JP6261401B2 - バイオプラスチックを用いた電子写真用トナー及びその製造方法 - Google Patents

バイオプラスチックを用いた電子写真用トナー及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、バイオプラスチックを用いた電子写真用トナー及びその製造方法に関する。
電子写真方式による画像形成は、静電荷像をトナーにより現像して可視化し、現像により得られたトナー像を用紙に転写した後、熱と圧力により定着させることにより行われる。上記トナーは、結着樹脂に着色剤や帯電制御剤などを配合した混合物を溶融混練し、粉砕及び分級して所定の粒度分布に調整することにより製造される。このようなトナーの結着樹脂として、従来、スチレン・アクリル樹脂や、ポリエステル樹脂などの石油由来の樹脂が使用されている。
近年、環境への配慮から、廃棄時に環境への負荷の少ない生分解性樹脂、更には、再生可能資源からつくられるバイオマスプラスチックを、トナー用樹脂として用いる方法が提案されている。なお、有限な資源を有効に活用でき、環境負荷の低減に貢献するバイオマスプラスチックや生分解性プラスチックのことをバイオプラスチックと呼ぶ。
バイオプラスチックのうち、現在最も有望な樹脂の一つがポリ乳酸である。ポリ乳酸は、融点が170℃程度であり、ガラス転移点が60℃程度であり、10万〜15万程度の分子量を有している結晶性ポリエステルである。このようなポリ乳酸に耐熱性、高耐久性を付加し、携帯電話の筐体などに使用することも始められている。
しかしながら、上記のポリ乳酸をそのままトナー用樹脂として使用する場合、硬く粉砕性が悪い、軟化温度が高く低温定着に向かないという問題があった。
特許文献1には、特定のポリ乳酸系生分解性樹脂に、テルペンフェノール共重合体と、その軟化点以下の融点を有している所定量のワックスとを配合し、耐久性を損なうことなく、良好な低温定着性を達成することが記載されている。但し、特許文献1の実施例に記載されているポリ乳酸を使用した場合、高い粉砕性を達成することは難しい。
また、ポリ乳酸を加水分解することで、分子量を低減させ、粉砕性を向上させることが提案されている(例えば特許文献2)。しかしながら、ポリ乳酸の加水分解は、処理時間が長く、作業性及びコスト面で負担が大きい。
特開2003−248339号公報 特開2012−032628号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、結着樹脂として非晶質バイオプラスチックを含み、良好な粉砕性を有するとともに、定着性及び耐久性に優れた電子写真トナー及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によると、重量平均分子量(Mw)が30,000〜100,000の非晶質ポリ乳酸と、フェノール樹脂及びテルペンフェノール樹脂の少なくとも一方とを含み、前記非晶質ポリ乳酸はトナー質量に対して20〜80質量%の割合で含まれ、前記フェノール樹脂と前記テルペンフェノール樹脂との合計量はトナー質量の10〜60質量%の範囲にある電子写真用トナーが提供される。
本発明の第2側面によると、重量平均分子量(Mw)が30,000〜100,000の非晶質ポリ乳酸と、フェノール樹脂及びテルペンフェノール樹脂の少なくとも一方とを含み、前記非晶質ポリ乳酸はトナー質量に対して20〜80質量%の割合で含まれ、前記フェノール樹脂と前記テルペンフェノール樹脂との合計量はトナー質量の10〜60質量%の範囲にある混合物を溶融混練して混練物を得る工程と、硬化後の前記混練物を粉砕する工程とを含んだ電子写真用トナーの製造方法が提供される。
本発明によれば、結着樹脂として非晶質バイオプラスチックを含み、粉砕性、定着性及び耐久性に優れた電子写真用トナー及びその製造方法が提供される。
結晶性ポリ乳酸のDSC(示差走査熱量測定)曲線を示す図。 非晶質ポリ乳酸のDSC(示差走査熱量測定)曲線を示す図。
以下、本発明の実施形態について説明する。
一般に、結着樹脂として結晶性バイオプラスチックを使用した電子写真トナーの製造においては、バイオプラスチックの分子量を相当に小さくしないと、高い粉砕性を達成することが難しい。
本発明者らは、非晶質バイオプラスチックと、フェノール樹脂及びテルペンフェノール樹脂の少なくとも一方との組み合わせは、バイオプラスチックの分子量がそれほど小さくなくても高い粉砕性を達成できることを知見し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明の一実施形態に係る電子写真用トナーは、所定の重量平均分子量(Mw)を有している非晶質バイオプラスチックと、フェノール樹脂及びテルペンフェノール樹脂の少なくとも一方とを含むことを特徴とする。
