JP6217623B2 - 静電潜像現像用トナー - Google Patents
静電潜像現像用トナー Download PDFInfo
- Publication number
- JP6217623B2 JP6217623B2 JP2014263261A JP2014263261A JP6217623B2 JP 6217623 B2 JP6217623 B2 JP 6217623B2 JP 2014263261 A JP2014263261 A JP 2014263261A JP 2014263261 A JP2014263261 A JP 2014263261A JP 6217623 B2 JP6217623 B2 JP 6217623B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- shell layer
- saturation
- resin
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
トナーコアは、結着樹脂、着色剤、及び電荷制御剤を含む。トナーコアは必要に応じて、例えば、離型剤及び/又は磁性粉を含んでいてもよい。以下、結着樹脂、着色剤、及び電荷制御剤について説明する。また、必要に応じてトナーコアに含有されてもよい、離型剤、及び磁性粉について説明する。
結着樹脂は、トナーの調製に用いられる結着樹脂である限り、特に限定されない。結着樹脂としては、トナーの記録媒体への定着性を向上させるという観点から、熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂としては、例えば、アクリル系樹脂、スチレンアクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ウレタン樹脂、及びポリビニルアルコール系樹脂が挙げられる。トナーコア中の着色剤の分散性、トナー粒子の帯電性、及び記録媒体(例えば、紙)に対するトナーの定着性を向上させるためには、ポリエステル樹脂が特に好ましい。以下、ポリエステル樹脂について説明する。
示差走査熱量計(DSC)(例えば、セイコーインスツル株式会社製「DSC−6220」)を用いて結着樹脂の吸熱曲線を測定することで、得られた吸熱曲線(詳しくは、結着樹脂の比熱の変化点)から結着樹脂のガラス転移点(Tg)を求めることができる。例えば、結着樹脂(測定試料)10mgをアルミパン中に入れ、リファレンスとして空のアルミパンを使用し、測定温度範囲25℃以上200℃以下、昇温速度10℃/分という条件で、結着樹脂の吸熱曲線を測定することができる。得られた結着樹脂の吸熱曲線に基づいて、結着樹脂のガラス転移点(Tg)を求めることができる。
高化式フローテスター(例えば、株式会社島津製作所製「CFT−500D」)を用いて結着樹脂の軟化点(Tm)を測定することができる。例えば、結着樹脂(測定試料)を高化式フローテスターにセットし、ダイス細孔径1mm、プランジャー荷重20kg/cm2、昇温速度6℃/分の条件で、1cm3の試料を溶融流出させて軟化点(Tm)を測定することができる。高化式フローテスターの測定により、温度(℃)/ストローク(mm)に関するS字カーブが得られる。得られたS字カーブから、結着樹脂の軟化点(Tm)を読み取ることができる。具体的には、得られたS字カーブに関して、ストロークの最大値をS1とし、低温側のベースラインのストローク値をS2とする。この場合、ストロークの値が(S1+S2)/2となる温度が、結着樹脂(測定試料)の軟化点(Tm)に相当する。
着色剤としては、トナー粒子の色に合わせて、公知の顔料又は染料を用いることができる。好適な着色剤の具体例としては以下の着色剤が挙げられる。着色剤の使用量は、結着樹脂100質量部に対して1質量部以上30質量部以下であることが好ましい。
電荷制御剤は、帯電レベル、及び帯電立ち上がり特性を向上させ、耐久性及び安定性に優れたトナーを得る目的で使用される。帯電立ち上がり特性は、所定の帯電レベルに短時間で帯電可能か否かの指標である。トナーを正帯電させて現像を行う場合、正帯電性の電荷制御剤が使用される。トナーを負帯電させて現像を行う場合、負帯電性の電荷制御剤が使用される。
トナーコアは、離型剤を含有することが好ましい。離型剤は、トナーの定着性及び耐オフセット性を向上させる目的で使用される。離型剤の使用量は、結着樹脂100質量部に対して、1質量部以上30質量部以下であることが好ましく、5質量部以上20質量部以下であることがより好ましい。
本実施形態のトナーが有するトナーコアは、必要に応じて、結着樹脂中に磁性粉を含有してもよい。磁性粉を含むトナーコアを用いて製造されたトナーは、磁性1成分現像剤として使用される。好適な磁性粉としては、フェライト、又はマグネタイトのような鉄;コバルト、又はニッケルのような強磁性金属;鉄、及び/又は強磁性金属を含む合金;鉄、及び/又は強磁性金属を含む化合物;熱処理のような強磁性化処理を施された強磁性合金;及び二酸化クロムが挙げられる。
シェル層は、熱硬化性樹脂、及び熱可塑性樹脂を含む。また、トナーコアの表面に複数のシェル層が積層されていてもよい。
熱硬化性樹脂は、トナーコアに含有される電荷制御剤と同極性の帯電性を有する。例えば、正極性の帯電性を有する(正帯電性の)電荷制御剤が使用される場合、正極性の帯電性を有する(正帯電性の)熱硬化性樹脂を使用することができる。負極性の帯電性を有する(負帯電性の)電荷制御剤が使用される場合、負極性の帯電性を有する(負帯電性の)熱硬化性樹脂を使用することができる。
