JP6252136B2 - ボールねじ - Google Patents

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Description

本発明は、すり割り付きのシールを備えたボールねじに関する。
すり割り付きのシールを備えたボールねじの例として、特許文献1に開示されたボールねじが挙げられる。このボールねじに設けられるシールは、円筒形状をなす接触シールであり、内周にねじ軸の螺旋溝と係合するシール山を有し、その一部がナットの端面から外側に突出するようにナットに設けられている。また、この突出した部分が複数本のすり割りで分割されている。これらすり割りの長さは、ねじ軸のリードの0.7倍以上になるようにされている。ここで、特許文献1に開示されたボールねじは、軸方向に延びるすり割りとねじ軸線とのなす角をθ1とし、ねじ軸のリード角をθとすると、0<θ1≦θの関係を満たしている。さらに、すり割りは軸の円周面で垂直方向に対し、θ2傾いている。ナットの外方向からの異物が、軸に接触しているシールの内周面に当たり、θ2の方向へ沿って登り、シール胴部の外周面に掻き出される。その後、ある程度溜まって自然にシール胴部の外周面から自重落下する。
特許第3692677号公報
しかしながら、特許文献1のボールねじは、シールの内周面とねじ軸の表面とのすきまが均一かつ微小であるため、ねじ軸の表面のグリースを一定の薄さにプレーティングすると同時にシールの端部で掃いてしまうことがある。これにより、シールの端部に余剰グリースが溜まったり、その余剰グリースがねじ軸にも堆積し、ねじ軸の遠心力によって飛散することがあり、改善の余地があった。
本発明は上記課題に着目してなされたものであり、その目的は、ナット内の余分なグリースの堆積や飛散をより効率的に防止するボールねじを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、ねじ軸の遠心力が作用しにくい位置で余分なグリースを外部に取り出す機能をシールが備えればよいことを知見した。
本発明は、本発明者らによる上記知見に基づくものであり、上記課題を解決するためのボールねじのある態様は、ねじ軸と、ナットと、複数のボールとを有し、
上記ねじ軸は上記ナットを貫通し、
上記ねじ軸の外周面に形成された螺旋溝と上記ナットの内周面に形成された螺旋溝とにより、上記ボールが転動する転動路が形成され、
上記ボールは、上記転動路内に配置され、
上記転動路内で転動する上記ボールを介して、上記ナットと上記ねじ軸とが相対移動するボールねじにおいて、
上記ねじ軸の外周を囲み、かつ内側に上記ねじ軸の螺旋溝に入り込むシール山と、上記ナットの軸方向外側に露出する筒状部と、
上記ねじ軸に対して空間を形成するように、この筒状部の内周面に設けられたグリース溜り部と、
このグリース溜り部に連通し、上記筒状部の外周面に開口する排出口と、
この排出口に連通し、上記筒状部にその軸方向に延びたすり割りとを有するシールが、上記ナットの移動方向の端部のうち、少なくとも一方の端部に取り付けられ、
さらに、上記シールを覆うカバーが上記ナット又は上記シールに設けられる。
また、上記すり割りは、上記ねじ軸の直径方向の線に対して、上記ねじ軸が右ねじのときに上記筒状部の外側端面から見て反時計回りに、また上記ねじ軸が左ねじのときに上記筒状部の外側端面から見て時計回りに傾斜させた形状で上記シールの筒状部に設けられてもよい。
また、上記ボールねじにおいては、上記シールのすり割りを、上記ねじ軸の軸線に対して、ねじ軸のねじのリード角を規定するねじ軸の外周面に形成された螺旋溝に沿う方向に傾斜させてもよい。
また、上記すり割りは、上記シールの軸方向に沿って延びる形状で上記シールの筒状部に設けられてもよい。
また、上記ボールねじにおいては、上記ねじ軸の外周面と上記シールの内周面との間にすきまが設けられ、上記ねじ軸の螺旋溝と上記シールの内周面とのすきまの寸法が上記ねじ軸のランド部と上記シールの内周面とのすきまの寸法より大きいことが好ましい。それぞれのすきまの寸法は、ねじ軸の径方向の寸法である。なお、上記ねじ軸のランド部と上記シールの内周面とのすきまの寸法は0.3mm以下であることが好ましい。
