JP6235207B2 - カメラヘッド用カバー - Google Patents

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本発明は、各種管内へ送り込まれるカメラのヘッドに取り付けられるカバーに関するものであり、特に、水道管内へ送り込まれるカメラのヘッドに取り付けられるカバーに関するものである。
配水管、送水管、および導水管などの水道管は、多数の管が順次接続されて構成されている。これら各管について説明すると、たとえば、図24に示すように、各管201は、円筒状とされ、その基端部は、拡径しており、さらにフランジ部203が形成されている。一方、各管201の先端部には、円環状のフランジ部205がはめ込まれて固定されている。
隣接する管201A,201B同士は、一方の管201Aの基端部に、他方の管201Bの先端部がはめ込まれてフランジ部203,205同士がボルト207により固定されて接続されている。
ところで、各管201の内部は、防食のために、コーティングされている場合があるが、年数が経過することで、はがれるおそれがある。また、管201が順次接続されて構成される水道管は、図25に示すように、地震などの振動により管201A,201B同士の接続箇所にずれが生じる場合がある。
そこで、近年、管内のコーティングの剥がれの有無や、管同士の接続箇所を確認するため、管内部にカメラを送り込み、調査することがある。
しかしながら、カメラで管内を調査する場合、カメラは管路に沿って移動するため、管の底部や内周面を近くで確認することは困難であった。つまり、カメラは、管の軸方向に沿って撮影し、カメラが位置する場所から離れた部分を映すため、管の内周面を詳しく確認することは困難であった。そのため、管内のコーティングが剥がれているか否かの確認が難しく、さらには、どの程度の範囲で剥がれているのかを詳しく把握することが難しかった。
また、通常、カメラにより対象物を見てモニターに映し出す場合、モニターに映し出された映像をもとに、カメラとその対象物との距離を把握することは困難である。そのため、管同士がずれているか否かを把握することはできても、どの程度ずれているかを正確に把握することは困難であった。よって、多数の箇所で、ずれが発生している場合、工事の優先順位をつけることができず、緊急性を要する場所の工事が後回しになり、その間に完全に管同士が離れてしまい漏水するおそれがあった。
本発明が解決しようとする課題は、管内部を詳しく確認することができ、さらには、管同士の接続箇所において、管同士のずれの大きさを正確に把握するのに使用可能なカメラヘッド用カバーを提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、カメラヘッドに取り付けられる本体と、この本体に設けられ、鏡面部を有する確認部材とを備え、前記カメラヘッドは、前記鏡面部を撮影し、前記カメラヘッドは、前記本体に収容され、前記鏡面部には、前記本体の開口部を介して外部が映し出され、前記本体の前方上部に前記確認部材が設けられ、前記カメラヘッドは、前記確認部材の前記鏡面部の映像と、前記本体の前方下部を介して外部を撮影し、前記開口部は、前記本体の幅方向に離隔して2カ所形成されており、各開口部には、幅方向に対応した位置に凹部が形成されており、前記鏡面部には、前記凹部が常時映し出されることを特徴とするカメラヘッド用カバーである。
請求項に記載の発明は、前記本体は、下部が上部より重く形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラヘッド用カバーである。
請求項に記載の発明は、前記本体の前端部は、前記本体が水平面に載置された状態において、水平面との間に隙間が生じることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のカメラヘッド用カバーである。
請求項に記載の発明は、前記カメラヘッドは、前記本体が水平面に載置された際、斜め上方へ向くよう前記本体に収容されることを特徴とする請求項1から請求項までのいずかに記載のカメラヘッド用カバーである。
さらに、請求項に記載の発明は、請求項2から請求項までのいずれかに記載のカメラヘッド用カバーを装着されたカメラヘッドを使用して、管同士の接続箇所におけるズレを測定する方法であって、管路に沿って前記カメラヘッドを送り込み、前記接続箇所を越える位置まで前記カメラヘッドを送り込む第一工程と、前記カメラヘッドに接続されたカメラケーブルを引き戻し、前記開口部または前記凹部を介して一方の管の端部が前記鏡面部に映し出される位置に前記カメラヘッドを配置する第二工程と、前記カメラケーブルを引き戻し、前記開口部または前記凹部を介して他方の管の端部が前記鏡面部に映し出される位置に前記カメラヘッドを配置する第三工程と、前記第三工程において引き戻した前記カメラケーブルの長さを測定する第四工程とを含むことを特徴とする管同士の接続箇所におけるズレの測定方法である。

本発明によれば、管内の状況を正確に把握することができる。また、管同士のズレの大きさを正確に把握することもできる。
