JPS604784Y2 - 筆記具用リフィ−ル - Google Patents
筆記具用リフィ−ルInfo
- Publication number
- JPS604784Y2 JPS604784Y2 JP10870380U JP10870380U JPS604784Y2 JP S604784 Y2 JPS604784 Y2 JP S604784Y2 JP 10870380 U JP10870380 U JP 10870380U JP 10870380 U JP10870380 U JP 10870380U JP S604784 Y2 JPS604784 Y2 JP S604784Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refill
- ink
- protrusion
- diameter part
- large diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、金属製の筆記具用リフィールの構造に関し、
特に該リフィールに簡単な工夫を施すだけで、リフィー
ル内の空気交換をスムースに行えるようにせんとするも
のである。
特に該リフィールに簡単な工夫を施すだけで、リフィー
ル内の空気交換をスムースに行えるようにせんとするも
のである。
最近、筆記先端ホルダーを先端に止着し、内部にインキ
吸蔵体を内蔵したステンレス、洋白等の金属製リフィー
ルを用いた筆記具が出回ってきており、ペン先の耐久性
向上も考慮すると今後益々使用されていく傾向にある。
吸蔵体を内蔵したステンレス、洋白等の金属製リフィー
ルを用いた筆記具が出回ってきており、ペン先の耐久性
向上も考慮すると今後益々使用されていく傾向にある。
ところが該リフィールは筆記具の外装となる軸体内に装
填する為、リフィール自体余り太くすることが出来ない
ものである。
填する為、リフィール自体余り太くすることが出来ない
ものである。
又、リフィール内には、インキを含浸したインキ吸蔵体
が挿入されているが、筆記距離を確保する為にインキ吸
蔵体は許容される範囲において極力太くする必要がある
。
が挿入されているが、筆記距離を確保する為にインキ吸
蔵体は許容される範囲において極力太くする必要がある
。
然し乍ら、インキ吸蔵体の太さをリフィールの内径には
Ｓ゛等しくして挿入すると、内部にはインキが充満する
ので、リフィール内の空気交換が出来なくなり、筆記時
の体温や急激な気圧変化により筆記ペン先或いは空気穴
よりインキの吹き出しが生じてしまう。
Ｓ゛等しくして挿入すると、内部にはインキが充満する
ので、リフィール内の空気交換が出来なくなり、筆記時
の体温や急激な気圧変化により筆記ペン先或いは空気穴
よりインキの吹き出しが生じてしまう。
その為インキ吸蔵体に従来周知のムク棒を沿えたり、或
いはインキ吸蔵体のコーティング層に長手方向の突条や
、逆に凹部を形成すれば、インキの吹き出しは防止でき
るが、前記の如く、リフィール自体が細いので、その中
に挿入するインキ吸蔵体そのものに突条や凹部を形成す
ると、リフィールの細さと相俟ってインキ吸蔵体が極め
て細くなり、インキ保有容量が少なくなってしまい、好
ましいものとは云えず、又ムク棒を沿える方式もリフィ
ール内径が細い為、生産上組み立てに＜）、コストアッ
プにつながる恐れがあった。
いはインキ吸蔵体のコーティング層に長手方向の突条や
、逆に凹部を形成すれば、インキの吹き出しは防止でき
るが、前記の如く、リフィール自体が細いので、その中
に挿入するインキ吸蔵体そのものに突条や凹部を形成す
ると、リフィールの細さと相俟ってインキ吸蔵体が極め
て細くなり、インキ保有容量が少なくなってしまい、好
ましいものとは云えず、又ムク棒を沿える方式もリフィ
ール内径が細い為、生産上組み立てに＜）、コストアッ
プにつながる恐れがあった。
本考案者は、これらの問題点を解決する為に金属製の細
いリフィールでも内部空間を最大限に利用し、出来る限
りインキを保有させる為にはという観点から、かつ生産
性の面からも検討した結果、以下の如き構造に至った。
いリフィールでも内部空間を最大限に利用し、出来る限
りインキを保有させる為にはという観点から、かつ生産
性の面からも検討した結果、以下の如き構造に至った。
これを添付図面に従がって説明すると、第１図において
１はステンレス、洋白等の金属よりなるパイプ状のりフ
ィールであって、インキ吸蔵体８が収容される大径部２
とスウエージング加工等により絞り、先端（図では左方
向）に向かって階段上に細められた中径部３、更に細径
部４とより形成されている。
１はステンレス、洋白等の金属よりなるパイプ状のりフ
ィールであって、インキ吸蔵体８が収容される大径部２
とスウエージング加工等により絞り、先端（図では左方
向）に向かって階段上に細められた中径部３、更に細径
部４とより形成されている。
中径部３と細径部４との境界段部には空気穴５が穿設さ
れ、中径部内部は空気溜りＡが形成されている。
れ、中径部内部は空気溜りＡが形成されている。
６は筆記先端ホルダーであって、本実施例においてはボ
ールホルダーを細径部４の先端に取付けた例を示す。
ールホルダーを細径部４の先端に取付けた例を示す。
この様なりフィール１において、その大径部２にはその
内面長手方向に突条７が形成される様外面にローラー等
により押圧変形させて凹溝７′を形成する。
内面長手方向に突条７が形成される様外面にローラー等
により押圧変形させて凹溝７′を形成する。
以上の如く加工したりフィールに後方開孔部から適宜の
繊維束をセロファン等の外被により円筒状になしたイン
キ吸蔵体８を挿入すると、第３図に示す如く、リフィー
ル内面に形成された突条７によりインキ吸蔵体の１部は
変形し、突条両側に空気流通路Ｂが形成され、空気穴５
、空気溜りＡと連通ずる。
