JP6212576B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
る。なお、本明細書において、半導体装置とは、半導体素子自体または半導体素子を含む
ものをいい、このような半導体素子として、例えばトランジスタ(薄膜トランジスタなど
)が挙げられる。また、液晶表示装置などの表示装置も半導体装置に含まれる。
に含まれる薄膜トランジスタなどの半導体素子は、基板上に半導体膜などの薄膜を形成し
、該薄膜をフォトリソグラフィ法などにより所望の形状に加工することで作製される。こ
のような作製方法は、例えば、液晶表示装置(例えば、液晶テレビ)に適用されている。
る。しかし、近年では、半導体層の材料として酸化物半導体を用いた薄膜トランジスタに
ついても、研究が盛んに進められている。
濃度が大きく変化することが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。また
、酸化物半導体以外を用いた薄膜トランジスタにおいても、半導体層に水分が混入するこ
とで特性が変化することが知られている(例えば、特許文献3)。
水分を除去する手段の一例として、水分が混入した半導体層に対して行う加熱処理が挙げ
られる。しかし、例えば、ガラス基板上に半導体層を設けた場合、加熱可能な温度上限に
制約があり、加熱処理には長い時間を要するので、スループットを低下させる一因となる
。
マを用いたドライ工程(水分を用いない工程。例えばアッシング工程)によって、水を含
む剥離液の使用を避けて行うことが可能であり、これにより半導体層が直接水に触れるこ
とを防ぐことができる。しかし、ドライ工程ではレジスト残りが生じやすい。
が水分などに曝されることなく実現することが可能な半導体装置の作製方法を提供するこ
とを課題とする。特に、半導体層がレジストマスクを剥離する際、水を含む剥離液に曝さ
れない作製方法を提供することを課題とする。
に適用してもよい。薄膜素子は、精密機器の部品などとして搭載されるものであり、精密
機器の部品に水分などが混入することが当該部品の誤動作の一因となることはいうまでも
ない。
第3の膜上にレジストマスクを形成し、前記レジストマスクを用いて前記第3の膜をエッ
チングすることでマスク層を形成し、前記レジストマスクを薬液により除去し、前記マス
ク層を用いて前記第2の膜と前記第1の膜をドライエッチングすることで、第2の層と第
1の層を形成し、少なくとも前記第2の層と前記第1の層を覆って第4の膜を形成し、前
記第4の膜をエッチバック処理することで、少なくとも前記第1の層の側面のすべてを覆
ってサイドウォール層を形成することを特徴とする薄膜素子の作製方法である。このよう
に薄膜素子を作製すると、第1の層が水分などに曝されることなく薄膜素子を作製するこ
とができる。
面上に概略一様に形成されたものをいう。層とは、前記膜を加工したもの、または、前記
膜であるが、後に加工しなくてもよいものをいう。
異方性の高いエッチング(例えば、ドライエッチング)を行うことで、前記面の一部を露
出させるまで行うエッチング工程をいう。
る。トランジスタとしては、画素トランジスタを例示することができる。
作製することができる。従って、半導体層の全面が水分などに曝されることなく、トラン
ジスタなどの半導体素子を作製することができる。
に曝さずに薄膜素子を作製することができる。従って、半導体層の全面を水分に曝さずに
半導体素子を作製することができる。
は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及
び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。したがって、本発
明は、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
本実施の形態では、本発明の一態様である薄膜素子の作製方法について説明する。
第3の膜106をこの順に基板100上に積層して形成し、第3の膜106上にレジスト
マスク108を形成し、レジストマスク108を用いて第3の膜106をエッチングする
ことでマスク層110を形成し、レジストマスク108を除去し、マスク層110を用い
て第2の膜104と第1の膜102をドライエッチングすることで、第2の層112と第
1の層114を形成し、第2の層112と第1の層114を覆って第4の膜116を形成
し、第4の膜116をエッチバック処理することで、少なくとも第1の層114の側面の
すべてを覆ってサイドウォール層118を形成することを特徴とする。本実施の形態の薄
膜素子の作製方法について図1を参照して説明する。
積層して形成し、第3の膜106上にレジストマスク108を形成する(図1(A))。
ラスチック基板などを用いることができ、基板の材料などは特に限定されない。
