JP2006132613A - 画像形成装置および軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】 摺動特性の優れた軸受および当該軸受を備える画像形成装置を提供する。
【解決手段】 この発明に従った軸受15は、軸が挿入される開口部が形成された本体部としての側壁部23およびフランジ部21を備える。開口部の内周面17には、開口部の一方端面から他方端面にまで延在するとともに、開口部の中心軸40の延びる方向と交差する方向に延びる一方側壁を有する溝19が形成される。開口部の一方端面と他方端面との間の中央部における溝19の幅より、一方端面または他方端面のいずれか一方における溝19の幅が大きい。
【選択図】 図1

Description

この発明は、画像形成装置および軸受に関し、より特定的には、画像形成装置および当該画像形成装置において用いられる樹脂製の軸受に関する。
従来、画像形成装置などの機器に用いられる樹脂製の軸受が知られている。このような軸受では、軸と軸受とが接触することにより発生する摩耗紛などの異物を軸受の外部に効率的に排出するため、軸受の内周面にらせん状の溝を形成している(たとえば、特許文献1および特許文献2参照)。
実開昭62−100336号公報 特開2002−122132号公報
しかし、上述のような従来の軸受では、異物を除去するための排出路となる溝がらせん状に形成されているため、その溝の長さが軸受の幅に比べて長くなる。このため、溝の内部を流通する異物が、結果的に軸受と軸との摺動面に面した位置に長く留まることになっていた。つまり、従来の軸受では、異物を軸受と軸との摺動面に面した位置から迅速に排出することが困難であった。このため、当該異物の存在に起因して、軸受の摺動特性が劣化する恐れがあった。
この発明は、上記のような課題を解決するために成されたものであり、この発明の目的は、摺動特性の優れた軸受および当該軸受を備える画像形成装置を提供することである。
この発明に従った画像形成装置は、軸を有するロールと、軸の端部を保持する軸受とを備える。軸受は、軸の端部が挿入される開口部が形成された本体部を含む。開口部の内周面には、開口部の一方端から他方端にまで延在するとともに、互いに対向する一方側壁と他方側壁とを有する溝が形成される。一方側壁は、軸の回転方向から見て他方側壁より後方に位置する。他方側壁は、軸の延びる方向に沿った方向に延在する。一方側壁と他方側壁との間の距離が、一方端から他方端にむけて徐々に広がるように、一方側壁は軸の延びる方向と交差する方向に延びるように形成される。
この発明に従った軸受は、軸が挿入される開口部が形成された本体部を備える。開口部の内周面には、開口部の一方端から他方端にまで延在するとともに、開口部の中心軸の延びる方向と交差する方向に延びる一方側壁を有する溝が形成される。開口部の一方端と他方端との間の中央部における溝の幅より、一方端または他方端のいずれか一方における溝の幅が大きい。
本発明によれば、開口部の中央部から一方端側または他方端側へ溝の中を移動してきた異物は、一方端または他方端から容易に軸受の外部へ排出される。このため、軸受の内周側(溝の内部)に異物が長期間残存する可能性を低減できる。そのため、異物による影響を最小限に抑えることができるので、軸受の摺動性能を安定化させることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明によるプリンタの実施の形態1を示す断面模式図である。図2は、図1に示したプリンタに用いられるローラの斜視模式図である。図3は、図2に示したローラの両端に取付けられた本発明による軸受を示す斜視模式図である。図4は、図3に示した軸受の内周面に形成された溝の平面形状を示す模式図である。図5は、図4の線分V−Vにおける部分断面模式図である。図1〜図5を参照して、本発明によるプリンタおよび軸受を説明する。
図1に示すように、本発明によるプリンタ1は、その内部にドラム3と、ドラム3の表面にトナーを供給するためのトナーユニット6と、その表面に画像が形成される紙を供給する給紙トレイ5と、ドラム3に隣接するように配置されたトランスファロール8と、給紙トレイ5から供給される紙を矢印9に沿った方向に搬送するためのロール7とを備える。給紙トレイ5から供給された紙は、矢印9に示すようにロール7によって搬送され、ドラム3の表面に形成されたトナーによる画像が転写される。その後、定着処理を実施され、最終的にプリンタ1の上部表面の凹部11に排出される。