本実施形態において、非晶質バイオプラスチックは結着樹脂として使用する。非晶質バイオプラスチックとしては、例えば、非晶質ポリ乳酸を用いることができる。
なお、非晶質バイオプラスチックとは、DSC(示差走査熱量測定)の結果、得られたDSC曲線に発熱ピークがみられないものをいう。他方、結晶性バイオプラスチックとは、DSC曲線に発熱ピークがみられるものをいう。
図1は、結晶性ポリ乳酸のDSC曲線を示し、図2は、非晶質ポリ乳酸のDSC曲線を示す。図1及び図2に示される通り、結晶性ポリ乳酸のDSC曲線では発熱ピークがみられるのに対し、非晶質ポリ乳酸のDSC曲線では発熱ピークがみられない。
本実施形態に係るトナーは、典型的には、結晶性バイオプラスチックを含まない。この理由としては、例えば、同じ分子量を有した結晶性バイオプラスチックと非晶質バイオプラスチックとを比較すると、結晶性バイオプラスチックの方が硬く、粉砕性に乏しいことが挙げられる。
非晶質バイオプラスチックは、重量平均分子量(Mw)が30,000〜100,000の範囲内にある。この重量平均分子量(Mw)は、好ましくは50,000〜80,000の範囲内にある。重量平均分子量(Mw)が過度に低い場合、トナーとして保存性、耐久性が保てない。また、重量平均分子量(Mw)が過度に高い場合、粉砕性が劣りトナー製造が困難になる。
非晶質バイオプラスチックは、トナー質量に対して、例えば20〜80質量%の割合で含まれている。なお、本明細書において、「トナー質量」は、結着樹脂、粉砕助剤および着色剤を含むトナー原料の合計質量と定義され、シリカなどの外添剤は含まないものを言う。
本実施形態に係るトナーは、粉砕助剤として、フェノール樹脂及びテルペンフェノール樹脂の少なくとも一方を含む。フェノール樹脂としては、例えば、フェノールとホルムアルデヒドを原料とした樹脂を使用することができる。具体的には、CKM−2103(昭和電工(株)製)、CKM−2432(昭和電工(株)製)、及びTD−2075A(DIC(株)製)等を使用することができる。
テルペンフェノール樹脂としては、例えば、テルペンモノマーとフェノールを共重合した樹脂を使用することができる。具体的には、YSポリスターN125(ヤスハラケミカル(株)製)、YSポリスターK140(ヤスハラケミカル(株)製)、YSポリスターG150(ヤスハラケミカル(株)製)、及びSylvares TP 7042(アリゾナケミカル)等を使用することができる。
これら粉砕助剤の重量平均重合度は、500〜5000の範囲内にあることが好ましい。重合度が小さすぎる場合、トナー全体の熱特性が低くなる。重合度が高すぎる場合、トナー全体が硬くなり粉砕性が保てない。
粉砕助剤として、フェノール樹脂を単独で使用した場合、テルペンフェノール樹脂を単独で使用した場合と比較して、より高い定着性が得られる傾向にある。また、粉砕助剤としてフェノール樹脂を使用する場合、更にテルペンフェノール樹脂を使用することにより、トナー全体の生分解性が向上する。これは、テルペンフェノール樹脂を構成するテルペンモノマー及びその重合体が生分解性であることに起因すると考えられる。
フェノール樹脂とテルペンフェノール樹脂との合計量は、例えば、トナー質量の10〜60質量%の範囲内にある。この合計量が少ないと、粉砕性を高める効果が顕著には表れない。また、この合計量が多いと、トナーとしての熱特性が著しく低下し、耐久性や定着性において不具合が発生する。
フェノール樹脂とテルペンフェノール樹脂との合計量は、好ましくはトナー質量の10〜30質量%の範囲内にあり、より好ましくはトナー質量の20〜25質量%の範囲内にある。フェノール樹脂とテルペンフェノール樹脂との合計量がこの範囲内にある場合、より優れた定着性を達成できる。
フェノール樹脂の量は、好ましくはトナー質量の5〜20質量%の範囲内にある。フェノール樹脂の量がこの範囲内にある場合、非常に優れた定着性を達成できる。
本実施形態のトナーは、トナー原料として更に着色剤を含むことができる。着色剤は、従来公知のものを使用できる。例えば、黒の着色剤としては、カーボンブラック、青系の着色剤としては、C.I.Pigment15:3、赤系の着色剤としては、C.I.Pigment57:1、122、269、黄色系の着色剤としては、C.I.Pigment74、180、185等が挙げられる。環境への影響を考慮すると、着色剤単体で安全性が高いものが好ましい。
これら着色剤の含有量は、トナー質量に対して、1〜10質量%であることが好ましい。また、着色剤は、結着樹脂等との溶融混練に先立ち、樹脂の一部の中に高濃度に分散させてマスターバッチ化しておき、これを残りの樹脂等と混合しても良い。
