JP6299004B2 - 半導体素子搭載用基板及び半導体装置、並びにそれらの製造方法 - Google Patents

半導体素子搭載用基板及び半導体装置、並びにそれらの製造方法 Download PDF

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本発明は、半導体素子搭載用基板及び半導体装置、並びにそれらの製造方法に関する。
近年、携帯電話に代表されるように、電子機器の小型化・軽量化が急速に進み、それら電子機器に用いられる半導体装置も小型化・軽量化・高機能化が要求されている。特に、半導体装置の厚みについて、薄型化が要求されている。かかる要求に応えるため、QFP(Quad Flat Package)等の金属材料を加工したリードフレームを用いた半導体装置から、以下のような導電性基板を最終的に除去する半導体装置が開発されてきている。
具体的には、導電性を有する基板の一面側に、所定のパターニングを施したレジストマスクを形成する。レジストマスクから露出した基板に導電性金属をめっきし、半導体素子搭載用のダイパッド部と外部と接続するためのリード部とを形成し、そのレジストマスクを除去することで半導体素子搭載用基板を形成する。形成した半導体素子搭載用基板に半導体素子を搭載し、ワイヤーボンディングした後に樹脂封止を行い、導電性基板を除去してダイパッド部やリード部を露出させ、半導体装置を完成させる(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平10−116935号公報 特開2002−289739号公報
ところで、上述のダイパッド部やリード部は、種々のめっきを積層して形成されているが、最近は、樹脂封入後の外部接続部に外装めっきが必要ないPre-Plated Flame(PPF)の使用が増加している。これを応用して導電性基板を除去するタイプのめっき積層を、例えば、導電性基板上で下層から順番に、Au、第1のPd、Ni、第2のPdからなる各めっき層が積層されることが多い。
ダイパッド部やリード部の最下面のめっき層は、封止樹脂から露出して設けられ、外部機器との接続のために用いられる。外部機器との接続には、半田合金を用いるが、半田合金との濡れ性を確保するため、ダイパッド部やリード部の最下面にはAuめっきを施す。Auめっき層上の第1のPdめっき層は、Auめっき層と同様、半田側への拡散層であり、Niめっき層は最終結合層である。Niめっき層の上の第2のPdめっき層は、ボンディング用のめっき層である。
上述の半導体装置の製造工程では、導電性基板に、ダイパッド部やリード部をめっきで複数層重ねて構成した上で、樹脂封止した後、導電性基板を除去している。導電性基板がSUS材等の場合は、引き剥がし除去することが多い。但し、この場合は、導電性基板と、めっき層との密着力を調整することが難しく、引き剥がす際、樹脂封止部よりリード部が抜け、導電性基板側にリード部が残る不具合が発生することが多い。このため、リード部を抜け防止形状に構成するか、又はリード部の厚さを厚くする等の対策が必要となっている。このため、引き剥がし除去ではなく、導電性基板を溶解除去する方法が考案されている。
導電性基板を溶解除去する方法は、導電性基板に力を加えずに溶解液で溶解除去するため、引き剥がし方法に比べ、リード部の抜け防止はできるものの、以下のような不具合が発生する場合がある。即ち、導電性基板を溶解除去する場合、導電性基板は一般的にCu合金が用いられることが多く、板厚は0.1mm〜0.2mmであるのが一般的である。溶解除去法では、このCu合金をすべて溶解し、めっきされたダイパッド部やリード部の底面、及び樹脂封止部の底面を露出させる必要がある。この時、溶解液の液管理方法や、導電性基板にめっきされためっき品質等により、第1のPdめっき層とNiめっき層の間に空乏ができ、めっき剥がれの不具合が発生する場合がある。
そこで、本発明は、樹脂封止後、導電性基板を溶解除去する際、溶解液によるめっき剥がれを防止することができる半導体素子搭載用基板及び半導体装置、並びにそれらの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る半導体素子搭載用基板は、半導体素子が搭載された後に除去可能な導電性基板と、
該導電性基板の表面上に設けられ、前記半導体素子が搭載可能な半導体素子搭載領域と、
該半導体素子搭載領域の周囲の前記導電性基板の前記表面上に形成され、上面が、前記半導体素子が前記半導体素子搭載領域に搭載されたときに前記半導体素子の電極がワイヤーボンディング可能なリード部を構成し、前記導電性基板の前記表面と接触する面が外部接続端子を構成するリード部めっき層と、を有し、
