護部10の外面10'を形成する。前部側コンタクト保護部9及び前部側コンタクト保護部10は、横断方向Xの反対方向を向くコンタクト部材5の第1のコンタクト面11と、横断方向Yを向くコンタクト部材5の第2のコンタクト面12(図3及び図4を参照)とを部分的に包囲している。
コネクタ要素100aは、ピンレセプタクルのように構成されたハウジング101を有する。ハウジング101は、ピンコンタクト1aを包囲し、垂直方向Zに突出する壁102を有する。壁102には、挿入方向Sの反対方向にピンコンタクト要素1aにアクセス可能な上部壁開口103と、さらなる挿入方向S'の反対方向にピンコンタクト要素1aにアクセス可能な側部壁開口104とが形成されている。
壁102とピンコンタクト要素1aとの間には、コネクタ要素100aのコンタクト保護カラー105が形成されている。壁102と同様に、コンタクト保護カラー105は、上部カラー開口106及び側部カラー開口107を有する。ピンコンタクト要素1aは、挿入方向Sの反対方向に上部カラー開口106からアクセス可能である。ピンコンタクト要素1aは、さらなる挿入方向S'の反対方向に側部カラー開口107からアクセス可能である。上部カラー縁108は、垂直方向Z即ち挿入方向Sに、ピンコンタクト要素1aの前部側8よりも下方、即ち、その前方に配置される。言い換えれば、前部側8は、垂直方向Z及び挿入方向Sに上部カラー縁108よりも突出している。コンタクト保護カラー105の側部カラー縁109は、横方向X即ちさらなる挿入方向S'の反対方向に、前部外縁6即ち前部側コンタクト保護部9の前方に配置される。
コネクタ要素100aの底部110は、実質的に長手方向Xと横断方向Yに区画される平面に延在し、従って、コネクタ要素100aの相手コネクタ受容部材111を画定する。この相手コネクタ受容部材111は、ピンコンタクト要素1a、壁102、及びコンタクト保護カラー105によって形成され、コネクタ要素100a用の相手コネクタ要素(図示せず)に対応するように夫々の要求事項に従って構成される。底部110は、本実施形態のように、底部110の材料が基部2の領域においてピンコンタクト要素1a、即ち、そのコンタクト保護部材4の材料に溶け込むことによってピンコンタクト要素1aと一体的に構成されてもよい。コンタクト保護カラー105及び壁102も、本実施形態のように、底部110に一体的に構成されてもよい。言い換えれば、壁102、コンタクト保護カラー108及び底部110を含むハウジング101は、コンタクト保護部材4又は基部2と一体的に形成されてもよく、それによりピンコンタクト要素1aは、コネクタ要素100aと一体的に形成される。
図2は、ピンコンタクト要素1aの概略的な平面図である。これは、ピンコンタクト要素1aがコンタクト保護カラー105によって三方を包囲され、コンタクト保護カラー105が、壁102によって三方を包囲されていることを示している。従って、ピンコンタクト要素1a、コンタクト保護カラー105及び壁102は、共に相手コネクタ受容部材111即ちその挿入面を形成する。ピンコンタクト1aとコンタクト保護カラー105との間で横断方向Yに計測される間隔、カラー105の高さ及び前部側コンタクト保護部9の高さ及び前部側コンタクト保護部10の長さは、試験指が、コンタクト面11,12まで挿入されることなく、前部外縁6及び側部カラー縁109又は上部カラー縁108及び前部側8に当接するような寸法を有する。
図3は、図1に示す切断線B‐Bに沿う、即ち、横方向X及び横断方向Yによって区画される平面における、ピンコンタクト要素1aの概略的な断面である。これは、コンタクト部材5は断面がU字形状であり、U字形の縦部材が、第1のコンタクト面11,第2のコンタクト面12を形成し、U字形のくびきが、ピンコンタクト要素1aの後部外縁7を部分的に形成していることを示している。コンタクト保護部材4の材料は、U字形の内側に延在している。言い換えれば、コンタクト部材5には、コンタクト保護部材4の材料が充填されている。従って、コンタクト保護部材4及びコンタクト部材5は、ピンコンタクト要素1aの安定性に、特に、前部側コンタクト保護部9に対してY方向に働く曲げ力とは逆のピンコンタクト要素1aの抵抗のモーメントに寄与するポジティブロックユニットを形成する。
