JP6310210B2 - 筆記具 - Google Patents
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Description
ここで、端部部材の外周面に、筒軸の軸方向に沿って延びる装飾溝を形成すれば、筆記具の意匠性を高めることができる。
このため、装飾溝からずれた位置にウェルドマークが形成されるようにし、これにより、装飾溝が形成された端部部材にウェルドマークが生じても、端部部材の強度を確保することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特に、メッキがなされている筆記具は、成形品の表面の仕上がり状態に、外観品質が大きく左右されるので、端部部材の表面にウェルドマークが生じている場合、外観が不良とされ、製品検査に合格できない。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(特徴点)
本発明の第1発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、本第1発明は、筆記体(2)を収納する軸筒(3)と、この軸筒(3)の端部開口(5L)に装着される端部部材(7)とを備えた筆記具(1)であって、前記端部部材(7)は、射出成形で製造されたものであり、且つ、ウェルドマークが形成される部分(77)に装飾溝(74B) が設けられていることを特徴とするものである。
(特徴点)
本発明の第2発明は、前述の第1発明において、次の特徴点を備えている。
すなわち、本第2発明は、前記端部部材(7)として、前記軸筒(3)の後端部開口(5L)に装着されることで、当該後端部開口(5L)を閉鎖するものを採用したことを特徴とする。
(特徴点)
本発明の第3発明は、前述の第1又は第2発明において、次の特徴点を備えている。
すなわち、本第3発明は、前記装飾溝(74B) の内部が塗装されていることを特徴とするものである。
(特徴点)
本発明の第4発明は、前述の第1又は第2発明において、次の特徴点を備えている。
すなわち、本第4発明は、前記装飾溝(74B) の表面に装飾部材が装着されていることを特徴とするものである。
以上のように構成されている本発明は、次のような効果を奏するものである。
すなわち、第1発明によれば、ウェルドマークが形成される部分に装飾溝を設けたので、装飾溝の内側面や底部にウェルドマークが形成され、ウェルドマークが目立たなくなり、端部部材にウェルドマークが生じても、筆記具の外観品質が確保され、これにより、前記目的が達成される。
なお、装飾溝が形成される部位の肉厚を他の部位と同じ寸法とする等によって、端部部材の強度は充分に確保できる。
本発明の第2発明によれば、前述した第1発明の効果に加え、次のような効果を奏することができる。
すなわち、本第2発明によれば、軸筒の先端部開口に装着される端部部材は、筆記時に指で隠れるので、ウェルドマークが生じても、ウェルドマークが目立つことがないが、軸筒の後端部に装着される端部部材は、筆記時に指で隠れることがなく、ウェルドマークが生じると、ウェルドマークが目立ってしまう。
第2発明によれば、軸筒の後端部開口に装着される端部部材に対して、ウェルドマークが形成される部分に装飾溝を設けたので、ウェルドマークが生じても、当該ウェルドマークが目立つことがなく、この点から、筆記具の外観品質を確保することができる。
本発明の第3発明によれば、前述した第1又は第2発明の効果に加え、次のような効果を奏することができる。
すなわち、本第3発明によれば、装飾溝の内部を塗装したので、ウェルドマークが生じても、当該ウェルドマークが塗膜に隠蔽され、視認不可能となり、また、新たな色彩を筆記具に加えることもでき、これにより、筆記具の外観品質をより向上することもできる。
本発明の第4発明によれば、前述した第1又は第2発明の効果に加え、次のような効果を奏することができる。
すなわち、本第4発明によれば、装飾溝に装飾部材を装着したもので、ウェルドマークが生じても、当該ウェルドマークが装飾部材により隠蔽され、視認不可能となり、また、新たな色彩や形状を筆記具に加えることもできる。これにより、筆記具の外観品質を確保するだけでなく、筆記具の外観品質を向上することもできる。
(ボールペン1の概略構成)
本実施形態に係るボールペン1は、筆記体として、例えば、黒色、赤色及び青色の3色のボールペンリフィル2を軸筒3内に収容した複式筆記具である。
