JP2009078484A - 多芯筆記具 - Google Patents

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善之 本田
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Abstract

【課題】 本体ボデーの軸線方向に沿って形成された保持孔によって、筆記体が軸線方向のほぼ全域に渡ってガイドされている。よって、筆記体が湾曲し、隣り合う筆記体と接触してしまうと言った問題は解決されているが、本体ボデーの軸心と筆記体の軸心が異なってしまっているため、筆記する際に違和感が生じてしまっていた。
【解決手段】 軸本体内に複数の筆記体を有し、該筆記体は弾撥部材により後方に付勢されているが、筆記体の後方に取り付けられているスライダーを前進せしめ、該スライダーを軸本体内に係合させることにより、前記各筆記体を軸本体に形成された1箇所の突出孔から各々突出させるが如くなした多芯筆記具において、前記突出孔の近傍に各筆記体を個別に囲繞する案内部を内設した多芯筆記具。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軸本体内に複数の筆記体を有し、該筆記体は弾撥部材により後方に付勢されているが、筆記体の後方に取り付けられているスライダーを前進せしめ、該スライダーを軸本体内に係合させることにより、前記筆記体を軸本体から突出させるが如くなした多芯筆記具に関するものであり、前記筆記体の1例としては、ボールペンリフィルやシャープペンシルユニットなどが挙げられる。
1例として、筆記体と連接した複数の作動子(ノック部材)を後軸の窓孔から突出させた状態で配置し、その作動子を軸筒の先方に摺動させることにより選択的に筆記部を軸筒の先端開口から突出させるようにした多芯筆記具が知られている。前記後軸の前方には、継手が嵌着しており、その継手の前方には、前軸が取り外し可能に連結されている。
その前軸は、先端方に向かい徐々に径が小さくなっている。勿論、内面形状も徐々に小さくなっており、円錐形状の内面となっている。また、軸筒(前軸)に内設された複数の隣り合う筆記体間には、隙間、即ち、空間が形成されていると共に、軸筒(前軸)の内面との間にも空間が形成されている。
しかしながら、前軸の内側が先端方向に徐々に径が小さくなっていく構造では、前軸の内面と筆記体間、また、隣り合う筆記体間に空間があるため、突出した筆記状態にある筆記体に筆圧が掛かると、その筆記状態にある筆記体の湾曲が軸筒の内部で増加し、この湾曲の増加に伴って没入状態にある他の筆記体に接触することになる。この接触により1回目の衝撃が把持している指に伝達される。更に筆圧が増加すると、筆記状態にある筆記体の湾曲がさらに増加し、前記接触状態にある他の筆記体を移動させると共に、その移動に伴い接触が解除され、その解除に伴う勢いで筆記状態にある筆記体が軸の内面に衝突する。この衝突が2回目の衝撃となる。この様に、筆圧如何によっては、2段回の衝撃を受けることになり、筆記感を著しく損ねてしまっていた。
そこで、本体ボデーと、この本体ボデーの内部あるいは周囲に非分離的に付属され、かつ、各軸線が互いにほぼ平行となるように配置されている複数本の筆記体とを備え、各筆記体はその軸線が本体ボデーの軸線に対して側方に偏位しており、かつ、本体ボデーに対し、筆記部が所定量突出する筆記状態と、その筆記状態より筆記部が退避する収納状態との間を軸心方向にスライド可能となっている筆記具が開発された。即ち、本体ボデーには、各筆記体が各々突出する保持孔が各々形成されている。
実開平4−067087号公報。 実開平4−102888号公報。
前記従来技術にあっては、本体ボデーの軸線方向に沿って形成された保持孔によって、筆記体が軸線方向のほぼ全域に渡ってガイドされている。よって、筆記体が湾曲し、隣り合う筆記体と接触してしまうと言った問題は解決されているが、本体ボデーの軸心と筆記体の軸心が異なってしまっているため、筆記する際に違和感が生じてしまっていた。
本発明は、軸本体内に複数の筆記体を有し、該筆記体は弾撥部材により後方に付勢されているが、筆記体の後方に取り付けられているスライダーを前進せしめ、該スライダーを軸本体内に係合させることにより、前記各筆記体を軸本体に形成された1箇所の突出孔から各々突出させるが如くなした多芯筆記具において、前記突出孔の近傍に各筆記体を個別に囲繞する案内部を内設したことを要旨とする。
本発明は、軸本体内に複数の筆記体を有し、該筆記体は弾撥部材により後方に付勢されているが、筆記体の後方に取り付けられているスライダーを前進せしめ、該スライダーを軸本体内に係合させることにより、前記各筆記体を軸本体に形成された1箇所の突出孔から各々突出させるが如くなした多芯筆記具において、前記突出孔の近傍に各筆記体を個別に囲繞する案内部を内設したので、過大な筆圧による筆記体の衝撃を極力防止することができ、その結果、良好な筆記感が得られる。
