JP2019117102A - 温度センサの設置方法および固定機構付き温度センサ - Google Patents

温度センサの設置方法および固定機構付き温度センサ Download PDF

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【課題】目標温度検出位置の近傍に遮蔽物がある場合であっても目標温度検出位置に確実に温度センサを設置することが可能な温度センサの設置方法を提供する。【解決手段】挿通ステップS1と、送りステップS2と、固定ステップS3とによって実施する。挿通ステップS1においては、温度センサ本体が接続された呼び線を温度センサ本体とともに配管の温度センサ用の挿通口に通す。送りステップS2においては、呼び線を配管内に送り込み、温度センサ本体を配管内で目標とする温度検出位置まで送る。固定ステップS3においては、温度センサ本体を温度検出位置に固定する。【選択図】 図1

Description

本発明は、温度センサを配管の温度センサ挿入口とは離れた位置に設置する温度センサの設置方法および固定機構付き温度センサに関する。
従来、配管内を流れる流体の温度を検出するためには、例えば特許文献1に記載されているように、保護管を使用して温度センサが設置されている。この保護管は、一端が閉塞された管で、この一端が配管の中に位置するように配管の保護管用の挿通口に挿入されて固定されている。この保護管の開口部から保護管内に温度センサが挿入されることにより、配管内の中心部の近傍を流れる流体の温度を温度センサによって検出することが可能になる。
特開2010−107430号公報
保護管を使用する従来の温度センサの設置方法では、温度を検出するにあたって最適な位置(以下においては、単に目標温度検出位置という。)に温度センサを設置することができないことがあった。この理由は、保護管を取付ける位置の近傍に他の装置や他の配管などの遮蔽物が存在していることがあり、このような場合には、この遮蔽物が邪魔になって保護管や温度センサを設置する作業を行うことができないからである。
本発明の目的は、目標温度検出位置の近傍に遮蔽物がある場合であっても目標温度検出位置に確実に温度センサを設置することが可能な温度センサの設置方法およびこの設置方法を実施するための固定機構付き温度センサを提供することである。
この目的を達成するために、本発明に係る温度センサの設置方法は、温度センサ本体が接続された呼び線を前記温度センサ本体とともに配管の温度センサ用挿通口に通す挿通ステップと、前記呼び線を前記配管内に送り込み、前記温度センサ本体を前記配管内で目標とする温度検出位置まで送る送りステップと、前記温度センサ本体を前記温度検出位置に固定する固定ステップとを備えている方法である。
本発明は、前記温度センサの設置方法を実施するための固定機構付き温度センサであって、温度センサ本体を支持する固定機構と、前記固定機構を前記温度センサ本体とともに前記配管の中で送る呼び線とを備え、前記固定機構は、全長が短くなる収縮形態と全長が長くなる伸張形態との両方の形態を採ることが可能に構成され、前記配管の径方向において前記温度センサ本体を中心に位置付けて放射状に配置された複数の伸張部材と、前記複数の伸張部材をそれぞれ伸張させる駆動部材と、前記駆動部材の動作を制御する操作部材と、前記操作部材に接続されて前記呼び線に沿って延びる操作線とを有し、前記伸張部材は、前記伸張形態において、前記一端部どうしが互いに押し合う状態で他端部が前記配管の内周面に押し付けられて固定されているものである。
本発明は、前記温度センサの設置方法を実施するための固定機構付き温度センサであって、温度センサ本体を支持する固定機構と、前記固定機構を前記温度センサ本体とともに前記配管の中で送る呼び線とを備え、前記固定機構は、前記温度センサ本体を軸心部に保持した状態で自らのばね力で拡径して解放形態になる筒体からなる伸張部材と、前記伸張部材を圧縮された圧縮形態で収容し、前記伸張部材に着脱自在に取付けられた操作部材と、前記操作部材に接続されて前記呼び線に沿って延びる操作線とを有し、前記伸張部材は、前記圧縮形態にあるときは前記配管の内周面から離間し、前記操作部材が外れて解放形態になることによって、前記配管の内周面に自らのばね力で押し付けられて固定されているものである。
本発明は、前記固定機構付き温度センサにおいて、前記操作部材が操作線とともに前記伸張部材に対して外れることにより前記伸張部材による固定動作が開始されてもよい。
