JP6312331B2 - 摩擦減衰エネルギー吸収装置 - Google Patents

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    • F16F1/40Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers consisting of a stack of similar elements separated by non-elastic intermediate layers

Description

本発明は、エネルギー吸収装置に係り、特に、建物、橋、その他の大型の物体、施設又は設備に使用され、地震及び環境の振動エネルギーを吸収、絶縁し、動作温度が増大するのを防止し、かつ減衰及び剛性の自動調整機能及び適応特性を提供し、複数の性能構造物体のための最適機能を複数の振動レベルで別個に達成する摩擦減衰エネルギー吸収装置に関する。
従来のエネルギー吸収装置は、一般的に建物、橋又は機械などの大型の物体上に取り付けられ、物体に衝撃吸収及び衝撃抑制効果を提供し、地震時に発生するエネルギー及び衝撃を吸収する。米国特許5,655,756(以下、特許文献1と称する)は、従来のエネルギー吸収装置(Lead Rubber Bearing、LRB)を開示し、これは芯柱、2つの支持板、複数の金属層及び複数のゴム層を備えている。2つの支持板は、芯柱の両端にそれぞれ取り付けられ、地盤及び大型の物体にそれぞれ確実に接続される。金属層及びゴム層は2つの支持板の間に交互に取り付けられる。地震が発生すると、衝撃吸収効果が金属層及びゴム層の変形によって与えられ、地震によって発生する損傷を低減することができる。
米国特許5,655,756
しかしながら、特許文献1の従来のエネルギー吸収装置の芯柱は鉛で作成されている。鉛芯柱は地震中に変形して地震の振動エネルギーを吸収し、鉛芯柱の変形は熱を発生する。したがって、特許文献1の鉛芯柱の温度は約350℃まで上昇し、地震の際に繰り返し変形による鉛の融点約327℃を超え、高温は鉛芯柱の融解を容易に引き起こし、鉛は環境に影響を与える有毒重金属である。また、従来のエネルギー吸収装置のゴム層及び鉛芯柱は過熱事態で容易に破損する。加えて、高温はまたエネルギー吸収装置の構造強度を容易に低下させ、従来のエネルギー吸収装置の衝撃吸収効果も低減される。加えて、温度が鉛の融点に到達しない場合であっても、材料(鉛及びゴムを含む)は、また温度により軟化され、これは従来のエネルギー吸収装置の構造強度及び衝撃吸収効果を低下させる。
従来のエネルギー吸収装置の上述の課題及び欠点を考慮して、鉛で作成されているエネルギー吸収装置は使用から徐々に禁止又は廃棄され、世界は他の衝撃吸収材料又はエネルギー吸収機構を案出する試みをとっており、それによってそれがエネルギー吸収、環境保護及びその他の課題を解決する必要がある。解決策の1つは、鉛芯柱を取り除くことであるが、衝撃吸収効果が不十分であり、これはエネルギー吸収装置が大規模な取り換えを強いられるということになる。従来のエネルギー吸収装置で液圧緩衝器のような他のダンパが使用される場合は、コストが高価となる。加えて、費用対効果だけではなく、従来のエネルギー吸収装置及び他のダンパを収容するための大きなスペースを必要とし、これは使用の課題が発生し、改善する必要がある。
これらの課題を解決するために、本発明は摩擦減衰エネルギー吸収装置を提供し、前述の問題を軽減又は回避することを意図している。
本発明の主目的は、摩擦減衰エネルギー吸収装置を提供するものであり、摩擦減衰エネルギー吸収装置の動作温度が増大するのを防止すること及び減衰及び剛性の自動調整機能及び適応特性を提供することの機能を有して、複数の性能構造物体のための最適機能を複数の振動レベルで個別に達成する。
本発明にしたがう摩擦減衰エネルギー吸収装置は、両端(2つの端部)、少なくとも1つの芯柱、2つの支持板、複数の第1の材料層及び複数の第2の材料層を有する。少なくとも1つの芯柱は、互いに積層された複数の摺動シートを有する。2つの支持板は、摩擦減衰エネルギー吸収装置の両端に取り付けられる。第1の材料層と第2の材料層は、2つの支持板の間に交互に取り付けられ、少なくとも1つの芯柱を取囲み第1の材料層及び第2の材料層を少なくとも1つの芯柱の摺動シートの少なくとも1つと交互に取り付けるようにしている。
摩擦減衰エネルギー吸収装置は、建物、橋、大型物体、施設又は設備で使用することができ、地震や環境の3方向の振動エネルギーを吸収、絶縁し、かつ動作温度が増大するのを防止し、減衰及び剛性の自動調整機能及び適応特性を提供し、複数の性能構造物体のための最適機能を複数の振動レベルで個別に達成する。
本発明の摩擦減衰エネルギー吸収装置によれば、摩擦減衰エネルギー吸収装置の動作温度が増大するのを防止すること及び減衰及び剛性の自動調整機能及び適応特性を提供することの機能を有し、複数の性能構造物体のための最適機能を複数の振動レベルで個別に達成することができる。
本発明の他の目的、利点及び新規な特徴は、以下の詳細な説明から添付の図面と併せて一層明らかとなる。
本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第1の実施例の断面斜視図である。 図1の摩擦減衰エネルギー吸収装置の断面側面図である。 図2の線3−3に沿った摩擦減衰エネルギー吸収装置の断面上面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第2の実施例の断面上面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第3の実施例の断面斜視図である。 図5の摩擦減衰エネルギー吸収装置の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第4の実施例断面斜視図である。 図7の摩擦減衰エネルギー吸収装置の断面側面図である。 図8の線9−9に沿った摩擦減衰エネルギー吸収装置の断面上面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第5の実施例の断面上面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第6の実施例の断面斜視図である。 図11における摩擦減衰エネルギー吸収装置の断面側面図である。 