JP3107649U - 草刈時の小石飛散防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現在は、草刈作業において合板ベニヤもしくは家庭の窓等に取り付ける大型の網戸に何がしかの補強を施したものを持ち歩き、草刈作業の進行に合わせて一緒に移動していた。持ち歩くために、重量にも制限があり、あまり広い範囲をカバーできることも難しい。せいぜい2メートルが限界であり、労働の負担も小さくない。そのため、車道を通行中の自動車等の前面・側面ガラス窓、車体自体に小石等を草刈機で飛ばしてしまい、補償問題を引き起こしていた。
【解決手段】以上の課題を解決するために、本考案は軽量の金属を用いたフレーム1,2の内部にネット3を張り、持ち運びができるように取っ手4,5を取り付けた小石飛散防止ネットを用いて小石の飛散を防止するものである。既述のネットを、車輪を懸架したフレームに搭載し、さらにもう一台と連結することによりネットのカバーする範囲を広げることも可能となり、より広範囲で飛散を防止することが期待される。
【選択図】図1
【解決手段】以上の課題を解決するために、本考案は軽量の金属を用いたフレーム1,2の内部にネット3を張り、持ち運びができるように取っ手4,5を取り付けた小石飛散防止ネットを用いて小石の飛散を防止するものである。既述のネットを、車輪を懸架したフレームに搭載し、さらにもう一台と連結することによりネットのカバーする範囲を広げることも可能となり、より広範囲で飛散を防止することが期待される。
【選択図】図1
Description
本考案は、小石飛散防止を目的とする装置に関するものである。
現在は、草刈作業において合板ベニヤもしくは家庭の窓等に取り付ける大型の網戸に何がしかの補強を施したものを持ち歩き、草刈作業の進行に合わせて一緒に移動していた。
持ち歩くために、重量にも制限があり、あまり広い範囲をカバーできることも難しい。せいぜい2メートルが限界であり、労働の負担も小さくない。そのため、車道を通行中の自動車等の前面・側面ガラス窓、車体自体に小石等を草刈機で飛ばしてしまい、補償問題を引き起こしていた。
以上の課題を解決するために、本考案は軽量の金属を用いたフレームの内部にネットを張り、持ち運びができるように取っ手を取り付けた小石飛散防止ネットを用いて草刈作業の進行に伴って移動し、小石の飛散を防止する。既述のネットを、車輪を懸架したフレームに搭載し、飛散防止ネットのフレームに設けた固定用の連結穴と車輪を懸架したフレーム(以下、固定用フレームとする)に設けた固定用の連結穴とをピンで固定することによって自立させることも可能となる。固定用フレームの片方に設けたL字型のピンを、もう一台の固定用フレームに設けたリング状の受け具に差し込み、複数台を連結させることによりカバーできる範囲を広げることが可能となり、労力の軽減につながる。さらに自動車等に連結することにより移動を迅速に行うことも可能である。
防止ネットのカバーする範囲が拡大することにより、小石の飛散が抑えられる。また、労働力の削減にもつながる。
以下、図面に示す実施例に従って、本考案の実施様態について説明する。1は比較的軽量の金属を用いた外フレームである。2は1のフレームの内側に補強のために同種の金属を用いて設けた縦フレームである。1,2のフレームに囲まれた内側には飛散してきた小石等がぶつかっても破けないような適当な素材でできたネット3を張り巡らし、縦フレーム2には持ち運び用にコの字型に保持用取っ手5を設ける。防止ネットを単体で使用する場合は、この取っ手5を持って作業の進行にあわせて移動し使用する。外フレーム1の下部に、車輪を懸架したフレームに固定できるように連結穴6を設ける。車輪を懸架したフレームの駆体12にも連結穴6と同様の連結穴11を設け、防止ネット本体を駆体12に差し込み連結穴6と11を重ねた状態にして適当なピンを差し込み固定する。この形態により防止ネットは自立可能となる。この形態で使用するときは、自立用軸足7を地面側に回転させ、移動するときは逆方向に回転させる。また、複数台を連結させて使用する場合は、駆体12の前後に設けた連結器具のうち、連結用L字型ピン8を連結させる方の連結用リング9の下から差し込む。複数台を連結したときは外フレーム1に設けたL字型の移動用取っ手4を持って移動させる。複数台の連結により、防止ネットでカバーできる範囲を広げることで、作業の効率化につなげることが可能となる。また駆体12に設けた連結器8,9を車両等に連結した場合、連結した車両毎移動することも可能である。
1 外フレーム
2 縦フレーム
3 防止ネット
4 移動用取っ手
5 保持用取っ手
6 (本体側)連結穴
7 自立用軸足
8 連結用L字型ピン
9 連結用リング
10 車輪
11 (固定用フレーム側)連結穴
12 駆体
2 縦フレーム
3 防止ネット
4 移動用取っ手
5 保持用取っ手
6 (本体側)連結穴
7 自立用軸足
8 連結用L字型ピン
9 連結用リング
10 車輪
11 (固定用フレーム側)連結穴
12 駆体
Claims (3)
- 比較的軽量の金属体を用いて全周縁部を形成した金属枠体の中にネットを張り巡らし枠体の側面に持ち運び用の取っ手を設けた草刈時の小石等の飛散防止ネット。
- 車輪を懸架したフレームに固定するための連結穴を枠体の下部に設けた請求項1記載の小石等の飛散防止ネット。
- 車輪を懸架したフレームの前後に金属製の連結金具を設けた請求項2記載の小石等の飛散防止ネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004005289U JP3107649U (ja) | 2004-08-07 | 2004-08-07 | 草刈時の小石飛散防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004005289U JP3107649U (ja) | 2004-08-07 | 2004-08-07 | 草刈時の小石飛散防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3107649U true JP3107649U (ja) | 2005-02-03 |
Family
ID=43270349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004005289U Expired - Fee Related JP3107649U (ja) | 2004-08-07 | 2004-08-07 | 草刈時の小石飛散防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3107649U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015073437A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-20 | 西日本高速道路メンテナンス九州株式会社 | 飛散防止装置およびこれを備えた作業車両ならびに飛散防止方法 |
-
2004
- 2004-08-07 JP JP2004005289U patent/JP3107649U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015073437A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-20 | 西日本高速道路メンテナンス九州株式会社 | 飛散防止装置およびこれを備えた作業車両ならびに飛散防止方法 |
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Legal Events
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