JP6214992B2 - 飛散防止装置およびこれを備えた作業車両ならびに飛散防止方法 - Google Patents

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Description

本発明は、作業車両による雑草や雑木などの刈り取り作業時の石や草木等の飛散物の飛散を防止する飛散防止装置およびこれを備えた作業車両ならびに飛散防止方法に関する。
高速道路や一般道路における道路際法面の雑草や雑木などの刈り取りには、草刈り機アタッチメントを取り付けた油圧ショベルが用いられる。また、その作業時には、石や草木等の飛散物の飛散を防止するため、飛散防止ネットを使用するが、この飛散防止ネットは油圧ショベルの作業範囲以上の広範囲をカバーする必要があるため、非常に大きいものとなっている。そのため、従来、この飛散防止ネットは作業車両のオペレーター以外の複数の作業者が手で持ち、油圧ショベルの移動に合わせて一緒に移動している。
また、手で持って移動する際の労力を軽減するものとして、例えば特許文献1には、軽量の金属を用いたフレームの内部にネットを張り、持ち運びができるように取っ手を取り付けるとともに、車輪を懸架したフレームの駆体に固定して自立可能とした飛散防止ネットが記載されている。駆体の前後に設けられた連結用L字型ピンおよび連結用リングを用いて、複数台を連結したり、車両等に連結して車両毎移動することも可能となっている。
登録実用新案第3107649号公報
前述のように、油圧ショベルによる雑草や雑木などの刈り取り作業時に、複数の作業者が非常に大きな飛散防止ネットを手で持ち、油圧ショベルの移動に合わせて移動しなければならず、大変な労力を要する。また、特許文献1に記載の飛散防止ネットは、自立可能であり、フレームの躯体に備えられた車輪によって走行可能となっているものの、飛散防止ネットが大きい場合にはバランスが悪くなり、自立が困難となるばかりか、車輪による走行中にバランスを崩して倒れてしまう恐れもある。
そこで、本発明においては、油圧ショベルなどの作業車両により雑草や雑木などの刈り取り作業を行う際、石や草木等の飛散物の飛散を防止する範囲が非常に広い場合であっても、複数の作業者の負担なく作業車両とともに移動して飛散物の飛散を防止することが可能な飛散防止装置およびこれを備えた作業車両ならびに飛散防止方法を提供することを目的とする。
本発明の飛散防止装置は、下部走行体上に旋回可能に設置された上部旋回体に草刈り機が装着された作業車両の下部走行体の側方に取り付けられるフェンス支持具と、フェンス支持具に支持される防護フェンスとを有する。
また、本発明の飛散防止方法は、下部走行体上に旋回可能に設置された上部旋回体に草刈り機が装着された作業車両による刈り取り作業時の飛散物の飛散を防止する飛散防止方法であって、下部走行体の側方にフェンス支持具を取り付け、フェンス支持具に防護フェンスを支持させることを特徴とする。
本発明の飛散防止装置および飛散防止方法によれば、作業車両の下部走行体の側方のフェンス支持具により防護フェンスが支持されているため、この防護フェンスは作業車両とともに移動する。すなわち、本発明の飛散防止装置および飛散防止方法によれば、防護フェンスを作業車両とともに移動しながら、作業車両の上部旋回体を旋回して草刈り機によって作業することが可能となる。
ここで、防護フェンスは、水平方向の両端部を作業車両側に向かって傾斜させたものであることが望ましい。これにより、作業車両の草刈り機によって跳ね飛ばされた石や草木等の飛散物が、この防護フェンスの傾斜部分に当たると、作業車両側に跳ね返されるようになる。
(1)下部走行体上に旋回可能に設置された上部旋回体に草刈り機が装着された作業車両の下部走行体の側方に取り付けられるフェンス支持具と、フェンス支持具に支持される防護フェンスとを有する構成により、防護フェンスを作業車両とともに移動しながら、作業車両の上部旋回体を旋回して草刈り機によって作業することが可能となり、作業車両のオペレーター以外の複数の作業者の負担なく石や草木等の飛散を広範囲に防止することが可能となる。
(2)防護フェンスが水平方向の両端部を作業車両側に向かって傾斜させたものであることにより、作業車両の草刈り機によって跳ね飛ばされた石や草木等の飛散物は、この防護フェンスの傾斜部分に当たると、作業車両側に跳ね返されるようになり、飛散物をより狭い範囲内に抑えることが可能となる。
