JP3704104B2 - 不断水調査の為の流量測定器および内視鏡挿入器 - Google Patents

不断水調査の為の流量測定器および内視鏡挿入器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不断水で上水道配水管内の漏水、水質、流量、流速や流向又、錆瘤、気泡、残存物等の調査を行う際に利用される機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、流量計は各浄水場、配水場での固定式が多かった。また、水質監視計は、浄水場等の送水管近くに設置されていた。また、管内調査を行う際には、配水管に適宜の間隔で設置された図10に示す仕切り弁72や77を閉め、断水をしてから調査を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法では、各家庭に供給される管末付近の水質管理が難しく、また上水道配水管内の水質、流量、流速や流向又、錆瘤、気泡、残存物の調査を、移動式に行うことは容易ではなかった。さらに、断水を行って調査をすることは住民や店舗に迷惑を掛けてしまい、加えて、断水後に水道から赤水が出るなどの不都合が生じていた。また、管路内マッピングというものが全くなかった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は配水管内のトータル的且つ移動による調査を、ほぼ100メートル間隔に設置されている地下式消火栓を用いることで、容易に不断水でほぼ全管行うことができる機器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、上水道配水管に接続された地下式消火栓から不断水で配水管内の流量を測定する流量測定器であって、前記地下式消火栓は、配水管に設置されて上下方向に管路が設けられた本体部を備え、この本体部の上部には、消火ホースと接続される口金が設けられる一方、本体部の中途には、直径方向に貫通穴が形成された球状のボールが回転可能に配置されており、ボールの貫通穴を配水管から前記口金に延びる前記管路と同軸に向けることで弁が開かれるボール式消火栓とされており、消火栓から配水管内に水密状態に差し込まれる挿入棒と、下端部が消火栓の口金に装着可能とされ、上端部がパッキンを介して水密状態で挿入棒を上方へ導出可能とされ、挿入棒を消火栓に対して位置決めする保持手段と、挿入棒の先端部に設置された流量センサーとを備え、前記保持手段は、下端部を消火栓のフランジに引っ掛けられる下枠と、その下枠とターンバックルを介して上下動可能に連結される上枠と、この上枠に保持され下端部が消火栓の口金に装着可能とされ、上端部がパッキンを介して水密状態で挿入棒を上方へ導出可能とする案内部と、前記上枠に保持され、挿入棒の上端部にスプリングを介して設置される圧力ジャッキとを備えたことを特徴とする流量測定器である。
【0006】
また、好ましくは上記構成に加えて、前記流量センサーからのデータは、消火栓マンホール内の上部に設置された流量計コントロールユニットにて収集記録されることを特徴とする流量測定器である。
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、上水道配水管に接続された地下式消火栓から不断水で配水管内の流量を測定する流量測定器であって、前記地下式消火栓は、配水管に設置されて上下方向に管路が設けられた本体部を備え、この本体部の上部には、消火ホースと接続される口金が設けられる一方、本体部の中途には、直径方向に貫通穴が形成された球状のボールが回転可能に配置されており、ボールの貫通穴を配水管から前記口金に延びる前記管路と同軸に向けることで弁が開かれるボール式消火栓とされており、消火栓から配水管内に水密状態に差し込まれる挿入棒と、下端部が消火栓の口金に装着可能とされ、上端部がパッキンを介して水密状態で挿入棒を上方へ導出可能とされ、挿入棒を消火栓に対して位置決めする保持手段と、挿入棒の先端部に設置された流量センサーとを備え、前記流量センサーからのデータは、消火栓マンホール内の上部に設置された流量計コントロールユニットにて収集記録されることを特徴とする流量測定器である。
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は、配水管に接続された消火栓から不断水で配水管内の状況を観察する際に利用される内視鏡挿入器であって、下端部を消火栓の口金に装着されて設置される外筒と、この外筒内に差し込まれる送り棒と、送り棒の先端に取り付けられ、送り棒の押し込みにより内視鏡を共に移動可能とされ、ガイド板にて内視鏡の進行方向を誘導するカメラガイドと、外筒の上端部に設けられ、前記内視鏡のケーブル及び送り棒を水密状態で導出するパッキンとを備えたことを特徴とする内視鏡挿入器である。
【0009】
また、好ましくは上記構成に加えて、前記カメラガイドの下端部には、上下動可能にガイド棒が設けられ、カメラガイドの側壁には、略くの字形のガイド板の一端部が保持され、前記ガイド棒が上方に押し込まれることでガイド板は、前記保持された一端部を中心に回転してその他端部を略水平方向に向けられることを特徴とする内視鏡挿入器である。
【0010】
また、好ましくは上記いずれかの構成に加えて、前記パッキンは、前記送り棒ないし前記内視鏡のケーブルを側面から挟み込むように設置される割シールとされており、送り棒と内視鏡のケーブルを進退可能で且つ、水密状態に保持することを特徴とする内視鏡挿入器である。
【0011】
また、好ましくは上記いずれかの構成に加えて、前記外筒は、水質監視計へ送水するための採水口を備えたことを特徴とする内視鏡挿入器である。