熱可塑性樹脂としては、例えば、(メタ)アクリル系樹脂、スチレン−(メタ)アクリル系共重合体、シリコーン−(メタ)アクリル系グラフト共重合体、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、及びエチレンビニルアルコール共重合体が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、スチレン−(メタ)アクリル系共重合体が好ましく、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体がより好ましい。
シェル層は、破壊箇所(機械的強度の弱い部位)を有していてもよい。破壊箇所は、シェル層に局所的に欠陥等を生じさせることにより形成することができる。シェル層に破壊箇所を設けることで、シェル層が容易に破壊されるようになる。その結果、低い温度でトナーを記録媒体に定着させることが可能になる。破壊箇所の数は任意である。
本実施形態のトナーに含まれるトナー粒子は、表面に外添剤を有していてもよい。つまり、必要に応じて、トナー粒子の表面に外添剤を付着させてもよい。以下、外添剤により処理される前のトナー粒子を、「トナー母粒子」と記載する場合がある。
トナーは、所望のキャリアと混合して2成分現像剤として使用してもよい。2成分現像剤を調製する場合、磁性キャリアを用いることが好ましい。
本実施形態のトナーに含まれるトナー粒子において、シェル層によるトナーコアの被覆率は、10.0%以上30.0%以下である。被覆率が高過ぎると、記録媒体へのトナーの低温定着性が低下する傾向にある。更に、トナーを記録媒体へ定着する際に、トナーコアの成分が染み出しにくくなり、形成される画像の彩度が低下する傾向にある。一方、被覆率が低過ぎると、高温でトナーを保存する際に、トナーコアの成分が染み出し易くなり、耐熱保存性が低下する傾向にある。
本実施形態のトナーは、70.0%以上の彩度維持率を有することが好ましい。彩度維持率とは、トナーの記録媒体への載せ量が0.4mg/cm2である場合にトナーを記録媒体上に定着することにより得られる画像の彩度(C100%)に対する、トナーの記録媒体への載せ量が0.2mg/cm2である場合にトナーを記録媒体上に定着することにより得られる画像の彩度(C50%)の百分率を意味する。彩度維持率は、トナーの記録媒体への載せ量が減少した場合であっても、形成される画像の彩度(C)を維持できるか否かの指標となる。ここで、彩度(C)は、CIE LCh色空間における彩度(C)を意味する。
(彩度維持率[%])=100×(彩度(C50%))/(彩度(C100%)) (式3)
以下、本実施形態のトナーがカプセルトナーである場合の好適な製造方法について説明する。詳しくは、トナーコアの製造方法と、シェル層の形成方法とについて説明する。
トナーコアの製造方法としては、結着樹脂中に、着色剤、電荷制御剤、及び任意成分(例えば、離型剤、及び/又は磁性粉)を良好に分散させることができる方法が好ましい。トナーコアの製造方法としては、例えば、凝集法又は粉砕法が好ましく、粉砕法がより好ましい。凝集法は、粉砕法よりも、球形度の高いトナーコアを製造し易い。凝集法は、均一な形状及び粒子径を有するトナーコアを製造し易い。粉砕法は、凝集法よりも簡単にトナーコアを製造できる。本実施形態のトナーでは、シェル層に熱硬化性樹脂が含有されるため、シェル層形成工程においてシェル層の材料が加熱されて硬化する際に、トナーコアが軟化しながら表面張力によって収縮する傾向がある。そして、トナーコアが収縮すると、トナーコアの球形度が高くなる。このため、熱硬化性樹脂を含むシェル層を有するトナー粒子を製造する場合には、粉砕法を用いてトナーコアを製造しても、シェル層形成工程においてトナーコアの球形度を高めることで、球形度の高いトナー粒子を製造することができると考えられる。
以下に示す方法によって、静電潜像現像用トナーであるトナー(A−1)を調製した。
低粘度ポリエステル樹脂(ガラス転移点(Tg):38℃、軟化点(Tm):65℃)65質量部、中粘度ポリエステル樹脂(ガラス転移点(Tg):53℃、軟化点(Tm):84℃)9質量部、高粘度ポリエステル樹脂(ガラス転移点(Tg):71℃、軟化点(Tm):120℃)12質量部、離形剤(カルナウバワックス、株式会社加藤洋行製「カルナウバ1号」)5質量部、着色剤(フタロシアニンブルー、DIC株式会社製「KET BLUE111」)8質量部、及び電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)1.0質量部(トナーコアの質量に対して1.0質量%)を、FMミキサー(日本コークス工業株式会社製)を用いて、2400rpmの速度で混合した。得られた混合物を、2軸押出機(株式会社池貝製「PCM−30」)を用いて、材料投入速度5kg/時、軸回転数160rpm、及び設定温度範囲80℃以上130℃以下の条件で、溶融混練した。得られた溶融混練物を冷却した。冷却された溶融混錬物を、粉砕機(ホソカワミクロン株式会社製「ロートプレックス(登録商標)16/8型」)を用いて粗粉砕した。次いで、粗粉砕品をジェットミル(日本ニューマチック工業株式会社製「超音波ジェットミルI型」)で微粉砕した。得られた微粉砕品をエルボージェット(日鉄工業株式会社製「EJ−LABO型」)を用いて分級した。その結果、トナーコアが得られた。
温度計、及び攪拌羽根を備えた容量1Lの3つ口フラスコに、イオン交換水875mL、及びアニオン系界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム塩、花王株式会社製「ラテムルWX」)75mLを加えた。続いて、ウォーターバスを用いてフラスコの内温を80℃に昇温した。その後、スチレン17mLとアクリル酸ブチル3mLとの混合液を、反応容器に5時間滴下した。また、過硫酸カリウム0.5gをイオン交換水30mLに溶解させた溶液を、上述の混合液の滴下と同時に且つ別々に、反応容器に5時間滴下した。フラスコの内温を80℃で更に2時間保持して、共重合反応を完結させた。これにより、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体(疎水性熱可塑性樹脂)の微粒子懸濁液(A)を得た。