図4は、図2に示す切断線A−Aに沿う、即ち、横断方向Y及び垂直方向Zによって区画される平面における、ピンコンタクト要素1aの概略的な斜視図である。これは、コンタクト保護部材4、即ち、その前部側コンタクト保護部9が、上部カラー縁108よりも突出していることを示している。後部外縁7、前部外縁6及び前部側コンタクト保護部9の側面の領域では、コンタクト保護部材4は、コンタクト部材5と整列している。言い換えれば、前部側コンタクト保護部9の側面は、挿入方向Sへの突出において、第1のコンタクト面11及び第2のコンタクト面12と整列している。前部側コンタクト保護部9又は前部側コンタクト保護部8及び第1のコンタクト面11及び第2のコンタクト面12は、さらに、さらなる挿入方向S'への突出において整列している。
さらに、ピンコンタクト要素1aの底部110において、コネクタ要素100aのコンタクト受容部材112は、コンタクト部材5の断面に対応するように挿入方向Sに延在する開口形状である。コンタクト部材5は、コンタクト部材5の接続部20が露出し、導電体(図示せず)に導電的に接続されることができるように、コンタクト受容部材112から底部110より下の箇所まで延出しており、接続部20は、夫々の要求事項に従って構成される。
図5は、本発明に係るコネクタ要素100bの第2の実施形態を示し、この実施形態は、本発明に係るピンコンタクト要素1bの第2の実施形態を備える。ピンコンタクト要素1aと同様に、ピンコンタクト要素1bは、基部2、自由端3、コンタクト保護部材4、コンタクト部材5、前部外縁6、後部外縁7、前部側外縁8、前部側コンタクト保護部9、前部側コンタクト保護部10、第1のコンタクト面11及び第2のコンタクト面12及び接続部20を有する。ピンコンタクト要素1a及びコネクタ要素100aとは異なり、ピンコンタクト要素1b及びコネクタ要素100bは、一体的に形成されていない。即ち、ピンコンタクト要素1bのコンタクト保護部材4の材料は、コネクタ要素100bの底部110の材料に溶け込んでいない。
図6は、コネクタ要素100aの第2の実施形態の概略的な平面図である。これは、基部2と底部110との間の図1に示す移行部が存在しないことを示している。
図7は、図5に示す切断線B‐Bに沿うコネクタ要素100bの概略的な断面である。これは、ピンコンタクト要素1bのコンタクト部材5の中実構造を示す。ピンコンタクト要素1aのコンタクト保護部材4とコンタクト部材5との間に安定化ポジティブロック接続を生じるために、コンタクト保護部材4は、垂直方向Zと実質的に平行に延出する凸状のポジティブロック要素120を備え、コンタクト部材5は、ポジティブロック要素21に対応するように構成された凹状のポジティブロック相手要素22を備える。
図8は、図6に示す切断線A‐Aに沿うコネクタ要素100bの概略的な断面である。これは、ピンコンタクト要素1bをさらに安定させるために、ポジティブロック要素21及びポジティブロック相手要素22と同様に、コンタクト保護部材4上の他のポジティブロック要素23及びコンタクト部材5上の他のポジティブロック相手要素24が互いに係合し、長手方向Xと実質的に平行に延在するさねはぎ接続を形成する。
さらに、底部110におけるコンタクト受容部材112は、ピンコンタクト要素1a全体、即ち、コンタクト保護部材4及びコンタクト部材5がコンタクト受容部材112を通って底部110の下方に突出するようにピンコンタクト要素1bに形成され、ピンコンタクト要素1bの接続部20は、夫々の要求事項に従って配置及び構成される。