本発明は、前記固定機構付き温度センサにおいて、前記操作線が前記伸張部材に対して捩られることにより前記伸張部材による固定動作が開始されてもよい。
本発明は、前記温度センサの設置方法を実施するための固定機構付き温度センサであって、前記呼び線の中間部に前記温度センサ本体が固定され、前記呼び線の一端と前記温度センサ本体との間の部位が前記配管の上流側に位置する前記挿通口に固定されるとともに、前記呼び線の他端と前記温度センサ本体との間の部位が前記配管の下流側に位置する前記挿通口に固定されているものである。
本発明は、前記温度センサの設置方法において、前記送りステップと前記固定ステップとの間に、前記配管の中に挿入された内視鏡を使用して前記温度センサ本体が目標とする温度検出位置に配置されていることを確認する確認ステップが実施されてもよい。
本発明においては、温度センサを通すために配管に穿設する挿通口を目標とする温度検出位置から離れた位置に設けることができる。このため、目標とする温度検出位置の近傍に他の装置や配管などの遮蔽物が存在する場合であっても、この遮蔽物を避けて挿通口を形成し、温度センサを設置することができる。したがって、本発明によれば、目標とする温度検出位置の近傍に遮蔽物がある場合であっても、この温度検出位置の温度を温度センサによって確実に検出できるようになる。
本発明に係る温度センサの設置方法を示すフローチャートである。 挿通ステップを説明するための断面図である。 送りステップを説明するための断面図である。 固定ステップを説明するための断面図である。 第1の実施の形態による固定機構付き温度センサの側面図である。 第1の実施の形態による固定機構付き温度センサの使用状態を示す正面図である。 第2の実施の形態による固定機構付き温度センサの側面図である。 第3の実施の形態による固定機構付き温度センサの側面図である。 第3の実施の形態による固定機構付き温度センサの使用状態を示す正面図である。 第4の実施の形態による固定機構付き温度センサの側面図である。 第4の実施の形態の変形例による固定機構付き温度センサの側面図である。 第5の実施の形態による温度センサの設置方法を示すフローチャートである。 確認ステップを説明するための断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る温度センサの設置方法および固定機構付き温度センサの一実施の形態を図1〜図6を参照して詳細に説明する。この第1の実施の形態に示す固定機構付き温度センサは、特許請求の範囲の請求項2および請求項4に記載したものである。
本発明に係る温度センサの設置方法は、図1に示すように、挿通ステップS1と、送りステップS2と、固定ステップS3とによって実施する。この温度センサの設置方法は、図2に示すように、配管1の内部に予め設定されている、目標とする温度検出位置A(以下においては、単に目標温度検出位置Aという)に、そこから離間した位置から固定機構付き温度センサ2を送って設置する方法である。目標温度検出位置Aは、例えば熱交換器(図示せず)の冷媒入口や冷媒出口の近傍となるような位置である。
目標温度検出位置Aと対応する配管1の周辺近傍には、遮蔽物3,4が存在している。遮蔽物3,4は、例えば壁や他の装置、配管などである。このため、配管1における目標温度検出位置Aの直近に温度センサ2を取付けるための挿通口を設けることはできない。図2に示す配管1には、遮蔽物3,4によって遮られることがない位置に温度センサ用挿通口5が設けられている。図2に示す配管1は、L字状に屈曲しているが、本発明は、配管1の直管部にも適用することが可能である。
固定機構付き温度センサ2は、詳細は後述するが、温度センサ本体11を有する固定機構12と、この固定機構12に接続された呼び線13とを備えている。
この実施の形態による温度センサの設置方法の挿通ステップS1は、図2に示すように、固定機構付き温度センサ2の温度センサ本体11が接続された呼び線13の先端部を温度センサ本体11とともに温度センサ用挿通口5に通して行われる。
送りステップS2は、図3および図4に示すように、固定機構付き温度センサ2の呼び線13を配管1内に送り込み、温度センサ本体11を配管1内で目標温度検出位置Aまで送ることにより実施される。
この送りステップS2において、固定機構付き温度センサ2の先端部に位置する固定機構12は、配管1の屈曲部1aに当たったときに配管1の内周面に対して滑る。そして、この固定機構12は、移動する方向が変わって配管1内を進むようになる(図3参照)。