温度計、及び攪拌羽根を備えた容量1Lの3つ口フラスコに、イオン交換水300mLを加え、ウォーターバスを用いてフラスコの内温を30℃に保持した。次いで、フラスコ内に希塩酸を加えて、フラスコ内の水性媒体のpHを4に調整した。pHを調整した後、メチロールメラミン水溶液(昭和電工株式会社製「ミルベン(登録商標)レジンSM−607」、固形分濃度80質量%)0.35mL、及びスチレン−アクリル酸ブチル共重合体(疎水性熱可塑性樹脂)の微粒子懸濁液(A)15.00mLを、シェル層の原料としてフラスコ内に加えた。メチロールメラミン水溶液と微粒子懸濁液(A)とを水性媒体に溶解させ、シェル層の原料の水溶液(B)を得た。水溶液(B)に、上述のようにして得られたトナーコア300gを添加した。フラスコの内容物を、200rpmの速度で1時間攪拌した。次いで、フラスコ内にイオン交換水300mLを加えた。その後、フラスコの内容物を100rpmの速度で攪拌しながら、フラスコの内温を1℃/分の速度で70℃まで上げた。昇温後、フラスコの内容物を、70℃、100rpmの速度で2時間攪拌し続けた。その後、フラスコ内に水酸化ナトリウムを加えて、フラスコの内容物のpHを7に調整した。次いで、フラスコの内容物を、常温まで冷却して、トナー母粒子(シェル層で被覆されたトナーコア)を含む分散液(C)を得た。
得られたトナー母粒子を含む分散液(C)をブフナー漏斗で濾過し、トナー母粒子のウエットケーキを得た。次いで、トナー母粒子のウエットケーキをイオン交換水に分散させてトナー母粒子を洗浄した。トナー母粒子のイオン交換水による洗浄操作を、同様の方法で5回繰り返した。
洗浄したトナー母粒子のウエットケーキを、濃度50質量%のエタノール水溶液に分散させることにより、トナー母粒子を含むスラリーを得た。得られたスラリーを、連続式表面改質装置(フロイント産業株式会社製「コートマイザー(登録商標)」)に供給した。乾燥条件を、熱風温度45℃、ブロアー風量2m3/分に設定した。これにより、スラリー中のトナー母粒子を乾燥させた。
乾燥させたトナー母粒子100質量部、及び乾式シリカ微粒子(日本アエロジル株式会社製「REA90」)1質量部を、容量10LのFMミキサー(日本コークス工業株式会社製)を用いて5分間混合した。これにより、外添剤をトナー母粒子の表面に付着させた。続いて、外添剤を付着させたトナー母粒子(トナー粒子)を、200メッシュ(目開き75μm)の篩を用いて篩別し、トナー(A−1)を得た。
得られたトナー(A−1)に含まれるトナー粒子ついて、以下のような方法でシェル層によるトナーコアの被覆状態を評価した。
低温定着性、及び耐低温オフセット性は、以下の方法で評価した。まず、予備試験を行った。予備試験では、後述の画像形成方法によって定着ソリッド画像を得、得られた定着ソリッド画像に対して、目視観察、ルーペ観察、及び折り擦り試験を行った。次に、評価試験を行った。評価試験では、後述の画像形成方法によって定着ソリッド画像を得、得られた定着ソリッド画像に対して、ルーペ観察、及び折り擦り試験を行った。まず、画像形成方法、ルーペ観察、及び折り擦り試験を説明し、続いて、予備試験、及び評価試験を説明する。
低温定着性、及び耐低温オフセット性を評価するための画像を、以下の方法で形成した。プリンター(京セラドキュメントソリューションズ株式会社製「FS−C5200DN」)を、定着温度、及びトナーの記録媒体への載せ量を調節できるように改造して、評価機として用いた。
得られた定着ソリッド画像の画像中央部及び画像の端4点について、拡大倍率10倍のルーペを用いて、微小な低温オフセットの有無を観察した。微小な低温オフセットの有無に基づき、下記基準に従って、トナーの耐低温オフセット性(微小な低温オフセットの発生の有無、つまりトナーの記録媒体への結着性)を一次評価した。
A:微小なオフセットが全く観察されない。
B:長辺が0.5mm未満のオフセットが観察される。
C:長辺が0.5mm以上のオフセットが観察される。
ソリッド画像を定着させた記録紙を、画像を形成した面が内側となるように半分に折り曲げた。布帛で覆った1kgの分銅を用いて、記録紙の折り目上を10往復摩擦した。次いで、記録紙を広げ、トナーの剥がれを観察した。観察された記録紙の折り曲げ部のトナーの剥がれが1mm以下である場合を合格と判定した。トナーの剥がれが1mmを超える場合を不合格と判定した。トナーの剥がれが合格と判定される最低の定着温度を、最低定着温度とした。得られた最低定着温度に基づき、下記基準に従って、トナーの低温定着性を評価した。
特に良好(◎):最低定着温度が130℃未満である。
良好(○):最低定着温度が130℃以上135℃以下である。
不良(×):最低定着温度が135℃超である。
予備試験は以下のように行った。具体的には、上述の画像形成方法を用いて、定着温度を90℃以上200℃以下の範囲で5℃ずつ上昇させながら、各定着温度で定着ソリッド画像(評価対象)を得た。得られた定着ソリッド画像を目視で確認し、低温オフセットの発生の有無を確認した。目視で低温オフセットの発生が確認された定着ソリッド画像を、評価対象から除外した。
上述の予備試験の評価結果に基づき決定された4つの定着温度に設定し、上述の画像形成方法を用いて、各定着温度で定着ソリッド画像(4つの定着画像)を得た。得られた各定着ソリッド画像について、上述のルーペ観察、及び上述の折り擦り試験を行った。