図9は、本発明に係るコネクタ要素100cの第3の実施形態を示し、本実施形態は、本発明に係るピンコンタクト要素1cの第3の実施形態を備える。ピンコンタクト要素1bと同様に、ピンコンタクト要素1cは、基部2、自由端3、コンタクト保護部材4、コンタクト部材5、前部外縁6、後部外縁7、前部側8、前部側コンタクト保護部9、前部側コンタクト保護部10、第1のコンタクト面11及び第2のコンタクト面12及び接続部20、ポジティブロック要素21、ポジティブロック相手要素22、他のポジティブロック要素23及び他のポジティブロック相手要素24を有する。コネクタ要素100cは、コネクタ要素100bと同様に、ハウジング101、壁102、上部壁開口103、側部壁開口104、コンタクト保護カラー105、上部カラー開口106、側部カラー開口107、上部カラー縁108、側部カラー縁109、底部110、相手コネクタ受容部材111及びコンタクト受容部材112を有する。
ピンコンタクト要素1a,1bとは異なり、ピンコンタクト要素1cは、後部外縁7の領域に、前部側コンタクト保護部9と同様に基部2から自由端3まで延在する後部側コンタクト保護部9'を有する。コンタクト保護部材4は、ピンコンタクト1cのコンタクト保護部9,9'の外面10'を形成するように、基部2から自由端3まで延在する。従って、第1のコンタクト面11及び第2のコンタクト面12は、前部側コンタクト保護部9によって、後部側コンタクト保護部9'によって、且つ前部側コンタクト保護部10によって包囲されている。従って、ピンコンタクト要素1cは、その長手軸L周りに180°回転することができ、それによって、前部側コンタクト保護部9は、後部側コンタクト保護部9'になり、後部側コンタクト保護部9'は、前部側コンタクト保護部9になる。これにより、コンタクト保護部9又は9'は、常に側部カラー開口107の方向を向き、コンタクト面11,12がその箇所で接触されないように保護するため、コネクタ要素110にピンコンタクト要素1cを不適切に備え付けることを防止することが支援される。
図10は、コネクタ要素100cの概略的な平面図である。これは、コネクタ要素100cが、コネクタ要素100a及びコネクタ要素100bと同一の相手コネクタ受容部材111を形成していることを示している。
図11は、図9に示す切断線B‐Bに沿うコネクタ要素100cの概略的な断面である。前部側コンタクト保護部9と同様に、後部側コンタクト保護部9'もポジティブロック要素21を備える。後部側コンタクト保護部9'のポジティブロック要素21は、コンタクト部材5のポジティブロック相手要素22に係合する。ピンコンタクト要素1aは、図11から分かるように、挿入方向Sへの突出においてその長手軸Lに対して点対称に構成されてもよい。
図12は、図10に示す切断線A‐Aに沿うコネクタ要素100cの概略的な断面である。ピンコンタクト要素1bの場合と同様に、前部側コンタクト保護部10のさらなるポジティブロック要素23は、コンタクト部材5の前部側のさらなるポジティブロック相手要素24に係合する。
図13は、本発明に係るコネクタ要素100dの第4の実施形態を示し、本実施形態は、本発明に係るピンコンタクト要素1dの第4の実施形態を備える。ピンコンタクト要素1a〜1cとは異なり、ピンコンタクト要素1dは、丸形コンタクトの形状である。従って、ピンコンタクト要素1dは円筒形状を有する。この円筒形状は、前部側コンタクト保護部9が、コンタクト部材5の第1のコンタクト面11によって補完される円筒外表面の一部をなすように、ピンコンタクト要素1dのコンタクト保護部材4及びコンタクト部材5によって形成される。ピンコンタクト要素1dの前部側コンタクト保護部10は、円筒状のピンコンタクト要素1dの実質的に円形の基面を形成する。コネクタ要素100dは、コネクタ要素100a〜100cとは異なり、コンタクト保護カラー105を同時に形成する壁102を有する。従って、コネクタ要素100dでは、上部壁開口103は上部カラー開口106に対応し、側部壁開口104は側部カラー開口107に対応する。