図1〜図6に示し説明する。黒色や赤色、青色、の3色からなるボールペンが摺動自在に配置されている多芯筆記具である。ボールペンばかりではなく、シャープペンシルを適宜組み合わせても良い。参照符号1は、軸本体であり、その軸本体1は、前軸2と後軸3とより構成されている。また、本例において、前軸2は、先部材4と中軸5の螺合構造により構成されているが、一体的に形成されていても良い。
前記後軸3には、その長手方向に3個のスリット6が形成されている。本例においては、3個のスリット6が形成されているが、筆記体であるボールペンの数が3本であるためであり、この筆記体の本数によってスリットの形成する数も変わるものである。また、スリット6は、後軸3の一方の端部まで形成されていると共に、スリット6の両側には、摺動溝7が形成されている。しかし、この摺動溝7は、スリット6の両側の全長に渡って形成されているのではなく、中間部までしか形成されていない。
前記後軸3の前方には断面の形状が外径方向に向かって拡開するほぼ扇形をした脚部8が形成されている。この脚部8は、スリット6が形成されることにより形成される。よって、筆記体の数によって脚部8の数は変わる。その脚部8の外接円径は、後軸3の最大外径よりも小さく形成されている。即ち、後軸3の最大外径部と脚部8との連結部分には、段部(鍔部)3bが形成されている。また、前記後軸3の脚部8には、中軸5の内壁に当接する突状のリブ8aが形成されている。また、その中軸5の後端面にも突状のリブ5aが形成されているが、このリブ5aは中軸5の後端面の全周に渡って形成されているのではなく、部分的に形成されている。具体的には、等間隔な4箇所に形成されている。また、本例では、そのリブ5aは、中軸5の内周面の延長上に形成されているが、これに限定されることなく、リブ5aは後軸3の段部(鍔部)3bと当接する位置であれば、前記中軸5の後端面のどの位置に形成しても良い。これら脚部8のリブ8aや中軸5のリブ5aは、後述する溶着固定するための溶融部となっている。即ち、脚部8のリブ8aは中軸5の内面と当接し溶着・固定され、また、中軸5のリブ5aが鍔部3aの下端と当接し溶着・固定される。
前記後軸3のスリット6には、スライダー11が摺動自在に配置されている。このスライダー11の長手方向の両側には、摺動突起12が形成されており、前記スリット6に形成された摺動溝7に摺動可能に係合している。このスライダー11の背面には、間隔をおいて2つの解除突起13、14が形成されており、スライダー11の前端部には、筆記体を接続する球状の接続部15が形成されている。そして、この接続部15には、ボールペンやシャープペンシルなどの筆記体16が接続されている。参照符号17は、筆記体16並びに筆記体16に接続するスライダー11を後方に付勢するコイルスプリングなどの弾撥部材である。
前記前軸2の1部材である中軸5の中間部には、規制部18が形成されており、その規制部18には、筆記体16が遊挿する3つの貫通孔19が形成されており、前記規制部18に弾撥部材17の一端を係止させることにより、筆記体16を後方に付勢している。また、中軸5の内側で、規制部18の後方には、長手方向に3つの溝部20が形成されており、この溝部20に前記後軸3の脚部8が摺接され、組み立て時に脚部8が案内されるようになっている。また、その溝部20は、脚部8の断面形状とほぼ同形をなしている。即ち、外径方向に向かって拡開する扇形を形成している。
また、前記溝部20には後軸3の脚部8と当接しない高さで、且つ、前記後軸3の脚部8に形成されたリブ8aの外接径より小さいリブ20aが形成されている。前記溝部20に形成されたリブ20aは、組立て時に前記後軸3と中軸5を溶着固定するまで間、容易に後軸3が中軸5から抜けないようにするためのものである。
また、前記後軸3と中軸5は超音波溶着による固定ではなく、接着や単なる凹凸嵌合(係合)などであっても良く、或いは、後軸3と中軸5を一体成形などしても良い。
前記前軸2の1部材である先部材4は、前記中軸5に対して螺合により着脱自在に固定されている。この先部材4と中軸5とを一体的に形成しても良いが、筆記体16の交換や成形の容易性を考慮すると2部材とし、着脱自在に固定した方が良い。
また、この先部材4の内径部はペン先側へ向かって徐々に径が小さくなっており、円錐形状の内形(円錐部10)を有しているが、その円錐部10の中間部には前記筆記体16を軸本体1の中心軸線上に向けて付勢する小径部10aが先部材4と一体に形成されている。そして、先部材4の先端には、前記筆記体16が出没する突出孔21が形成されている。
また、先部材4の中間部であって、前記小径部10aの後方には案内部材22が挿着されている。その案内部材22には、3個の貫通孔22aが形成されており、前記各筆記体16がそれぞれ貫通している。尚、この案内部材22は、先部材4の内面の前後に形成された段部(4a、ab)によって後方へ脱落しないように、また、先部材4に対して回転が可能なものとなっている。先部材4を螺合により中軸5に対して着脱する際、筆記体16は案内部材22に形成された貫通孔22aに挿入された状態にある。そこで、案内部材22を先部材4の回転に対して相対的に回転自在となすことによって、案内部材22が静止状態を保つことができるようにしている。これにより、先部材4が中軸5に対して螺合(回転)により着脱することが可能となる。
