JP4992270B2 - 多芯筆記具 - Google Patents

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本発明は、軸本体内に複数の筆記体を有し、該筆記体は弾撥部材により後方に付勢されているが、筆記体の後方に取り付けられているスライダーを前進せしめ、該スライダーを軸本体内に係合させることにより、前記筆記体を軸本体から突出させるが如くなした多芯筆記具に関するものであり、前記筆記体の1例としては、ボールペンリフィルやシャープペンシルユニットなどが挙げられる。
1例として、筆記体と連接した複数のノック部材の操作部を後軸後端部に至り設けたそれぞれの縦溝に突出させ、各ノック部材を軸先方に摺動させることにより選択的に筆記部を先軸の先端孔から突出係止させるようにした複式筆記具が知られている。その後軸には、縦溝に連通して、ノック部材を摺動可能にガイドするスリット部が後軸の前端まで開口して形成されている。また、後軸の前端外周には係合突起が形成されており、後軸先方の縮径側の弾性変形によって係合突起が中軸の内孔に設けられた係合段部に係止して、後軸が中軸に嵌装した状態で固定されている。
一方、中軸の先方に螺合されている先軸は、先端方に向かい徐々に径が小さくなっている。勿論、内面形状も徐々に小さくなっており、円錐形状の内面となっている。また、軸に内設された複数の隣り合う筆記体間には、隙間、即ち、空間が形成されていると共に、軸内面間にも空間が形成されている。
特開2001−150871号公報。
前記従来技術のように、先軸の内側が先端方向に徐々に径が小さくなっていく構造では、軸内面と筆記体間、また、隣り合う筆記体間に空間がある(図15参照)ため、突出して筆記状態にある筆記体に筆圧が掛かると、筆記状態にある筆記体の軸内部に位置する湾曲が増加し、没入状態にある他の筆記体に接触する(図16参照)。この接触により1回目の衝撃が把持している指に伝達される。更に筆圧が増加すると、筆記状態にある筆記体の湾曲が増加し、前記接触状態にある他の筆記体を移動させると共に、その移動に伴い接触が解除され、その解除に伴う勢いで筆記状態にある筆記体が軸の内面に衝突する(図17参照)。この衝突が2回目の衝撃となる。この様に、筆圧如何によっては、2段回の衝撃を受けることになり、筆記感を著しく損ねてしまっていた。
本発明は、軸本体内に複数の筆記体を有し、該筆記体は弾撥部材により後方に付勢されているが、筆記体の後方に取り付けられているスライダーを前進せしめ、該スライダーを軸本体内に係合させることにより、前記筆記体を軸本体から突出させるが如くなした多芯筆記具において、前記軸本体を前軸と後軸とより構成し、その前軸の内径部には前方に向かって徐々に径が小さくなる円錐形状部を形成すると共に、その円錐形状部の中間部には小径部を形成し、また、前記1つの筆記体が突出した際、その一つの筆記体の前方部を他の収納状態にある筆記体の前方部に接触させ、その接触部における複数の筆記体の外接円径を前記小径部の内径とほぼ同一となしたことを要旨とする。
本発明は、軸本体内に複数の筆記体を有し、該筆記体は弾撥部材により後方に付勢されているが、筆記体の後方に取り付けられているスライダーを前進せしめ、該スライダーを軸本体内に係合させることにより、前記筆記体を軸本体から突出させるが如くなした多芯筆記具において、前記軸本体を前軸と後軸とより構成し、その前軸の内径部には前方に向かって徐々に径が小さくなる円錐形状部を形成すると共に、その円錐形状部の中間部には小径部を形成し、また、前記1つの筆記体が突出した際、その一つの筆記体の前方部を他の収納状態にある筆記体の前方部に接触させ、その接触部における複数の筆記体の外接円径を前記小径部の内径とほぼ同一となしたので、過大な筆圧による筆記体の衝撃を極力防止することができ、その結果、良好な筆記感が得られる。
