JP2010064893A - 基板搬送装置、基板搬送方法、及び、クリーニング方法 - Google Patents

基板搬送装置、基板搬送方法、及び、クリーニング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板搬送装置、基板搬送方法及びクリーニング方法において、ガラス基板の破損を防ぎながら、ガラス基板を確実に吸着保持する。
【解決手段】ガラス基板10を浮上させる浮上ステージ2と、ガラス基板10を吸着保持する吸着保持部3aと、ガラス基板10を吸着保持部3aに対し押付ける吸着補助部4と、を備える基板搬送装置1において、吸着補助部4、吸着保持部3a、及び、ガラス基板10、のうち少なくとも1つのクリーニングを行うクリーニング機構5を更に備える構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)等のフラットパネルディスプレイ(FPD)その他のガラス基板を搬送する基板搬送装置及び基板搬送方法、並びに、基板搬送装置におけるクリーニング方法に関し、更に詳しくは、ガラス基板の破損を防ぎながら、ガラス基板を確実に吸着保持する技術等に関する。
従来、フラットパネルディスプレイ等のガラス基板の製造、検査等の工程において、エアによりマザーガラス基板を浮上させ、この非接触状態のマザーガラス基板の端部を吸着保持して搬送する手法が採られている。
ガラス基板は、製造工程を経ることで、ねじれや反りが発生する場合がある。このようなねじれや反りが発生した場合でも、吸着保持部によりガラス基板を確実に吸着保持させるために、吸着保持部に対しガラス基板を押付ける吸着補助部を備える基板搬送装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−188313号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の基板搬送装置は、ガラス基板と吸着補助部との間、或いは、ガラス基板と吸着保持部との間に、塵埃等の異物があると、吸着補助部により本来面接触でガラス基板を押付ける力が、異物と点接触にて伝達することになってしまう。
その結果、ガラス基板には極所的な集中荷重が生じ、ガラス基板が損傷・損壊するという問題を招く。
特に、近年のガラス基板の大型化及び薄肉化に伴い、以上の問題はより顕著に発生してきている。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、ガラス基板の破損を防ぎながら、ガラス基板を確実に吸着保持することができる基板搬送装置、基板搬送方法及びクリーニング方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の基板搬送装置は、ガラス基板を浮上させる浮上ステージと、上記ガラス基板を吸着保持する吸着保持部と、上記ガラス基板を上記吸着保持部に対し押付ける吸着補助部と、を備える基板搬送装置において、上記吸着補助部、上記吸着保持部、及び、上記ガラス基板、のうち少なくとも1つのクリーニングを行うクリーニング機構を更に備える構成とする。
上記課題を解決するために、本発明の基板搬送方法は、吸着保持部によりガラス基板を吸着保持する吸着保持工程と、吸着補助部により上記ガラス基板を上記吸着保持部に押付ける吸着補助工程と、上記吸着保持部により吸着保持したガラス基板を浮上搬送する浮上搬送工程と、を含む基板搬送方法において、上記吸着補助部、上記吸着保持部、及び、上記ガラス基板、のうち少なくとも1つのクリーニングを行うクリーニング工程を更に含む構成とする。
上記課題を解決するために、本発明のクリーニング方法は、ガラス基板を搬送する基板搬送装置におけるクリーニング方法であって、上記ガラス基板を吸着保持する吸着保持部、上記ガラス基板を上記吸着保持部に対し押付ける吸着補助部、及び、上記ガラス基板、のうち少なくとも1つのクリーニングを行うようにする。
本発明では、ガラス基板を吸着保持部に対し押付ける吸着補助部、ガラス基板を吸着保持する吸着保持部、及び、ガラス基板、のうち少なくとも1つのクリーニングが行われる。そのため、吸着補助部によりガラス基板を押付ける力が、異物と点接触にて伝達するのを防ぎ、ガラス基板が破損する原因となる極所的な集中荷重の発生を抑えることができる。
よって、本発明によれば、ガラス基板の破損を防ぎながら、ガラス基板を確実に吸着保持することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る基板搬送装置、基板搬送方法及びクリーニング方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る基板搬送装置1を示す側面図である。