図12の線13−13に沿った摩擦減衰エネルギー吸収装置の断面上面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第7の実施例の断面上面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第8の実施例の断面側面図である。 図15の線16−16に沿った摩擦減衰エネルギー吸収装置の断面上面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第9の実施例の断面上面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第10の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第11の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第12の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第13の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第14の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第15の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第16の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第17の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第18の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第19の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第20の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第21の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第22の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第23の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第24の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第25の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第26の実施例の断面斜視図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第27の実施例の断面斜視図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第28の実施例の断面斜視図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第29の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第30の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第31の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第32の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第33の実施例の断面側面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第34の実施例の断面上面図である。 本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第35の実施例の断面面側図である。
次に、本発明にしたがう摩擦減衰エネルギー吸収装置を好ましい実施例について図面を参照して詳述する。
図1〜図3を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第1の実施例は建物、橋、その他の大きな物体、施設又は設備に使用され、摩擦減衰エネルギー吸収装置は2つの端部(両端)、芯柱10、2つの支持板20、複数の第1の材料層30及び複数の第2の材料層40を備えている。
芯柱10は、断面、2つの端部、複数の摺動シート11及び2つの端部カバー12を有する。芯柱10の断面は、円形、長方形、正方形又は他の幾何学的形状である。摺動シート11は積層して配置されて芯柱10を形成し、摺動シート11の何れか1つは、例えば鉄、アルミニウム、銅又は他の金属などのような同一又は異質の硬質材料で作成され又は例えばゴム、ポリオキシメチレン(POM)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)及び高分子材料などの軟質材料で作成される。好ましくは、摺動シート11は硬質材料及び軟質材料で作成され、交互に配置されている。摺動シート11の各々は同一又は異なった厚さを有する。摩擦減衰エネルギー吸収装置の第1の実施例において、摺動シートの厚さは同一である。また、摺動シート11の各々は高摩擦係数の材料で作成され、又は摺動シート11の各々は摺動シート11の各々の上面、下面又は外部表面にテフロン(登録商標)のような摺動補助層が被覆される。また、端部カバー12は芯柱10の両端に取り付けられて、摺動シート11をその2つの端部カバー12の間で保持する。好ましくは、芯柱10の積層された摺動シート11は垂直方向の剛性を形成し、摩擦減衰エネルギー吸収装置の垂直方向の負荷を共有し、摺動シート11の各々の減衰及び摩擦を調整することができる。
2つの支持板20は摩擦減衰エネルギー吸収装置の両端に接続され、間隔をおいて互いに平行であり、支持板20の各々は、円形、矩形、正方形又は任意の可能な形状でもよい。2つの支持板20は、それぞれ地盤及び建物、橋又は機械のような大型の物体にボルト、溶接又はリベットによって接続される。支持板20の各々は中心部及び収容孔21有する。収容孔21は、支持板20の中心を通って形成され、芯柱10又は対応する端部カバー12の両端の1つに対応し、これを内部に収容する。