図1〜図14に示し説明する。黒色や赤色、青色、の3色からなるボールペンが摺動自在に配置されている多芯筆記具である。ボールペンばかりではなく、シャープペンシルを適宜組み合わせても良い。参照符号1は、軸本体であり、その軸本体1は、前軸2と後軸3とより構成されている。また、本例において、前軸2は、先部材4と中軸5の螺合構造により構成されているが、一体的に形成されていても良い。
前記後軸3には、その長手方向に3個のスリット6が形成されている。本例においては、3個のスリット6が形成されているが、筆記体であるボールペンの数が3本であるためであり、この筆記体の本数によってスリットの形成する数も変わるものである。また、スリット6は、後軸3の一方の端部まで形成されていると共に、スリット6の両側には、摺動溝7が形成されている。しかし、この摺動溝7は、スリット6の両側の全長に渡って形成されているのではなく、中間部までしか形成されていない。
前記後軸3の前方には断面の形状が外径方向に向かって拡開するほぼ扇形をした脚部8が形成されている。この脚部8は、スリット6が形成されることにより形成される。よって、筆記体の数によって脚部8の数は変わる。その脚部8の外接円径は、後軸3の最大外径よりも小さく形成されている。即ち、後軸3の最大外径部と脚部8との連結部分には、段部(鍔部)3bが形成されている。また、前記後軸3の脚部8には、中軸5の内壁に当接する突状のリブ8aが形成されている。また、その中軸5の後端面にも突状のリブ5aが形成されているが、このリブ5aは中軸5の後端面の全周に渡って形成されているのではなく、部分的に形成されている。具体的には、等間隔な4箇所に形成されている。また、本例では、そのリブ5aは、中軸5の内周面の延長上に形成されているが、これに限定されることなく、リブ5aは後軸3の段部(鍔部)3bと当接する位置であれば、前記中軸5の後端面のどの位置に形成しても良い。これら脚部8のリブ8aや中軸5のリブ5aは、後述する溶着固定するための溶融部となっている。即ち、脚部8のリブ8aは中軸5の内面と当接し溶着・固定され、また、中軸5のリブ5aが鍔部3aの下端と当接し溶着・固定される。
前記後軸3のスリット6には、スライダー11が摺動自在に配置されている。このスライダー11の長手方向の両側には、摺動突起12が形成されており、前記スリット6に形成された摺動溝7に摺動可能に係合している。このスライダー11の背面には、間隔をおいて2つの解除突起13、14が形成されており、スライダー11の前端部には、筆記体を接続する球状の接続部15が形成されている。そして、この接続部15には、ボールペンやシャープペンシルなどの筆記体16が接続されている。参照符号17は、筆記体16並びに筆記体16に接続するスライダー11を後方に付勢するコイルスプリングなどの弾撥部材である。
前記前軸2の1部材である中軸5の中間部には、規制部18が形成されており、その規制部18には、筆記体16が遊挿する3つの貫通孔19が形成されており、前記規制部18に弾撥部材17の一端を係止させることにより、筆記体16を後方に付勢している。また、中軸5の内側で、規制部18の後方には、長手方向に3つの溝部20が形成されており、この溝部20に前記後軸3の脚部8が摺接され、組み立て時に脚部8が案内されるようになっている。また、その溝部20は、脚部8の断面形状とほぼ同形をなしている。即ち、外径方向に向かって拡開する扇形を形成している。
また、前記溝部20には後軸3の脚部8と当接しない高さで、且つ、前記後軸3の脚部8に形成されたリブ8aの外接径より小さいリブ20aが形成されている。前記溝部20に形成されたリブ20aは、組立て時に前記後軸3と中軸5を溶着固定するまで間、容易に後軸3が中軸5から抜けないようにするためのものである。