CVD法(プラズマCVD法または熱CVD法などを含む。)またはスパッタリング法な
どにより形成することができるが、これらに限定されず、薄膜を形成することができるあ
らゆる手段を適用することができる。
よい。従って、第2の膜104は、緻密な膜であることが好ましい。第2の膜104は、
CVD法(プラズマCVD法または熱CVD法などを含む。)またはスパッタリング法な
どにより形成することができるが、これらに限定されず、薄膜を形成することができるあ
らゆる手段を適用することができる。
膜であればよい。第3の膜106は、CVD法(プラズマCVD法または熱CVD法など
を含む。)またはスパッタリング法などにより形成することができるが、これらに限定さ
れず、薄膜を形成することができるあらゆる手段を適用することができる。
110を形成する(図1(B))。本実施の形態において、この工程を第1のエッチング
工程と呼ぶ。
た後に、フォトリソグラフィ法により加工して形成する。
4のエッチングレートが小さい条件により行えばよい。すなわち、第1のエッチング工程
は、第2の膜104に対する第3の膜106のエッチング選択比が高い条件により行えば
よい。
レジストマスク108を選択的に除去することが可能なものであればよく、例えばレジス
ト剥離液を用いることができる。その後、洗浄工程を行って、該薬液の成分を除去するこ
とが好ましい。
ズマによるアッシング)により除去した後に洗浄工程を行ってもよい。このとき、レジス
トマスク108の除去は、前記手段により複数回の処理を行った後に洗浄工程を経てもよ
いし、または、前記手段により処理を行った後に洗浄工程を経て、更に前記手段により除
去を行ってもよい。
ることで、第2の層112と第1の層114を形成する(図1(D))。本実施の形態に
おいて、この工程を第2のエッチング工程と呼ぶ。
2及び第2の膜104のエッチングレートが大きい条件により行えばよい。すなわち、第
2のエッチング工程は、第3の膜106に対する第1の膜102及び第2の膜104のエ
ッチング選択比が高い条件により行えばよい。
チング工程が複数回のエッチング工程である場合には、第1の膜102のエッチングレー
トよりも第2の膜104のエッチングレートが高い条件によりエッチングを行った後、第
2の膜104のエッチングレートよりも第1の膜102のエッチングレートが高い条件に
より行うことが好ましい。
(図1(E))。
。第4の膜116は、CVD法(プラズマCVD法または熱CVD法などを含む。)また
はスパッタリング法などにより形成することができるが、これらに限定されず、薄膜を形
成することができるあらゆる手段を適用することができる。
面のすべてを覆ってサイドウォール層118を形成する(図1(F))。本実施の形態に
おいて、この工程を第3のエッチング工程と呼ぶ。
なく、該薄膜の厚さ方向に等方的に行うことが可能なエッチング処理をいう。
ことなく、薄膜素子を作製することができる。
実施の形態1にて説明した薄膜素子の作製方法では、マスク層110は第2の層112
の上に残存しているが、これに限定されず、マスク層110は、除去されてもよい。本実
施の形態の薄膜素子の作製方法について図1、図2、及び図3を参照して説明する。
及び第3の膜106をこの順に基板100上に積層して形成し、第3の膜106上にレジ
ストマスク108を形成し(図1(A))、レジストマスク108を用いて第3の膜10
6をエッチングすることでマスク層110を形成し(図1(B))、レジストマスク10
8を除去し(図1(C))、マスク層110を用いて第2の膜104と第1の膜102を
ドライエッチングすることで、第2の層112と第1の層114を形成し(図2(A))
、マスク層110を除去し(図2(B))、第2の層112と第1の層114を覆って第
4の膜116を形成し(図2(C))、第4の膜116をエッチバック処理することで、
少なくとも第1の層114の側面のすべてを覆ってサイドウォール層118を形成する(
図2(D))ことを特徴とする。
イエッチング処理)を適用する。
りマスク層110を除去してもよい。従って、本実施の形態で説明する薄膜素子の作製方
法の一は、第1の膜102、第2の膜104及び第3の膜106をこの順に基板100上
に積層して形成し、第3の膜106上にレジストマスク108を形成し(図1(A))、
レジストマスク108を用いて第3の膜106をエッチングすることでマスク層110を
形成し(図1(B))、レジストマスク108を除去し(図1(C))、マスク層110
を用いて第2の膜104と第1の膜102をドライエッチングすることで、第2の層11
2と第1の層114を形成し(図3(A))、第2の層112と第1の層114を覆って
第4の膜116を形成し(図3(B))、第4の膜116とマスク層110をエッチバッ