第1の材料層30及び第2の材料層40は、支持板20の間に交互に取り付けられ、芯柱10を取囲み、芯柱10の摺動シート11に交互に隣接している。第1の材料層30及び第2の材料層40の各々は支持板20の形状に対応する形状を有し、円形、長方形、正方形、任意の可能な形状でもよい。代替的には、第1の材料層30及び第2の材料層40の各々は、支持板20の形状とは異なる形状を有している。例えば、支持板20の各々は正方形であり、第1の材料層30及び第2の材料層40の各々は円形であってもよい。第1の材料層30及び第2の材料層40は互いに異なる柔軟材料で作成される。好ましくは、第1の材料層30はゴム、金属又は複合材料から作成することができる。第2の材料層40は金属、ゴム、複合材料から作成することができる。
加えて、芯柱10の摺動シート11の量及び厚さは、材料層30、40の量及び厚さと同一又は異なっている。摩擦減衰エネルギー吸収装置の第1の実施例において、芯柱10の摺動シート11の各々の厚さは材料層30、40の厚さの間である。
さらに、端12は2つの支持板20の材料よりも軟質な変形可能材料から作成することができる。芯柱10の高さは材料層30、40の合計高さよりもわずかに低く、これは芯柱10及び材料層30、40間の垂直方向における変形差を低減し、摺動シート11の各々を水平方向に円滑に摺動させることができる。
本発明にしたがう此のような摩擦減衰エネルギー吸収装置によって、2つの支持板20はボルト、溶接又はリベットによってそれぞれ地盤又は床及び物体に接続され、地震の衝撃及びエネルギーは芯柱10の摺動シート11間の相対的な摺動及び摩擦及び第1及び第2の材料層30、40の変形によって効率良く吸収され抑制されて、3方向の地震の衝撃及びエネルギーが物体に伝達されるのを抑止することができる。したがって、優れた衝撃吸収効果が建物、橋、施設又は設備などの物体に付与され、物体が地震によって損傷するのを防止する。
さらに、積層され非鉛の摺動シート11によって形成されている芯柱10は、繰り返し変形により発生する熱によって誘起される温度上昇で芯柱10の機能を低下し或いは芯柱10を溶融し環境への重大な影響及び汚染を形成するのを防止することができる。また、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置は、使用中に液圧減衰器(ダンパー)のような他の減衰器に接続することなく物体への十分な減衰効果(制振)を得ることができる。次に、摩擦減衰エネルギー吸収装置を使用するコストを大幅に低減することができ、これは費用対効果であって、他の減衰器を設置するための追加のスペースを必要とせず、これは使用にあたり便利である。
また、摩擦減衰エネルギー吸収装置の垂直方向荷重分布は、摺動シート11の垂直方向剛性及び材料層30、40の垂直方向剛性間の比にしたがって調整することができ、これは摺動シート11の摩擦力及び減衰力を調整することができる。そして、摺動シート11は摺動シート11の異なる摩擦係数及び持続的垂直荷重の変化に因り異なる摩擦力及び異なる時間で互いに摺動し、摩擦減衰エネルギー吸収装置の減衰及び剛性のための自動調整機能及び適応特性を達成することができ、これは複数の性能構造物体のための別個の最適機能を複数の振動レベルで達成し、摩擦減衰エネルギー吸収装置の減衰効果を向上することができる。
図4を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第2の実施例は、以下の特長を除いて、図1〜図3に示す第1の実施例と実質的に同様である。摩擦減衰エネルギー吸収装置は複数の芯柱10を有し、芯柱10は摩擦減衰エネルギー吸収装置の中心に対して等間隔に実装され、配置される。芯柱10の摺動シート11は摩擦減衰エネルギー吸収装置に摩擦減衰効果を付与することができる。
図5及び図6を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第3の実施例は、以下の特長を除いて、図1〜図3に示す第1の実施例と実質的に同様である。2つの端部カバー12にそれぞれ当接する摺動シート11Aの2つの厚さは芯柱10の他の摺動シート11Bの厚さよりも薄い。また、2つの摺動シート11Aを含めない摺動シート11Bの各々の厚さは材料層30、40の厚さよりも厚い。さらに、2つの摺動シート11Aは、摺動シート11Bの変形可能材料より軟質の変形可能な材料で作成され、又は端部カバー12の材料と同じ変形可能材料で作成され、支持板20の材料よりも軟質である。そして、芯柱10及び材料層30、40間の水平移動により形成される垂直方向変形差異は減少することができ、これは摺動シート11Bを円滑に移動させることができる。
図7〜図9を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第4の実施例は、以下の特長を除いて、図5及び図6に示す第3の実施例と実質的に同様である。摩擦減衰エネルギー吸収装置は、芯柱10、材料層30、40及び端部カバー12間で摺動シート11A、11Bの周囲に取り付けられた制限モジュール50を有する。制限モジュール50は変形可能な材料で作成され、制限効果及び変形スペースを芯柱10の摺動シート11A、11Bに付与する。好ましくは、制限モジュール50は変形可能な軟質素材で作成され又は中空円筒であり又はコイルばねである。
図10を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第5の実施例は、以下の特長を除いて、図7〜図9に示す第4の実施例と実質的に同様である。摩擦減衰エネルギー吸収装置は複数の芯柱10を有し、芯柱10は摩擦減衰エネルギー吸収装置の中心に関して等間隔に実装され、配置される。芯柱10の摺動シート11A、11Bは摩擦減衰効果を摩擦減衰エネルギー吸収装置に付与することができる。