本発明の実施の形態における飛散防止装置を備えた作業車両を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図1の飛散防止装置のフェンス支持具周りの拡大図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。 支持ブラケットの詳細を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 支持アームの詳細を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 第1フェンスの詳細を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 本発明の別の実施形態を示す飛散防止装置を備えた作業車両を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はA−A断面図である。 支持ブラケットの詳細を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 支持アームの詳細を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は左側面図である。 支持アームの詳細を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
図1は本発明の実施の形態における飛散防止装置を備えた作業車両を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態における作業車両としての油圧ショベル1は、下部走行体2上に上部旋回体3が設置され、下部走行体2の側方に飛散防止装置10が備えられたものである。下部走行体2は、進行方向における左右両端部分に巻き掛けられた履帯(無限軌道)4を回転させることで、油圧ショベル1を前進および後進させる。上部旋回体3は、下部走行体2の上面に搭載されており、下部走行体2に対して任意の方向に旋回可能となっている。
また、上部旋回体3は、旋回台5、作業機6、車体部7やキャブ8等から構成される。作業機6は、ブーム6aと、ブーム6aの先端に取り付けられたアーム6bと、アーム6bの先端に取り付けられた草刈り機6cとを備える。作業機6は、各油圧シリンダ9a,9b,9c等によって、ブーム6a、アーム6bや草刈り機6c等を上下に移動させながら、雑草や雑木等の刈り取り作業を行う。
車体部7は、内部にエンジン等を収納するエンジンルームや、燃料タンク、作動油タンク、操作弁等を収容する機器室等を備える。キャブ8は、油圧ショベル1のオペレーターが乗降する運転室であり、作業機6の先端部を見通せる位置に配置されている。
飛散防止装置10は、下部走行体2の側方に取り付けられるフェンス支持具11と、フェンス支持具11に支持される防護フェンス12とを有する。図2は図1の飛散防止装置10のフェンス支持具11周りの拡大図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。
フェンス支持具11は、下部走行体2の側面カバー20に固定される支持ブラケット13,15と、支持ブラケット13,15にそれぞれ固定される支持アーム14,16等から構成される。なお、本実施形態における油圧ショベル1では、側面カバー20にオペレーターがキャブ8に乗り降りする際に用いる乗降用ステップ21が備えられており、支持ブラケット13,15は、ベースプレート17を介して乗降用ステップ21に固定されている。
図3は支持ブラケット13の詳細を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。図4は支持アーム14の詳細を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。なお、支持ブラケット15および支持アーム16は、それぞれ支持ブラケット13および支持アーム14と左右対称であるため、図示およびその詳細な説明を省略する。
図3に示すように、支持ブラケット13は、ベースプレート17に固定するための取付部30と、角パイプにより形成されたブラケット本体部31と、防護フェンス12が固定されるフェンス固定部32と、支持アーム14が固定されるアーム固定部33とを有する。取付部30、ブラケット本体部31、フェンス固定部32およびアーム固定部33は、鋼材製であり、溶接により一体化されている。取付部30には、ベースプレート17に図示しないボルトによって固定するためのボルト孔34が設けられている。フェンス固定部32には、防護フェンス12を図示しないボルトによって固定するためのボルト孔35が設けられている。アーム固定部33には、支持アーム14を図示しないボルトによって固定するためのボルト孔36が設けられている。
