JPH05202936A - すべり軸受 - Google Patents
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- JPH05202936A JPH05202936A JP1138292A JP1138292A JPH05202936A JP H05202936 A JPH05202936 A JP H05202936A JP 1138292 A JP1138292 A JP 1138292A JP 1138292 A JP1138292 A JP 1138292A JP H05202936 A JPH05202936 A JP H05202936A
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- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/1045—Details of supply of the liquid to the bearing
- F16C33/105—Conditioning, e.g. metering, cooling, filtering
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- F16C17/02—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】軸受本体の充分な強度と油膜形成能力とを確保
しつつ、種々の粒径の異物を軸受本体外へ確実に排出す
る。 【構成】油を介してクランクシャフト1を回転自在に支
持する軸受本体4は、クランクシャフト1からの荷重を
受ける荷重部位Bと同荷重を受けない非荷重部位C,D
とからなる。軸受本体4の内面には軸方向に延びる複数
条の異物排出溝5,6,7,8が形成され、ここから油
中に含有される異物9が排出される。複数条の異物排出
溝5〜8は軸受本体4内面の非荷重部位Cに形成されて
いる。クランクシャフト1と軸受本体4との間におい
て、非荷重部位Cからクランクシャフト1の回転方向A
前方の荷重部位Bへ向けて漸減する間隙に応じて、前記
異物排出溝5〜8の断面積が荷重部位Bへ向けて漸減し
ている。
しつつ、種々の粒径の異物を軸受本体外へ確実に排出す
る。 【構成】油を介してクランクシャフト1を回転自在に支
持する軸受本体4は、クランクシャフト1からの荷重を
受ける荷重部位Bと同荷重を受けない非荷重部位C,D
とからなる。軸受本体4の内面には軸方向に延びる複数
条の異物排出溝5,6,7,8が形成され、ここから油
中に含有される異物9が排出される。複数条の異物排出
溝5〜8は軸受本体4内面の非荷重部位Cに形成されて
いる。クランクシャフト1と軸受本体4との間におい
て、非荷重部位Cからクランクシャフト1の回転方向A
前方の荷重部位Bへ向けて漸減する間隙に応じて、前記
異物排出溝5〜8の断面積が荷重部位Bへ向けて漸減し
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車用エンジン
においてクランクシャフトを回転可能に支持するすべり
軸受に関するものである。
においてクランクシャフトを回転可能に支持するすべり
軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車用エンジンの回転部
分を構成するクランクシャフトのクランクピンやクラン
クジャーナルは、常に大きな変動荷重を受けながら回転
している。このような変動荷重を受けても急速な摩耗を
生じたり損傷したりしないように、同回転部分にすべり
軸受が設けられている。
分を構成するクランクシャフトのクランクピンやクラン
クジャーナルは、常に大きな変動荷重を受けながら回転