ク処理することで、少なくとも第1の層114の側面のすべてを覆ってサイドウォール層
118を形成しつつマスク層110を除去する(図3(C))ことを特徴とする。
面が水分などに曝されることなく、薄膜素子を作製することができる。
実施の形態1及び実施の形態2にて説明した薄膜素子の作製方法では、サイドウォール
層を単層としたが、これに限定されず、サイドウォール層は複数の層が積層された積層構
造であってもよい。本実施の形態では、サイドウォール層が積層構造である形態について
図4を参照して説明する。
のすべてを覆ってサイドウォール層118を形成し、サイドウォール層118及びマスク
層110上に第5の膜120を形成し、第5の膜120をエッチバック処理することで、
更なるサイドウォール層122を形成すればよい。なお、サイドウォール層118を形成
した後に、マスク層110を除去し、その後、第5の膜120を形成してもよい。
みならず、水素をも少なくすることができる。例えば、水分及び水素が極力除去された雰
囲気中でスパッタリング法により第4の膜116(図1乃至図3のいずれかを参照)を形
成し、CVD法(プラズマCVD法または熱CVD法などを含む。)により第5の膜12
0を形成することで、第1の層114に接する内側の部分は水分及び水素が極力除去され
た雰囲気中で形成され、外側の部分は水分及び水素が侵入しにくい緻密な膜とすることが
できる。
1の層114の全面が水分などに曝されることなく、薄膜素子を作製することができ、更
には、第1の層114の水素の含有量をも少なくすることができる。加えて、第1の層1
14に水素及び水分が侵入しにくくバリア性の高いサイドウォール層を形成することがで
きる。
本実施の形態では、本発明の一態様である半導体素子の作製方法について説明する。本
実施の形態では、半導体素子の例としてトランジスタを挙げるが、これに限定されるもの
ではない。
設けられたゲート絶縁層208上に半導体膜210、導電膜212及びマスク膜214を
この順に積層して形成し、マスク膜214上に第1のレジストマスク216を形成し、第
1のレジストマスク216を用いてマスク膜214をドライエッチングまたはウエットエ
ッチングすることで第1のマスク層218を形成し、第1のレジストマスク216を除去
し、第1のマスク層218を用いて導電膜212と半導体膜210をドライエッチングす
ることで、導電層220と半導体層222を形成し、少なくとも導電層220と半導体層
222を覆って絶縁膜224を形成し、絶縁膜224をエッチバック処理することで、少
なくとも半導体層222の側面のすべてを覆ってサイドウォール絶縁層226を形成し、
第1のマスク層218上に第2のレジストマスク230を形成し、第2のレジストマスク
230を用いて第1のマスク層218をドライエッチングまたはウエットエッチングする
ことで第2のマスク層232を形成し、第2のレジストマスク230を除去し、第2のマ
スク層232を用いて導電層220をドライエッチングすることでソース電極及びドレイ
ン電極層234を形成することを特徴とする。本実施の形態のトランジスタの作製方法に
ついて図5乃至図7を参照して説明する。
を形成する(図5(A))。
、セラミック基板、または本作製工程の処理温度に耐えうる程度の耐熱性を有するプラス
チック基板などを用いることができる。基板200がガラス基板である場合には、第1世
代(例えば、320mm×400mm)〜第10世代(例えば、2950mm×3400
mm)のものを用いればよいが、これに限定されるものではない。
ば窒化シリコン膜を形成すればよい。
熱CVD法などを含む。)などを用いて形成すればよい。導電膜202の材料としては、
例えば金属膜、または一導電型の不純物元素が添加された半導体膜などを例示することが
できる。または、インクジェット法などを用いて形成してもよい。なお、導電膜202は
、単層で形成してもよいし、複数の層を積層して形成してもよい。例えば、Ti層または
Mo層によりAl層を挟持した3層の積層構造とすればよい。
後に、フォトリソグラフィ法により加工して形成する。
))。
上に半導体膜210、導電膜212及びマスク膜214をこの順に積層して形成し、マス
ク膜214上に第1のレジストマスク216を形成する(図5(C))。
VD法または熱CVD法などを含む。)などを用いて絶縁性材料(例えば、窒化シリコン
、窒化酸化シリコン、酸化窒化シリコンまたは酸化シリコンなど)膜を形成すればよい。
なお、ゲート絶縁層208は、単層で形成してもよいし、複数の層を積層して形成しても
よい。
のであって、好ましくは、ラザフォード後方散乱法(RBS:Rutherford B
ackscattering Spectrometry)及び水素前方散乱法(HFS
:Hydrogen Forward Scattering)を用いて測定した場合に