本実施形態のトナーには、必要に応じて、従来公知の離型剤を添加することができる。そのような離型剤としては、例えば、ポリプロピレンワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワックス等のオレフィン系ワックスや、カルナウバワックス、ライスワックス、カイガラムシワックス等の天然ワックス、合成エステルワックス等が挙げられる。
低温定着性や高速印字性能を向上させるには、60〜100℃程度と比較的低い融点を有する離型剤が好ましく、具体的には、カルナウバワックスや、合成エステルワックスが好ましい。環境への影響を考慮すると、天然物系のカルナウバワックスがより好ましい。離型剤の配合量は、トナー質量に対して、1〜15質量%であることが好ましい。
本実施形態のトナーには、その原料として、必要に応じて、従来公知の帯電制御剤を添加することができる。例えば、正帯電制御剤として、4級アンモニウム塩、アミノ基を含有する樹脂等が、負帯電制御剤として、サルチル酸の金属錯塩、ベンジル酸の金属錯塩、カリックスアレン型のフェノール系縮合物、カルボキシル基を含有する樹脂などが挙げられる。帯電制御剤の添加量は、トナー質量に対して、0.1〜5質量%であることが好ましい。
本実施形態のトナーには、バイオプラスチックや粉砕助剤以外に、必要に応じて、従来公知のトナー用樹脂を添加することができる。そのような樹脂としては、スチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂等があるが、顔料分散性、低温定着性の観点から、トナー用に開発されたポリエステル樹脂が好ましい。これらの樹脂は単独であっても、2種類以上を混合しても構わない。これらの樹脂の配合量は、環境への影響を考慮すると、トナー質量に対して、0〜50質量%であることが好ましい。
その他の材料として、定着性等の改善のため、低分子量の樹脂を添加することができる。ここで、低分子量の樹脂としては、分子量数百〜数千のオリゴマー領域の樹脂であり、粘着付与剤として市販されている、ロジン及びロジン誘導体、ポリテルペン樹脂石油樹脂等がある。
本実施形態のトナーには、必要に応じて従来公知の加水分解抑制剤を添加することができる。加水分解抑制剤として、例えば、カルボジイミド系化合物、イソシアネート系化合物及びオキサゾリン系化合物などが挙げられる。このような加水分解抑制剤は、残存モノマーや分解により生じた水酸堪やカルボキシル機末端を封止し、加水分解の連鎖反応を抑制することができる。
加水分解抑制剤としては、ポリカルボジイミド化合物であるカルボジライトLA−1(日清紡績(株)製)などが市販されている。加水分解抑制剤の添加量は、バイオプラスチックに対し、0.01〜15質量%であることが好ましく、1〜10質量%がより好ましい。
本実施形態のトナーには、必要に応じて従来公知の結晶核剤を添加することができる。結晶核剤として、タルクなどの無機核剤、安息香酸ナトリウムなどの有機カルボン酸金属塩、リン酸エステル金属塩、ベンジリデンソルビトール、カルボン酸アミドなどの有機核剤等が挙げられる。
以上説明した電子写真用トナーは、例えば、以下の方法により製造することができる。
まず、非晶質バイオプラスチックを含む結着樹脂と、フェノール樹脂及びテルペンフェノール樹脂の少なくとも一方からなる粉砕助剤と、着色剤と、必要に応じてその他添加剤を含む原料とを混合する。その後、これを2軸混練機や加圧ニーダー、オープンロールなどの混練機で混練し、混練物を得る。得られた混練物を冷却した後、ジェットミル等の粉砕機で粉砕し、風力分級機等で分級することで、トナーを得ることができる。ここで、トナーの粒径は特に限定されないが、通常5〜10μmとなるように調整される。
このようにして得られたトナーには、流動性向上、帯電性調整、耐久性向上のため、外添剤を添加することができる。外添剤としては、無機微粒子が一般的であり、シリカ、チタニア、アルミナ等が挙げられ、そのうち疎水化処理されたシリカ(日本アエロジル(株)、CABOT(株)より市販)が好ましい。無機微粒子の粒径は、1次粒子径として、7〜40nmのものが良く、機能向上のため、2種類以上を混ぜ合わせても良い。
以下に本発明の実施例及び比較例を示し、本発明についてより具体的に説明する。
実施例及び比較例においては、非晶質バイオプラスチックとして非晶質ポリ乳酸を使用した。具体的には、重量平均分子量(Mw)が約55,000、約80,000及び約120,000の非晶質ポリ乳酸を使用した。なお、これらの非晶質ポリ乳酸は、図2に示した非晶質ポリ乳酸と同様に、DSC曲線では発熱ピークがみられなかった。
