JP3183984U - 飛石・粉塵防護用自立柵 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者の安全性を確保し、周囲への飛石の飛散を防護し、粉塵の周囲への飛散を確実に防ぐことができる飛石・粉塵防護用自立柵を提供する。
【解決手段】刈払い機による草刈り作業時又は粉塵環境下での作業時における飛石及び/又は粉塵の周囲への飛散を防護する飛石・粉塵防護用自立柵であって、蝶番12によって折畳み・展開可能に連結され、相互に角度をもって展開されることによって作業現場の前方又は後方と側方とをカバーして自立可能である複数の矩形フレーム10と、複数の矩形フレームの正面側に張架され、飛石が衝突することによって飛石を落下させる飛石防護ネット13と、複数の矩形フレームの背面側に張架され、飛石防護ネットの目をすり抜けた微小な飛石及び粉塵が衝突することによって微小な飛石及び粉塵を落下させる粉塵防護シート14と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】刈払い機による草刈り作業時又は粉塵環境下での作業時における飛石及び/又は粉塵の周囲への飛散を防護する飛石・粉塵防護用自立柵であって、蝶番12によって折畳み・展開可能に連結され、相互に角度をもって展開されることによって作業現場の前方又は後方と側方とをカバーして自立可能である複数の矩形フレーム10と、複数の矩形フレームの正面側に張架され、飛石が衝突することによって飛石を落下させる飛石防護ネット13と、複数の矩形フレームの背面側に張架され、飛石防護ネットの目をすり抜けた微小な飛石及び粉塵が衝突することによって微小な飛石及び粉塵を落下させる粉塵防護シート14と、を備える。
【選択図】図1
Description
この考案は飛石・粉塵防護用自立柵に関し、特に作業者の安全性を確保しつつ周囲への飛石の飛散を防護し及び粉塵の周囲への飛散を確実に防ぐことのできるようにした自立柵に関する。
道路沿い、駐車場、公園などの雑草を刈り取る場合、刈払い機がよく使用される。この刈払い機はエンジン又はモータの駆動力を刈払い刃に伝えて刈払い刃を高速で回転させて雑草を刈り取るようになっており、刈払い刃が小石に当たると小石が飛散して通行人や自動車などに衝突して、通行人が怪我をし、自動車などが傷つくおそれがある。
これに対し、帯状のネットを長尺のバーから吊り下げ、草刈り作業の補助者がバーを持って草刈り作業を行っている場所の側方に立ち、通行人や自動車などを飛石から防護するようにした防護ネットが提案されているが(特許文献1)、草刈り作業の補助者を必要とする。
また、道路側方のガードレールを利用してネットを張架し、通行人や自動車などを飛石から防護する防護ネットが提案されているが(特許文献2)、ガードレールがない場所では採用できない。
他方、横長の矩形フレームにネットを張架し、台車に矩形フレームを搭載し、これを草刈り作業を行う場所まで移動させて草刈り作業現場の側方に立て、通行人や自動車などを飛石から防護するようにした防護ネットも提案されている(特許文献3)。
他方、解体作業や掘削作業など、粉塵の発生する作業現場において、現場を建屋で覆い、建屋内に粉塵防護シートを張設し、発生する粉塵が周囲に飛散するのを防止するようにした方法が提案されている(特許文献4)。
ところで、刈払い作業では作業者の向く方向が作業現場の状況によって様々であり、飛石の方向は一定ではない。
しかも、飛石は作業者の側方だけではなく、反時計廻りに回転する刈払い刃の刃先と小石の衝突の仕方によっては前方や左斜め前方にも小石が飛散することがある。
しかも、飛石は作業者の側方だけではなく、反時計廻りに回転する刈払い刃の刃先と小石の衝突の仕方によっては前方や左斜め前方にも小石が飛散することがある。
しかし、特許文献3記載の防護ネットでは作業者の側方への飛石を防ぐことを目的としており、前方や右斜め前方への飛石は防ぐことができず、飛石の危険性を回避するためには草刈り作業中の作業者の姿勢が制限されてしまい、作業現場の状況によっては作業者の安全性が損なわれるおそれがあった。
また、特許文献4記載の粉塵防護方法では建屋の建設を必要とし、作業が煩雑であり、簡単な作業現場には適用しにくい。
本考案はかかる状況において、作業者の安全性を確保しつつ周囲への飛石の飛散を防護し及び粉塵の周囲への飛散を確実に防ぐことのできるようにした飛石・粉塵防護用自立柵を提供することを課題とする。