【0012】
また、好ましくは上記いずれかの構成に加えて、前記外筒は、送り棒上端部に設置されたハンドルと締結可能な取っ手を備えたことを特徴とする内視鏡挿入器である。
【0013】
また、好ましくは上記いずれかの構成に加えて、前記外筒は、圧力計を設置可能とされたことを特徴とする内視鏡挿入器である。
【0014】
また、好ましくは上記いずれかの構成に加えて、前記内視鏡のケーブルは、オゾン滅菌装置を介して外筒へ挿入されることを特徴とする内視鏡挿入器である。
【0015】
上記課題を解決するために、本発明は、前記内視鏡を制御ないし内視鏡から送られてくる映像を記録する機器、もしくは前記水質監視計が搭載され、その水質監視計は略水平に保持可能な台上に設置されていることを特徴とする車両である。
【0016】
上記課題を解決するために、本発明は、消火栓の口金に取り付けられる消火栓ソケットであって、その消火栓ソケットの出口側は二叉になっており、一方の分岐管には前記流量測定器もしくは、前記内視鏡挿入器が取り付け可能とされており、他方の分岐管には消火ホースが接続可能で、且つこの他方の分岐管は弁により開閉可能とされていることを特徴とする消火栓ソケットである。これにより、測定中に緊急消火活動が必要な場合でも、調査装置をそのままの状態で消火活動ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の上水道配水管の調査を行うための機器、特に流量測定器と内視鏡挿入器を中心に、実施例に基づき更に詳細に説明する。なお、本実施例においてこれらの機器は、地下式ボール式消火栓70に取り付けられる。これは図10に示すように、地下に埋められた配水管73に対して垂直上方に向けて設けられ、通常約100メートル間隔で消火栓ボックス内に設置されている。なお、配水管73にはサドルバンド74が配置され、ここから各家庭に水が供給される。
この地下式ボール式消火栓は補修弁71を備え、補修弁71を介して配水管73に消火栓本体部75が設置される。本体部75の上部には消火ホースと接続される口金13が設けられている。
本体部75の中には上下方向に管路が設けられ、その中途には球状のボール76が配置されている。このボール76には直径方向に貫通穴が形成されている。そして、このボール76は、消火栓本体部75の外方に配置されたハンドルの操作により回転可能とされている。従って、ボール76の貫通穴を配水管73から消火栓70の口金13に延びる前記管路と同軸に向けることで、弁を開くことができる。
【0018】
図1は、本発明の流量測定器の一実施例を示す図である。
本実施例の流量測定器は、上述したように上水道配水管73に接続された地下式ボール式消火栓70に設置され、ここから流量を測定するものである。
本実施例の流量測定器は、消火栓70から配水管73内に水密状態に差し込まれる挿入棒1と、この挿入棒1を消火栓70に対して位置決めする保持手段2と、挿入棒1の先端部に設置された流量センサー3を主要部として備える。
【0019】
前記保持手段2は、下端部を補修弁71付き消火栓70のフランジaに引っ掛けられる下枠4と、その下枠4とターンバックル5を介して上下動可能に連結される上枠6と、この上枠6の上板6a中央部に保持され下端部が消火栓70の口金13に装着可能とされ、上端部がパッキン10を介して水密状態で挿入棒1を上方へ導出可能とする案内部7と、前記上枠6に保持され、挿入棒1の上端部にコイルバネ8を介して設置される圧力ジャッキ9を備える。
【0020】
上枠6と下枠4とをターンバックル5を介して接続したことにより、両枠材間の上下動がスムーズ且つスピーディに行われる。
上枠6の上板6a上面中央部には、パッキンボックス11が設けられており、その内部に略円筒状のパッキン10が配置され、このパッキン10に挿入棒1が気密状態に貫通して配置される。なお挿入棒1は、パッキン10に対して上下方向に進退可能である。
また、パッキンボックス11は略円筒状の案内部7の上部と一体化されている。従って、消火栓70からの水が外部に漏れ出ることはない。
また、上枠6の上板6a上面には、門形の補助上枠12が立設されて固定され
る。この補助上枠12の上面には圧力ジャッキ9が設置されている。
【0021】
挿入棒1は細長い丸棒状とされ、先端は略半球状とされている。また、先端部周側面には、流量センサー3が設置されている。この流量センサー3は配水管73の直径内に納まるように挿入棒1先端から上下方向に配置される。本実施例では、この流量センサー3は、電磁式のものが使用される。配水管73の口径別にセンサー数は変わるが200mmの管路を測定する場合、挿入棒1の軸方向に等間隔で五つ設置される。そして、その平均値にて流量測定が可能とされている。
【0022】
挿入棒1の上端部は、下方にのみ開口する略円筒状のバネ座14に差し込まれている。バネ座14の上面は平板状にふさがれている。なお、挿入棒1上端部とバネ座14との間にはコイルバネ8が介在されている。
【0023】
このような構成であるからまず、消火栓70のフランジaに保持手段2の下枠4の下端部を引っ掛け、消火栓70の口金13に案内部7の下端部を取り付ける。案内部7下端部は、消火ホースの端部と同様の構成とされているので、ワンタッチで消火栓70の口金13に水密状態で取り付けることができる。そして、ターンバックル5を調整することで下枠4に対し上枠6を所望位置で固定が可能である。このとき挿入棒1の先端部は、案内部7に差し込まれている。
次に、消火栓70のバルブを開け挿入棒1を配水管73内に圧力ジャッキ9で押し込んでいく。なお、消火栓70のバルブを開いても、水は案内部7上端のパッキン10によって、外部に漏れ出る心配はない。また、挿入棒1を押し込んでいく際、圧力ジャッキ9でコイルバネ8を締めていき、いっぱいに締めた所で、補助上枠12のナット16を安全固定の為、補助上枠12の上板15で締める。圧力ジャッキ9で押し込むことで、挿入棒1が水圧に負けて上方に浮き上がる恐れはない。
