JP3022548B1 - 多色ボ―ルペン - Google Patents

多色ボ―ルペン

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JP3022548B1 JP11053342A JP5334299A JP3022548B1 JP 3022548 B1 JP3022548 B1 JP 3022548B1 JP 11053342 A JP11053342 A JP 11053342A JP 5334299 A JP5334299 A JP 5334299A JP 3022548 B1 JP3022548 B1 JP 3022548B1
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Abstract

【要約】 【課題】 違う色の芯を誤って使用するといった失敗を
容易かつ確実に防止することのできる多色ボールペンを
提供する。 【解決手段】 外套筒8の先端部分に全周にわたって透
明な透明部5aを形成し、赤芯3の先端部分を赤色に着
色した先端着色部6とし、外套筒8の中央部より先端寄
りの部分に透明部5bを形成し、赤芯3の、ノックして
芯を出した際に透明部5bに到達する部分に蛍光赤色の
円筒4を取付け、赤芯3のノック棒1を押し下げた際
に、赤芯3の先端着色部6を透明部5aから、また赤色
の円筒4を他の透明部5bから視覚させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二色以上の芯を備
えたボールペンにおいて、違った色を誤って使用してし
まうといった失敗を防止することのできる多色ボールペ
ンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、黒と赤、あるいはそれに青や緑等
を加えた複数の異なる芯を備えるいわゆる多色ボールペ
ンが多く使用されている。この多色ボールペンには、通
常、ボールペンの外側を構成する外套筒に設けられたノ
ック棒を押し下げることによって所望色の芯をその先端
部から出すノック式と、外套筒の上端部を回動すること
によって所望色の芯を出す回動式とがある。
【0003】ノック式と回動式の多色ボールペンは、共
に、一本が複数色の芯を備えているので、多数本のボー
ルペンを所持しているのと実質的に同じ価値があり、き
わめて有用であるといった長所がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この多色ボー
ルペンにおいては、解決すべき問題点がある。すなわ
ち、従来の複数色の芯を備えた多色ボールペンは、芯を
内蔵する外套筒やその他の部分には芯の色を識別させる
ための工夫がなされていない。例えば、ノック式のボー
ルペンにおいては、ノック棒の色のみを赤や黒に着色し
ているにすぎない。また、通常、外套筒の全体は不透明
であるために、当該外套筒からは赤芯や黒芯等の識別が
できない。
【0005】従って、ノックして出した芯が黒色だと思
って書くと赤い字であったり、また、逆に赤で線を引い
ているつもりが、黒い線であったりすることが多々あ
る。ボールペンのインクは鉛筆のように消しゴムで容易
に消すことができないため、一旦、間違った色で書いて
しまうと消すのが厄介である。そのため、出した芯の色
が間違った色でないか否かを確認するために押し下げら
れたノック棒の色を目で確かめたり、あるいは試し書き
をするといった厄介な作業を必要とする。
【0006】そこで、本発明の目的とするところは、違
う色の芯を誤って使用するといった失敗を容易かつ確実
に防止することのできる多色ボールペンを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載の多色ボールペンは、黒
芯(2)と赤芯(3)とを備え、ボールペンの外側を構
成する外套筒(8)に設けられたノック棒(1)を押し
下げることによって所望色の芯を先端部から出すノック
式の多色ボールペンにおいて、外套筒(8)の芯が出る
側である先端部分に全周にわたって透明な透明部(5
a)を形成し、かつ前記赤芯(3)の先端部分を10m
m程度赤色に着色した先端着色部(6)とし、前記外套
筒(8)の略中央部に10mm程度全周にわたって透明
とした透明部(5b)を形成し、前記赤芯(3)の、ノ
ックして芯を出した際に前記外套筒(8)の略中央部に