良好(○):4つの定着画像が何れもA評価であった。又は、4つの定着画像のうち最低定着温度以上の温度で定着された画像が何れもA評価であった。
普通(△):4つの定着画像のうち最低定着温度以上の温度で定着された画像にB評価が1つ以上あったが、C評価はなかった。
不良(×):4つの定着画像のうち最低定着温度以上の温度で定着された画像にC評価が1つ以上あった。
トナー(A−1)を用いて、低温定着性の評価と同様の方法で、2成分現像剤を得た。得られた2成分現像剤を用いて、定着温度を上昇させずに150℃に設定した以外は、低温定着性の評価と同様の方法(トナーの記録媒体への載せ量:0.4mg/cm2)で、定着ソリッド画像を得た。得られた定着ソリッド画像について、マクベス反射濃度計(サカタインクスエンジニアリング株式会社製「SpectroEye」)を用いて、CIE 1976(L*、a*、b*)色空間におけるa*値及びb*値を測定した。測定されたa*値及びb*値に基づき、下記式2に従って、彩度(C)を算出した。算出された彩度(C)を、トナーの記録媒体への載せ量が0.4mg/cm2である場合にトナーを記録媒体上に定着することにより得られる画像の彩度(C100%)とした。
(彩度維持率[%])=100×(彩度(C50%))/(彩度(C100%)) (式3)
特に良好(◎):彩度維持率が75%以上である。
良好(○):彩度維持率が70%以上75%未満である。
不良(×):彩度維持率が70%未満である。
トナー(A−1)について、以下の方法に従って、耐熱保存性を評価した。トナー(A−1)2gを容量20mLのポリ容器に秤量した。ポリ容器を、温度を60℃に設定した恒温器内に3時間静置して、耐熱保存性評価用のトナーを得た。得られた耐熱保存性評価用のトナーを、パウダーテスター(ホソカワミクロン株式会社製)のマニュアルに従い、レオスタッド目盛り5、時間30秒の条件で、100メッシュ(目開き150μm)の篩を用いて篩別した。篩別後に、篩上に残留したトナーの質量を測定した。篩別前のトナーの質量、及び篩別後に篩上に残留したトナーの質量に基づき、下記式4に従ってトナーの凝集度(質量%)を算出した。
(凝集度[質量%])=100×(篩別後に篩上に残留したトナーの質量)/(篩別前のトナーの質量) (式4)
特に良好(◎):凝集度が40%未満である。
良好(○):凝集度が40%以上であり50%以下である。
不良(×):凝集度が50%超である。
以下に示す方法によって、静電潜像現像用トナーであるトナー(A−2)〜(A−9)及び(B−1)〜(B−10)を調製した。なお、これらのトナーの調製において、電荷制御剤の添加量を、トナー(A−1)の調製における添加量から変更した場合には、トナー(A−1)の調製における添加量との差(変化量)に相当する量だけポリエステル樹脂(低粘度、中粘度、及び高粘度ポリエステル樹脂)の添加量を増減させた。ポリエステル樹脂の添加量を増減させる場合には、低粘度ポリエステル樹脂の総ポリエステル樹脂に対する比率、中粘度ポリエステル樹脂の総ポリエステル樹脂に対する比率、及び高粘度ポリエステル樹脂の総ポリエステル樹脂に対する比率が、トナー(A−1)の調製における各比率と同じになるように留意した。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(A−2)を得た。シェル層の形成において、メチロールメラミン水溶液の添加量を0.35mLから0.10mLに変更した。シェル層の形成において、熱可塑性樹脂の微粒子懸濁液(A)の添加量を15.00mLから10.00mLに変更した。得られたトナー(A−2)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は23.8%であった。最低定着温度は118℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は60.1、彩度(C50%)は42.9、彩度維持率は71.4%であった。凝集度は48質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(A−3)を得た。シェル層の形成において、メチロールメラミン水溶液の添加量を0.35mLから0.60mLに変更した。シェル層の形成において、熱可塑性樹脂の微粒子懸濁液(A)の添加量を15.00mLから30.00mLに変更した。得られたトナー(A−3)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は25.5%であった。最低定着温度は127℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は59.5、彩度(C50%)は47.7、彩度維持率は80.2%であった。凝集度は6質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(A−4)を得た。トナーコアの調製において、電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)の添加量を1.0質量部から0.5質量部(トナーコアの質量に対して0.5質量%)に変更した。得られたトナー(A−4)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は26.6%であった。最低定着温度は124℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は60.4、彩度(C50%)は47.1、彩度維持率は78.0%であった。