図11〜図13を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第6の実施例は、以下の特長を除いて、図1〜図3に示す第1の実施例と実質的に同様である。摩擦減衰エネルギー吸収装置は2つの端部カバー12間で芯柱10に取り付けられた冷却モジュール60を有する。冷却モジュール60は密封パイプ61及び冷却剤62を有する。密封パイプ61は中空管であり、芯柱10の摺動シート11を通って取り付けられ、2つの端部を有する。密封パイプ61の2つの端部は2つの端部カバー12によってそれぞれ閉鎖される。冷却剤62は密封パイプ61に充填される。好ましくは、冷却剤62は気体、液体又は固体冷却剤である。芯柱10における冷却モジュール60は摩擦減衰エネルギー吸収装置の温度を低下させることができ、繰り返し変形により発生する熱により誘起される温度上昇で芯柱10及び材料層30、40の機能を低下し或いは芯柱10を溶融するのを防止し、これは摩擦減衰エネルギー吸収装置の構造強度を維持して摩擦減衰エネルギー吸収装置の衝撃吸収効果を強化することができる。
図14を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第7の実施例は、以下の特長を除いて、図11〜図13に示す第6の実施例と実質的に同様である。摩擦減衰エネルギー吸収装置は、複数の芯柱10を有し、芯柱10は摩擦減衰エネルギー吸収装置の中心に対して等間隔に実装され、配置される。芯柱10の摺動シート11は摩擦減衰効果を摩擦減衰エネルギー吸収装置に付与することができる。
図15及び図16を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第8の実施例は、以下の特長を除いて、図7及び図8に示す第4の実施例及び図11〜図13に示す第6の実施例と実質的に同様である。摩擦減衰エネルギー吸収装置は、材料層30、40、芯柱10及び2つの端部カバー12間に取り付けられた制限モジュール50及び冷却モジュール60を有する。制限モジュール50は変形可能材料で形成されて制限効果及び変形スペースを芯柱10の摺動シート11に付与する。芯柱10における冷却モジュール60は摩擦減衰エネルギー吸収装置の温度を低下させることができ、繰り返し変形により発生する熱により誘起される温度上昇で芯柱10及び材料層30、40の機能を低下し或いは芯柱10を溶融するのを防止することができる。
図17を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第9の実施例は、以下の特長を除いて、図15及び図16に示す第8の実施例と実質的に同様である。摩擦減衰エネルギー吸収装置は、複数の芯柱10を有し、芯柱10は摩擦減衰エネルギー吸収装置の中心に対して等間隔に実装され、配置される。芯柱10の摺動シート11は摩擦減衰効果を摩擦減衰エネルギー吸収装置に付与することができる。
図18を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第10の実施例は、以下の特長を除いて、図15及び図16に示す第8の実施例と実質的に同様である。密封パイプ61は制限モジュール50の周囲に装着され、冷却剤62は密封パイプ61及び制限モジュール50間に充填される。制限モジュール50は、制限効果及び変形スペースを芯柱10の摺動シート11に付与することができる。冷却モジュール60は、摩擦減衰エネルギー吸収装置の温度を低下させることができ、繰り返し変形により発生する熱により誘起される温度上昇で芯柱10及び材料層30、40の機能を低下し或いは芯柱10を溶融するのを防止することができる。
図19〜図23を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第11の実施例〜第15の実施例は、以下の特長を除いて、それぞれ図1〜図3、図7〜図9、図11〜図13、図15、図16及び図18に示す第1の実施例、第4の実施例、第6の実施例、第8の実施例及び第10の実施例と実質的に同様である。芯柱10は、芯柱10の2つの端部を閉成するための2つの端部カバー12を有しておらず、芯柱10の両端は2つの支持板20Aにより直接閉成されて摩擦減衰エネルギー吸収装置の全体構造を簡素化している。
図24〜図28を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第16の実施例〜第20の実施例は、以下の特長を除いて、それぞれ図1〜図3、図7〜図9、図11〜図13、図15、図16及び図18に示す第1の実施例、第4の実施例、第6の実施例、第8の実施例及び第10の実施例と実質的に同様である。第1の材料層30の各々は芯柱10の摺動シート11の1つと平行に配置され、対応する摺動シート11の厚さと同じ厚さを有する。さらに、第2の材料層40Aの各々は芯柱10の2つの隣接する摺動シート11間に連続して延在する。また、例えばテフロン(登録商標)のような摺動補助層が2つの隣接する摺動シート11間に延在する第2の材料層40Aの各々の上面又は底面に塗布される。さらに、摺動補助層は、摺動シート11の各々の上面又は底面にも塗布される。摺動シート11の各々は2つの隣接する第2の材料層40Aの間で又は第2の材料層40Aの1つ及び2つの端部カバー12の1つの間で局部的に制限され、これは芯柱10及び材料層30、40A間の垂直方向の変形差異を減少させることができて摺動シート11の各々を水平方向に円滑に摺動させる。好ましくは、芯柱10の高さは材料層30、40Aの全体の高さよりもわずかに低く、これは芯柱10及び材料層30、40A間の高低差異を調整することができ、摺動シート11の各々を水平方向に円滑に摺動させる。さらに、2つの端部カバー12は2つの支持板20の材料よりも軟質の変形可能材料から作成されて芯柱10及び材料層30、40A間の垂直方向の変形差異を減少させ、摺動シート11を水平方向に円滑に摺動させる。また、摺動シート11は異なる直径又は長さを有する。したがって、摺動シート11は、異なる摩擦力の条件で異なる時点で摺動シート11の異なる摩擦係数によって摺動することができる。
図29〜図33を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第21の実施例〜第25の実施例は、以下の特長を除いて、それぞれ図24〜図28に示す第16の実施例〜第20の実施例と実質的に同様である。芯柱10は、芯柱10の2つの端部を閉成するための2つの端部カバー12を有しておらず、芯柱10の両端は2つの支持板20Aにより直接閉成されて摩擦減衰エネルギー吸収装置の全体構造を簡素化している。