、酸素の組成が5〜30原子%、窒素の組成が20〜55原子%、シリコンの組成が25
〜35原子%、水素の組成が10〜30原子%の範囲で見積もられるものをいう。
のであって、好ましくは、RBS及びHFSを用いて測定した場合に、酸素の組成が50
〜70原子%、窒素の組成が0.5〜15原子%、シリコンの組成が25〜35原子%、
水素の組成が0.1〜10原子%の範囲で見積もられるものをいう。
したとき、窒素、酸素、シリコン及び水素の含有比率が上記の範囲内に含まれるものとす
る。
れた積層構造であってもよい。半導体膜210として、例えば、酸化物半導体膜またはシ
リコン膜が挙げられる。
−Ga−Zn−O系酸化物半導体や、三元系金属酸化物であるIn−Ga−Zn−O系酸
化物半導体、In−Sn−Zn−O系酸化物半導体、In−Al−Zn−O系酸化物半導
体、Sn−Ga−Zn−O系酸化物半導体、Al−Ga−Zn−O系酸化物半導体、Sn
−Al−Zn−O系酸化物半導体や、二元系金属酸化物であるIn−Zn−O系酸化物半
導体、Sn−Zn−O系酸化物半導体、Al−Zn−O系酸化物半導体、Zn−Mg−O
系酸化物半導体、Sn−Mg−O系酸化物半導体、In−Mg−O系酸化物半導体や、I
n−O系酸化物半導体、Sn−O系酸化物半導体、Zn−O系酸化物半導体などを用いる
ことができる。また、酸化物半導体膜がSiO2を含んでいてもよい。ここで、例えば、
In−Ga−Zn−O系酸化物半導体膜とは、In、GaまたはZnを有する酸化物半導
体膜をいい、その化学量論比はとくに問わない。また、InとGaとZn以外の元素を含
んでいてもよい。
)m(m>0)で表記されるものを用いるということもできる。ここで、Mは、Ga、A
l、Mn及びCoから選ばれた一または複数の金属元素を示す。例えばMとして、Ga、
Ga及びAl、Ga及びMn、またはGa及びCoなどが挙げられる。または、酸化物半
導体膜はSiO2を含んでいてもよい。
ば、組成比として、In2O3:Ga2O3:ZnO=1:1:1[mol数比]の酸化
物ターゲットを用いる。ただし、このターゲットの材料及び組成に限定されず、例えば、
In2O3:Ga2O3:ZnO=1:1:2[mol数比]の酸化物ターゲットを用い
てもよい。
合には、希ガス(例えばAr)雰囲気下、酸素雰囲気下、または希ガスと酸素の混合雰囲
気下においてスパッタリング法により形成することができる。
9.9%以下である。このように、充填率の高い酸化物ターゲットを用いることにより、
成膜される酸化物半導体膜を緻密な膜とすることができる。
層208を酸化シリコンにより形成し、後に形成するサイドウォール絶縁層226も酸化
シリコンにより形成し、酸化物半導体膜の脱水化または脱水素化を行うことが可能な条件
で加熱処理を行うとよい。このように加熱処理を行う場合であっても、酸化物半導体膜が
水分に曝されていないため、加熱処理時間は従来よりも短時間でよい。
モルファスシリコン膜を用いればよい。または、キャリア移動度が高いシリコン膜上にキ
ャリア移動度が低いシリコン膜が設けられた積層シリコン膜であってもよい。
リコンとしては、例えば、微結晶シリコンが挙げられる。ここで、微結晶シリコンとは、
非晶質と結晶構造(単結晶、多結晶を含む。)の中間的な構造のものをいう。微結晶シリ
コンは、熱力学的に安定な第3の状態を有し、短距離秩序を持ち格子歪みを有する結晶質
なシリコンであり、結晶粒径が2nm以上200nm以下、好ましくは10nm以上80
nm以下、より好ましくは20nm以上50nm以下の柱状または針状の結晶粒が基板表
面に対して法線方向に成長しているシリコンである。このため、柱状または針状の結晶粒
の界面には、粒界が形成されることもある。なお、ここでの結晶粒径は、基板表面に対し
て平行な面における結晶粒の最大直径である。また、結晶粒は、非晶質シリコン領域と、
単結晶とみなせる微小結晶の結晶子を有する。なお、結晶粒は双晶を有する場合もある。
m−1よりも低波数側にシフトしている。すなわち、単結晶シリコンを示す520cm−
1と非晶質シリコンを示す480cm−1の間に微結晶シリコンのラマンスペクトルのピ
ークがある。さらに、He、Ar、Kr、またはNeなどの希ガス元素を含ませて格子歪
みをさらに助長させることで、安定性の高い微結晶シリコンが得られる。
、好ましくは、非晶質シリコンと微小シリコン結晶粒を有し、従来の非晶質シリコン膜と
比較して、一定光電流法(CPM:Constant Photocurrent Me
thod)やフォトルミネッセンス分光測定で測定されるUrbach端のエネルギーが
小さく、欠陥吸収スペクトル量が少ないシリコン膜であるとよい。このようなシリコン膜
は、従来の非晶質シリコン膜と比較して欠陥が少なく、価電子帯のバンド端(移動度端)
における準位のテイル(裾)の傾きが急峻である秩序性が高い。