同図に示す基板搬送装置1は、浮上ステージ2、スライダ(搬送手段)3、吸着補助部4、クリーニング機構5、フレーム部6等を備え、ガラス基板10を搬送する。
浮上ステージ2は、その上面に形成された図示しない複数の空気孔からエアを吐出することで、ガラス基板10を浮上させる。なお、浮上ステージ2は、吐出用のエアを供給する図示しないコンプレッサ等に接続されている。
スライダ3は、ガラス基板10の底面端部を吸着保持する吸着保持部3aを有し、ガラス基板10を吸着保持した状態で、例えばリニアモータ等の図示しない駆動手段により、浮上ステージ2に沿ってX軸方向に移動可能に設けられている。これにより、ガラス基板10は、浮上した状態で浮上ステージ2上を往復移動可能となっている。
吸着保持部3aは、中央に吸引孔の形成された複数の吸着パッド部等からなる。この吸着パッド部は、ガラス基板10を傷つけない程度の硬度を有する材料から構成される。
吸着補助部4は、補助パッド部4a、押付け軸4b、ベース部4c等から構成される。補助パッド部4aは、押付け軸4bの下端に接続されている。この押付け軸4bは、ベース部4cに内蔵されたエアシリンダの駆動によりZ軸方向(鉛直方向)に伸縮可能となっている。ベース部4cは、フレーム部6の支持板6aから吊り下げられるように配置されている。
補助パッド部4aは、吸着保持部3aの上記吸着パッド部と対向するように、吸着パッド部の数と同数配置されている。なお、補助パッド部4aは、例えば、2つの上記パッド部の間に1つ配置するようにしてもよく、必ずしも吸着パッド部と対向させる必要はない。
補助パッド部4aは、上記吸着パッド部と同様に、ガラス基板10を傷つけない程度の硬度を有する材料から構成され、エアシリンダの駆動により押付け軸4bが下降することで、ガラス基板10を、吸着保持部3a(吸着パッド部)に吸着保持させるに足りる力で押付ける。
これにより、ガラス基板10の端部が上方に反りかえっていても、吸着保持部3aにより確実にガラス基板10を吸着保持することができる。
クリーニング機構5は、吸着保持部3aと吸着補助部4とガラス基板10とのうち少なくとも1つとして、本実施の形態では、吸着補助部4の補助パッド部4aの押付け面、及び、ガラス基板10の補助パッド部4aにより押付けられる被押付け部10aのクリーニングを、ブラシ部5aを用いた掻き出しにより行う。
クリーニング機構5は、ブラシ部5a、ブラシ支持部5b、エアシリンダ5c、ベース部5d、レール部5e等から構成される。
ブラシ部5aは、中心軸がX軸方向に延びる略円筒形状を呈し、その両端面においてブラシ支持部5bにより軸支される。そして、ブラシ部5aは、中心軸(X軸)を回動中心として回動する。なお、ブラシ部5aから塵埃が発生すると、それ自体が異物となってしまうため、ブラシ部5aは、塵埃を発生させない材料から構成し、適宜交換するようにする。
ブラシ支持部5bは、エアシリンダ5cの駆動によりY軸方向に伸縮可能に構成され(5b´参照)、これにより、ブラシ部5aは、Y軸方向において、クリーニングを行う位置(5a,5a´)と、そこから退避し吸着補助部4によるガラス基板10の押付けを妨げない位置(5a´´)とに移動可能となっている。
エアシリンダ5cは、ベース部5dの側面に配置され、ベース部5dは、1対のレール部5eに沿ってZ軸方向に移動可能となっている。これにより、ブラシ部5aは、Y軸方向に加え、Z軸方向にも移動可能となっている。なお、1対のレール部5eは、フレーム部6の支持板6aを支える2本の支柱6bに設けられている。
なお、単一のクリーニング機構5が複数の吸着補助部4a及びガラス基板10の被押付け部10aのクリーニングを行うことも可能であるが、本実施の形態では、吸着補助部4a及び被押付け部10aと同数のクリーニング機構5が基板搬送装置1に配置され、単一のクリーニング機構5により、吸着補助部4a及び被押付け部10aのクリーニングを行う。
以下、基板搬送装置1におけるクリーニング方法、及び、基板搬送装置1を用いた基板搬送方法について説明する。
まず、クリーニング機構5のエアシリンダ5cの駆動によりブラシ支持部5bがY軸プラス方向に移動することで(5b´)、ブラシ部5aは、待機時の位置(5a´´)から、補助パッド部4aを完全に超える位置(5a´)まで移動する。このとき、吸着補助部4の補助パッド部4aは、クリーニング機構5が吸着保持部3aとの間に進入可能なように上方に待機している。