該リード部めっき層は、前記導電性基板の前記表面上に第1のPdめっき層、Auめっき層、第2のPdめっき層、Niめっき層、ボンディング用貴金属めっき層の順に積層されて構成される。
本発明の他の態様に係る半導体装置は、半導体素子搭載領域の表面上に搭載された半導体素子と、
該半導体素子の電極とボンディングワイヤーを介して前記表面側で電気的に接続され、めっき層から構成されたリード部と、
前記半導体素子、前記半導体素子搭載領域、前記ボンディングワイヤー及び前記リード部を封止する封止樹脂と、を有し、
前記リード部の前記表面と反対側の面は前記封止樹脂より露出しており、露出面から順に、第1のPdめっき層、Auめっき層、第2のPdめっき層、Niめっき層、ボンディング用貴金属めっき層の順に積層されて構成され、前記第1のPdめっき層が外部接続端子として構成される。
本発明の他の態様に係る半導体素子搭載用基板の製造方法は、導電性基板上に、めっきを行う箇所に開口を設けためっきマスクを形成する工程と、
前記導電性基板に第1のPdめっきを施し、前記導電性基板上に第1のPdめっき層を形成する工程と、
前記導電性基板にAuめっきを施し、前記第1のPdめっき層上にAuめっき層を形成する工程と、
前記導電性基板に第2のPdめっきを施し、前記Auめっき層上に第2のPdめっき層を形成する工程と、
前記導電性基板にNiめっきを施し、前記第2のPdめっき層上にNiめっき層を形成する工程と、
前記導電性基板に貴金属めっきを施し、前記Niめっき層上にボンディング用貴金属めっき層を形成する工程と、
前記めっきマスクを除去する工程と、を有する。
本発明の他の態様に係る半導体装置の製造方法は、前記半導体素子搭載用基板の製造方法により製造された半導体素子搭載用基板の前記半導体素子搭載領域に半導体素子を搭載する工程と、
前記半導体素子の電極と前記リード部の前記ボンディング用貴金属めっき層とを、ボンディングワイヤーを介して電気的に接続する工程と、
前記半導体素子、前記半導体素子搭載領域を封止樹脂で封止する工程と、
前記導電性基板を溶解除去する工程と、を有する。
本発明によれば、端子を構成するめっき層を有する半導体素子搭載用基板を用いた半導体装置の製造プロセスにおいて、樹脂封止後、半導体素子搭載用基板を溶解除去する際、溶解液によるめっき層の剥がれを防止することができる。
本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板の一例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の一例の断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板のめっき層の構成例を示した図である。図3(a)は、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板のめっき層の第1の構成例である。図3(b)は、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板のめっき層の第2の構成例である。 従来のめっき層の一例を示した図である。 従来の半導体素子搭載用基板において導電性基板に生じる現象を説明するための模式図である。図5(a)は、導電性基板上のめっき層の最初の状態を示した図である。図5(b)は、Auの一部が失われた状態を示した図である。図5(c)は、溶解液がNIめっき層に侵入した状態を示した図である。 本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板の製造方法の一例の一連の工程を示した図である。図6(a)は、基板用意工程の一例を示した図である。図6(b)は、レジスト被覆工程の一例を示した図である。図6(c)は、露光・現像工程の一例を示した図である。図6(d)は、めっき工程の一例を示した図である。図6(e)は、レジスト剥離工程の一例を示した図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の一連の工程を示した図である。図7(a)は、半導体素子搭載工程の一例を示した図である。図7(b)は、ワイヤーボンディング工程の一例を示した図である。図7(c)は、樹脂封止工程の一例を示した図である。図7(d)は、導電性基板除去工程の一例を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の説明を行う。
[半導体素子搭載用基板及び半導体装置]