図14は、コネクタ要素100dの概略的な正面図である。これは、コンタクト面111が、ピンコンタクト要素1dの外面の180°を超える範囲を覆っていることを示している。
従って、ピンコンタクト要素1dのコンタクト面111は、さらなる挿入方向S'と実質的に平行な側部壁開口104即ち側部カラー開口107からアクセス可能である。従って、コンタクト部材5を、挿入方向Sには、例えば丸形の相手コンタクトとして形成された相手コンタクト要素と、逆挿入方向S'には、逆挿入方向S'対して横断方向の突出において例えばフォーク状の相手コンタクト要素と接触させることができる。それにより、コネクタ要素100dは、90°及び180°のプラグ型接続の両方に適している。
図15は、図14に示す切断線D‐Dに沿うコネクタ要素100dの概略的な断面である。これは、ピンコンタクト要素1dのコンタクト部材5が中実形のものであること、及び、ピンコンタクト要素1dのコンタクト部材5をピンコンタクト要素1dのコンタクト保護部材4に接続するポジティブロック要素が設けられていないことを示している。ピンコンタクト要素1a及びコネクタ要素100aの場合と同様に、ピンコンタクト要素1dのコンタクト保護部材4は、コネクタ要素100dのハウジング101と一体的に形成されている。第2のピンコンタクト要素1dの基部の領域では、ピンコンタクト要素1dの材料が、コネクタ要素100dの底部110の材料に溶け込んでいる。
図16は、図14に示す切断線C−Cに沿うコネクタ要素100dの概略的な断面である。コンタクト保護部材4とコンタクト部材5との間にも、ポジティブロック要素は設けられていない。ピンコンタクト要素1dの円筒状表面を形成する半径であるピンコンタクト要素1dのコンタクト面11の外半径の第1の部分は、円筒面を補完する前部側コンタクト保護部9の外半径よりも大きい。なお、コンタクト保護部材4とコンタクト部材5との間の境界面の高さにおけるさらなる挿入方向S'における壁102即ちコンタクト保護カラー105の間の間隔は、試験指が、コネクタ要素100dの側部壁開口104即ち側部カラー開口107から挿入方向S'の反対方向にコンタクト面11に接触することができず、代わりに前部側コンタクト保護部9に接触する程度に小さくなるように選択される。
図17は、本発明に係るコネクタ要素100eの第5の実施形態を示し、本実施形態は、本発明に係るピンコンタクト要素1eの第5の実施形態を備える。ピンコンタクト要素1eは、ピンコンタクト要素1dと同様に丸形コンタクトとして構成されている。ピンコンタクト要素1dと同様に、ピンコンタクト要素1eは、基部2、自由端3、コンタクト保護部材4、コンタクト部材5、前部外縁6、後部外縁7、前部側8、前部側コンタクト保護部9、前部側コンタクト保護部10及びコンタクト面11を有する。コンタクト保護部9の外面10'は、基部2から自由端3まで延在するコンタクト保護部材4によって形成される。コネクタ要素100dと同様に、コネクタ要素100eは、壁102即ちコンタクト保護カラー105、上部壁開口103即ち上部カラー開口106、側部壁開口104即ち側部カラー開口107、上部カラー縁108、側部カラー縁109、底部110及びコンタクト受容部材112を備えるハウジング101を有し、相手コネクタ受容部材111を形成する。ピンコンタクト要素1dとは異なり、ピンコンタクト要素1eは、ピンコンタクト要素1cと同様に、側部壁開口104即ち側部カラー開口107とは反対側に面するピンコンタクト要素1eの側に配置される後部側コンタクト保護部9'を有する。
図18は、コネクタ要素100eの概略的な正面図である。これは、ピンコンタクト要素1e及びピンコンタクト要素1dが、さらなる挿入方向S'の反対方向の突出においては同一に見えることを示す。