そこで、本考案に係る草刈り時の飛石・粉塵防護用自立柵は、蝶番によって折畳み・展開可能に連結され、相互に角度をもって展開されることによって作業現場の前方又は後方と側方とをカバーして自立可能である複数の矩形フレームと、該複数の矩形フレームの正面側に張架され、飛石が衝突することによって飛石を落下させる飛石防護ネットと、上記複数の矩形フレームの背面側に張架され、上記飛石防護ネットの目をすり抜けた微小な飛石及び粉塵が衝突することによって微小な飛石及び粉塵を落下させる粉塵防護シートと、を備えたことを特徴とする。
本考案の特徴の1つは複数の矩形フレームを蝶番によって折畳み・展開可能に設け、複数の矩形フレームを所定の角度で展開させることによって作業現場の前方又は後方と側方とをカバーできるようにした点にある。
これにより、作業者の側方だけでなく、前方への飛石を確実に防ぐことができ、飛石が周囲に飛散して通行人や自動車などに当たるおそれを少なくでき、作業者は安心して草刈り作業を行うことができる。
また、飛石の危険性を回避できるので、作業者は危険な姿勢で草刈り作業を行う必要がなく、安全な姿勢を維持しながら草刈り作業を行うことができ、作業者の安全性を確保することができる。
さらに、複数の矩形フレームを折り畳むと、コンパクトになるので、持ち運びも簡単に行える。
また、草刈り作業中の飛石にはネットの目を通過するような微小な小石も含まれており、このような微小な小石の飛散や粉塵の飛散も防止するのが望ましい。そこで、複数の矩形フレームの背面側に粉塵防護用シートを張架し、飛石防護用ネットの目をすり抜けた微小な飛石や粉塵を粉塵防護シートに衝突させることによって微小な飛石や粉塵を落下させるようにしている。これにより、作業者はより一層安心して草刈り作業を行うことができる。
上述のように、粉塵の飛散を防止できるということは、粉塵の発生する作業現場においても粉塵の飛散を簡単に防止できることを意味する。すなわち、解体現場や掘削現場では複数枚の飛石・粉塵防護用自立柵を用いて作業現場の前後及び左右を囲むように設置すると、粉塵の発生する現場をほぼ覆うことができ、粉塵が周囲に飛散するのを防ぐことができる。しかも、自立柵で作業現場を覆うようにすればよいので、作業が簡単で、コスト高を招来することもない。風向きによっては前方又は後方のいずれかと側方とを覆うようにしてもよい。
粉塵防護用シートは通風性がないので、風の強いときに草刈り作業を行うときには飛石・粉塵防護用自立柵が倒れるおそれがある。そこで、粉塵防護用シートは矩形フレームに着脱可能とし、必要に応じて脱着できるようにするのが好ましい。
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本考案に係る飛石・粉塵防護用自立柵の好ましい実施形態を示す。図において、自立柵20は2つの矩形フレーム10を備え、両矩形フレーム10は4本の合成樹脂製パイプをL型エルボで矩形状に連結して例えば横1.2m、高さ1.5mのフレーム状に製作され、蝶番12によって折畳み・転回可能に連結されている。
この2つの矩形フレーム10の正面側には飛石防護ネット13が例えばネット13四隅の挿通穴に紐を挿通しこの紐を矩形フレーム10に結び付けることによって2枚の矩形フレーム10にわたって張架されている。
また、2つのフレーム10の背面側には粉塵防護シート14が飛石防護ネット13と同様の方法によって着脱可能に張架されている。
例えば、公園の雑草を仮払い機30を用いて刈り取る場合、本例の自立柵20を折り畳んで作業現場まで運び、図2に示されるように、本例の自立柵20の2つの矩形フレーム10を適切な角度に展開しこれを草刈り作業を行う場所の前方及び側方をカバーするように起立させ、その状態で作業者31が仮払い機30を使用して雑草を刈り取ればよい。
予定の場所の草刈りが済むと、自立柵20を次の場所に移動させて雑草を刈り取る作業を継続すればよい。
風が強く、自立柵20が倒れるおそれがあるときには、粉塵防護シート14を矩形フレーム10から取り外せば倒れのおそれを少なくできる。
以上のように、2つの矩形フレーム10を蝶番12によって折畳み・展開可能に設け、2つの矩形フレーム10を所定の角度で展開させ、草刈り作業現場の前方及び側方をカバーできるようにしたので、作業者31の側方だけでなく、前方への飛石を確実に防ぐことができ、飛石が周囲に飛散して通行人や自動車などに当たるおそれを少なくでき、作業者は安心して草刈り作業を行うことができる。
