JP3134993U - 複式筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸筒に複数の筆記体を出没可能に配置した複式筆記具であって、前記複数の筆記体を押圧すべく押圧部材を各々配置すると共に、それら各々の押圧部材を同色とし、組み立てが容易で安価な複式筆記具を提供する。
【解決手段】軸筒に複数の筆記体16を出没可能に配置した複式筆記具であって、前記複数の筆記体を押圧すべく押圧部材を各々配置すると共に、それら各々の押圧部材を同色とした複式筆記具。
【選択図】図2

Description

本発明は、軸筒に複数の筆記体を出没可能に配置した複式筆記具に関する。
1例として、選択した一つの押子を軸方向へスライド操作することにより、同押子の掛止部が軸筒の掛止段部に掛止されて、同押子に対応する筆記先端部の突出状態を維持させる出没式多色筆記具において、軸筒外周面の窓部から露出する押ボタン部と、軸筒の求心方向に突出する解除突起とを一体的に備える解除部材を軸筒内に設け、該解除部材の前記押ボタン部を押動することにより、掛止されている前記押子を前記解除突起によりその内側から押し動かし、同押子の掛止部を軸筒の掛止段部から離脱させて前記筆記先端部を没入させるように構成した出没式多色筆記具が知られている。
そして、前記押子の色は、その押子に連結されている筆記先端部の色、具体的には、筆記先端部に収容されているインキの色と同色となっている。つまり、使用する筆記先端部(インキ色)を選択し易いようにしているのである。
特開2001−121882号公報。
しかし、前述の出没式多色筆記具にあっては、各筆記先端部(収容されているインキ色)の色に合った押子を形成しなければならず、材料費のコストアップに繋がってしまっていた。つまり、複数色の押子を製作しなければならないのである。
また、前記押子と筆記先端部を組み立てる場合においては、筆記先端部(収容されているインキ色)に合った色の押子を選択し、組み付ければならず生産性を著しく悪くしてしまっていた。強いては、製品としての価格も吊り上げてしまっていた。
本考案発明は、軸筒に複数の筆記体を出没可能に配置した複式筆記具であって、前記複数の筆記体を押圧すべく押圧部材を各々配置すると共に、それら各々の押圧部材を同色としたことを要旨とする。
本考案は、軸筒に複数の筆記体を出没可能に配置した複式筆記具であって、前記複数の筆記体を押圧すべく押圧部材を各々配置すると共に、それら各々の押圧部材を同色としたので、組み立てが容易で安価な複式筆記具を提供することができる。
図1〜図6に示し説明する。3色のボールペンが摺動自在に配置されている多芯筆記具である。ボールペンばかりではなく、シャープペンシルなどであっても良い。参照符号1は、軸本体であり、その軸本体1は、前軸2と後軸3とより構成されている。また、本例において、前軸2は、先部材4と中軸5の螺合構造により構成されているが、一体的に形成されていても良い。しかし、前記筆記体の交換や成形の容易性を考慮すると2部材とし、着脱自在に固定した方が良い。その先部材4は、透明、或いは、半透明な材料で形成されており、前記各ボールペンに収容されているインキ(記録体)の色の視認が可能となっている。
前記後軸3には、その長手方向に3個のスリット6が形成されている。本例においては、3個のスリット6が形成されているが、筆記体であるボールペンの数が3本であるためであり、この筆記体の本数によってスリットの形成する数も変わるものである。また、スリット6は、後軸3の一方の端部まで形成されていると共に、スリット6の両側には、摺動溝7が形成されている。しかし、この摺動溝7は、スリット6の両側の全長に渡って形成されているのではなく、中間部までしか形成されていない。