次に、ベース部5dがレール部5eに沿ってZ軸上方に移動し、ブラシ部5aが補助パッド部4aのクリーニングを行うことができる位置まで上昇する。ここで、ブラシ部5aは、図示しないモータの駆動により回転を開始する。
この回転方向は、補助パッド部4aの押付け面との当接部分において、ガラス基板10が位置する領域から遠ざかる方向に異物を除去する(掻き出す)方向とし、図1では、ブラシ部5aは反時計回り(方向D1)に回転する。
そして、ブラシ部5aが回転した状態のまま、エアシリンダ5cにより、ブラシ支持部5bをY軸マイナス方向に後退させる(吸着補助部4のクリーニング工程)。これにより、ブラシ部5aの回転のみならず、後退動作によっても、補助パッド部4aの押付け面の異物を、ガラス基板10が位置する領域から遠ざかる方向に除去することができる。
なお、異物が浮上プレート2や吸着保持部3a等に付着すると、ガラス基板10に異物が付着し、ひいてはガラス基板10の破損や欠陥を招く。そのため、未だガラス基板10が搬送されていない状態であっても、ガラス基板10が位置する領域から遠ざかる方向に、ブラシ部5aにより異物を除去するようにする。
以上のように補助パッド部4aのクリーニングが終了した後、図示しないロボットアーム等により、ガラス基板10が浮上ステージ2上に移載され、図1に示す吸着位置に搬送される。
次に、クリーニング機構5のベース部5dをレール部5eに沿ってZ軸下方に移動させると共に、ブラシ支持部5bを再度Y軸プラス方向に移動させることで、ブラシ部5aを被押付け部10aに移動させる。
そして、ガラス基板10から遠ざかる方向に異物を除去する(掻き出す)べく、吸着補助部4のクリーニング時とは反対方向の図1における時計回り(方向D2)にブラシ部5aを回転させる。更に、ブラシ部5aが回転した状態のまま、ブラシ支持部5bをY軸マイナス方向に後退させる(ガラス基板10のクリーニング工程)。
これにより、ブラシ部5aの回転のみならず、後退動作によっても、ガラス基板10の被押付け部10a上の異物をガラス基板10から遠ざかる方向に除去することができる。
そして、ガラス基板10のクリーニングが終了した後、ブラシ部5aを退避させた状態で、吸着補助部4の押付け軸4bを降下させ、補助パッド部4aによりガラス基板10の被押付け部10aを吸着保持部3aに対し押付ける(吸着補助工程)。これにより、ガラス基板10の端部が上方に反りかえっていても、吸着保持部3aにより確実にガラス基板10を吸着保持することができる(吸着保持工程)。
吸着保持部3aによりガラス基板10を吸着保持した後には、スライダ3のX軸方向の移動によりガラス基板10を目的の製造装置や検査装置に浮上搬送する(浮上搬送工程)。
なお、吸着補助部4のクリーニング工程は、ガラス基板10を押付ける前に必ず行う必要はなく、例えば、一定時間毎に或いはガラス基板10の押付け枚数に応じて行うようにしてもよい。
また、吸着補助工程は、例えば図示しない観察手段等により、ガラス基板10に捩れや反りが発生していないことが確認できた場合等には必ずしも行わなくてもよい。また、吸着補助工程を行わない場合には、吸着補助部4のクリーニング工程を行う必要もない。
以上説明した本実施の形態では、クリーニング機構5は、吸着補助部4、吸着保持部3a及びガラス基板10のうち少なくとも1つとして、補助パッド部4aの押付け面、及び、ガラス基板10の被押付け部10aのクリーニングを行う。そのため、吸着補助部4によりガラス基板10を押付ける力が、異物と点接触にて伝達するのを防ぎ、ガラス基板10が破損する原因となる極所的な集中荷重の発生を抑えることができる。
よって、本実施の形態によれば、ガラス基板10の破損を防ぎながら、吸着補助部3aによりガラス基板10を確実に吸着保持することができる。
また、本実施の形態では、単一のクリーニング機構5により、吸着補助部4及びガラス基板10のクリーニングを行うため、基板搬送装置1を簡素な構成とすることもできる。
また、本実施の形態では、クリーニング機構5のブラシ部5aは、クリーニングを行う位置(5a,5a´)と、そこから退避した位置(5a´´)とに移動する。そのため、吸着補助部4によるガラス基板10の押付けやガラス基板10の搬送を妨げないようにすることができる。
また、本実施の形態では、クリーニング機構5は、ガラス基板10が位置する領域から遠ざかる方向に異物を除去する。そのため、ガラス基板10の破損や欠陥を防ぐことができる。
また、本実施の形態では、クリーニング機構5は、ブラシ部5aを用いた掻き出しによってクリーニングを行う。そのため、異物を有効に除去することができる。
<第1変形例>