図1は、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板の一例を示す断面図である。本実施形態に係る半導体素子搭載用基板50は、導電性基板10と、その表面11上に配置された半導体素子搭載用のダイパッド部20と外部機器と接続するためのリード部30とで構成されている。リード部30は、半導体素子搭載領域であるダイパッド部20の周囲に配置される。
なお、パターンにより半導体素子搭載領域を確保した上で、ダイパッド部20を作製しないパターンもある。つまり、本実施形態において、ダイパッド部20を設けることは必須ではなく、半導体素子を搭載可能な半導体素子搭載領域が確保されていればよい。但し、以下の説明においては、半導体素子搭載領域として、ダイパッド部20が設けられている場合について説明する。なお、ダイパッド部20が設けられる場合、ダイパッド部20とリード部30は、同一のめっき層40で構成されてもよい。この場合、材質及び構造的にはダイパッド部20とリード部30は同一のめっき層40として構成され、配置箇所、形状及び大きさのみが相違点であるので、両者をまとめてめっき層40と呼んでもよいこととする。本実施形態においては、ダイパッド部20とリード部30が同一のめっき層40により構成される例を挙げて説明するが、ダイパッド部20が必ずしも設けられなくてもよい点、及びダイパッド部20が必ずしもリード部30と同一のめっき層40で構成されなくてもよい点は、上述の通りである。
導電性基板10は、表面11上にめっき層40が形成される基板であり、電気めっきによりめっき層40を形成することが可能なように、導電性を有する材料から構成される。使用する導電性基板10の材質は、導電性が得られれば特に限定はないが、一般的には金属材料が用いられ、例えば、CuまたはCu合金等が使用される。
ダイパッド部20やリード部30は、導電性基板10の片面(表面11)にめっき加工により形成されためっき層40である。なお、めっき層40の詳細な構成及び機能については、後述する。
ダイパッド部20やリード部30の断面形状は、特に限定しないが、例えば、矩形、上部に張り出し形状を有する矩形、または逆台形であってもよい。樹脂封止部からの抜け防止の観点からは、上部に張り出し形状を有する矩形、又は逆台形の形状が好ましい。
次に、図2を用いて、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板を用いた半導体装置の一例について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る半導体装置の一例の断面図である。
図2に示すように、本発明の実施形態に係る半導体装置100は、ダイパッド部20に半導体素子60が搭載され、半導体素子60の電極61とリード部30とをボンディングワイヤー70等を介して接続されている。また、半導体素子60及びボンディングワイヤー70等の接続部を含めて全体が封止樹脂80により樹脂封止されている。ダイパッド部20及びリード部30は、上面21、31及び側面22、32は封止樹脂80により覆われているが、底面23、33は露出している。また、図1で存在していた導電性基板10は存在しない。導電性基板10は、封止樹脂80により樹脂封止が行われた後、溶解除去されている。つまり、図1で示した半導体素子搭載用基板50のダイパッド部20上に半導体素子60が搭載され、半導体素子60の電極61とリード部30とがワイヤーボンディングによりボンディングワイヤー70を介して接続された後、半導体素子搭載用基板50上で封止樹脂80により樹脂封止が行われる。樹脂封止の後、導電性基板10が溶解除去されることにより、図2に示すような半導体装置100が作製される。なお、導電性基板10の溶解除去により露出したリード部30の底面33は、外部機器とのはんだ接合するための外部接続端子となる。
次に、図3を用いて、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板50の特徴である、導電性基板10上に形成するダイパッド部20やリード部30のめっき層40の構成について説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板50のめっき層40の構成例を示した図である。図3(a)は、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板50のめっき層40の第1の構成例であり、図3(b)は、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板50のめっき層40の第2の構成例である。