前記後軸3の前方には断面の形状が外径方向に向かって拡開するほぼ扇形をした脚部8が形成されている。この脚部8は、スリット6が形成されることにより形成される。よって、筆記体の数によって脚部8の数は変わる。参照符号9は、後軸3の側面に形成されたクリップ部である。また、参照符号10は各脚部8の中間部に形成された円弧状のリブであり、後軸3を中軸5に組み付けた際の、その後軸3と中軸5との振れを防止するためのリブとなっている。その円弧状のリブ10は、脚部8の円周方向に形成されており、その円弧状のリブ10の前端部には傾斜面10aが形成されているが、後端部は直角に切り落とされた段部10bとなっている。後述する中軸5の円弧状リブ10aを乗り越え易くすると共に、乗り越えた後には抜けにくい構成としているのである。尚、円弧状のリブ10の後方には、縦リブ8aが形成されており、この縦リブ8aによっても後軸3と中軸5との振れが防止されている。
前記後軸3のスリット6には、スライダー(押圧部材)11が摺動自在に配置されている。このスライダー11の長手方向の両側には、摺動突起12が形成されており、前記スリット6に形成された摺動溝7に摺動可能に係合している。このスライダー11の背面には、間隔をおいて2つの解除突起13、14が形成されており、スライダー11の前端部には、筆記体を接続する球状の接続部15が形成されている。そして、この接続部15には、ボールペンやシャープペンシルなどの筆記体16が接続されている。参照符号17は、筆記体16並びに筆記体16に接続するスライダー11を後方に付勢するコイルスプリングなどの弾撥部材である。
前記3個のスリット6に配置されている3個のスライダー11は、その全てのスライダーの色が同色となっている。本例においては、全てのスライダーが無色透明となっているが、着色された半透明であっても良いし、或いは、白や赤、黒色に着色された不透明なスライダーとしても良い。全てのスライダーの色が同色であれば良いのである。
また、前記スライダー11の後部には、指が掛かる半円弧状の突出部11aが形成されている。指へやさしくフィットさせるためになされた形状であるが、指への引っ掛かり性や滑り止め性を向上させるならば、前記半円弧状の突出部11aの表面にローレット加工や微細な凹凸などを施しても良い。
また、前記筆記体16の先端近傍の突出動作の際、露出する部分には、収容されているインキ(記録体)の色と同色か、或いは、近似する色の模様(表示)16aが施されている。本例においては、筆記体16の先端部を囲繞するように模様16aを帯状に付着させているが、先端部のほぼ全域に渡って付着させても良い。使用する筆記体の選択を容易なものとしている。即ち、筆記体16の模様16aを見れば、何色の筆記体が選択されているのかが判るのである。
前記前軸2の1部材である中軸5の中間部には、規制部18が形成されており、その規制部18には、筆記体16が遊挿する3つの貫通孔19と、規制部18の外縁部付近に後述する溝部20と同一直線上にほぼ四角形状の貫通孔19aが形成されている。この規制部18に弾撥部材17の一端を係止させることにより、筆記体16を後方に付勢しているものである。また、中軸5の内側で、規制部18の後方には、長手方向に3つの溝部20が形成されており、この溝部20に前記後軸の3の脚部8が摺接され、組み立て時に脚部8が案内されるようになっている。また、その溝部20は、脚部8の断面形状とほぼ同形をなしている。即ち、外径方向に向かって拡開する扇形を形成している。
また、前記3つの溝部20の間であって、且つ、前記貫通孔19aの上方には、突起21が形成されている。その突起21の後部には、中心方向に向けて前方に傾斜する傾斜面21aが形成されている。前記後軸3を中軸5に組み付けた際、この突起21に後軸3の脚部8に設けた凹状の係合部3aが係合するものである。尚、後軸3の脚部8の係合部3aの近傍は、溝部20に摺接されておらず、そのため、係合部3aが突起21を乗り越える際、前記細径部8bの前端傾斜面が突起21の傾斜面に当接し、その細径部8bが傾斜面に沿って縮径側にたわみ、乗り越えた後は脚部8の弾性復元力によって元の位置へ戻り突起21と係合する。つまり凹状の係合部3aに突起21が嵌り込み後軸3と前軸5が連結・固定されるのである。