図19は、図18に示す切断線D−Dに沿うコネクタ要素100eの概略的な断面である。これは、ピンコンタクト要素1eの後部側コンタクト保護部9'が、側部壁開口104即ち側部カラー開口107とは反対側に面するピンコンタクト要素1eの側に配置され、ピンコンタクト要素1eのコンタクト部材5が、断面において、前部側コンタクト保護部9、後部側コンタクト保護部9'及び前部側コンタクト保護部10によって包囲されていることを示す。前部側コンタクト保護部9及び後部側コンタクト保護部9'は、ピンコンタクト要素1aと同様に、ハウジング101即ちコネクタ要素100eの底部110に一体的に形成されている。ピンコンタクト要素1eの接続部20は、コネクタ要素100eのコンタクト受容部材112からコネクタ要素100eの底部110より下に突出している。
図20は、図18に示す切断線C‐Cに沿うコネクタ要素100eの概略的な断面である。これは、前部側コンタクト保護部9及び後部側コンタクト保護部9'が、横断方向Y又はその反対方向への突出においてピンコンタクト要素1eのコンタクト部材5を包囲し、従って、ピンコンタクト要素1a〜1cのコンタクト部材5と同様に第1のコンタクト面11及び第2のコンタクト面12を形成していることを示す。ピンコンタクト要素1eの前部側コンタクト保護部9、後部側コンタクト保護部9'の外面10'及び第1のコンタクト面11及び第2のコンタクト面12は、共にその円筒形の外表面を形成する。他の実施形態のように、コンタクト保護部材4も、基部2から自由端3までをピンコンタクト要素1f上の外側に延在している。コンタクト保護部材4は、コンタクト保護部9,9'の外面10'を形成する。
図21は、本発明に係るコネクタ要素100fの第6の実施形態を示し、本実施形態は、本発明に係るピンコンタクト要素1fの第6の実施形態を備える。ピンコンタクト要素1d,1eと同様に、ピンコンタクト要素1fは、丸形コンタクトの形状である。ピンコンタクト要素1d,1eとは異なり、ピンコンタクト要素1fは、前部側コンタクト保護部と4つの前部側及び後部側コンタクト保護部とを有するコンタクト保護部材4を有している。ピンコンタクト要素1fの前部側コンタクト保護部9及び後部側コンタクト保護部9'は、挿入方向Sと実質的に平行にピンコンタクト要素1fの長手軸Lに対して上部から見た場合、互いに正反対に配置されている。ピンコンタクト要素1fのコンタクト部材5は、中実且つ円筒形になるように構成されている。コンタクト保護部9,9'は、ピンコンタクト要素1fのコンタクト部材5の円筒形の外面から離間して配置されている。ピンコンタクト要素1fの前部側コンタクト保護部10は、ピンコンタクト要素1fのコンタクト保護部9,9',10がコンタクト部材5周りに一種のコンタクト保護ケージを形成するように、コンタクト保護部9,9'を互いに接続する。コンタクト保護部9,9',10の間には、ピンコンタクト要素1fの第1、第2、第3及び第4のコンタクト面1〜14が形成される。コネクタ要素1fは、ハウジング101をさらに有する。ハウジング101は、壁102とコンタクト保護カラー105が結合されており、結果的に上部壁開口103が上部カラー開口106と、側部壁開口104が側部カラー開口107と結合されているという点で、コネクタ要素100d,100eのハウジング101とほぼ同様に構成されている。
図22は、コネクタ要素100fの概略的な正面図である。これは、前部側コンタクト保護部10が、挿入方向Sの反対方向にコネクタ要素100fの上部カラー縁108よりも突出していることを示している。
図23は、図22に示す切断線D‐Dに沿うコネクタ要素100fの概略的な断面である。これは、ピンコンタクト要素1fのコンタクト部材5が中実に構成され、その接続部20をコネクタ要素111のコンタクト受容部材112に通した状態で、その底部110から下方へ突出していることを示す。前部側及び後部側コンタクト保護部9,9'は、コンタクト部材5、即ち、その円筒表面に沿う挿入方向Sと実質的に平行に延在し、ピンコンタクト要素1fのコンタクト保護部材4の前部及び後部外縁6,7を形成する。コンタクト保護部材4は、例えば、コネクタ要素100a及び100d〜100eの場合と同様に、ピンコンタクト要素1fの基部2上にコネクタ要素100fの底部110と一体的に構成されてもよい。