<トナーの作製>
(実施例1)
結着樹脂として重量平均分子量(Mw)が80,000の非晶質ポリ乳酸樹脂「バイロエコール BE−400」(東洋紡(株)製)を61質量部、粉砕助剤としてフェノール樹脂「CKM−2105」(昭和電工(株)製)を20質量部、着色剤としてマゼンタR269を40%の濃度で含んだマスターバッチを12質量部、離型剤として「カルナウバワックス1号粉末」(日本ワックス(株)製)を6質量部、及び、帯電制御剤として「LR−147」(日本カーリット(株)製)を1質量部使用し、これらを合計30kgとなるように計量し、容量が150Lのヘンシェルミキサーで混合した。
得られた混合物を2軸押出機(スクリュー径43mm、L/D=34)で溶融混練した後、この溶融混練物を、圧延ロールの循環水を10℃に設定して延伸、冷却して硬化させた。この硬化後の混練物を、「ロートプレックス」(ホソカワミクロン(株)製、2mmスクリーン)で粗砕した。
その後、衝突式粉砕機「UFS−2」(日本ニューマチック工業(株)製)及び風力分級機「UFC−2」(日本ニューマチック工業(株)製)で、トナーの平均粒径が7.5μmとなるように粉砕及び分級を行い、着色微粒子を得た。
得られた着色微粒子100質量部に、外添剤として、1次粒子径40nmの疎水性シリカ「RY50」(日本アエロジル(株)製)を2.5質量部、1次粒子径7nmの疎水性シリカ「TG−810G」(キャボット(株)製)を0.8質量部、及び、1次粒子径115nmの疎水性シリカ「TG−C190」(キャボット(株)製)を1.3質量部添加し、ヘンシェルミキサーで混合した後、篩を行い、電子写真用トナーを得た。
(実施例2)
粉砕助剤としてフェノール樹脂「CKM−2432」(昭和電工(株)製)を20質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例3)
結着樹脂を56質量部使用し、粉砕助剤として、フェノール樹脂「CKM−2103」を5質量部及びテルペンフェノール樹脂「YSポリスターN125」(ヤスハラケミカル(株)製)を20質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例4)
結着樹脂を56質量部使用し、粉砕助剤として、フェノール樹脂「CKM−2432」を5質量部及びテルペンフェノール樹脂「YSポリスターK140」(ヤスハラケミカル(株)製)を20質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例5)
結着樹脂を56質量部使用し、粉砕助剤として、フェノール樹脂「CKM−2103」を5質量部及びテルペンフェノール樹脂「YSポリスターG150」(ヤスハラケミカル(株)製)を20質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例6)
結着樹脂を71質量部使用し、粉砕助剤としてテルペンフェノール樹脂「YSポリスターN125」を10質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例7)
結着樹脂を71質量部使用し、粉砕助剤としてテルペンフェノール樹脂「YSポリスターK140」を10質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例8)
結着樹脂を71質量部使用し、粉砕助剤としてテルペンフェノール樹脂「YSポリスターG150」を10質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例9)
結着樹脂として重量平均分子量(Mw)が55,000の非晶質ポリ乳酸樹脂「バイロエコール BE−405」(東洋紡(株)製)を71質量部使用し、粉砕助剤としてテルペンフェノール樹脂「YSポリスターN125」を10質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例10)
粉砕助剤としてテルペンフェノール樹脂「YSポリスターN125」を30質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例11)
粉砕助剤としてテルペンフェノール樹脂「YSポリスターK140」を30質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例12)
粉砕助剤としてテルペンフェノール樹脂「YSポリスターG150」を30質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例13)
