JPS6142864Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142864Y2 JPS6142864Y2 JP17986581U JP17986581U JPS6142864Y2 JP S6142864 Y2 JPS6142864 Y2 JP S6142864Y2 JP 17986581 U JP17986581 U JP 17986581U JP 17986581 U JP17986581 U JP 17986581U JP S6142864 Y2 JPS6142864 Y2 JP S6142864Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- writing instrument
- barrel
- ink
- storage body
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 8
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軸筒内に中綿等のインキ吸蔵体を装入
した筆記具の空気置換構造の改良に関するもので
あり、簡単な構造で空気置換が良好に行ない得か
つ容易に製造でき、筆記具の量産性が向上せしめ
られて筆記具が廉価に製造しうることを目的とす
るものである。
した筆記具の空気置換構造の改良に関するもので
あり、簡単な構造で空気置換が良好に行ない得か
つ容易に製造でき、筆記具の量産性が向上せしめ
られて筆記具が廉価に製造しうることを目的とす
るものである。
通常、インク吸蔵体を装入した筆記具において
もペン先から消費されるインキの量に見合つた空
気量がスムーズに供給されなければならないとい
ういわゆる空気置換が必要であつて、該空気置換
を行なうために従来は軸に圧入する尾栓の内面
を凹凸に形成する、インク吸蔵体の外皮に穴部
を形成する、インク吸蔵体の外皮として布等の
通気性のある材質を用いる、軸筒底部の内面を
凹凸に形成する、等の種々の構造が提案されてい
る。しかしながら、前記構造のものにおいては
各々′複雑な形状の尾栓を形成すること、′イ
ンク吸蔵体の加工の難易度が上がり強度的にも弱
くなる、′インク吸蔵体の外皮が高価になる、
′金型が複雑になる、等の欠点を有するもので
あり、これによりいずれも量産品としてはコスト
高になる。
もペン先から消費されるインキの量に見合つた空
気量がスムーズに供給されなければならないとい
ういわゆる空気置換が必要であつて、該空気置換
を行なうために従来は軸に圧入する尾栓の内面
を凹凸に形成する、インク吸蔵体の外皮に穴部
を形成する、インク吸蔵体の外皮として布等の
通気性のある材質を用いる、軸筒底部の内面を
凹凸に形成する、等の種々の構造が提案されてい
る。しかしながら、前記構造のものにおいては
各々′複雑な形状の尾栓を形成すること、′イ
ンク吸蔵体の加工の難易度が上がり強度的にも弱
くなる、′インク吸蔵体の外皮が高価になる、
′金型が複雑になる、等の欠点を有するもので
あり、これによりいずれも量産品としてはコスト
高になる。
本考案は前記実用新案登録請求の範囲に記載し
たごとく、インク吸蔵体の後端部と軸筒底部との
間に球体を介在せしめるという簡単な構造によつ
て前記欠点を除去した筆記具を提供するものであ
る。
たごとく、インク吸蔵体の後端部と軸筒底部との
間に球体を介在せしめるという簡単な構造によつ
て前記欠点を除去した筆記具を提供するものであ
る。
以下図面に示す実施例に基づき本考案の構成を
説明する。
説明する。
第１図および第２図に示すものは本考案の空気
置換構造を有する筆記具の実施例であつて、第１
図はサインペンタイプの実施例、第２図は水性ボ
ールペンタイプの実施例である。
置換構造を有する筆記具の実施例であつて、第１
図はサインペンタイプの実施例、第２図は水性ボ
ールペンタイプの実施例である。
図示するように軸筒１の内部にはインク吸蔵体
２が装入されており、該インク吸蔵体２の先端側
には軸筒１に固定されたペン芯３または中芯４の
後部が埋設されている。前記構造は従来の筆記具
の構造と同様であり、本考案の空気置換構造を有
する筆記具は係る構造に限定されるものではなく
軸筒内に中綿等のインク吸蔵体を装入した構造の
筆記具であればよい。
２が装入されており、該インク吸蔵体２の先端側
には軸筒１に固定されたペン芯３または中芯４の
後部が埋設されている。前記構造は従来の筆記具
の構造と同様であり、本考案の空気置換構造を有
する筆記具は係る構造に限定されるものではなく
軸筒内に中綿等のインク吸蔵体を装入した構造の
筆記具であればよい。
本考案は前記構造の筆記具において、前記イン
ク吸蔵体２の平坦な後端部５と軸筒１の底部１ａ
との間に球体６が介在されており、前記球体６は
その一部７がインク吸蔵体２の後端部５の一部、
すなわち後端部の一部が露出しうる状態に没入さ
れる。これによつて前記球体が没入しない前記吸