が含まれる場合には、NH基またはNH2基として含んでいてもよい。
界面領域は、微結晶半導体領域、及び当該微結晶半導体領域の間に充填される非晶質半導
体領域を有する。具体的には、キャリア移動度が高いシリコン膜から錐形状に伸びた微結
晶半導体領域と、キャリア移動度が低いシリコン膜と同様の「非晶質半導体を含む領域」
と、で構成される。
高いシリコン膜の間に設けられると、トランジスタのオフ電流を小さくすることができる
。また、上記の界面領域において、錐形状に伸びた微結晶シリコン領域を有するため、縦
方向(膜の成長方向)の抵抗を低くすることができ、トランジスタのオン電流を高めるこ
とができる。すなわち、従来の非晶質シリコンを適用した場合と比較すると、オフ電流を
十分に低減させつつ、オン電流の低下を抑制することもでき、トランジスタのスイッチン
グ特性を高くすることができる。
成長するが、原料ガスにおいて堆積性ガス(例えば、シラン)に対する水素の流量が小さ
い場合(すなわち、希釈率が低い場合)、または窒素を含む原料ガスの濃度が高い場合に
は、微結晶シリコン領域における結晶成長が抑制され、結晶粒が錐形状になり、堆積され
て形成されるシリコンは、大部分が非晶質シリコンとなる。
熱CVD法などを含む。)などを用いて形成すればよい。または、インクジェット法など
を用いて形成してもよい。なお、導電膜212は、単層で形成してもよいし、複数の層を
積層して形成してもよい。例えば、Ti層上にAl層が設けられた2層の積層構造とすれ
ばよい。
されない(されにくい)材料により形成すればよい。マスク膜214として、例えば、酸
化シリコン膜または窒化シリコン膜などの絶縁膜を用いることができる。または、マスク
膜214として、例えば、金属膜を用いることができる。金属膜を用いた場合には、電極
層の一部として用いることができる。
形成した後に、フォトリソグラフィ法により加工して形成する。
ウエットエッチングすることで第1のマスク層218を形成する(図5(D))。本実施
の形態において、この工程を第1のエッチング工程と呼ぶ。
膜214のエッチングレートが大きい条件により行えばよい。すなわち、第1のエッチン
グ工程は、導電膜212に対するマスク膜214のエッチング選択比が高い条件により行
えばよい。
グすることで、導電層220と半導体層222を形成する(図6(B))。本実施の形態
において、この工程を第2のエッチング工程と呼ぶ。
、導電膜212と半導体膜210のエッチングレートが大きい条件により行えばよい。す
なわち、第2のエッチング工程は、第1のマスク層218に対する導電膜212と半導体
膜210のエッチング選択比が高い条件により行えばよい。なお、第2のエッチング工程
は、複数の種類の膜をエッチングするため、複数回の工程(例えば、2段階)で行うこと
が好ましい。
ク層218を除去するには、半導体層222に水分が触れない手段(例えば、ドライエッ
チング処理)を適用する。
CVD法(プラズマCVD法または熱CVD法などを含む。)などにより形成する(図6
(C))。
のすべてを覆ってサイドウォール絶縁層226を形成する。ここで、エッチバック処理は
、第1のマスク層218または導電層220が露出されるまで行う。なお、サイドウォー
ル絶縁層226の形成と同時に、ゲート電極層206の厚さに起因してゲート絶縁層20
8に設けられた段差部分の露出された部分には、サイドウォール絶縁層228が形成され
る(図6(D))。
)。
どして形成した後に、フォトリソグラフィ法により加工して形成する。
も導電層220上に第2のマスク膜を形成し、該第2のマスク膜上に第2のレジストマス
ク230を形成する。
膜をドライエッチングまたはウエットエッチングすることで、第2のマスク層232を形
成する。本実施の形態において、この工程を第3のエッチング工程と呼ぶ(図7(B))
。
膜214のエッチングレートが大きい条件により行えばよい。すなわち、第3のエッチン
グ工程は、導電膜212に対するマスク膜214のエッチング選択比が高い条件により行
えばよい。なお、サイドウォール絶縁層226がエッチングされないことも重要である。
ース電極及びドレイン電極層234を形成する。本実施の形態において、この工程を第4
のエッチング工程と呼ぶ(図7(D))。本実施の形態において、第4のエッチング工程
によってソース電極及びドレイン電極層234とサイドウォール絶縁層226の間に空間
(溝)が形成され、互いが分離される。すなわち、ソース電極及びドレイン電極層234
とサイドウォール絶縁層226は互いに接触していない。
層220のエッチングレートが大きい条件により行えばよい。すなわち、第4のエッチン
グ工程は、半導体層222に対する導電層220のエッチング選択比が高い条件により行
えばよい。
ない部分の半導体層222がエッチングされていてもよい。