結着樹脂として重量平均分子量(Mw)が55,000の非晶質ポリ乳酸樹脂を61質量部使用し、粉砕助剤としてテルペンフェノール樹脂「YSポリスターN125」を30質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例14)
結着樹脂を21質量部使用し、粉砕助剤を60質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例15)
結着樹脂として重量平均分子量(Mw)が55,000の非晶質ポリ乳酸樹脂を41質量部使用し、粉砕助剤としてフェノール樹脂「CKM−2432」を40質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例16)
結着樹脂として重量平均分子量(Mw)が55,000の非晶質ポリ乳酸樹脂を21質量部使用し、粉砕助剤としてフェノール樹脂「CKM−2432」を60質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(実施例17)
結着樹脂として重量平均分子量(Mw)が55,000の非晶質ポリ乳酸樹脂を41質量部使用し、粉砕助剤としてフェノール樹脂「CKM−2103」を40質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(比較例1)
結着樹脂を81質量部使用し、粉砕助剤を使用しなかったことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(比較例2)
結着樹脂として重量平均分子量(Mw)が55,000の非晶質ポリ乳酸樹脂を81質量部使用し、粉砕助剤を使用しなかったことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(比較例3)
粉砕助剤としてロジンエステル樹脂「ペンセルD135」(荒川化学工業(株)製)を20質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(比較例4)
粉砕助剤としてロジンエステル樹脂「ペンセルA」(荒川化学工業(株)製)を20質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(比較例5)
粉砕助剤としてロジンエステル樹脂「ペンセルD150」(荒川化学工業(株)製)を20質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(比較例6)
粉砕助剤としてロジンエステル樹脂「ハリエスターKW」(ハリマ化成(株)製)を20質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(比較例7)
結着樹脂を41質量部使用し、粉砕助剤としてロジンエステル樹脂「ペンセルD135」を40質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(比較例8)
結着樹脂を21質量部使用し、粉砕助剤としてロジンエステル樹脂「ペンセルD135」を60質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(比較例9)
結着樹脂として重量平均分子量(Mw)が120,000の非晶質ポリ乳酸樹脂「バイロエコール BE−400」(東洋紡(株)製)を61質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
(比較例10)
結着樹脂として重量平均分子量(Mw)が120,000の非晶質ポリ乳酸樹脂を61質量部使用し、粉砕助剤としてフェノール樹脂「CKM−2432」を20質量部使用したことを除いて、実施例1と同様にトナーを作製した。
作製したトナーのそれぞれについて、以下の方法により測定及び評価を行った。
1.粉砕性
上記衝突式粉砕機「UFS−2」(日本ニューマチック工業(株)製)及び風力分級機「UFC−2」(日本ニューマチック工業(株)製)で粉砕及び分級を行った際のフィード量により、下記の基準で評価を行った。
〇:5kg/hr以上
△:3kg/hr超、5kg/hr未満
×:3kg/hr以下。
2.定着性
プリンタ「GE6000」(カシオ計算機(株)製)に得られたトナーをセットし、定着温度を120℃〜190℃まで5℃ずつ変更し、各温度において100%ベタ画像を10枚連続で印字した。各温度での印字の際に定着オフセットが生じるかを確認し、オフセットが生じなかった温度範囲の広さを以下の基準で評価した。
◎:65℃以上
〇:50℃以上、64℃以下
△:35℃以上、45℃以下
×:30℃以下。
3.耐久性