【0024】
挿入棒1の先端が配水管73の底に到達したら、測定を開始する。挿入棒1の先端には流量センサー3が本実施例においては5個配置されており、その計測結果は挿入棒1内を通り、その上方へ導出されるケーブルで取り出すことができる。これにより、配水管73内の流量や流速などの測定が可能である。
【0025】
このように、流量測定器を使用することで、その箇所の流量を測定できるので、これを利用して配水管73の漏水等を調べることができる。
配水管73の漏水を調べるには、図2に示すように2点での流量を測定すればよい。上流側の流量から下流側の流量とその間にある各家庭の使用量を引けば漏水があるかどうかが判断できる。
また、図3のように配水管73が分岐しているところでの流量比を調べたいときにはX地点、Y地点とZ地点でそれぞれ流量を測定すればよい。そして、その間にある各家庭の使用量を調べることで、どんな比で各管に流れ込んでいるかが分かる。例えば、管路X−Yと管路X−Zとの流量比が7対3で流れていることが把握できる。そして、その結果に基づいて、配水管73の弁を調整することで所望の流量比に変えることもできる。つまり流量分布の把握ができ又調整ができることで、効率的な地域の水不足等の問題を少なくする事ができる。
【0026】
本実施例では、流量計から得られたデータは流量計コントロールユニット20に収集記録される(図2)。この流量計コントロールユニット20は道路上においてもよいし、長時間の測定や道路事情により流量計コントロールユニット20を外部に設置できない場合には、消火栓ボックス内の上部に設置することも可能である。
つまり、図2に示すように、流量コントロールユニット20は消火栓ボックスの蓋21ができるように消火栓ボックス上部に引っ掛けて、消火栓ボックス内に収納しておくことができる。また、後述する車へケーブルを引き込んで道路に停車した車内で収集するようにしてもよい。
【0027】
次に、図4に示す内視鏡挿入器について説明する。
本実施例の内視鏡挿入器は、上水道配水管73に接続された地下式ボール式消火栓70から不断水で配水管73内の状況を観察するために、配水管73内に内視鏡33を入れるのに使用される。
本実施例の内視鏡挿入器は、下端部を消火栓70の口金13に接続されて設置される外筒30と、その外筒30内に配置されるカメラガイド31と、そのカメラガイド31を上下動させる送り棒32と、カメラガイド31と共に移動可能な内視鏡33と、外筒30の上端部に設けられ、前記内視鏡のケーブル34及び送り棒32を外部へ水密状態で導出可能としたパッキン35を主要部として備える。また、前記カメラガイド31の下端部には、上下動可能にガイド棒36が設けられ、カメラガイド31の側壁には、略くの字形のガイド板37の一端部が保持されている。
【0028】
外筒30は上筒38と下筒39の上下二段とされている。上筒38は上下両端部にフランジを備える略円筒状に形成されている。下筒39は上端部にフランジcを形成され、下端部には、消火栓70の口金13への装着部が形成されており、これは消火ホースの端部と同様の構成とされているので、ワンタッチで消火栓70の口金13に水密状態で取り付けることができる。そして、上筒38の下側のフランジbと、下筒の上側のフランジcとが水密状態に一体的に連結されて外筒30が構成されている。
【0029】
図5は、外筒30(38)上部を拡大して示す図であり、(A)は断面図、(B)は平面図である。この図に示すように、上筒の上側のフランジには、水密状態にパッキンボックス40が設置される。なお、図5において符号41は、Oリングである。このパッキンボックス40には二つの貫通穴が形成されており、送り棒32と内視鏡のケーブル34が上方に導出可能とされている。
【0030】
図6は、内視鏡挿入器のカメラガイド31側を示す図であり、(A)は正面から見た縦断面図、(B)は側面から見た縦断面図である。この図に示すように、外筒30内に配置されるカメラガイド31は略円筒状であり周側面下端部(図示例では略下半分)において半周分だけ切り欠かれている。さらに、カメラガイド31の下端部には径方向内側に向けて板状の補助部53が延出されており上下方向に貫通穴が形成されている。この貫通穴にガイド棒36が取り付けられており、ガイド棒36は上下方向に可動可能となっている。また、ガイド棒36の上下両端は貫通穴より大きく形成されているので抜け落ちることはない。また、ガイド棒36の下端部には板状の重り50が取り付けられており、普段は、重り50によってガイド棒36は下にぶらさがっている状態である。(図6(B))
【0031】
カメラガイド31には、前記切り欠き部に対面する周側壁に、略矩形状の穴fが形成されている。そして、この穴fには板材で形成された略くの字形のガイド板37が取り付けられる。その際、ガイド板37はその一片37aを穴f内に配置され、且つその他片37bをカメラガイド31の径方向内側に向けた状態で、前記一片37aの上部が板ばね51を介して、カメラガイド31の内周側面に取り付けられる。
そして、ガイド棒36がガイド板37の他片37bを上方へ押し上げる際には、この板ばね51によりガイド板37の他方は略水平まで回転可能とされる。
【0032】
カメラガイド31上端中央部には貫通穴gが形成されており、内視鏡33のケーブル34はこの貫通穴gより上方へ導出可能とされている。また、カメラガイド31上端部にはネジ穴が形成されており、これに送り棒32の先端がネジ止めされる(52)。