形成された透明部(5b)に到達する部分に蛍光赤色の
円筒(4)を取付け、黒および赤のノック棒(1)の最
上端部分のみをそれぞれ黒色の黒色着色部(1a)およ
び赤色の赤色着色部(1b)とし、それ以外の部分を前
記外套筒と同色とし、前記外套筒(8)内の黒のノック
棒(1)の背後部分を黒色に着色した背後黒色部(7
a)とし、外套筒(8)内の赤のノック棒(1)の背後
部分を赤色に着色した背後赤色部(7b)とし、各ノッ
ク棒(1)をノックした際に背後黒色部(7a)または
背後赤色部(7b)を露出させてなることを特徴とす
る。
【0008】なお、ここで言う「10mm程度」とは、
先端着色部(6)または円筒(4)を明確に視覚できる
程度の長さを意味するものであり、その「10」という
数値に厳格な意味があるものではない。
【0009】また、本発明の請求項2に記載の多色ボー
ルペンは、色の異なる複数の芯(2,3)を備え、ボー
ルペンの外側を構成する外套筒(8)に設けられたノッ
ク棒(1)を押し下げることによって所望色の芯を先端
部から出すノック式の多色ボールペンにおいて、前記外
套筒(8)の芯が出る側である先端部を透明にし、かつ
前記複数の芯(2,3)の内の一つの芯(3)の先端部
を該一つの芯(3)の色と同色に着色し、その芯(3)
を出して使用する場合には着色された先端部を前記透明
部に達するようにしたことを特徴とする。
【0010】さらに、本発明の請求項3に記載の多色ボ
ールペンは、色の異なる複数の芯(2,3)を備え、ボ
ールペンの外側を構成する外套筒(8)に設けられたノ
ック棒(1)を押し下げることによって所望色の芯を先
端部から出すノック式の多色ボールペンにおいて、前記
外套筒(8)に透明部(5b)を形成し、かつ前記複数
の芯(2,3)の内の一つの芯(3)の色と同色の円筒
(4)に、複数の芯(2,3)を挿通し、しかも一つの
芯(3)だけを円筒(4)の内周面に取付け、その取付
位置を一つの芯(3)をノックして出した際に円筒
(4)が前記透明部(5b)の領域に侵入する位置とし
たことを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項4に記載の多色ボー
ルペンは、請求項2に記載の多色ボールペンにおいて、
前記外套筒(8)の先端部とは別の部分に透明部(5
b)を形成し、かつ前記複数の芯(2,3)の内の一つ
の芯(3)の色と同色の円筒(4)に、複数の芯(2,
3)を挿通し、しかも一つの芯(3)だけを円筒(4)
の内周面に取付け、その取付位置を一つの芯(3)をノ
ックして出した際に円筒(4)が前記透明部(5b)の
領域に侵入する位置としたことを特徴とする。
【0012】また、請求項5に記載の多色ボールペン
は、請求項3又は4に記載の発明において、前記一つの
芯(3)の外周面に糸(11)を巻き付け、該糸(1
1)と前記円筒(4)の内周面とを接着することによっ
て、一つの芯(3)に円筒(4)を取付けてなることを
特徴とする。
【0013】また、請求項6に記載の多色ボールペン
は、請求項2乃至5に記載の発明において、ノック式に
代えて、外套部の上端部を回動することによってその先
端部から芯(2,3)を出す回動式としてなることを特
徴とする。
【0014】また、請求項7に記載の多色ボールペン
は、請求項2乃至6に記載の発明において、前記複数の
芯(2,3)は黒芯(2)と赤芯(3)であり、前記一
つの芯は赤芯(3)であることを特徴とする。なお、カ
ッコ内の記号は、図面および後述する発明の実施の形態
に記載された対応要素または対応事項を示す。
【0015】本発明の請求項1に記載の多色ボールペン
によれば、赤芯を使用するに際し、赤のノック棒を押し
下げると外套部の先端から赤芯が出ると共に、外套部の
先端部に形成された透明部から赤芯の先端部に形成した
先端着色部が視覚される。また、同様に、外套部の略中
央部に形成された透明部から赤色の円筒が視覚されると
共に、外套筒の上端部でその内部に形成された背後赤色
部が視覚される。従って、この三カ所で、使用する芯が
赤色であることを確認することができ、違った色(この
場合は黒色)を誤って使用するといった事態が未然に防
止できる。また、黒芯を使用するに際し、黒のノック棒
を押し下げると、外套筒の先端から黒芯が出ると共に、
2つの透明部で黒芯が視覚され、外套筒の上端部で背後
黒色部が視覚される。従って、使用する芯が黒芯である
ことを容易かつ確実に認識することができる。