本発明のカメラヘッド用カバーの一実施例を示す正面図である。 図1のカメラヘッド用カバーの側面図である。 図1のカメラヘッド用カバーの平面図である。 図1のカメラヘッド用カバーの斜視図であり、背面側から見た状態を示している。 図2の縦断面図である。 図1のカメラヘッド用カバーの分解斜視図である。 図1のカメラヘッド用カバーの下側部材の平面図である。 図1のカメラヘッド用カバーの上側部材の斜視図である。 図8の上側部材に確認部材を取り付けた状態を示す図である。 確認部材の鏡面部の一部を示す図である。 図1のカメラヘッド用カバーにカメラヘッドを収容した状態を示す図である。 水道管に縦管部が設けられた状態を示す縦断面図である。 挿入具の一例を示す図であり、補修弁に取り付けられた状態を示す縦断面図である。 図13の一部拡大図である。 挿入具のホルダーおよび案内部材を示す図であり、案内部材がホルダーに対して傾斜している状態を示す斜視図である。 ホルダーの下端部が配水管の管底に到達した状態を示す図である。 図1のカメラヘッド用カバーが装着されたカメラヘッドを、管同士の接続箇所を越える位置まで送り込んだ状態を示す図である。 図17の状態から、カメラヘッドを隣接する管の内、一方の管の端部に配置した状態を示す図である。 図18の状態におけるカメラヘッド用カバーを示す図であり、下側部材のみを示している。 図18の状態におけるカメラヘッド用カバーを示す図であり、カメラヘッドを省略して示している。 図18の状態における確認部材の一部を示す図である。 図18の状態から、カメラヘッドを隣接する管の内、他方の管の端部に配置した状態を示す図である。 確認部材の変形例を示す図である。 管同士が接続された状態を示す図である。 図24の状態から管がずれた状態を示す図である。
以下、本発明のカメラヘッド用カバーの一実施例について図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜図4は、本発明のカメラヘッド用カバーの一実施例を示す図であり、図1は正面図、図2は側面図、図3は平面図、図4は斜視図である。
図5は、図2の縦断面図である。
本実施例のカメラヘッド用カバー1は、カメラヘッドが収容される本体3と、この本体3に設けられる確認部材5とを備える。
本体3は、略円筒形状とされ、その先端部3aは前方へ行くに従って縮径する円錐台状に形成されており、基端部3bは後方へ行くに従って縮径する円錐台状に形成されている。
本体3は、図2に示すように、尻下がりになるように、下端部が切り欠かれている。つまり、本体3は、その軸線Lが前方へ行くに従ってやや上方へ傾斜するように、下端部が切り欠かれている。より具体的には、本体3をその軸線Lが水平となるように配置した状態において、本体3の下端部の前端部7は、後方へ行くに従って下方へ傾斜する傾斜面に形成され、本体3の下端部の後部9は、後方へ行くに従って上方へ傾斜する傾斜面に形成されている。さらに、本体3の円錐台状の先端部3aは、その下端部11が、後方へ行くに従って下方へ傾斜する傾斜面に形成されている。
本体3は、図2に示すように、水平面Gに載せ置かれた際、本体3の下端部の後部9が接地し、その軸線Lが前方へ行くに従って上方へ向くよう配置される。
また、本体3を水平面に載置した状態では、本体3の下端部の前端部7は、水平面Gとの間に隙間が生じている。
本体3の周側壁には、幅方向(径方向)に離隔して、一対の矩形状の開口部15,15が形成されている。各開口部15は、本体3の下端部付近にまで形成されている。
また、各開口部15の前方下側の角部は、周方向に沿って幅方向内側へ半円形状に切り欠かれて凹部17が形成されている。
つまり、各開口部15には、幅方向に対応した位置に、それぞれ凹部17が形成されている。
図5に示すように、本体3の内穴19は、軸方向前端部21が中央部23より小径とされ、前端部21と中央部23との境界部には段部25が形成されている。
また、内穴19の軸方向後端部27は、中央部23より小径に形成されている。
本実施例では、開口部15は、内穴19の軸方向前端部21と中央部23をまたぐように形成され、開口部15の中央部に段部25が配置されている。また、凹部17は、内穴19の軸方向前端部21に形成されている。
本実施例では、本体3は、上下に分割可能な構成とされ、下側部材31に上側部材33が重ね合わされて構成される。
図6は、図1のカメラヘッド用カバーの分解斜視図である。
図7は、下側部材の平面図である。
図8は、上側部材の斜視図である。
図9は、上側部材に確認部材を取り付けた状態を示す図である。
本体3の下側部材31は、断面略半円形状とされる。
下側部材31の上面には、本体3の内穴19(21,23,27)の下部を構成する断面半円形状の溝21a,23a,27aが軸方向に沿って形成されている。
下側部材31の周側壁には、幅方向(径方向)に離隔して、各開口部15の下部を構成する一対の矩形状の切欠部15a,15aが形成されている。
また、この切欠部15aの前方の下側の角部に、凹部17が形成されている。