カメラガイド31内に収納される内視鏡33は、径の大きい配水管73を調べる際にはバランサーが内蔵されており、天地が正しく向くよう構成されているので、管の上下を確実に観察できる。
【0033】
本実施例において前記外筒30の外周側面部には、図4に示すように、水質監視計へ送水するための採水口42、送り棒32上端に設置されたハンドル46と締結可能な取っ手45、水圧を測定するための圧力計43やエア抜き44を備えている。
【0034】
次に、上記実施例の図4に示す内視鏡挿入器の使用について説明する。
まず、外筒30の下端部を消火栓70の口金13に取り付ける。次に消火栓70のバルブを開ける。これにより、外筒30内は水で満たされる。しかし、外筒30の上端部にはパッキン35が設置されているので、外部へ水が漏れる心配はない。ところで、このパッキン35は周方向の少なくとも一部が切り欠かれた割シールとなっている。従って、パッキン35は送り棒32やケーブル34を側面から挟み込むように着脱可能である。よって、パッキン35を交換する際、内視鏡のケーブル34や送り棒32をその端部から抜かずにすむ。そしてこのパッキン35は、これより小径のパッキンボックス40に収納されることで、内視鏡のケーブル34と送り棒32を水密状態でしっかりと挟み込む。
【0035】
次に、送り棒32をハンドル46で押し込みながらカメラガイド31を配水管73の底に達する位置まで下げていく。配水管73の底にガイド棒36の下端部が到達しても、そのガイド棒36を補助部53に対し上方へ押し上げながら、さらにカメラガイド31を下方へ押し下げることができる。これに伴い、ガイド板37は保持されている一端部を中心にしてガイド棒36により略水平になるまで押し上げられていく。そして、止まったところでハンドル46と取っ手45とを紐もしくはチェーンなどで締結し送り棒32が水圧により押し上げられてこないように固定する。それから、ケーブル34を押し込みながら内視鏡33を配水管73内に進入させていく。このとき内視鏡33は、ガイド板37に沿って送りたい方向に確実に進入させる事ができる。もしガイド板37がないなら、内視鏡33の進行方向を確実なものにできず作業に支障をきたしてしまうが、本実施例では図6の二点鎖線で示すように、ガイド板37の他片37bを略水平に向けられるので、内視鏡33を確実に送りたい方向へ進ませることができる。
【0036】
内視鏡33にはカメラ本体と照明用のライトが内蔵されている。図7に示すように、カメラからの画像はケーブル34を介して車両内のメインモニターに映し出され、且つ録画装置により録画されていく。また、内視鏡33は遠隔操作が可能とされており問題箇所を見ていくことが可能とされている。また、ケーブル34の延長距離から考えて、ほぼ全管の調査が可能である。
【0037】
図7は、内視鏡挿入器の使用状態を示す図である。
この図に示すように、内視鏡33のケーブル34が巻かれているドラム60には、ケーブル長センサー61とサブモニター62が取り付けられている。ケーブル長センサー61があることで、挿入されているケーブル34の長さが分かり、破損部や錆などが消火栓からどれくらいの位置にあるのか把握することが可能である。また、内視鏡のケーブル34を押し込んでいく人は、サブモニター62があることにより破損箇所で挿入を一旦止め、その部分を重点的に調べることが可能である。
【0038】
また、ケーブル34は外筒30内に押し込まれる前に、オゾン滅菌装置63を通過することで、たとえ路上に落ちている有害物などに接触したとしても、配水管73内に雑菌を持ち込むことがなく安全である。
【0039】
外筒30の採水口42は、ホース等で水質監視計に接続される。これにより、採水口42から出てくる水は、水質監視計に送られる。そして、圧力、誘電率、色度、濁度などが検査される。その他にも、PHや残留塩素なども測定可能である。
【0040】
図8に示すように、内視鏡33を制御ないし内視鏡33から送られてくる映像を記録する機器(カメラコントロール、DVDビデオ)や、水質監視計は本実施例では車両に搭載される。これにより、移動式の現場での観察が可能になり作業効率が上がる。更に、その他の機器も載せられることで、移動式の計測が可能とされる。
また、水質監視計は水平に保たれなければ、その機能を十分に果たすことができないが本実施例では、車両内に台を搭載しその台上に水質監視計を設置する。
この台は、水平調整機構が備えられている。これは、前後、左右の二段調整式であり水準器を見ながら調整をするので、たとえ坂道で車両を停車させたとしても、水質監視計を水平に保ち観察を行うことができる。つまり、水平調整機構を水質監視計の下部防振ゴムの上部に取り付けることで水平を保ち、更に走行時の防振の役目をする事もできる。
【0041】
今までは、消火栓に直接機器を接続したが、消火活動に支障をきたさないように、消火栓ソケットを用いるのが好ましい。図9は、このソケットの一例を示す図である。このソケットは、横向き略T字形の管材からなり、下端部に消火栓70の口金13への装着部Aが形成されている。
ソケットの下端部Aは消火栓70の口金13へ取り付けられるものである。出口側B,Cは二叉になっており片方Cにそれぞれの機器を接続する。作業中に消火活動を行う必要がでた場合には、もう片方Bの出口に消火用のホースを接続することで、消火活動の支障をきたさずにすむ。
つまり、Aは消火栓の口金に取り付け可能とされており、Bには口金が備えられており消火ホースが取り付け可能とされている。また、CはAに対して上下方向に配置されていて、Cにも口金が備えられており、上述してきたような機器が装着可能とされている。さらに、Bには弁90が設置されており、Bへの管路を開閉可能とされている。
また、図14は、消火栓ソケットの別の例を示す図である。