プリンタ1に内蔵されるロール7は、たとえば図2に示すような構成となっている。ロール7の両端には、図2に示すように回転の中心となる軸13が突出するように形成されている。この軸13の端部には樹脂製の軸受15が配置されている。この軸受15の形状を、図3〜図5を参照しながらより詳しく説明する。
図3に示すように、軸受15は、側壁部23と、この側壁部の一方端に形成されたフランジ部21とからなる本体部を備える。本体部には軸13(図2参照)を挿入するための開口部が形成されている。本体部を構成する側壁部23の内周面17には、矢印25に示したロールの回転方向に沿って、等間隔に複数の溝19が形成されている。この溝19は、図4に示すように矢印25に示したロールの回転方向から見て近接した側(前方側)に位置する他方側壁27と、ロールの回転方向から見て遠方側(後方側)に位置する一方側壁29とを含む。他方側壁27は、矢印25に示したロールの回転方向とほぼ垂直な方向(ロール7の軸13の延在方向に沿った方向)に延びるように形成されている。一方、矢印25に示すロールの回転方向から見て後方側に位置する一方側壁29は、点線30で示す軸13(図2参照)の延びる方向(すなわち他方側壁27の延びる方向)に対して角度θ1だけ傾斜した方向に延びるように形成されている。すなわち、一方側壁29は、他方側壁27に対して交差する方向に延びるように形成されている。
また、図5に示すように、他方側壁27と一方側壁29との表面は、それぞれ軸受15の内周面17に対しほぼ直交する方向に延びるように形成されている。この他方側壁27および一方側壁29の底部を繋ぐように、溝19の底壁31が形成されている。この底壁31は、内周面17の延びる方向とほぼ平行に延びるように形成されている。すなわち、図3〜図5に示した軸受15においては、溝19の深さはほぼ一定となっている。
ここで、ロール7の軸13が回転することにより軸受15の内周面17が摩耗して削り屑などの異物が発生する場合を考える。この場合、図4に示すように、溝19において矢印25に示したロール7の回転方向から見て後方側に位置する一方側壁29を、ロール7の回転方向に対して垂直な方向(点線30に示した方向)に対して角度θ1だけ傾斜したように形成することによって、軸13の矢印25に示した方向の回転に伴って、一方側壁29に沿って他方端面35側へと異物を効果的に排出することができる。また、異なる観点から言えば、軸受15の他方端面35側における溝19の幅W2は、軸受15の一方端面33側における溝19の幅W1よりも大きくなっている。
上述した本発明による画像形成装置の一例としてのプリンタ1の特徴的な構成を要約すれば、画像形成装置としてのプリンタ1は、軸13を有するロール7と、軸13の端部を保持する軸受15とを備える。軸受15は、軸13の端部が挿入される開口部が形成された本体部(側壁部23およびフランジ部21)を含む。開口部の内周面17には、開口部の一方端(一方端面33)から他方端(他方端面35)にまで延在するとともに、互いに対向する他方側壁27と一方側壁29とを有する溝19が形成される。一方側壁29は、矢印25で示される軸13の回転方向から見て他方側壁27より後方に位置する。他方側壁27は、軸13の延びる方向(矢印25で示された方向に垂直な方向)に沿った方向に延在する。一方側壁29と他方側壁27との間の距離が、一方端面33から他方端面35にむけて徐々に広がるように、一方側壁29は軸13の延びる方向と交差する方向に延びるように形成される。
このようにすれば、溝19の幅は一方端面33から他方端面35に向けて広がることになるので、溝19の内部において摩耗紛などの異物を他方端面35側に迅速に排出することができる。この結果、軸13(図2参照)と軸受15の内周面17との間に上述した異物が存在することによって、ロール7の回転がスムーズに行なえないといった不具合の発生確率を低減できる。また、一方側壁29が軸13の延びる方向と交差する方向に延びているので、溝19の内部に位置する異物に対して、軸13が回転することで一方側壁29に沿って他方端面35側へ移動する力を加えることができる。このため、異物を軸受15の外部へ効率的かつ迅速に排出することができる。このため、異物の存在に起因する摺動特性の劣化を防止できる。
また、図4に示すように、溝19の平面形状が台形状となるので、軸受15を製造するために金型を用いるときに、金型から軸受15を容易に取出す事ができる。すなわち、溝19がらせん状である場合、金型から軸受15を抜出すためには金型をらせん状の溝に沿って回転させながら抜出すといった対応が必要になる。一方、本発明による軸受15では溝19が台形状である(異なる観点から言えば、矢印25で示す方向と垂直な方向から見て、一方端面33での溝19の端面の位置が他方端面35での溝19の端面の位置と完全に重なるように配置され、かつ、溝19の平面形状において、溝19の一方側壁29および他方側壁27のいずれも溝19の内側に向けて凸形状となっていない)ので、金型から軸受15を抜出す際に軸受15を回転させるといった対応は不用である。