図3(a)に示されるように、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板50の特徴は、めっき層40が、導電性基板10の表面上に、第1のPdめっき層41、Auめっき層42、第2のPdめっき層43、Niめっき層44、ボンディング用貴金属めっき層を順に層状に積み重ねて構成した多層めっき層である点である。図3(a)においては、Niめっき層44上のボンディング用貴金属めっき層としては、第3のPdめっき層45が用いられている。
一方、図3(b)においては、めっき層40が、図3(a)と同様に、導電性基板10の表面上に、第1のPdめっき層41、Auめっき層42、第2のPdめっき層43、Niめっき層44、第3のPdめっき層45が積層されているのに加えて、第3のPdめっき層45上に更に第2のAuめっき層46が積層されている。図3(b)の態様においては、第3のPdめっき層45と第2のAuめっき層46の2層でボンディング用貴金属めっき層を構成している。
このように、ボンディング用貴金属めっき層は、ワイヤーボンディングに適した種々の貴金属めっき層を用いることができる。具体的には、ボンディング用貴金属めっき層は、Pd、Au、Agの単層めっき層でもよいし、又は、Pd、Au、Agのうち2種類以上のめっき層からなる積層めっき層であってもよい。例えば、図3(a)に示したように、Pdめっき層45の単層であってもよいし、あるいは、図3(b)に示したように、Pdめっき層45の上にAuめっき層46を形成してもよい。Pdめっき層45の上にAuめっき層46を形成することで、よりボンディング性を向上することができる。
次に、発明が解決すべき課題の項で述べた、Pdめっき層とNiめっき層の間に空乏ができ、めっき剥がれ発生するメカニズムについて説明する。
図4は、従来のめっき層240の一例を示した図である。図4に示されるように、従来、めっき層は、外部接続端子に外装めっきが必要ないPre-Plated Flame(PPF)仕様で、導電性基板210の表面上に下側からAuめっき層242、Pdめっき層243、Niめっき層244、Pdめっき層245の順に積層されることにより構成されていた。
最下面のAuめっき層242は、外部機器との接続のための外部接続端子として機能する。外部機器と外部接続端子との接続には、半田合金を使用するが、その半田との濡れ性を確保するため、Auめっきを施し、Auめっき層242がめっき層40の最下面に形成されていた。Pdめっき層243は、半田への拡散層であり、Auめっき層242とPdめっき層243が半田に拡散する。また、Niめっき層44は最終結合層である。Niめっき層244の上のボンディング用貴金属めっき層は、半導体素子60の電極61とリード部30とをボンディングワイヤー70でボンディングするためのめっき層である。この、めっき層245は、貴金属であるPd、Au、Agの単層めっき層、又はPd、Au、Agのうち2種類以上のめっき層からなる積層めっきであっても良い。図4においては、Pdめっき層245の単層がボンディング用貴金属めっき層として用いられた例が挙げられている。
導電性基板210に上述のようなめっきを施してめっき層240を形成した半導体素子搭載基板を用いて半導体装置を作製する場合、樹脂封止後、導電性基板210を溶解除去する。導電性基板210は一般的にCu合金が多い。板厚は0.1mm〜0.2mmである。溶解除去法では、このCu合金をすべて溶解し、めっきされた端子面(Auめっき層242)、及び樹脂封止部面を露出させる必要がある。溶解液は、例えば、アンモニア系のエッチング液等がある。ダイパッド部及びリード部は、図4に示されるように、導電性基板210の表面上に、下から順番にAuめっき層242、Pdめっき層243、Niめっき層244、Pdめっき層245が積層される。
図5は、従来の半導体素子搭載基板においてCu合金からなる導電性基板210、Auめっき層242、Pdめっき層243及びNiめっき層244に生じる現象を説明するための模式図である。
図5(a)は、導電性基板210上のめっき層の最初の状態を示した図である。めっき層240が形成された導電性基板210は、半導体素子の搭載、及びワイヤーボンディング工程で熱が付加される。この時、Auめっき層242の一部は、導電性基板210であるCu合金に拡散する。
次いで、図5(b)に示されるように、その後に、導電性基板210であるCu合金を溶解することで、Cu合金内に拡散したAuがCuと一緒に失われる。図5(b)は、Auの一部が失われた状態を示した図である。このため、露出したAuめっき層242の最表面に、マイクロピットが形成される。溶解液は、このマイクロピットよりAuめっき層242の上側のPdめっき層243に侵入する。一般的に、Pdめっき層243は均一でありNiめっき層244の保護層としての役割を果たすが、図5(c)に示されるように、Pdめっき層243は、溶解液の液条件やPdめっき結晶状態等により、溶解液がPd結晶粒界からさらに上にあるNiめっき層244に到達する場合がある。図5(c)は、溶解液がNiめっき層244に侵入した状態を示した図である。Niは金属特性としてCu,Au,Pdと比較して最も碑な金属であり、この碑なNiは溶解液との接触で腐食電位を生じて溶出することが解っている。これにより、Pdめっき層243とNiめっき層244との間に空乏ができ、めっき剥がれの不具合が発生する場合がある。