図24は、図22に示す切断線C‐Cに沿うコネクタ要素100fの概略的な断面である。これは、ピンコンタクト要素1fのコンタクト保護部材4の前部側及び後部側コンタクト保護部9,9'の同心的配置を示している。前部側及び後部側コンタクト保護部9,9'は、長手軸Lに対して互いに正反対であり、弓形にピンコンタクト要素1fの円筒形のコンタクト部材5を包囲し、第1〜第4のコンタクト面11〜14を包囲し、前部外縁6、後部外縁7、さらには中心外縁6'を形成する。従って、挿入方向Sへの突出において結果的に形成される外輪郭であるピンコンタクト要素1fの外輪郭は、コーディングを生じる。このコーディングは、ピンコンタクト要素1fに接続できる相手コンタクト要素が、挿入方向Sにピンコンタクト要素1fに接続することができ、4つのコンタクト面1〜14の少なくとも1つに確実に接触するように、ピンコンタクト要素1fの外輪郭に対応するように少なくとも部分的に構成されることを必要とする。従って、ピンコンタクト要素のコンタクト保護部9,9'は、ピンコンタクト要素1fに対する相手コンタクト要素の正確な向きを決定するコーディング要素25として作用する。
図25は、本発明に係るコネクタ要素100gの第7の実施形態を示し、本実施形態は、本発明に係るピンコンタクト要素1gの第7の実施形態を備える。ピンコンタクト要素1gは、一種の丸形コンタクトとしてピンコンタクト要素1d〜1fと同様に構成される。ピンコンタクト要素1gのコンタクト部材5は、ピンコンタクト要素1dのコンタクト部材5と同等である。ピンコンタクト要素1a〜1fとは異なり、ピンコンタクト要素1gは、その長手軸Lに対して非対称に構成されている。つまり、挿入方向Sへの突出において、ピンコンタクト要素1gは、ピンコンタクト要素1gに接続することができる相手コンタクト要素の単一の正確な向きを決定することが意図された外輪郭を有する。ピンコンタクト要素1gの前部側コンタクト保護部9は、横断方向Y及び垂直方向Zによって区画される平面に実質的に存在する面を形成するように構成される。従って、ピンコンタクト要素1gの前部側コンタクト保護部9の側部縁には、2つの前部外縁6が形成される。さらに、ピンコンタクト要素1gの前部側コンタクト保護部9は中心外縁6'を形成する。
コネクタ要素100gは、コネクタ要素100d〜100fと同様に、ハウジング101を有する。ハウジング101は、壁102がコンタクト保護カラー105と結合し、従って上部壁開口103が上部カラー開口106と結合し、側部壁開口104が側部カラー開口107と結合している。
図26は、コネクタ要素100gの概略的な正面図である。これは、コネクタ要素100a〜100fの場合と同様に、前部側コンタクト保護部10も、上部カラー縁108よりも突出していることを示している。
図27は、図26に示す切断線D‐Dに沿うコネクタ要素100gの概略的な断面である。これは、ピンコンタクト要素1gのコンタクト保護部材4が、コネクタ要素100gと一体的に構成されていることを示している。つまり、ピンコンタクト要素1gの基部2の領域において、コンタクト保護部材4の材料は、コネクタ要素100gのハウジング101の底部110の材料に溶け込んでいる。
図28は、図26に示す切断線C‐Cに沿うコネクタ要素100gの概略的な断面である。これは、前部側コンタクト保護部9が、側部壁開口104即ち側部カラー開口107に面する一種の障壁を提供していることを示している。前部側コンタクト保護部9は、中心外縁6'が、コンタクト保護部材4と壁102即ちコンタクト保護カラー105との間の間隔即ち自由空間を、試験指によるさらなる挿入方向S'の略反対方向への自由空間からの挿入が防止される程度まで減少するように構成されている。