また、前記後軸3と中軸5は超音波溶着による固定ではなく、前記3つの溝部20の間であって、且つ、規制部18の外縁部付近に後述する溝部20と同一直線上にほぼ四角形状の貫通孔19aが形成されている前記貫通孔19aの上方に形成されている突起21に、前記後軸3の脚部8に形成されている太径部8bと細径部8cの連結部分に設けた凹状の係合部3aが係合するものであっても良く(図7、図8参照)、中軸5と後軸3との固定方法は前記の手段に限定されるものではない。また、後軸3と中軸5は一体で形成されていても良い。
次に超音波溶着による作用について説明する。後軸3の脚部8を中軸5の溝部20に挿入し、また、鍔部3bを中軸5のリブ5aに当接させた後、超音波溶着機のホーン(H)を後軸3の後端面に当接させる。ホーン(H)から発せられる振動によって、最初に中軸5の後端面の溶着リブ5aが溶け、後軸3との溶着が開始される。次に、ホーン(H)の振動は後軸3の脚部8へ伝わり、中軸5の内面と当接している脚部8のリブ8aが溶け、その中軸5の内面との溶着が開始される。つまり、中軸5と後軸3は、その中軸5の後端面部と後軸3の脚部8との2箇所で溶着固定されることとなる。この時、中軸5の溝部20に形成されているリブ20aは後軸3の脚部8に当接していないので振動によって溶けることはなく、また、ホーン(H)からの振動がリブ20aに吸収されないため、ホーン(H)の振動を効率良く後軸3の脚部8に設けたリブ8aに伝達することができる。
また、本例においては、前記後軸3のスリット6にスライダー11を摺動自在に配置した出没式の複式筆記具としているが、前記スリット6にスライダー11ではなく、例えば、人形のようなデザイン部品を固定しても良い。符号Hは把持する部分に設けられたグリップであって、本例においてはシリコーンゴムやエラストマーなどからなる弾性部材を先部材4の中間部に挿着しているが、ゴム状塗料や発泡塗料などを塗布しても良く、あるいは、先部材4の表面に微細なローレット加工や梨地加工を施すなどして滑り止め性を付与しても良い。
前記前軸2の1部材である先部材4は、前記中軸5に対して螺合により着脱自在に固定されている。この先部材4と中軸5とを一体的に形成しても良いが、筆記体16の交換や成形の容易性を考慮すると2部材とし、着脱自在に固定した方が良い。
また、この先部材4の内径部はペン先側へ向かって徐々に径が小さくなっており、円錐形状の内径部を有しているが、その円錐形状部の中間部には前記筆記体16を軸本体1の中心軸線上に向けて付勢する小径部10が先部材4と一体に形成されている。また、この小径部10は複数本のリブ22で形成されていてもよい。
前記小径部10の形状は、前記先部材4の内径部の前方のほぼ全域に亘って全周上に形成されているが、その縦方向(軸の長手方向)における幅を少なくしてもよいし、小径部10をリング状の別部品で形成し、前記先部材4に挿入固定されていてもよい。即ち、帯状の小径部としても良い。しかし、その帯状の小径部に限定されることなく、部分的に切り込みを形成しても良く、あるいは、幅の狭い全周帯状の小径部を前軸3の長手方向に複数形成しても良い。
ちなみに、帯状の小径部10に切り込みを形成することによって、先部材4の肉厚との関係から射出成形時におけるヒケなどが防止される。このヒケ防止の観点から、前記小径部10を複数本の縦リブとして先部材4の内径部に形成し構成しても良い。この際、隣り合うリブの間隔は、収容される筆記体16がリブとリブの間に完全に嵌り込まないように筆記体16の外径より小さくすることが好ましい。さらに、リブの断面形状は、収容される筆記体16が軸本体1の中心線上に向けて付勢される形状であれば適宜でよい。さらに、そのリブの長手方向の形状は、筆記状態にある筆記体16が先部材4内で湾曲する空間が最小となる位置にあることが好ましい。より具体的に説明すると、リブ22の断面形状は、台形状をなしているが、その角部には円弧状の面取り加工が施されている。また、リブ22の長手方向における後端部にも中心方向に向かって下降する傾斜面22aが形成されている。この傾斜面22aを形成することによって、その傾斜面22aは、組立時や筆記体16を交換する際に筆記体16がスムーズに先部材4の所定の位置に収容される案内(ガイド)の役割をしている(図9〜図11参照)。