なお、本実施形態において、ボールペン1の先端とは、筆記時において、ボールペンリフィル2の筆記ボールが位置する端部をいい、後端とは、前記「先端」とは反対側の端部をいう。また、ボールペン1における前方とは、先端に近づく方向をいい、後方とは、後端に近づく方向をいう。
また、軸筒3は、先端側を形成する先軸4と、後端側を形成する後軸5と、先軸4及び後軸5の間の表面を形成する中軸6と、後軸5の後端に装着された端部部材である天冠7とに分解可能となっている。
軸筒3の内部に収納された3本のボールペンリフィル2のそれぞれは、その先端部分に、先端筆記部であるボールペンチップ2Aを備えたものとなっている。そして、3本のボールペンリフィル2うち、任意の1つのボールペンチップ2Aが先端口4Bを通じて外部へ突出可能となっている。
また、先軸4の内周面における後端近傍には、雌ネジ部4Cが形成されている。
このうち、後軸5の後端部である操作部5Aには、後軸5の外周面との間にシート状のものを挟持するためのクリップ部8の後端部が結合されている。
一方、後軸5は、中子部5Bの外径が操作部5Aよりも小さくされ、中子部5Bと操作部5Aとの境界部分に段差が形成された段付きの周面を備えている。
この操作部5Aと中子部5Bとの段差は、中軸6の側壁部分の肉厚に応じた寸法となっている。これにより、中子部5Bを内部に挿通させた中軸6が操作部5Aに連結されると、中軸6の外周面と操作部5Aの外周面とが連続面を形成するようになっており、ひいては、先軸4、中軸6及び後軸5の3つの外周表面が1つの連続面を形成するようになっている。
また、中子部5Bの内周面における先端近傍には、雌ネジ部5Cが形成されている。
中ネジ管9は、全体が筒状の部材である。中ネジ管9の先軸4側の端部には、先軸4の雌ネジ部4Cと螺合する雄ネジ部9Aが形成されている。中ネジ管9の後軸5側の端部には、後軸5の雌ネジ部5Cと螺合する雄ネジ部9Bが形成されている。
先軸4及び後軸5は、中ネジ管9の雄ネジ部9Aを先軸4の雌ネジ部4Cと螺合するとともに、中ネジ管9の雄ネジ部9Bを後軸5の雌ネジ部5Cと螺合することで、互いに連結されるようになっている。
そして、後軸5の内部には、リフィル尾栓2Bを後軸5の軸方向に沿って案内するスペーサ20が設けられている。
そして、リフィルガイド部21の略十字形における4つの腕のうち、図4中、上方、右方及び下方に位置する3つの腕は、3本のボールペンリフィル2の後端部がそれぞれ挿通されるリフィル挿通部24となっている。
前述した4つのU字形溝25のうち、尾栓挿通孔28を介して、リフィルガイド部21のリフィル挿通部24と連通している3つのU字形溝25は、リフィル尾栓2Bを保持する尾栓保持部22となっている。
そして、尾栓挿通孔28の内径は、リフィル尾栓2Bの円柱部2Dの外径よりも大きいが、コイルスプリング2Cの外径よりも小さいものとなっている。
一方、コイルスプリング2Cは、図2の如く、尾栓挿通孔28を通ることができず、リフィル尾栓2Bの鍔部2Eと仕切り壁部21A との間で、圧縮状態にされて尾栓保持部22の内部に収納されている。
このようなコイルスプリング2Cは、その弾性力でリフィル尾栓2Bの鍔部2Eを後方へ向かって押圧し、ひいては、ノック棒10を後軸5の後端に向かって押圧している。以上において、コイルスプリング2Cは、ノック棒10を後軸5の後端に向かって付勢するノック棒用付勢手段となっている。
換言すると、ボールペン1は、3つのノック棒10のうち、一のノック棒10が軸筒3の前方に向かって摺動操作されると、当該ノック棒10に接続されたボールペンリフィル2のボールペンチップ2Aが、軸筒3の先端口4Bから突出して筆記が可能な状態となるように形成されたものである。
そして、コイルスプリング2Cは、ノック棒10が前方へ操作されると、リフィル尾栓2Bの鍔部2Eと仕切り壁部21A との間でさらに圧縮され、ノック棒10を元の位置に戻す弾性力を発生させるものとなっている。
図6〜図9には、3つのノック棒10は、いずれも図示されていないが、これら3つのノック棒10の各々は、複数対のガイドレール33のうち、一対をなすガイドレール33の間にそれぞれ配置され、当該一対のガイドレール33に案内されることによって、後軸5の軸方向に沿って摺動可能となっている。
なお、一対のガイドレール33の互いに対向する部分には、図7に示すように、ノック棒10の後述する被案内突条11を案内するために、後軸5の軸方向に沿って延びる案内溝33B がそれぞれ形成されている。