さらに、下側部材31の下端部内周面には、凹部17,17間に、3つの印34が幅方向に離隔して、平面視において同一直線上に設けられている。図示例では、各印34は、丸穴とされている。
本体3の上側部材33は、断面略半円形状とされる。
上側部材33の下面には、本体3の内穴19の上部を構成する断面半円形状の溝21b,23b,27bが軸方向に沿って形成されている。
上側部材33の周側壁には、幅方向(径方向)に離隔して、各開口部15の上部を構成する一対の矩形状の切欠部15b,15bが形成されている。
上側部材33の前端部の内周面には、幅方向に離隔して一対の溝35,35が対向して形成されている。
各溝35は、傾斜して形成されており、具体的には、後方へ行くに従って上方へ延出して形成されている。
図9に示すように、確認部材5は、金属製の矩形状の板片とされ、その表面5aは鏡面仕上げされて鏡面部とされている。
確認部材5は、その幅方向両端部がそれぞれ上側部材33の溝35,35にはめ込まれて取り付けられる。
確認部材5が上側部材33に取り付けられた状態では、確認部材5は、上方へ行くに従って後方へ延出するよう傾斜して設けられている。
確認部材5が取り付けられた上側部材33を、下側部材31に重ね合わせた状態で、上側部材33の幅方向両端部から下側部材31にネジ37がねじ込まれることで両部材31,33が固定されて、本体3が構成される。
このような構成の本体3は、その内穴19の前方開口部の上部が、確認部材5により塞がれている。
図10は、確認部材の鏡面部の一部を示す図である。
図10に示すように、確認部材5の鏡面部5aには、常時、各開口部15の端縁の一部、および凹部17が映し出されており、さらに、開口部15,15および凹部17,17を介して本体3の外部が映し出される。
また、本実施例では、下側部材31はステンレスなどの金属で形成されており、上側部材33はポリプロピレンなどのプラスチックで形成されており、上側部材33より下側部材31のほうが重く構成されている。
これにより、本体3は、周方向に回転したとしても、上下が元の位置に戻る。
図11は、本体にカメラヘッドを収容した状態を示す図である。
本実施例のカメラヘッド用カバー1が適用されるカメラCは、カメラヘッドCHと、このカメラヘッドCHに接続されるカメラケーブルCCとを有する。
カメラヘッドCHは、略円柱形状とされ、その直径は、たとえば、3cmとされる。
カメラヘッドCHは、その中央部にレンズが配置され、その周囲に複数の照明用のLEDが設けられて構成されている。
また、カメラケーブルCCは、可撓性を有すると共に、比較的剛性を有したものとされ、外周面が滑らかとされている。
カメラヘッド用カバー1をカメラヘッドCHに取り付ける場合、本体3の内穴19の軸方向中央部23にカメラヘッドCHを収容するようにして、上側部材33を下側部材31に固定すればよい。
カバー1が取り付けられたカメラヘッドCHは、本体3の段部25と内穴19の軸方向後端部27により、本体3に対する前後方向の移動が規制される。また、カメラヘッドCHにカバー1が取り付けられた状態において、確認部材5はカメラヘッドCHの前方に位置している。
カバー1が取り付けられたカメラヘッドCHは、本体3を水平面に載置した際、斜め上方へ向けられて配置される。
カメラケーブルCCには、カメラヘッドCHからの映像を映し出すモニターや、映像を記録する録画機器等が接続される。
カメラヘッドCHは、本体3の内穴19の前方開口部の下部を介して外部を見た映像を撮影すると共に、確認部材5の鏡面部5aに映し出される映像を撮影し、モニターには各映像が映し出される。
次に、本実施例のカメラヘッド用カバー1が装着されたカメラにより管の接合部分におけるズレを測る方法について説明する。
本実施例のカバー1が装着されたカメラは、挿入具により各種管内へ挿入される。
挿入具の構成は、特に問わないが、以下では、不断水で水道管内にカメラを送る場合の挿入具の一例について、まず説明する。なお、以下における水道管は、上水道配水管とされる。
図12は、水道管に縦管部が設けられた状態を示す縦断面図である。
水道管には、適宜、上方へ分岐して縦管部が設けられている。
具体的には、水道管は、多数の管201が順次接続されて構成される一方、図12に示すように、上方へ延出する縦管51を有する略T字形の管53が、適宜接続されている。この管53の縦管51に補修弁55などを介して消火栓Hが接続されて縦管部Tが構成されている。なお、図示例では、縦管部Tを構成する消火栓Hや補修弁55などは、地下に形成されたボックスB内に収容されている。
挿入具は、これら補修弁55や消火栓Hなどの縦管部Tから管201内へカメラを送り込むことが可能であるが、ここでは、挿入具を使用して補修弁55からカメラを送り込む場合について説明する。
図13は、挿入具の一例を示す図であり、補修弁に取り付けられた状態を示す縦断面図である。
補修弁55は、スライド式補修弁などでもよいが、図示例では、ボール式補修弁とされている。ボール式補修弁55は、弁箱57と、この弁箱57に回転可能に収容されるボール59とを有する。弁箱57は、縦管51の上端部に接続される。