尚、前記帯状の小径部にあっては、先部材4の内径部の全周にわたって小径部が存在しているため、筆記体16自体が変形(曲がり)していても、筆記体16を軸本体1の中心軸線上に向けて付勢させることができる。また、切込みを形成した小径部にあっては、前述も説明したように樹脂材料によって成形した場合におけるヒケなどを防止することができる。これに加え、小径部を縦リブで構成した場合には、前述のヒケなどが防止されることは勿論、筆記体16自体が変形などにより、その一部の外径が大きくなったときでも、隣り合う縦リブ間に他の筆記体16が押され移動することができるため、その結果、筆記体16の摺動が妨げられることなく、スムーズに突出することになる。
また、前記先部材4の小径部10の内接円径Aの一部が、収容されている筆記体16の外接円径B(図14参照)との比率がA/B=1.0〜1.3とすると、筆記体16の摺動性、筆記時の筆記感に対して良好な前軸が得られる。
尚、前記先部材4の小径部10の内接円径の比率A/Bが1.0を下回ると、内設された複数の隣り合う筆記体16間に形成されている空間や、軸内面間に形成されているも空間も小さくする事ができるため、筆記状態にある筆記体16の先部材14内部に位置する湾曲も小さくすることができるが、摺動時に隣り合う筆記体16と擦れてしまい、摺動感を損ねてしまう。
また、前記先部材4の小径部10の内接円径の比率A/Bが1.3を超えてしまうと、内設された複数の隣り合う筆記体16間に形成されている空間や、軸内面間に形成されているも空間も大きくなり、筆記状態にある筆記体16の先部材14内部に位置する湾曲も大きくなってしまい、増加した筆圧によっておこる、先部材4の内面に衝突する衝撃も大きくなり筆記感を著しく損ねてしまう。
つまり、前記先部材4の小径部10の内接円径Aの一部は内接された筆記体16の外接円径Bと密接な関係にあり、その関係をA/B=1.0〜1.3とすることで、上述の摺動感や筆記感を損ねることのない筆記具を得ることができる。
本実施例は、筆記体16の外径の直径を2.65mm(軸内の筆記体16外接円径Aの直径を5.7mm)とし、先部材4の小径部の内接円径Bの最小部の直径が6.17mm、最大部の直径が6.57mmとした8本のリブから構成している。
次に動作について説明する。図1(図12)に示す状態から特定のスライダー11を前方(図中下方)に押圧すると、スライダー11は、スリット6並びに摺動溝7に案内されながら、筆記体16を伴い前進し、筆記体16の先端が軸本体1の先端より突出する。と、同時に、スライダー11が軸筒本体1の内側に押し込まれ、次いで、スライダー11の側面部に形成されている摺動突起12の後端が、摺動溝7の前端部に係合し、筆記体16の後退作用を阻止する。つまり、この摺動溝7をスリット6の中間部までしか形成しないことにより、スライダー11の係合をも兼ねるようになっている。
この筆記体16の突出過程で、その筆記体16は前記小径部10によって軸本体1の中心軸線上に向けて付勢され、その付勢によって筆記体16は軸本体1の中心方向へと移動する。その結果、突出する筆記体が没入している他の筆記体に接触する。よって、筆圧で突出状態にある筆記体が動いたときは、没入状態にある他の筆記体を伴って移動することになり(図13、図14参照)、従来技術で示したような筆記体同士の衝突作用は発生せず、良好な筆記が得られる。尚、図13、図14で示されている矢印は、筆圧によって筆記体に発生する力の方向である。