また、自立柵20によって飛石の危険性を回避できるので、作業者31は危険な姿勢で草刈り作業を行う必要がなく、作業者の安全性も確保することができる。
また、草刈り作業中の飛石には飛石防護ネット13の目を通過するような微小な小石も含まれているが、このような微小な小石は粉塵防護シート14に衝突するので、微小な小石の飛散を防止することができる。
さらに、草刈り作業中に仮払い刃が土砂と衝突し、粉塵が発生した場合にも、粉塵は粉塵防護シート14に衝突して落下され、周囲に飛散することが少ない。
また、掘削作業などを行う場合、複数枚、例えば2枚の自立柵20を用い、作業現場の前後及び左右に立てて作業現場を覆うと、掘削などによって発生する粉塵が周囲に飛散するのを少なくできる。
しかも、自立柵で作業現場を覆うようにすればよいので、作業が簡単で、コスト高を招来することもない。
なお、上記の例では飛石防護ネット及び粉塵防護シートを紐でフレームに取付けるようにしたが、クリップその他の治具で取付けるようにしてもよい。
10 矩形フレーム
12 蝶番
13 ネット
14 シート
20 飛石・粉塵防護用自立柵
30 仮払い機
31 作業者
12 蝶番
13 ネット
14 シート
20 飛石・粉塵防護用自立柵
30 仮払い機
31 作業者
Claims (2)
- 刈払い機による草刈り作業時又は粉塵環境下での作業時における飛石及び/又は粉塵の周囲への飛散を防護する飛石・粉塵防護用自立柵であって、
蝶番(12)によって折畳み・展開可能に連結され、相互に角度をもって展開されることによって作業現場の前方又は後方と側方とをカバーして自立可能である複数の矩形フレーム(10)と、
該複数の矩形フレーム(10)の正面側に張架され、飛石が衝突することによって飛石を落下させる飛石防護ネット(13)と、
上記複数の矩形フレーム(10)の背面側に張架され、上記飛石防護ネット(13)の目をすり抜けた微小な飛石及び粉塵が衝突することによって微小な飛石及び粉塵を落下させる粉塵防護シート(14)と、
を備えたことを特徴とする飛石・粉塵防護用自立柵。 - 上記粉塵防護シート(13)は上記複数の矩形フレーム(10)の背面側に脱着可能に張架されている請求項1記載の飛石・粉塵防護用自立柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001741U JP3183984U (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 飛石・粉塵防護用自立柵 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001741U JP3183984U (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 飛石・粉塵防護用自立柵 |
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JP3183984U true JP3183984U (ja) | 2013-06-06 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3183984U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015073437A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-20 | 西日本高速道路メンテナンス九州株式会社 | 飛散防止装置およびこれを備えた作業車両ならびに飛散防止方法 |
JP2015229875A (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-21 | 朋之 近藤 | 自立柵 |
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2013
- 2013-03-29 JP JP2013001741U patent/JP3183984U/ja not_active Expired - Fee Related
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