固定ステップS3は、固定機構付き温度センサ2の後述する固定機構12を使用して実施される。固定ステップS3が実施されることにより、温度センサ本体11が図4中に二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動し、目標温度検出位置Aにおける配管1の中心部に固定される。
固定機構付き温度センサ2の固定機構12は、図5および図6に示すように構成することができる。図5および図6に示す固定機構12は、先端部の温度センサ本体11を支持するフレーム14を備えている。温度センサ本体11は、リード線11aが固定機構12を通して呼び線13側に導出される状態でフレーム14に固定されている。この温度センサ本体11は、詳細には図示してはいないが、薄膜状の封止部材(図示せず)の中に収容されており、温度が伝達可能な状態でこの封止部材によって封止されている。リード線11aは、呼び線13に保持された状態で呼び線13に沿って配管1の外に導出されている。呼び線13の先端は、フレーム14に固定されている。
固定機構12は、上述したフレーム14と、このフレーム14に設けられた3組の伸張部材15と、これらの伸張部材15をそれぞれ伸張させる駆動部材16(図6参照)と、この駆動部材16の動作を制御する操作部材17と、この操作部材17に接続されて呼び線13に沿って延びる操作線18とを有している。
3組ある伸張部材15は、全長が相対的に短くなる収縮形態(図5参照)と、全長が相対的に長くなる伸張形態(図6参照)の両方の形態を採ることが可能な、いわゆるテレスコピック式の構造のものである。これらの伸張部材15は、図6に示すように、温度センサ本体11を有するフレーム14が一端部に連結され、配管1の径方向において温度センサ本体11を中心に位置付けて放射状に配置されている。これらの伸張部材15の他端部には、配管1の内周面に当接する当接片19がそれぞれ設けられている。
駆動部材16は、伸張部材15の中に収納された圧縮コイルばねによって構成されている。この駆動部材16は、伸張部材15の一端部と他端部との間に圧縮された状態で挿入されている。図5に示す各伸張部材15の当接片19には、リング状に形成された操作部材17が係合している。
操作部材17は、図5に示すように、収縮形態にある伸張部材15の当接片19に着脱自在に取付けられている。図5に示す当接片19は、リング状の操作部材17の内部に挿入され、駆動部材16のばね力によって付勢されて操作部材17に内側から押し付けられている。
呼び線13は、可撓性を有しかつ長手方向への荷重に対しては変形し難い線材によって形成されている。
このように構成された固定機構付き温度センサ2においては、上述した挿通ステップS1において配管1の温度センサ用挿通口5に挿通され、送りステップS2で呼び線13が送られることによって、配管1の内周面に沿って配管1内を進む。そして、目標温度検出位置Aと温度センサ用挿通口5との間の距離に相当する長さだけ固定機構付き温度センサ2が挿通口5に挿入された状態で、操作線18を呼び線13に対して引く。この操作により、上述した固定ステップS3が実施されることになる。操作線18を呼び線13に対して挿通口5側に引くことにより、操作部材17が当接片19から外れ、3組の伸張部材15が駆動部材16のばね力によって伸びて伸張形態になる。すなわち、操作部材17が操作線18とともに伸張部材15に対して外れることにより伸張部材15による固定動作が開始される。
このとき、伸張部材15は、伸張形態において、一端部どうしがフレーム14を介して互いに押し合う状態で他端部の当接片19が配管1の内周面に押し付けられて固定される。このように3組の伸張部材15がそれぞれ伸張形態で配管1に固定されることにより、目標温度検出位置Aにおける配管1内の中心部に温度センサ本体11が設置されることになる。
このように伸張部材15が配管1に対して固定された後、操作線18を引いて配管1内から取り出し、呼び線13と温度センサ本体11のリード線11aのみが温度センサ用挿通口5から導出される状態とする。そして、温度センサ用挿通口5を栓部材20(図4参照)によって密閉する。この温度センサ用挿通口5が栓部材20で閉じられることにより、固定機構付き温度センサ2を配管1に取付ける作業が完了する。
