JP6544912B2 - 消去部材付筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は、筆記具で紙面に筆記した筆跡を消去可能な消去部材を保護する保護部材を備える消去部材付筆記具に関する。
近年、熱変色性インクを使用したボールペンやカラーマーカー等の筆記具が普及している。このような熱変色性インクを使用した筆記具の軸筒の後方(筆記具のペン先側を前方、反対側を後方とする)には、弾性材料で形成された摩擦体が設けられており、筆記した筆跡を摩擦体で擦って生じる摩擦熱で熱変色性インクを熱変色させて筆跡を消去している。尚、ここで言う、筆跡は、紙面に書かれている文字や絵の両方を意味するものとする(大辞林第三版参照)。
このような熱変色性インクを使用した筆記具では、摩擦体が軸筒の後方に露出した状態で設けられているために、非使用時に摩擦体に埃や手垢が付着することがある。このため、筆記後に埃や手垢が付着した摩擦体で筆跡を擦ると、埃や手垢が紙面に移って紙面を汚す場合があった。
そこで、非使用時には摩擦体をカバーで覆うようにした熱変色性筆記具が特許文献1に開示されている。特許文献1では、摩擦体が露出状態で取り付けられた筆記具の軸筒の後端開口部の周囲に雄ネジを形成し、摩擦体に被せるカバーの開口部の内周面には雌ネジを形成して、カバーを軸筒の後端部に螺合させて非使用時の摩擦体を隠している。
そして、特許文献1では、筆記具の軸筒の後端部に螺合させたカバーが、軸筒の後端部から外れないようにするために、カバーを軸筒の後端部に螺合させて摩擦体に被せた時に、カバーの底部が摩擦体に圧着するようにして、螺合部に摩擦体の弾発力を作用させている。また、特許文献1には、カバーの底部にスポンジを貼り付けたり、ブラシを取り付けたりして、カバーを筆記体の軸筒に螺合させた時に、螺合部にスポンジやブラシによる弾発力が作用する構造も開示されている。
特開2014−124810号公報
しかしながら、特許文献1に記載の熱変色性筆記具では、カバーを軸筒の後端部に完全に螺合させるまでには、カバーと軸筒の後端部とを何周も相対回転させる必要があり、カバーの軸筒の後端部への装着までに時間がかかるという課題があった。また、カバーを軸筒の後端部に完全に装着させるまでの相対回転数が多いために、装着が完了したと思って回転を途中でやめた場合には、カバーと軸筒の後端部との螺合強度が小さく、カバーが外れてカバーを紛失するという課題もあった。
本発明は、消去部材付筆記具の消去部材を保護する保護部材(カバー)である天冠を、容易に筆記具の軸筒の後端部に取り付けることができると共に、一度取り付けた天冠が軸筒の後端部から外れ難い消去部材付筆記具を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、紙面に筆記した筆跡を消去可能な消去部材を軸筒の端部に備え、軸筒の端部には消去部材を覆って保護する天冠が取り付けられる消去部材付筆記具であって、天冠の内周面に少なくとも1つの突起が設けられ、軸筒の端部の天冠の取付部には、突起の数に対応して軸線方向に形成された第1の溝と、外周方向に形成されて第1の溝に接続する第2の溝が設けられ、天冠は、第1の溝に突起を挿入後、突起を第2の溝内を摺動させて軸筒の端部に取り付けるようにした消去部材付筆記具が提供される。
第1と第2の溝は、軸筒の端部に設けられた消去部材を保持する保持台の外周部に形成され、突起と第2の溝の間には突起のロック機構が設けられている態様が可能である。また、消去部材と保持台は二色成形によって一体成形された態様が可能である。
そして、軸筒の端部の天冠の取付部に設けられる突起のロック機構としては以下の態様が考えられる。
(a)天冠の底部側の突起の端部に凸部を設け、軸筒の端部の天冠の取付部の第2の溝の天冠の底部側の突起の端部に対向する部位に、凸部を受け入れる凹部を設けた態様。
(b)軸筒の端部の天冠の取付部の第2の溝の入口部の底面に微小な盛り上がり部を設け、軸筒の端部の天冠の取付部の第1の溝に挿入された突起が、盛り上がり部を乗り越えて第2の溝に挿入される態様。
(c)軸筒の端部の天冠の取付部の第1の溝と第2の溝の境界部の底面に、境界線に沿った微小な盛り上がりを備える突条を設け、第1の溝に挿入された突起が突条を乗り越えて第2の溝に挿入される態様。