本発明によれば、ナット内の余分なグリースの堆積や飛散をより効率的に防止するボールねじを提供することができる。
本発明のボールねじのある態様における構成を示す一部を切断した側面図である。 本発明のボールねじのある態様におけるシール及びカバーの構成を示す図であり、(a)はシールの軸方向に沿う断面図、(b)はカバーの設置態様を示す部分断面図である。 本発明のボールねじにおけるカバーの他の設置態様を示す図であり、(a)は軸方向に沿う部分断面図、(b)は(a)に示すカバーの斜視図、(c)は軸方向に沿う部分断面図、(d)は(c)に示すカバーの斜視図である。 本発明のボールねじにおけるカバーの他の設置態様を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は軸方向に沿う部分断面図、(c)は軸方向に沿う断面図である。 本発明のボールねじのある態様における構成を示す正面図である。 図5の一部の拡大図である。 すり割りの図6におけるA矢視図である。 本実施形態のボールねじによってグリースの飛散が抑制されるメカニズムを示した図であり、(a)は軸方向に沿う断面図、(b)は、ナットの移動方向前方に位置するシールの作用を示す正面図、(c)は、ナットの移動方向後方に位置するシールの作用を示す背面図である。 本実施形態のボールねじの他の実施形態の構成におけるシールの端部の内周面に面取りを施した態様の軸方向に沿う断面図である。
以下、本発明に係るボールねじのある実施形態について図面を参照して説明する。
(構成)
図1に示すように、本実施形態のボールねじ1は、ねじ軸10と、ナット20と、複数のボール(図示せず)とを有する。
ナット20は、貫通孔が形成された筒形状(例えば、円筒形状)をなし、この貫通孔にねじ軸10が貫通するように設置される。
ねじ軸10の外周面には螺旋溝11が形成され、ナット20の内周面にも、螺旋溝11と同様のリードで螺旋溝(図示せず)が形成される。螺旋溝11とナット20の螺旋溝(図示せず)とで複数のボール(図示せず)が転動する転動路が形成される。
そして、このような構成をなすボールねじ1は、上記転動路内に配置されて転動する上記ボールを介して、ナット20とねじ軸10とが相対移動可能となっている。
ねじ軸10は、ボールねじ1が設置される機台(図示せず)に回転自在に軸支され、かつモータ等の回転駆動源(図示しない)に連結されている。また、ナット20の一方の端部にはフランジ21が形成され、このフランジ22を介して、このボールねじ1により進退駆動される移動テーブル等の移動体(図示せず)が装着される。よって、ねじ軸10の回転によりナット20を介して上記移動体を進退駆動するようになっている。
<シール>
さらに、本実施形態のボールねじ1には、少なくともナット20の移動方向の端部のうち、少なくとも一方の端部にシール30が取り付けられている。ここで、上述したように、ねじ軸10に対してナット20が進退移動するボールねじ1にあっては、ナット20の軸方向(移動方向)の両端にそれぞれ取り付けられていることが好ましい。
このシール30は、ねじ軸10の外周面を囲み、かつ内側にねじ軸10の螺旋溝11に入り込むシール山31と、ナット20の軸方向外側に露出する筒状部32とを有する。
また、シール30には、図2(a)に示すように、筒状部32の内周面に、ねじ軸10に対して空間を形成するようにグリース溜り部33が設けられている。このグリース溜り部33は、ナット20の端部より露出するシール30の一端部からナット20内に埋設されるシール30の他端部に向かって内周面が拡径するように形成される。すなわち、シール30の一端部の内径がねじ軸10のランド部12に接する程度の径となっており、シール30の他端部の内径がシール30の一端部の内径よりも拡径されている。
また、シール30には、グリース溜り部33に連通し、筒状部32の外周面に開口する排出口35が設けられている(図8参照)。
排出口35は、筒状部32の軸方向の外端部から軸方向に延びて設けられている。なお、排出口35の筒状部32の外周面における開口部の形状はグリース溜り部33からグリースが押し出されやすいように、円形状が好ましい。