なお、本実施の形態では、図2Aに示すブラシ部5aのように、ブラシ部5aが、ブラシ支持部5bにより軸支され、中心軸(X軸)を回動中心として回動しながら補助パッド部4aのクリーニングを行う例について説明したが、図2Bに示すように、Z軸を回動中心としてブラシ部5a−1をXY平面内で転がしながらクリーニングを行うようにしてもよい。
図2Bに示す場合では、ブラシ支持部5b−1上に回動中心(Z軸)を設定し、ブラシ支持部5b−1を回動させることで(5b−1´)、ブラシ部5a−1を転がしながら(5a−1´)補助パッド部4aのクリーニングを行っている。
<第2変形例>
また、図2Cに示すブラシ部5a−2のように、ブラシ部5a−2が回動するX軸の回動中心を、ブラシ部5a−2の中心軸(X軸)とは異なる位置とすることで、ブラシ支持部5b−2の回動動作(5b−2´)により、ブラシ部5a−2を補助パッド部4aと接近・退避させることが可能となる(5a−2´)。この場合にも、ブラシ部5a−2を、更に中心軸(X軸)を回動中心として回動させることで、クリーニングを有効に行うことができる。
<第3変形例>
また、本実施の形態では、図3Aに示すように、補助パッド部4a毎にブラシ部5aを配置しているが、図3Bに示すように、単一のブラシ部5a−3をX軸方向に移動させることで(5a−3´,5a−3´´)、複数の補助パッド部4aのクリーニングを行うようにしてもよい。この場合には、ブラシ部5a(クリーニング機構)の数を、補助パッド部4aの数よりも少なくして、基板搬送装置1を簡素な構成とすることができる。
なお、ブラシ部5a−3を降下させてX軸方向に移動させることで、ガラス基板10の複数の被押付け部10aのクリーニングを行うことも可能である。また、本変形例の場合にも、ブラシ部5a−3を、中心軸を回動軸として回動させながら、X軸方向に移動させてクリーニングを行ってもよい。
<第4変形例>
更には、図3Cに示すように、単一のブラシ部5a−4を静止させた状態で、補助パッド部4a及びスライダ3をX軸方向に移動させることで(4a´,3´)、補助パッド部4a及び被押付け部10aの一方又は両方のクリーニングを行わせるようにしてもよい。この場合にも、ブラシ部5a−4を、中心軸を回動軸として回動させながら、X軸方向に移動させるとよい。なお、補助パッド部4a(吸着補助部4)は、スライダ3に固定して、スライダ3と共に移動させるようにしてもよい。
本変形例では、ブラシ部5a−4を静止させた状態でクリーニングを行うことができるため、クリーニング機構5の駆動手段が、クリーニング機構5をクリーニング位置とそこから退避した位置とに移動させるための構造を要するのみで足り、基板検査装置1を簡素な構成とすることができる。
<第5変形例>
また、図3Dに示すように、単一のブラシ部5a−5をX軸方向に移動させることで(5a−5´)、複数のスライダ3上に位置する補助パッド部4a及び被押付け部10aの一方又は両方のクリーニングを行うようにしてもよい。
<第6変形例>
図3Eに示すブラシ部5a−6(クリーニング機構5)は、スライダ3−1に固定されている。そのため、スライダ3−1の移動(3−1´)と共にブラシ部5a−6を移動させることで(5a−6´)、単一のブラシ部5a−6により、静止した状態又はブラシ部5a−6と異なる速度で移動している状態の複数の補助パッド部4aのクリーニングを行うことができる。そのため、補助パッド部4aをガラス基板10の受け入れ位置等に固定している場合であっても、簡素な構成でクリーニングを行うことができる。
<第7変形例>
本実施の形態では、クリーニング機構5は、ブラシ部5a等からなり、掻き出しにより補助パッド部4a及び被押付け部11のクリーニングを行う例について説明したが、掻き出し、拭き取り、粘着、吹きつけ、及び、吸引のうちの1又は2以上を用いてクリーニングを行うようにしてもよい。
例えば、拭き取り又は粘着の場合には、図4に示すクリーニング機構5−1のように、クリーニングシート5fを、複数の移送ローラ5gにより移送可能とし、カセット部5hの供給ローラ5iから巻取りローラ5jにかけて移送するようにする。なお、複数の移送ローラ5gは、例えば両端を2枚の板状部材で挟むように配設すればよい。
拭き取り用のクリーニングシート5fを用いる場合には、補助パッド部4aに対し、クリーニングシート5fを移送しながら拭き取るようにすることで、クリーニングを行うことができる。
なお、拭き取りの場合のクリーニングシート5fの移送方向は、補助パッド部4aとの当接部分が、ガラス基板10の位置する領域から遠ざかる方向に進むようにすることで、ガラス基板10に異物が付着するのを防ぐことができる。
粘着用のクリーニングシート5fを用いる場合には、クリーニング機構5−1自体を上昇させることでクリーニングシート5fと補助パッド部4aとを当接させ、クリーニングシート5fの粘着性を利用して補助パッド部4aに付着した塵埃を除去するようにすればよい。この場合、クリーニング終了後にクリーニング機構5−1を降下させ、クリーニングシート5fを移送しておき、新たにクリーニングを行う場合に未使用部分のクリーニングシート5fで粘着を行うようにする。
以上のようにカセット部5hを用いることで、使用済みのクリーニングシート5fを簡単に交換することができると共に、クリーニングにより除去した塵埃が後のクリーニング時に補助パッド部4a等に再付着するのを防ぐことができる。
なお、カセット部5hを有するクリーニング機構5−1を用いる場合にも、補助パッド部4aによるガラス基板10の押付けを妨げないように、クリーニング機構5−1自体を退避させるようにする。
<第8変形例>
吹きつけによるクリーニングを行う場合には、図5に示すように、円筒部材5kの補助パッド部4a側及び被押付け部10a側に吐出孔5m,5nを穿設し、これら吐出孔5m,5nから気体又は液体を、ガラス基板10が位置する領域から遠ざかる方向に吐出するようにするとよい。
この場合には、円筒部材5kの両端面を支持する2本の支持ロッド5p又はその他の部材から気体又は液体を供給するようにする。なお、円筒部材5kを揺動(回動)させながら、或いは、円筒部材5kを退避させながら、気体又は液体を吐出させることで、塵埃をより確実に吹き飛ばすことができる。
また、吸引によるクリーニングを行う場合には、気体を吸引するか、或いは、塗布した液体を吸引することにより、異物を吸引するようにする。この場合の吸引方向は、補助パッド部4aの押付け面及びガラス基板10の被押付け部10aに対し直交する方向或いはガラス基板10が位置する領域から遠ざかる方向とするとよい。
<第9変形例>
なお、補助パッド部4a及び被押付け部10aのクリーニングに加え、又は、これらのクリーニングに代えて、吸着保持部3aの吸着パッド部、及び、ガラス基板10の吸着保持部3aにより吸着される被吸着部、の一方又は両方のクリーニングを行うようにしてもよい。
その場合には、吸着パッド部のクリーニングは、ガラス基板10を図1に示す吸着位置に搬送する前に上述の補助パッド部のクリーニングと同様の手法で行い、ガラス基板10の被吸着部のクリーニングは、図1に示す吸着位置に搬送する前、例えば、ロボットアームによりガラス基板10を基板搬送装置1に搬送する段階で行うようにするとよい。
本発明の一実施の形態に係る基板搬送装置を示す側面図である。 本発明の一実施の形態に係る基板搬送装置におけるクリーニングを説明するための説明図(その1)である。 本発明の一実施の形態の第1変形例に係る基板搬送装置におけるクリーニングを説明するための説明図である。 本発明の一実施の形態の第2変形例に係る基板搬送装置におけるクリーニングを説明するための説明図である。 本発明の一実施の形態に係る基板搬送装置におけるクリーニングを説明するための説明図(その2)である。 本発明の一実施の形態の第3変形例に係る基板搬送装置におけるクリーニングを説明するための説明図である。 本発明の一実施の形態の第4変形例に係る基板搬送装置におけるクリーニングを説明するための説明図である。 本発明の一実施の形態の第5変形例に係る基板搬送装置におけるクリーニングを説明するための説明図である。 本発明の一実施の形態の第6変形例に係る基板搬送装置におけるクリーニングを説明するための説明図である。 本発明の一実施の形態の第7変形例に係る基板搬送装置におけるクリーニングを説明するための説明図である。 本発明の一実施の形態の第8変形例に係る基板搬送装置におけるクリーニングを説明するための説明図である。
符号の説明
1 基板搬送装置
2 浮上ステージ
3 スライダ
3a 吸着保持部
4 吸着補助部
4a 補助パッド部
4b 押付け軸
4c ベース部
5 クリーニング機構
5a ブラシ部
5b ブラシ支持部
5c エアシリンダ
5d ベース部
5e レール部
5f クリーニングシート
5g 移送ローラ
5h カセット部
5i 供給ローラ
5j 巻取りローラ
5k 円筒部材
5m,5n 吐出孔
5p 支持ロッド
6 フレーム部
6a 支持板
6b 支柱
10 ガラス基板
10a 被押付け部

Claims (13)

  1. ガラス基板を浮上させる浮上ステージと、
    前記ガラス基板を吸着保持する吸着保持部と、
    前記ガラス基板を前記吸着保持部に対し押付ける吸着補助部と、
    を備える基板搬送装置において、
    前記吸着補助部、前記吸着保持部、及び、前記ガラス基板、のうち少なくとも1つのクリーニングを行うクリーニング機構を更に備える、
    ことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記クリーニング機構は、前記吸着補助部の前記ガラス基板を押付ける押付け面、前記吸着保持部の前記ガラス基板を吸着する吸着面、前記ガラス基板の前記吸着補助部により押付けられる被押付け部、及び、前記ガラス基板の前記吸着保持部に吸着される被吸着部、のうち少なくとも1つのクリーニングを行うことを特徴とする請求項1記載の基板搬送装置。
  3. 単一の前記クリーニング機構により、前記吸着補助部の押付け面、及び、前記ガラス基板の被押付け部のクリーニングを行うことを特徴とする請求項2記載の基板搬送装置。
  4. 前記クリーニング機構は、前記クリーニングを行う位置と、そこから退避した位置とに移動することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載の基板搬送装置。
  5. 前記吸着保持部を有し前記浮上ステージに沿って移動する基板搬送手段を更に備え、
    前記クリーニング機構は、前記基板搬送手段に配置され、該基板搬送手段と共に移動する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項記載の基板搬送装置。
  6. 前記クリーニング機構は、前記基板搬送手段と共に移動しながら、静止した状態の前記吸着補助部のクリーニングを行うことを特徴とする請求項5記載の基板搬送装置。
  7. 前記クリーニング機構は、移動している前記吸着補助部、前記吸着保持部、及び、前記ガラス基板、のうち少なくとも1つの前記クリーニングを、静止した状態で行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項記載の基板搬送装置。
  8. 前記クリーニング機構は、前記ガラス基板が位置する領域から遠ざかる方向に異物を除去することで前記クリーニングを行うことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項記載の基板搬送装置。
  9. 前記クリーニング機構は、掻き出し、拭き取り、粘着、吹きつけ、及び、吸引、のうち少なくとも1つによって前記クリーニングを行うことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項記載の基板搬送装置。
  10. 前記クリーニング機構は、拭き取り又は粘着により前記クリーニングを行うクリーニングシートと、該クリーニングシートを巻取る巻取りローラ及び前記クリーニングシートを供給する供給ローラを含むカセット部とを有することを特徴とする請求項1から請求項9記載の基板搬送装置。
  11. 吸着保持部によりガラス基板を吸着保持する吸着保持工程と、
    吸着補助部により前記ガラス基板を前記吸着保持部に押付ける吸着補助工程と、
    前記吸着保持部により吸着保持したガラス基板を浮上搬送する浮上搬送工程と、
    を含む基板搬送方法において、
    前記吸着補助部、前記吸着保持部、及び、前記ガラス基板、のうち少なくとも1つのクリーニングを行うクリーニング工程を更に含む、
    ことを特徴とする基板搬送方法。
  12. ガラス基板を搬送する基板搬送装置におけるクリーニング方法であって、
    前記ガラス基板を吸着保持する吸着保持部、前記ガラス基板を前記吸着保持部に対し押付ける吸着補助部、及び、前記ガラス基板、のうち少なくとも1つのクリーニングを行うことを特徴とするクリーニング方法。
  13. 前記ガラス基板が位置する領域から遠ざかる方向に異物を除去することで前記クリーニングを行うことを特徴とする請求項12記載のクリーニング方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015531890A (ja) * 2012-08-31 2015-11-05 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. 粘着性の表面を用いたレチクルクリーニング
JP2018006610A (ja) * 2016-07-04 2018-01-11 東京応化工業株式会社 基板洗浄装置、基板洗浄方法、搬送装置、及び、基板処理システム
CN114367509A (zh) * 2022-01-19 2022-04-19 郑州旭飞光电科技有限公司 玻璃基板侧边清扫装置

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