JP2015030095A - 多芯筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 挿着できる玩具は、その取り付け構造を具備していることが限定され、使用者が好みの玩具を取り付けることは不可能であった。また、スライド嵌合式の着脱構造では容易に着脱機構部から二足移動玩具が取れてしまうという課題があり、ネジ込み式による着脱機構では、着脱操作に手間がかかり、強いては、着脱に時間がかかってしまうという課題が存在した。【解決手段】 軸筒の後部に被挿着部材を着脱自在に挿着する着脱穴が形成された筆記具であって、前記着脱穴を開口部から被開口部に向かって徐々に縮径させた筆記具。【選択図】 図17

Description

本発明は、軸筒に設けた穴に対して、玩具や消しゴム、ペン、修正具などを着脱自在に取り付けできる筆記具に関するものである。
1例として、筆記部1を先端から出没させる構成の筆記具本体2と、載置面上を二足で歩行移動するゼンマイ駆動又は電動駆動の手振り式の二足移動玩具20と、筆記具本体2の頂部、二足移動玩具20の底部間にわたって設けたスライド嵌合式又はネジ込み式の着脱機構部とを有し、着脱機構部により筆記具本体2に二足移動玩具20を装着した状態と、筆記具本体2から二足移動玩具20を離脱させた状態との2種の形態をとり得えるようにしたものが知られている。
特開2006−187355号公報。
上記従来技術は、載置面上を二足で歩行移動するゼンマイ駆動又は電動駆動の手振り式の二足移動玩具20と、筆記具本体2の頂部、二足移動玩具20の底部間にわたって設けたスライド嵌合式又はネジ込み式の着脱機構部とを有している。そして、その着脱機構部により筆記具本体2に二足移動玩具20を装着した状態と、前記筆記具本体2から二足移動玩具20を離脱させた状態との、2種の形態をとり得えるようにしたものである。
しかしながら、上記従来技術の筆記具においては、挿着できる玩具は、その取り付け構造を具備していることが限定され、使用者が好みの玩具を取り付けることは不可能であった。また、スライド嵌合式の着脱構造では容易に着脱機構部から二足移動玩具が取れてしまうという課題があり、ネジ込み式による着脱機構では、着脱操作に手間がかかり、強いては、着脱に時間がかかってしまうという課題が存在した。
そこで、本発明は、使用者が好みの消しゴムや液式修正具、修正テープ、その他、小さなサインペンや蛍光マーカーなどの筆記具を簡単に取り付け、取り外しすることができ、さらには、文房具だけでなく、玩具やアクセサリーなどを取り付けることで、使用者オリジナルの筆記具を作製することができる筆記具を提供する。
即ち、その要旨を、軸筒の後部に被挿着部材を着脱自在に挿着する着脱穴が形成された筆記具であって、前記着脱穴を開口部から被開口部に向かって徐々に縮径させた筆記具 とする。
本発明は、軸筒の後部に被挿着部材を着脱自在に挿着する着脱穴が形成された筆記具であって、前記着脱穴を開口部から被開口部に向かって徐々に縮径させているので、使用者が、好みの部材を筆記具に取り付けることができ、使用者オリジナルの筆記具を製作することができる。
本発明の1例を示す外観図。 図1A−Aでの縦断面図。 (a)イヤフォンジャックアクセサリーの例を示す正面図。(b)イヤフォンジャックアクセサリーの他の例を示す正面図。(c)イヤフォンジャックアクセサリーの他の例を示す正面図。(d)イヤフォンジャックアクセサリーの他の例を示す正面図。 ペン先突出状態の正面図。 図4A−Aでの縦断面図。 摺動ケースの正面図。 摺動ケースの上面図。 図6A−Aでの断面斜視図。 後軸の正面図。 図9A−Aでの後軸の縦断面図。 スライダーの側面図。 スライダーの縦断面図。 クリップスライダーの側面図。 クリップスライダーの縦断面図。 クリップスライダーのリフィール挿入部拡大図。 イヤフォンジャックアクセサリーを取り付けた本体の図1。 図16A−Aでの縦断面図。 図17の腰部拡大図。 イヤフォンジャックアクセサリーを取り付けた本体の図2。 図19A−Aでの縦断面図。 図20の腰部拡大図。 消しゴムを取り付けた本体の図。 図22A−Aでの縦断面図。 図23の腰部拡大図。 図1のB−B横断面図。 図4のリフィール規制リブの拡大図。 消しゴムセット断面図。 実施例2の摺動ケース。 図28A−Aでの縦断面図