[すきま]
ねじ軸10の外周面とシール30の内周面との間にはすきまSが設けられている。そして、ねじ軸10の螺旋溝11(の底部)とシール30の内周面とのすきまの寸法S1は、ねじ軸10の螺旋溝11,11間のランド部12とシール30の内周面とのすきまの寸法S2より大きいことが好ましい(図2(b)参照)。それぞれのすきまの寸法S1,S2は、ねじ軸10の径方向の寸法である。なお、すきまの寸法S2は0.3mm以下であることが好ましい。
ここで、従来のシールの断面形状は、螺旋溝11の断面形状がゴシックアーク形状であることに合わせて、すきまの寸法S1,S2がほぼ同じになるように均一をゴシックアーク形状となるように形成されていた。これに対し、本実施形態のシールの断面形状は、例えば、単一のR形状で形成することにより、すきまの寸法S1をすきまの寸法S2より大きくした。
このようにすきまの寸法S1,S2を規定することで、ねじ軸10の表面に付着したグリースがナット20内に入りやすい形状となる。
[すり割り]
さらに、シール30の筒状部32には、その軸方向の外端部から軸方向に延びるすり割り34が設けられている。このすり割り34は、ねじ軸10の直径方向の線に対して、ねじ軸10が右ねじのときに筒状部32の外側端面から見て反時計回りに傾斜させて設けられる。一方、ねじ軸10が左ねじのときには、筒状部32の外側端面から見て時計回りに傾斜させて設けられる。
ここで、すり割り34は、シール30の周方向における排出口35の設置位置と同じ位相で設けられ、かつ排出口35に連通している。
すり割り34の数は、筒状部32の円周方向に等間隔に6箇所設けられているが、その数は、排出口35の数や、後述の各機能を考慮して他の数とすることも可能である。また、全てのすり割り34が排出口35に連通していることが好ましいが、排出口35に連通しないすり割り34を設けてもよい。
すり割り34は、ねじ軸10の直径方向の線L1に対して、ねじ軸10が右ねじのときに筒状部32の外側端面からねじ軸10の軸方向に見て反時計回りに角度βを以て傾斜させてある(図5参照)。なお、図5で示したねじ軸10は右ねじであり、図5は図1の左側のシール30を図1の左方から見た状態を示している。なお、図1の右側のシール30を図1の右方から見ても図5のシール30と同一に表れる。また、ねじ軸10が左ねじの場合には、すり割り34の傾斜角度βは右ねじの場合とは逆に、線L1に対して時計回りに傾斜させることになる。
また、シール30のすり割り34は、ねじ軸10の軸線Xに対して角度αをもって傾斜させてある。この角度αの方向は、軸線Xよりもねじ軸10の外周面に形成された螺旋溝に沿う方向に傾斜している(図1参照)。なお接線L2と軸線Xに直角な面Pとのなす角度がねじのリード角γである。したがって、接線L2は、リード角γとの関係で定義すれば、ねじ軸10のねじのリード角γを規定するねじ軸10の外周面に形成された螺旋溝であるということができる。そこで、すり割り34は、ねじ軸10の軸線Xに対して、ねじ軸10のねじのリード角γを規定するねじ軸10の外周面に形成された螺旋溝に沿う方向に傾斜させたと表現することができる。
また、すり割り34は、角度α、βの各傾斜の方向にいずれも同一の幅寸法で形成されているから、すり割り34の内側の対向する2つの面34a、34b(図6,図7参照)は相互に平行な面をなしていて、各面34a、34bも角度α、βで傾斜している。そのため、対向する2面(34a、34b)のうち、ねじ軸10の回転方向の側にある面34bでは、シール30の筒状部32の内周面との角度が鋭角になって、ここにエッジ部34cを形成している。
<カバー>
また、本実施形態のボールねじ1には、図1及び図2(b)に示すように、シール30の筒状部32を覆うカバー40がナット20の移動方向の端部のうち、少なくとも一方の端部又はシール30に取り付けられている。このカバー40もシール30と同様に、ねじ軸10に対してナット20が進退移動するボールねじ1にあっては、ナット20の軸方向(移動方向)の両端又はそれら両端に設けられたシール30にそれぞれ取り付けられていることが好ましい。なお、カバー40が覆うシール30にはすり割り34が形成されなくともよい。
カバー40は、図2(b)に示すように、シール30の円筒部32の外径よりも大きい内径を有する円筒形状をなす。そして、カバー40の軸方向の一方の端部40aは、ナット20又はシール30に取り付けられている。一方、カバー40の他方の端部40bには、その軸方向の先端部から内方(軸線の向き)に延び、シール30の円筒部32の外周端部に所定の間隙を有して近接するシール開口部40cが形成された端面40dが設けられている。
カバー40の設置態様としては、図2(b)に示すように、ナット20の軸方向端部の内周面に形成された円環状の溝20aに嵌合するように設置されたシール30及びナット20に圧着して固定される態様が挙げられる。
このように、シール30の円筒部32を覆うカバー40を設けることにより、余剰グリースの更なる飛散抑制と衝突時のシールの損傷を軽減すると共に、シール30の外周面に堆積した余剰グリースが自重で落下した際の受け皿の役割を果たす。その結果、余剰グリースの回収を省スペースで実現することができる。
また、カバー40の他の設置態様としては、図3(a),(b)に示すように、ナット20の軸方向端部の内周面に、カバー40を取り付けるための円環状の溝を設け、カバー40を弾性変形させて溝の内周面にカバー40の外周面を嵌合させてナット20に固定する態様でもよい。この態様では、カバー40の取り付けを容易にするために、図3(b)に示すように、カバー40の軸方向に沿って切り割り41が設けられることが好ましい。また、カバー40は弾性変形する材料から構成されることが好ましい。
また、カバー40の他の設置態様としては、図3(c),(d)に示すように、カバー40に設けられた固定用の貫通孔40cを介してねじ50等をナット20の軸方向の端部に設けられたねじ孔20bに螺合させてナット20の端部に固定してもよい。
また、カバー40の他の設置態様としては、図4(a)に示すように、インサート成形でシール30と一体化してもよい。
さらに、カバー40の他の設置態様としては、図4(b)に示すように、カバー40の鉛直下面に、カバー40に溜まったグリースを排出するための排出孔42を設けてもよい。この排出孔42にはねじプラグ43などの閉塞部材が設置されることが好ましい。
ここで、カバー40は、ナット20又はシール30に取り付けられ、シール30の筒状部32をその軸方向に沿って覆うように延びた形状であり、本発明の効果を著しく損ねなければ、取り付けられる態様や、形状は特に限定されない。すなわち、カバー40は、シール30の筒状部32から落下する余剰グリースを収容する形状とされていれば、シール30の筒状部32の外周面の全体を覆う形状でなくともよい。
具体的には、図3(a),(c)に示すカバー40は、シール30の筒状部32の外周面に沿って軸方向に延びた形状をなし、上述の開口部40cを有する端面40dが設けられていないが、この端面は防塵性等の必要に応じて設けられればよい。また、図4(c)に示すように、シール30の筒状部32の外周面の全部を覆う形状ではなく、その一部を覆う形状を採用してもよい。この態様のカバー40は、シール30の筒状部32の鉛直下方に設置することにより、かかる側において筒状部32を軸方向に覆っているので、排出されたグリースの受け皿として機能し、周囲にグリースの飛散による汚染を拡大させない効果を奏する。
(動作)
次に、本実施形態のボールねじの動作について図8を参照して説明する。
図8は本実施形態のボールねじ及びそれに用いられるシールによってグリースの飛散が抑制されるメカニズムを示した図であり、(a)は軸方向に沿う断面図、(b)は、ナットの移動方向前方に位置するシールの作用を示す正面図、(c)は、ナットの移動方向後方に位置するシールの作用を示す背面図である。
なお、この図8では、ナット20の移動方向前方に位置するシールをシール30Aとし、ナット20の移動方向後方に位置するシールをシール30Bとして説明する。
まず、ボールねじ1の運転時には、ナット20とねじ軸10との間の空間にグリースを充填した状態で運転する。ここで、例えば、ねじ軸10を図1において左から右方向に見て回転方向Bに左回転させると、ナット20は図1において右方向に移動する。このナット20の移動は、ナット20内のグリースを、シール30の筒状部32の内周面とねじ軸10との間のすきまSから、ねじ軸10の表面に一定の膜厚となって残留させながら行なわれる。