図6は、図1〜図5に示した本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の第1の変形例を示す部分断面模式図である。図6を参照して、本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の実施の形態1の第1の変形例を示す。なお、図6は図5に対応する。
図6に示した、本発明による軸受15は、基本的には図3〜図5に示した軸受15と同様の構造を備えるが、溝19の一方側壁29の形状が異なっている。すなわち、図6に示した軸受15では、一方側壁29の上部が溝19の内側に突出したオーバーハング部41となっている。このため、一方側壁29の表面と底壁31の表面とのなす角度θ2は、90°よりも小さい鋭角となっている。また、一方側壁29の上端部に位置するオーバーハング部41の先端部の角度θ3も鋭角となる。この結果、このオーバーハング部41が、軸受15に挿入された軸13の表面から異物を剥ぎ取るスクレーパのような機能を発揮することができる。この結果、より効果的に軸13の表面から異物を除去することができる。
図7は、図1〜図5に示した本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の第2の変形例を示す模式図である。図8は、図7の線分VIII−VIIIにおける部分断面模式図である。図7および図8を参照して、本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の第2の変形例を説明する。なお、図7は図4に対応する。
図7および図8に示した、本発明によるプリンタ1の実施の形態1の第2の変形例に用いられる軸受15は、基本的には図3〜図5に示した軸受15と同様の構造を備えるが、溝19の底壁31の構造が異なっている。すなわち、図7および図8に示した軸受15では、溝19の底壁31が、軸受15の一方端面33側から他方端面35側へと傾斜した形状(すなわち軸受15の開口部の内径が徐々に大きくなるような形状)となっている。また、異なる表現を用いれば、底壁31は、軸受15の内周面17と平行な方向を示す点線43に対して角度θ4だけ軸受15の外周側へと傾斜するように形成されている。このようにすれば、図3〜図5に示した軸受15と同様の効果を得ることができるとともに、他方端面35側での溝19の深さを深くできるので、他方端面35側から異物を軸受15の外部へ容易に排出することができる。
図9は、図1〜図5に示した本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の第3の変形例を示す斜視模式図である。図10は、図9に示した軸受の内周側に形成された溝の平面形状を示す模式図である。図11は、図10の線分XI−XIにおける断面模式図である。図9〜図11を参照して、本発明によるプリンタの実施において用いられる軸受の第3の変形例を説明する。なお、図9は図3に対応し、図10は図4に対応する。
図9〜図11に示した軸受15は、基本的には図3〜図5に示した軸受と同様の構造を備えるが、溝19の底壁31の構造が異なる。すなわち、図9〜図11に示した軸受15においては、溝19の底壁31が、軸受15の一方端面33側から延びる底壁部分31aと、この底壁部分31aと段差部44を介して連なり、他方端面35側に配置された底壁部分31bとからなる。底壁部分31aよりも軸受15の外周側に底壁部分31bは位置している。このため、溝19においては、相対的に大きな幅W2を有する他方端面35側の溝19の深さが、一方端面33側での溝19の深さよりも深くなっている。このため、軸受15にロール7の軸13を挿入した場合に、この軸13と溝19の底壁31との間の距離について、他方端面35側における距離を一方端面33側における距離よりも大きくできる。この結果、他方端面35側において、より効率的に異物を軸受15と軸13との間から排出することができる。
図12は、図1〜図5に示した本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の第4の変形例を示す模式図である。図13は、図12の線分XIII−XIIIにおける断面模式図である。図12および図13を参照して、本発明によるプリンタの実施の形態1の第4の変形例において用いられる軸受15を説明する。なお、図12は図10に対応し、図13は図11に対応する。
図12および図13に示した軸受15は、基本的には図7および図8に示した軸受15と同様の構造を備えるが、溝19の構造が一部異なっている。すなわち、図12および図13に示した軸受15では、溝19の底壁31が図7および図8に示した軸受と同様に内周面17と同じ方向を示す点線43に対して角度θ4だけ傾斜し、軸受15の外周側に広がるように形成されている。さらに、溝19の他方端面35側においては、底壁31が部分的に除去されることにより、他方端面35よりも一方端面33側に位置する凹部端面37が形成されている。この結果、溝19においては他方端面35側において軸受15に挿入される軸13との間に大きな空間を確保することができる。この結果、この空間45を介して異物を軸受15と軸13との間からより効果的に排出することができる。
図14は、図1〜図5に示した本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の第5の変形例を示す模式図である。図14を参照して、本発明によるプリンタの実施の形態1の第5の変形例において用いられる軸受15を説明する。なお、図14は、図3の矢印46に示す方向から見た軸受15の模式図である。
図14に示した軸受15は、基本的には図3に示した軸受15と同様の構造を備えるが、溝19の配置が異なる。すなわち、図3に示した軸受15では、軸受15の内周面17の全周にわたって、等間隔に溝19が形成されている。一方、図14では、その内周面17の所定の部分にのみ溝19が形成されている。このような構成は、図14において矢印39に示した方向から、軸受15に挿入された軸13(図2参照)に対して応力が加えられるような場合に有効である。すな、矢印39に示した方向から軸13に応力が加えられた場合、軸受15に挿入された軸13と軸受15の内周面17とが、溝19が形成された側において主に接触する。このため、この接触部において軸受15の内周面17が摩耗することにより削り屑などの異物が発生する確率が高い。そして、このような異物が発生する確率が高く部分に溝19を形成すれば、より効果的に異物を軸受15と軸13との間から排出することができる。
(実施の形態2)
図15は、本発明によるプリンタの実施の形態2において用いられる軸受を示す斜視模式図である。図16は、図15に示した軸受に形成された溝の平面形状を示す模式図である。図17は、図16の線分XVII−XVIIにおける部分断面模式図である。図15〜図17を参照して、本発明によるプリンタの実施の形態2において用いられる軸受を説明する。
図15〜図17に示すように、軸受15は基本的には図3〜図5に示した軸受と同様の構造を備えるが、溝19の構造が異なっている。すなわち、図15〜図17に示した軸受では、一方側壁29のみでなく他方側壁27も軸方向を示す点線30に示した方向に対して傾斜するように形成されている。他方側壁27と一方側壁29とは、一方端面33側から他方端面35側に向けて溝19の幅が広がるように形成形成されている。なお、点線30と他方側壁27との傾斜角度θ5と、一方側壁29と点線30とのなす角θ1とは、同じ角度であってもよいが、互いに異なる角度となっていてもよい。
このようにすれば、ロールの軸13(図2参照)が矢印25に示した方向のみではなく、矢印25に示した方向と逆方向に回るような場合であっても、他方側壁27側において効果的に他方端面35側へと異物を移動させることができる。この結果、軸13の回転方向に関わらず、軸受15と軸13との間から異物を効率的に排出することができる。
図18は、図15〜図17に示した本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の変形例を示す部分断面模式図である。図18を参照して、本発明によるプリンタの実施の形態2において用いられる軸受の変形例を説明する。なお、図18は図17に対応する。
図18に示した軸受15は、基本的には図15〜図17に示した軸受15と同様の構造を備えるが、溝19の他方側壁27および一方側壁29の形状が異なる。すなわち、図18に示した溝19の他方側壁27および一方側壁29は、図6に示した一方側壁29と同様に溝19の内側に突出したオーバーハング部41を形成するように、内周面17に対して傾斜するようにが形成されている。このようにすれば、図15〜図17に示した軸受15による効果と同様の効果を得ることができるとともに、図6に示した軸受15と同様の効果を得ることができる。また、他方側壁27においてオーバーハング部41が形成されているので、矢印25に示した方向と逆方向に軸が回転する場合でも軸13から異物をより確実に除去する効果を得ることができる。
