JPS5914231Y2 - 筆ペン用ペン先 - Google Patents
筆ペン用ペン先Info
- Publication number
- JPS5914231Y2 JPS5914231Y2 JP6449879U JP6449879U JPS5914231Y2 JP S5914231 Y2 JPS5914231 Y2 JP S5914231Y2 JP 6449879 U JP6449879 U JP 6449879U JP 6449879 U JP6449879 U JP 6449879U JP S5914231 Y2 JPS5914231 Y2 JP S5914231Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- fibrous material
- brush
- hole
- nib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、通常の毛筆の筆穂ならば、例えば太く書こ
うとして紙面に押しつけると適宜筆穂がばらけてくれる
けれども、多孔質合成樹脂製の一体成形筆穂では、ばら
けることもづれることもできないために、第１図に示し
たように、筆穂先端部分は紙面から浮き上がるような変
形を呈し、使用者本人としては巧みに筆穂先端部分を使
ったつもりでも、実際には筆記に全熱関与しておらず、
この為、意図通りの書き上がりのものが得られなかった
欠点を改善するため試みたものである。
うとして紙面に押しつけると適宜筆穂がばらけてくれる
けれども、多孔質合成樹脂製の一体成形筆穂では、ばら
けることもづれることもできないために、第１図に示し
たように、筆穂先端部分は紙面から浮き上がるような変
形を呈し、使用者本人としては巧みに筆穂先端部分を使
ったつもりでも、実際には筆記に全熱関与しておらず、
この為、意図通りの書き上がりのものが得られなかった
欠点を改善するため試みたものである。
この考案の構成を第２図に示す実施例により説明すると
、多孔質合成樹脂製の一体成形筆穂１の前方部分であっ
て筆穂１の丁度中心に当る個所に長手方向に沿う孔２が
形成されている。
、多孔質合成樹脂製の一体成形筆穂１の前方部分であっ
て筆穂１の丁度中心に当る個所に長手方向に沿う孔２が
形成されている。
この孔２から集束した繊維状物質３の収斂した先端部分
４が突出するように該孔２には上記繊維状物質３を挿填
する。
４が突出するように該孔２には上記繊維状物質３を挿填
する。
繊維状物質３としては獣毛、先端をテーパー化した合成
繊維等、その別を問わない。
繊維等、その別を問わない。
つまり、この考案は、一体成形の多孔質筆穂１の中心長
手方向に沿う孔２を少なくとも筆穂１前方部分に形成し
たことにより欠如された前端相当部分は、孔２内に挿填
した繊維状物質３の収斂した先端部分４によって、とっ
て代ったものである。
手方向に沿う孔２を少なくとも筆穂１前方部分に形成し
たことにより欠如された前端相当部分は、孔２内に挿填
した繊維状物質３の収斂した先端部分４によって、とっ
て代ったものである。
このような筆ペン用ペン先は、第３図から明らかなよう
に、紙面から浮き上がり気味の変形を呈した多孔質筆穂
１前端部分は上記のように欠如され、その代りに筆圧に
応じたばらけ方やずれ方が適宜可能である毛筆様となっ
ているため、冒頭に述べた欠点は兄事に解消される。
に、紙面から浮き上がり気味の変形を呈した多孔質筆穂
１前端部分は上記のように欠如され、その代りに筆圧に
応じたばらけ方やずれ方が適宜可能である毛筆様となっ
ているため、冒頭に述べた欠点は兄事に解消される。
上記した孔２については、筆穂１前方部分にだけあける
ことに限られるものではなく、貫通した孔であってもよ
い。
ことに限られるものではなく、貫通した孔であってもよ
い。
このような例を第４図と第５図とに示す。
第４図の例は、繊維状物質３は先端部分４から後方突出
部分５に至る充分長いものであつて、後方突出部分５は
筆穂１後方に適宜長さ突出している。
部分５に至る充分長いものであつて、後方突出部分５は
筆穂１後方に適宜長さ突出している。
第５図の例は、繊維状物質３と中継芯６とを併用した例
である。
である。
第４図の繊維状物質３の後方突出部分５や第５図の突出
した中継芯６部分はインキ吸蔵体等と接触させることに
より、インキの導出ができるから、多孔質筆穂１の後端
面はインキ吸蔵体と直接接触しなくてもよい。
した中継芯６部分はインキ吸蔵体等と接触させることに
より、インキの導出ができるから、多孔質筆穂１の後端
面はインキ吸蔵体と直接接触しなくてもよい。
これに対して第２図の例では多孔質筆穂１の後端面をイ
ンキ吸蔵体に直接接触さすかインキ吸蔵体とは別にイン
キ中継部材を設け、この先端に接触させることが必要で
ある。
ンキ吸蔵体に直接接触さすかインキ吸蔵体とは別にイン
キ中継部材を設け、この先端に接触させることが必要で
ある。
また第４図の例で後方突出部分５を含めて繊維状物質３
の後方部分を適宜の接着剤で個くすることにより筆穂と
して必要な腰の強さをインキ誘導機能を損うことなく与
えることができる。
の後方部分を適宜の接着剤で個くすることにより筆穂と
して必要な腰の強さをインキ誘導機能を損うことなく与
えることができる。
第１図は従来品の使用状態を示す図、第２図はこの考案
に係るペン先の断面図、第３図は第２図の使用状態を示
す図、第４図と第５図は第２図とは異なるこの考案に係
るペン先の断面図である。 １・・・・・・一体成形の多孔質筆穂、２・・・・・・
孔、３・・・・・・繊維状物質、４・・・・・・収斂し
た先端部分。
に係るペン先の断面図、第３図は第２図の使用状態を示
す図、第４図と第５図は第２図とは異なるこの考案に係
るペン先の断面図である。 １・・・・・・一体成形の多孔質筆穂、２・・・・・・
孔、３・・・・・・繊維状物質、４・・・・・・収斂し
た先端部分。
Claims (1)
- 繊維状物質と、その繊維状物質の周囲を被覆する樹脂層
とからなるペン先において、該樹脂層は一体戒形の多孔
質筆穂１となすと共に、中心に長手方向に沿う孔２を少
くともその前方部分に形成し、該孔２から集束した繊維
状物質３の収斂した先端部分４が突出するよう上記繊維
状物質３を該７Ｌ２内に挿填してなる筆ペン用ペン先。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6449879U JPS5914231Y2 (ja) | 1979-05-15 | 1979-05-15 | 筆ペン用ペン先 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6449879U JPS5914231Y2 (ja) | 1979-05-15 | 1979-05-15 | 筆ペン用ペン先 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55163189U JPS55163189U (ja) | 1980-11-22 |
| JPS5914231Y2 true JPS5914231Y2 (ja) | 1984-04-26 |
Family
ID=29298529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6449879U Expired JPS5914231Y2 (ja) | 1979-05-15 | 1979-05-15 | 筆ペン用ペン先 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914231Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009269251A (ja) * | 2008-05-02 | 2009-11-19 | Ikeda Corp | 筆記具の筆先構造 |
-
1979
- 1979-05-15 JP JP6449879U patent/JPS5914231Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009269251A (ja) * | 2008-05-02 | 2009-11-19 | Ikeda Corp | 筆記具の筆先構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55163189U (ja) | 1980-11-22 |
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