このとき、ナット20内からねじ軸10の表面に付着して外部に出ようとするグリースGは、シール30Bの筒状部32において掻き取られると共に、この筒状部32の反作用により、シール30Bのグリース溜り部33、排出口35、及びすり割り34を経て筒状部32の外周に排出されるため、ねじ軸10の表面に残るグリースは上記の膜厚を超えることはない。
そして、グリースGは以下の(1)〜(5)の流れで誘導されていき、最終的にシール30Bの外周面にグリースを堆積することでねじ軸10の回転の影響を排除し、グリース飛散を抑制することができる。さらに、シール30Bの外周面に堆積したグリースGが自重で落下した際には、カバー40Bが受け皿の役割を果たすので、余剰のグリースGの回収を省スペースで実現することができる。
(1) まず、図8(b)に示すように、ねじ軸10上のグリースが、シール30Aとねじ軸10との間のすきまを経てナット20に巻き込まれる。
(2) 次に、図8(a)に示すように、グリースが螺旋溝11とシール30Aとのすきまを経てナット20内に入る。
(3) 次に、図8(a)に示すように、ナット20内に入ったグリースは、ボールによりランド部12に押し寄せられる。
(4) 次に、図8(a)に示すように、ランド部12に押し寄せられたグリースが、ねじ軸10とシール30Bとで形成されたグリース溜り部33に溜まる。
(5) その後、図8(a),(c)に示すように、グリース溜り部33に溜まったグリースは、シール30Bの排出口35を経てナット20から排出され、すり割り34に沿って誘導され、シール30Bの外周面に堆積する。
このとき、ナット20内の余分なグリースGが排出されるシール30Bの外周面は、グリースGに遠心力が作用しない場所である。このため、グリースGが遠心力により周囲に飛散することがなく、この飛散とは関わりのないねじ軸10の下方に自重で滴るように落下する。落下したグリースGは、カバー40内に収容(貯留)される。したがってグリースGの飛散による弊害は生じないだけでなく、余剰のグリースGの回収を省スペースで実現することができる。
こうして、シール30のすり割り34により余分なグリースGが落下するのは、ナット20が移動する際にその後側になるシール30Bからである。したがって図1〜図9の場合は、ねじ軸10が図1の左から右を見て左回りしたときに、ナット20は図1において右方向に移動し、そのときの後側になる図1において左側のシール30からグリースGが落下するものである。したがって、ねじ軸10が逆方向に回転すると、ナット20は図1において左方向に移動し、そのときの後側になる図1の右側のシール30からグリースが同様に落下し、そのシール30を覆うカバー40内に収容(貯留)される。
以上説明したように、本実施形態のボールねじは、ナット20の内部にあったグリースGが、ナット20の移動方向の後方端部に設けられたシール30Bのグリース溜り部33、排出口35、及びすり割り34を経て筒状部32の外周に排出される。このため、ナット20内の余分なグリースが、ねじ軸10の遠心力が作用しにくい位置で外部に取り出され、カバー40内に収容(貯留)されるから、周囲に飛散することがない。
特に、すり割り34とグリース溜り部33とが連通していることにより、ナットの移動方向の前側に設置されたシール30は、ねじ軸10の表面に付着した余剰グリースをナット20内へ効果的に戻すことができる。そして、すり割り34を介して余剰グリースをシール30の外表面へ誘導することで、ナット20内の潤滑に寄与しない余剰グリースがねじ軸10に付着することを回避し、グリースの飛散を効果的に抑制することができる。
また、周囲へ余剰グリースの飛散を抑制するだけでなく、カバー40をナット20又はシール30に取り付けるのも容易なうえ、飛散したグリースの回収も楽になる。