(d)天冠に設けられた突起の頂面を粗面とし、軸筒の端部の天冠の取付部の第2の溝の底面を粗面として第2の溝に挿入された突起の頂面と第2の溝の底面との摩擦力を強化した態様。
更に、消去部材付筆記具がノック式筆記具である場合、ノック式筆記具には以下の態様が可能である。
(1)軸筒と、天冠と、天冠が取り付けられるノック棒とを具備し、天冠を前方に押圧するノック操作を行うことによって、筆記状態と非筆記状態とが切り替え可能な態様。
(2)ノック棒の前方に配置され、重力によって軸筒内を前後方向に移動可能なノックロック部材と、軸筒の内面に設けられ、ノックロック部材と係止可能な係止部とを更に具備し、軸筒の前端を上方へ向けると、ノックロック部材が後方へ移動して係止部と係止し、操作部の前方への移動が阻止される態様。
(3)ノック式筆記具が熱変色性インクを有するノック式筆記具であり、筆跡消去部材によって擦過した際に生じる摩擦熱によって熱変色性インクによる筆跡を熱変色可能である態様。
本発明の消去部材付筆記具によれば、消去部材を保護する天冠を筆記具の軸筒の後端部に容易に取り付けることができる。また、筆記具の軸筒の後端部に取り付けた天冠が、消去部材の使用時には軸筒の後端部から容易に取り外せ、消去部材の非使用時には軸筒の後端部から外れ難い。
(a)は本発明の消去部材付筆記具の、非筆記状態における正面図、(b)は(a)に示した消去部材付筆記具の縦断面図である。 (a)は図1(b)に示した消去部材付筆記具の、後ろ側を部分的に拡大した部分拡大断面図、(b)は(a)に示した天冠が筆記具の軸筒から取り外された状態を示す部分拡大断面図である。 本発明の消去部材付筆記具の第1実施例の天冠の構造を示すものであり、(a)は天冠をノック棒挿入側から見た斜視図、(b)は天冠を後ろ側から見た斜視図、(c)は天冠の正面図、(d)は天冠の左側面図、(e)は天冠の右側面図、(f)は天冠の軸線方向の断面図である。 図1(b)に示した筆記具のノック機構の消去部材を備えたノック棒を示すものであり、(a)はノック棒の斜視図、(b)はノック棒の正面図、(c)はノック棒の右側面図、(d)はノック棒の軸線方向の断面図である。 (a)は図3に示した天冠を、図4に示したノック棒を備える筆記具の後端側からノック棒に取り付ける動作を示す斜視図、(b)は(a)に示した状態から天冠が筆記具の内筒に挿入されて取り付けられた状態を示す斜視図である。 (a)は図5(b)に示した状態におけるノック棒の第1の溝に対する天冠の突起の位置を示す説明図、(b)は図5(b)に示した状態から、天冠が矢印Rで示す方向に回転された時の、ノック棒の第2の溝に対する天冠の突起の位置を示す説明図である。 本発明の消去部材付筆記具の第2実施例の天冠の構造を示すものであり、(a)は天冠をノック棒挿入側から見た斜視図、(b)は天冠を後ろ側から見た斜視図、(c)は天冠の正面図、(d)は天冠の左側面図、(e)は天冠の右側面図、(f)は天冠の軸線方向の断面図、(g)は(a)から(f)に示した構造の天冠を、図4(a)から(d)に示したノック棒を備える筆記具の後端側から、ノック棒に取り付ける動作を示す斜視図である。 (a)は本発明の消去部材付筆記具の第3実施例の天冠の構造を示すものであり、(a)は天冠をノック棒挿入側から見た斜視図、(b)は(a)に示した天冠の軸線方向の断面図である。 図8(a)、(b)に示した第3実施例の天冠の構造に対応する第2実施例のノック棒の構造を示すものであり、(a)はノック棒を筆記具のペン先側から見た斜視図、(b)は(a)に示したノック棒の正面図である。 (a)は図8(a)、(b)に示した第3実施例の天冠を、図9(a)、(b)に示した第2実施例のノック棒を備える筆記具の後端側から、ノック棒に取り付ける動作を示す斜視図、(b)は(a)に示した第3実施例の天冠の突起が、第2実施例のノック棒の第1の溝に挿入された状態を示す説明図、(b)は(a)に示した状態から天冠が回転させられて突起が第2の溝に挿入された状態を示す説明図である。 (a)は本発明の消去部材付筆記具の第3実施例のノック棒の構造を示す斜視図、(b)は本発明の消去部材付筆記具の第4実施例のノック棒の構造を示す斜視図である。 (a)は本発明の消去部材付筆記具の第実施例の天冠の構造を示す断面図、(b)は(a)に示す第実施例の天冠に対応する第5実施例のノック棒の構造を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図1(a)は本発明の消去部材付筆記具1の、非筆記状態を正面から見たものであり、図1(b)は図1(a)に示した消去部材付筆記具1の縦断面を示している。図1(a)に示すように、消去部材付筆記具1はノック式筆記具であり、以後の説明では筆記側を前方或いは前側と記し、筆記側の反対側を後方或いは後ろ側と記す。また、消去部材付筆記具1は以後ノック式筆記具1とも記す。ノック式筆記具1は、前軸2と後軸3とからなる軸筒、及びクリップ9を備える内筒8を備えており、後ろ側には天冠10が設けられている。
また、図1(b)に示すように、ノック式筆記具1の前軸2、後軸3及び内筒8の内部には、一端に筆記部5aを備えた筆記体であるリフィル5と、リフィル5を後方へ付勢するスプリング6と、後軸3の後ろ側の端部(後端部)に配置されたノック機構50がある。リフィル5には、例えば、後述する消去部材で擦られると摩擦熱で変色して透明になる熱変色性インク、或いは後述する消去部材で紙面から剥ぎ取ることができるインクが収容されているものとする。
ノック機構50には、天冠10に接続するノック棒30と、ノック棒30とリフィル5との間に設けられた回転子60がある。前軸2の前側はテーパ状に形成され、前側の端部(前端部)にはリフィル5の筆記部5aを突出させるための貫通孔2aが形成されている。天冠10を押圧するノック操作を行うと、ノック棒30と回転子60により、リフィル5の筆記部5aが貫通孔2aから突出する筆記状態と、筆記部5aが貫通孔2aの内側に収容される非筆記状態になる。
更に、ノック棒30の後ろ側の端部(後端部)には消去部材7が取り付けられている。消去部材7は、ノック棒30に対して、嵌合、圧入、接着又は二色成形等によって取り付けることができる。そして、天冠10はこの消去部材7を覆うようにノック棒30の後端部に取り付けられる。前軸2の後ろ側は、後軸3の前端部の内部に挿入され、螺合している。内筒8は、後軸3と一体に形成しても良く、また、前軸2及び後軸3も、一体に形成しても良い。これに加えて、軸筒内において、ノック機構50の前方、すなわちノック棒30の前方には、ノックロック部材4が配置されている。
ノックロック部材4は、重力によって後軸3内を前後方向に移動可能であり、筆記部5aが下を向いてノックロック部材4が後軸3内を前軸2側に移動した時には、ノック機構50に作用することなく、天冠10によるノック操作を可能にする。一方、消去部材7が下を向いて、ノックロック部材4が後軸3内を回転子60側に移動した時には、ノック機構50に作用して、天冠10によるノック操作ができないようにする。これは、天冠10が外されて消去部材7を使用して紙面上の筆跡を消去する場合に、消去部材7を本体に対して固定した方が良いからである。
なお、天冠10が押圧された時のノック機構50によるノック式筆記具1の筆記状態と非筆記状態の切り換え、及びノックロック部材4の移動による回転子60の動作/非動作については、直接本発明と関係がないので、これ以上の説明を省略する。
図2(a)は図1(b)に示したノック式筆記具1の、後ろ側を部分的に拡大して示すものである。ノック棒30の後端部には消去部材取付穴37が設けられており、この消去部材取付穴37に消去部材7が嵌合、圧入又は接着によって取り付けられている。また、消去部材7は、ノック棒30に対して二色成形等によって取り付けることも可能である。そして、ノック棒30の後端部には、消去部材7を覆う天冠10が着脱可能に取り付けられている。天冠10には通気孔12が設けられている。図2(b)はノック棒30の後端部から天冠10を取り外した状態を示しており、天冠10を取り外すと消去部材7が露出する。ここで、第1実施例の天冠10の構造及びノック棒30の構造について図3から図6を用いて説明する。