している。このような変動荷重を受けても急速な摩耗を
生じたり損傷したりしないように、同回転部分にすべり
軸受が設けられている。
【0003】このようなすべり軸受としては、例えば実
開昭55−12180号公報に開示されたものがある。
この技術では、すべり軸受の内面に複数条の異物排出溝
を形成し、前記油中に含有される異物を同異物排出溝か
ら排出させるようにしている。そして、このすべり軸受
では、いずれの異物排出溝も同一形状に形成されてい
る。
開昭55−12180号公報に開示されたものがある。
この技術では、すべり軸受の内面に複数条の異物排出溝
を形成し、前記油中に含有される異物を同異物排出溝か
ら排出させるようにしている。そして、このすべり軸受
では、いずれの異物排出溝も同一形状に形成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
すべり軸受では、排出の対象となる異物のうち粒径が小
さいものに関しては特に問題とならないが、比較的大き
な粒径の異物も排出可能とするべく、異物排出溝の形状
を全て大きくすると、すべり軸受の強度が著しく低下し
てしまう。さらには油の流出量を増加させて、軸受の油
膜形成を阻害するおそれもある。
すべり軸受では、排出の対象となる異物のうち粒径が小
さいものに関しては特に問題とならないが、比較的大き
な粒径の異物も排出可能とするべく、異物排出溝の形状
を全て大きくすると、すべり軸受の強度が著しく低下し
てしまう。さらには油の流出量を増加させて、軸受の油
膜形成を阻害するおそれもある。
【0005】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は軸受本体の充分な強度と油膜形成
能力とを確保しつつ、種々の粒径の異物を確実に排出す
ることの可能なすべり軸受を提供することにある。
のであり、その目的は軸受本体の充分な強度と油膜形成
能力とを確保しつつ、種々の粒径の異物を確実に排出す
ることの可能なすべり軸受を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、油を介して軸を回転自在に支持し、かつそ
の軸からの荷重を受ける荷重部位と同荷重を受けない非
荷重部位とからなる軸受本体を備え、その軸受本体の内
面には軸方向へ延びる複数条の異物排出溝を形成し、前
記油中に含有される異物を同異物排出溝から軸受本体外
へ導出させるようにしたすべり軸受であって、前記複数
条の異物排出溝を軸受本体内面の非荷重部位に形成する
とともに、軸と軸受本体との間において前記非荷重部位
から軸の回転方向前方の荷重部位へ向けて漸減する間隙
に応じて、前記異物排出溝の断面積を前記回転方向前方
の荷重部位へ向けて漸減させている。
に本発明は、油を介して軸を回転自在に支持し、かつそ
の軸からの荷重を受ける荷重部位と同荷重を受けない非
荷重部位とからなる軸受本体を備え、その軸受本体の内
面には軸方向へ延びる複数条の異物排出溝を形成し、前
記油中に含有される異物を同異物排出溝から軸受本体外
へ導出させるようにしたすべり軸受であって、前記複数
条の異物排出溝を軸受本体内面の非荷重部位に形成する
とともに、軸と軸受本体との間において前記非荷重部位
から軸の回転方向前方の荷重部位へ向けて漸減する間隙
に応じて、前記異物排出溝の断面積を前記回転方向前方
の荷重部位へ向けて漸減させている。
【0007】
【作用】軸と軸受本体との間に介在された油は、軸の回
転にともないその回転方向へ流れる。この流れにより、
異物排出溝内の油には渦が発生する。油中に含有された
異物は、前記油の流れに従い異物排出溝に近づく。この
際、異物は異物排出溝の中で発生している渦に巻き込ま
れ、同異物排出溝を通って軸受本体外へ導かれる。この
ようにして油中の異物が排出される。
転にともないその回転方向へ流れる。この流れにより、