凝集度は24質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(A−5)を得た。トナーコアの調製において、電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)の添加量を1.0質量部から0.5質量部(トナーコアの質量に対して0.5質量%)に変更した。シェル層の形成において、メチロールメラミン水溶液の添加量を0.35mLから0.10mLに変更した。シェル層の形成において、熱可塑性樹脂の微粒子懸濁液(A)の添加量を15.00mLから10.00mLに変更した。得られたトナー(A−5)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は25.1%であった。最低定着温度は117℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は60.1、彩度(C50%)は42.9、彩度維持率は71.4%であった。凝集度は40質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(A−6)を得た。トナーコアの調製において、電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)の添加量を1.0質量部から0.5質量部(トナーコアの質量に対して0.5質量%)に変更した。シェル層の形成において、メチロールメラミン水溶液の添加量を0.35mLから0.60mLに変更した。シェル層の形成において、熱可塑性樹脂の微粒子懸濁液(A)の添加量を15.00mLから30.00mLに変更した。得られたトナー(A−6)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は28.3%であった。最低定着温度は130℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は59.9、彩度(C50%)は46.5、彩度維持率は77.6%であった。凝集度は7質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(A−7)を得た。トナーコアの調製において、電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)の添加量を1.0質量部から3.0質量部(トナーコアの質量に対して3.0質量%)に変更した。得られたトナー(A−7)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は16.6%であった。最低定着温度は121℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は60.3、彩度(C50%)は47.9、彩度維持率は79.5%であった。凝集度は37質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(A−8)を得た。トナーコアの調製において、電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)の添加量を1.0質量部から3.0質量部(トナーコアの質量に対して3.0質量%)に変更した。シェル層の形成において、メチロールメラミン水溶液の添加量を0.35mLから0.10mLに変更した。シェル層の形成において、熱可塑性樹脂の微粒子懸濁液(A)の添加量を15.00mLから10.00mLに変更した。得られたトナー(A−8)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は14.3%であった。最低定着温度は118℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は59.8、彩度(C50%)は43.1、彩度維持率は72.1%であった。凝集度は48質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(A−9)を得た。トナーコアの調製において、電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)の添加量を1.0質量部から3.0質量部(トナーコアの質量に対して3.0質量%)に変更した。シェル層の形成において、メチロールメラミン水溶液の添加量を0.35mLから0.60mLに変更した。シェル層の形成において、熱可塑性樹脂の微粒子懸濁液(A)の添加量を15.00mLから30.00mLに変更した。得られたトナー(A−9)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は17.0%であった。最低定着温度は125℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は59.1、彩度(C50%)は47.6、彩度維持率は80.5%であった。凝集度は17質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(B−1)を得た。トナーコアの調製において、電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)を添加しなかった。シェル層の形成において、メチロールメラミン水溶液の添加量を0.35mLから0.10mLに変更した。シェル層の形成において、熱可塑性樹脂の微粒子懸濁液(A)の添加量を15.00mLから10.00mLに変更した。得られたトナー(B−1)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は33.2%であった。