JP2003226094A - 消しゴム付きキャップ - Google Patents

消しゴム付きキャップ

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JP2003226094A
JP2003226094A JP2002027547A JP2002027547A JP2003226094A JP 2003226094 A JP2003226094 A JP 2003226094A JP 2002027547 A JP2002027547 A JP 2002027547A JP 2002027547 A JP2002027547 A JP 2002027547A JP 2003226094 A JP2003226094 A JP 2003226094A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消しゴム付きキャップに関し、消しゴム使用時
の消しゴムのぐらつきや消しゴムの脱落を防止する。さ
らに、消しゴムのスムーズな取付作業を可能にする。 【解決手段】キャップ本体2の前端部に消しゴムが圧入
固着される取付孔3を設ける。取付孔3の内面に、軸方
向に延びる複数本のリブ31を設け、前記リブ31と消
しゴムの外側面とを径方向に圧接させる。取付孔3の底
壁32と消しゴムの後端面とを軸方向に当接させる。さ
らに、取付孔3の内面に、消しゴム5の後端部の外側面
と周状に圧接する縮径部33を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消しゴム付きキャ
ップに関する。詳細には、キャップ本体の前端部に消し
ゴムを圧入固着した消しゴム付きキャップに関する。
尚、本発明で、「前」とはキャップ本体の閉塞側(消し
ゴム取付側)を指し、「後」とは筆記具本体が挿入され
るキャップ本体の開口側を指す。
【0002】
【従来の技術】従来、消しゴム付きキャップにおいて、
例えば、実用新案登録第2578273号には、取付孔
の内面に、消しゴムの外側面が圧接する軸方向に延びる
リブと、消しゴム後端が当接する底壁とを備え、前記底
壁に凸部を形成し、前記凸部を消しゴムの孔に圧入する
構成、及び消しゴム圧入時、前記リブにより、取付孔内
面と消しゴム外側面との間に隙間を形成し、取付孔内の
空気を圧縮せずに取付孔の開口側より外部に逃がす構成
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の消しゴム付
きキャップは、底壁の凸部によって消しゴム後端部を圧
入保持するとしても、その保持力が不十分であり、ユー
ザーが消しゴムを紙面に強く押しつけて使用すると、消
しゴムがぐらついたり、消しゴムが取付孔より抜け落ち
るおそれがある。
【0004】本発明は、前記従来の問題点を解決するも
のであって、消しゴムを紙面に強く押しつけて使用して
も、消しゴムがぐらついたり、消しゴムが取付孔より抜
け落ちるおそれがなく、さらには、消しゴムのスムーズ
な取付作業が可能となる消しゴム付きキャップを提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔1〕本発明は、キャッ
プ本体2の前端部に消しゴム5が圧入固着される取付孔
3を設け、前記取付孔3の内面に、消しゴム5の外側面
が径方向に圧接する軸方向に延びる複数本のリブ31
と、消しゴム5の後端が軸方向に当接する底壁32とを
備えた消しゴム付きキャップ1であって、前記取付孔3
の内面に、消しゴム5の後端部の外側面と周状に圧接す
る縮径部33を設けたこと(請求項1)を要件とする。
【0006】前記取付孔3内面の縮径部33が、消しゴ
ム5の後端部の外側面と周状に圧接することにより、消
しゴム5の後端部の外側面が径方向に強固に保持され
る。それにより、消しゴム5を紙面に強く押しつけて使
用しても、消しゴム5がぐらついたり、消しゴム5が取
付孔3から脱落するおそれがない。
【0007】ここで「縮径部33」とは、取付孔3の開
口側内径より小さい内径を有する環状内面のことであ
り、例えば、消しゴム5外側面と周状に面接触する環状
内面、または消しゴム5外側面と周状に線接触する環状
突起等が挙げられる。尚、前記縮径部33は、完全な環
状であってもよいし、リブや溝等によって一部が途切れ
ていてもよい。
【0008】〔2〕前記請求項1の消しゴム付きキャッ
プ1において、リブ31が、縮径部33の内面及び縮径
部33前方の取付孔3の内面に形成されてなること(請
求項2)が好ましい。
【0009】消しゴム5の外側面と圧接する軸方向に延
びるリブ31を、縮径部33の内面、及び縮径部33前
方の取付孔3の内面に設けたことにより、消しゴム5を
取付孔3内に圧入する際、消しゴム5の外側面と取付孔
3内面との摩擦抵抗を小さくでき、スムーズな圧入作業
が可能となる。特に、取付孔3内面に、消しゴム5の後
端部の外側面と周状に圧接する縮径部33を備えるた
め、消しゴム5と縮径部33との摩擦抵抗により、消し
ゴム5のスムーズな圧入作業が阻害されがちであるが、
前記リブ31を縮径部33の内面にも設けたことによ
り、消しゴム5のスムーズな圧入作業が可能となる。
【0010】尚、縮径部33前方の取付孔3の内面のリ
ブ31以外の部分(拡径部34)は、消しゴム5と接触
してもよいし、非接触であってもよい。また、前記リブ
31は、縮径部33内面と縮径部33前方の取付孔3の
内面とに連続して設けてもよいし、それぞれ独立して設
けてもよい。
【0011】〔3〕前記請求項1または2の消しゴム付
きキャップ1において、前記取付孔3の底壁32に、消
しゴム5圧入時の取付孔3内の空気をキャップ本体2内
へ逃がす通気孔32aを貫設すること(請求項3)が好
ましい。
【0012】消しゴム5の外側面と縮径部33とが周状
に圧接する構成の場合、消しゴム5を取付孔3内に圧入
する際、取付孔3内部の空気が圧縮され、スムーズな圧