一方、弁箱57の上端部には、本実施例の挿入具の設置前には、図12に示すように、通常、消火栓Hが接続されている。また、弁箱57には、図13に示すように、上下方向に貫通して管路61が設けられており、この管路61の中途にボール59が回転可能に配置されている。ボール59には、直径方向に貫通穴63が形成されており、この貫通穴63の直径は、前記管路61の直径と対応している。このような構成であるから、ボール59を開閉操作するレバー65によりボール59の貫通穴63の向きを弁箱57の管路61に沿って上下方向に配置するか(図16)、あるいは管路61と垂直な横方向に配置するかにより(図13)、補修弁55の開閉が可能とされる。
挿入具は、補修弁55を閉じて縦管51を止水し、その状態で補修弁55から消火栓Hが取り外された後に、補修弁55に取り付けられる。
図14は、図13の一部拡大図である。
図15は、ホルダーおよび案内部材を示す図であり、案内部材がホルダーに対して傾斜している状態を示す斜視図である。
挿入具は、補修弁55に着脱可能に取り付けられる取付部材67と、この取付部材67に水密状態で上下動可能に設けられる挿入部材69と、この挿入部材69の下端部に設けられ、カバー1が装着されたカメラヘッドCHを収容可能なホルダー71と、このホルダー71に回転可能に保持される案内部材73とを主要部に備える。
取付部材67は、円筒状とされ、軸線を上下に配置して補修弁55に取り付けられる。
取付部材67の軸方向中途部には、水平に延出して開閉弁付き排水管75が接続されている。
取付部材67の上端部には、止水部77が設けられており、この止水部77を介して挿入部材69が取付部材67に水密状態で差し込まれる。
止水部77は、取付部材67の上端部に載せ置かれる蓋体79と、この蓋体79に設けられるパッキン81と、このパッキン81を固定するパッキン押え83とを有する。蓋体79は、略円板形状とされ、取付部材67の上端部に載せ置かれて取付部材67のフランジにボルト(不図示)で固定される。また、蓋体79の中央部には、軸方向に沿って段付き穴85が貫通して形成されている。この段付き穴85の内、上側の大径穴85aに円環状のパッキン81が収容される。
そして、パッキン81の上方から段付き円筒状のパッキン押え83が載せ置かれて、蓋体79にパッキン押え83がネジ(不図示)で固定される。
これにより、パッキン81が蓋体79に対して位置決めされて保持される。
挿入部材69は、細長い円筒形状とされ、蓋体79の段付き穴85の内、下側の小径穴85bに対応した外径とされる。
挿入部材69は、止水部77の蓋体79の段付き穴85に差し込まれて、水密状態で取付部材67に上下に進退可能に設けられる。
つまり、挿入部材69は、パッキン押え83の中央穴、パッキン81の中央穴に差し込まれて取付部材67内へ導入される。この状態では、蓋体79の内周面と、挿入部材69の外周面との間がパッキン81により水密状態に維持され、しかも挿入部材69は、蓋体79および取付部材67に対して上下に進退可能である。
また、挿入部材69の上端部には、水平に延出して開閉弁付き排水管87が接続されている。
挿入部材69の下端部には、図15に示すように、前後方向に貫通して4つのピン穴89が形成されている。
ホルダー71は、細長い筒形状とされ、挿入部材69の下端部に着脱可能に取り付けられる。本実施例では、ホルダー71は、金属製の円筒形状とされ、その上端部は、若干縮径して上方へ円筒状に突出しており、挿入部材69へ差し込まれる差込部91とされている。
差込部91には、前後方向に貫通して4個のピン穴93が形成されている。この各ピン穴93は、差込部91が挿入部材69の下端部にはめ込まれた際に、挿入部材69の前記各ピン穴89と対応する位置に形成されている。
本実施例では、ホルダー71の外径は、挿入部材69の外径とほぼ同じとされている。
ホルダー71の下端部には、下方へ開口する矩形状の切欠き部95が形成されている。具体的には、ホルダー71の下端部には、図14および図15において、その周側壁の左部分が上下方向に沿って切り欠かれて切欠き部95が形成されている。これにより、ホルダー71の下端部は、横断面略C字形の溝状に形成されている。
なお、このホルダー71に形成された切欠き部95の前後寸法xは、カバー1の外径より若干大径とされる。
また、ホルダー71の下端部には、切欠き部95に対向する位置に、矩形状の貫通穴97が形成されている。
このホルダー71の下端部に、案内部材73が回動可能に保持される。
案内部材73は、断面略円弧状で細長く、換言すれば、断面略円弧状の溝形に形成されている。また、案内部材73の先端部73aは、略四分の一の球面状に形成されており、先端側へ行くに従って幅が細くなるように形成されている。具体的には、案内部材73の先端部73aは、スプーンの先端形状に形成されている。
本実施例では、案内部材73の基端部は、その前後両端辺が切り欠かれて、先端側より若干溝が浅く形成されており、ホルダー71内に差し込み可能な大きさとされる。
案内部材73は、ホルダー71の下端部に配置されてピン99によりホルダー71に回動可能に取り付けられる。
本実施例では、案内部材73は、その円弧状溝101を左側へ向けた状態で、基端部がホルダー71の溝状下端部103内に配置される。