図3(a)は天冠10をノック棒の挿入側(前方)から見たものであり、図(b)は天冠10を後方から見たものである。また、図3(c)は天冠10を横にして正面から見たものであり、図3(d)は図3(c)に示した天冠10の左側面図で、図3(e)は天冠10の右側面図である。更に、図3(f)は天冠10の軸線方向の断面を示すものである。
天冠10は円筒形の筒体の一方の端部に底面15を設けたものであり、開口16側の内周面に所定の等間隔で突起11を設けてある。第1実施例では突起11の数は4個であるが、突起11の数は特に限定されない。しかし、天冠10をノック棒に取り付ける際に、簡単に取り付けられるように、等間隔で設けることが望ましい。突起11の内周面からの高さは、後述するノック棒に設けられている溝の深さと同程度である。また、突起11の開口16側は楔状になっており、ノック棒に設けられている溝に挿入し易いようになっている。そして、天冠10の底面15の中央部には、天冠10の誤飲時に気道を確保するための通気孔12が設けられている。
図4(a)は、図1(b)に示したノック式筆記具1のノック機構50における、消去部材7を備えたノック棒30を示すものである。また、図4(b)は図4(a)に示すノック棒30の正面図であり、図4(c)は図4(a)に示すノック棒30を右側から見たものであり、図4(d)は図4(a)に示すノック棒30の軸線方向の断面を示している。ノック棒30にはノック機構の回転子60に接続する大径部33があり、大径部33に隣接して消去部材7を保持する小径部34がある。大径部33の回転子側(前方)に設けられた突起やカムについては、本発明と直接関係がないので、ここではこれらの説明を省略する。
小径部34は大径部33よりも僅かに小さな直径を有する。大径部33の一部の内部と小径部34の内部には、消去部材7を保持する消去部材取付穴37が設けられており、この消去部材取付穴37に消去部材7が取り付けられている。前述のように、消去部材7は、別部品として消去部材取付穴37に対して嵌合、圧入又は接着されるか、或いは大径部33と小径部34と共に二色成形によって設けられる。消去部材7の直径は、図3で説明した天冠10の内径よりも小さい。
第1の溝31は、天冠10の取付部である小径部34の外周面にノック棒30の軸線方向に沿って設けられており、図3(a)、(c)及び(f)に示した突起11を受け入れるためのものである。第1実施例では、天冠10の内周面に等間隔で4つの突起11が設けられているので、第1の溝31の数も等間隔で4つである。テーパ溝35は第1の溝31に連続して小径部34の先端側に設けられており、溝幅が先端部側ほど大きく形成されていて、突起11を第1の溝31にスムーズに導くようになっている。第1の溝31の溝幅は突起11の幅よりも僅かに広い程度に形成されている。
第2の溝32は、小径部34の大径部33との境界部分に、第1の溝31に接続して小径部34の外周方向に設けられている。第2の溝32は、第1の溝31の底部まで突起11が挿入された後に天冠10が回転させられた時に、突起11を受け入れるように形成されており、外周方向の溝の長さは突起11の幅程度、軸線方向の溝の幅は突起11の全長程度である。
図5(a)は図3に示した天冠10を、図4に示したノック棒30を備えるノック式筆記具1の後端側から、ノック棒30に取り付ける動作を示すものである。ノック棒30は、ノック式筆記具1の内筒8の後端部にある開口部8aから、小径部34の先端部及び消去部材7が突出した状態でノック式筆記具1に取り付けられている。天冠10をノック式筆記具1の後端側に取り付ける場合は、天冠10を消去部材7に被せた後に、天冠10の内周面に設けられた突起11を、ノック棒30のテーパ溝35に合わせた状態でノック棒30に差し込む。テーパ溝35の先端部側の溝幅は広いので、突起11の挿入位置が、テーパ溝35に続く第1の溝31と多少ずれていても、突起11はテーパ溝35のテーパ面で第1の溝31に誘導される。
図5(b)は図5(a)に示した状態から天冠10がノック式筆記具1の内筒8に挿入されてノック棒30に取り付けられた状態を示すものである。この状態では、図6(a)に示すように、天冠10に設けられた突起11が、第1の溝31の底部に達している。ここで、図5(b)に示すように天冠10を矢印Rで示す方向に回転させると、図6(a)に示した状態の突起11は、図6(b)に示すように第2の溝32に入って第2の溝32と嵌合して保持される。この結果、ノック式筆記具1の後端部からノック棒30に取り付けた天冠10が抜け難くなる。