溶解液のpHが低い程、めっき剥がれが発生する可能性が大きい。また、Pdめっき層243の結晶粒径が小さい程、Pdめっき層243の内存応力が大きく、Pdめっき層243内のマイクロピットが増加し、溶解液がマイクロピットから侵入し易いことが解った。
そこで、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用板50では、図3(a)、(b)に示すように、Auめっき層42と導電性基板10との間に第1のPdめっき層41を設け、導電性基板10へのAuめっき層42の拡散を防止する構成とし、上述のようなマイクロピットの発生を防止している。即ち、本実施形態に係る半導体素子搭載用基板50では、導電性基板10の表面11上に、第1のPdめっき層41、Auめっき層42、第2のPdめっき層43、Niめっき層44、ボンディング用貴金属めっき層45、46を順に層状に積み重ねた積層めっき構成を有する。
なお、第1のPdめっき層41は、導電性基板10であるCu合金内へのAuめっき層42の拡散防止効果がある。ここで、第1のPdめっき層41の厚さは、0.003〜0.10μmが好ましい。第1のPdめっき層41の厚さが0.003μm未満の場合、層内にマイクロピットが生じて、Auめっき層42の拡散を防止することが出来なくなる。一方、第1のPdめっき層41の厚さが0.10μmを超えると、層内マイクロピットは生じ難いが、Pdめっき層41が厚くなる分、高価なPd量も増加し、コストアップに繋がる。よって、第1のPdめっき層のめっき厚さは、0.003〜0.10μmであることが好ましく、0.003〜0.02μmであることが更に好ましい。
また、Auめっき層42は、従来のめっき構成では導電性基板のCu合金への拡散を加味した厚さが必要であったが、第1のPdめっき層41を追加することにより、拡散が減少するので、Auめっき層42のめっき厚さを薄くすることができる。なお、第1のAuめっき層42のめっき厚は、0.001〜0.10μmであることが好ましい。Auめっき層42の厚さが0.001μm未満の場合、Auめっき層42内のマイクロピットが増加し半田濡れ特性を保持出来なくなる。一方、0.10μmを超えると、Auめっき層42内のマイクロピットは生じ難いが、Auめっき層42が厚くなる分、高価なAu量も増加し、コストアップに繋がる。よって、Auめっき層42のめっき厚さは、0.001〜0.10μmであることが好ましく、0.001〜0.02μmであることが更に好ましい。
また、第2のPdめっき層43の厚さは、0.001〜0.10μmであることが好ましい。第2のPdめっき層43のめっき厚が0.001μm未満の場合、層内にマイクロピットが生じて、Cu合金溶解液がNiめっき層44と接触する可能性が生じてしまう。一方、第2のPdめっき層43のめっき厚が0.10μmを超えると、層内マイクロピットは生じ難いが、Pdめっき層43が厚くなる分、高価なPd量も増加し、コストアップに繋がる。よって、第1のPdめっき層のめっき厚さは、0.001〜0.10μmであることが好ましく、0.001〜0.02μmであることが更に好ましい。
更に、第2のPdめっき層43の結晶粒径は、0.02〜0.1μmであることが好ましい。第1のAuめっき層42にマイクロピットがあり、第2Pdめっき層43に溶解液が侵入した場合、結晶粒径が0.02μm未満だと、第2のPdめっき層43内の内存応力が大きく、第2のPdめっき層43内のマイクロピットが増加して溶解液が侵入し、Niめっき層44に溶解液が接触する可能性がある。第2のPdめっき層43の結晶粒径が0.1μmを超える場合は特に問題はないが、生産性が悪化しコストアップにつながる。よって、第2のPdめっき層43の結晶粒径は、0.02〜0.1μmであることが好ましく、更に、第2のPdめっき層43の結晶粒径が0.02〜0.06μmになるようにPdめっき条件を制御することが好ましい。
[半導体素子搭載用基板の製造方法]
次に、図6を参照して本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板の製造方法について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板の製造方法の一例の一連の工程を示した図である。
