JP6274944B2 - 基板搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板搬送装置に関する。
半導体基板の一連の処理工程には、成膜工程等で付着した異物等の除去を行う洗浄工程が設けられており、例えば、ワイピング処理を行う洗浄装置では、洗浄液を含浸させたワイピングクロスをクリーニングヘッドにより基板に押圧してワイピング処理による基板の洗浄を行っている(例えば、特許文献1参照)。上記洗浄装置によるワイピング処理は、搬送された基板の上方に位置するクリーニングヘッドが降下し、ワイピングクロスを基板に押圧させて、基板の表面(上面)の清掃を行うものである。
ところで、半導体基板の成膜処理では、基板の一面を下方に向けた状態で成膜する場合があり、成膜後に上記洗浄装置により当該一面(下面)の洗浄を行うためには、下面を反転させて上面にする必要がある。
特開平9−205074号公報
しかしながら、基板を反転させるには、新たに基板を反転させる機構を設けることになり、半導体処理装置の構成が複雑になるばかりでなく、コストの増大にもつながるという問題が発生する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、基板を反転させることなく、下方に向けた基板の下面をそのまま洗浄できる基板洗浄装置及び基板洗浄方法の提供を目的とする。
本発明に係る基板搬送装置は、
その上流側の搬送機構において搬送される矩形基板を受け取って搬送する搬送装置であって、
前記基板を間にして対向配置され、かつ、前記基板の搬送方向に沿って複数対設けられ、前記基板の搬送方向に略垂直な方向に伸長する一対の第1のシャフトと、
前記第1のシャフトの一端側にそれぞれ挿着され、前記基板の両端を挟持して搬送する一対のローラ部と、
前記第1のシャフトの他端側にそれぞれ挿着される第1の従動ギアと、
駆動源に接続され、駆動ギアを挿着した第2のシャフトと、を有し、
前記駆動ギアは、第2の従動ギアを挿着した共通シャフトの前記第2の従動ギアと噛合可能に設けられ、
前記第1の従動ギアは、前記第2の従動ギアにそれぞれ噛合可能に設けられ
前記ローラ部は、円柱部と鍔状部とを有し、
前記一対のローラ部の前記円柱部は、その対向面間隔が前記基板における前記搬送方向に直交する幅寸法よりも小さくなるように設定され、前記上流側の搬送機構から受け取った前記基板によって前記一対のローラ部の間隔が広がることを特徴とする。
本発明によれば、下に向けた基板の一方の面である下面を、反転させることなくそのままの姿勢で洗浄することができ、基板の反転装置を設ける必要がない。
本発明の第1の実施形態に係る基板洗浄装置の概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板洗浄装置に設けた洗浄後の基板を搬出する基板搬出装置である。 図2のA‐A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板洗浄装置のブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板洗浄装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る基板洗浄装置の第1の変形例の概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板洗浄装置の第2の変形例の概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る基板洗浄装置の第3の変形例の概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
本発明の実施の形態に係る基板洗浄装置が、図1に示すように構成される。
図1において、基板洗浄装置11は、基板搬送機構12と、洗浄機構13を有する。基板洗浄装置11の前後には、基板洗浄装置11に基板15を搬入する基板搬入装置16と、基板洗浄装置11により洗浄された基板15を搬出する基板搬出装置17が設けられている。
基板搬入装置16は、基板15を搬入方向(矢印14)に沿って基板洗浄装置11に搬入する装置であり、基板15の一方の面である下面の搬入方向に沿った両端をそれぞれ載置して基板15を搬送する、一対の無端ベルトである搬送ベルト18a(18b)と、搬送ベルト18a(18b)を駆動する一対の駆動軸19a、19bを有する。一対の駆動軸19a、19bは、軸体の両端を円盤状部とする回転軸体であり、回転軸を基板15の搬入方向(矢印14)と直交する方向にして、搬入方向の前後に水平に配置されている。この一対の駆動軸19a、19bの両端の円盤状部に搬送ベルト18a(18b)が装着されており、駆動軸19a、19bの回転により搬送ベルト18a(18b)が駆動し、搬送方向の両端部をそれぞれ搬送ベルト18a(18b)に載置された基板15が基板洗浄装置11に搬入される。
基板洗浄装置11の基板搬送機構12は、基板15を吸着させて搬送する無端ベルトの搬送ベルト21と、搬送ベルト21を駆動させる駆動軸23a、23b、それにテンション軸23cを有する。
無端ベルトである搬送ベルト21は、幅の長さが基板15の幅(搬送方向と直交する方向の長さ)よりも大きく、しかも、搬送ベルトにおける駆動軸23aと23bの間に位置する部分、つまり図1の水平部分(以下「搬送ベルトの水平部分」と称することもある。)には、基板15の他方の面である上面を吸着させて搬送することができるように内部に公知の吸着機構(不図示)が備えられ、これによって吸着領域が設定されている。搬送ベルト21は、上述の水平部分に発生する吸着力を基板15の上面に作用させて吸着させ、基板15を基板搬入装置16から引き寄せる機構となっている。
駆動軸23a、23bは、軸体の両端を円盤状部とする回転軸体であり、回転軸を基板15の搬入方向(矢印14)と直交する方向にして配置されており、駆動軸23aは基板搬送方向の前部に、駆動軸23bは同後部にそれぞれ水平に配置される。一方、テンション軸23cは、駆動軸23a及び駆動軸23bの上方に配置されており、搬送ベルト21に張力を付与する。なお、先に述べた搬送ベルトの水平部分において、基板搬入装置16の後述の押し当てヘッド28側の端部側から、基板搬出装置17の押し当てヘッド28側の端部側までの範囲(前述した吸着領域に相当する)に、吸着力が発生されるようになっていて、基板搬送機構12は、基板15の上面(他方の面)に吸着力を作用させて付着させることで、基板15を引き寄せ搬送する。
基板15が基板搬送装置16の搬送ベルト18a(18b)に下面(一方の面)の両端部が載置されて、搬送ベルト21の基板搬入装置16の押し当てヘッド28側の端部側に搬送されてきたときに、搬送ベルト21は、基板15の姿勢を維持したまま上面(他方の面)を吸着させ、基板15を引き寄せて搬送できる。また、基板15の上面(他方の面)を吸着させて基板15を基板搬出装置17の押し当てヘッド28側の端部側に対向する位置の上方まで搬送すると、搬送ベルトの水平部分から受ける吸着作用が低下し、基板15の上面の吸着は解除され、基板15はその姿勢(一方の面を下に向け、他方の面を上に向けた状態)を維持したまま基板搬出装置17に降下して載置されるように、基板洗浄装置11と基板搬出装置17とが配置されている。
洗浄機構13は、基板15の洗浄に使用する洗浄クロスであるワイピングクロス25、ワイピングクロス25を送り出す送り出しローラ26a、洗浄に使用したワイピングクロス25を巻き取る巻き取りローラ(クロス巻取り手段)26b、補助ローラ27(27a〜27f)、基板搬送機構12により上面である他方の面が吸着されて搬送される基板15の下面である一方の面にワイピングクロス25を押し当てる押し当てヘッド28、吸着、搬送される基板15が所定位置に達したときに基板15を検出する基板検出センサ30、ワイピングクロス25に洗浄液を噴射等により供給する洗浄液供給部31を有する。
ワイピングクロス25は、例えば、合成繊維又はセルロース繊維等からなる不織布等から成り、送り出しローラ26aから未使用のワイピングクロス25が基板15の洗浄用に送り出される。送り出しローラ26aと押し当てヘッド28との間には、ワイピングクロス25が円滑に送り出されるように補助ローラ27a、27b、27cが設けられており、押し当てヘッド28と巻き取りローラ26bとの間には補助ローラ27d、27e、27fが設けられている。
押し当てヘッド28は、上部面が扁平な形状を有し、不図示の昇降装置によって上昇と下降の上下移動を行い、上昇によりワイピングクロス25を基板15の下面である一方の面に押し当てて、洗浄を行うものである。洗浄後に押し当てヘッド28が下降すると、巻き取りローラ26bが洗浄に使用したワイピングクロス25を巻き取り、押し当てヘッド28には未使用のワイピングクロス25が送り出されてくる。図5に示すように、押し当てヘッド28の上昇下降の上下移動、ワイピングクロス25の巻き取り等は、図示しないコンピュータユニット(例えばCPU等)の制御装置32により、制御される。制御装置32は、押し当てヘッド駆動回路28aを介して押し当てヘッド28の上昇と下降の上下移動を制御する。また、制御装置32は、巻き取りローラ駆動回路26cを介して巻き取りローラ26bによるワイピングクロス25の巻き取りを制御する。また、制御装置32は、上述した基板搬送機構12の搬送ベルト21を駆動する駆動軸23a、23bの駆動について駆動軸駆動回路23dを介して制御する。
図1に示すように、基板搬送機構12の下で、基板搬入装置16と押し当てヘッド28との間には、基板搬送機構12により上面(他方の面)が吸着されて搬送される基板15を検出する基板検出センサ30と、送り出しローラ26aから押し当てヘッド28に送り出されるワイピングクロス25に洗浄液を噴射等により供給する洗浄液供給部31が設けられている。洗浄液としては、例えば純水、薬液等のワイピングによる洗浄に適した液体が使用される。
基板検出センサ30は、例えば光ファイバセンサ等が使用され、基板搬送機構12に上面(他方の面)が吸着されて搬送される基板15が予め定めた所定位置に達したときに、検出できるように設定されている。基板検出センサ30は、制御装置32(図5)に接続されており、搬送されてきた基板15が所定位置に達したときに検出信号を制御装置32に送信する。なお、本実施形態における所定位置とは、基板15の先頭(矢印14方向の端部)が、押し当てヘッド28と対向することとなる位置の手前位置に設定される。また、制御装置32は、基板検出センサ30による基板15の検出信号に基づき、所定のタイミングで洗浄液供給部駆動回路31aを介して洗浄液供給部31からワイピングクロス25に洗浄液を噴射させ、巻き取りローラ駆動回路26cを介してワイピングクロス25における洗浄液が噴射された部分が押し当てヘッド28の上面に位置するまでワイピングクロスを巻き取る。そして、ワイピングクロス25における洗浄液が噴射された部分が押し当てヘッド28の上面に位置すると、巻き取りローラ26bの回転は停止し、次に押し当てヘッド駆動回路28aを介して押し当てヘッド28を上昇させてワイピングクロス25を基板15の下面に押し当てる。なお、ワイピングクロス25における洗浄液が噴射された部分を押し当てヘッド28の上面に位置させるにあたっては、押し当てヘッド28を上昇させながら、ワイピングクロス25を巻き取るようにしても良い。押し当てヘッド28を上昇させてワイピングクロス25を基板15の下面に押し当てている間も基板15は搬送ベルト21によって水平状態を保ちつつ連続搬送される。これにより、基板15の下面は、ワイピングクロス25によって洗浄させる。なお、基板洗浄時、基板15の移動とともにワイピングクロス25が送り出しローラ26aより繰り出されるのを防止するため、押し当てヘッド28の上昇時は、送り出しローラ26aの回転が、不図示のロック装置で阻止されるようになっている。所定時間の洗浄を行った後に、制御装置32は、押し当てヘッド駆動回路28aを介して押し当てヘッド28を下降させ、さらに巻き取りローラ駆動回路26cを介して巻き取りローラ26bを駆動させてワイピングクロス25を巻き取るように制御する。上記の手順は、プログラムとして記憶部33に記憶されており、制御装置32は上記プログラムに基づいて制御を行う。
次に、図1乃至図4を参照して、基板洗浄装置11で洗浄された基板15を搬出する基板搬出装置17について説明する。基板搬出装置17は、基板洗浄装置11の基板搬送機構12に含まれる搬送ベルト21から吸着を解除されて降下する基板15を受け取り、基板15におけるその搬送方向(矢印14)と直交する方向における両端部を挟持して搬送する第1の基板搬出装置17aと、第1の基板搬出装置17aから搬送される基板15におけるその搬送方向(矢印14)と直交する方向における両端部を挟持して搬送する第2の基板搬出装置17bとを有する。なお、第1の基板搬出装置17aは、搬送する基板15を間にして対向して配置される一対のローラ部41a、41bが、基板の搬送方向に沿って複数対(実施形態では4対)設けられ、各ローラ部41a、41bで基板15におけるその搬送方向(矢印14)と直交する方向における両端部を挟持しつつ搬送するもので、上記したように搬送ベルト21から吸着を解除されて降下する基板を受け取る。これに対して、第2の基板搬出装置17bは、第1の基板搬出装置17aに対して矢印14方向の下流側に配置され、搬送する基板15を間にして対向して配置される一対のローラ部51a、51bが、基板の搬送方向に沿って複数対(実施形態では5対)設けられ、各ローラ部51a、51bで基板15におけるその搬送方向(矢印14)と直交する方向における両端部を挟持して搬送する。なお、本実施形態では、図2に示すように、第1の基板搬出装置17aにおける隣接するローラ部41aの間隔a、第2の基板搬出装置17bにおける隣接するローラ部51aの間隔b、第1の基板搬出装置17aと第2の基板搬出装置17bのそれぞれ対向端に位置するローラ部同士の間隔cは、何れも同じ寸法(同じピッチa=b=c)に設定されている。
第1の基板搬出装置17aの概要を、図3に示す。第1の基板搬出装置17aは、基板15の搬送方向(矢印14)と直交する方向で、水平方向に伸長するシャフト43と、シャフト43の一端に接続され、シャフト43を回転させる駆動モータ45と、シャフト43に挿着された一対の駆動ギア46a、46bとを有する。そして、ローラ部41a、41bごとに、ローラ部41a、41bに上部の一端が接続され、ローラ部41a、41bを回転させる、基板搬送方向に略垂直な方向に伸長するシャフト42a、42bと、シャフト42a、42bの下部の他端に挿着された従動ギア47a、47bと、共通シャフト52a、52bに挿着された従動ギア48a、48bを有する。従動ギア48a、48bは、各従動ギア47a、47bに対応するように、共通シャフト52a、52bの外周に先に述べたピッチaで複数個、それぞれ固定支持され、そのうちの1つの従動ギア48a、48bは、駆動ギア46a、46bと従動ギア47a、47bとの両方に噛合し得るように配置されている。これにより、シャフト43の回転が、駆動ギア46a、46bから従動ギア48a、48bを介して共通シャフト52a、52bの回転として伝わり、共通シャフト52a、52bが回転すると、従動ギア48a、48bから従動ギア47a、47bを介してシャフト42a、42bが回転し、ローラ部41a、41bが回転する。なお、このローラ部41a、シャフト42a、軸受部49a、軸体50a、従動ギア47aで保持部材Lを構成し、ローラ部41b、シャフト42b、軸受部49b、軸体50b、従動ギア47bによって保持部材Rを構成している。シャフト43は、軸受部44a、44bにより、基板搬送ラインの下方にて回転自在に支持される。
また、各シャフト42a、42bは、それぞれ軸受部49a、49bに回転自在に保持され、各軸受部49a、49bは、基板搬送方向(矢印14)に沿って延びる共通軸体50a、50bに回動自在に支持される。共通軸体50a、50bに対する各軸受部49a、49bの揺動方向を含む面は、基板搬送方向(矢印14)とは直交し、各軸受部49a、49bの揺動により、対向するローラ部41aとローラ部41bとは互いに接離動可能である。そして、自然状態において、シャフト42a及びそれと一体のローラ部41a、従動ギア47aなどの自重、あるいはシャフト42b及びそれと一体のローラ部41b、従動ギア47bなどの自重により、ローラ部41aとローラ部41bには、互いの接近方向に回転モーメントが生じるが、従動ギア47aと従動ギア48a、従動ギア47bと従動ギア48bとのかみ合いにより、回転は制限される。
ローラ部41a、41bは、円形の上部面から径の大きい円形の下部面に向けて拡径する(テーパ形状)鍔状部41a1、41b1と、鍔状部41a1、41b1の円形の上部面の上に結合される上部面と同径の円柱部41a2、41b2とで構成されている。第1の基板搬出装置17aは、洗浄後の基板15が所定位置で吸着を解除されて搬送ベルト21より降下したときに、対向するローラ部41aとローラ部41bとによって保持することができるように、基板搬出装置17aが所定位置に設置される。なお、本実施の形態においては、自然状態のとき、円柱部41a1と円柱部41b2との対向面間隔が、基板の幅寸法W(搬送方向(矢印14)に直交する方向の寸法)よりもわずかに小さく(狭く)なるように設定される。従って、搬送ベルト21より降下した基板15は、その自重によってローラ部41a、41b間の間隔を広げ、このとき、シャフト42a、42b等の傾きによる力が円柱部41a2と円柱部41b2から基板15の左右の端部に作用するので、基板15は左右の両端が挟持された状態で、回転するローラ部材41a、41bにより搬送されることになるが、そうなるためには、基板の自重を考慮して、自然状態のときの、円柱部41a1と円柱部41b2との対向面間隔を決定しておく必要がある。また、円柱部41a1と円柱部41b2の上面を切り欠いたり、円柱状ではなく、軸方向に沿った曲面状(例えば繭形)としておくことも有効である。なお、基板15がローラ部41a、41b間の間隔を押し広げたとしても、従動ギア47a、47bと従動ギア48a、48bとの噛合(ガタ)の範囲内とされ、従動ギア47a、47bと従動ギア48a、48bと噛合い状態は維持される。
次に、第2の基板搬出装置17bについて説明する。第1の基板搬出装置17aと相違する点を中心に説明する。なお、第1の基板搬出装置17aと共通する構成部分については、同一名称、同一符号を付して説明する。
第2の基板搬出装置17bの概要を、図4に示す。
第2の基板搬出装置17bのローラ部51a、51bは、第1の基板搬出装置17aのローラ部41a、41bと形状が相違する。第1の基板搬出装置17aのローラ部41a、41bでは、搬送ベルト21の吸着領域から外れることによって吸着が解除されて降下する基板15を挟持して搬送するのに対し、第2の基板搬出装置17bでは、第1の基板搬出装置17aから搬送されてきた基板15をローラ部51a、51bで挟持してさらに下流方向に搬送するものである。具体的には、ローラ部51a、51bは、円形の上部面から径の大きい円形の下部面に向けて拡径する(テーパ形状)第1の鍔状部51a1と、51b1と、第1の鍔状部51a1、51b1と同形状で、径の大きい方の円形を上部面として下部面から上部面に向けて拡径する第2の鍔状部51a2、5b2と、第1の鍔状部51a1、51b1の上部面と第2の鍔状部51a2、5b2の下部面との間に結合される円柱部51a3、51b3とで構成される。この円柱部51a3、51b3は、第1の基板搬出装置17aにおける円柱部41a2、41b2に相当する。また円柱部51a3、51b3は、第1の鍔状部51a1、51b1の上部面及び第2の鍔状部51a2、52b2の下部面と同径である。
なお、第2の基板搬出装置17b専用のシャフト43やモータ45設ける代わりに、第1の基板搬出装置17aで説明した共通シャフト52a、52bを第2の基板搬出装置17bまで延ばし、その延長部に、第2の基板搬出装置17bが有するローラ部51a、51bにそれぞれ対応する従動ギア48a、48bを挿着し、それに対応する従動ギア47a、47bを噛合させるようにしても良い。
第2の基板搬出装置17bが基板15を搬送するときは、搬送される基板15の基板搬送方向に直交する方向における両端部が円柱部51a3と円柱部51b3との間を押し開くように進入するようになる。そのため、シャフト42a、42b等の傾きによる力が円柱部51a3と円柱部51b3から基板15の左右の端部に作用するので、基板15は左右の両端が挟持された状態で、回転するローラ部材51a、51bにより搬送されることになる。
次に、本実施形態に係る基板洗浄装置による基板の洗浄動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。
図1に示すように、一方の面である下面に成膜等の基板処理がされた基板15が、基板搬入装置16の一対の搬送ベルト18a(18b)に下面の左右両端を載置され、基板洗浄装置11に搬送される(矢印14参照)。一対の搬送ベルト18a(18b)に搬送される基板15は、基板洗浄装置11の所定位置に至ると、搬送ベルト21による吸着力の作用を受ける。基板15はその姿勢を保持した状態で、他方の面である上面が搬送ベルト21に吸着されて引き寄せられる。これにより、基板15は上面を搬送ベルト21に吸着された状態で、基板洗浄装置11内を搬送する。なお、制御装置32は、駆動軸駆動回路23dを介して駆動軸23(23a〜23b)を駆動させ、搬送ベルト21を作動させるが、搬送ベルト21は、複数個の基板15の洗浄処理を行っている間は、常時稼働される。
上面が搬送ベルト21に吸着されて搬送される基板15が予め設定した所定位置に達すると、基板検出センサ30が基板15を検出し、制御装置32に送信する(S11)。制御装置32は、基板検出センサ30により基板15が検出されると、洗浄液供給部駆動回路31aを介して洗浄液供給部31より洗浄液をワイピングクロス25に噴射等により塗布する(S12)。
制御装置32は、基板15の検出位置、搬送速度等から予め定めた所定時間の経過後(基板15が押し当てヘッド28の上に来るタイミング)、押し当てヘッド駆動回路28aを介して押し当てヘッド28を上昇させ、洗浄液が塗布されたワイピングクロス25を基板15の下面に押し当ててワイピングによる洗浄を行う(S13)。搬送される基板15の下面のワイピングによる洗浄が終了すると(基板15が押し当てヘッド28による押し当て範囲を外れるタイミング)、制御装置32は、押し当てヘッド駆動回路28aを介して押し当てヘッド28を下降させる(S14)。
下面の洗浄が終了した基板15が、搬送ベルト21にて上面を吸着力により吸着されて所定位置に搬送されると、それ以降は、搬送ベルト21による吸着力の作用が及ぶ範囲から外れ、基板15は上面の吸着が解除されて、第1の基板搬出装置17aに降下する(S15)。第1、第2の基板搬出装置17a、17bによる搬送については後述する。
制御装置32は、基板15の洗浄が終了すると、次の洗浄対象となる基板15に使用する新規のワイピングクロス25に取り換えるべく、基板15の洗浄に使用した部分のワイピングクロス25を、巻き取りローラ駆動回路26cを介して巻き取りローラ26bにより巻き取らせる(S16)。
基板15のワイピングによる洗浄処理が完了すると、次に基板搬入装置16により搬入される基板15について上記の手順で洗浄が繰り返し行われ(S17のYES)、洗浄対象となるすべての基板15の洗浄が完了するとワイピングによる洗浄処理は終了する(S17のNO)。
このように、上記の基板洗浄装置11によれば、成膜等の基板処理が施された基板の下面について洗浄を行う際に、上面を吸着させて引き寄せるので、成膜処理された基板15の下面を上に向ける等の反転を行うことなく、洗浄対象である下面をそのままの姿勢を維持させて洗浄することができる。これにより、基板反転機構等の設置することなく基板15の下面をそのまま洗浄することができる。
次に、図1乃至図4を参照して、基板洗浄装置11により下面が洗浄された基板15を搬出する基板搬出装置17について説明する。
下面が洗浄処理された基板15が基板搬送機構12の搬送ベルト21により上面を吸着、搬送されて所定位置に至ると、それ以降は、搬送ベルト21による吸着力の作用が及ぶ範囲を外れ、基板15は搬送ベルト21による吸着が解除されて降下する。基板15は洗浄された下面をそのまま下に向けた姿勢を保持した状態で、第1の基板搬出装置17aに載置される。第1の基板搬出装置17aは、基板15をローラ部41a、41bに載置できるように適切な位置に配置されている。
図1、図2に示すように、基板洗浄装置11に対して所定の位置に置かれた第1の基板搬出装置17aは、基板15におけるその搬送方向(矢印14)と直交する方向における両端部を、対向するローラ部41a、41bを構成する、円柱部41a2と円柱部41bとの間で挟持して搬送する。
上述したように、円柱部41a2と円柱部1b2との間の距離は、自然状態のとき、基板15の幅寸法Wよりもわずかに小さい状態となっている。そのため、搬送ベルト21より降下した基板15は、その自重により、基板15の左右の端部がローラ部41a、41b間の間隔を広げるようした状態で受け止められる。このとき、ローラ部41a、41bの円柱部41a2、41b2が基板15の左右の端部をそれぞれ押圧した状態で回転するので、基板15は左右の端部を挟持されて搬送されることになる。
また、第1の基板搬出装置17aのローラ部41a、41bは、第2の基板搬出装置17bと異なり、円柱部41a2、41b2の上に鍔状部を設けていないので、搬送ベルト21から降下する基板は、ローラ部41a、41bによって確実に受けとられ、そして円柱部41a2、41b2によって挟持された状態で下流側へ搬送される。
第1の基板搬出装置17aによって搬送される基板15は、第2の基板搬出装置17bに送られる。第2の基板搬出装置17bは、対向するローラ部51a、51bを構成する、円柱部51a3と円柱部51b3との間で基板を挟持して搬送するものであるが、上述したように、円柱部51a3と円柱部51b3との間の距離は、基板15を搬出しないときは、基板15の幅寸法Wよりもわずかに小さい状態となっている。そのため、基板15が第2の基板搬出装置17bに送られてくると、第1の基板搬出装置17aによって搬送力が与えられている基板15は、その左右の端部により、ローラ部51aとローラ部51bとの間を押し広げるように進行する。このとき、ローラ部51a、51bの円柱部51a3、51b3が基板15の左右の端部をそれぞれ押圧した状態で回転するので、基板15は左右の端部を挟持されて搬送されることになる。
このように、第1、2の基板搬出装置17a、17bでは、基板15の左右の端部をローラ部51a、51bにより挟持した状態で、搬出するので、基板洗浄装置11で洗浄された下面に触れることなく、かつ位置決めを確保した搬送が可能となる。
以上述べた実施態様によれば、基板15における上に向いた他方の面を搬送ベルト21による吸着により引き寄せ、搬送される基板15の一方の面である下面を、基板15の反転を行うことなく、そのまま洗浄することができるので、新たに基板の反転機構を設ける必要がない。
また、上昇と下降の上下移動が可能な押し当てヘッド28を有し、基板搬送機構12により搬送される基板15の一方の面に、押し当てヘッド28の上昇によりワイピングクロス25を押し当てて洗浄する構成とした。このため、基板15の下面である一方の面に、押し当てヘッド28の上昇によりワイピングクロス25を押し当てて洗浄することができる。
また、ワイピングクロス25に洗浄液を供給する洗浄液供給部31を設けた。このため、ワイピングクロス25に洗浄液が供給されるので、基板15の下面である一方の面の洗浄をより効果的に行うことができる。
また、搬送される基板15が所定位置に達したことを検出する基板検出センサ30を有し、基板検出センサ30による基板15の検出により、洗浄液供給部31によるワイピングクロス25への洗浄液の供給と、押し当てヘッド28の上昇と、を行う構成とした。このため、搬送により所定位置に達した基板15の検出により、ワイピングクロス25への洗浄液の供給と、押し当てヘッド28の上昇により、洗浄液が供給されたワイピングクロス25を基板15の下面である一方の面に押し当てて洗浄することができる。
また、ワイピングクロス25を巻き取る巻き取りローラ26bを有し、基板15の洗浄後に押し当てヘッド28を下降させて、巻き取りローラ26bによりワイピングクロス25を巻き取る構成とした。これにより、基板15の洗浄後にワイピングクロスを巻き取るので、新たなワイピングクロスで基板15を洗浄することができる。
次に、上述した本実施形態の第1の変形例について、図7を参照して説明する。なお、本実施形態との相違点を中心に説明し、本実施形態と同一の構成要素については同一名称、同一符号を使用する。
第1の変形例は、基板洗浄装置11により洗浄された基板15を搬出する装置について、第1の基板搬出装置17a及び第2の基板搬出装置17bに代えて、基板搬入装置16と同様の構造の基板搬出装置60を設けたもので、基板搬出装置60の搬送ベルト61(61a、61b)をエアブロー装置62による清掃を行う点と、さらにワイピングクロス25によるワイピング処理を行う点を特徴とする。
基板搬出装置60は、基板洗浄装置11で洗浄された基板15の一方の面である下面の搬入方向に沿った両端をそれぞれ載置して、搬送する一対の無端ベルトである搬送ベルト61a(61b)と、搬送ベルト61a(61b)を駆動する一対の駆動軸63a、63bを有する。一対の駆動軸63a、63bは、軸体の両端を円盤状部とする回転軸体であり、回転軸を基板15の搬入方向(矢印14)と直交する方向にして、搬入方向の前後に水平に配置されている。この一対の駆動軸63a、63bの両端の円盤状部に搬送ベルト61a(61b)が装着されており、駆動軸63a、63bの回転により搬送ベルト61a(61b)が駆動し、それぞれ搬送ベルト61a(61b)に搬送方向の両端部を載置された基板15が搬送される。
エアブロー装置62は、洗浄された基板15を搬送する搬送ベルト61a(61b)を空気流により清掃する装置で、空気イオンを利用して静電気を中和する除電機能をも有しており、搬送ベルト61a(61b)の清掃の程度に応じて複数台設置されることが好ましい。
さらに、第1の変形例では、基板洗浄装置11の洗浄機構13で使用したワイピングクロス25を基板搬出装置60の搬送ベルト61a(62b)のワイピングに利用すべく、ワイピングクロス25の巻き取りルートを基板搬出装置60側に向けて延長させる構成となる。具体的には、補助ローラ27g、27h、27iを基板搬出装置60側に追加設置して、ワイピングクロス25を洗浄機構の補助ローラ27fから、追加した補助ローラ27g、27h、27iを介して巻き取りローラ26で巻き取るようにしたもので、補助ローラ27gと補助ローラ27hとの間にワイピングクロス25を搬送ベルト61a(62b)に押し当てる押し当てヘッド65を設けた構成である。押し当てヘッド65は、基板洗浄装置11の洗浄機構13で使用する押し当てヘッド28と同様、上部面が扁平な形状を有し、上昇と下降の上下移動を行い、上昇によりワイピングクロス25を搬送ベルト61a(61b)に押し当てて、洗浄を行うものである。また、洗浄機構13と同様に、ワイピングクロス25に洗浄液を噴射等により供給する洗浄液供給部67が設けられている。
搬送ベルト61a(61b)の洗浄は、上述した洗浄機構13と同様、制御装置32により制御される。制御装置32は、エアブロー装置62の作動の制御、洗浄液供給部67による洗浄液の噴射タイミング、押し当てヘッド65の上昇と下降との上下移動のタイミング等を制御して、搬送ベルト61a(61b)の清掃、洗浄を行う。
上記したように、本変形例では、基板洗浄装置11で洗浄された基板15を搬出する基板搬出装置60について、洗浄前の基板搬入装置16と同様の装置構成のものを使用しているが、基板搬出装置60の搬送ベルト61a(61b)を、上記したようにエアブロー装置62により清掃、除電を行い、さらに基板洗浄装置11の洗浄機構13で使用したワイピングクロス25を延長させて洗浄に使用するので、洗浄後の基板15の下面の汚染等を抑えることができる。また、基板搬出装置60は、複雑な機構の基板搬出装置とせずに、基板搬入装置16と同様の機構に、清掃、洗浄機能を付加した構成であることから、コストの抑制につながるものである。
次に、上述した本実施形態の第2の変形例について、図8を参照して説明する。なお、本実施形態との相違点を中心に説明し、本実施形態と同一の構成要素については同一名称、同一符号を使用する。
第2の変形例は、上述した第1の変形例と同様の基板搬出装置60を適用するものであるが、第1の変形例と異なるのは、押し当てヘッド65によるワイピング処理を行わず、エアブロー装置68aによる搬送ベルト61a(61b)の清掃、除電を行う点である。さらに、基板搬出装置60の他に、基板洗浄装置11の基板搬送機構12、基板搬入装置16にもエアブロー装置68b、68cがそれぞれ設けられており、搬送ベルト21、搬送ベルト18a(18b)の清掃、除電が行われる。エアブロー装置68a、68b、68cは、清掃、除電の効果を高めるために、吹き出し口が搬送ベルトの搬送方向と対する向きに配置される。
このように、第2の変形例では、エアブロー装置68を基板搬出装置60、基板搬送機構12及び基板搬入装置16にそれぞれ設けるという簡便な装置構成により、基板15の下面の洗浄の前中後の各段階における搬送ベルトによる基板の汚染等をさらに抑制することができる。
次に、本実施形態の第3の変形例について、図9を参照して説明する。なお、本実施形態との相違点を中心に説明し、本実施形態と同一の構成要素については同一名称、同一符号を使用する。
第3の変形例は、上述した第2の変形例と同様の基板搬出装置60を適用するものであるが、第2の変形例と異なるのは、清掃用ブラシを備えた清掃部69a、69b、69cを基板搬出装置60、基板搬送機構12及び基板搬入装置16にそれぞれ追加して設けた点である。清掃用ブラシを用いることで、搬送ベルト61、21、18に付着したパーティクルを取り除くことができ、さらにエアブロー装置68a、68b、68cによる除去と、除電によりパーティクルの再付着を防止することができるので、エアブロー装置を単独で設けるよりも、清掃用ブラシを備えた清掃部69a、69b、69cを併せて設置することで、搬送ベルト61、21、18のより効果的な清掃、洗浄等を行うことができる。
なお、上記実施の形態においては、エアブロー装置やワイピングクロス、清掃部をそれぞれ有する第1から第3の変形例を説明したが、これに限らず、これらの構成をすべて備えていても良い。
なお、上記実施の形態においては、ローラ部は、テーパ形状を有する鍔状部を例に挙げて説明したが、これに限らず、鍔状部が平坦な面を有する「コの字」型のローラ部であっても良い。さらには、円柱部を有さない「くの字」型のローラ部であっても良い。
また、上記実施の形態においては、基板を間にして対向する一対のローラ部の間隔は、基板の自重によって、あるいは基板の搬送力によって押し開かれる例を挙げて説明したが、これに限らず、固定であっても良く、この場合、自然状態における対向するローラ部の基板支持部分(たとえば対向する円柱部)の間隔を、予め基板の幅寸法と同等もしくは、大きく設定しておくと良い。
11 基板洗浄装置
12 基板搬送機構
13 洗浄機構
15 基板
16 基板搬入装置
17 基板搬出装置
17a 第1の基板搬出装置
17b 第2の基板搬出装置
18 搬送ベルト
21 搬送ベルト
25 ワイピングクロス
26a 送り出しローラ
26b 巻き取りローラ
28 押し当てヘッド
30 基板検出センサ
31 洗浄液供給部
41a ローラ部
41a1 鍔状部
41a2 円柱部
41b ローラ部
41b1 鍔状部
41b2 円柱部
42a シャフト
42b シャフト
43 シャフト
45 駆動モータ
46a 駆動ギア
46b 駆動ギア
47a 従動ギア
47b 従動ギア
48a 従動ギア
48b 従動ギア
49a 軸受部
49b 軸受部
50a 共通軸体
50b 共通軸体
51a ローラ部
51a1 鍔状部
51a2 鍔状部
51a3 円柱部
51b ローラ部
51b1 鍔状部
51b2 鍔状部
51b3 円柱部
52a 共通シャフト
52b 共通シャフト

Claims (5)

  1. その上流側の搬送機構において搬送される矩形基板を受け取って搬送する搬送装置であって、
    前記基板を間にして対向配置され、かつ、前記基板の搬送方向に沿って複数対設けられ、前記基板の搬送方向に略垂直な方向に伸長する一対の第1のシャフトと、
    前記第1のシャフトの一端側にそれぞれ挿着され、前記基板の両端を挟持して搬送する一対のローラ部と、
    前記第1のシャフトの他端側にそれぞれ挿着される第1の従動ギアと、
    駆動源に接続され、駆動ギアを挿着した第2のシャフトと、を有し、
    前記駆動ギアは、第2の従動ギアを挿着した共通シャフトの前記第2の従動ギアと噛合可能に設けられ、
    前記第1の従動ギアは、前記第2の従動ギアにそれぞれ噛合可能に設けられ
    前記ローラ部は、円柱部と鍔状部とを有し、
    前記一対のローラ部の前記円柱部は、その対向面間隔が前記基板における前記搬送方向と直交する方向の長さである幅寸法よりも小さくなるように設定され、前記上流側の搬送機構から受け取った前記基板によって前記一対のローラ部の間隔が広がることを特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記基板の搬送方向に沿って複数対設けられる前記第1のシャフトは、それぞれ軸受部によって保持され、
    前記軸受部は、前記基板の搬送方向と平行方向に設けられる共通軸体によって一体保持されることを特徴とする請求項1記載の基板搬送装置。
  3. 前記軸受部は、前記共通軸体に回動自在に支持されることを特徴とする請求項2に記載の基板搬送装置。
  4. 前記一対のローラ部には、自然状態において、前記第1のシャフトと前記ローラ部と前記第1の従動ギアの自重により、互いに接近方向に回転モーメントが付与されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の基板搬送装置。
  5. 前記鍔状部が傾斜面を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の基板搬送装置。
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