具体的には、従来のボールねじにおいては、ナット20からグリースが給油されており、作動中はナット20から古いグリースを少量ずつ排出させながら、ナット20の内部のグリースの劣化や不足を補っている。このようにしてボールねじの潤滑環境が整えられるため、ナット20が通過した後のねじ軸10や、ナット20の端面にはグリースが付着してしまうことがあった。
そこで、本実施形態のボールねじは、ナット20の移動方向の端面に付着するグリースを長期間保持し、かつ集積させる手段としてシール30にグリース溜り部33、すり割り34、排出口35を設けたもので、かつ、グリースを内包するスペースを確保でき、コンパクトで、かつシールから脱着が容易なカバーを備えたボールねじであり、従来のようにボールねじ全体を覆うような大規模なカバーを用いることなく、限られたスペースでグリースの飛散を防止することを実現するものである。
ここで、他の実施形態として、図9に示すように、シール30の端面36は、その内径に面取りがなされ、グリースをよりナット20内へ誘導しやすい形状とされることが好ましい。端面36cの面取りの形状や角度等は、内径側であれば特に制限はない。
本発明のボールねじは、例えば、半導体素子、液晶表示パネル製造装置、及び搬送装置、並びにその他のクリーン環境で使用される装置に用いられるボールねじや、三角ねじ、台形ねじ等のすべりねじに好適である。
以上、本発明に係るボールねじについて説明したが、本発明に係るボールねじ及びそれに用いられるシールは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。なお、上記実施形態は、ねじ軸10が右ねじの場合を例示して説明したが、ねじ軸10は左ねじであってもよいことは勿論である。この場合には、上記の通りに図5に表れるすり割り34の角度βが図5とは逆になるし、また、図1における接線L2と角度αも図1において軸線X−Xの下側に線対称に表れる。
1 ボールねじ
10 ねじ軸
11 螺旋溝
20 ナット
30 シール
31 シール山
32 筒状部
33 グリース溜り部
34 すり割り
35 排出口
40 カバー
S すきま

Claims (5)

  1. ねじ軸と、ナットと、複数のボールとを有し、
    前記ねじ軸は前記ナットを貫通し、
    前記ねじ軸の外周面に形成された螺旋溝と前記ナットの内周面に形成された螺旋溝とにより、前記ボールが転動する転動路が形成され、
    前記ボールは、前記転動路内に配置され、
    前記転動路内で転動する前記ボールを介して、前記ナットと前記ねじ軸とが相対移動するボールねじにおいて、
    前記ねじ軸の外周を囲み、かつ内側に前記ねじ軸の螺旋溝に入り込むシール山と、前記ナットの軸方向外側に露出する筒状部と、
    前記ねじ軸に対して空間を形成するように、この筒状部の内周面に設けられたグリース溜り部と、
    このグリース溜り部に連通し、前記筒状部の外周面に開口する排出口と、
    この排出口に連通し、前記筒状部にその軸方向に延びたすり割りとを有するシールが、前記ナットの移動方向の端部のうち、少なくとも一方の端部に取り付けられ、
    さらに、前記シールを覆うカバーが前記ナット又は前記シールに設けられたことを特徴とするボールねじ。
  2. 前記すり割りは、前記ねじ軸の直径方向の線に対して、前記ねじ軸が右ねじのときに前記筒状部の外側端面から見て反時計回りに、また前記ねじ軸が左ねじのときに前記筒状部の外側端面から見て時計回りに傾斜させた形状で前記シールの筒状部に設けられた請求項1に記載のボールねじ。
  3. 前記シールのすり割りを、前記ねじ軸の軸線に対して、ねじ軸のねじのリード角を規定するねじ軸の外周面に形成された螺旋溝に沿う方向に傾斜させた請求項2に記載のボールねじ。
  4. 前記すり割りは、前記シールの軸方向に沿って延びる形状で前記シールの筒状部に設けられた請求項1に記載のボールねじ。
  5. 前記ねじ軸の外周面と前記シールの内周面との間にすきまが設けられ、前記ねじ軸の螺旋溝と前記シールの内周面とのすきまの寸法が前記ねじ軸のランド部と前記シールの内周面とのすきまの寸法より大きい請求項1〜4の何れか一項に記載のボールねじ。
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