異物排出溝内の油には渦が発生する。油中に含有された
異物は、前記油の流れに従い異物排出溝に近づく。この
際、異物は異物排出溝の中で発生している渦に巻き込ま
れ、同異物排出溝を通って軸受本体外へ導かれる。この
ようにして油中の異物が排出される。
【0008】前記異物は粒径の異なる様々な粒子からな
るが、これらの粒子は、非荷重部位から荷重部位へ向け
て断面積の漸減する異物排出溝により、比較的粒径の大
きなものから順に排出される。つまり、比較的粒径の大
きな異物は断面積の大きな異物排出溝から集中的に排出
され、粒径が小さくなるに従い、断面積の漸減する異物
排出溝から排出される。この際、粒径の小さな異物は断
面積の異なる複数条の異物排出溝により繰り返し排出作
用を受ける。従って、全ての異物排出溝の断面積を大き
くしなくても、比較的粒径の大きなものから極めて粒径
の小さなものまで全ての異物が確実に異物排出溝から排
出される。
るが、これらの粒子は、非荷重部位から荷重部位へ向け
て断面積の漸減する異物排出溝により、比較的粒径の大
きなものから順に排出される。つまり、比較的粒径の大
きな異物は断面積の大きな異物排出溝から集中的に排出
され、粒径が小さくなるに従い、断面積の漸減する異物
排出溝から排出される。この際、粒径の小さな異物は断
面積の異なる複数条の異物排出溝により繰り返し排出作
用を受ける。従って、全ての異物排出溝の断面積を大き
くしなくても、比較的粒径の大きなものから極めて粒径
の小さなものまで全ての異物が確実に異物排出溝から排
出される。
【0009】また、異物排出溝のうち比較的断面積の大
きなものは、非荷重部位において、軸及び軸受本体内面
間の間隙の大きな部位に形成されているので、同部位の
軸受本体の強度が異物排出溝によって損なわれることは
ない。また、油の流出量も必要最低限度に抑えられて、
軸受の油膜形成能力が確保される。
きなものは、非荷重部位において、軸及び軸受本体内面
間の間隙の大きな部位に形成されているので、同部位の
軸受本体の強度が異物排出溝によって損なわれることは
ない。また、油の流出量も必要最低限度に抑えられて、
軸受の油膜形成能力が確保される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図5に従って説明する。図1で示すように、本実施例の
すべり軸受が適用されるエンジンのクランクシャフト1
は、矢印で示す方向Aへ回転駆動される。クランクシャ
フト1には、その軸心に交差する油穴2が貫設されてい
る。油穴2の両端はクランクシャフト1の外周面に開口
し、ここから潤滑用の油がクランクシャフト1外へ供給
されるようになっている。
図5に従って説明する。図1で示すように、本実施例の
すべり軸受が適用されるエンジンのクランクシャフト1
は、矢印で示す方向Aへ回転駆動される。クランクシャ
フト1には、その軸心に交差する油穴2が貫設されてい
る。油穴2の両端はクランクシャフト1の外周面に開口
し、ここから潤滑用の油がクランクシャフト1外へ供給
されるようになっている。
【0011】本実施例のすべり軸受は、半円筒状をなす
上下一対の軸受本体3,4を備え、クランクシャフト1
を支持する際には、上下両軸受本体3,4が円筒状とな
るように組み合わせられる。円筒状にされた上下両軸受
本体3,4においては、その内径が、クランクシャフト
1における被支持部分(例えばクランクジャーナル)の
外径よりも若干大きくなるように設定されている。その
ため、前記のように上下両軸受本体3,4によってクラ
ンクシャフト1が支持された際には、下側の軸受本体4
には、クランクシャフト1による荷重を受ける箇所(荷
重部位)Bと、同荷重を受けない箇所(非荷重部位)
C,Dとが生ずる。すなわち、下側の軸受本体4におい
て、その周方向中央部分によって荷重部位Bが構成さ
れ、同軸受本体4の周方向両端部分によって非荷重部位
C,Dが構成されている。そして、図1における右側の
非荷重部位Cでは、クランクシャフト1と軸受本体4と
の間隔が、前記非荷重部位Cからクランクシャフト1の
回転方向A前方の荷重部位Bへ向けて漸減している。
上下一対の軸受本体3,4を備え、クランクシャフト1
を支持する際には、上下両軸受本体3,4が円筒状とな
るように組み合わせられる。円筒状にされた上下両軸受
本体3,4においては、その内径が、クランクシャフト
1における被支持部分(例えばクランクジャーナル)の
外径よりも若干大きくなるように設定されている。その
ため、前記のように上下両軸受本体3,4によってクラ
ンクシャフト1が支持された際には、下側の軸受本体4
には、クランクシャフト1による荷重を受ける箇所(荷
重部位)Bと、同荷重を受けない箇所(非荷重部位)
C,Dとが生ずる。すなわち、下側の軸受本体4におい
て、その周方向中央部分によって荷重部位Bが構成さ
れ、同軸受本体4の周方向両端部分によって非荷重部位
C,Dが構成されている。そして、図1における右側の
非荷重部位Cでは、クランクシャフト1と軸受本体4と
の間隔が、前記非荷重部位Cからクランクシャフト1の
回転方向A前方の荷重部位Bへ向けて漸減している。
【0012】なお、前記上下両軸受本体3,4によって
クランクシャフト1が回転可能に支持される際には、同
軸受本体3,4とクランクシャフトとの間に潤滑用の油
が介在される。
クランクシャフト1が回転可能に支持される際には、同
軸受本体3,4とクランクシャフトとの間に潤滑用の油
が介在される。
【0013】図1及び図2で示すように、下側の軸受本
体4における非荷重部位Cには、軸方向へ延びる複数条
の異物排出溝5,6,7,8が形成されている。これら
の異物排出溝5〜8は、前記油中に含有した異物9を軸
受本体4外へ導出させるためのものである。前記異物排
出溝5〜8の断面はいずれも略直角三角形状をなし、こ
の形状は同一異物排出溝5〜8においては軸方向のどの
部位でも同じである。また、前記複数の異物排出溝5〜
8の断面形状は荷重部位Bへ近づくほど小さくなってい
る。すなわち、異物排出溝5〜8の断面積は、前述した
クランクシャフト1と軸受本体4との間隔の徐変に応
じ、非荷重部位Cから前記回転方向A前方の荷重部位B
へ向けて漸減している。本実施例では、軸受本体4の端
面4aに近い側から荷重部位Bに近づくほど、図4で示
す異物排出溝5〜8の幅w及び/又は深さdが順次小さ
くなるように設定されている。
体4における非荷重部位Cには、軸方向へ延びる複数条
の異物排出溝5,6,7,8が形成されている。これら
の異物排出溝5〜8は、前記油中に含有した異物9を軸
受本体4外へ導出させるためのものである。前記異物排
出溝5〜8の断面はいずれも略直角三角形状をなし、こ
の形状は同一異物排出溝5〜8においては軸方向のどの
部位でも同じである。また、前記複数の異物排出溝5〜
8の断面形状は荷重部位Bへ近づくほど小さくなってい
る。すなわち、異物排出溝5〜8の断面積は、前述した
クランクシャフト1と軸受本体4との間隔の徐変に応
じ、非荷重部位Cから前記回転方向A前方の荷重部位B
へ向けて漸減している。本実施例では、軸受本体4の端
面4aに近い側から荷重部位Bに近づくほど、図4で示
す異物排出溝5〜8の幅w及び/又は深さdが順次小さ
くなるように設定されている。
【0014】異物排出溝5〜8の幅w及び深さdの例と
しては、例えば、軸受本体4の端面4aに近い側から荷
重部位Bへ向けて、w×d=1.5×0.3mm、1.
0×0.3mm、0.5×0.2mm、0.3×0.1
mmとすることができる。
しては、例えば、軸受本体4の端面4aに近い側から荷
重部位Bへ向けて、w×d=1.5×0.3mm、1.
0×0.3mm、0.5×0.2mm、0.3×0.1
mmとすることができる。
【0015】次に、前記のように構成された本実施例の
作用及び効果について説明する。クランクシャフト1の
回転時には、同クランクシャフト1の外周面と軸受本体
3,4の内面との間に潤滑用の油が介在される。この油
の中には、例えばクランクシャフト1の加工時に生じた
加工粉や、同クランクシャフト1の回転にともない生じ
た摩耗粉等からなる異物9が含有している場合がある。
このうち、加工粉は、クランクシャフト1の加工時に実
施される洗浄で除去されずに残ったものである。前記異
物9は、図5で示すように、粒径の異なる様々な粒子か
ら構成されている。同図から明らかなように、前記異物
9は極めて粒径の小さなものが大部分を占め、粒径が
0.05mm以上のものは少ない。そして、このような
異物9が排出されずにクランクシャフト1と軸受本体4
の荷重部位Bとの間に入り込むと、アブレーシブ摩耗や
焼付きを生ずるおそれがある。
作用及び効果について説明する。クランクシャフト1の
回転時には、同クランクシャフト1の外周面と軸受本体
3,4の内面との間に潤滑用の油が介在される。この油
の中には、例えばクランクシャフト1の加工時に生じた
加工粉や、同クランクシャフト1の回転にともない生じ
た摩耗粉等からなる異物9が含有している場合がある。
このうち、加工粉は、クランクシャフト1の加工時に実
施される洗浄で除去されずに残ったものである。前記異
物9は、図5で示すように、粒径の異なる様々な粒子か
ら構成されている。同図から明らかなように、前記異物
9は極めて粒径の小さなものが大部分を占め、粒径が
0.05mm以上のものは少ない。そして、このような
異物9が排出されずにクランクシャフト1と軸受本体4
の荷重部位Bとの間に入り込むと、アブレーシブ摩耗や
焼付きを生ずるおそれがある。
【0016】ところが、本実施例では異物9を確実に軸
受本体4から排出して前記不具合を防止できる。すなわ
ち、クランクシャフト1の外周面と軸受本体4の内周面
との間に介在された油は、図3で示すように、クランク
シャフト1の回転にともないその回転方向Aへ流れる。
この流れにより、異物排出溝5〜8内の油に渦が発生す
る。前記クランクシャフト1と軸受本体4との間隙に入
り込んだ異物9は、前記油の流れに沿い異物排出溝5〜
8に近づく。この際、異物9は異物排出溝5〜8の中で
発生している渦に巻き込まれ、同異物排出溝5〜8を通
って軸受本体4外へ導かれる。このようにして油中の異
物9が排出される。
受本体4から排出して前記不具合を防止できる。すなわ
ち、クランクシャフト1の外周面と軸受本体4の内周面
との間に介在された油は、図3で示すように、クランク
シャフト1の回転にともないその回転方向Aへ流れる。
この流れにより、異物排出溝5〜8内の油に渦が発生す
る。前記クランクシャフト1と軸受本体4との間隙に入
り込んだ異物9は、前記油の流れに沿い異物排出溝5〜
8に近づく。この際、異物9は異物排出溝5〜8の中で
発生している渦に巻き込まれ、同異物排出溝5〜8を通
って軸受本体4外へ導かれる。このようにして油中の異
物9が排出される。
【0017】また、クランクシャフト1の油穴2内の異
物9は、上記と同様に軸受本体4外へ排出される他、油
穴2から直接異物排出溝5〜8に入り排出される場合も
ある。特に、大きな粒径の異物9はクランクシャフト1
と軸受本体4との隙間に入ることができないため、油穴
2から断面積の大きな異物排出溝5内へ入り、軸受本体
4外へ排出される。
物9は、上記と同様に軸受本体4外へ排出される他、油
穴2から直接異物排出溝5〜8に入り排出される場合も
ある。特に、大きな粒径の異物9はクランクシャフト1
と軸受本体4との隙間に入ることができないため、油穴
2から断面積の大きな異物排出溝5内へ入り、軸受本体
4外へ排出される。
【0018】ところで、前記異物9の排出作用が行われ
る際には、非荷重部位Cからクランクシャフト1の回転
方向前方の荷重部位Bへ向けて断面積が漸減する異物排
出溝5〜8により、比較的粒径の大きなものから順に異
物9が排出される。つまり、比較的粒径の大きな異物9
は断面積の大きな異物排出溝5から集中的に排出され、
異物9の粒径が小さくなるに従い、断面積の漸減する異
物排出溝6〜8から排出される。この際、粒径の小さな
異物9は複数の異物排出溝5〜8により繰り返し排出作
用を受ける。従って、全ての異物排出溝5〜8の断面積
を大きくしなくても、比較的粒径の大きなものから極め
て粒径の小さなものまで確実に異物9が異物排出溝5〜
8から排出される。このため、異物9が軸受本体4の荷
重部位Bにまで至ることがなく、上記のアブレーシブ摩
耗や焼付きが未然に防止される。
る際には、非荷重部位Cからクランクシャフト1の回転
方向前方の荷重部位Bへ向けて断面積が漸減する異物排
出溝5〜8により、比較的粒径の大きなものから順に異
物9が排出される。つまり、比較的粒径の大きな異物9
は断面積の大きな異物排出溝5から集中的に排出され、
異物9の粒径が小さくなるに従い、断面積の漸減する異
物排出溝6〜8から排出される。この際、粒径の小さな
異物9は複数の異物排出溝5〜8により繰り返し排出作
用を受ける。従って、全ての異物排出溝5〜8の断面積
を大きくしなくても、比較的粒径の大きなものから極め
て粒径の小さなものまで確実に異物9が異物排出溝5〜
8から排出される。このため、異物9が軸受本体4の荷
重部位Bにまで至ることがなく、上記のアブレーシブ摩
耗や焼付きが未然に防止される。
【0019】また、本実施例では異物排出溝5〜8のう
ち比較的断面積の大きなものを、非荷重部位Cにおい
て、クランクシャフト1及び軸受本体4内面間の間隙の
大きな部位(例えばクラッシリリーフ部)に形成してい
るので、同部位の軸受本体4の強度が異物排出溝5によ
って損なわれることはない。
ち比較的断面積の大きなものを、非荷重部位Cにおい
て、クランクシャフト1及び軸受本体4内面間の間隙の
大きな部位(例えばクラッシリリーフ部)に形成してい
るので、同部位の軸受本体4の強度が異物排出溝5によ
って損なわれることはない。
【0020】さらに、本実施例では前述のように異物排
出溝5〜8の断面積を非荷重部位Cから荷重部位Bへ向
けて漸減させているので、同異物排出溝5〜8の断面積
を全て大きくした場合に比べ、油の流出量を必要最低限
度に抑えて、軸受の油膜形成能力を確保することができ
る。
出溝5〜8の断面積を非荷重部位Cから荷重部位Bへ向
けて漸減させているので、同異物排出溝5〜8の断面積
を全て大きくした場合に比べ、油の流出量を必要最低限
度に抑えて、軸受の油膜形成能力を確保することができ
る。
【0021】なお、前記異物排出溝5〜8は、主にクラ
ンクシャフト1加工時の加工粉からなる異物9を、同ク
ランクシャフト1と軸受本体4との隙間から排出するた
めのものであるが、エンジン運転中にオイルフィルタを
通り抜けた粒子(摩耗粉等)の排出にも効果がある。従
って、前記異物排出溝5〜8によってすべり軸受に溜ま
る異物9の量を大幅に低減することができる。
ンクシャフト1加工時の加工粉からなる異物9を、同ク
ランクシャフト1と軸受本体4との隙間から排出するた
めのものであるが、エンジン運転中にオイルフィルタを
通り抜けた粒子(摩耗粉等)の排出にも効果がある。従
って、前記異物排出溝5〜8によってすべり軸受に溜ま
る異物9の量を大幅に低減することができる。
【0022】本発明は前記実施例の構成に限定されるも
のではなく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱し
ない範囲で任意に変更してもよい。 (1)前記実施例では異物排出溝5〜8の断面形状を略
直角三角形としたが、この断面形状を図6で示すような
半円形としたり、図7で示すような四角形としたりして
もよい。さらには、この断面形状を直角三角形以外の三
角形、例えば、正三角形や二等辺三角形等に変更しても
よい。 (2)前記実施例における異物排出溝5〜8の数や深さ
dや幅wを適宜変更してもよい。 (3)本発明はクランクシャフト1以外にもコネクティ
ングロッド、カムシャフト等を支持するためのすべり軸
受にも適用することができる。 (4)本発明は一部材で円筒状をなすいわゆるブッシュ
型のすべり軸受にも適用することができる。
のではなく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱し
ない範囲で任意に変更してもよい。 (1)前記実施例では異物排出溝5〜8の断面形状を略
直角三角形としたが、この断面形状を図6で示すような
半円形としたり、図7で示すような四角形としたりして
もよい。さらには、この断面形状を直角三角形以外の三
角形、例えば、正三角形や二等辺三角形等に変更しても
よい。 (2)前記実施例における異物排出溝5〜8の数や深さ
dや幅wを適宜変更してもよい。 (3)本発明はクランクシャフト1以外にもコネクティ
ングロッド、カムシャフト等を支持するためのすべり軸
受にも適用することができる。 (4)本発明は一部材で円筒状をなすいわゆるブッシュ
型のすべり軸受にも適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
数の異物排出溝を軸受本体内面の非荷重部位に形成する
とともに、軸と軸受本体との間において前記非荷重部位
から軸の回転方向前方の荷重部位へ向けて漸減する間隙
に応じて、前記異物排出溝の断面積を前記回転方向前方
の荷重部位へ向けて漸減させたので、軸受本体の充分な
強度と油膜形成能力とを確保しつつ、種々の粒径の異物
を軸受本体外へ確実に排出することができるという優れ
た効果を奏する。
数の異物排出溝を軸受本体内面の非荷重部位に形成する
とともに、軸と軸受本体との間において前記非荷重部位
から軸の回転方向前方の荷重部位へ向けて漸減する間隙
に応じて、前記異物排出溝の断面積を前記回転方向前方
の荷重部位へ向けて漸減させたので、軸受本体の充分な
強度と油膜形成能力とを確保しつつ、種々の粒径の異物
を軸受本体外へ確実に排出することができるという優れ
た効果を奏する。
【図1】本発明を具体化した一実施例のすべり軸受によ
ってクランクシャフトを支持した状態を示す正面図であ
る。
ってクランクシャフトを支持した状態を示す正面図であ
る。
【図2】一実施例におけるすべり軸受の斜視図である。
【図3】図1における異物排出溝部分の拡大図である。
【図4】一実施例のすべり軸受において、異物排出溝部
分の拡大正面図である。
分の拡大正面図である。
【図5】油中の異物の粒径分布を示すグラフである。
【図6】異物排出溝の形状の別例を示す図である。
【図7】異物排出溝の形状の別例を示す図である。
1…軸としてのクランクシャフト、4…軸受本体、5〜
8…異物排出溝、9…異物、B…荷重部位、C…非荷重
部位
8…異物排出溝、9…異物、B…荷重部位、C…非荷重
部位
Claims (1)
- 【請求項1】 油を介して軸を回転自在に支持し、かつ
その軸からの荷重を受ける荷重部位と同荷重を受けない
非荷重部位とからなる軸受本体を備え、その軸受本体の
内面には軸方向へ延びる複数条の異物排出溝を形成し、
前記油中に含有される異物を同異物排出溝から軸受本体
外へ導出させるようにしたすべり軸受であって、 前記複数条の異物排出溝を軸受本体内面の非荷重部位に
形成するとともに、軸と軸受本体との間において前記非
荷重部位から軸の回転方向前方の荷重部位へ向けて漸減
する間隙に応じて、前記異物排出溝の断面積を前記回転
方向前方の荷重部位へ向けて漸減させたことを特徴とす
るすべり軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1138292A JP2970171B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | すべり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1138292A JP2970171B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | すべり軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05202936A true JPH05202936A (ja) | 1993-08-10 |
JP2970171B2 JP2970171B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=11776464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1138292A Expired - Lifetime JP2970171B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | すべり軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2970171B2 (ja) |
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1992
- 1992-01-24 JP JP1138292A patent/JP2970171B2/ja not_active Expired - Lifetime
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