繊維束をセロファン等の外被により円筒状になしたイン
キ吸蔵体８を挿入すると、第３図に示す如く、リフィー
ル内面に形成された突条７によりインキ吸蔵体の１部は
変形し、突条両側に空気流通路Ｂが形成され、空気穴５
、空気溜りＡと連通ずる。
９は尾栓であってリフィール後端に嵌着される。
１０は繊維体、樹脂成形体、樹脂焼結体等適宜材質より
成るインキ中継芯であって、先端はボールホルダー６の
中心孔に挿着され、後端はインキ吸蔵体８と接続してい
る。
成るインキ中継芯であって、先端はボールホルダー６の
中心孔に挿着され、後端はインキ吸蔵体８と接続してい
る。
本考案は以上の構成より戒るので、軸筒内に装填される
細長いリフィールであっても、金属の塑性変形を生かし
て長手方向の突条７（外面において凹溝７′）は容易に
形成できると共に、インキ吸蔵体８の太さはそれをリフ
ィールに挿入した際、突条７により変形し、央条両側に
僅かの空気流通路が形成され）ばよいので、極端にはり
フィール大径部２の内径にはＳ゛等しい径の太さのイン
キ吸蔵体を挿入しても空気流通路は確保できるので、従
来構造に較べてインキ保有容量を増すことができ、細い
リフィールでも最大限のインキ保有を可能ならしめるも
のである。
細長いリフィールであっても、金属の塑性変形を生かし
て長手方向の突条７（外面において凹溝７′）は容易に
形成できると共に、インキ吸蔵体８の太さはそれをリフ
ィールに挿入した際、突条７により変形し、央条両側に
僅かの空気流通路が形成され）ばよいので、極端にはり
フィール大径部２の内径にはＳ゛等しい径の太さのイン
キ吸蔵体を挿入しても空気流通路は確保できるので、従
来構造に較べてインキ保有容量を増すことができ、細い
リフィールでも最大限のインキ保有を可能ならしめるも
のである。
しかもインキ吸蔵体挿入に関しては、生産上スムースに
行えるものである。
行えるものである。
尚、以上の説明においてボールペンチップを具体例とし
て挙げたが、ペン先の種類は問わず使用し得、又、イン
キ中継芯に変えて、これ自体がペン先となる様にしても
よく、これが直接細径部に取りつけられても更にリフィ
ールは大径部２のみ金属であれば中径部３、細径部４は
樹脂成形品でも勿論よく、中径部３はなく大径部と細径
部のみで構成されていてもよい。
て挙げたが、ペン先の種類は問わず使用し得、又、イン
キ中継芯に変えて、これ自体がペン先となる様にしても
よく、これが直接細径部に取りつけられても更にリフィ
ールは大径部２のみ金属であれば中径部３、細径部４は
樹脂成形品でも勿論よく、中径部３はなく大径部と細径
部のみで構成されていてもよい。
図は本考案のｌ実施例を示すもので、第１図は、部品構
成別に表わした斜視図、第２図はりフィールの縦断面図
、第３図は、第２図のＸ−Ｘ線拡大断面図である。 １・・・・・・リフィール、２・・・・・・大径部、４
・・・・・・細径部、７・・・・・・突条、８・・・・
・・インキ吸蔵体。
成別に表わした斜視図、第２図はりフィールの縦断面図
、第３図は、第２図のＸ−Ｘ線拡大断面図である。 １・・・・・・リフィール、２・・・・・・大径部、４
・・・・・・細径部、７・・・・・・突条、８・・・・
・・インキ吸蔵体。
Claims (1)
- ペン芯若しくは筆記先端ホルダーを取り付ける細径部と
インキ吸蔵体を挿入する大径部より戒り、少なくとも大
径部は金属製のりフィールにおいて、該リフィールの大
径部には内面に長手方向に突条を設けるべく、外面に細
長い凹溝を形成し、大径部内に挿入したインキ吸蔵体を
該突条により変形せしめ、突条両側に空気流通路を形成
せしめた筆記具用リフィール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10870380U JPS604784Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 筆記具用リフィ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10870380U JPS604784Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 筆記具用リフィ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5732179U JPS5732179U (ja) | 1982-02-19 |
| JPS604784Y2 true JPS604784Y2 (ja) | 1985-02-12 |
Family
ID=29469936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10870380U Expired JPS604784Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 筆記具用リフィ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604784Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2618823B2 (ja) * | 1994-02-21 | 1997-06-11 | ぺんてる株式会社 | 筆記具カートリッジ |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP10870380U patent/JPS604784Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5732179U (ja) | 1982-02-19 |
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