そして、案内部材73の基端部の前後各端部(開放両端部)と、ホルダー71の溝状下端部103の前後各端部とを架け渡すように、前後方向に沿ってそれぞれピン99,99が設けられ、案内部材73の基端部が、ホルダー71の下端部に回動可能に保持される。
具体的には、案内部材73の基端部の前後各端部に、前後方向外側へ突出してピン99がそれぞれ設けられ、この各ピン99の先端部がホルダー71の溝状下端部103の前後両端部に形成された各穴105に回転可能にはめ込まれて、案内部材73がホルダー71に取り付けられる。
本実施例では、案内部材73は、ホルダー71の切欠き部95とは逆側の内周面に近接して配置される。つまり、案内部材73は、図13および図14において、ホルダー71の右側に近接して配置される。また、本実施例では、各ピン99は、ホルダー71の軸心より右側へ配置されている。
このようにホルダー71に取り付けられた案内部材73は、垂下した状態において、ホルダー71の下端部より下方へ延出している。また、案内部材73は、垂下した状態においてその円弧状溝101が上下方向に沿って配置される。
ところで、案内部材73の基端部には、当接部材107が溶接により一体的に取り付けられている。
当接部材107は、湾曲した丸棒状とされ、案内部材73の基端部に固定されている。具体的には、当接部材107は、ピン99より上方位置で、案内部材73の基端部の前後方向中央部内面に沿って配置されて固定されている。
ホルダー71の溝状下端部103に、誘導部材109が固定されている。具体的には、誘導部材109は、湾曲した丸棒状とされ、ホルダー71の下端部の貫通穴97の直上に、ホルダー71の内周面に沿って固定されている。
なお、図示例では、案内部材73とホルダー71とを連結するピン99が折れるなどして破損した場合でも、ホルダー71からの案内部材73の脱落を防止する脱落防止具111が設けられている。
ホルダー71は、その差込部91が挿入部材69の下端部にはめ込まれ、丸棒状のピン115が前後方向に沿って各ピン穴89,93にそれぞれ差し込まれて、挿入部材69に固定される。
このピン115の一端部には、周方向に沿って環状溝117が形成されており、他端部には、径方向外側へ突出してツバ部119が形成されている。ピン115の環状溝117にEリング121がはめ込まれることで、ツバ部119とEリング121によりピン115の軸方向の移動が規制され、ひいては挿入部材69にホルダー71が固定される。
このように、挿入部材69に設けられたホルダー71は、図13および図14に示すように、取付部材67内に収容され、取付部材67の上端部まで引き上げられた状態において、ホルダー71および案内部材73は取付部材67から下方へ延出しない。
挿入部材69に取り付けられるホルダー71内には、予め、カメラが配置される。具体的には、カバー1を装着したカメラヘッドCHを下方へ向けて、予めホルダー71内にカメラが配置される。
取付部材67内にホルダー71が収容された状態では、カバー1が装着されたカメラヘッドCHは、ホルダー71の溝状下端部103に配置され、案内部材73より上方に配置される。
なお、取付部材67内にホルダー71が収容された状態では、カメラヘッドCHは、誘導部材109より上方に配置されている。
また、カメラケーブルCCは、挿入部材69の上端部に設けられる止水部125を介して挿入部材69およびホルダー71内に導入されている。
本実施例では、挿入部材69の上端部に径方向外側へ延出してフランジ127が形成されており、この挿入部材69の上端部に止水部125が載せ置かれて固定される。
止水部125は、挿入部材69の上端部に載せ置かれる蓋体129と、この蓋体129に設けられる円環状のパッキン131と、このパッキン131を位置決め固定するパッキン押え133とを有し、取付部材67の上端部に設けられた止水部77と同様の構成であるので、詳細は省略する。
カメラケーブルCCは、パッキン押え133の中央穴およびパッキン131の中央穴に差し込まれて、挿入部材69内へ導入される。この状態では、蓋体129の内周面と、カメラケーブルCCの外周面との間が水密状態に維持され、しかも蓋体129および挿入部材69に対してカメラケーブルCCが上下に進退可能とされる。
また、カメラケーブルCCは、ホルダー71の差込部91に通される際、ピン115によりホルダー71内の右側に寄せられており、カバー1もホルダー71内の右側に近接または当接して配置される。
カメラケーブルCCは、挿入部材69の外部においてドラムに巻かれており、その端部には、カメラヘッドCHからの映像を映し出すモニターや録画機器が設けられている。
また、挿入部材69の上端部に形成されたフランジ127には、棒状のハンドル137の一端部が固定されて、ハンドル137が水平に保持されている。図示例では、フランジ127に二本のハンドル137が設けられている。
次に、図25に示すように、管同士の接続箇所においてズレが生じている場合に、挿入具により不断水でカメラを配水管内に送り、管同士の接続箇所のズレを測定する方法について説明する。
図13に示すように、取付部材67を補修弁55に固定した後、補修弁55を開ける。これにより、補修弁55を介して取付部材67および挿入部材69内に水が進入する。
取付部材67と挿入部材69との間、および挿入部材69とカメラケーブルCCとの間は、パッキン81,131によりそれぞれ封止されていることで、外部に対する水密性が維持され、水が外部に漏れ出ることはない。
なお、取付部材67および挿入部材69の排水管75,87の各開閉弁は閉鎖状態とされる。
補修弁55を開けた状態で、挿入部材69を取付部材67に対して下方へ押し込んでいく。カメラヘッドCHを配水管の下流側(図13において左側)へ送り込みたい場合には、案内部材73の溝101を左側へ向けた状態で挿入部材69を取付部材67に対してまっすぐに押し込んでいけばよい。
挿入部材69を押し込んでいくことで、カメラヘッドCHを収容したホルダー71は、補修弁55のボール59の貫通穴63および縦管51を通って配水管内へ進入する。
挿入部材69を押し込んでいき、案内部材73の先端部73aが管底に近づいたことをモニターにより確認したら、挿入部材69の押し込みを一旦止める。そして、挿入部材69およびホルダー71に対してカメラケーブルCCを少し押し込む。
この際、カバー1が装着されたカメラヘッドCHは、誘導部材109を乗り上げることで、若干左斜め下側へ向いて下方へ移動する。そして、さらにカメラヘッドCHが下方へ移動することで、カメラヘッドCHが、案内部材73の円弧状溝101内へ進入して、当接部材107に当接する。
そして、カバー1が当接部材107を押圧することで、案内部材73は、ピン99回りに回動し、その先端部73aが左側へ移動して若干傾斜した状態となる。
カバー1が当接部材107に当接した状態では、案内部材73は傾斜した状態が維持される。
カバー1が当接部材107に当接して、案内部材73が若干傾斜した状態においても、案内部材73はホルダー71の下端部より下方へ延出している。このように、案内部材73が傾斜した状態で、再び挿入部材69を下方へ押し込む。
図16は、ホルダーの下端部が配水管の管底に到達した状態を示す図である。
案内部材73を傾斜させた状態で、挿入部材69をさらに下方へ押し込むと、案内部材73の先端部73aが管底に接触する。案内部材73の先端部73aが管底に接触した後、さらに、挿入部材69を下方へ押し込むと、案内部材73はさらに回動して展開し、図16に示すように、案内部材73の先端部73aが管底に接地した状態でホルダー71の下端部が管底に到達する。
ホルダー71の下端部が管底に接触した状態では、挿入部材69をそれ以上押し込むことができない。そして、この状態では、案内部材73の先端部73a外面も管底に接触しており、案内部材73の先端は、管底とほぼ平行に水平状態に配置される。
本実施例では、カバー1が当接部材107に当接して、案内部材73が若干傾斜した状態においても、案内部材73がホルダー71の下端部より下方へ延出していることで、ホルダー71の下端部が管底に到達した状態において案内部材73が充分に展開することができる。
なお、案内部材73は、ホルダー71に対して展開する際、その基端部がホルダー71の貫通穴97に突入する。
このように、ホルダー71の下端部が管底に到達した状態で、挿入部材69の上下動を規制する。
本実施例では、図13に示すように、挿入部材69が取付部材67に挿入される際に、予め、止水部77の蓋体79に二本の棒材141,141を立設しておき、この棒材141に板材143を略水平に取り付けておく。この板材143には、挿入部材69が通される穴143aが形成されており、挿入部材69は、板材143の穴143aに通された状態で取付部材67内に挿入される。
そして、ホルダー71の下端部が管底に当接した状態において、図16に示すように、挿入部材69に二割可能な環状のリング145が装着されて挿入部材69に固定される。この際、リング145は、板材143の直下に配置されるように挿入部材69に固定される。
このような構成により、挿入部材69が水圧により上昇しようとしても、リング145が板材143に当接することで、挿入部材69の上動が規制される。
また、本実施例では、蓋体129に、柱材151が立設されており、この柱材151には、カメラケーブルCCに近接して三角形状の基準材153が設けられている。
挿入部材69が、取付部材67に対して上下動が規制された状態において、モニターに映し出されるカメラヘッドCHの映像を見ながらカメラケーブルCCを操作して、カバー1が装着されたカメラヘッドCHを管路に沿って進行させる。カメラヘッドCHは、本体3の内穴19の前方開口部の下部を介して管路内を撮影すると共に、確認部材5の鏡面部5aを撮影する。
図17は、カバーが装着されたカメラヘッドを、管同士の接続箇所を越える位置まで送り込んだ状態を示す図である。
調査すべき管201,201同士の接続箇所をモニターにより発見したなら、まず、カバー1を装着されたカメラヘッドCHを、図17に示すように、管201,201同士の接続箇所を越える位置まで送り込む。
図18は、カメラヘッドを、隣接する管の内、一方(奥側)の管の端部に配置した状態を示す図である。
図19は、図18の状態におけるカメラヘッド用カバーを示す図であり、下側部材のみを示し、他は省略して示している。
図20は、図18の状態におけるカメラヘッド用カバーを示す図であり、カメラヘッドを省略して示している。
図21は、図18の状態における確認部材の一部を示す図であり、鏡面部に管の端部が映し出された状態を示している。
次に、カメラケーブルCCを引いてカメラヘッドCHを引き戻す。そして、鏡面部5aに映し出された凹部17に、一方(奥側)の管201Aの端部E1が映し出される位置までカメラヘッドCHを引き戻したなら、カメラケーブルCCの操作を止める。
具体的には、管内を走行するカバー1の確認部材5の鏡面部5aには、開口部15の周縁の一部と、凹部17が映し出され、さらに開口部15と凹部17を介して管の内周面が映し出されており、これらはモニターで確認することができる。
そして、図17の状態からカメラケーブルCCを引いて、カメラヘッドCHを引き戻し、カメラヘッドCHが、管201Aの端部E1付近に到達すると、開口部15を介して管201Aの端部E1が鏡面部5aに映し出され、モニターにも映される。
さらに、図19および図20に示すように、凹部17が管201Aの端部E1の位置に到達すると、図21に示すように、鏡面部5aに映し出されている凹部17に、管201Aの端部E1が映し出される。この状態で、カメラケーブルCCの操作を一旦止める。
カメラヘッドCHが管201Aの端部E1に配置された状態において、基準材153に位置するカメラケーブルCCの一部に印を付ける。
図22は、カメラヘッドが隣接する管の内、他方の管(手前側の管)の端部に配置された状態を示す図である。
カメラケーブルCCに印を付けた後、さらにカメラケーブルCCを引いてカメラヘッドCHを引き戻し、鏡面部5aに映し出された凹部17に、他方(手前側)の管201Bの端部E2が映し出されたら、カメラケーブルCCの操作を止めて、基準材153に位置するカメラケーブルCCの一部に印を付ける。
そして、カメラケーブルCCに付けた2つの印の距離を測定することで管201A,201B同士のずれが測定でき、その測定値に基づいて工事の優先度を決めることができる。
本実施例では、凹部17,17間に3つの印34が付されており、図21に示すように、これらの印34と、管201の端部が平面視で一直線上に配置されるようにカメラヘッドCHの位置を調整することで、精度の高い測定を行うことができる。
接続箇所の調査が終了したなら、挿入部材69の規制を解除し、ホルダー71、案内部材73およびカメラヘッドCHを取付部材67内まで引き上げて補修弁55を閉じればよい。この際、ホルダー71内にカメラヘッドCHを収容した後に、挿入部材69を引き上げることで、挿入する場合と同様に、案内部材73がホルダー71に対して垂下した状態で、補修弁55のボール59の貫通穴63を通過することができる。
なお、配水管の下流側の調査終了後、ホルダー71およびカメラヘッドCHを若干引き上げ、挿入部材69を180度回転させて、続けて上流側の調査を行うようにしてもよい。
本実施例では、確認部材5の鏡面部5aに管の端部が映し出される際、カメラヘッドCHは、管の端部に配置されている。
つまり、カメラヘッドCHが、管の端部に位置していることを把握することができる。
そして、カメラヘッドCHを移動させて、カメラヘッドCHの位置に基づいて管同士のずれを実際に測るため、ずれを正確に測定することができる。
また、本実施例では、カバー1が装着されたカメラヘッドCHを実際に移動させてずれを測定するため、管同士が上下に傾いたとしても正確に測定することができる。
また、本実施例では、本体3の開口部15に凹部17が形成されており、この凹部17に管の端部が配置された状態を基準にしてずれを測定することで、精度の高い測定を行うことができる。さらに凹部17,17間に印34が設けられていることで、印34に沿うように管の端部を配置することで、より精度の高い測定を行うことができる。
また、本実施例では、カメラケーブルCCを引いてカメラヘッドCHを引き戻しながら測定することで、カメラケーブルCCのたるみによる誤差を無くすることができる。
また、本実施例では、本体3は、下側部材31が上側部材33より重く形成されている。これにより、本体3が管内で回転してしまったとしても、上下方向が元に戻ることで、正確に管内調査を行うことができる。
また、本実施例のカメラヘッド用カバー1は、本体3の下端部の前端部7が斜め上方へ傾斜する傾斜面に形成され、本体3を水平面に載置した際、水平面と本体3の前端部7との間に隙間が生じる。
これにより管底内に錆こぶなどが溜まっていても、それらを本体3が乗り上げて、さらに進行させることができ、調査範囲を長くすることができる。
さらに、カメラヘッドCHにカバー1を取り付けることで、鏡面部5aに、管の内周面が映し出され、カメラヘッドCHだけで調査する場合に比べて、より近い位置で管内部を確認することができる。
よって、本実施例のカメラヘッド用カバー1が取り付けられたカメラは、管同士の接続箇所のズレを正確に測定することができるだけでなく、管内部のコーティングの剥がれ具合や、破損状況を詳しく確認することができる。また、上記と同様にして、コーティングの剥がれた箇所の長さを測定することが可能である。
