JP5029196B2 - リフィル - Google Patents

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Description

本発明は、インキが収容されたリフィルの表面に、前記インキの色を表示せしめたリフィルに関するものである。
1例として、ボールペンの先端の文字を書くボールを保持しているボール保持筒の外観色を、その保持筒が保持しているボールによって描き出される文字の色と同色となした先端着色ボールペンがある。
実開平4−47577号
前記の従来技術にあっては、保持筒によってインキの色を確認することができると言った効果を有している。
しかし、上記明細書に記載されているように、保持筒への着色は、単なる塗装や焼き付け塗装が一般的である。よって、例えば、定規等に保持筒を押し当てての筆記を繰り返し行った場合には、定規との摩擦により、保持筒に着色した色が剥がれてしまい、その結果、インキの色を確認することができなくなってしまっていた。
また、出没式の筆記具にあっては、保持部と軸筒の開口部との摺動が繰り返されるため、これまた、擦れ(摩擦)により色が剥がれてしまっていた。
本発明は、インキが収容されたリフィルの表面に帯状の溝部を形成し、その帯状の溝部に凹凸部を形成すると共に、その帯状の溝部の凹凸部に前記インキの色を表示せしめたことを要旨とする。
本発明は、インキが収容されたリフィルの表面に帯状の溝部を形成し、その帯状の溝部に凹凸部を形成すると共に、その帯状の溝部の凹凸部に前記インキの色を表示せしめたので、万が一、凸の表面の表示が剥がれてしまっても、凹部に潜り込んでいる表示は剥がれない。よって、長期的な使用に対しても収容されているインキの色を表示でき、これによってインキの色を長期に渡って識別することができる。
図1〜図14に示し説明する。黒色や赤色、青色の3色からなるボールペンが摺動自在に配置されている多芯筆記具である。ボールペンばかりではなく、シャープペンシルを適宜組み合わせても良い。参照符号1は、軸本体であり、その軸本体1は、前軸2と後軸3とより構成されている。また、本例において、前軸2は、先部材4と中軸5の螺合構造により構成されているが、一体的に形成されていても良い。
前記後軸3には、その長手方向に3個のスリット6が形成されている。本例においては、3個のスリット6が形成されているが、筆記体であるボールペンの数が3本であるためであり、この筆記体の本数によってスリットの形成する数も変わるものである。また、スリット6は、後軸3の一方の端部まで形成されていると共に、スリット6の両側には、摺動溝7が形成されている。しかし、この摺動溝7は、スリット6の両側の全長に渡って形成されているのではなく、中間部までしか形成されていない。
前記後軸3の前方には断面の形状が外径方向に向かって拡開するほぼ扇形をした脚部8が形成されている。この脚部8は、スリット6が形成されることにより形成される。よって、筆記体の数によって脚部8の数は変わる。
尚、符号9は、前記後軸3に一体的に形成さクリップ部であるが、別部材で構成し、互いを固定しても良い。また、符号10は、前記先部材4の把時する部分に装着されたゴム状弾性体からなるグリップ部材であるが、先部材4の表面にローレット加工などを施すことによって、グリップ部としても良い。
前記後軸3のスリット6には、スライダー11が摺動自在に配置されている。このスライダー11の長手方向の両側には、摺動突起12が形成されており、前記スリット6に形成された摺動溝7に摺動可能に係合している。このスライダー11の背面には、間隔をおいて2つの解除突起13、14が形成されており、スライダー11の前端部には、筆記体を接続する球状の接続部15が形成されている。そして、この接続部15には、ボールペン(筆記体)16が接続されているが、シャープペンシルなどであっても良い。参照符号17は、筆記体16並びに、その筆記体16に接続するスライダー11を後方に付勢するコイルスプリングなどの弾撥部材である。
前記前軸2の1部材である中軸5の中間部には、規制部18が形成されており、その規制部18には、筆記体16が遊挿する3つの貫通孔19が形成されており、前記規制部18に弾撥部材17の一端を係止させることにより、筆記体16を後方に付勢している。また、中軸5の内側で、規制部18の後方には、長手方向に3つの溝部20が形成されており、この溝部20に前記後軸3の脚部8が摺接され、組み立て時に脚部8が案内されるようになっている。また、その溝部20は、脚部8の断面形状とほぼ同形をなしている。即ち、外径方向に向かって拡開する扇形を形成している。
前記前軸2の1部材である先部材4は、前記中軸5に対して螺合により着脱自在に固定されている。この先部材4と中軸5とを一体的に形成しても良いが、筆記体16の交換や成形の容易性を考慮すると2部材とし、着脱自在に固定した方が良い。
また、この先部材4の内径部はペン先側へ向かって徐々に径が小さくなっており、円錐形状の内形部を有しているが、その円錐上部の中間部には前記筆記体16を軸本体1の中心軸線上に向けて付勢する複数本のリブ21が等間隔な位置に形成されている。
前記ボールペン16の先端には、ボールホルダー22が固定されており、そのボールホルダー22の先端部にはボール23が回転自在に配置されている。また、前記ボールホルダー22は先端に向かい徐々に縮径している。即ち、円錐形状をなしている(円錐部24)。そして、その円錐部24の表面には、微細な凹凸部25が形成されている。本例においては、その凹凸部25は微細な螺旋により形成されているが、ブラスト加工などによって、微細な凹凸部を形成しても良い。また、その螺旋状の凹凸部25の表面には、ボールペン16に収容されているインキと同色の塗料26が塗装により着色されている。詳述すると、その塗料26は、凹凸部25の凸部25aの表面は勿論、凹部25bの表面にも着色されている。つまり、塗料26は、凹部25bにも入り込んでいる。尚、本例においては、円錐部24の凹凸部25にインキと同色の塗料を着色したが、「赤」や「R」、「黒」や「B」と言ったインキの色を表示する文字などを描いても良い。
前記微細な凹凸部の平均粗さは、6.3μmRa〜25μmRa程度となっているが、1.6μmRa〜50μmRaの範囲であればよい。凹凸部の平均粗さを1.6μmRa未満にしてしまうと、凹部の深さがほとんどなくなり、従来技術と同様に剥離してしまう危険性がある。一方、平均粗さが50μmRaを超えると、鑢のようになり切削効果が発生してしまい、定規などの当接部を削ってしまう危険性がある。
作用について説明する。仮に、凹凸部25の凸部25aの表面の表示が剥離してしまっても、凹部25bの表示が残留する。
次に動作について説明する。図1(図12)に示す状態から特定のスライダー11を前方(図中下方)に押圧すると、スライダー11は、スリット6並びに摺動溝7に案内されながら、筆記体16を伴い前進し、筆記体16の先端が軸本体1の先端より突出する。と、同時に、スライダー11が軸筒本体1の内側に押し込まれ、次いで、スライダー11の側面部に形成されている摺動突起12の後端が、摺動溝7の前端部に係合し、筆記体16の後退作用を阻止する。つまり、この摺動溝7をスリット6の中間部までしか形成しないことにより、スライダー11の係合をも兼ねるようになっている。
この筆記体16の突出過程で、その筆記体16は前記リブ21によって軸本体1の中心軸線上に向けて付勢され、その付勢によって筆記体16は軸本体1の中心方向へと移動する。その結果、突出する筆記体が没入している他の筆記体に接触すると同時に、他の筆記体16は隣り合う2つの前記縦リブ21の間に、筆記体16の一部が落ち込みそれらのリブ間によって固定させられることになる。よって、筆圧で突出状態にある筆記体が動こうとしたときには、没入状態にある他の筆記体が先部材4内の隣り合うリブ間で固定されているため、筆記体同士の衝突作用は発生せず、良好な筆記が得られる。
次に、筆記体16を軸本体1に収納したい場合には、他のスライダー11を押圧する。他のスライダー11を押圧すると、互いのスライダー11の背面に形成されている解除突起13、14が衝突する。この衝突作用により、押圧されている状態にあるスライダー11が軸筒本体1の外側方向に押圧される。そして、この押圧作用により、前記スライダー11の摺動突起12と摺動溝7との係合が解除され、その解除作用により突出している状態にある筆記体16が弾撥部材17の作用により後退し軸本体1内に没入する。
第2例を図10に示し説明する。前記ボールホルダー22の円錐部24の外周表面には、帯状に溝部27が形成されている。その溝部27の幅は、定規が入り込まない程度、具体的には、0.5mm〜1.0mm程度の幅となっている。そして、その溝部27には、ボールペン16に収容されているインキと同色の塗料26が塗装により着色されている。尚、前記溝部27の表面にも、平均粗さ1.6μmRa〜50μmRaの微細な凹凸部を形成しても良い。仮に、厚さの薄い定規を使用しても、長期に渡って塗料26の付着状態を維持することができる。
第3例を図11に示し説明する。ボールホルダー28の前方には、筒状の小径部29が形成されており、その小径部29の先端部にボール23が回転自在に配置されている。前記小径部29の表面には、前記第1例と同様な微細な凹凸部25が形成されており、その凹凸部25の表面にはボールペン16に収容されているインキと同色の塗料26が塗装により着色されている。
また、本例において前記凹凸部25は、ボール23の先端から1.5mm〜4.0mmの範囲に形成されている。定規などの厚み部分が凹凸部25に接触しない高さの位置に形成されている。
本発明の1例を示す縦断面図(筆記体没入状態)。 図1の側面図(筆記対突出状態)。 図1のA−A線断面図。 図1のB−B線断面図。 図2のC−C線断面図。 図1の先部材の縦断面図。 図6のD−D線断面図。 図1の先端近傍拡大図。 図8のE部拡大図。 第2例を示す要部拡大図。 第3例を示す要部拡大図。
符号の説明
1 軸本体
2 前軸
3 後軸
4 先部材
5 中軸
6 スリット
7 摺動溝
8 脚部
9 クリップ部
10 グリップ部材
11 スライダー
12 摺動突起
13 解除突起
14 解除突起
15 接続部
16 筆記体
17 弾撥部材
18 規制部
19 貫通孔
20 溝部
21 リブ
22 ボールホルダー
23 ボール
24 円錐部
25 凹凸部
26 塗料
27 溝部
28 ボールホルダー
29 小径部

Claims (1)

  1. インキが収容されたリフィルの表面に帯状の溝部を形成し、その帯状の溝部に凹凸部を形成すると共に、その帯状の溝部の凹凸部に前記インキの色を表示せしめたことを特徴とするリフィル。
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