この実施の形態においては、目標温度検出位置Aから離れた位置に設けられた温度センサ用挿通口5を通して配管1内に固定機構付き温度センサ2を挿通し、温度センサ本体11を目標温度検出位置Aに設置することができる。したがって、この実施の形態によれば、目標温度検出位置Aの近傍に遮蔽物3,4がある場合であっても目標温度検出位置Aに確実に温度センサ本体11を設置することが可能な温度センサの設置方法を提供することができる。
この実施の形態による固定機構付き温度センサ2においては、放射状に並ぶ複数の伸張部材15の中心部に温度センサ本体11が保持される。このため、この実施の形態によれば、温度センサ本体11を配管1内の中心部に確実に設置可能な固定機構付き温度センサを提供することができる。
この実施の形態においては、操作部材17が操作線18とともに伸張部材15に対して外れることにより伸張部材15による固定動作が開始される。
このため、伸張部材15は、操作部材17および操作線18が外れた状態で動作するから、抵抗なく早く動作する。したがって、固定機構12が円滑にかつ速やかに動作し、温度センサ本体11が確実に固定されるようになる。
(第2の実施の形態)
本発明に係る固定機構付き温度センサは、図7に示すように構成することができる。図7において、図1〜図6によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。この第2の実施の形態に示す固定機構付き温度センサは、特許請求の範囲の請求項2および請求項5に記載したものである。
図7に示す固定機構付き温度センサ21は、温度センサ本体11を支持する固定機構22と、この固定機構22に接続された呼び線13とを備えている。固定機構22は、フレーム14に一端部が固定された3組の伸張部材15と、これらの伸張部材15をそれぞれ伸張させるプッシュプルワイヤからなる駆動部材23と、この駆動部材23の動作を制御する操作部材24と、この操作部材24に接続されて呼び線13に沿って延びる操作線25とを有している。
駆動部材23は、3組の伸張部材15にそれぞれ設けられており、これらの伸張部材15の中に収容されて一端が継手部材26を介して操作部材24に接続されるとともに、他端が伸張部材15の他端部に取付けられている。継手部材26は、操作部材24が駆動部材23に対して回転することを許容するとともに、駆動部材23が操作部材24と一体に進退するように構成されている。
操作部材24は、雄ねじによって構成され、フレーム14側の雌ねじ部材27に螺合している。この操作部材24の一端部に操作線25が接続されているとともに、他端部に継手部材26が接続されている。操作線25は、長手方向を軸線方向として捩るときの捩り力を伝達可能なものである。この実施の形態による呼び線13の先端部は、雌ねじ部材27に固定されている。
この実施の形態による固定機構付き温度センサ21においては、操作線25を呼び線13に対して捩って回すことによって、操作部材24が雌ねじ部材27に対して回り、フレーム14に対して接近あるいは離反する。操作部材24がフレーム14に接近することにより、プッシュプルワイヤからなる駆動部材23が伸張部材15内に送り込まれ、伸張部材15が伸張する。
このため、この固定機構付き温度センサ21によれば、本発明に係る温度センサの設置方法の固定ステップS3において、呼び線13を固定した状態で操作線25を捩って回すことにより、伸張部材15が固定動作を開始する。そして、この伸張部材15が伸張形態になることによって、温度センサ本体11が目標温度検出位置Aにおける配管1内の中心部に固定される。
この実施の形態においては、操作線25が固定機構12に対して捩られることにより伸張部材15による固定動作が開始される。
このため、図示していない作業者が操作線25を捩ることによって伸張部材15が伸張するから、伸張部材15の他端部が配管1の内周面を押しているか否か、言い換えれば温度センサ本体11の固定が完了したか否かを作業者が操作線25を捩るときの感覚によって判別することができる。
したがって、この実施の形態によれば、温度センサ本体11が固定されたか否かの確認を行うことが可能であるから、温度センサ本体11を確実に固定することが可能な固定機構付き温度センサを提供することができる。
(第3の実施の形態)
本発明に係る固定機構付き温度センサは、図8および図9に示すように構成することができる。図8および図9において、図1〜図6によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。この第3の実施の形態に示す固定機構付き温度センサは、特許請求の範囲の請求項3および請求項4に記載したものである。