このソケットは、略Y字形であり、前記消火栓ソケットと同様にして使用できる。つまり、上下方向に沿うパイプの中途から略L字状に上方へ向けて分岐管が設けられた形状のソケットとされている。上下方向に沿うパイプは、下端部Aが消火栓70の口金(町の式口金)への装着部とされ、上端部Cが本発明の機器への装着部とされている。また、分岐管は開閉弁90を介して、上端部Bが消火ホースへの装着部とされている。なお、各端部B,Cは、町の式口金とされている。
【0042】
上記実施例の機器によれば不断水による、水質、流量、内視鏡の調査などが可能とされる。
また、調査測点には平成12年4月JWWAに規定され、古くは昭和55年位から使用されている地下式ボール式消火栓を使用するが、この消火栓は配水管を中心に市街地あらゆるところにあるので、必要な箇所での情報を得ることができる。更に、管路のマッピングが盛んに進んでいるが、上記実施例の機器によれば管内マッピングも併せて情報を取り入れることができ、管の取替、赤水または障害物対策がいち早く確実に目視できる。
加えて、内視鏡挿入器を用いることで、約70メートルの管路間を観察することができ、消火栓と消火栓の間は約100〜120メートルあるが、両消火栓から観察することで、ほぼ全長を観察することが可能である。
そして、管内マッピングは記録・録画されるので、次回、観察や計測を行った場合には経年変化等も観察でき、その対策も熟考することができる。
【0043】
内視鏡により内面塗装の状況、残留物の確認、継ぎ手部分の錆また異物等の溜まり具合、水流に含まれる気泡状況、濁り状況、いわゆる錆瘤、スケール状況、また気泡等の観察による漏水状況、さらに管底に沈殿する微粒子等による成分目視確認等に対する対策が明確になる為、工事などの予算等も立て易くなる。
【0044】
更に、流量測定器は上述したように、配管の多点(消火栓)で不断水により測定が可能なことから、今まで知り得なかった情報を得ることができる。
例えば、時間による流量分布、流向、流速等の情報を得られるが、この結果、予定流量等をとるためのバルブ調整がしやすくなる。
漏水調査についても同一配管ラインで図2のように2点間に流量測定器を設置することにより、2〜3日不断水、無人で測定が可能である。これにより、この2点間の使用水量を算出することで、かなりの精度で損失水量が判明する。
【0045】
また、時間帯、その他のファクターを考慮していく事により漏水の確認が絞り込める。この時点で、内視鏡33で詳細に観察測定することにより、消火栓から何メートルの地点に漏水箇所があるか判明することができる。
特に本実施例で使用のカメラ照明はキセノンランプを使用するので、明るい映像として鮮明に捉えやすくなっている。
更に、配水管が150φ以上用のカメラはローテンションエンドレス回転(自動水平機能付き)のため、管の部分箇所まで特定できる。
【0046】
なお、本発明の流量測定器や内視鏡挿入器は上記実施例の構成に限らず適宜、変更可能である。例えば、内視鏡挿入器において、大きな配水管を調査する際には、内視鏡のサイズを変えたり、内視鏡に内蔵されているライトを増やしたりすることもできる。
また、圧力計の設置箇所は適宜変更可能であり、例えば水質監視計への採水口に設置してもよい。
【0047】
ところで、上記実施例では、配水管に対して消火栓がほぼ垂直に設置されている場合について説明してきたが、以下に述べるように、消火栓の部分が略L字状に屈曲されている場合についても適用することができる。
【0048】
消火栓の部分が略L字形に屈曲されているものとして、北九州市型の消火栓80が知られている。
図11は、北九州市型消火栓80に本実施例の内視鏡挿入器を設置した状態を示す概略図であり、図12は、図11の状態から送り棒32を押し込んだ状態を示す概略図であり、図13は、図12の状態から内視鏡33を配水管73内に送り出した状態の平面図である。
北九州市型消火栓80は、図11に示すように、横管部81と縦管部82とが縦管部82の下部に形成された円弧状の屈曲部83を介して一体化されてなる。横管部81の先端部は、配水管73の側面に接続され、縦管部82の上部には口金(町の式口金)89が設けられていて消火ホース等が着脱可能に設けられる。
【0049】
このような消火栓80の場合、前記のような内視鏡挿入器では、送り棒32は変形しないので内視鏡33を配水管73に送り込むことができない。
そこで、このような消火栓80においても、内視鏡33を配水管73に送り込むことができるように送り棒32の全体もしくはその一部を変形可能な構造として対応する。
【0050】
本実施例の送り棒32の下方は、比較的短いパイプ85が複数個連結された構造とされる。
各パイプ85は、円筒状に形成され、その上端部の直径方向に対向した位置に、上方へ向けて外周面側が削られた薄肉の内側連接片86が一体形成されている。また、パイプ85の下端部の直径方向に対向した位置には下方に向けて内周面側が削られた薄肉の外側連接片87が一体形成されており、内側連接片86と外側連接片87は、同軸上に配置されている。隣接するパイプ85,85同士は、上側パイプ85の下端部の外側連接片87が、下側パイプ85の上端部の内側連接片86を挟み込む状態で連結される。その際、周側壁の直径方向に対向した二ヶ所において、それぞれピン部材88,88で揺動可能に連結される。そのピン部材88は、パイプ85の長手方向に直線上に配置される。これにより、一方向にのみ屈曲可能な送り棒32が構成される。
【0051】
このような構成の送り棒32の先端部には、上記実施例と同様のカメラガイド31が接続され、そのカメラガイド31には内視鏡33が収納される。なお、送り棒32の上端部32Aは、前記実施例と同様の細長い丸棒状とされている。