作用について説明する。図1に示す例は、リフィール1を複数本内蔵する多芯筆記具である。その多芯筆記具の軸本体後部には中央部に深さ方向に進むにつれ、多段階的に径を縮小していく着脱穴2が設けられており、その着脱穴2の内壁面2aには、複数の係合用突起2bが設けてある。前記着脱穴2の軸筒の後端部に位置する開口部3は、着脱穴2の最大径部となっている。しかし、その着脱穴2の開口部3の最大径部は、その着脱穴2に着脱自在に取り付けられる取り付け部材4の最大径部よりも小さく形成されている。即ち、取り付け部材4は、着脱穴2に対して圧入状態で着脱自在に固着される。
また、着脱穴2を多段階的に径を縮小することにより、様々な径の取り付け部材4の圧入関係を保つことが可能となっている。さらに、着脱穴2内の内壁面2aには複数の係合用突起2bが設けてあり、仮に、前記の圧入関係を保たなくても、係合用突起2bに取り付け部材4の係合用突出部4aが係合することで、着脱が可能に取り付けられる。
本例では着脱穴2を摺動ケース5の後端部のノック部5cにノック後端からペン先方向へ向けて設けており、穴の深さ方向、つまり、被開口部6側において、略中央部までが大径部2cとなっており、次いで、ほぼ中央部からは小径部2dとなっている。それら大径部2cと小径部2dの間には、大径部2cと小径部2dを連結する、開口部側に向けて拡径するテーパー部2eが設けてある。そして、前記小径部2dの内壁面2aには、周状に、かつ、等間隔な位置に係合用突起2bが設けてある。その係合用突起2bは軸方向の断面形状が台形となっている。詳述すると、その係合用突起2bのテーパー部2eは着脱穴2後端開口部3側が急勾配となっており、被開口部側6が緩くなっている。また、着脱穴2の被開口部側底面6aと、着脱穴被開口部側底面6aに近接した周壁には、摺動ケース5の内部に貫通して繋がる係合穴7が設けてある。
この様な構成からなる着脱穴2には、取り付け部材4が装飾部品で無く、機能をもった部品、例えば消しゴムや蛍光ペン、修正具などが取り付けられる。これらの取り付け部材4を取り付ける際には、強固な固定力が必要となる場合もある。その際には、前記係合穴7に係合する係合凸部8を前記取り付け部材4の棒状取り付け部4bに設け、固定力を強化させる。尚、消しゴム9を取り付ける場合には、その消しゴム単体でも取り付けは可能であるが、消しゴム9を保護する観点から、消しゴム9が差し込まれる台座10、並びに、消しゴム9を覆うキャップ11を使用するのが望ましい。その際は、キャップ11と台座10の嵌合力は、前記着脱穴2と取り付け部材4の嵌合力よりも小さくすることが望ましい。スムーズなキャップ11の取り外しが可能になる。
また、市販の装飾部品(本発明の取り付け部材に相当)、例えばイヤフォンジャックアクセサリー12を装飾部品として取り付ける際は、前記着脱穴2の小径部2dや大径部2cに対し、イヤフォンジャックアクセサリー12の大径部12aが圧入関係となる固定方法や、内壁周状に設けた係合用突起2bと棒状取り付け部4bの溝4cとが凹凸に嵌合し固定する方法がある。しかし、これら両者の固定方法は、いずれも使用者が簡単に着脱可能となる固定力で固定されており、使用者は気分により、好みの装飾部品を着脱可能となっている。尚、棒状取り付け部4bは、各々の形状の違いにより、大径部2cへの圧入、小径部2dへの圧入、小径部2dの内壁面2aに設けた係合用突起2bとの嵌合などにより、着脱自在に取り付けられる。即ち、使用者は携帯電話や携帯音楽プレーヤーなどのイヤフォンジャックアクセサリー12や、専用の挿着用筆記具などを筆記具に取り付けることで、自由に筆記具のカスタマイズが可能になるのである。
本例では、筆記具後端部となる摺動ケース5に着脱穴2が設けられているが、内部構造のスペースの都合上、摺動ケース5に設けているのであって、スペース的に余裕があるのであるならば、他の部品に着脱穴2が設けられていても良い。また、本例では多芯筆記具に着脱穴2を設けたが、一般的なボールペンやシャープペン等の筆記具に着脱穴2を設けても同じ効果を発する。
前記着脱穴2には、凹凸嵌合や圧入により、消しゴムや蛍光ペン、修正具などの筆記具が着脱自在に取り付けられる。つまり、消しゴムや蛍光ペン、修正具などを筆記具と一緒に携帯することにより、使用時にペンケースから取り出したり、ペンを持ち変えるという煩わしさが無く、スムーズに使用することが可能となる。さらには、近年、携帯電話などのイヤフォンジャックに対応させた、イヤフォンジャックアクセサリー12が市場に導入され、様々なキャラクターやデザインのイヤフォンジャックアクセサリー12が普及している。前記イヤフォンジャックアクセサリー12の棒状取り付け部4bは、図3(a)のように幅の狭い環状の溝部12bを複数設けたものや、図3(b)のように環状の大径部12aを複数設けたり、図3(c)のように幅の広い環状の溝部12cを設けたり、或いは、図3(d)のように表面が平坦な円柱状にしたものなど、様々な形状がある。また、材質も金属や硬質の樹脂、軟質の樹脂など様々である。前述した着脱穴には、これらのイヤフォンジャックアクセサリー12の棒状取り付け部4bが挿入され、圧入、もしくは、凹凸嵌合などにより着脱自在に取り付けられる。
本例における着脱穴2の形状は、前記の通り、段階的に形成された小径部2dと大径部2c、係合用突起2bなどにより構成であるが、開口部3から被開口部6の底部6aまで、奥に行くほどなだらかに径が小さくなるテーパー状の穴13としても良く、また、底部6aを有さない貫通穴であっても良い。要は、圧入関係や、凹凸嵌合が可能となる形状であれば良いのである。
次いで、1例を図1〜図15に示し説明する。軸本体14は、前軸15と後軸16、摺動ケース5により構成されている。前記前軸15の内径部には、先端側へ向かって徐々に径が小さくなる円錐部15aが形成されている。そして、その前軸15の先端には、ボールペンリフィール1の筆記部やシャープユニット17の先金部17aが出没する突出孔15bが形成されている。
さらに、前記前軸15は透明な材質から構成されており、内部のリフィールを、前軸15を通して識別可能としている。リフィール1の樹脂パイプ1aは着色、もしくは転写印刷などにより、内部のインキ1bと近似した色に着色されており、使用者の外観からの識別を可能としている。
後軸16は、着色半透明な材質から構成されている。リフィール1をスライダー18に対して着脱する際、即ち、リフィール1を交換する際、その着脱部1cの視認性が良好なものとなり、容易に着脱作業を行うことができるようになる。また、後軸16は、円筒状であるが故に、その曲面のレンズ作用により、前記の着脱部1cが拡大・大径化され、さらに容易に着脱作業を行うことができるようになる。
前記前軸15は内部リフィール1の視認性やデザイン性を考慮し、一部品で構成されているが、ゴム状弾性体からなるグリップを挿着したり、二色成形、或いは、多色成形といった手段などにより前軸15にゴム状弾性体からなるグリップを被覆しても良い。それにより、グリップ感が増し、書きやすさ、疲れにくさが増すのである。
前記前軸15と後軸16は、螺合により取り外し可能に取り付けられており、前記後軸16の後端部には摺動ケース5が取り付けられている。本例では、その摺動ケース5の外周の表面上には、等間隔に後軸16との係合用の係合突起5aが設けられている。また、その係合突起5aは、後軸16の外周の表面に設けられた窓孔16aの後端部に係合されることにより、シャープユニット17を組み合わせた多芯筆記具において、シャープ芯29の繰り出しのスライド距離を窓孔16aで有効活用することによって軸本体14の長さを抑えている。
スライダー18の後端押圧部18aは軸芯方向に切欠き18bが設けてあり、前述の窓穴16aの後端部に係合された摺動ケース5の係合突起5aを覆い、外観から見えないようにしているのである。
この係合状態において、摺動ケース5の前半部5bは後軸16の後端内部に配置され、一方、摺動ケース5の後半部は後軸16の後端開口部16bから突出する。その突出した摺動ケース5の後半部をノック部5cとし、ノック作動により摺動ケース5全体が、後軸16に対して前後に摺動する。
その摺動ケース5の内部は全長に渡り、径方向を分割するように梁状の区画壁19によって区画されている。また、摺動ケース5は有底の筒状を成しているが、中間部からは筒部5dがなくなり、径方向に開放状態となっている。具体的には、断面形状が扇形の切り欠き部5eが形成されており、その切り欠き部5eが開放状態となっている。つまり、その切り欠き部5eを摺動面とし、スライダー18が摺動ケース5内を摺動するのである。前記スライダー18の押圧部18aは後軸16の窓孔16aより外方に突出しており、スライダー18の押圧部18aは後軸16の窓孔16aを摺動する。
ペン先20の没入状態では、スライダー18は弾撥部材21の弾撥力により、後方へ押しやられており、スライダー18の円弧状当接部は摺動ケース5のスライダー当接部5fに当接している。スライダー18と摺動ケース5当接部は平面同士の接触でも良いが、本例では円弧同士で接触させている。それにより、弾撥部材21の弾撥力によるスライダー18の摺動ケース5への衝撃力を起因とする応力集中を緩和し割れの発生を低減しているのである。この状態において、使用者がスライダー18を前進させると、スライダー18は軸心方向へ落ち込み、スライダー18の係止突起18cが摺動ケース5内の梁状の区画壁19の中心に設けられた係止凹部22に係止される。この瞬間に、ペン先20が前軸15の先端突出孔15bから突出し、筆記可能となる。このペン先20の突出時、後軸16内の規制部28に設けた貫通孔28a付近の後軸内周面16bから貫通孔28aの中心に向けて設けたリフィール規制リブ28bと、リフィール1が接触する。この接触動作によって、リフィール1の先端のペン先20は強制的に前軸15先端の突出孔15bに向かう。これにより、前軸15内でリフィール1が屈曲することなく、突出孔15bからペン先20が突出されるのである。例えば,リフィール1がシャープユニット17の際、シャープユニット17自体の屈曲による、内蔵されたシャープ芯29の繰り出し不良などが防止され、スムーズな芯出しが可能となる。
さらに、前記後軸16の内面には、一対の位置決めリブ23によって挿着溝24が形成されている。その挿着溝24には、前記摺動ケース5の梁状の区画壁19が摺動自在に嵌まり込んでおり、径方向、即ち、相対的な回転が防止されている。具体的には、1つの区画壁19に対し、後軸16の内周面に前記区画壁19の幅と略同じ間隔をあけて位置決めリブ23が2つ設けてあり、その隣り合う位置決めリブ23間(挿着溝24)を区画壁19が前後に摺動するのである。つまり、後軸16内の位置決めリブ23の数は区画壁19の数の2倍となり、区画壁19の数はリフィール1の数に起因するため、リフィール1の数により位置決めリブ23の数も決まる。つまり、リフィール1が2本であれば位置決めリブ23の数は4つ、3本であれば6つになるのである。
軸本体14は後軸16、前軸15、摺動ケース5で構成されており、先に説明したとおり、摺動ケース5と後軸16は、係合突起5aと窓孔16aとの係合により、脱落・分解が防止されている。また、前軸15と後軸16はネジ螺合により取り外し可能に接合されている。前記後軸16内には前軸15のネジ部端面15cを突き当てて止めるため、ネジ止め段部16cが周状に形成されている。本例では前軸15にはグリップを被覆しておらず、後軸16との螺号により前軸外観後端面15dと後軸先端面16dとが接触して、螺合が止まるが、前軸外観後端面15dに接触部が存在しない、グリップを被覆した例では前記ネジ止め段部16cと前軸ネジ部の端部15cが軸内部で接触し、螺号が止まるのである。ネジ止め段部16cは軸内のスペース、肉厚等を考慮し、複数のリブで構成しても良いが、金型の加工、透明樹脂使用時の見栄えの観点から、周状に設けるのが望ましい。
前記後軸16には、その長手方向に3個の窓孔16aが形成されている。本例においては、3個の窓孔16aが形成されているが、リフィール1であるボールペンリフィール25とシャープユニット17の合計数が3本であるためであり、このリフィール1の本数によって窓孔16aの形成する数も変わるものである。前記後軸16内には後軸16の後端を摺動可能に取り付けられた摺動ケース5が設けられており、前記摺動ケース5内はリフィール1の数に径方向に区画されており、その区画は軸心を中心とし、放射状に広がる梁状の区画壁19により区画分けされている。この区画26内をリフィール1の後端に取り付けられたスライダー18が前後にスライドし、ボールペンリフィール25のペン先20やシャープユニット17の先金部17aの没入動作が行われるのである。前記区画26も本例では3つであるが、リフィール1の本数により、変わるものである。
前記後軸16の窓孔16aには、不透明な材質からなるスライダー18が摺動自在に配置されている。このスライダー18の長手方向の両側には、抜け防止突起18dが形成されており、後軸16の窓孔16aからのスライダー18の脱落を防止している。
このスライダー18の背面には、1つの係止突起18cと、間隔をおいて2つの解除突起18e、18fが形成されている。前記係止突起18cは摺動ケース5を区画している梁状の区画壁19の中央部に設けた係止凹部22に係止され、ボールペンリフィール25のペン先20やシャープユニット17の先金部17aの突出状態を維持する。前記ボールペンリフィール25のペン先20やシャープユニット17の先金部17aの突出状態において後部に位置している他のスライダー18を前進させると、前進したスライダー18の解除突起18eが、係止しているスライダー18の被解除突起18fに接触し、係止していたスライダー18が径方向外向きに移動することで係止が解除され、その瞬間に弾撥部材21の弾撥力によりスライダー18が後方へ移動し、ボールペンリフィール25のペン先20やシャープユニット17の先金部17aが没状態になるのである。
また、スライダー18の前端には長手方向に孔27が形成されている。その孔の内周面27aにはリフィール嵌合突起27bが形成されており、リフィール1の後端に設けた着脱部1cが着脱可能に固定される。リフィール1の後端には着脱部1cが空気の流通路を確保した状態で固着しており、その固着強度がスライダー18と着脱部1cの嵌合強度より強くなっていることにより、使用者は好みのリフィール1に簡単に着脱し、交換することができるのである。
ここで、前記スライダー18は、不透明な材質で形成されているが、透明、或いは、着色された半透明な材質で形成しても良い。透明にすることにより、リフィール1の後端に取り付けた着脱部1cを、スライダー18を通して視認することができ、使用者のリフィール識別が可能となる。さらには、スライダー18の奥行き感が発生し、より一層、美観が向上する。
尚、前記スライダー18の前端部には、後述する弾撥部材21の後端部が当接する鍔部18gが形成されている。
参照符号21は、リフィール1並びにリフィール1に接続するスライダー18を後方に付勢するコイルスプリングなどの弾撥部材21である。尚、本例におけるリフィール1は、2本が前述のようにボールペンリフィール25となっており、もう1本がシャープユニット17となっている。そのボールペンリフィール25のインキ収容筒25a及び、シャープユニット17の着脱部1cがスライダー18の孔に接続されている。具体的には、黒、赤のインキが収納されたボールペンリフィール25とシャープユニット17が接続されている。
前記後軸16の中間部には、規制部28が形成されており、その規制部28には、リフィール1が遊挿する3つの貫通孔28aが形成されており、前記規制部28に弾撥部材21の一端を係止させることにより、リフィール1を後方に付勢している。
実施例2を図28〜図29に示し説明する。摺動ケース5の後端に設けた着脱穴2には、開口部3から被開口部6方向に向かい縮径するテーパー状で形成されており、その内壁面2aには、周状に等間隔に係合用突起2bが複数形成されている。それら、隣り合った係合用突起2bの間には、摺動ケース5の内部と繋がる横穴が設けてあり、係合穴7として作用する。一方、消しゴムや蛍光ペンなどの取り付け部材4には、係合凸部8が形成されており、その係合凸部8が前記係合穴7に係合し、固定される。その係合穴7が設けられることにより、摺動ケース5が変形しやすくなっている。即ち、摺動ケース5が弾性変形することによって、より径の太い取り付け部材4も取り付け可能になるのである。
1 リフィール
2 着脱穴
2a 内壁面
2b 係合用突起
2c 大径部
2d 小径部
3 開口部
4 取り付け部材
4a 係合用突出部
4b 棒状取り付け部
4c 溝
5 摺動ケース
5a 係合突起
5b 前半部
5c ノック部
6 被開口部
6a 底部
7 係合穴
8 係合凸部
9 消しゴム
10 台座
11 キャップ
12 イヤフォンジャックアクセサリー
12a 大径部
13 テーパー状の穴
14 軸本体
15 前軸
15a 円錐部
15b 突出穴
15c ネジ部端面
15d 前軸外観後端面
16 後軸
16a 窓孔
16b 後軸内周面
16c ネジ止め段部
16d 後軸先端面
17 シャープユニット
17a 先金部
18 スライダー
18a 押圧部
18b 切欠き
18c 係止突起
18d 抜け防止突起
18e 解除突起
18f 被解除突起
18g 鍔部
19 区画壁
20 ペン先
21 弾撥部材
22 係止凹部
23 位置決めリブ
24 挿着溝
25 ボールペンリフィール
25a インキ収容筒
26 区画
27 孔
27a 内周面
27b リフィール嵌合突起
28 規制部
28a 貫通孔
28b リフィール規制リブ
29 シャープ芯

Claims (3)

  1. 軸筒の後部に被挿着部材を着脱自在に挿着する着脱穴が形成された筆記具であって、前記着脱穴を開口部から被開口部に向かって徐々に縮径させた筆記具。
  2. 前記着脱穴を開口部から被開口部に向かって大径部、小径部の順に形成すると共に、その小径部に突起を放射状に複数形成した請求項1記載の筆記具。
  3. 前記着脱穴の被開口部側に底部を形成すると共に、その側部に前記軸筒に繋がる貫通孔を形成した請求項1、或いは、請求項2に記載の筆記具。
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