図8および図9に示す固定機構付き温度センサ31は、温度センサ本体11を支持する固定機構32と、この固定機構32を温度センサ本体11とともに配管1の中で送る呼び線13とを備えている。
固定機構32は、ばね材料からなる網によって円筒状に形成された伸張部材33と、この伸張部材33を圧縮された圧縮形態で収容し、伸張部材33に着脱自在に取付けられた筒状の操作部材34と、この操作部材34に接続されて呼び線13に沿って延びる操作線35とを有している。
伸張部材33は、図8に示すように、操作部材34の中に収容された圧縮形態と、図9に示すように、操作部材34から出されて自らのばね力で拡径した解放形態との間で弾性変形する。温度センサ本体11は、図9に示すように、この伸張部材33の中に収容され、伸張部材33の径方向に延びるケーブル36を介して伸張部材33に接続されている。
この温度センサ本体11は、伸張部材33が解放形態になることよって、ケーブル36を介して伸張部材33の軸心部に保持される。この伸張部材33の軸線方向の一端部には呼び線13が接続されている。
操作部材34は、圧縮形態にある伸張部材33の一部あるいは全体を収容する筒状に形成されている。
この実施の形態による固定機構32の伸張部材33は、圧縮形態にあるときは配管1の内周面から離間する。また、伸張部材33は、操作部材34が外れて解放形態になることによって、配管1の内周面に自らのばね力で押し付けられて固定される。この実施の形態においても操作部材34が操作線35とともに伸張部材33に対して外れることによって、伸張部材33による固定動作が開始される。
このため、この実施の形態によれば、配管1の内面に自らのばね力で押し付けられた伸張部材33の軸心部に温度センサ本体11が保持されるから、温度センサ本体11を挿通口(図示せず)から離れた位置において配管1内の中心部に確実に配置可能な固定機構付き温度センサを提供することができる。
(第4の実施の形態)
本発明に係る固定機構付き温度センサは、図10および図11に示すように構成することができる。図10および図11において、図1〜図6によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。この第4の実施の形態に示す固定機構付き温度センサは、特許請求の範囲の請求項6に記載したものである。
図10に示す固定機構付き温度センサ41の温度センサ本体11は、呼び線13の中間部に固定されている。
この実施の形態による配管1には、目標温度検出位置Aより上流側に第1の温度センサ用挿通口(以下、単に第1の挿通口という。)42が設けられているとともに、目標温度検出位置Aより下流側に第2の温度センサ用挿通口(以下、単に第2の挿通口という。)43が設けられている。第1の挿通口42と第2の挿通口43は、目標温度検出位置Aの近傍に設けられている遮蔽物3,4を避けて配管1の上流側と下流側とに振り分けて配置されている。
この実施の形態による呼び線13は、第1の挿通口42と第2の挿通口43とに通されて配管1内に架け渡されている。第1の挿通口42には、呼び線13の一端と温度センサ本体11との間の上流部13aと、温度センサ本体11のリード線11aとが栓部材20によって固定されている。第2の挿通口43には、呼び線13の他端と温度センサ本体11との間の下流部13bが栓部材20によって固定されている。
図11に示す固定機構付き温度センサ51の呼び線13は、中間部に温度センサ本体11が固定されているとともに、配管1の径方向の一端側に位置する第3の温度センサ用挿通口(以下、単に第3の挿通口という。)52と、配管1の径方向の他端側に位置する第4の温度センサ用挿通口(以下、単に第4の挿通口という。)53とに通されている。第3の挿通口52と第4の挿通口53は、目標温度検出位置Aの近傍に設けられている遮蔽物3,4を避けて配管1の上流側と下流側とに振り分けて配置されている。
第3の挿通口52には、呼び線13の一端と温度センサ本体11との間の上流部13aと、温度センサ本体11のリード線11aとが栓部材20によって固定されている。第4の挿通口53には、呼び線13の他端と温度センサ本体11との間の下流部13bが栓部材20によって固定されている。