そして、これら各部材は外筒30内へ差し込まれ、丸棒32Aとケーブル34が外筒30上端部のパッキン35から外方へ導出される。
【0052】
次に、本実施例の内視鏡挿入器を用いて、北九州市型消火栓80から配水管73へ内視鏡33を挿入して、管路状況を調査する方法について述べる。
まず、消火栓80の弁(リフト式バルブ)84を閉じた状態で、縦管部82上部の口金89に外筒30の下部を連結する。次に消火栓80の弁84を開く。これにより、配水管73からの水が縦管部82や外筒30へ進入することになるが、外筒30の上部へ設けたパッキン35により水が外部へ漏れ出すことはない。その状態で、送り棒32上部の丸棒32Aを下方へ押下げる。
これにより、カメラガイド31を介して内視鏡33が、消火栓80の口金89から消火栓80の縦管部82へ差し込まれ、消火栓80内を進んでいく。
【0053】
そして、縦管部82の屈曲部83を通過する際には、その屈曲部83に沿って、送り棒32下部の前記多数のパイプ85の連結部が屈曲していくことで、カメラガイド31は縦管部82から横管部81へ曲がって配水管73側へさらに進んでいくことになる。
このようにして、カメラガイド31下端部が配水管73周側面に接触したなら、前記実施例の場合と同様に、ガイド棒36がガイド板37を押し上げていき、送り棒36をそれ以上押し込めない状態で止まることになる。そこで、今度は、ケーブル34の方を消火栓80の内部へ差し込むように繰り出していけばよい。これにより、内視鏡33はガイド板37に沿ってカメラガイド31から配水管73内に確実に送り込まれる。
【0054】
ところで、内視鏡のケーブル34は、前記送り棒36下部を構成するパイプ85内に通してもよいし、パイプ85の外へ出して送り棒32に沿わしてもよい。なお、カメラガイド31の長手寸法は、前記縦管部82下部の屈曲部83を通過できる長さであるが、その長さ寸法内なら配水管73の直径よりも長くしても構わない。また、カメラガイド31も送り棒32下部と同様に、変形可能な構造としてもよい。
【0055】
内視鏡33を配水管73内に送り込む際、前記ガイド板37がどの方向に向いているか外部からは分からない。そこで、ガイド板37の先端がどの方向に向いているかを示す印を、送り棒32上端のハンドル46に設けるのが好ましい。
【0056】
例えば、棒状のハンドル46の場合、ハンドル46の軸方向とガイド板37の可動方向とを合わすように送り棒32にハンドル46を設置し、ハンドル46のどちらかの端に印を付ければ、ハンドル46の向きにより、ガイド板37の方向を知ることが可能となる。
また、円形のハンドル46の場合も同様に、ガイド板37の向いている方向に対応する位置に印を設置すれば、ハンドル46を回転させても、ガイド板37の位置を知ることが可能である。
【0057】
これにより、ハンドル46を押し込むだけでなく、ねじ込みながら内視鏡33を入れなければならない際でも、前記印があることで、ガイド板37の向いている方向が分かり、確実に内視鏡33を配水管73に送り込むことができる。
さらに、消火栓を中心として、配水管の一方向を調査した後に、反対方向を調査する場合でも、いったん消火栓からカメラガイド31を抜き出さなくとも、ハンドル46を回転させることで、送り棒32も連動して回転し、カメラガイド31ひいてはガイド板37も回転するのでスムーズに作業を進めることが可能となる。
【0058】
図4、図5に示すように前記パッキンボックス40は、外筒30の上端部に設けられたフランジdにパッキン47を介して取付フランジeが設けられ、その取付フランジeにパッキンボックス40がボルト48により固定される。
【0059】
また、送り棒32とカメラガイド31の接合部52、若しくは送り棒32とハンドル46との接合部54の少なくとも一方は、ネジ止め等により着脱可能に接続され、内視鏡本体33とそのケーブル34の先端部もその結合部55で着脱可能な構造とされている。
【0060】
このような構造により、パッキンボックス40から送り棒32や内視鏡のケーブル34等を抜き外し、外筒30と分離することができる。よって、ドラムに巻いたケーブル34だけを持ち運ぶことも可能となる。つまり、内視鏡33と、送り棒32やカメラガイド31と、外筒30を、ケーブル34とは別に運搬でき、使用時には、作業現場にて組み立てるようにすれば、かさばることがなく運搬が容易であり、作業効率が上がる。
【0061】
また、このパッキンボックス40は、上筒38上端部に設置される例を示してきたが、下筒39の上端部にフランジ等を介して設置するようにしてもよいし、消火栓70,80の口金に直に設置するようにしてもよい。この場合、パッキンボックス40の下端部を下筒39の下端部と同様に、消火栓70,80の口金13,89に装着可能な構造とする。
このような構造にすることで、消火栓70,80に外筒30を装着することが困難な場合、消火栓70,80の口金13,89に直にパッキンボックス40を設置して作業をすることが可能である。
【0062】
また、カメラガイド31に収納できない内視鏡33を使用する際には、送り棒32とカメラガイド31とが着脱可能であるので、カメラガイド31を送り棒32から外して、両部材のない状態で本装置を使用する。
この場合、内視鏡のケーブル34をパッキンボックス40から押し込んでいくことにより、大きいカメラヘッドの内視鏡33を直接に配水管73に送り込むことが可能である。
【0063】
カメラガイド31は、ガイド棒36がガイド板37を押し上げていく構造であること示したが、この他ガイド板37がカメラガイド31に対して一体形成された構造でもよい。ただ、消火栓70,80や外筒30内を通過するときに、ガイド板37を邪魔にならないように収納しておき、配水管73へ到達した後に、拡張する上記実施例の構成の方が、内視鏡33の誘導には有利といえる。