最低定着温度は119℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は60.7、彩度(C50%)は40.1、彩度維持率は66.1%であった。凝集度は43質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(B−2)を得た。トナーコアの調製において、電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)を添加しなかった。得られたトナー(B−2)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は40.1%であった。最低定着温度は124℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は60.3、彩度(C50%)は41.1、彩度維持率は68.2%であった。凝集度は20質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(B−3)を得た。トナーコアの調製において、電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)を添加しなかった。シェル層の形成において、メチロールメラミン水溶液の添加量を0.35mLから0.60mLに変更した。シェル層の形成において、熱可塑性樹脂の微粒子懸濁液(A)の添加量を15.00mLから30.00mLに変更した。得られたトナー(B−3)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は44.3%であった。最低定着温度は134℃であった。耐低温オフセット性の評価は普通(△)であった。彩度(C100%)は60.1、彩度(C50%)は41.3、彩度維持率は68.7%であった。凝集度は6質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(B−4)を得た。トナーコアの調製において、電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)の添加量を1.0質量部から5.0質量部(トナーコアの質量に対して5.0質量%)に変更した。シェル層の形成において、メチロールメラミン水溶液の添加量を0.35mLから0.10mLに変更した。シェル層の形成において、熱可塑性樹脂の微粒子懸濁液(A)の添加量を15.00mLから10.00mLに変更した。得られたトナー(B−4)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は8.2%であった。最低定着温度は116℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は60.4、彩度(C50%)は48.1、彩度維持率は79.6%であった。凝集度は72質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(B−5)を得た。トナーコアの調製において、電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)の添加量を1.0質量部から5.0質量部(トナーコアの質量に対して5.0質量%)に変更した。得られたトナー(B−5)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は8.5%であった。最低定着温度は115℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は59.9、彩度(C50%)は46.7、彩度維持率は81.6%であった。凝集度は69質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(B−6)を得た。トナーコアの調製において、電荷制御剤(オリエント化学工業株式会社製「P−51」)の添加量を1.0質量部から5.0質量部(トナーコアの質量に対して5.0質量%)に変更した。シェル層の形成において、メチロールメラミン水溶液の添加量を0.35mLから0.60mLに変更した。シェル層の形成において、熱可塑性樹脂の微粒子懸濁液(A)の添加量を15.00mLから30.00mLに変更した。得られたトナー(B−6)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は8.9%であった。最低定着温度は116℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は59.4、彩度(C50%)は48.7、彩度維持率は82.0%であった。凝集度は63質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(B−7)を得た。シェル層の形成において、メチロールメラミン水溶液を添加しなかった。得られたトナー(B−7)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は22.9%であった。最低定着温度は121℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は60.5、彩度(C50%)は41.7、彩度維持率は68.9%であった。凝集度は51質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(B−8)を得た。シェル層の形成において、メチロールメラミン水溶液の添加量を0.35mLから1.20mLに変更した。