スク層232を除去するには、半導体層222に水分が触れない手段(例えば、ドライエ
ッチング処理)を適用する。
たはエッチャントの組み合わせに注意を要する。
2がチタン膜であり、マスク膜214が酸化アルミニウム膜である場合には、第1のエッ
チング工程及び第3のエッチング工程には、エッチャントとして、リン酸、酢酸、硝酸、
純水を(一例として、85:5:5:5の体積比)混合させた薬液を用いればよく、第2
のエッチング工程には、Cl系ガスを用いればよく、第4のエッチング工程には、F系ガ
スを用いればよい。または、第4のエッチング工程は、Cl系ガスによるエッチングとF
系ガスによるエッチングの2段階の工程で行ってもよい。
2がチタン膜であり、マスク膜214が酸化シリコン膜である場合には、第1のエッチン
グ工程及び第3のエッチング工程には、エッチャントとして、フッ酸を用いればよい。こ
のとき、第2のエッチング工程には、Cl系ガスを用いればよく、第4のエッチング工程
には、F系ガスを用いればよい。または、第4のエッチング工程は、Cl系ガスによるエ
ッチングとF系ガスによるエッチングの2段階の工程で行ってもよい。
ガスが挙げられる。特に好ましくはBCl3ガスとCl2ガスの混合ガスを用いる。
F3SO3Hガス、及びC3F8ガスが挙げられる。特に好ましくはSF6ガスを用いる
。
ことなく、半導体素子(一例としてトランジスタ)を作製することができる。
用してもよい。すなわち、第1のマスク層218が絶縁膜224の形成前に除去され、ま
たは、第1のマスク層218がサイドウォール絶縁層226の形成時に除去されていても
よい。
用してもよい。すなわち、サイドウォール絶縁層が積層構造であってもよい。このとき、
半導体層の側面に接する内側のサイドウォール絶縁層として、例えば酸化シリコン層、酸
化窒化シリコン層、窒化酸化シリコン層または窒化シリコン層をスパッタリング法または
CVD法(プラズマCVD法または熱CVD法などを含む。)により形成し、外側のサイ
ドウォール絶縁層として、例えば酸化シリコン層、酸化窒化シリコン層、窒化酸化シリコ
ン層または窒化シリコン層をスパッタリング法またはCVD法(プラズマCVD法または
熱CVD法などを含む。)により形成すればよい。好ましくは、内側のサイドウォール絶
縁層として、酸化シリコン層をスパッタリング法により形成し、外側のサイドウォール絶
縁層として、例えば窒化シリコン層をプラズマCVD法により形成すると、半導体層中の
水素の含有量を少なくすることができ、半導体層に水素及び水分が侵入しにくくバリア性
の高いサイドウォール絶縁層を形成することができる。更には、半導体層222を酸化物
半導体層とした場合に、酸化物半導体層に接する部分を酸化シリコン層とすることで、酸
化物半導体層に酸素を供給することができる。
実施の形態4で説明した半導体素子(トランジスタ)は、表示装置の画素トランジスタ
として用いることができる。
適用して作製したトランジスタの少なくともソース電極及びドレイン電極層234、半導
体層222を覆って保護絶縁膜236を形成し、保護絶縁膜236のソース電極及びドレ
イン電極層234と重畳する部分に、ソース電極及びドレイン電極層234を露出させる
開口部240を形成し、開口部240を介してソース電極及びドレイン電極層234と接
続されるように、保護絶縁膜236上に画素電極層246を位置選択的に形成することを
特徴とする。本実施の形態の薄膜素子の作製方法について図8を参照して説明する。
も第2のマスク層232、ソース電極及びドレイン電極層234、半導体層222を覆っ
て保護絶縁膜236を形成する(図8(A))。
。なお、単層で形成してもよいし、複数の層を積層して形成してもよい。ここでは、例え
ば窒化シリコンにより形成すればよい。
ス電極及びドレイン電極層234と重畳する部分に開口部240を形成する(図8(B)
)。
、保護絶縁膜236上に画素電極層246を位置選択的に形成する。本実施の形態では、
一例として、保護絶縁膜236上に透明導電膜242を形成し、透明導電膜242上にレ
ジストマスク244を形成する(図8(C))。そして、透明導電膜242をエッチング
することで、画素電極層246が形成される(図8(D))。
4と接続されるように、保護絶縁膜236上にインクジェット法により画素電極層246
を位置選択的に形成してもよい。
む導電性組成物を用いて形成することができる。導電性組成物を用いて形成した透明導電
膜242は、シート抵抗が10000Ω/□以下であり、且つ波長550nmにおける透
光率が70%以上であることが好ましい。また、導電性組成物に含まれる導電性高分子の
抵抗率が0.1Ω・cm以下であることが好ましい。
る。例えば、ポリアニリンまたはその誘導体、ポリピロールまたはその誘導体、ポリチオ
フェンまたはその誘導体、またはアニリン、ピロール及びチオフェンの2種以上の共重合
体またはその誘導体などが挙げられる。
ステンを含むインジウム亜鉛酸化物、酸化チタンを含むインジウム酸化物、酸化チタンを
含むインジウム錫酸化物、インジウム錫酸化物(以下、ITOと示す。)、インジウム亜
鉛酸化物、酸化シリコンを添加したインジウム錫酸化物などを用いて形成することができ
る。
図の一例を図9に示す。
ことなく、画素トランジスタを作製することができる。
本発明の一態様である半導体装置としては、電子ペーパーが挙げられる。電子ペーパー
は、情報を表示するものであればあらゆる分野の電子機器に用いることが可能である。例
えば、電子ペーパーを用いて、電子書籍(電子ブック)、ポスター、デジタルサイネージ
、PID(Public Information Display)、電車などの乗り
物の車内広告、クレジットカード等の各種カードにおける表示等に適用することができる
。電子機器の一例を図10に示す。
び筐体303の2つの筐体で構成されている。筐体301および筐体303は、軸部31
1により一体とされており、該軸部311を軸として開閉動作を行うことができる。この
ような構成により、紙の書籍と同様に取り扱うことが可能となる。
示部307及び光電変換装置308が組み込まれている。表示部305及び表示部307
は、続き画面を表示する構成としてもよいし、異なる画面を表示する構成としてもよい。
異なる画面を表示する構成とすることで、例えば右側の表示部(図10では表示部305
)に文章を表示し、左側の表示部(図10では表示部307)に画像を表示することがで
きる。
01において、電源321、操作キー323、スピーカ325などを備えている。操作キ
ー323により、頁を送ることができる。なお、筐体の表示部と同一面にキーボードやポ
インティングデバイスなどを備える構成としてもよい。また、筐体の裏面や側面に、外部
接続用端子(イヤホン端子、USB端子、またはACアダプタおよびUSBケーブルなど
の各種ケーブルと接続可能な端子など)、記録媒体挿入部などを備える構成としてもよい
。さらに、電子書籍300は、電子辞書としての機能を持たせた構成としてもよい。
電子書籍サーバから、所望の書籍データなどを購入し、ダウンロードする構成とすること
も可能である。
スタ、実施の形態5で説明した画素トランジスタを適用することで、所望の層に水分を触
れさせることなく本実施の形態の半導体装置を作製することができる。
本発明の一態様である半導体装置としては、電子ペーパー以外にもさまざまな電子機器
(遊技機も含む)が挙げられる。電子機器としては、例えば、テレビジョン装置(テレビ
、またはテレビジョン受信機ともいう)、コンピュータ用などのモニタ、デジタルカメラ
、デジタルビデオカメラ、デジタルフォトフレーム、携帯電話機(携帯電話、携帯電話装
置ともいう)、携帯型ゲーム機、携帯情報端末、音響再生装置、パチンコ機などの大型ゲ
ーム機などが挙げられる。
筐体401に表示部403が組み込まれている。表示部403により、映像を表示するこ
とが可能である。また、ここでは、スタンド405により筐体401を支持した構成を示
している。
ン操作機410により行うことができる。リモコン操作機410が備える操作キー409
により、チャンネルや音量の操作を行うことができ、表示部403に表示される映像を操
作することができる。また、リモコン操作機410に、当該リモコン操作機410から出
力する情報を表示する表示部407を設ける構成としてもよい。
より一般のテレビ放送の受信を行うことができ、さらにモデムを介して有線または無線に
よる通信ネットワークに接続することにより、一方向(送信者から受信者)または双方向
(送信者と受信者間、あるいは受信者間同士など)の情報通信を行うことも可能である。
トフレーム420は、筐体421に表示部423が組み込まれている。表示部423は、
各種画像を表示することが可能であり、例えばデジタルカメラなどで撮影した画像データ
を表示させることで、通常の写真立てと同様に機能させることができる。
Bケーブルなどの各種ケーブルと接続可能な端子など)、記録媒体挿入部などを備える構
成とする。これらの構成は、表示部と同一面に組み込まれていてもよいが、側面や裏面に
備えるとデザイン性が向上するため好ましい。例えば、デジタルフォトフレームの記録媒
体挿入部に、デジタルカメラで撮影した画像データを記憶したメモリを挿入して画像デー
タを取り込み、取り込んだ画像データを表示部423に表示させることができる。
。無線により、所望の画像データを取り込み、表示させる構成とすることもできる。
ジユニットを閉状態として表示部443を有する上部筐体441と、キーボード444を
有する下部筐体442とを重ねた状態とすることができ、持ち運ぶことが便利であるとと
もに、使用者がキーボード入力する場合には、ヒンジユニットを開状態として、表示部4