しかも、本実施例では、カメラヘッドCHは、本体3の前方開口部の下部から前方を見ることができ、管内の状態も把握することができる。
本発明のカメラヘッド用カバーは、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。
たとえば、上記実施例では、本体3の上側部材33と下側部材31の材質を変えて重さを変えたが、同じ材質として、厚みなどにより上下で重さを異なるものとするようにしてもよい。
また、上記実施例では、本体3と確認部材5を別体としたが、一体としても構わない。
また、上記実施例では、本体3に開口部15を2カ所設けたが、上記実施例における一対の開口部15,15をつなげた形状としてもよい。また、本体3の下端部前方に前方へ開口するよう開口部を設けるようにしてもよい。つまり、開口部の形状や位置は適宜変更可能である。
また、上記実施例では、金属製の確認部材5の表面を鏡面仕上げして鏡面部5aを形成したが、確認部材5に鏡を使用しても構わない。
さらに、上記実施例では、鏡面部5aを有する確認部材5を一枚とし、管底付近が映るよう構成したが、確認部材5を取り付ける角度や向き、および確認部材5の形状や枚数は適宜変更可能である。
たとえば、図23に示すように、確認部材5を2枚として、くの字状に配置し、管内の側面を近い位置で確認するようにしてもよい。
この場合でも、上記実施例と同様にして、管同士の接続部分のズレも測定することが可能である。
また、上記実施例では、凹部17,17間に3つの円形の印34を設けたが、凹部17,17間を結ぶように線を形成してもよい。
さらに、上記実施例では、カメラケーブルCCに2カ所印を付けて、管同士のずれの長さを測定したが、その測定の仕方は適宜変更可能である。
たとえば、柱材151に目盛を付しておき、カメラヘッドCHが奥側の管の端部に配置された状態で、カメラケーブルCCに印を付け、カメラヘッドCHが手前側の管の端部に配置された状態で、印の指す柱材の目盛により測定する構成としてもよい。
このように、管同士のズレの距離を測る方法は適宜変更可能である。
また、上記実施例では、水道管のうち、上水道配水管で使用する場合について説明したが、導水管や送水管などの水道管でも同様に使用可能である。さらに、ガスなどが流れる管でも使用可能である。
1 カメラヘッド用カバー
3 本体
5 確認部材
5a 鏡面部
15 開口部
17 凹部

Claims (5)

  1. カメラヘッドに取り付けられる本体と、
    この本体に設けられ、鏡面部を有する確認部材とを備え、
    前記カメラヘッドは、前記鏡面部を撮影し、
    前記カメラヘッドは、前記本体に収容され、
    前記鏡面部には、前記本体の開口部を介して外部が映し出され、
    前記本体の前方上部に前記確認部材が設けられ、
    前記カメラヘッドは、前記確認部材の前記鏡面部の映像と、前記本体の前方下部を介して外部を撮影し、
    前記開口部は、前記本体の幅方向に離隔して2カ所形成されており、
    各開口部には、幅方向に対応した位置に凹部が形成されており、
    前記鏡面部には、前記凹部が常時映し出される
    ことを特徴とするカメラヘッド用カバー。
  2. 前記本体は、下部が上部より重く形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラヘッド用カバー。
  3. 前記本体の前端部は、前記本体が水平面に載置された状態において、水平面との間に隙間が生じる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカメラヘッド用カバー。
  4. 前記カメラヘッドは、前記本体が水平面に載置された際、斜め上方へ向くよう前記本体に収容される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずかに記載のカメラヘッド用カバー。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のカメラヘッド用カバーを装着されたカメラヘッドを使用して、管同士の接続箇所におけるズレを測定する方法であって、
    管路に沿って前記カメラヘッドを送り込み、前記接続箇所を越える位置まで前記カメラヘッドを送り込む第一工程と、
    前記カメラヘッドに接続されたカメラケーブルを引き戻し、前記開口部または前記凹部を介して一方の管の端部が前記鏡面部に映し出される位置に前記カメラヘッドを配置する第二工程と、
    前記カメラケーブルを引き戻し、前記開口部または前記凹部を介して他方の管の端部が前記鏡面部に映し出される位置に前記カメラヘッドを配置する第三工程と、
    前記第三工程において引き戻した前記カメラケーブルの長さを測定する第四工程と
    を含むことを特徴とする管同士の接続箇所におけるズレの測定方法。
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