得られたトナー(B−8)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は33.9%であった。最低定着温度は149℃であった。耐低温オフセット性の評価は不良(×)であった。彩度(C100%)は59.1、彩度(C50%)は46.7、彩度維持率は79.0%であった。凝集度は9質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(B−9)を得た。シェル層の形成において、熱可塑性樹脂の微粒子懸濁液(A)の添加量を15.00mLから50.00mLに変更した。得られたトナー(B−9)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は32.8%であった。最低定着温度は144℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は59.4、彩度(C50%)は48.0、彩度維持率は80.8%であった。凝集度は8質量%であった。
以下の点を変更した以外は、トナー(A−1)の調製と同様の方法で、トナー(B−10)を得た。シェル層の形成において、熱可塑性樹脂の微粒子懸濁液(A)を添加しなかった。得られたトナー(B−10)の評価結果は以下の通りであった。シェル層によるトナーコアの被覆率は19.0%であった。最低定着温度は114℃であった。耐低温オフセット性の評価は良好(○)であった。彩度(C100%)は60.7、彩度(C50%)は46.9、彩度維持率は77.3%であった。凝集度は88質量%であった。
Claims (6)
- 複数のトナー粒子を含む、静電潜像現像用トナーであって、
前記複数のトナー粒子は、トナーコア、及び前記トナーコアを被覆するシェル層を有し、
前記トナーコアは、結着樹脂、着色剤、及び電荷制御剤を含み、
前記シェル層は、熱硬化性樹脂、及び熱可塑性樹脂を含み、
前記熱硬化性樹脂が、前記電荷制御剤と同極性の帯電性を有し、
前記シェル層による前記トナーコアの被覆率が、10.0%以上30.0%以下である、静電潜像現像用トナー。 - 前記電荷制御剤が、正極性の帯電性を有し、
前記熱硬化性樹脂が、正極性の帯電性を有する、請求項1に記載の静電潜像現像用トナー。 - 前記電荷制御剤が、正極性の帯電性を有し、
前記熱硬化性樹脂が、メラミン樹脂である、請求項1又は2に記載の静電潜像現像用トナー。 - 前記トナーコアが、ワックスを更に含む、請求項1〜3の何れか一項に記載の静電潜像現像用トナー。
- 前記静電潜像現像用トナーの彩度維持率が、70.0%以上であり、
前記彩度維持率が、前記トナーの記録媒体への載せ量が0.4mg/cm2である場合に前記トナーを前記記録媒体上に定着することにより得られる画像の彩度(C100%)に対する、前記トナーの記録媒体への載せ量が0.2mg/cm2である場合に前記トナーを前記記録媒体上に定着することにより得られる画像の彩度(C50%)の百分率である、請求項1〜4の何れか一項に記載の静電潜像現像用トナー。 - 前記被覆率が、前記トナー粒子の反射電子像の面積(A)に対する、前記トナー粒子の前記反射電子像における輝度値が144以上である領域の面積(A144)の百分率であり、
前記トナー粒子の前記反射電子像が、前記トナー粒子を四酸化ルテニウムを用いて染色し、染色された前記トナー粒子を走査型電子顕微鏡を用いて観察することにより得られる、請求項1〜5の何れか一項に記載の静電潜像現像用トナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014263261A JP6217623B2 (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 静電潜像現像用トナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014263261A JP6217623B2 (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 静電潜像現像用トナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016122146A JP2016122146A (ja) | 2016-07-07 |
JP6217623B2 true JP6217623B2 (ja) | 2017-10-25 |
Family
ID=56328934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014263261A Expired - Fee Related JP6217623B2 (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 静電潜像現像用トナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6217623B2 (ja) |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62150262A (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | カプセルトナ− |
JPH05142847A (ja) * | 1991-11-15 | 1993-06-11 | Fuji Xerox Co Ltd | マイクロカプセルおよびマイクロカプセルトナー並びにそ の製造法 |
JP2003241436A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-08-27 | Sharp Corp | 電子写真用イエロートナーおよびその製造方法 |