リブ35における先端側(図6における左方)の部位であるリブ先端側部36は、図8に示すように、後軸5の径方向における内側の内縁36A がガイドレール33の内縁33A よりも外側に位置している。
リブ35における後端側(図6における右方)の部位であるリブ後端側部37は、図9に示すように、後軸5の径方向における内側の内縁37A がガイドレール33の内縁33A よりも内側に位置している。
ここで、後端内面5Dは、後軸5の後方の端部に設けられているとともに、後軸5の前方を向いた面となっている。
後端内面5Dには、図6及び図7に示すように、先端縁に凹凸が形成された正面カム部39が設けられている。
ここで、正面カム部39は、図7の如く、後端内面5Dの周縁に沿って延びる円形の正面形状を有するものである。
また、正面カム部39には、凹凸として、図6の如く、逆V字形の山部39A と、V字形の谷部39B とが設けられている。
ここで、リブ35の段差部38は、正面カム部39の先端縁、すなわち、逆V字形の山部39A の頂上よりも、後軸5の前方に位置している。
図5に戻って、クリップ部8は、図5に示すように、その長手方向がリブに沿うように後軸5に設けられている。
第1ノック棒10A は、図8に示すように、3つガイドスリット32のうち、図8中の左方に位置するガイドスリット32A に配置されるものである。一方、第2ノック棒10B は、図8中の下方及び右方に位置するガイドスリット32B に配置されるものとなっている。
これらの被案内突条11は、ガイドレール33に設けられた前述の案内溝33B に案内されるものであって、後軸5の軸方向に延びているとともに、厚さが案内溝33B の幅に対応している。
第1ノック棒10A の先端には、図10(B)における下方の面から下方へ突出する接続部14が設けられている。第1ノック棒10A は、この接続部14の先端面でリフィル尾栓2Bの後端に接続されるようになっている。
第1ノック棒10A の後端には、露出側面13を図10中の上方へ膨出させる指掛かり部15が設けられている。この指掛かり部15は、使用者が軸筒3の前方に向かって第1ノック棒10A を容易に摺動できるように、使用者の指を係止させるものである。
第1ノック棒10A の係合部16は、図10(D)に示すように、後述する回転カム40の傾斜面41A に対応するために、図10(D)中、左斜め下方を向いた傾斜面16A を有するものとなっている。
また、第1ノック棒10A の後端面12には、露出側面13を後方へ延長する表面突起部18が当接突起部17と離間して設けられている。
第2ノック棒10A における第1ノック棒10A との相違点は、次の2点である。
(1)第2ノック棒10A には、識別溝13A が設けられていない点。
(2)第2ノック棒10B の係合部16は、後述する回転カム40の傾斜面41B に対応するために、第1ノック棒10A と異なり、図11(D)中、左斜め上方を向いた傾斜面16B を有している点。
ここで、表面突起部18は、その後端が当接突起部17の後端よりも後方に延び、且つ、当接突起部17の後端が後端内面5Dに当接する位置までノック棒10が後方へ摺動されると、当該表面突起部18の後端とガイドスリット32の後端縁との間に隙間Gが形成されている。
さらに、後軸5の後端内面5Dには、径方向における外側の周縁からノック棒10へ向かって突出する立ち上がり部5Eが設けられている。
立ち上がり部5Eは、ノック棒10側の当接突起部17が後端内面5Dに当接する位置にノック棒10が配置されている状態で、当接突起部17及び表面突起部18の間に挟まれるように形成されている。
すなわち、カム軸支シャフト31の先端部分には、尾栓保持部22の突起部27を内部に嵌合させる嵌合凹部31A が設けられている。
後軸5の後端内面5Dの中央部分には、カム軸支シャフト31の後端側を支持する軸受孔5Fが設けられている。
カム軸支シャフト31は、先端部分の嵌合凹部31A がスペーサ20側の突起部27と嵌合することで、先端部分がスペーサ20に支持され、後端部分が後軸5側の軸受孔5Fに挿通されて後軸5に支持されている。
このようなカム軸支シャフト31は、その中間部分が回転カム40のシャフト挿通孔42に挿通され、回転カム40を回転自在に支持している。
カム軸支シャフト31の先端近傍部分の周囲には、後軸5の後端に向かって回転カム40を付勢するカム用付勢手段としてのコイルスプリング43が巻回されている。
回転カム40は、図13及び図14に示すように、円筒状の本体40A の外周面から径方向外側へ突出する3つの凸部44が形成されたものである。これらの凸部44は、回転カム40の本体40A の外周面において、その周方向に並設されている。