図6(a)は、基板用意工程の一例を示した図である。図6(a)に示されるように、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板を製造するに当たり、まずは導電性基板10を用意する。使用する導電性基板10の材質は、導電性が得られるものであれば特に限定はないが、一般的にCu合金又はCuを用いる。
図6(b)は、レジスト被覆工程の一例を示した図である。レジスト被覆工程では、導電性基板10の表・裏面全体を、レジスト110で被う。使用するレジスト110としては、ドライフィルムレジストのラミネート、又は液状レジストの塗布及び乾燥によるレジスト層の被覆等、従来からの公知の方法を用いて行うことができる。
図6(c)は、露光・現像工程の一例を示した図である。露光工程では、前のレジスト被覆工程で導電性基板10の表・裏面にレジスト110を被覆した後、そのレジスト110上に表面は所望のダイパッド部20やリード部30のパターン、裏面は全面を覆うパターンが形成されたマスク(紫外光遮蔽ガラスマスク)を被せ、露光を行う。
現像工程では、マスクを除去してレジスト110を現像することにより、表面にめっき層40を形成する部分(未硬化部分)を除去して開口111を形成し、導電性基板10の表面を露出させる。これにより、硬化して残留したレジスト110と開口部111からなるめっきマスク112が形成される。このとき、硬化したレジスト110の横断面形状は、図6(c)に示したように、垂直な側面を有する長方形形状でもよいし、上面よりも底面側の幅が狭くなる台形形状、即ち逆錐台形状に成形してもよい。この場合、露光に使用する光としては散乱光を用いる。また、従来の平行紫外光を用いて、規定の露光時間で露光した場合でも、現像時間を短くすることで、レジストの横断面形状を台形形状に成形することができる。
図6(d)は、めっき工程の一例を示した図である。めっき工程では、めっきマスク112を用い、開口111が形成された導電性基板10の露出部分にめっきを施して、めっき層40を形成する。めっき層40は、図3(a)、(b)に示すように、導電性基板10の表面上に、第1のPdめっき層41、Auめっき層42、第2のPdめっき層43、Niめっき層44、ボンディング用貴金属めっき45(、46)を順に層状に積み重ねる。なお、第2のPdめっき層43の結晶粒径は、電流密度、めっき速度等を調整することにより所定の結晶粒径になるように制御する。電流密度を高くし、めっき速度を速くすると、結晶粒径を小さくすることができる。逆に遅くすると結晶粒径を大きくすることができる。
図6(e)は、レジスト剥離工程の一例を示した図である。レジスト剥離工程では、硬化しているレジスト110を剥離する。これにより、めっき層40からなるダイパッド部20及びリード部30を形成する。
ダイパッド部20やリード部30が形成された導電性基板10を、必要に応じて所望の寸法に切断することにより、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板50が得られる。
このように、上述の各工程を順に経ることにより、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板50が作製される。
[半導体装置の製造方法]
次に、図7を用いて、上述の製造方法によって作製された半導体素子搭載用基板50を用いて半導体装置を製造する半導体装置の製造方法の一例について説明する。図7は、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の一連の工程を示した図である。
図7(a)は、半導体素子搭載工程の一例を示した図である。半導体素子搭載工程においては、半導体素子搭載用基板50のダイパッド部20上に半導体素子60を搭載する。その際、半導体素子60は、ダイパッド部20上に、例えば、銀ペーストや接着剤等を用いて接着固定されてもよい。
図7(b)は、ワイヤーボンディング工程の一例を示した図である。ワイヤーボンディング工程では、ワイヤーボンディングにより、ボンディングワイヤー70を用いて半導体素子60の電極61とリード部30とを電気的に接続して配線を形成する。
図7(c)は、樹脂封止工程の一例を示した図である。樹脂封止工程では、半導体素子搭載用基板50の半導体素子60を搭載した面全体を封止樹脂80により樹脂封止する。
図7(d)は、導電性基板除去工程の一例を示した図である。導電性基板除去工程では、樹脂封止部分から、導電性基板10を除去する。導電性基板10の除去は、溶解液を用いて、導電性基板10を溶解除去する。最後に、所定の半導体装置100の寸法になるように切断し、半導体装置を100完成させる。