なお、上述した軸受15はいずれも図1に示した本発明によるプリンタ1に適用可能である。また、溝19の平面形状は、上述した構成に限られるものではなく、軸受15の中央部における溝19の幅W3(図4参照)より一方端面33または他方端面35における溝19の幅が大きくなるような構成であれば、任意の形状を採用できる。たとえば、溝19の中央部の幅W3が最も小さく、一方端面33および他方端面35での溝19の幅W1、W2がともに幅W3より大きくなるような形状であってもよい。たとえば、中央側の辺の長さが一方端面33側の辺の長さより短いような台形と、中央側の辺の長さが他方端面35側の辺の長さより短いような台形とを繋げたような平面形状を、溝19の平面形状としても良い。
以下、上述した説明と一部重複する部分はあるが、本発明によるプリンタおよび軸受の特徴的な構成を網羅的に列挙する。
この発明に従った軸受15は、軸13が挿入される開口部が形成された本体部としての側壁部23およびフランジ部21を備える。開口部の内周面17には、開口部の一方端(一方端面33)から他方端(他方端面35)にまで延在するとともに、図4に示す点線30の延びる方向である開口部の中心軸40の延びる方向(矢印25により示す方向と垂直な方向、または軸13の延在方向)と交差する方向に延びる一方側壁29を有する溝19が形成される。開口部の一方端面33と他方端面35との間の中央部における溝19の幅W3(図4参照)より、一方端面33または他方端面35のいずれか一方(図4に示した構成では他方端面35)における溝19の幅W2が大きい。
このようにすれば、開口部の中央部での溝19の幅W3より他方端面35での溝19の幅W2が大きくなっているので、開口部の中央部から他方端面35側へ溝19の中を移動してきた異物は、他方端面35から容易に軸受15の外部へ排出される。このため、軸受15の内周面17側(または溝19の内部)に異物が長期間残存する可能性を低減できる。
また、一方側壁29が中心軸の延びる方向(点線30の延在方向)と交差する方向に延びているので溝19の内部に位置する異物へ、軸13が回転することで一方側壁29に異物を押圧する力を加えることができる。この結果、異物を他方端面35側へ移動する力を発生させることができる。このため、異物を軸受15の外部へ効率的かつ迅速に排出することができる。
上記軸受15において、開口部の中心軸40に対して垂直方向における断面では、図6に示すように一方側壁29の上部が溝19の内周側へ突出するように形成されていてもよい。この場合、一方側壁29の上部が突出することで、当該一方側壁29の上部が軸13に付着した異物を除去するスクレーパのような役割を果たすことができる。このため、軸13表面および軸受15からの迅速な異物の除去を行なうことができる。
上記軸受15において、開口部の中心軸40に対して垂直方向における断面では、図6に示すように一方側壁と内周面17との交点の角度θ3は鋭角になっていてもよい。この場合、その角度θ3が鋭角になっている上記交点が、軸受15に挿入された軸13の表面に接触することで、軸13の表面に付着している異物などを容易に軸13表面から除去できる。そのため、軸受15の内部から異物を確実に除去することができる。
上記軸受15において、中心軸40の延びる方向(図4の点線30の延びる方向)に対する、一方側壁29の延びる方向のなす角度θ1は、0゜超え45゜以下であってもよい。上記角度θ1は、より好ましくは5°以上30°以下であり、より好ましくは10°以上20°以下であり、最も好ましくは15°である。ここで、上記角度θ1が45°超えの場合、他方端面35における溝19の幅が広くなり、軸受15の内周面において十分な数の溝19を形成することが困難になる。また、上記角度が0°である場合、軸受15に挿入された軸13の回転により一方側壁29に隣接して位置する異物に対して、一方側壁29に沿って移動する力を発生させることが難しくなる。
上記軸受15では、図16に示すように、溝19において一方側壁29と対向する他方側壁27も、一方側壁29の延びる方向とは異なる方向であって開口部の中心軸40の延びる方向(点線30の延びる方向)と交差する方向に延びるように形成されていてもよい。この場合、軸受15に保持される軸13の回転方向が正転・逆転いずれの場合であっても、一方側壁29または他方側壁27に隣接して位置する異物に、軸13の回転に起因して一方側壁29または他方側壁27に沿って移動する力を加えることができる。
上記軸受15において、図18に示すように、開口部の中心軸40に対して垂直方向における断面では、他方側壁27の上部が溝19の内周側へ突出するように形成されていてもよい。この場合、他方側壁27の上部が突出することで、当該他方側壁27の上部が軸13に付着した異物を除去するスクレーパのような役割を果たすことができる。このため、軸13表面および軸受15からの迅速な異物の除去を行なうことができる。
上記軸受15において、中心軸40の延びる方向(点線30の延びる方向)に対する、他方側壁27の延びる方向のなす角度θ5は、0゜超え45゜以下であってもよい。上記角度θ5は、より好ましくは5°以上30°以下であり、より好ましくは10°以上20°以下であり、最も好ましくは15°である。ここで、上記角度θ5が45°超えの場合、他方端面35における溝19の幅が広くなり、軸受15の内周面17において十分な数の溝を形成することが困難になる。また、上記角度が0°である場合、軸受15に挿入された軸13の回転により他方側壁27に隣接して位置する異物に対して他方側壁27に沿って移動する力を加えることができない。
上記軸受15において、溝19の底壁31は、開口部の一方端面33と他方端面35との間の中央部における溝の深さD1(図8参照)より、一方端面33または他方端面35のいずれか一方(図8の場合は他方端面35)における溝19の深さD2の方が深くなるように形成されていてもよい。たとえば、上記底壁31は、開口部の中心軸の延びる方向(図8の点線43の延びる方向)に対して傾斜するように形成されていてもよい。
上記軸受15では、図10および図11に示すように、一方端面33または他方端面35のいずれか一方のうち、中央部における溝19の幅W3より相対的に溝19の幅が大きくなっている側(図10および図11では他方端面35側)において、溝19の底壁31の端部には凹部(底壁部分31bおよび段差部44に囲まれた部分)が形成されていてもよい。この場合、他方端面35における溝19の深さが中央部における溝19の深さより深いため、中央部から異動してきた異物を他方端面35から容易に軸受15外部に排出することができる。このため、軸受15の内部から異物を容易に除去することができる。
上記軸受15では、図14に示すように、開口部の内周面17の一部のみに溝19が形成されていてもよい。たとえば、軸受15に対して加えられる応力の方向が矢印39に示す方向と決まっているような場合、軸受15の内周面17において当該応力の方向に対向する側(つまり、軸13が当該応力により押圧される側)のみに溝19を形成すれば、摩耗紛などの異物が発生しやすい側に溝19を集中的に配置することになる。このため、軸受15の内周面17全体に溝を形成することなく、異物を軸受15の内部から排出する効果を発揮させることができる。
上記軸受15において、開口部の内周面17には、溝19が複数個形成されていてもよい。図3に示すように、複数個の溝19は内周面17の全面に、開口部の周方向において互いに等間隔に配置されていてもよい。この場合、軸受15に対して加えられる応力の方向が特に特定されてないような用途において(つまり、いずれの方向から軸受15に応力が加えられても)、軸受15の内部から異物を迅速に除去することが可能になる。
この発明に従ったプリンタ1は、上記軸受15を備えている。このようにすれば、軸受15の摺動特性の劣化によるプリンタ1の動作不良の発生確率を低減できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明によるプリンタの実施の形態1を示す断面模式図である。 図1に示したプリンタに用いられるローラの斜視模式図である。 図2に示したローラの両端に取付けられた本発明による軸受を示す斜視模式図である。 図3に示した軸受の内周面に形成された溝の平面形状を示す模式図である。 図4の線分V−Vにおける部分断面模式図である。 図1〜図5に示した本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の第1の変形例を示す部分断面模式図である。 図1〜図5に示した本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の第2の変形例を示す模式図である。 図7の線分VIII−VIIIにおける部分断面模式図である。 図1〜図5に示した本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の第3の変形例を示す斜視模式図である。 図9に示した軸受の内周側に形成された溝の平面形状を示す模式図である。 図10の線分XI−XIにおける断面模式図である。 図1〜図5に示した本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の第4の変形例を示す模式図である。 図12の線分XIII−XIIIにおける断面模式図である。 図1〜図5に示した本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の第5の変形例を示す模式図である。 本発明によるプリンタの実施の形態2において用いられる軸受を示す斜視模式図である。 図15に示した軸受に形成された溝の平面形状を示す模式図である。 図16の線分XVII−XVIIにおける部分断面模式図である。 図15〜図17に示した本発明によるプリンタにおいて用いられる軸受の変形例を示す部分断面模式図である。
符号の説明
1 プリンタ、3 ドラム、5 給紙トレイ、6 トナーユニット、7 ロール、8 トランスファロール、9,25,39,46 矢印、11 凹部、13 軸、15 軸受、17 内周面、19 溝、21 フランジ部、23 側壁部、27 他方側壁、29 一方側壁、30,43 点線、31 底壁、31a,31b 底壁部分、33 一方端面、35 他方端面、37 凹部端面、40 中心軸、41 オーバーハング部、44 段差部、45 空間。

Claims (11)

  1. 軸を有するロールと、
    前記軸の端部を保持する軸受とを備え、
    前記軸受は、前記軸の端部が挿入される開口部が形成された本体部を含み、
    前記開口部の内周面には、前記開口部の一方端から他方端にまで延在するとともに、互いに対向する一方側壁と他方側壁とを有する溝が形成され、
    前記一方側壁は、前記軸の回転方向から見て前記他方側壁より後方に位置し、
    前記他方側壁は、前記軸の延びる方向に沿った方向に延在し、
    前記一方側壁と前記他方側壁との間の距離が、前記一方端から前記他方端にむけて徐々に広がるように、前記一方側壁は前記軸の延びる方向と交差する方向に延びるように形成される、画像形成装置。
  2. 軸が挿入される開口部が形成された本体部を備え、
    前記開口部の内周面には、前記開口部の一方端から他方端にまで延在するとともに、前記開口部の中心軸の延びる方向と交差する方向に延びる一方側壁を有する溝が形成され、
    前記開口部の一方端と他方端との間の中央部における前記溝の幅より、前記一方端または前記他方端のいずれか一方における前記溝の幅は大きい、軸受。
  3. 前記開口部の中心軸に対して垂直方向における断面では、前記一方側壁の上部が前記溝の内周側へ突出するように形成されている、請求項2に記載の軸受。
  4. 前記中心軸の延びる方向に対する、前記一方側壁の延びる方向のなす角度は、0゜超え45゜以下である、請求項2または3に記載の軸受。
  5. 前記溝において前記一方側壁と対向する他方側壁も、前記一方側壁の延びる方向とは異なる方向であって前記中心軸の延びる方向と交差する方向に延びる、請求項2〜4のいずれか1項に記載の軸受。
  6. 前記開口部の中心軸に対して垂直方向における断面では、前記他方側壁の上部が前記溝の内周側へ突出するように形成されている、請求項5に記載の軸受。
  7. 前記中心軸の延びる方向に対する、前記他方側壁の延びる方向のなす角度は、0゜超え45゜以下である、請求項5または6に記載の軸受。
  8. 前記溝の底壁は、前記開口部の一方端と他方端との間の中央部における前記溝の深さより、前記一方端または前記他方端のいずれか一方における前記溝の深さの方が深くなるように形成されている、請求項2〜7のいずれか1項に記載の軸受。
  9. 前記一方端または前記他方端のいずれか一方のうち、前記中央部における前記溝の幅より相対的に前記溝の幅が大きくなっている側において、前記溝の底壁の端部には凹部が形成されている、請求項2〜8のいずれか1項に記載の軸受。
  10. 前記開口部の内周面の一部のみに前記溝が形成されている、請求項2〜9のいずれか1項に記載の軸受。
  11. 前記開口部の内周面には、前記溝が複数個形成され、
    前記複数個の溝は前記内周面の全面に、周方向において互いに等間隔に配置されている、請求項2〜9のいずれか1項に記載の軸受。
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