蔵体２の露出する平坦部分と軸筒１の底部１ａと
の間に空間８が形成される。前記インキ吸蔵体２
は球体６によつて軸筒内に間隙を有して固定され
る。前記球体は図示実施例のものに限らず、例え
ば球体の表面に溝あるいは孔部を設けたものでも
よい。
ク吸蔵体２の平坦な後端部５と軸筒１の底部１ａ
との間に球体６が介在されており、前記球体６は
その一部７がインク吸蔵体２の後端部５の一部、
すなわち後端部の一部が露出しうる状態に没入さ
れる。これによつて前記球体が没入しない前記吸
蔵体２の露出する平坦部分と軸筒１の底部１ａと
の間に空間８が形成される。前記インキ吸蔵体２
は球体６によつて軸筒内に間隙を有して固定され
る。前記球体は図示実施例のものに限らず、例え
ば球体の表面に溝あるいは孔部を設けたものでも
よい。
本考案は前記構成とすることにより、ペン先よ
りインクが消費された場合、その消費量に見合つ
た空気量が前記空間８を介してインク吸蔵体２に
供給されるよう作用するものである。
りインクが消費された場合、その消費量に見合つ
た空気量が前記空間８を介してインク吸蔵体２に
供給されるよう作用するものである。
本考案は前記構成、作用を有するもので、イン
ク吸蔵体の後端部と軸筒底部との間に空間を形成
するよう球体を介在せしめるという簡単な構造に
よつて空気置換および吸蔵体の固定が良好に行な
い得、従来のように軸筒底部内面あるいは尾栓の
内面を特殊な形状に形成する必要がなく、それに
より筆記具を容易に製造でき、ひいては量産性が
向上せしめられて筆記具を廉価に製造することが
でき、さらに球体自体方向性がないのでペンの組
立作業が簡単であるとともに、ペン先を挿入した
時にインク吸蔵体が中芯等で押されても陥没しな
いという筆記具の空気置換構造として格別の効果
を奏するものである。
ク吸蔵体の後端部と軸筒底部との間に空間を形成
するよう球体を介在せしめるという簡単な構造に
よつて空気置換および吸蔵体の固定が良好に行な
い得、従来のように軸筒底部内面あるいは尾栓の
内面を特殊な形状に形成する必要がなく、それに
より筆記具を容易に製造でき、ひいては量産性が
向上せしめられて筆記具を廉価に製造することが
でき、さらに球体自体方向性がないのでペンの組
立作業が簡単であるとともに、ペン先を挿入した
時にインク吸蔵体が中芯等で押されても陥没しな
いという筆記具の空気置換構造として格別の効果
を奏するものである。
第１図は本考案の空気置換構造をサインペンタ
イプの筆記具に設けた実施例の断面図、第２図は
同上水性ボールペンタイプの筆記具に設けた実施
例の断面図である。
イプの筆記具に設けた実施例の断面図、第２図は
同上水性ボールペンタイプの筆記具に設けた実施
例の断面図である。
Claims (1)
- 軸筒内に中綿等のインキ吸蔵体を装入した筆記
具において、軸筒底部とインキ吸蔵体の後端部と
の間に、該後端部の一部が露出しうる状態で球体
が介在され、軸筒底部と、インキ吸蔵体の外周お
よび前記後端部の露出する部分との間に間隙が形
成されることを特徴とする筆記具の空気置換構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17986581U JPS5884287U (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 筆記具の空気置換構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17986581U JPS5884287U (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 筆記具の空気置換構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5884287U JPS5884287U (ja) | 1983-06-07 |
| JPS6142864Y2 true JPS6142864Y2 (ja) | 1986-12-04 |
Family
ID=29975946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17986581U Granted JPS5884287U (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 筆記具の空気置換構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5884287U (ja) |
-
1981
- 1981-12-02 JP JP17986581U patent/JPS5884287U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5884287U (ja) | 1983-06-07 |
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