43を見て入力操作を行うことができる。
ス446を有する。また、表示部443をタッチ入力パネルとすれば、表示部の一部に触
れることで入力操作を行うこともできる。また、下部筐体442はCPUやハードディス
ク等の演算機能部を有している。また、下部筐体442は他の機器、例えばUSBの通信
規格に準拠した通信ケーブルが差し込まれる外部接続ポート445を有している。
を有しており、広い表示画面を実現することができる。また、収納可能な表示部447の
画面の向きを使用者は調節できる。また、収納可能な表示部447をタッチ入力パネルと
すれば、収納可能な表示部の一部に触れることで入力操作を行うこともできる。
無機発光素子などの発光表示パネルなどの映像表示装置を用いる。
を受信して映像を表示部に表示することができる。また、上部筐体441と下部筐体44
2とを接続するヒンジユニットを閉状態としたまま、表示部447をスライドさせて画面
全面を露出させ、画面角度を調節して使用者がテレビ放送を見ることもできる。この場合
には、ヒンジユニットを閉状態として表示部443を表示させず、さらにテレビ放送を表
示するだけの回路の起動のみを行うため、最小限の消費電力とすることができ、バッテリ
ー容量の限られている携帯型のコンピュータにおいて有用である。
スタ、実施の形態5で説明した画素トランジスタを適用することで、所望の層に水分を触
れさせることなく本実施の形態の半導体装置を作製することができる。
102 第1の膜
104 第2の膜
106 第3の膜
108 レジストマスク
110 マスク層
112 第2の層
114 第1の層
116 第4の膜
118 サイドウォール層
120 第5の膜
122 更なるサイドウォール層
200 基板
202 導電膜
204 レジストマスク
206 ゲート電極層
208 ゲート絶縁層
210 半導体膜
212 導電膜
214 マスク膜
216 第1のレジストマスク
218 第1のマスク層
220 導電層
222 半導体層
224 絶縁膜
226 サイドウォール絶縁層
228 サイドウォール絶縁層
230 第2のレジストマスク
232 第2のマスク層
234 ソース電極及びドレイン電極層
236 保護絶縁膜
238 レジストマスク
240 開口部
242 透明導電膜
244 レジストマスク
246 画素電極層
300 電子書籍
301 筐体
303 筐体
305 表示部
306 光電変換装置
307 表示部
308 光電変換装置
311 軸部
321 電源
323 操作キー
325 スピーカ
400 テレビジョン装置
401 筐体
403 表示部
405 スタンド
407 表示部
409 操作キー
410 リモコン操作機
420 デジタルフォトフレーム
421 筐体
423 表示部
441 上部筐体
442 下部筐体
443 表示部
444 キーボード
445 外部接続ポート
446 ポインティングデバイス
447 表示部
Claims (3)
- ゲート電極と、
ゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極と重なる領域を有する酸化物半導体膜と、
前記酸化物半導体膜の側面に接する領域を有するサイドウォール絶縁層と、
前記酸化物半導体層の上面に接する領域を有するソース電極と、
前記酸化物半導体層の上面に接する領域を有するドレイン電極と、を有し、
前記サイドウォール絶縁層は、前記酸化物半導体膜の基板上面からの高さと比べて、前記基板上面からの高さが大きい領域を有し、
前記サイドウォール絶縁層は、前記ソース電極及び前記ドレイン電極と接しないことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1において、
前記サイドウォール絶縁層は、前記酸化物半導体膜の側面に接する領域を有する第1の層と、前記第1の層を覆う領域を有する第2の層と、を有することを特徴とする半導体装置。 - ゲート電極と、
ゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極と重なる領域を有する酸化物半導体膜と、
前記酸化物半導体膜の側面に接する領域を有する第1のサイドウォール絶縁層と、
前記ゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極と重なる領域を有する第2のサイドウォール絶縁層と、を有し、
前記第1のサイドウォール絶縁層は、前記酸化物半導体膜の基板上面からの高さと比べて、前記基板上面からの高さが大きい領域を有し、
前記第1のサイドウォール絶縁層は、酸化シリコンを有し、
前記第2のサイドウォール絶縁層は、窒化シリコンを有することを特徴とする半導体装置。
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