図34を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第26の実施例は、以下の特長を除いて、図5及び図6に示す第3実施例と実質的に同様である。芯柱10は少なくとも1つの固体で変形可能な剛性調整支柱70を有する。少なくとも1つの剛性調整支柱70は、摺動シート11A、11B及び2つの端部カバー12の1つの間で芯柱10の上半分に取り付けられ、又は摺動シート11A、11B及び他方の端部カバー12の間で芯柱10の下半分に取り付けられ、又は摺動シート11A、11B間で芯柱10の中間部分に取り付けられて芯柱10の持続荷重及び剛性を調整する。さらに、芯柱10は、2つの端部カバー12にそれぞれ当接する2つの剛性調整支柱70を有し、2つの剛性調整支柱70間の摺動シート11Bを保持し、芯柱10の持続的な負荷及び剛性を調整する。
また、剛性調整支柱70は、銅、錫、鉛、アルミニウム、軟鋼、形状記憶合金、ポリマー材料、プラスチック又はゴムで作成されて芯柱10の持続的な負荷及び剛性を調整する。そして、摺動シート11A、11B間の摩擦力及び減衰力は、芯柱10の持続的な荷重及び剛性にしたがって調整することができ、芯柱10及び材料層30、40との間の垂直方向の変形相違は低減されて摺動シート11A、11Bを水平方向に円滑に摺動させる。
図35を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第27の実施例は、以下の特長を除いて、図5及び図6に示す第3の実施例と実質的に同様である。材料層30、40Aの一部は、芯柱10の上半分に延在し、芯柱10は芯柱10の下半分に取り付けられて2つの異なる厚さをともなう複数の摺動シート11A、11Bを有して、2つの隣接する摺動シート11A、11Bに異なる厚さ及び材料をもたせるようにし、又は材料層30、40Aの一部は、芯柱10の下半分に延在し、芯柱10は芯柱10の上半分に取り付けられて2つの異なる厚さをともなう複数の摺動シート11A、11Bを有して、2つの隣接する摺動シート11A、11Bに異なる厚さ及び材料をもたせるようにし、又は材料層30、40Aの一部は、芯柱10の中間部分に延在し、芯柱10は芯柱10の上半分及び下半分に取り付けられて2つの異なる厚さをともなう複数の摺動シート11A、11Bを有して、2つの隣接する摺動シート11A、11Bに異なる厚さ及び材料をもたせるようにし、又は材料層30、40Aの一部は、芯柱10の上半分及び下半分に延在し、芯柱10は芯柱10の中間部分に取り付けられて2つの異なる厚さをともなう複数の摺動シート11A、11Bを有する。
図36を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第28の実施例は、以下の特長を除いて、図34に示す第26の実施例と実質的に同様である。材料層30、40Aの一部は、芯柱10の上半分に延在し、材料層30、40A及び剛性調整支柱70間で芯柱10の中間部分の摺動シート11を保持し、又は材料層30、40Aの一部は、芯柱10の下半分に延在し、材料層30、40A及び剛性調整支柱70間で芯柱10の中間部分の摺動シート11を保持し、又は材料層30、40Aの一部は、芯柱10の中間部分に延在し、それぞれ芯柱10の上半分及び下半で摺動シート11及び剛性調整支柱70を保持する。
図37を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第29の実施例は、以下の特長を除いて、図24に示す第16の実施例と実質的に同様である。芯柱10は、2つの隣接する第2の材料層40A間に取り付けられ相互に当接する少なくとも1つの芯柱10の少なくとも2つの摺動シート11Fを有する。さらに、芯柱10は、支持板20及び第2の材料層40A間に取り付けられ少なくとも1つの芯柱10の少なくとも2つの摺動シートを有する。また、上述の特徴及び構造関係は、図25〜図33に示される第17の実施例〜第25の実施例でも使用することができる。また、摺動シート11Fは、同一又は異なる厚さ、摩擦係数、材料及び直径を有する。したがって、摺動シート11Fは、異なる摩擦力の条件で異なる時点で摺動シート11Fの異なる摩擦係数によって摺動することができる。
図38を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第30の実施例は、以下の特長を除いて、図37に示す第29の実施例と実質的に同様である。材料層30、40Aの一部は芯柱10の下半分に延在している。加えて、上述の機能及び構造関係は、図24〜図33に示される第16の実施例〜第25の実施例でも使用することができる。
摩擦減衰エネルギー吸収装置が小さい水平方向の力(小変位)を持続したとき、芯柱10の下半分に取り付けられた材料層30、40Aのみが変形されて減衰効果を付与し、芯柱10の上半分に取り付けられ材料層30、40及び摺動シート11Fの減衰機能は付与されない。したがって、摩擦減衰エネルギー吸収装置の剛性及び減衰は芯柱10の下半分に取り付けられた材料層30、40Aによって付与される。水平方向の力が摺動シート11F間の摩擦力を超える程度に達するとき、芯柱10の上半分に取り付けられた摺動シート11Fが摺動し始める。同時に、芯柱10の上半分に取り付けられた材料層30、40が変形し始めて減衰効果を付与し、芯柱10の下半分に取り付けられた材料層30、40Aが変形して減衰効果を付与する。その結果、摩擦減衰エネルギー吸収装置の剛性は芯柱10の上半分及び下半分に取り付けられた材料層30、40、40Aから形成された一連の結果によって付与され、摩擦減衰エネルギー吸収装置の減衰は、材料層30、40、40Aの変形及び摺動シート11Fの摺動摩擦間の減衰和によって付与される。
したがって、剛性の変化は小さな水平方向の力(小変位)から大きな水平方向の力(大変位)に非常に円滑にすることができ、剛性は大幅に変化して高い周波数の振動を引き起こすことはない。また、減衰比の減少量が小さな水平方向の力(小変位)から大きな水平方向の力(大変位)に比較的緩慢であり、これは摩擦減衰エネルギー吸収装置の材料を好ましい組み合わせ及び利用をもたせることになる。
また、図38に示す第30の実施例において、材料層30、40A及び摺動シート11Fの位置は交換することができ、摩擦減衰エネルギー吸収装置は同じ機能を付与することができる。また、図38に示す本発明による第30の実施例の摩擦減衰エネルギー吸収装置は他の種類の芯柱90(例えばLead Rubber Bearing、LRB、特許文献1に開示、鉛又は高減衰材料で作成)に並行に接続して上記の機能を形成し、この他の種類の芯柱90の変形の位置及び時間を制御することができる。そして、剛性の変化は小さな水平方向の力(小変位)から大きな水平方向の力(大変位)に自動的に制御し、摩擦減衰エネルギー吸収装置の衝撃抑制効果を向上することができる。