入がなしえないおそれがあるが、前記底壁32に貫設し
た通気孔32aにより、消しゴム5圧入時の取付孔3内
の空気をキャップ本体2内へ逃がすことができ、スムー
ズな圧入作業が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に従っ
て説明する。
【0014】図1乃至図5に本発明の一実施例を示す。
本実施例の消しゴム付きキャップ1は、キャップ本体2
と、該キャップ本体2の前端部に取り付けられる消しゴ
ム5とからなる。
【0015】前記キャップ本体2は、合成樹脂(例え
ば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リカーボネート等)の射出成形により得られる円筒体で
あり、その前端部では、消しゴム5が取り付けられる取
付孔3が開口され、その後端部では、筆記具本体6が挿
着される挿着孔4が開口される。
【0016】前記取付孔3は、底壁32と、該底壁32
の前方の縮径部33と、該縮径部の前方の拡径部34と
からなる。さらに、前記縮径部33内面及び拡径部34
内面には、消しゴム5の外側面と径方向に圧接する軸方
向に延びる複数本(ここでは4本)のリブ31が、縮径
部33内面と拡径部34内面との間を連続して形成され
る。また、前記底壁32の中央には、通気孔32aが軸
方向に貫設され、該通気孔32aによって、取付孔3と
挿着孔4とが通気可能となる。
【0017】前記複数本のリブ31は、各々が等間隔に
配設されると共に、消しゴム5の外側面との摩擦抵抗を
出来るかぎり小さくするために、径方向内方端部が尖っ
た形状(具体的には横断面形状が3角形)を有する。前
記リブ31の内接円径(即ち各リブ31の頂点に接する
仮想内接円の直径)は、消しゴム5の外側面に圧接可能
なよう、消しゴム5外径より小さく設定される。
【0018】前記縮径部33及び前記拡径部34は、前
記リブ31の内接円径より大きい内径を有する環状内面
からなる。前記縮径部33は、消しゴム5の後端部外側
面にリブ31と共に圧接可能なよう、その内径が設定さ
れる。また、前記拡径部34の内径は、消しゴム5の外
径より僅かに大きく設定される。
【0019】前記消しゴム5は円柱体であり、取付孔3
の前端開口部から該取付孔3内部に圧入される。前記消
しゴム5は、その基材が、例えば、天然ゴム、合成ゴ
ム、ポリ塩化ビニル、または各種熱可塑性エラストマー
等からなる。
【0020】前記消しゴム5の外側面は、前記複数本の
リブ31が径方向に食いつき且つ軸方向の線状に圧接さ
れる。また、前記消しゴム5の後端面は、前記底壁32
と環状に軸方向に圧接される。さらに、前記消しゴム5
の後端部外側面が、前記縮径部33に周状に圧接し且つ
面接触されることから、消しゴム5が取付孔3に強固に
保持されるため、消しゴム使用時、消しゴム5がぐらつ
いたり、消しゴム5が脱落することが回避される。
【0021】また、前記縮径部33の前方のリブ31以
外の取付孔3内面(拡径部34)と、消しゴム5外側面
とは非接触状態が維持され、それにより、消しゴム5挿
入時の摩擦抵抗を小さくすることができる。また、前記
底壁32に通気孔32aを貫設したことにより、消しゴ
ム圧入時の取付孔3内の空気をキャップ本体2内へ逃が
すことができ、スムーズな消しゴムの圧入作業が可能と
なる。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明は、縮径部により、消し
ゴムの後端部外側面が径方向に圧接保持されるため、消
しゴムの強固な取り付けが可能となり、消しゴムを紙面
に強く押しつけて使用しても、消しゴムがぐらついた
り、消しゴムが取付孔より抜け落ちるおそれがない。
【0023】請求項2の発明は、摩擦抵抗を増加させる
縮径部を備えたにもかかわらず、軸方向のリブにより、
消しゴムを取付孔に圧入する際、消しゴムの外側面と取
付孔内面との摩擦抵抗を小さくでき、スムーズな圧入作
業が可能となる。
【0024】請求項3の発明は、縮径部を備えたにもか
かわらず、通気孔により、消しゴム圧入時の取付孔内の
空気をキャップ本体内へ逃がすことができ、消しゴムの
スムーズな圧入作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】図1の消しゴム取付前のキャップ本体を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1 消しゴム付きキャップ 2 キャップ本体 3 取付孔 31 リブ 32 底壁 32a 通気孔 33 縮径部 34 拡径部 4 挿着孔 5 消しゴム 6 筆記具本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャップ本体の前端部に消しゴムが圧入固
    着される取付孔を設け、前記取付孔の内面に、消しゴム
    の外側面が径方向に圧接する軸方向に延びる複数本のリ
    ブと、消しゴムの後端が軸方向に当接する底壁とを備え
    た消しゴム付きキャップであって、前記取付孔の内面
    に、消しゴムの後端部の外側面が周状に圧接する縮径部
    を設けたことを特徴とする消しゴム付きキャップ。
  2. 【請求項2】前記リブが、前記縮径部の内面及び前記縮
    径部前方の取付孔の内面に形成されてなる請求項1記載
    の消しゴム付きキャップ。
  3. 【請求項3】前記取付孔の底壁に、消しゴム圧入時の取
    付孔内の空気をキャップ本体内へ逃がす通気孔を貫設し
    た請求項1または2記載の消しゴム付きキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015030095A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 ぺんてる株式会社 多芯筆記具

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