図4に示すように、支持アーム14は、支持ブラケット13のアーム固定部33に固定するための取付部40と、角パイプにより形成されたアーム本体部41と、防護フェンス12が固定されるフェンス固定部42とを有する。取付部40、アーム本体部41およびフェンス固定部42は、鋼材製であり、溶接により一体化されている。取付部40には、支持ブラケット13のアーム固定部33のボルト孔36とともに、図示しないボルトによって固定するためのボルト孔43が設けられている。フェンス固定部42には、防護フェンス12を図示しないボルトによって固定するためのボルト孔44が設けられている。
防護フェンス12は、分割式となっており、支持ブラケット13に支持される第1フェンス12aと、支持アーム14に支持される第2フェンス12bと、支持ブラケット15に支持される第3フェンス12cと、支持アーム16に支持される第4フェンス12dと、第2フェンス12bの外側に支持される第5フェンス12eと、第4フェンス12dの外側に支持される第6フェンス12fとから構成される。なお、第1〜第6フェンス12a〜12fは、互いに図示しないボルト等によって固定される。
図5は第1フェンス12aの詳細を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図である。図5に示すように、第1フェンス12aは、矩形状に形成された外枠部材50内にネット部材51を設けたものである。また、外枠部材50の下部には、水平方向に延びる補強部材52が設けられている。この補強部材52と外枠部材50の下枠材50aとの間に、支持ブラケット13のフェンス固定部32に固定するための取付部材53が設けられている。取付部材53には、フェンス固定部32のボルト孔35とともに、図示しないボルトによって固定するためのボルト孔54が設けられている。
なお、第2フェンス12b、第3フェンス12cおよび第4フェンス12dについては、第1フェンス12aと同様の構成により、その詳細な説明を省略するが、それぞれの取付部材53は、各フェンス12b〜12dが固定されるフェンス固定部32,42の位置に対応する位置に配置されている。また、第5フェンス12eおよび第6フェンス12fについては、補強部材52および取付部材53が省略されている。また、第5フェンス12eおよび第6フェンス12fは、図1(a)に示すように、防護フェンス12の水平方向の両端部が油圧ショベル1側に向かって傾斜するように、それぞれ第2フェンス12bおよび第4フェンス12dに対して斜めに固定される。
上記構成の油圧ショベル1では、下部走行体2の側方のフェンス支持具11により防護フェンス12が支持されているため、この防護フェンス12は油圧ショベル1とともに移動する。すなわち、この油圧ショベル1では、防護フェンス12を油圧ショベル1とともに移動しながら、上部旋回体3を旋回して草刈り機6cによって作業することが可能となっており、油圧ショベル1のオペレーター以外の複数の作業者の負担なく石や草木等の飛散を広範囲に防止することが可能となっている。
また、本実施形態における防護フェンス12では、水平方向の両端部の第5フェンス12eおよび第6フェンス12fが油圧ショベル1側に向かって傾斜させたものであるため、油圧ショベル1の草刈り機6cによって跳ね飛ばされた石や草木等の飛散物は、この第5フェンス12eまたは第6フェンス12fの傾斜部分に当たると、油圧ショベル1側に跳ね返されるようになり、飛散物をより狭い範囲内に抑えられる。
なお、上記実施形態においては、フェンス支持具11が下部走行体2の側面カバー20の乗降用ステップ21に固定されているが、下部走行体2の側方の別の部位に固定しても良い。また、フェンス支持具11および防護フェンス12についても、上記実施形態において説明した以外の形状および取り付け構造を採用することも可能である。
次に、本発明の飛散防止装置のより好ましい実施形態について説明する。図6は本発明の別の実施形態を示す飛散防止装置を備えた作業車両を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はA−A断面図である。なお、以下の説明において、前述した部分と共通の構成については、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図6に示す飛散防止装置60は、下部走行体2の側方に取り付けられるフェンス支持具61と、フェンス支持具61に支持される防護フェンス62とを有する。フェンス支持具61は、下部走行体2の側面カバー20に固定される支持ブラケット63,65と、支持ブラケット63,65にそれぞれ固定される支持アーム64,66と、ブラケット63,65間に固定される支持アーム67等から構成される。支持アーム64,66は、それぞれ分割式となっており、それぞれ支持アーム64a,64b、支持アーム66a,66bから構成される。