そして、第1凸部44A には、図13の如く、対応するノック棒10である第1ノック棒10A に形成された係合部16の傾斜面16A に対応して傾斜しているとともに、当該傾斜面16A に係合する傾斜面41A が設けられている。
第2凸部44B には、対応するノック棒10である第2ノック棒10B に形成された係合部16の傾斜面16B に対応して傾斜しているとともに、当該傾斜面16B に係合する傾斜面41B が設けられている。
換言すると、当接部45は、正面カム部39側の逆V字形の山部39A に対応したV字形の谷部45A と、正面カム部39側のV字形の谷部39B に対応した逆V字形の山部45B とを備えたものとなっている。
ここにおいて、ノック棒10の後端部に設けられた当接突起部17は、回転カム40に突設された凸部44の係止部46に係合部16が係止されている状態で、係止部46よりも後方へ突出する保護突起となっている。
また、この状態において、図15に示されていない他のノック棒10が軸筒3の前方に向かって摺動されると、回転カム40が再度回転して、係止部46による係合部16の係止が解除され、図15に示されているノック棒10に接続されたボールペンリフィル2のボールペンチップ2Aは、コイルスプリング2Cの付勢力によって、先軸4の先端口4Bの内部に没入して元の位置に復帰するように形成されている。
クリップ本体部81は、後軸5の外周面との間でシート状のものを挟持する挟持部81A と、後軸5に固定されるリング状の被固定リング部81B とを備えたものとなっている。
クリップ飾り部82は、透明な合成樹脂で宝石を模した飾り部82A と、後軸5に固定されるリング状の被固定リング部82B とを備えたものとなっている。
クリップ部8は、被固定リング部81B, 82Bの内部に固定部5Hが挿通され、且つ、被固定リング部81B, 82Bが後軸5の後端部5Gと天ネジ管83との間に挟み込まれた状態で、天ネジ管83を雄ネジ部5Jに螺合することで、後軸5への固定がなされている。
天冠7の軸筒3の後方に位置する後端面71には、その中央部分を貫通するとともに、内部に段差面72を有する段付孔73が形成されている。
装飾溝74A〜74Cの内部は、それぞれ対応するボールペンリフィル2の筆記色と同じ色の塗料で塗装されている。なお、装飾溝74A〜74Cの内部に施される塗装の代わりに、装飾溝74A〜74Cの内部に嵌合される装飾部材を作製し、これらの装飾部材を装飾溝74A〜74Cに装着するようにしてもよい。
天冠7の底面開口を囲む端縁部7Aのうち、図18中の上方に位置する部位には、クリップ部8の被固定リング部81B, 82Bとの干渉を回避するために、端縁部75を部分的に切り欠いた「 ]」字形状の逃げ部75A が設けられている。
このため、天冠7の外周面におけるゲート76と対向する部分77には、ウェルドマークが形成される。そして、このウェルドマークが形成される部分77には、装飾溝74B が設けられている。
天冠7の装飾溝74A〜74Cの裏側となる内周面には、装飾溝74A〜74Cが形成された部分の肉厚を確保するために、内周面を内側に膨らませた膨出部75B が形成されている。
天冠7は、段付孔73に挿通され、且つ、カム軸支シャフト31の後端部31B にきつく嵌合しているキャップ部材78の鍔部78A が、段付孔73の段差面72を係止することで、後軸5の後端への固定がなされている。
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、ウェルドマークが形成される部分77に装飾溝74B を設けたので、装飾溝74B の内側面や底部にウェルドマークが形成され、ウェルドマークが目立たなくなり、天冠7にウェルドマークが生じても、ボールペン1の外観品質を確保することができる。
例えば、前記実施形態では、天冠7を射出成形で製造するにあたり、1箇所のゲート76を有する金型を利用したが、これに限らず、複数箇所のゲート76を有する金型を利用してもよい。例えば、図20に示すように、装飾溝74A 及び装飾溝74C の前方2箇所にゲート76を設けてもよく、このようにしても、ウェルドマークが形成される部分77と、装飾溝74B との位置を一致させることができる。
装飾溝として、装飾溝74D〜74Fを採用する場合、図22に示すように、天冠7の底面開口を囲む端面76B における装飾溝74E から等距離となる2箇所にゲート76を設けるのが好ましい。このようにすれば、ウェルドマークが形成される部分77と装飾溝74E との位置を一致させることができる。