プリンタ「GE6000」(カシオ計算機(株)製)に得られたトナーをセットし、1.7%印字画像で、5枚間欠印字を40,000枚まで行った。途中、5,000枚ごとにサンプル画像を印字し、この画像に発生したスジの量により、下記の基準で評価を行った。
〇:スジが観察されなかった
△:数本のスジが観察された
×:多くのスジが観察された。
4.総合結果
総合結果は、1〜3による評価を総合して評価した。
以上の結果を、表1及び表2にまとめる。
表1に示すように、実施例1〜17は、粉砕性、定着性及び耐久性の全てについて、良好な性能を達成した。特に、実施例1〜5は、実施例6〜17と比較して、より優れた定着性を達成できた。
実施例1〜8、10〜12及び14と比較例1との対比並びに実施例9、13及び15〜17と比較例2との対比から明らかなように、十分な粉砕性を達成するには、粉砕助剤の使用が必須であった。
また、実施例1、2及び10〜12と比較例3〜6との対比から明らかなように、粉砕助剤としては、フェノール樹脂、テルペンフェノール樹脂又はそれらの組み合わせが好適であった。なお、比較例3、7及び8から明らかなように、粉砕助剤としてロジンエステル樹脂を使用した場合、その量を増やすと、ある程度の粉砕性は達成できるが、十分な定着性及び耐久性は達成できなかった。
そして、実施例1及び2と比較例9及び10との対比から明らかなように、ポリ乳酸の分子量が大きい場合、粉砕助剤として、フェノール樹脂、テルペンフェノール樹脂又はそれらの組み合わせを使用したとしても、十分な粉砕性を達成することはできなかった。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の発明を付記する。
[1]
重量平均分子量(Mw)が30,000〜100,000の非晶質バイオプラスチックと、フェノール樹脂及びテルペンフェノール樹脂の少なくとも一方とを含んだ電子写真用トナー。
[2]
前記非晶質バイオプラスチックは、50,000〜80,000の重量平均分子量(Mw)を有する[1]に記載の電子写真用トナー。
[3]
フェノール樹脂とテルペンフェノール樹脂との合計量は、トナー質量の10〜60質量%の範囲内にある[1]又は[2]に記載の電子写真用トナー。
[4]
フェノール樹脂を含む[1]〜[3]の何れか1項に記載の電子写真用トナー。
[5]
更にテルペンフェノール樹脂を含む[4]に記載の電子写真用トナー。
[6]
前記フェノール樹脂の量は、トナー質量の5〜20質量%の範囲内にある[4]又は[5]に記載の電子写真用トナー。
[7]
前記非晶質バイオプラスチックは非晶質ポリ乳酸である[1]〜[6]の何れか1項に記載の電子写真用トナー。
[8]
重量平均分子量(Mw)が30,000〜100,000の非晶質バイオプラスチックと、フェノール樹脂及びテルペンフェノール樹脂の少なくとも一方とを含んだ混合物を溶融混練して混練物を得る工程と、
硬化後の前記混練物を粉砕する工程と
を含んだ電子写真用トナーの製造方法。

Claims (7)

  1. 重量平均分子量(Mw)が30,000〜100,000の非晶質ポリ乳酸と、フェノール樹脂及びテルペンフェノール樹脂の少なくとも一方とを含み、前記非晶質ポリ乳酸はトナー質量に対して20〜80質量%の割合で含まれ、前記フェノール樹脂と前記テルペンフェノール樹脂との合計量はトナー質量の10〜60質量%の範囲にある電子写真用トナー。
  2. 前記非晶質ポリ乳酸は、50,000〜80,000の重量平均分子量(Mw)を有する請求項1に記載の電子写真用トナー。
  3. フェノール樹脂を含む請求項1又は2に記載の電子写真用トナー。
  4. 更にテルペンフェノール樹脂を含む請求項に記載の電子写真用トナー。
  5. 前記フェノール樹脂の量は、トナー質量の5〜20質量%の範囲内にある請求項又はに記載の電子写真用トナー。
  6. 前記フェノール樹脂または前記テルペンフェノール樹脂の重量平均重合度は、500〜5000の範囲内にある請求項1〜の何れか1項に記載の電子写真用トナー。
  7. 重量平均分子量(Mw)が30,000〜100,000の非晶質ポリ乳酸と、フェノール樹脂及びテルペンフェノール樹脂の少なくとも一方とを含み、前記非晶質ポリ乳酸はトナー質量に対して20〜80質量%の割合で含まれ、前記フェノール樹脂と前記テルペンフェノール樹脂との合計量はトナー質量の10〜60質量%の範囲にある混合物を溶融混練して混練物を得る工程と、
    硬化後の前記混練物を粉砕する工程と
    を含んだ電子写真用トナーの製造方法。
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