本発明の概念の範囲内であれば、上述の実施形態からの逸脱は可能である。従って、本発明に係るピンコンタクト要素1a〜1gは、要求事項に従って、基部2及び自由端3を有し、基部2と自由端3との間には、夫々の規格及びガイドラインに従ってピンコンタクト要素1a〜1gの導電性コンタクト部材5との試験指の接触を防止するために、必要とされる形状のコンタクト保護部材4が延在するように構成されてもよい。この目的のため、夫々の要求事項に従い、コンタクト保護部材4は、要望通りに構成された前部外縁6、後部外縁7、前部側8、前部側コンタクト保護部9、前部側コンタクト保護部10、ポジティブロック要素21、さらなるポジティブロック要素23及びコーディング要素25を任意の数だけ有してもよい。コンタクト部材5は、夫々の要求事項に従い、任意の方法で構成されたコンタクト面11〜14及びポジティブロック相手要素22及びさらなるポジティブロック相手要素24を任意の数だけ有してもよく、任意の方法で構成された接続部20を備えてもよい。ポジティブロック要素21,23及びポジティブロック相手要素22,24は、コンタクト保護部材4とコンタクト部材5との間でできる限り安定したポジティブロック接続を生じるために夫々の要求事項に従って構成されてもよい。従って、任意のポジティブロック要素21,23や凹状のポジティブロック相手要素22,24が切込を有してもよい。ポジティブロック要素21,23,24は、コンタクト保護部材4とコンタクト部材5との間の機械的接続の安定性を増すために蟻継ぎ形状でもよい。
本発明に係るコネクタ要素100a〜100gは、夫々に要求事項に従って、所望のピンコンタクト要素1a〜1gの数及び形状に対応する任意数のコンタクト受容部材112を形成するハウジング101を有するように構成されてもよい。壁102、上部壁開口103、側部壁開口104、コンタクト保護カラー105、上部カラー開口106、側部カラー開口107、上部カラー縁108、側部カラー縁109及び底部110は、挿入方向Sやさらなる挿入方向S'における相手コネクタ要素へのコネクタ要素100a〜100gの接続を可能にする少なくとも相手コネクタ受容部材111即ち挿入面を決定するために夫々の要求事項に従って構成されてもよく、挿入方向S及びS'は、例えば、本明細書に記載したように、180°のプラグ型コネクタ又は90°のプラグ型コネクタと関連付けることができる。
ハウジング101の要素及びコンタクト保護部材4は、夫々の要求事項に従って、任意の電気絶縁材料から製造されてもよい。ハウジング101を少なくとも部分的にコンタクト保護部材4上に一体的に構成することが有利である。この目的のため、ハウジング101及びコンタクト保護部材4は、例えば、作業ステップにおいて注型成形又は射出成形されてもよく、或いは、プラスチック材料等の要求事項に対応する材料から製造されてもよい。コンタクト保護部材4及びハウジング101に対して異なる材料を使用することも可能である。
コンタクト保護部9,9',10と壁102即ちコンタクト保護カラー105との間の間隔は、長手方向X、横断方向Y及び垂直方向Z又は挿入方向S及びさらなる挿入方向S'において、夫々の規格及びガイドラインに従って使用されることを意図する人間の指又は試験指による上部壁開口103、上部カラー開口106、側部壁開口104及び側部カラー開口107からのコンタクト部材5との接触が防止されるように選択されることが意図される。
1a〜1g ピンコンタクト要素
2 基部
3 自由端
4 コンタクト保護部材
5 コンタクト部材
6 前部外縁
6' 中心外縁
7 後部外縁
8 前部側/前面
9 前部側外面を備える前部側コンタクト保護部
9' 後部側外面を備える後部側コンタクト保護部
10' 外面
10 前部側コンタクト保護部
11 第1のコンタクト面
12 第2のコンタクト面