また、前記実施形態では、端部部材として、軸筒の後端部開口に装着される天冠7を採用したが、これに限らず、軸筒の先端部開口に装着される端部部材を採用してもよい。
さらに、前記実施形態では、筆記具として、軸筒内部に複数の筆記体が収納された複式筆記具を採用したが、これに限らず、軸筒内部に1つの筆記体が収納された筆記具を採用してもよい。
また、筆記体としては、ボールペンリフィルに限らず、他の種類のリフィルでもよく、例えば、シャープペンシルリフィルでもよい。
2B リフィル尾栓 2C コイルスプリング 2D 円柱部
2E 鍔部 3 軸筒 4 先軸
4A 先端部 4B 先端口 4C 雌ネジ部
5 後軸 5A 操作部 5B 中子部
5C 雌ネジ部 5D 後端内面 5E 立ち上がり部
5F 軸受孔 5G 後端部 5H 固定部
5J 雄ネジ部 5K 端面 5L 開口
6 中軸 7 天冠 7A 端縁部
8 クリップ部 9 中ネジ管 9A 雄ネジ部
9B 雄ネジ部 10 ノック棒 10A ノック棒
10B ノック棒 11 被案内突条 12 後端面
13 露出側面 13A 識別溝 14 接続部
15 指掛かり部 16 係合部 16A 傾斜面
16B 傾斜面 17 当接突起部 18 表面突起部
20 スペーサ 21 リフィルガイド部 21A 壁部
22 尾栓保持部 23 筒状部 24 リフィル挿通部
25 U字形溝 26 丸孔 27 突起部
28 尾栓挿通孔 31 カム軸支シャフト 31A 嵌合凹部
31B 後端部 32 ガイドスリット 32A ガイドスリット
32B ガイドスリット 33 ガイドレール 33A 内縁
33B 案内溝 34 当部位 34 部位
35 リブ 36 リブ先端側部 36A 内縁
37 リブ後端側部 37A 内縁 38 段差部
39 正面カム部 39A 山部 39B 谷部
40 回転カム 40A 本体 41 傾斜面
41A 傾斜面 41B 傾斜面 42 シャフト挿通孔
43 コイルスプリング 44 凸部 44A 凸部
44B 凸部 45 当接部 45A 谷部
45B 山部 46 係止部 71 後端面
72 段差面 73 段付孔 74A 装飾溝
74B 装飾溝 74C 装飾溝 74D 装飾溝
74E 装飾溝 74F 装飾溝 75 端縁部
75A 逃げ部 75B 膨出部 76 ゲート
76B 端面 76C 内周面 76D ゲート
77 部分 78 キャップ部材 78A 鍔部
81 クリップ本体部 81A 挟持部 81B 被固定リング部
82 クリップ飾り部 82A 飾り部 82B 被固定リング部
83 天ネジ管 G 隙間
Claims (3)
- 筆記体を収納する軸筒と、
この軸筒の端部開口に装着される端部部材と、
を備えた筆記具であって、
前記端部部材は、射出成形で製造されたものであり、且つ、該端部部材の外周面において該筆記具の長手方向に沿ってウェルドマークが形成される部分に該長手方向に沿った装飾溝が設けられているとともに、
前記端部部材の内周面には、前記装飾溝が形成された部分を内側に膨らませた膨出部が形成されていることを特徴とする筆記具。 - 筆記体を収納する軸筒と、
この軸筒の端部開口に装着される端部部材と、
を備えた筆記具であって、
前記端部部材は、射出成形で製造されたものであり、且つ、該端部部材の外周面において該筆記具の長手方向に沿ってウェルドマークが形成される部分に該長手方向に沿った装飾溝が設けられているとともに、
前記筆記体として各々が所定の筆記色を有する複数本のボールペンリフィルが前記軸筒に収納され、
前記装飾溝が前記端部部材の周方向に沿って複数形成されるとともに、前記装飾溝の内部がそれぞれ対応する前記ボールペンリフィルの筆記色と同じ色に塗装されていることを特徴とする筆記具。 - 筆記体を収納する軸筒と、
この軸筒の端部開口に装着される端部部材と、
を備えた筆記具であって、
前記端部部材は、射出成形で製造されたものであり、且つ、該端部部材の外周面において該筆記具の長手方向に沿ってウェルドマークが形成される部分に該長手方向に沿った装飾溝が設けられているとともに、
前記端部部材には、端縁部を部分的に切り欠いた「]」字形状の逃げ部が設けられていることを特徴とする筆記具。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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