【0016】また本発明の請求項2に記載の多色ボール
ペンによれば、複数の芯の内の一つの芯を出して使用す
る場合(例えば請求項7に記載の発明のように、赤芯と
黒芯からなるボールペンにおいて赤芯を出して使用する
場合)、その芯のノック棒を押し下げる。これによっ
て、その芯と同色に着色された先端部が外套部の先端部
に形成された透明部に達する。従って、この芯の先端部
が外から視覚されるので、使用される芯が容易かつ確実
に認識される。
【0017】さらに本発明の請求項3に記載の多色ボー
ルペンによれば、複数の芯の内、円筒を取付けた芯を出
して使用する場合、その芯のノック棒を押し下げる。こ
れによって、その芯に取付けられた円筒が当該芯と同時
に押し下げられて透明部に達する。従って、この円筒が
外から視覚されるので、使用される芯が容易かつ確実に
認識される。なお、他の芯はこの円筒に挿通されている
ので、円筒が透明部に達した際に、当該他の芯はこの円
筒によって完全に覆い隠される。従って、当該他の芯が
透明部から視覚されることがない。また、他の芯は円筒
に取付けられることなく挿通しているだけなので、円筒
はこれら他の芯に干渉することなく円滑に押し下げられ
る。
【0018】また請求項4に記載の多色ボールペンによ
れば、請求項2に記載の発明の作用効果と請求項3に記
載の発明の作用効果が同時に得られる。
【0019】また請求項5に記載の多色ボールペンによ
れば、請求項3又は4に記載の発明の作用効果に加え
て、芯の外周面に糸を巻き付けて、芯と円筒との接着を
糸を介して行っているので、両者の組付きを強固なもの
とすることができる。特にボールペンの芯は接着剤が作
用し難く、芯と円筒とを直に接着することが困難である
が、糸を介することによってこうした問題を解決するこ
とができる。このように、芯と円筒との取付けは、接着
によって達成しているので当該取付け作業が簡便であ
る。
【0020】また請求項6に記載の多色ボールペンによ
れば、請求項2乃至5に記載の発明の作用効果を、回動
式のものに同じように発揮させることができる。この回
動式の多色ボールペンにあっては、外套部の上端部を回
動することによって着色された芯の先端部を外套部の先
端部に形成された透明部から、また、円筒を他の透明部
からそれぞれ視覚させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1乃至図6を参照して、本発明
の実施形態に係る多色ボールペンについて説明する。図
1はノック式の多色ボールペンにおいて、芯を出してい
ない状態を示す斜視図、図2は外套筒8の下半部を取り
外した状態を示す斜視図、図3は芯を出した状態を示す
斜視図、そして、図4は円筒4部分における横断面図で
ある。図5は、他の実施形態における円筒4部分の横断
面図、図6はその縦断面図である。図7は、回動式の多
色ボールペンを示す斜視図である。
【0022】本発明の実施形態に係る多色ボールペン
は、クリップ9を有し、黒芯2と赤芯3とを備え、ボー
ルペンの外側を構成する外套筒8に設けられたノック棒
1を押し下げることによって所望色の芯を先端部から出
すノック式の多色ボールペンにおいて、外套筒8の芯が
出る側である先端部分に全周にわたって透明な透明部5
aを形成し、かつ赤芯3の先端部分を10mm程度蛍光
色で赤色に着色した先端着色部6としている。そして、
外套筒8の略中央部(より詳細には略中央部より先端寄
り)の部分に10mm程度全周にわたって透明とした透
明部5bを形成し、赤芯3の、ノックして芯を出した際
に透明部5bに到達する部分に蛍光赤色の円筒4を接着
により取付けている。
【0023】また、外套筒8の上端部に位置する黒と赤
のノック棒1の最上端部分のみをそれぞれ黒色の黒色着
色部1aおよび赤色の赤色着色部1bとし、それ以外の
部分を外套筒8と同色とし、さらに、外套筒8内の黒の
ノック棒1の背後部分を黒色に着色した背後黒色部7a
とすると共に、外套筒8内の赤のノック棒1の背後部分
を赤色に着色した背後赤色部7bとし、各ノック棒1を
ノックした際に背後黒色部7aまたは背後赤色部7bを
露出させるようにしている。
【0024】従って、例えば赤芯3を使用するために赤
のノック棒1を押し下げると、透明部5aに先端着色部
6、他の透明部5bに赤色の円筒4、そして、外套筒8
の上端部に背後赤色部7bがそれぞれ視覚される。この
三カ所で、使用する芯が赤色の赤芯3であることを容易
に確認することができるので、違った色の芯を誤使用す
ることがない。
【0025】本実施形態における赤芯3と円筒4との取
付けは、赤芯3を同じ赤色の円筒4に挿通して、その外
周面を円筒4の内周面に接着剤10で接着している。そ
して、黒芯2をその円筒4内に遊びをもって挿通させて
いる。従って、円筒4が透明部5bに達した際に、黒芯
2は円筒4に完全に覆い隠されて外から視覚されず、よ
って誤使用が確実に防止される。また、黒芯2は遊びを
もって挿通されているので、円筒4は黒芯2に干渉する
ことなく円滑に押し下げられる。さらに、赤芯3と円筒
4との取付けは、接着によって達成しているのでその作
業が簡便である。
【0026】なお、図5および図6に示すように、赤芯
3の外周面に円筒4の幅とほぼ同じ幅にわたって糸11
を巻き付け、その糸11と円筒4の内周面とを接着する
ことによって赤芯3に円筒4を取付けると、両者を強固
に組み付けることができる。ここで、赤芯3に糸11を
強固に巻き付けるために、赤芯3の外周面をヤスリ等で
加工して粗面にすると良い。赤芯3と円筒4との取付け
を接着によって行ったが、円筒4に略U字状の保持片を
設け、保持片に赤芯3を嵌め込むようにすることもでき
る。これによれば、赤芯3がなくなった場合に替えの赤
芯を取り付ることができる。
【0027】また、図7に示すように、外套部の上端部
を回動することによってその先端部から芯2,3を出す
いわゆる回動式の多色ボールペンでも、上述のノック式
と同じような構成とすることができる。ただし、本実施
形態にあっては一つの透明部5bしか具備しない。
【0028】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の請求項1に記載
のノック式の多色ボールペンによれば、三カ所で、使用
する芯が赤色か否かを確認することができるので、違っ
た色を誤って使用するといった事態が未然に防止でき
る。
【0029】また請求項2に記載の発明によれば、複数
の芯の内の一つの芯の先端部が外套部の先端部に形成さ
れた透明部で確実に視覚されるので、使用される芯が容
易かつ確実に認識される。さらに請求項3に記載の発明
によれば、円筒が透明部で確実に視覚されるので、使用
される芯が容易かつ確実に認識される。なお、他の芯は
この円筒に挿通されているので、円筒が透明部に到達し
た状態では、他の芯がこの円筒によって完全に覆い隠さ
れる。従って、芯の誤使用がより一層確実に防止され
る。また、他の芯は円筒内に挿通されているだけで円筒
とは接着されていないので、円筒はこれら他の芯に干渉
することなく円滑に押し下げられる。さらに、芯と円筒
との取付けは、接着によって達成されているので当該取
付け作業が簡便であり、生産性に優れる。また請求項4
に記載の多色ボールペンによれば、請求項2に記載の発
明の作用効果と請求項3に記載の発明の作用効果が同時
に得られる。
【0030】また請求項5に記載の多色ボールペンによ
れば、請求項3又は4に記載の発明の作用効果に加え
て、芯と円筒との組付きを、より強固なものとすること
ができる。よって、当該ボールペンの耐久性を高めるこ
とができる。
【0031】また請求項6に記載の多色ボールペンによ
れば、請求項2乃至5に記載の発明の作用効果を、回動
式の多色ボールペンに同じように発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るノック式の多色ボール
ペンにおいて、芯を出していない状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す多色ボールペンにおいて、外套筒の
下半部を取り外した状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示す多色ボールペンにおいて、芯を出し
た状態を示す斜視図である。
【図4】図1に示す多色ボールペンにおいて、円筒部分
における横断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係るノック式の多色ボ
ールペンにおける円筒部分の横断面図である。
【図6】図5に示す多色ボールペンにおける円筒部分の
縦断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る回動式の多色ボー
ルペンを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ノック棒 1a 黒色着色部 1b 赤色着色部 2 黒芯 3 赤芯 4 円筒 5a、5b 透明部 6 先端着色部 7a 背後黒色部 7b 背後赤色部 8 外套筒 9 クリップ 10 接着剤 11 糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−84186(JP,U) 実開 平4−47577(JP,U) 実開 平5−95786(JP,U) 「1997年度パイロット総合カタロ グ」、株式会社パイロット、1997年1月 1日 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B43K 27/12 B43K 24/12 B43K 24/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 黒芯と赤芯とを備え、ボールペンの外側
    を構成する外套筒に設けられたノック棒を押し下げるこ
    とによって所望色の芯を先端部から出すノック式の多色
    ボールペンにおいて、外套筒の芯が出る側である先端部
    分に全周にわたって透明な透明部を形成し、かつ前記赤
    芯の先端部分を10mm程度赤色に着色した先端着色部
    とし、前記外套筒の略中央部に10mm程度全周にわた
    って透明とした透明部を形成し、前記赤芯の、ノックし
    て芯を出した際に前記外套筒の略中央部に形成された透
    明部に到達する部分に蛍光赤色の円筒を取付け、黒およ
    び赤のノック棒の最上端部分のみをそれぞれ黒色の黒色
    着色部および赤色の赤色着色部とし、それ以外の部分を
    前記外套筒と同色とし、前記外套筒内の黒のノック棒の
    背後部分を黒色に着色した背後黒色部とし、外套筒内の
    赤のノック棒の背後部分を赤色に着色した背後赤色部と
    し、各ノック棒をノックした際に背後黒色部または背後
    赤色部を露出させてなることを特徴とする多色ボールペ
    ン。
  2. 【請求項2】 色の異なる複数の芯を備え、ボールペン
    の外側を構成する外套筒に設けられたノック棒を押し下
    げることによって所望色の芯を先端部から出すノック式
    の多色ボールペンにおいて、前記外套筒の芯が出る側で
    ある先端部を透明にし、かつ前記複数の芯の内の一つの
    芯の先端部を該一つの芯の色と同色に着色し、その芯を
    出して使用する場合には着色された先端部を前記透明部
    に達するようにしたことを特徴とする多色ボールペン。
  3. 【請求項3】 色の異なる複数の芯を備え、ボールペン
    の外側を構成する外套筒に設けられたノック棒を押し下
    げることによって所望色の芯を先端部から出すノック式
    の多色ボールペンにおいて、前記外套筒に透明部を形成
    し、かつ前記複数の芯の内の一つの芯の色と同色の円筒
    に、複数の芯を挿通し、しかも一つの芯だけを円筒の内
    周面に取付け、その取付位置を一つの芯をノックして出
    した際に円筒が前記透明部の領域に侵入する位置とした
    ことを特徴とする多色ボールペン。
  4. 【請求項4】 前記外套筒の先端部とは別の部分に透明
    部を形成し、かつ前記複数の芯の内の一つの芯の色と同
    色の円筒に、複数の芯を挿通し、しかも一つの芯だけを
    円筒の内周面に取付け、その取付位置を一つの芯をノッ
    クして出した際に円筒が前記透明部の領域に侵入する位
    置としたことを特徴とする請求項2に記載の多色ボール
    ペン。
  5. 【請求項5】 前記一つの芯の外周面に糸を巻き付け、
    該糸と前記円筒の内周面とを接着することによって、一
    つの芯に円筒を取付けてなることを特徴とする請求項3
    又は4に記載の多色ボールペン。
  6. 【請求項6】 前記ノック式に代えて、外套部の上端部
    を回動することによってその先端部から芯を出す回動式
    としてなることを特徴とする請求項2乃至5に記載の多
    色ボールペン。
  7. 【請求項7】 前記複数の芯は黒芯と赤芯であり、前記
    一つの芯は赤芯であることを特徴とする請求項2乃至6
    に記載の多色ボールペン。
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