この実施の形態によれば、上流側に位置する第1および第3の挿通口42,52と下流側に位置する第2および第4の挿通口43,53との間に呼び線13が架け渡され、この呼び線13の中間部に温度センサ本体11が位置付けられるから、配管1内を流体が流れるときの抵抗になり難い固定機構付き温度センサを提供することができる。
(第5の実施の形態)
本発明に係る温度センサの設置方法は、図12および図13に示すように構成することができる。図12および図13において、図1〜図11によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。この第5の実施の形態に示す温度センサの設置方法は、特許請求の範囲の請求項7に記載した方法である。
この実施の形態による温度センサの設置方法は、図12に示すように、送りステップS2と固定ステップS3との間に確認ステップS21を実施する方法である。
確認ステップS21においては、図13に示すように、作業者が配管1の中に固定機構付き温度センサ2とともに内視鏡61を挿入し、この内視鏡61を使用して温度センサ本体11が目標温度検出位置Aに正しく配置されていることを確認する。
このため、この実施の形態によれば、温度センサ本体11を目標温度検出位置Aに確実に固定することが可能な温度センサの設置方法を提供することができる。
この実施形態による温度センサの設置方法は、図13に示した固定機構付き温度センサ2、すなわち第1の実施の形態で示した温度センサに限定されることはなく、第2〜第4の実施の形態で示した固定機構付き温度センサ21,31,41,51を使用しても実施可能である。
上述した第1〜第3の実施の形態に示す固定機構付き温度センサ2においては、呼び線13が固定機構12,22,32に固定されている例を示した。しかし、固定機構12,22,32による固定が完了した後に呼び線13を例えば固定機構12,22,32に対して捩ることにより、呼び線13が固定機構から外れる構成を採ることができる。第1〜第3の形態に示すように呼び線13が配管1内に残存する構成を採る場合は、固定機構12,22,32の伸張部材15,33が配管1に押し付けられる際の押圧力と、呼び線13が固定機構12,22,32を押す力や引く力とを用いて温度センサ本体11を配管1に対して強固に固定することが可能になる。
上述した第1および第2の実施の形態においては、テレスコピック式の伸張部材を有する固定機構を示した。しかし、本発明に係る固定機構付き温度センサに用いる固定機構は、このような限定にとらわれることなく、例えば傘の骨部材のように開く機構でもよいし、うず巻ばねが解放されて拡径する性質を用いた機構でもよい。また、操作線を捩って伸張部材を操作する構成としては、圧縮コイルばねのばね力で伸びる伸張部材の先端に牽引用のワイヤーの一端を接続し、このワイヤーの他端を操作線とともに回るリールに巻き付ける構成を採ることができる。
上述した第1の実施の形態および第5の実施の形態に示した温度センサの設置方法によれば、従来の温度センサの設置方法と較べて保護管を使用せず、温度センサが目標温度検出位置Aから離れた位置で配管1内に挿入されているために、設計段階と、施工段階と、使用段階とにおいて、それぞれ下記のように効果が得られる。
(1)設計段階の利点について。
温度センサ本体11を配管1に任意の位置から挿入し、任意の位置に固定できるから、温度センサの設置位置、挿入長さなどの設計が容易あるいは不要になり、設計時間を短縮することができる。また、設計ミスを低減することもできる。
保護管を使用していない分だけ温度検出部を小型化することができるし、大きな金属部品である保護管が不要になってコストダウンを図ることができる。しかも、温度検出部が小型化されると、流体の抵抗が小さくなって強度を確保し易くなる。抵抗が小さくなると、耐久性が高くなる。
(2)施工段階の利点について。
取付困難な場所を避けて温度センサ用挿通穴を設けることができる。
伸張部材15,33を使用する形態や呼び線13を配管1内に架設する形態を採ることにより、配管1の内径に大きく依存することなく配管1内の中心部に温度センサ本体11を設置することができるから、使用できる配管1の内径の自由度が高くなる。このため、施工が容易になり、施工を速やかに行うことが可能になる。
(3)使用段階の利点について。
温度センサ本体11が薄膜を介して流体に接する構造となるために、温度検出部が小型化されて熱容量が小さくなり、応答性の向上を図ることができる。応答性が高くなると、検出精度が高くなる。