図7は支持ブラケット63の詳細を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。図8は支持アーム64aの詳細を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は左側面図である。図9は支持アーム64bの詳細を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。なお、支持ブラケット65および支持アーム66a,66bは、それぞれ支持ブラケット63および支持アーム64a,64bと左右対称であるため、図示およびその詳細な説明を省略する。
図7に示すように、支持ブラケット63は、ベースプレート17に固定するための取付部70と、角パイプにより形成されたブラケット本体部71と、支持アーム64aが固定されるアーム固定部72と、支持アーム67が固定されるアーム固定部73とを有する。取付部70、ブラケット本体部71、アーム固定部72,73は、鋼材製であり、溶接により一体化されている。取付部70には、ベースプレート17に図示しないボルトによって固定するためのボルト孔74が設けられている。同様に、アーム固定部72,73にも、それぞれ支持アーム64a,67を図示しないボルトによって固定するためのボルト孔75,76がそれぞれ設けられている。
図8に示すように、支持アーム64aは、支持ブラケット63のアーム固定部72に固定するための取付部80と、角パイプにより形成されたアーム本体部81と、支持アーム64bが固定されるアーム固定部82と、防護フェンス62が固定されるフェンス固定部83とを有する。取付部80、アーム本体部81、アーム固定部82およびフェンス固定部83は、鋼材製であり、溶接により一体化されている。取付部80には、支持ブラケット63のアーム固定部72のボルト孔75とともに、図示しないボルトによって固定するためのボルト孔84が設けられている。アーム固定部82には、支持アーム64bを図示しないボルトによって固定するためのボルト孔85が設けられている。フェンス固定部83には、防護フェンスを図示しないボルトによって固定するためのボルト孔86が設けられている。
図9に示すように、支持アーム64bは、支持アーム64aのアーム固定部82に固定するための取付部90と、角パイプにより形成されたアーム本体部91と、防護フェンス62が固定されるフェンス固定部92とを有する。取付部90、アーム本体部91およびフェンス固定部92は、鋼材製であり、溶接により一体化されている。取付部90には、支持アーム64aのアーム固定部82のボルト孔85とともに、図示しないボルトによって固定するためのボルト孔93が設けられている。フェンス固定部92には、防護フェンスを図示しないボルトによって固定するためのボルト孔94が設けられている。なお、ブラケット63,65間に固定される支持アーム67の中間部にも同様のフェンス固定部96が設けられている。
防護フェンス62は、第1フェンス62a〜第6フェンス62fの分割式となっており、互いに図示しないボルト等によって連結される。また、前述の支持アーム64a,64b,66a,66b,67のフェンス固定部83,92,96等が各フェンス62a〜62fの連結部に位置し、フェンス固定部83,92,96等に各フェンス62a〜62fが2つずつまとめて固定される。また、支持アーム64a,64bの上部には、それぞれ各フェンス62a〜62fの上下方向の中間部までを支持する支持アーム94を固定するための取付部87,95が設けられている。
上記構成の飛散防止装置60では、第1フェンス62a〜第6フェンス62fの全てを各フェンス62a〜62fの連結部で支持アーム64a,64b,66a,66b,67に固定して、支持ブラケット63,65により下部走行体2の側面カバー20に支持することができるので、分割式の防護フェンス62が下部走行体2に強固に固定される。また、支持アーム94によって各フェンス62a〜62fの上下方向の中間部までを支持アーム64a,64b,66a,66bに支持しているため、防護フェンス62の揺れを防止することが可能である。
本発明の飛散防止装置およびこれを備えた作業車両ならびに飛散防止方法は、作業車両による雑草や雑木などの刈り取り作業時の石や草木等の飛散物の飛散防止に有用である。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 履帯(無限軌道)
5 旋回台
6 作業機