図7(a)〜(f)は本発明の消去部材付筆記具1の第2実施例の天冠10Aの構造を示すものであり、図3(a)〜(f)で説明した第1実施例の天冠10と同じ状態の天冠10Aが図示されている。第2実施例の天冠10Aの内側には、第1実施例の天冠10と同様に突起11が設けられており、天冠10Aの底面15には天冠10と同様に通気孔12が設けられている。
第2実施例の天冠10Aが、第1実施例の天冠10と異なる点は、天冠10の外周面に、天冠10Aの軸線に平行なリブ状の突出部14が複数条設けられている点である。突出部14は天冠10Aの外周面に、天冠10Aの軸線を中心とした放射状に等間隔で突設されており、突出部14は天冠10Aの底面15がある側で、テーパ部14aにより天冠10Aの外周面からの高さが次第に低くなるように形成されている。そして、突出部14と突出部14の間の天冠10の外周面は、天冠10を前後方向に連絡する溝13となっている。溝13が天冠10Aの誤飲時の気道となるため、通気孔12は設けなくても良い。このため、第2実施例の天冠10Aには、第1実施例のノック棒30をそのまま使用することができる。
天冠10Aの外周面に軸線方向に複数の突出部14と溝13が設けられていると、図7(g)に示すように、天冠10Aの突起11をテーパ溝35に合わせてノック棒30に差し込んだ後、天冠10Aを回転させる際に、天冠10Aを把持し易くなって回転させ易い。突出部14の数や溝13の深さは特に限定されるものではなく、ノック棒30に差し込んだ天冠10Aを把持して回転させ易い形状であれば良い。また、例えば、天冠10Aが金属製である場合には、天冠10Aの外表面にローレット加工、梨地加工等を施しても良い。
図8(a)は本発明の消去部材付筆記具の第3実施例の天冠10Bの構造を示すものであり、図8(b)は図8(a)に示した天冠10Bの軸線方向の断面を示すものである。第3実施例の天冠10Bに対しては、図9(a)、(b)に示す第2実施例のノック棒30Aを用意する。
第3実施例の天冠10Bと第2実施例のノック棒30Aが、第1実施例の天冠10とノック棒30と異なる点は、天冠10Bとノック棒30Aとの間に第1のロック機構が設けられている点である。第1のロック機構は、天冠10Bにある突起11の後端部に設けられた凸部18と、ノック棒30Aの第2の溝32の、突起11の後端部に対向する側壁に設けられた凹部38を備える。凹部38の形状は凸部18の形状に対応しており、凹部38は凸部18を受け入れることができる。天冠10Bとノック棒30Aのその他の部分の構造は第1実施例の天冠10とノック棒30の構造と同じである。
第3実施例の天冠10Bを第2実施例のノック棒30Aに取り付ける場合は、図10(a)に示すように、天冠10Bをノック式筆記具1の内筒8内にある消去部材7及びノック棒30Aに被せるように挿入し、図5(b)に示した状態にする。この状態では、図10(b)に示すように、天冠10Bに設けられた突起11が、第1の溝31の底部に達しているが、突起11の後端部に設けられた凸部18が、第2の溝32の入口の脇にある第1の溝31の側壁に当接している。凸部18の高さは僅かであるので、ここで、図5(b)に示したように天冠10Bを矢印Rで示す方向に回転させると、突起11が弾性変形して、凸部18が第2の溝32の側壁に押された状態で突起11が第2の溝32内を移動する。
天冠10Bを回し続けると、第2の溝32の側壁に押された状態で第2の溝32内を移動した突起11が、図10(c)に示すように、第2の溝32の側壁に設けられた凹部38に嵌合する。このように、突起11の後端部に設けられた凸部18が第2の溝32に設けられた凹部38に嵌合すると、天冠10Bが逆方向に回転し難くなり、ノック式筆記具1の後端部からノック棒30Aに取り付けた天冠10Bが更に抜け難くなる。
図11(a)は本発明のノック式筆記具1における第3実施例のノック棒30Bを示すものである。第3実施例のノック棒30Bには、第2のロック機構50Aとして、第2の溝32の入口部に、第1の溝31の底面から僅かに隆起する盛り上がり部36が設けられている。ノック棒30Bのその他の部分の構造は第1実施例のノック棒30と同じである。第3実施例のノック棒30Bには、図3と図7で説明した第1と第2実施例の天冠10、10Aを取り付けることが可能である。