図39を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第31の実施例は、以下の特長を除いて、図38に示す第30の実施例と実質的に同様である。材料層30、40Aの一部は芯柱10の上半分及び下半分に延在して芯柱10の中間部分における摺動シート11Fを保持する。さらに、上述の特徴及び構造関係は、図24〜図33に示す第16の実施例〜第25の実施例に使用することができる。
図40を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第32の実施例は、以下の特長を除いて、図37に示す第29の実施例と実質的に同様である。材料層30、40Aの一部は芯柱10の中間部分に延在して芯柱10の上半分及び下半分における摺動シート11Fを保持する。加えて、上記の特徴及び構造関係は図24〜図33に示す第16の実施例〜第25の実施例に使用することができる。
図41を参照するに、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の第33の実施例は、以下の特長を除いて、図37に示す第29の実施例と実質的に同様である。芯柱10は2つの端部カバー12を有しておらず、芯柱10の2つの端部は2つの支持板20Aによりそれぞれ閉成され、これは摩擦減衰エネルギー吸収装置の全体構造を簡素化することができる。また、上述の特徴及び構造関係は図24〜図33及び図38〜図40に示される第16の実施例〜第25の実施例及び第30の実施例〜第32の実施例でも使用することができる。
図42を参照するに、本発明の第34の実施例は、以下の特長を除いて、図4に示す第2の実施例と実質的に同様である。摩擦減衰エネルギー吸収装置は、複数の芯柱10及び複数の他の種類の芯柱90(例えばLead Rubber Bearing、LRB、特許文献1に開示、鉛又は高減衰材料で作成)を有する。芯柱10、90は互いに並列に接続される。摺動シート11は異なる摩擦条件で異なる時点で摺動シート11の異なる摩擦係数によって摺動し、他の種類の芯柱90の変形の位置及び時間に共働して作動することができる。そして、剛性の変化は小さい水平方向の力(小変位)から大きな水平方向の力(大変位)に自動的に制御し、摩擦減衰エネルギー吸収装置の衝撃抑制効果を向上することができる。
図43を参照するに、本発明による第35の実施例は、以下の特長を除いて、図15及び図16に示す第8の実施例と実質的に同様である。制限モジュール50のみが芯柱10の摺動シート11の周囲に装着される。
本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置の上述の特徴及び構造関係によれば、摺動シート11、11A、11B、11Fは芯柱10に積層される。地震の間に、摺動シート11、11A、11B、11Fは互いに摺動し、擦り合わせられて減衰効果を付与し、材料層30、40、40Aは変形されて衝撃吸収効果を付与し、地震の衝撃及びエネルギーが建物、橋、他の大きな物体、施設又は設備のような物体に伝達するのを防止する。また、非鉛の摺動シート11、11A、11B、11Fは繰り返し変形により発生する熱によって誘起される温度上昇で芯柱10の機能を低下し或いは芯柱10を溶融し環境への重大な影響及び汚染を形成するのを防止することができる。
また、制限モジュール50は芯柱10に取り付けられ、制限効果及び変形スペースを芯柱10の摺動シート11、11A、11B、11Fに付与する。更に、少なくとも1つの冷却モジュール60は芯柱10に取り付けられて芯柱10及び摩擦減衰エネルギー吸収装置の温度を低下し、繰り返し変形により発生する熱により誘導される温度上昇で芯柱10及び材料層30、40、40Aの機能を低下し或いは芯柱10を溶融するのを防止することができる。さらに、少なくとも1つの剛性調整支柱70及び端部カバー12は芯柱10に取り付けられて芯柱10の持続的な負荷と剛性を調整する。そして、摺動シート11、11A、11B、11F間の摩擦力及び減衰力は、芯柱10の持続的な荷重及び剛性にしたがって調整することができ、芯柱10及び材料層30、40、40A間の垂直方向の変形の相違は低減されて摺動シート11、11A、11B、11Fを水平方向に円滑に摺動させることができる。
したがって、本発明による摩擦減衰エネルギー吸収装置は、ユーザ又は建物、橋、機械、施設又は設備の種類に応じて本発明の実施例によって柔軟かつ便利に使用され、好適な構造強度及び衝撃吸収効果を摩擦減衰エネルギー吸収装置に付与することができる。また、摺動シート11、11A、11B、図11Fは摺動シート11、11A、11B、11Fの異なる材料及び摩擦状態で異なる時点で異なる摩擦係数によって摺動でき、摩擦減衰エネルギー吸収装置の減衰及び剛性を自動的に調整することができる。
また、摺動シート11、11A、11B、11Fの各々は、2つの隣接する第2の材料層40、40A間に制限され、芯柱10及び材料層30、40、40A間の垂直方向の変形差異を減少させ、摺動シート11、11A、11B、11Fの各々が水平方向に円滑に摺動させることができる。また、芯柱10は摺動シート11、11A、11B、11Fとともに他の種類の芯柱90(例えばLead Rubber Bearing、LRB、特許文献1に開示、鉛又は高減衰材料で作成)に並行して接続し、他の種類の芯柱90の変形の位置及び時間を制御することができる。そして、剛性の変化は小さな水平方向の力(小変位)から大きな水平方向の力(大変位)に自動的に制御することができ、摩擦減衰エネルギー吸収装置の衝撃抑制効果を強化することができる。
本発明の多くの特徴及び利点が前述の説明に本発明の構造及び機能の詳細とともに記載されているにもかかわらず、その開示は例示のみであり、変更は特に部品の形状、寸法、配置の事項で詳細に行なうことができ、これは用語の広い一般的な意味によって示される本発明の原理内で全範囲に亘り可能であって、添付の特許請求の範囲で表現される。
10、90・・・芯柱
11、11A、11B、11F・・・摺動シート
12・・・端部カバー
20、20A・・・支持板
21・・・収容孔
30・・・第1の材料層
40、40A・・・第2の材料層
50・・・制限モジュール