13 第3のコンタクト面
14 第4のコンタクト面
20 接続部
21 ポジティブロック要素
22 ポジティブロック相手要素
23 さらなるポジティブロック要素
24 さらなるポジティブロック相手要素
25 コーディング要素
100a〜100g コネクタ要素
101 ハウジング
102 壁
103 上部壁開口
104 側部壁開口
105 コンタクト保護カラー
106 上部カラー開口
107 側部カラー開口
108 上部カラー縁
109 側部カラー縁
110 底部
111 相手コネクタ受容部材
112 コンタクト受容部材
L ピンコンタクト要素の長手軸
X 長手方向
Y 横断方向
Z 垂直方向
S 挿入方向
S' さらなる挿入方向

Claims (11)

  1. モータビークル技術における高電流や高電圧プラグ型コネクタ用のコネクタ要素であって、
    前記コネクタ要素は、電気ピンコンタクト要素と、前記電気ピンコンタクト要素を部分的に包囲するコンタクト保護カラーと、を備え、
    前記コンタクト保護カラーは、第1の方向および前記第1の方向と交差する第2の方向に、相手コネクタ要素との接続を許容する開口を有し、
    前記電気ピンコンタクト要素は、コンタクト部材と、前記コンタクト部材を部分的に包囲するコンタクト保護部材とを有し、
    前記電気ピンコンタクト要素は、前記第1の方向および前記第2の方向において、前記コンタクト保護カラーの前記開口に臨む面が前記コンタクト保護部材により包囲されている、
    コネクタ要素。
  2. 前記コンタクト保護部材は、前記電気ピンコンタクト要素の前部側を少なくとも部分的に形成し、前記前部側は、前記電気ピンコンタクト要素の自由端に位置する
    請求項1に記載のコネクタ要素
  3. 前記コンタクト保護部材は、前記電気ピンコンタクト要素の2つの反対の側に沿って延在する、
    請求項1又は請求項2に記載のコネクタ要素
  4. 前記コンタクト保護部材は、前記電気ピンコンタクト要素が相手コンタクト要素に接続することができる前記電気ピンコンタクト要素の挿入方向や挿入の向きを規定するためのコーディング要素を少なくとも部分的に形成する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のコネクタ要素
  5. 前記コンタクト保護部材は、前記電気ピンコンタクト要素のコンタクト面を少なくとも部分的に包囲する、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のコネクタ要素
  6. 前記電気ピンコンタクト要素の前記コンタクト部材及び前記コンタクト保護部材は、互いに対応するように構成される
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のコネクタ要素
  7. 前記コンタクト部材及び前記コンタクト保護部材は、ポジティブロック方式で一方を他方に係合する、
    請求項6に記載のコネクタ要素
  8. 前記コンタクト部材及び前記コンタクト保護部材は、互いに整列している表面を少なくとも部分的に形成する、
    請求項6又は請求項7に記載のコネクタ要素
  9. 前記コンタクト部材は、前記コンタクト保護部材に埋め込まれる、
    請求項7又は請求項8に記載のコネクタ要素
  10. 前記コンタクト保護部材は、前記コネクタ要素のハウジング上に少なくとも部分的に支持される
    請求項1〜9のいずれか一項に記載のコネクタ要素。
  11. 前記コネクタ要素のピンレセクタブルの底部又は一部と、前記コンタクト保護部材は、互いに一体的に形成される、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載のコネクタ要素。
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