第2のロック機構50Aでは、天冠10、10Aの突起11がノック棒30Bの第1の溝31の底部まで挿入された後に天冠10、10Aが回転させられると、突起11が盛り上がり部36を乗り越えて第2の溝32内に移動する。突起11が第2の溝32内に移動し終わった状態では、第2の溝32の入口部に盛り上がり部36が位置するので、第2の溝32内に留まる突起11は盛り上がり部36を乗り越えないと第1の溝31に達することができない。よって、盛り上がり部36により、突起11が第2の溝32内から第1の溝31側に移動し難くなり、ノック式筆記具1の後端部からノック棒30Bに取り付けた天冠10、10Aが更に抜け難くなる。
図11(b)は本発明のノック式筆記具1における第4実施例のノック棒30Cを示すものである。第4実施例のノック棒3Cには、第3のロック機構50Bとして、第2の溝32の入口部に、溝の底面から僅かに隆起する突条39が設けられている。突条39は、第2の溝32の入口部を横切るように、第2の溝32の入口部全体に渡って設けられている。ノック棒30Cのその他の部分の構造は第1実施例のノック棒30と同じである。第4実施例のノック棒30Cには、図3と図7に示した第1と第2実施例の天冠10、10Aを取り付けることが可能である。
第3のロック機構50Bでは、天冠10、10Aの突起11がノック棒30Cの第1の溝31の底部まで挿入された後に天冠10、10Aが回転させられると、突起11が突条39を乗り越えて第2の溝32内に移動する。突起11が第2の溝32内に移動し終わった状態では、第2の溝32の入口部に突条39が位置するので、第2の溝32内に留まる突起11は突条39を乗り越えないと第1の溝31に達することができない。よって、突条39により、突起11が第2の溝32内から第1の溝31側に移動し難くなり、ノック式筆記具1の後端部からノック棒30Cに取り付けた天冠10、10Aが更に抜け難くなる。
図12(a)は本発明の消去部材付筆記具1の第4実施例の天冠10Cの構造を示すものである。第4実施例の天冠10Cの構造は、図3で説明した第1実施例の天冠10とほぼ同じであり、異なる点は、全ての突起11の頂面が粗面20になっている点だけである。図12(b)は図12(a)に示した第4実施例の天冠10Cに対応する第5実施例のノック棒30Dの構造を示すものである。第5実施例のノック棒30Dでは、第2の溝32の底面が全面に渡って粗面40になっている。第4のロック機構50Cは、突起11の頂面に形成された粗面20と、ノック棒30Dの第2の溝32の底面に形成された粗面40を備える。
第4のロック機構50Cでは、天冠10Cの突起11がノック棒30Dの第1の溝31の底部まで挿入された後に天冠10Cが回転させられると、突起11の頂面に形成された粗面20が、第2の溝32の底面に形成された粗面40に係合する。突起11が第2の溝32内に移動し終わった状態では、突起11の頂面に形成された粗面20と第2の溝32の底面に形成された粗面40とが全面に渡って係合する。このため、粗面20、40の係合により、突起11が第2の溝32内から第1の溝31側に移動し難くなり、ノック式筆記具1の後端部からノック棒30Dに取り付けた天冠10Cが更に抜け難くなる。
以上説明したように、本発明のノック式筆記具1では、消去部材7は、使用時以外は、天冠10、10A、10B及び10Cの何れかによって覆われていることから、消去部材7の汚れを防止することが可能となっている。また、天冠10、10A、10B及び10Cの各個は、対応するノック棒30、30A、30B、30C及び30Dの何れかに対して簡単に取り付けることができる。これに加えて、対応するノック棒30、30A、30B、30C及び30Dの何れかに取り付けられた天冠10、10A、10B及び10Cの何れかはノック棒から容易に抜けることがない。