US7250238B2 (en) * | 2003-12-23 | 2007-07-31 | Xerox Corporation | Toners and processes thereof |
JP2005215501A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Sharp Corp | トナーおよびその製造方法、非磁性一成分現像剤、ならびに画像形成装置 |
JP5375405B2 (ja) * | 2009-07-23 | 2013-12-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用現像剤および画像形成装置 |
JP5419217B2 (ja) * | 2009-10-28 | 2014-02-19 | 花王株式会社 | トナー |
JP5879772B2 (ja) * | 2011-06-28 | 2016-03-08 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷現像剤用トナー及びその製造方法 |
JP5865683B2 (ja) * | 2011-11-29 | 2016-02-17 | シャープ株式会社 | カプセルトナーの評価方法 |
JP5869450B2 (ja) * | 2012-08-29 | 2016-02-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 静電潜像現像用トナーにおけるシェル層のトナーコア粒子からの剥がれにくさの評価方法 |
JP2014160142A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、画像形成装置、画像形成方法及びプロセスカートリッジ |
-
2014
- 2014-12-25 JP JP2014263261A patent/JP6217623B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016122146A (ja) | 2016-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6038108B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP6447488B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー及びその製造方法 | |
JP5972237B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP6369567B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー及びその製造方法 | |
US9632442B2 (en) | Electrostatic latent image developing toner | |
JP6269459B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP6390534B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP6057928B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP6547725B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP2015049321A (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP6217623B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP6068376B2 (ja) | 静電荷像現像用カプセルトナーの製造方法 | |
JP6100711B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP6117732B2 (ja) | トナー | |
JP6558335B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP2015049250A (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP6323350B2 (ja) | 静電潜像現像用正帯電トナー | |
JP6248879B2 (ja) | トナー | |
JP6248866B2 (ja) | トナー | |
JP6114211B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー及びその製造方法 | |
JP6192748B2 (ja) | トナー | |
JP6237555B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP2017116644A (ja) | 正帯電性トナー | |
JP2017116793A (ja) | 2成分現像剤 | |
JP6046690B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170911 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6217623 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |