JP6211482B2 - フットウェアの編成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、踵部を備えるフットウェアの編成方法に関する。
従来より、踵部を備えるフットウェアの一つとして靴下が挙げられる。丸編機や横編機等で編成され、履き口から爪先、或いはその逆の一方向に向けて筒状に編成しながら、踵部で足甲側の編成を一旦休止する方法で編成される。例えば、特許文献1では、横編機を用い、靴下の履き口から編出して爪先に向けて編成している。編成途中の踵部では足甲側の編成を一旦休止し、踵側のみ編み幅を徐々に減らし、続いて編み幅を徐々に増やす引き返し編成を行っている。
特許3333384号公報
引返し編成では、編成しない編目が徐々に増えていく為、該編目が増えるほど新たな編目の形成時に編目の下がりが悪化する。その為、十分に踵部のウエール方向の編成を増やすことが出来ず、爪先側と履き口側の筒編地間の角度が100度以上の靴下となってしまう。その結果、着用時に足甲側に編地が余り、足にフィットしていない為にズレ落ちやすい靴下となる。近年、横編機では歯口で編地を押える可動シンカー装置の改良等により引返し編成のウエール方向の編成を増やし、角度が略90度の直角靴下と呼ばれるものも現れている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、横編機において可動シンカー装置を備えるまたは備えないに係わらず、引き返し編成を使うことなく形成する踵部を備えるフットウェアの編成方法を提供することにある。
本発明は、少なくとも前後一対の針床を備えた横編機を用い、踵部を備えるフットウェアの編成方法において、第1筒編地と第2筒編地の2つの筒編地を針床の長手方向に並べて編成する工程αと、少なくともどちらか一方の筒編地を移動させることで、前後針床それぞれに2つの筒編地の編目による重ね目を設け、該重ね目を含めた筒編地を構成する編目に新たな編目を編成して2つの筒編地に変えて第3筒編地を形成する工程βと、第3筒編地における前後針床それぞれの前記重ね目近傍の編目に対し、該編目の左右どちらか一方側の編目列を移動して第3筒編地内で重ね目を形成して筒径を減らすとともに、該重ね目を含めた第3筒編地を構成する編目に新たな編目を編成して接合することを繰り返し、足甲側から踵側に向けて編目がウエール方向に繋がるデザイン線を形成する工程γと、を備えることを特徴とする。
また本発明では、前記デザイン線を形成時、該デザイン線を構成する編目列を含め、前記左右一方側の編目列をニット編成する領域Xと、左右両方側の編目列をニット編成する領域Yとの組み合わせで第3筒編地を形成することを特徴とする。
さらに本発明では、前記領域Xでのデザイン線の形成は、前記一方側の編目列を同一方向へ2回の移動を行い、移動方向側に形成する重ね目より手前側の編目列を1回目に移動し、該重ね目より続けて手前側にデザイン線のコース方向の編目列をとどめ、更に手前側の編目列に対し2回目の移動を行い、2つ目の重ね目を形成することを特徴とする。
また本発明では、前記第1筒編地と第2筒編地は、異なる筒径で形成することを特徴とする。2つの筒編地の筒径が異なることは、当然、接合する編目の数が合わない為、編目が多い筒編地側では重ね目を形成して差分を減らしたり、接合しない編目を設定するなどして編目が少ない筒編地側の編目数に合わす編成を行う。
本発明によれば、引き返し編成を行なうことなく2つの筒編地を接合する為、特に可動シンカー装置がなくても2つの筒編地間の踵部の編成が容易に行える。減らし編成では、筒編地の接合の為に重ね目を形成した直後に新たな編目を形成する事で、編地の下がりがよく編成し易い。例えば90度やそれ以下の角度に編成する事も容易である。
また本発明によれば、接合箇所に現れるデザイン線を挟んで左右一方側の編目列をニット編成で増やさず接合する筒編地の領域Xの編成と、ニットで増し目しながら編目数を調整して接合する筒編地の領域Yの編成とを組合せる。その結果、筒編地間の角度や踵部の大きさ(編目数)を簡単に調整することができる。
また本発明によれば、重ね目を形成する際に、同じ方向への重ね目形成の為、移動させる編目を1回で対向する針床に預け、ラッキングも同方向の為、順次、該編目を移し戻すことができる為に編成効率が良い。
本発明によれば、足甲側と足首側の筒径を変更する事で、装着した際に足の形状に沿うフットウェアの形状を得ることができる。
本発明の実施例であるフットウェアとしてのサポーターの概略図である。 本発明の実施例であるサポーターの編成工程を示す模式図である。 本発明の実施例であるサポーターの編成工程の前半部分の編成図である。 本発明の実施例であるサポーターの編成工程の後半部分の編成図である。 本発明の図1で示したサポーターとは別のフットウェアを示す概略図である。
以下、図1〜図4を用いて本発明の一実施例であるフットウェアとしての踵部を備えるサポーター1とその編成方法を説明する。本実施例で編成に使用する横編機は、前後一対の針床を備えた二枚ベッド機で、各針床間で目移しが可能である。更にスライダーに備えるタングに編目を保持できる複合針(例えば、特許第2946323号公報を参照)を使用しており、空針がなくても編目の目移しが行える。編成に使用する横編機は四枚ベッドでもよく、横編機に備える編針はべら針でもよい。また説明の便宜の為、編針の数や接合の為の減らし回数は実際の編成よりも少なくしている。図2、図5に示す矢印は編目の向きを示し、編地内に示す鎖線は第1〜第3の各筒編地の境界を示す。また、図2(c)のみ、後述する第3筒編地内に斜線を施してニット編成で編目を形成していることを示し、その編成に関連し、太線を用いて領域の区分けを示している。
図3、図4では、図中左側の数字は編成ステップ(S)を示し、折れ線矢印は編目の移動経路を示す。FBは前針床を、BBは後針床を示す。大文字のA〜MはFBの編針を、小文字のa〜mはBBの編針を示す。また、黒丸印はその編成ステップで編成される編目を、白丸印はその編成ステップの編成に関係せず編針に係止されたままの編目を、2重の丸印は重ね目を、三角印は給糸口を示す。
図1は、サポーター1の概略図である。紙面右側が爪先側の開口部となり、紙面上側が履き口側の開口部となる。踵部に装着するサポーター1は、デザイン線6が足甲側から踵側に向けて編目がウエール方向に繋がり、2つの筒編地1a,1bは、各ウエール方向に連続した第3筒編地1c内でデザイン線6により繋がる。つまりデザイン線6の両側端部で2つの筒編地1a,1bの減らし編成を行う結果、重ね目が境界線として現れ、その重ね目とその間の編目列がウエール方向に繋がる事で、デザイン線6が形成される。そのため、線の幅や角度、形成位置は、減らし編成時の重ね目の形成箇所を移動させるだけで簡単に変更できる。このデザイン線6は、図中の矢印で示すように、2つの筒編地1a,1bの編目とは向きが異なる。
サポーター1は履き口側と爪先側に開口しており、それらの開口端が編出しとなる。伏目処理を行っていない為に適度な伸びが得られ、開口端に続けて2x2リブ組織部11を付加することで、更に足にフィットし易い。また、リブ以外の第3筒編地1cとなる天竺組織部12の領域をみれば、デザイン線6の終端部からの爪先側の編目数(距離)は、履き口側の編目数(距離)と比較すると長くなっており、また面積も広い。天竺組織部12の編成をウエール方向に増やすことで、編目が増えて踵部の余裕に繋がる。
実施例1では、デザイン線6とリブ組織11間の天竺組織部12の形成状態で解るように、デザイン線6の始端部から中程までは、爪先側が2コースに1回の減らし編成を行いながらニット編成を行って略45度の角度を出し、履き口側では、ニット編成を行わずに減らし編成を行って直交に近い角度で接合している。また中程以降は、爪先側と履き口側の両側でニット編成を行い、共に略45度の角度を出し、踵部を形成している。更に、爪先側の筒編地の筒径が履き口側の筒編地よりも大きくし、足の形状に合わしている。減らし編成の頻度(回数)を調整する事で異なる筒径を接合でき、踵の形状にあった空間を設けることで踵に装着した際にフィット性の高いサポーター1が形成できる。
図2は、サポーター1の編成工程を示す模式図である。図2(a)では、第1筒編地1aと第2筒編地1bの2つの筒編地1a,1bを針床上に並べて形成し、図2(b)では、2つの筒編地1a,1bを接合させて1つの第3筒編地1cとし、開口部を接合しながら編目を減らして踵部を形成する。図2(c)では、接合を終えた2つの筒編地間には、完成後のサポーター1の足甲側から踵側に向かうウエール方向の編目がデザイン線6として形成される。
図2(c)では、デザイン線6に近接し斜線で示すニット編成による増し目7を太線で区分けした領域を示す。デザイン線6の一方側に増し目7を形成する領域Xと両側に形成する領域Yの編成を組合せることで、筒編地間の角度や、踵部の余裕に繋がる編目の増減を調整する事ができる。なお、領域Yの編成コースが多くなれば、筒編地間の角度が狭くなる。編成コースが増えることで筒編地に形成されるデザイン線6との接合部が立ってくるからである。おおよそ、2コースのニット編成に1回の減らし編成を左右両側から行えば、合わせて90度に近い角度が形成でき、3コースに1回だとさらに角度を下げる事ができる。更にそれらに対し、4コースに1回等の編成を組合せることで筒編地間の角度の微調整も可能となる。本実施例1では、領域Xと領域Yが各1箇所であるが、複数箇所に用いてもよい。
図3、図4は、サポーター1の編成図である。以下、図3、図4で示す編成ステップS1〜S17について説明する。
図3のS1は、第1筒編地1aと第2筒編地1bの2つの筒編地1a,1bの状態を示す。針床上に並んだ2つの筒編地1a,1bの第1筒編地1aのみ、給糸口8を往復させてBBの編針a〜f、FBの編針F〜Aに新たな編目を編成する。図示はしていないが、2つの筒編地1a,1bともに公知の編出しを行っており、その後2つの筒編地1a,1bに給糸口8,9を往復させながら2X2リブ組織で新たな編目を編成することを繰り返す。2つの筒編地1a,1bを並行して編成する為、編成時間の短縮にも繋がる。実施例1では、第2筒編地1bに対し、第1筒編地1aのウエール数を多く編成している(図1参照)。S1では、2つの筒編地1a,1bは別の給糸口で編成するが、1つの給糸口で順次編成しても構わない。2つの筒編地1a,1bの編出し箇所がサポーター1の開口端となり、伏目処理や縫製を行っていない為に、よく伸びて見栄えが同じ端部となる。
S2では、第2筒編地1bを左方に2針分移動させて、FBの編針FとBBの編針fに第1筒編地1aの端部編目との重ね目2f,2bをそれぞれ形成する。この接合位置が足甲側となり、踵側に向けたデザイン線6としてウエール方向に編目が繋がる。重ね目は、第1筒編地1aを右方に移動して形成したり、重ね目を2目ずつ形成してもよく、更にFBとBBの重ね目の位置をずらしてもよい。
S3では、給糸口8を用い往路編成として右方向に移動し、BBの編針a〜kに係止する編目に続けて新たな編目を編成し、更に復路編成として左方向に移動し、FBの編針K〜Aに係止する編目に続けて新たな編目を編成する。S1での2つの筒編地1a,1bに変えて第3筒編地1cを形成することになる。また以降に行う周回やC字状の編成も第3筒編地1cの編成となる。S2で形成した重ね目2f,2bの近傍の編目として、FBの編針Dに係止する編目を編目4f、BBの編針dに係止する編目を編目4bと定義する。
S4では、一方向への1回目の移動として編目4f,4bに向けて、右方側の編目列となるFBの編針E〜Kに係止する編目と、BBの編針e〜kに係止する編目を移動して、FBの編針Dに重ね目3fと、BBの編針dに重ね目3bを形成する。S5では、S4に続けて同一方向への2回目の移動を行う。右方側の編目列となるFBの編針G〜Jに係止する編目と、BBの編針g〜jに係止する編目を移動して、FBの編針Fに重ね目5fと、BBの編針dに重ね目5bを形成する。この時、重ね目3f,3bより続けて移動方向手前側にデザイン線6のコース方向の編目列となるFBの編針D〜Fに係止する編目と、BBの編針d〜fに係止する編目はとどめている。S4とS5は、同じ方向への重ね目形成の為、移動させる編目を1回で対向する針床に預け、ラッキングも同方向の為、順次、該編目を移し戻すことができる為に編成効率が良い。
S6では、給糸口8を往復させデザイン線6となるFBの編針D〜F、BBの編針d〜fに係止する編目と重ね目3f,3b,5f,5bに新たな編目を形成するとともに、一方側の編目列となるFBの編針G〜I、BBの編針g〜iに係止する編目にも新たな編目を形成する。つまり、左右一方側の編目列をニット編成する領域Xの編成となる。
S7では、FBの編針Cに係止する編目に向けて右方側の編目列となるFBの編針D〜Iに係止する編目と、BBの編針cに係止する編目に向けて右方側の編目列となるBBの編針d〜iに係止する編目に対して1回目の移動を行う。そしてFBの編針CとBBの編針cに重ね目3f,3bをそれぞれ形成する。S8では、S7に続けて同一方向への2回目の移動を行う。右方側の編目列となるFBの編針F〜Hに係止する編目と、BBの編針f〜hに係止する編目を移動して、FBの編針EとBBの編針eに2つ目の重ね目5f,5bをそれぞれ形成する。
S9では、給糸口8を往復させデザイン線6となるFBの編針C〜Eに係止する編目と重ね目と、BBの編針c〜eに係止する編目と重ね目に新たな編目を形成する。また一方側の編目列となるFBの編針Gに係止する編目、BBの編針gに係止する編目にも新たな編目を形成する。つまり、領域Xの編成となる。S10では、デザイン線6に左右両側から編目列を移動させて接合させる様に、FBの編針A,Bに係止する編目を編針B,Cに、BBの編針a,bに係止する編目を編針b,cに移動し、FBの編針CとBBの編針cに重ね目3f,3bを形成する。また、FBの編針F,Gに係止する編目を編針E,Fに、BBの編針f,gに係止する編目を編針e,fに移動し、FBの編針EとBBの編針eに重ね目5f,5bを形成する。
S11では、給糸口8を往復させデザイン線6となるFBの編針C〜Eに係止する編目と重ね目と、BBの編針c〜eに係止する編目と重ね目に新たな編目を形成するとともに、各重ね目に対して両方側の編目列となるFBの編針B,Fと、BBの編針b,fに係止する編目にも新たな編目を形成する。つまり、左右両側の編目列をニット編成する領域Yの編成となる。S12では、デザイン線6の左右両側から編目列を移動させて接合させる様に、FBの編針Bに係止する編目を編針Cに、BBの編針bに係止する編目を編針cに移動し、FBの編針CとBBの編針cに重ね目3f,3bを形成する。また、FBの編針Fに係止する編目を編針Eに、BBの編針fに係止する編目を編針eに移動し、FBの編針EとBBの編針eに重ね目5f,5bを形成する。
S13では、給糸口8を往復させデザイン線6となるFBの編針C〜Eに係止する編目と重ね目と、BBの編針c〜eに係止する編目と重ね目に新たな編目を形成する。つまり領域Yの編成となる。S14では、FBの編針Eに係止する編目を編針Dに、BBの編針eに係止する編目を編針dに移動し、それぞれの編針D,dに重ね目5f,5bを形成する。S15では、FBの編針C,Dに係止する編目と重ね目、BBの編針c,dに係止する編目と重ね目に新たな編目を形成する。更にS16では、FBの編針Cに係止する編目と、BBの編針cに係止する編目をFBの編針Dに係止する編目と、BBの編針dに係止する編目に重ね、それぞれの重ね目に新たな編目を形成する。S17では、FBの編針Dに係止する編目にBBの編針dに係止する編目を移動して重ね目を形成し、重ね目に新たな編目を形成する。S2で足甲側をスタートしたデザイン線6の編目はS17で閉じられた編地端部の踵部に至る。
本実施例1では、サポーター1を説明したが、以下、他の実施例2として図5を用いて説明する。(a)は、踵に相当する箇所に開口部を設ける例である。図4のS11の状態から、FBとBBに係止する編目を隣接する編目に伏目処理で周回して解れ止めを行ったり、針床から目外ししてその箇所を縫製すればよい。(b)は、一方の筒編地1aの編出しの際に、リブ編など前後に繋がりのある編成を行った後に筒編地1aを編成して先丸靴下を形成する例である。また、爪先の編地内部に足指用の仕切りを設けたり、指袋を5本備えた5本指靴下など、編出し後にそれらを形成した後、その筒編地1aを90度回転させる回し込み(特公平7−81228参照)を行えばサポーター1として示した実施例1と同様に編成する事ができる。
なお各実施例では、2つの筒編地1a,1bは、長さや筒径、筒編地間の角度などが自由に設定でき、それぞれの筒編地が単独で成型する事も可能である。編糸についても、弾性糸や非弾性糸、素材や色違い等、フットウェアに合わせて選択することができる。また実施例1では、デザイン線6の形成の際に同一のコースで左右の2箇所に重ね目を形成したが、左右どちらか1箇所に形成してもよく、その2つを組合せてもよい。
1 フットウェア
1a 第1筒編地、1b 第2筒編地、1c 第3筒編地
2,3,5 重ね目
6 デザイン線
8,9 給糸口

Claims (4)

  1. 少なくとも前後一対の針床を備えた横編機を用い、踵部を備えるフットウェアの編成方法において、
    第1筒編地と第2筒編地の2つの筒編地を針床の長手方向に並べて編成する工程αと、
    少なくともどちらか一方の筒編地を移動させることで、前後針床それぞれに2つの筒編地の編目による重ね目を設け、該重ね目を含めた筒編地を構成する編目に新たな編目を編成して2つの筒編地に変えて第3筒編地を形成する工程βと、
    第3筒編地における前後針床それぞれの前記重ね目近傍の編目に対し、該編目の左右どちらか一方側の編目列を移動して第3筒編地内で重ね目を形成して筒径を減らすとともに、該重ね目を含めた第3筒編地を構成する編目に新たな編目を編成して接合することを繰り返し、足甲側から踵側に向けて編目がウエール方向に繋がるデザイン線を形成する工程γと、を備えることを特徴とするフットウェアの編成方法。
  2. 前記デザイン線を形成時、該デザイン線を構成する編目列を含め、前記左右一方側の編目列をニット編成する領域Xと、左右両方側の編目列をニット編成する領域Yとの組み合わせで第3筒編地を形成することを特徴とする請求項1記載のフットウェアの編成方法。
  3. 前記領域Xでのデザイン線の形成は、前記一方側の編目列を同一方向へ2回の移動を行い、移動方向側に形成する重ね目より手前側の編目列を1回目に移動し、該重ね目より続けて手前側にデザイン線のコース方向の編目列をとどめ、更に手前側の編目列に対し2回目の移動を行い、2つ目の重ね目を形成することを特徴とする請求項2に記載のフットウェアの編成方法。
  4. 前記第1筒編地と第2筒編地は、異なる筒径で形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のフットウェアの編成方法。
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