上述した実施例では筆記体であるリフィルには、熱変色性インクが収容されている。この場合、ノック式筆記具は熱変色性筆記具であり、消去部材は紙面を擦った場合に、紙面との間に摩擦熱を発生させる部材で形成され、発生した摩擦熱によって、ノック式筆記具の筆跡を熱変色可能である。なお、筆記体としては、熱変色インクを収容したボールペン、熱変色芯を収容したシャープペンシル、或いは鉛筆ホルダ等が考えられる。また、リフィルに消しゴムで消去可能な消しゴム消去式インクを収容したノック式筆記具が可能である。この場合は、消去部材には、消しゴムと同様に紙面からインクを剥ぎ取る場合に摩耗する部材が選択される。
ここで、熱変色性インクとは、常温(例えば25℃)で所定の色彩(第1色)を維持し、所定温度(例えば65℃)まで昇温させると別の色彩(第2色)へと変化し、その後、所定温度(例えば−10℃)まで冷却させると、再び元の色彩(第1色)へと復帰する性質を有するインクを言う。熱変色性インクを用いた筆記具1では上記第2色を無色とし、第1色(例えば赤)で筆記した描線を昇温させて無色とすることを、ここでは「消去する」という。したがって、描線が筆記された筆記面等に対して消去部材としての摩擦体によって擦過して摩擦熱を生じさせ、それによって描線を無色に変化、即ち、消去させる。なお、当然のことながら上記第2色は、無色以外の有色でもよい。
また、消しゴムで消去可能な消しゴム消去式インクを収容したリフィルを使用する筆記具では、消しゴム消去性インクは、水と、平均粒子径1.0〜15μmの非熱可塑性着色樹脂粒子をインク組成物全量に対して、3〜30重量%と、0.1〜15重量%の非着色粒子とを少なくとも含有することが必要である。
本発明の水性インクに用いる着色樹脂粒子は、着色された樹脂粒子からなるものであり、非熱可塑性であり、かつ、平均粒子径が1.0〜15μmとなるものであり、例えば、樹脂粒子中に顔料からなる着色剤が分散された着色樹脂粒子、樹脂粒子の表面が顔料からなる着色剤で被覆された着色樹脂粒子、樹脂粒子に染料からなる着色剤が染着された着色樹脂粒子などが挙げられる。
本実施例では、着色樹脂粒子が非熱可塑性で上記平均粒子径を充足するものであれば、その構造〔中空構造あり、中空構造なし(密実)〕、形状(球状、多角形状、扁平状、繊維状)等は特に限定されるものでないが、好ましくは、優れた消しゴム消去性、筆記性、インクとしての経時安定性を発揮させる点から、ガラス転移点が150℃以上で熱分解温度に近く、更にはメルトフローインデックス値が0.1未満であるような分子内架橋を持つ粒子で粘着性を有せず、かつ、平均粒子径が1.0〜15μmとなる球状の着色樹脂微粒子の使用が望ましい。
消去部材を形成する材料として、シリコーンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム等のゴム材質やスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー等の熱可塑性エラストマーといったゴム弾性材料、2種以上のゴム弾性材料の混合物、及び、ゴム弾性材料と合成樹脂との混合物、市販されている消しゴム等が挙げられる。
消去部材は、熱変色筆記具とする場合は、特にポリプロピレン樹脂及びスチレン系熱可塑性エラストマーの混合物、またはポリプロピレン樹脂及びポリプロピレン系熱可塑性エラストマーの混合物から形成され、その配合比率がそれぞれ重量比で1:1〜1:4であり、研磨剤、可塑剤、充填剤を含有せず、JIS K6251に規定されたデュロメータ硬度Aが70°〜100°となる材質からなり、JIS S 6050−2002に規定する鉛筆描線の消し能力(消字率)が70%以下のものである可塑剤を含有しない低摩耗性の弾性材料から形成される。それによって消去部材は、擦過時に消しカスが生じにくく、熱変色性も優れているので有効である。
なお、本発明における「消去」とは、上記熱変色性インクを用いた場合以外にも、筆記した描線、文字等を消しゴム等の消去部で吸着又は削ぎ落とすことをいう。更に、感圧式タッチペンや軸筒等に電導性を付与して静電容量式タッチペンの後端部に、消去部材と天冠を設けるような構成でもよい。したがって、本発明は、筆記具によって筆記された描線(筆跡)を消去できる、消去部材を備えた任意の文房具にも適用可能である。
1 消去部材付筆記具(ノック式筆記具)
7 消去部材
8 内筒
10、10A、10B、10C 天冠
11 突起