以下、本発明の実施形態に係る半導体素子搭載用基板及び半導体装置を作製して実施した実施例について説明する。
[実施例1]
導電性基材として板厚0.2mmのCu板(古河電気工業株式会社製:EFTEC64−T)を幅140mmの長尺板状に加工し、次に厚み0.025mmの感光性ドライフィルムレジストをラミネートロールで、導電性基材の両面に貼り付けた。
次に、半導体素子搭載用のダイパッド部と外部と接続するためのリード部の所望のパターンを形成したガラスマスクをドライフィルムレジストの上に被せ、散乱光タイプの紫外光で露光した。
その後、炭酸ナトリウム溶液を用いて、紫外光の照射が遮られて感光しなかった未硬化のドライフィルムレジストを溶かす現像処理を行った。
次にレジスト層が除去された開口部の導電性基材の露出部表面に電気めっきを行った。
まず、第1のPdめっきを0.02μm、Auめっきを約0.02μm、第2のPdめっきを0.02μm、Niめっきを5μm、Pdめっきを0.05μmの順番に施した。第1のPdめっき及び第2のPdめっきの結晶粒径は0.04μmになるようにめっき速度や電流密度等を調整した。
最後に水酸化ナトリウム溶液でドライフィルムレジストを剥離して、導電性基板上のダイパッド部及びリード部を形成した。
その後、所定寸法に切断することにより、本発明の実施例1に係る半導体素子搭載用基板を得た。
次いで、作製した半導体素子搭載用基板に半導体素子を搭載し、半導体素子と配線をワイヤーボンディングで接続し、半導体素子が搭載されている面を樹脂封止した後、樹脂封止部分から導電性基材を除去した。最後に、所定の半導体装置の寸法になるように切断し、半導体装置を完成させた。
[実施例2〜9]
実施例2から実施例9においては、各めっき層のめっきの厚さ及び平均粒径を表1に従い作製した。
その他の構成は、実施例1と同様である。
[実施例10]
実施例10では、実施例1において最上位のPdめっきの上にさらにAuめっき0.01μmめっきを行った。その他の構成は、実施例1と同様である。
[比較例]
比較例においては、各めっき層のめっきの厚さ及び平均粒径を表1に従い作製した。
その他の構成は、実施例1と同様である。
Figure 0006299004
[評価]
実施例1〜10及び比較例については、半導体装置に関して、以下の方法で評価を行った。
半田濡れ性試験は、半導体装置にはんだを搭載して、半田の濡れ性を確認した。○:良好、×:一部リード部に濡れ不具合あり、とした。
Cu溶解試験については、上記半導体装置において、半導体素子が搭載されている面を樹脂封止した後、Cu溶解装置にて、温度50℃、スプレー圧0.12Mpaにてエッチング液のphをメーカー指定の下限値を下回る値で導電性基板のCu合金を溶解し、露出したリード部のめっき層に剥離があるか顕微鏡で確認した。○:剥離無し、×:一部に剥離あり、とした。
表1にその結果を示す。実施例1から実施例10では、Cu溶解試験およびはんだ濡れ性試験ともに良好であった。比較例では、Cu溶解試験あるいは半田濡れ性でリードの一部に不具合が生じるリードが発生した。
このように、本発明の実施例に係る半導体素子搭載基板によれば、本発明の実施例に係る半導体素子搭載基板を用いて半導体装置を作製した場合、マイクロピットの発生を防止しつつ、半田濡れ性を十分確保できることが示された。
以上、本発明の好ましい実施形態及び実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施形態及び実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施形態及び実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
10 導電性基板
20 ダイパッド部
30 リード部
40 めっき層
41 第1のPdめっき層
42 Auめっき層
43 第2のPdめっき層
44 Niめっき層
45 第3のPdめっき層
46 第2のAuめっき層
50 半導体素子搭載用基板
60 半導体素子
70 ボンディングワイヤー
80 封止樹脂
100 半導体装置

Claims (17)

  1. 半導体素子が搭載された後に除去可能な導電性基板と、
    該導電性基板の表面上に設けられ、前記半導体素子が搭載可能な半導体素子搭載領域と、
    該半導体素子搭載領域の周囲の前記導電性基板の前記表面上に形成され、上面が、前記半導体素子が前記半導体素子搭載領域に搭載されたときに前記半導体素子の電極がワイヤーボンディング可能なリード部を構成し、前記導電性基板の前記表面と接触する面が外部接続端子を構成するリード部めっき層と、を有し、