また、本実施例では、上水道配水管に本装置を使用する方法を示したが、この他、ガス管や他の配管に本装置を使用しても構わない。
【0064】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の流量測定器と内視鏡挿入器によれば、容易に配水管内の様子を調べることができる。その結果、流量、流向、水質や配水管内の破損部などの情報がとれる管路マッピングを行うことができる。また、正確な漏水情報を得ることもできるので、これに対する対策予算も立て易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流量測定器の一実施例における設置状態を示す概略断面図である。
【図2】本発明の流量計の使用状態を設置した場合を示す概略断面図である。
【図3】配水管の分岐部における流量比の測定例を示す図である。
【図4】本発明の内視鏡挿入器の一実施例における使用状態を示す概略断面図である。
【図5】本発明における内視鏡挿入器の外筒上部を示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。
【図6】本発明における内視鏡挿入器の下端部を示す図であり、(A)は正面から見た縦断面図、(B)は側面から見た縦断面図である。
【図7】本発明における内視鏡挿入器の使用状態を示す概略図である。
【図8】本発明における車両内部を示す概略平面図である。
【図9】本発明における消火栓ソケットの一例を示す概略断面図である。
【図10】上水道配水管とそれに接続された地下式消火栓を示す概略図である。
【図11】本発明における内視鏡挿入器を北九州市型消火栓に設置した状態を示す概略図である。
【図12】本発明における内視鏡挿入器の北九州市型消火栓での使用状態を示す概略図である。
【図13】図12の状態から内視鏡を配水管内に送り出した状態を示す概略図である。
【図14】本発明における消火栓ソケットの別の例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 挿入棒
2 保持手段
3 流量センサー
4 下枠
5 ターンバックル
6 上枠
7 案内部
8 スプリング
9 圧力ジャッキ
10 パッキン
20 流量計コントロールユニット
30 外筒
31 カメラガイド
32 送り棒
33 内視鏡
34 内視鏡のケーブル
35 パッキン
36 ガイド棒
37 ガイド板
40 パッキンボックス
42 採水口
43 圧力計
45 取っ手
46 ハンドル
47 パッキン
63 オゾン滅菌装置
80 北九州市型消火栓
81 横管部
82 縦管部
83 屈曲部
84 弁(リフト式バルブ)
85 パイプ
86 内側連結片
87 外側連結片
88 ピン部材

Claims (21)

  1. 上水道配水管に接続された地下式消火栓から不断水で配水管内の流量を測定する流量測定器であって、
    前記地下式消火栓は、配水管に設置されて上下方向に管路が設けられた本体部を備え、この本体部の上部には、消火ホースと接続される口金が設けられる一方、本体部の中途には、直径方向に貫通穴が形成された球状のボールが回転可能に配置されており、ボールの貫通穴を配水管から前記口金に延びる前記管路と同軸に向けることで弁が開かれるボール式消火栓とされており、
    消火栓から配水管内に水密状態に差し込まれる挿入棒と、
    下端部が消火栓の口金に装着可能とされ、上端部がパッキンを介して水密状態で挿入棒を上方へ導出可能とされ、挿入棒を消火栓に対して位置決めする保持手段と、
    挿入棒の先端部に設置された流量センサーとを備え、
    前記保持手段は、
    下端部を消火栓のフランジに引っ掛けられる下枠と、
    その下枠とターンバックルを介して上下動可能に連結される上枠と、
    この上枠に保持され下端部が消火栓の口金に装着可能とされ、上端部がパッキンを介して水密状態で挿入棒を上方へ導出可能とする案内部と、
    前記上枠に保持され、挿入棒の上端部にスプリングを介して設置される圧力ジャッキと
    を備えたことを特徴とする流量測定器。
  2. 前記流量センサーからのデータは、消火栓マンホール内の上部に設置された流量計コントロールユニットにて収集記録される
    ことを特徴とする請求項1に記載の流量測定器。
  3. 上水道配水管に接続された地下式消火栓から不断水で配水管内の流量を測定する流量測定器であって、
    前記地下式消火栓は、配水管に設置されて上下方向に管路が設けられた本体部を備え、この本体部の上部には、消火ホースと接続される口金が設けられる一方、本体部の中途には、直径方向に貫通穴が形成された球状のボールが回転可能に配置されており、ボールの貫通穴を配水管から前記口金に延びる前記管路と同軸に向けることで弁が開かれるボール式消火栓とされており、
    消火栓から配水管内に水密状態に差し込まれる挿入棒と、
    下端部が消火栓の口金に装着可能とされ、上端部がパッキンを介して水密状態で挿入棒を上方へ導出可能とされ、挿入棒を消火栓に対して位置決めする保持手段と、
    挿入棒の先端部に設置された流量センサーとを備え、
    前記流量センサーからのデータは、消火栓マンホール内の上部に設置された流量計コントロールユニットにて収集記録される
    ことを特徴とする流量測定器。
  4. 配水管に接続された消火栓から不断水で配水管内の状況を観察する際に利用される内視鏡挿入器であって、
    下端部を消火栓の口金に装着されて設置される外筒と、
    この外筒内に差し込まれる送り棒と、