18 凸部
20、40 租面
30、30A、30B、30C、30D ノック棒
31 第1の溝
32 第2の溝
36 盛り上がり部
38 凹部
39 突条

Claims (4)

  1. 紙面に筆記した筆跡を消去可能な消去部材を軸筒の端部に備え、前記軸筒の端部には前記消去部材を覆って保護する天冠が取り付けられる消去部材付筆記具において、
    前記天冠の内周面に少なくとも1つの突起を設け、
    前記軸筒の端部の前記天冠の取付部の外周面には、前記突起の数に対応して軸線方向に形成された第1の溝と、外周方向に形成されて前記第1の溝に接続する第2の溝を設け、
    前記天冠は、前記第1の溝に前記突起を挿入後、前記突起を前記第2の溝内を摺動させて前記軸筒の端部に取り付け、
    前記突起と前記第2の溝の間には、前記突起のロック機構が設けられており、
    前記ロック機構は、前記突起の後端部に設けられた凸部と、前記第2の溝の前記突起の後端部に対向する側壁に設けられた凹部であり、
    前記凸部と前記凹部は、前記突起を前記第1の溝に挿入後、前記突起を前記第2の溝内に移動させると係合することを特徴とする消去部材付筆記具。
  2. 紙面に筆記した筆跡を消去可能な消去部材を軸筒の端部に備え、前記軸筒の端部には前記消去部材を覆って保護する天冠が取り付けられる消去部材付筆記具において、
    前記天冠の内周面に少なくとも1つの突起を設け、
    前記軸筒の端部の前記天冠の取付部の外周面には、前記突起の数に対応して軸線方向に形成された第1の溝と、外周方向に形成されて前記第1の溝に接続する第2の溝を設け、
    前記天冠は、前記第1の溝に前記突起を挿入後、前記突起を前記第2の溝内を摺動させて前記軸筒の端部に取り付け、
    前記突起と前記第2の溝の間には、前記突起のロック機構が設けられており、
    前記ロック機構は、前記第2の溝の入口部に設けられた、前記第1の溝の底面から隆起する盛り上がり部であり、
    前記突起を、前記第1の溝に挿入後に前記盛り上がり部を乗り越えさせて前記第2の溝内に移動させると、前記ロック機構が機能することを特徴とする消去部材付筆記具。
  3. 紙面に筆記した筆跡を消去可能な消去部材を軸筒の端部に備え、前記軸筒の端部には前記消去部材を覆って保護する天冠が取り付けられる消去部材付筆記具において、
    前記天冠の内周面に少なくとも1つの突起を設け、
    前記軸筒の端部の前記天冠の取付部の外周面には、前記突起の数に対応して軸線方向に形成された第1の溝と、外周方向に形成されて前記第1の溝に接続する第2の溝を設け、
    前記天冠は、前記第1の溝に前記突起を挿入後、前記突起を前記第2の溝内を摺動させて前記軸筒の端部に取り付け、
    前記突起と前記第2の溝の間には、前記突起のロック機構が設けられており、
    前記ロック機構は、前記第2の溝の入口部の底面から、前記入口部を横切るように隆起する突条であり、
    前記突起を、前記第1の溝に挿入後に前記突条を乗り越えさせて前記第2の溝内に移動させると、前記ロック機構が機能することを特徴とする消去部材付筆記具。
  4. 紙面に筆記した筆跡を消去可能な消去部材を軸筒の端部に備え、前記軸筒の端部には前記消去部材を覆って保護する天冠が取り付けられる消去部材付筆記具において、
    前記天冠の内周面に少なくとも1つの突起を設け、
    前記軸筒の端部の前記天冠の取付部の外周面には、前記突起の数に対応して軸線方向に形成された第1の溝と、外周方向に形成されて前記第1の溝に接続する第2の溝を設け、
    前記天冠は、前記第1の溝に前記突起を挿入後、前記突起を前記第2の溝内を摺動させて前記軸筒の端部に取り付け、
    前記突起と前記第2の溝の間には、前記突起のロック機構が設けられており、
    前記ロック機構は、前記突起の頂面に形成された粗面と、前記第2の溝の底面に形成された粗面であり、
    前記突起の頂面に形成された粗面を、前記第2の溝の底面に形成された粗面に係合させると、前記ロック機構が機能することを特徴とする消去部材付筆記具。
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