    該リード部めっき層は、前記導電性基板の前記表面上に第1のPdめっき層、Auめっき層、第2のPdめっき層、Niめっき層、ボンディング用貴金属めっき層の順に積層されて構成された半導体素子搭載用基板。
  2. 前記ボンディング用貴金属めっき層は、Pd、Au、Agの単層めっき層又はPd、Au、Agのうち2種類以上のめっきの積層めっき層である請求項1に記載の半導体素子搭載用基板。
  3. 前記第1のPdめっき層のめっき厚が、0.003〜0.10μmの範囲内にある請求項1又は2に記載の半導体素子搭載用基板。
  4. 前記Auめっき層のめっき厚が、0.001〜0.10μmの範囲内にある請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体素子搭載用基板。
  5. 前記第2のPdめっき層のめっき厚が、0.001〜0.10μmの範囲内にある請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体素子搭載用基板。
  6. 前記第2のPdめっき層の結晶粒径の平均粒径が、0.02〜0.1μmの範囲内にある請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体素子搭載用基板。
  7. 前記半導体素子搭載領域は、前記リード部めっき層と同一のめっき層で構成された請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体素子搭載用基板。
  8. 半導体素子搭載領域の表面上に搭載された半導体素子と、
    該半導体素子の電極とボンディングワイヤーを介して前記表面側で電気的に接続され、めっき層から構成されたリード部と、
    前記半導体素子、前記半導体素子搭載領域、前記ボンディングワイヤー及び前記リード部を封止する封止樹脂と、を有し、
    前記リード部の前記表面と反対側の面は前記封止樹脂より露出しており、露出面から順に、第1のPdめっき層、Auめっき層、第2のPdめっき層、Niめっき層、ボンディング用貴金属めっき層の順に積層されて構成され、前記第1のPdめっき層が外部接続端子として構成された半導体装置。
  9. 前記ボンディング用貴金属めっき層は、Pd、Au、Agの単層めっき層又はPd、Au、Agのうち2種類以上のめっきの積層めっき層である請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第1のPdめっき層のめっき厚が、0.003〜0.10μmの範囲内にある請求項8又は9に記載の半導体装置。
  11. 前記Auめっき層のめっき厚が、0.001〜0.10μmの範囲内にある請求項8乃至10のいずれか一項に記載の半導体装置。
  12. 前記第2のPdめっき層のめっき厚が、0.001〜0.10μmの範囲内にある請求項8乃至11のいずれか一項に記載の半導体装置。
  13. 前記第1及び第2のPdめっき層の結晶粒径の平均粒径が、0.02〜0.1μmの範囲内にある請求項8乃至12のいずれか一項に記載の半導体装置。
  14. 前記半導体素子搭載領域は前記リード部と同一のめっき層で構成された請求項8乃至13のいずれか一項に記載の半導体装置。
  15. 導電性基板上に、めっきを行う箇所に開口を設けためっきマスクを形成する工程と、
    前記導電性基板に第1のPdめっきを施し、前記導電性基板上に第1のPdめっき層を形成する工程と、
    前記導電性基板にAuめっきを施し、前記第1のPdめっき層上にAuめっき層を形成する工程と、
    前記導電性基板に第2のPdめっきを施し、前記Auめっき層上に第2のPdめっき層を形成する工程と、
    前記導電性基板にNiめっきを施し、前記第2のPdめっき層上にNiめっき層を形成する工程と、
    前記導電性基板に貴金属めっきを施し、前記Niめっき層上にボンディング用貴金属めっき層を形成する工程と、
    前記めっきマスクを除去する工程と、を有する半導体素子搭載用基板の製造方法。
  16. 前記めっきを行う箇所は、半導体素子搭載領域の周囲に配置されたリード部を含む請求項15に記載の半導体素子搭載用基板の製造方法。
  17. 請求項16に記載の半導体素子搭載用基板の製造方法により製造された半導体素子搭載用基板の前記半導体素子搭載領域に半導体素子を搭載する工程と、
    前記半導体素子の電極と前記リード部の前記ボンディング用貴金属めっき層とを、ボンディングワイヤーを介して電気的に接続する工程と、
    前記半導体素子、前記半導体素子搭載領域を封止樹脂で封止する工程と、
    前記導電性基板を溶解除去する工程と、を有する半導体装置の製造方法。
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