また、前記小径部10の形状を縦リブ22にした場合も上述と同様に、筆記体16の突出過程で、その筆記体16は前記リブ22によって軸本体1の中心軸線上に向けて付勢され、その付勢によって筆記体16は軸本体1の中心方向へと移動する。その結果、突出する筆記体が没入している他の筆記体に接触すると同時に、他の筆記体16は隣り合う2つの前記縦リブ22の間に、筆記体16の一部が落ち込みそれらのリブ間によって固定させられることになる。よって、筆圧で突出状態にある筆記体が動こうとしたときには、没入状態にある他の筆記体が先部材4内の隣り合うリブ間で固定されているため、従来技術で示したような筆記体同士の衝突作用は発生せず、良好な筆記が得られる。
次に、筆記体16を軸本体1に収納したい場合には、他のスライダー11を押圧する。他のスライダー11を押圧すると、互いのスライダー11の背面に形成されている解除突起13、14が衝突する。この衝突作用により、押圧されている状態にあるスライダー11が軸筒本体1の外側方向に押圧される。そして、この押圧作用により、前記スライダー11の摺動突起12と摺動溝7との係合が解除され、その解除作用により突出している状態にある筆記体16が弾撥部材17の作用により後退し軸本体1内に没入する。
本発明の1例を示す縦断面図。 本発明の1例を示す筆記状態の縦断面図。 超音波溶着方法を示す要部拡大図。 図2のE−E線断面図。 図1のC−C線断面図。 図1のD−D線断面図。 本発明の1例を示す、その他の後軸と中軸の固定方法を示す縦断面図。 図7のG−G線断面図。 本発明の1例を示す先部材の縦断面図。 図9のF−F線断面図。 先部材の内接円径を示す図9のF−F線断面図と筆記体の外接円径を示す断面図。 図1のA−A線断面図。 図2のB−B線断面図。 筆記体の移動動作を示す図2のB−B線相当の断面図。 従来技術のペン先収容状態を示す図1のA−A線相当の断面図。 従来技術の筆記状態を示す図2のB−B線相当の断面図。 従来技術の筆記体の移動動作を示す図2のB−B線相当の断面図。
1 軸本体
2 前軸
3 後軸
3a 係合部
3b 段部(鍔部)
4 先部材
5 中軸
5a リブ(溶着リブ)
6 スリット
7 摺動溝
8 脚部
8a リブ
8b 太径部
8c 細径部
9 クリップ部
10 小径部
11 スライダー
12 摺動突起
13 解除突起
14 解除突起
15 接続部
16 筆記体
16a 筆記体(筆記状態)
17 弾撥部材
18 規制部
19 貫通孔
19a 貫通孔
20 溝部
20a リブ
21 突起
22 リブ
22a 傾斜面
23 内接円径
24 外接円径

Claims (4)

  1. 軸本体内に複数の筆記体を有し、該筆記体は弾撥部材により後方に付勢されているが、筆記体の後方に取り付けられているスライダーを前進せしめ、該スライダーを軸本体内に係合させることにより、前記筆記体を軸本体から突出させるが如くなした多芯筆記具において、前記軸本体を前軸と後軸とより構成し、その前軸の内径部には前方に向かって徐々に径が小さくなる円錐形状部を形成すると共に、その円錐形状部の中間部には小径部を形成し、また、前記1つの筆記体が突出した際、その一つの筆記体の前方部を他の収納状態にある筆記体の前方部に接触させ、その接触部における複数の筆記体の外接円径を前記小径部の内径とほぼ同一となしたことを特徴とする多芯筆記具。
  2. 前記小径部を数本のリブで形成したことを特徴とする請求項1記載の多芯筆記具。
  3. 前記小径部を前軸と一体に形成したことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の多芯筆記具。
  4. 前記小径部を別部品で形成し前軸内に固定したことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の多芯筆記具。
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