60・・・冷却モジュール
61・・・密封パイプ
62・・・冷却剤
70・・・剛性調整支柱

Claims (36)

  1. 摩擦減衰エネルギー吸収装置であって、
    2つの端部と、
    少なくとも1つの芯柱とを備え、前記少なくとも1つの芯柱の各々は
    2つの端部と、
    前記少なくとも1つの芯柱の前記2つの端部間で前記少なくとも1つの芯柱に積層して配置され、取り付けられる複数の摺動シートとを有し、
    前記摩擦減衰エネルギー吸収装置の前記2つの端部上に取り付けられる2つの支持板と、
    複数の第1の材料層及び複数の第2の材料層とを備え、
    前記複数の第1の材料層及び前記複数の第2の材料層は前記2つの支持板間で交互に取り付けられ、前記少なくとも1つの芯柱を取り囲み、
    前記第2の材料層の少なくとも1つは前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シート連続して延在することを特徴とする摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  2. 単一の芯柱が実装されることを特徴とする請求項1記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  3. 複数の芯柱が実装され、前記芯柱の少なくとも1つは複数の摺動シートを有し、前記芯柱の少なくとも1つの前記摺動シートは互いに積層されることを特徴とする請求項1記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  4. 前記少なくとも1つの芯柱の少なくとも2つの隣接する摺動シートは異なる厚さを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  5. 前記少なくとも1つの芯柱は前記少なくとも1つの芯柱の前記2つの端部を閉成する少なくとも1つの端部カバーを有し、前記支持板の1つは当該対応する支持板を通って形成される収容孔を有して前記少なくとも1つの芯柱の前記少なくとも1つの端部カバーを収容することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  6. 前記少なくとも1つの芯柱の少なくとも2つの隣接する摺動シートは異なる直径を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項又は請求項5記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  7. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱に取り付けられる少なくとも1つの冷却モジュールを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  8. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱の少なくとも1つの摺動シートの周りに取り付けられる制限モジュールを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  9. 前記少なくとも1つの芯柱は少なくとも1つの剛性調整支柱を有し、前記少なくとも1つの芯柱の少なくとも1つの剛性調整支柱は変形可能であり、前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートで積層されることを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  10. 前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートの少なくとも1つは前記少なくとも1つの芯柱の他の摺動シートの摩擦係数から異なる摩擦係数を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  11. 前記少なくとも1つの芯柱の当該積層摺動シートは垂直方向の剛性を形成し、摩擦減衰エネルギー吸収装置の垂直方向の荷重を分担し、前記少なくとも1つの芯柱の前記の摺動シートの各々の摩擦を調整することを特徴とする請求項1記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  12. 前記第2の材料層の各々は前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートに延在することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  13. 前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートの少なくとも1つは少なくとも2つの隣接する第2の材料層間に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  14. 前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートの少なくとも1つは少なくとも2つの隣接する第2の材料層間に取り付けられることを特徴とする請求項12記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  15. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱に取り付けられる少なくとも1つの冷却モジュールを有することを特徴とする請求項12記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  16. 前記第1の材料層の少なくとも1つは前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートに延在することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  17. 前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートの少なくとも1つは少なくとも2つの隣接する第2の材料層間に取り付けられることを特徴とする請求項16記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  18. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱に取り付けられる少なくとも1つの冷却モジュールを有することを特徴とする請求項17記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  19. 前記芯柱の少なくとも1つは複数の摺動シートを有し、他の芯柱は鉛又は高減衰材料によって形成され、前記芯柱は互いに並列に接続されることを特徴とする請求項3記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  20. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱に取り付けられる少なくとも1つの冷却モジュールを有することを特徴とする請求項13記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  21. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱に取り付けられる少なくとも1つの冷却モジュールを有することを特徴とする請求項14記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  22. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートの少なくとも1つの周りに取り付けられる制限モジュールを有することを特徴とする請求項12記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  23. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートの少なくとも1つの周りに取り付けられる制限モジュールを有することを特徴とする請求項13記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  24. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートの少なくとも1つの周りに取り付けられる制限モジュールを有することを特徴とする請求項14記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  25. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートの少なくとも1つの周りに取り付けられる制限モジュールを有することを特徴とする請求項15記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  26. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートの少なくとも1つの周りに取り付けられる制限モジュール有することを特徴とする請求項16記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  27. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートの少なくとも1つの周りに取り付けられる制限モジュールを有することを特徴とする請求項17記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  28. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱の前記摺動シートの少なくとも1つの周りに取り付けられる制限モジュールを有することを特徴とする請求項18記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  29. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱の周囲に取り付けられる少なくとも1つの冷却モジュールを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  30. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱の周りに取り付けられる少なくとも1つの冷却モジュールを有することを特徴とする請求項13記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  31. 前記摩擦減衰エネルギー吸収装置は前記少なくとも1つの芯柱の周りに取り付けられる少なくとも1つの冷却モジュールを有することを特徴とする請求項14記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  32. 前記少なくとも1つの芯柱は少なくとも2つの隣接する第2の材料層間に取り付けられる複数の摺動シートを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  33. 前記少なくとも1つの芯柱は少なくとも2つの隣接する第2の材料層間に取り付けられる複数の摺動シートを有することを特徴とする請求項12記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  34. 前記少なくとも1つの芯柱は少なくとも2つの隣接する第2の材料層間に取り付けられる複数の摺動シートを有することを特徴とする請求項16記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置。
  35. 前記少なくとも1つの芯柱の前記複数の摺動シートの少なくとも2つは2つの隣接する第2の材料層間に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置
  36. 前記少なくとも1つの芯柱の前記複数の摺動シートの少なくとも2つは前記支持板及び前記第2の材料層間に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の摩擦減衰エネルギー吸収装置
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