6a ブーム
6b アーム
6c 草刈り機
7 車体部
8 キャブ
10,60 飛散防止装置
11,61 フェンス支持具
12,62 防護フェンス
20 側面カバー
21 乗降用ステップ

Claims (4)

  1. 下部走行体上に旋回可能に設置された上部旋回体に草刈り機が装着された作業車両の前記下部走行体の側方に取り付けられるフェンス支持具と、
    前記フェンス支持具に支持される複数のフェンスからなり、互いにボルトによって固定される分割式の防護フェンスと
    を有し、
    前記フェンス支持具は、前記下部走行体に固定される第1および第2の支持ブラケットと、前記第1および第2の支持ブラケットにそれぞれ固定される第1および第2の支持アームとから構成され、
    前記第1および第2の支持ブラケットは、それぞれ、前記下部走行体の側方へ延びるブラケット本体部と、前記複数のフェンスのうち前記下部走行体の側方に位置するフェンスが固定されるフェンス固定部と、前記支持アームが固定されるアーム固定部とを有するものであり、
    前記第1および第2の支持アームは、それぞれ、前記第1および第2の支持ブラケットのそれぞれの前記アーム固定部に固定するための取付部と、前記下部走行体の前方および後方へそれぞれ延びるアーム本体部と、前記複数のフェンスのうち前記下部走行体の前方および後方に位置するフェンスがそれぞれ固定されるフェンス固定部とを有するものである
    ことを特徴とする飛散防止装置。
  2. 前記防護フェンスは、前記複数のフェンスのうち水平方向の両端部のフェンスを前記作業車両側に向かって傾斜するように斜めに固定したものである請求項1記載の飛散防止装置。
  3. 下部走行体上に旋回可能に設置された上部旋回体に草刈り機が装着された作業車両であって、
    前記下部走行体の側方に取り付けられるフェンス支持具と、
    前記フェンス支持具に支持される複数のフェンスからなり、互いにボルトによって固定される分割式の防護フェンスと
    を有し、
    前記フェンス支持具は、前記下部走行体に固定される第1および第2の支持ブラケットと、前記第1および第2の支持ブラケットにそれぞれ固定される第1および第2の支持アームとから構成され、
    前記第1および第2の支持ブラケットは、それぞれ、前記下部走行体の側方へ延びるブラケット本体部と、前記複数のフェンスのうち前記下部走行体の側方に位置するフェンスが固定されるフェンス固定部と、前記支持アームが固定されるアーム固定部とを有するものであり、
    前記第1および第2の支持アームは、それぞれ、前記第1および第2の支持ブラケットのそれぞれの前記アーム固定部に固定するための取付部と、前記下部走行体の前方および後方へそれぞれ延びるアーム本体部と、前記複数のフェンスのうち前記下部走行体の前方および後方に位置するフェンスがそれぞれ固定されるフェンス固定部とを有するものである
    ことを特徴とする作業車両。
  4. 下部走行体上に旋回可能に設置された上部旋回体に草刈り機が装着された作業車両による刈り取り作業時の飛散物の飛散を防止する飛散防止方法であって、
    前記下部走行体の側方に、前記下部走行体に固定される第1および第2の支持ブラケットと、前記第1および第2の支持ブラケットにそれぞれ固定される第1および第2の支持アームとから構成され、前記第1および第2の支持ブラケットが、それぞれ、前記下部走行体の側方へ延びるブラケット本体部と、複数のフェンスからなる分割式の防護フェンスの前記複数のフェンスのうち前記下部走行体の側方に位置するフェンスが固定されるフェンス固定部と、前記支持アームが固定されるアーム固定部とを有し、前記第1および第2の支持アームが、それぞれ、前記第1および第2の支持ブラケットのそれぞれの前記アーム固定部に固定するための取付部と、前記下部走行体の前方および後方へそれぞれ延びるアーム本体部と、前記複数のフェンスのうち前記下部走行体の前方および後方に位置するフェンスがそれぞれ固定されるフェンス固定部とを有するフェンス支持具を取り付け、前記第1および第2の支持ブラケットのそれぞれのフェンス固定部に前記複数のフェンスのうち前記下部走行体の側方に位置するフェンスを固定し、前記第1および第2の支持ブラケットのそれぞれのフェンス固定部に前記複数のフェンスのうち前記下部走行体の前方および後方に位置するフェンスを固定するとともに、前記複数のフェンスを互いにボルトによって固定することにより前記フェンス支持具に前記防護フェンスを支持させることを特徴とする飛散防止方法。
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