    送り棒の先端に取り付けられ、送り棒の押し込みにより内視鏡を共に移動可能とされ、ガイド板にて内視鏡の進行方向を誘導するカメラガイドと、
    外筒の上端部に設けられ、前記内視鏡のケーブル及び送り棒を水密状態で導出するパッキンと
    を備えたことを特徴とする内視鏡挿入器。
  5. 前記カメラガイドの下端部には、上下動可能にガイド棒が設けられ、
    カメラガイドの側壁には、略くの字形のガイド板の一端部が保持され、
    前記ガイド棒が上方に押し込まれることでガイド板は、前記保持された一端部を中心に回転してその他端部を略水平方向に向けられる
    ことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡挿入器。
  6. 消火栓の湾曲した管路に沿って前記カメラガイドを押出し可能に、前記送り棒若しくはその一部が変形可能とされている
    ことを特徴とする請求項5に記載の内視鏡挿入器。
  7. 前記送り棒若しくはその一部は、複数本のパイプが上下方向に連接されてなり、
    隣接するパイプ同士は、上側のパイプの下端部と、下側のパイプの上端部とが、直径方向に差し込まれるピン部材により揺動可能に連結されており、
    各ピン部材は、送り棒の軸方向に沿って配置されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の内視鏡挿入器。
  8. 前記送り棒若しくはその一部は、複数本のパイプが上下方向に連接されてなり、
    隣接するパイプ同士は、上側のパイプの下端部と、下側のパイプの上端部とが、周側壁の直径方向に対向した二ヶ所においてそれぞれピン部材により揺動可能に連結されており、
    前記ピン部材は、上下方向に連接されるパイプの軸方向に沿って配置され、
    パイプ内部には、内視鏡のケーブルが通される
    ことを特徴とする請求項6に記載の内視鏡挿入器。
  9. 前記消火栓は、上水道配水管に設置されて上下方向に管路が設けられた本体部を備え、この本体部の上部には、消火ホースと接続される口金が設けられる一方、本体部の中途には、直径方向に貫通穴が形成された球状のボールが回転可能に配置されており、ボールの貫通穴を配水管から前記口金に延びる前記管路と同軸に向けることで弁が開かれる地下式ボール式消火栓とされている
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の内視鏡挿入器。
  10. 前記パッキンは、前記送り棒ないし前記内視鏡のケーブルを側面から挟み込むように設置される割シールとされており、
    送り棒と内視鏡のケーブルを進退可能で且つ、水密状態に保持する
    ことを特徴とする請求項4から請求項9までのいずれかに記載の内視鏡挿入器。
  11. 前記送り棒とカメラガイドとの間、又は前記送り棒とそれを操作するハンドルとの間、及び前記内視鏡とそのケーブルとの間が着脱可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項4から請求項10までのいずれかに記載の内視鏡挿入器。
  12. 前記パッキンが収納されるパッキンボックスが、前記外筒の上端部又は消火栓の口金に着脱可能に設置される
    ことを特徴とする請求項11に記載の内視鏡挿入器。
  13. 前記外筒は、水質監視計へ送水するための採水口を備えた
    ことを特徴とする請求項4から請求項12までのいずれかに記載の内視鏡挿入器。
  14. 前記外筒は、送り棒上端部に設置されたハンドルと締結可能な取っ手を備えた
    ことを特徴とする請求項4から請求項13までのいずれかに記載の内視鏡挿入器。
  15. 前記外筒は、圧力計を設置可能とされた
    ことを特徴とする請求項4から請求項14までのいずれかに記載の内視鏡挿入器。
  16. 前記内視鏡のケーブルは、オゾン滅菌装置を介して外筒へ挿入される
    ことを特徴とする請求項4から請求項15までのいずれかに記載の内視鏡挿入器。
  17. 前記送り棒の上端部に設置されるハンドルの回転により、内視鏡の進行方向が変更可能である
    ことを特徴とする請求項4から請求項16までのいずれかに記載の内視鏡挿入器。
  18. 前記ガイド板の先端部の方向を示す印を前記ハンドルに付すことで内視鏡の進行方向が確認可能とされた
    ことを特徴とする請求項17に記載の内視鏡挿入器。
  19. 請求項4から請求項18までのいずれかに記載の内視鏡を制御ないし内視鏡から送られてくる映像を記録する機器、もしくは請求項13から請求項18までのいずれかに記載の水質監視計が搭載され、
    その水質監視計は前後、左右に略水平に保持可能な台上に設置されている
    ことを特徴とする車両。
  20. 消火栓の口金に取り付けられる緊急消火活動用消火栓ソケットであって、
    その消火栓ソケットの出口側は二叉になっており、
    一方の分岐管には請求項1から請求項3までのいずれかに記載の流量測定器もしくは、請求項4から請求項18までのいずれかに記載の内視鏡挿入器が取り付け可能とされており、
    他方の分岐管には消火ホースが装着可能で、且つこの他方の分岐管は弁により開閉可能とされている
    ことを特徴とする消火栓ソケット。
  21. 配水管に接続された消火栓から不断水で配水管内の状況を観察する際に、消火栓に着脱可能に取り付けられ、配水管に入れられる内視鏡のケーブルを水密状態で且つ進退可能に外部へ導出するパッキンが収納された
    ことを特徴とするパッキンボックス。
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