ここで、案内部材22の貫通孔22aの内径は、筆記体16の外径よりも若干大きな内径となっている。筆記体16が出没する際、スムーズに摺動させるためである。この案内部材22は、なるべく先部材4の前方に配置するのが好ましいが、筆記体16が突出する際に変形する湾曲動作を妨げてしまうため、先部材4の円錐部10の若干後方に配置するのが好ましい。
第2例を図7、図8に示し説明する。前記中軸を前方に向け延設すると共に、先部材を短くした例である。本例の中軸23は中実(中実部24)となっているが、その中実部24には、3個の貫通孔24aが形成されており、前記各筆記体16がそれぞれ貫通している。即ち、本例においては、この中実部24が筆記体16の案内部となっており、中軸23に一体成形した例となっている。案内部を一体成形することによって、部品コストを安価に抑えることができると共に、組み立てに費やす工程数も削減することができる。
次に動作について説明する。図1に示す状態から特定のスライダー11を前方(図中下方)に押圧すると、スライダー11は、スリット6並びに摺動溝7に案内されながら、筆記体16を伴い前進し、筆記体16の先端が軸本体1の先端より突出する。と、同時に、スライダー11が軸筒本体1の内側に押し込まれ、次いで、スライダー11の側面部に形成されている摺動突起12の後端が、摺動溝7の前端部に係合し、筆記体16の後退作用を阻止する。つまり、この摺動溝7をスリット6の中間部までしか形成しないことにより、スライダー11の係合をも兼ねるようになっている。
この筆記体16の突出過程で、その筆記体16は前記案内部材22(中実部24)によって、該部分における湾曲が防止される。即ち、筆記体16の前方部分の湾曲が防止される。尚、円錐部10に位置する部分の筆記体16は湾曲するが、その湾曲した部分の上方部が案内部材22によって規制されているため、筆記圧を掛けても他の筆記体16への接触が防止される。また、万が一、接触したとしても、案内部材22によって各筆記体16の移動が規制されているため、位置ずれなどによる衝撃が防止させる。
次に、筆記体16を軸本体1に収納したい場合には、他のスライダー11を押圧する。他のスライダー11を押圧すると、互いのスライダー11の背面に形成されている解除突起13、14が衝突する。この衝突作用により、押圧されている状態にあるスライダー11が軸筒本体1の外側方向に押圧される。そして、この押圧作用により、前記スライダー11の摺動突起12と摺動溝7との係合が解除され、その解除作用により突出している状態にある筆記体16が弾撥部材17の作用により後退し軸本体1内に没入する。
本発明の1例を示す縦断面図。 本発明の1例を示す筆記状態の縦断面図。 案内部材を示す外観斜視図。 図1のA−A線断面図。 図1のB−B線断面図。 図1のC−C線断面図。 本発明の2例を示す縦断面図。 本発明の2例を示す筆記状態の縦断面図。
符号の説明
1 軸本体
2 前軸
3 後軸
3a 係合部
3b 段部(鍔部)
4 先部材
5 中軸
5a リブ(溶着リブ)
6 スリット
7 摺動溝
8 脚部
8a リブ
8b 太径部
8c 細径部
9 クリップ部
10 円錐部
10a 小径部
11 スライダー
12 摺動突起
13 解除突起
14 解除突起
15 接続部
16 筆記体
16a 筆記体(筆記状態)
17 弾撥部材
18 規制部
19 貫通孔
19a 貫通孔
20 溝部
21 突出孔
22 案内部材
22a 貫通孔
23 中軸
24 中実部
24a 貫通孔

Claims (4)

  1. 軸本体内に複数の筆記体を有し、該筆記体は弾撥部材により後方に付勢されているが、筆記体の後方に取り付けられているスライダーを前進せしめ、該スライダーを軸本体内に係合させることにより、前記各筆記体を軸本体に形成された1箇所の突出孔から各々突出させるが如くなした多芯筆記具において、前記突出孔の近傍に各筆記体を個別に囲繞する案内部を内設したことを特徴とする多芯筆記具。
  2. 前記案内部を軸本体に対して回転自在に配置したことを特徴とする請求項1記載の多芯筆記具。
  3. 前記案内部を軸本体に形成したことを特徴とする請求項1記載の多芯筆記具。
  4. 前記軸本体の前方部に円錐部を形成すると共に、その円錐部の後方に前記案内部を内設したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の多芯筆記具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010228105A (ja) * 2009-03-25 2010-10-14 Pioneer:Kk 多芯筆記具
JP2011161759A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Pilot Corporation スライド式の多芯筆記具

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