配管1内の中心部の温度を検出でき、流体の温度を安定して検出することができる。
このように本発明による温度センサの設置方法によれば、設計と施工とを速く行うことができるようになるから、配管1に温度センサを設置するために必要な工期を短縮することが可能になる。
1…配管、2,21,31,41,51…固定機構付き温度センサ、5…温度センサ用挿通口、11…温度センサ本体、12,22,32…固定機構、13…呼び線、15,33…伸張部材、16,23…駆動部材、17,24…操作部材、18,25,35…操作線、42…第1の挿通口、43…第2の挿通口、52…第3の挿通口、53…第4の挿通口、61…内視鏡、A…目標温度検出位置、S1…挿通ステップ、S2…送りステップ、S21…確認ステップ、S3…固定ステップ。

Claims (7)

  1. 温度センサ本体が接続された呼び線を前記温度センサ本体とともに配管の温度センサ用挿通口に通す挿通ステップと、
    前記呼び線を前記配管内に送り込み、前記温度センサ本体を前記配管内で目標とする温度検出位置まで送る送りステップと、
    前記温度センサ本体を前記温度検出位置に固定する固定ステップとを備えていることを特徴とする温度センサの設置方法。
  2. 請求項1記載の温度センサの設置方法を実施するための固定機構付き温度センサであって、
    温度センサ本体を支持する固定機構と、
    前記固定機構を前記温度センサ本体とともに前記配管の中で送る呼び線とを備え、
    前記固定機構は、
    全長が短くなる収縮形態と全長が長くなる伸張形態との両方の形態を採ることが可能に構成され、前記配管の径方向において前記温度センサ本体を中心に位置付けて放射状に配置された複数の伸張部材と、
    前記複数の伸張部材をそれぞれ伸張させる駆動部材と、
    前記駆動部材の動作を制御する操作部材と、
    前記操作部材に接続されて前記呼び線に沿って延びる操作線とを有し、
    前記伸張部材は、前記伸張形態において、前記一端部どうしが互いに押し合う状態で他端部が前記配管の内周面に押し付けられて固定されることを特徴とする固定機構付き温度センサ。
  3. 請求項1記載の温度センサの設置方法を実施するための固定機構付き温度センサであって、
    温度センサ本体を支持する固定機構と、
    前記固定機構を前記温度センサ本体とともに前記配管の中で送る呼び線とを備え、
    前記固定機構は、
    前記温度センサ本体を軸心部に保持した状態で自らのばね力で拡径して解放形態になる筒体からなる伸張部材と、
    前記伸張部材を圧縮された圧縮形態で収容し、前記伸張部材に着脱自在に取付けられた操作部材と、
    前記操作部材に接続されて前記呼び線に沿って延びる操作線とを有し、
    前記伸張部材は、前記圧縮形態にあるときは前記配管の内周面から離間し、前記操作部材が外れて解放形態になることによって、前記配管の内周面に自らのばね力で押し付けられて固定されることを特徴とする固定機構付き温度センサ。
  4. 請求項2または請求項3記載の固定機構付き温度センサにおいて、
    前記操作部材が操作線とともに前記伸張部材に対して外れることにより前記伸張部材による固定動作が開始されることを特徴とする固定機構付き温度センサ。
  5. 請求項2記載の固定機構付き温度センサにおいて、
    前記操作線が前記伸張部材に対して捩られることにより前記伸張部材による固定動作が開始されることを特徴とする固定機構付き温度センサ。
  6. 請求項1記載の温度センサの設置方法を実施するための固定機構付き温度センサであって、
    前記呼び線の中間部に前記温度センサ本体が固定され、
    前記呼び線の一端と前記温度センサ本体との間の部位が前記配管の上流側に位置する前記挿通口に固定されるとともに、前記呼び線の他端と前記温度センサ本体との間の部位が前記配管の下流側に位置する前記挿通口に固定されていることを特徴とする固定機構付き温度センサ。
  7. 請求項1記載の温度センサの設置方法において、
    前記送りステップと前記固定ステップとの間に、前記配管の中に挿入された内視鏡を使用して前記温度センサ本体が目標とする温度検出位置に配置されていることを確認する確認ステップが実施されることを特徴とする温度センサの設置方法。
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