尚、前記突起21の内径側における高さは、貫通孔19aの内径を超えないものとなっている。即ち、前軸5を射出成形などの手段によって成形する際、前軸の前方中空部を形成するコアピンと後部中空部を形成するコアピンによって容易に成形し得るようにしているのである。ちなみに、突起21の高さが貫通孔19aの内形を超えてしまうと、規制部18と突起21との間にアンダーカットが形成され、実質的に成形が不可能になってしまう。
次に作用について説明する。後軸3を中軸5に組み付ける際、脚部8を溝部20に挿着するが、この挿着過程で突起10が円弧リブ20aを乗り越える。このとき、円弧リブ20aと突起10との係合により、後軸3の中軸5に対する抜け出しが防止されると共に、円弧リブ20aによって脚部8が溝部20の縮径方向に押し付けられ、その結果、楔作用が発生し、脚部8と溝部20が強固に固定される。即ち、後軸3が中軸5に強硬に固定され、径方向、並びに、円周方向の振れが防止されるのである。
尚、本例においては、後軸3の脚部8を中軸5の溝部20に押し付ける例として、溝部20の円弧面に円弧リブ20aを形成したが、脚部8を上方に向けて扇形状を維持しつつ徐々に大形としたり、或いは、溝部20を下方に向けて徐々に細形にするなどしても良い。
次に動作について説明する。特定のスライダー11を前方(図中下方)に押圧すると、スライダー11は、スリット6並びに摺動溝7に案内されながら、筆記体16を伴い前進し、筆記体16の先端が軸本体1の先端より突出する。と、同時に、スライダー11が軸筒本体1の内側に押し込まれ、次いで、スライダー11の側面部に形成されている摺動突起12の後端が、摺動溝7の前端部に係合し、筆記体16の後退作用を阻止する。つまり、この摺動溝7をスリット6の中間部までしか形成しないことにより、スライダー11の係合をも兼ねるようになっている。
次に、筆記体16を軸本体1に収納したい場合には、他のスライダー11を押圧する。他のスライダー11を押圧すると、互いのスライダー11の背面に形成されている解除突起13、14が衝突する。この衝突作用により、押圧されている状態にあるスライダー11が軸筒本体1の外側方向に押圧される。そして、この押圧作用により、前記スライダー11の摺動突起と摺動溝7との係合が解除され、その解除作用により突出している状態にある筆記体16が弾撥部材17の作用により後退し軸本体1内に没入する。
本考案の1例を示す縦断面図(筆記体収納時)。 本考案の1例を示す縦断面図(筆記体突出時)。 図1のA−A線断面図。 図2のB−B線断面図。 図1のC−C線断面図。 図1のD−D線断面図。
符号の説明
1 軸本体
2 前軸
3 後軸
4 先部材
5 中軸
6 スリット
7 摺動溝
8 脚部
9 クリップ
10 リブ
10a 傾斜面
10b 段部
11 スライダー
12 摺動突起
13 解除突起
14 解除突起
15 接続部
16 筆記体
17 弾撥部材
18 規制部
19 貫通孔
20 溝部
21 突起

Claims (3)

  1. 軸筒に複数の筆記体を出没可能に配置した複式筆記具であって、前記複数の筆記体を押圧すべく押圧部材を各々配置すると共に、それら各々の押圧部材を同色としたことを特徴とする複式筆記具。
  2. 前記筆記体に記録体を収容すると共に、その記録体の色と同色の色を前記筆記体の先端近傍に付着したことを特徴とする請求項1記載の複式筆記具。
  3. 前記各々の押圧部材を透明、或いは、半透明としたことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の複式筆記具。
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JP2009107227A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Pilot Ink Co Ltd 多芯筆記具
JP2009286018A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Pentel Corp 筆記具

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