JP6205225B2 - 基板検査装置及び基板温度調整方法 - Google Patents

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Description

本発明は、載置台に載置された基板を検査する基板検査装置及び基板温度調整方法に関する。
基板としての半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)に形成された半導体デバイス、例えば、パワーデバイスやメモリの電気的特性を検査する装置としてプローバが知られている。プローバは、多数のプローブ針を有するプローブカードと、ウエハを載置して上下左右に自在に移動するステージとを備え、プローブカードの各プローブ針を半導体デバイスが有する電極パッドや半田バンプに接触させ、各プローブ針から電極パッドや半田バンプへ検査電流を流すことによって半導体デバイスの電気的特性を検査する。また、プローバはプローブカードによる半導体デバイスの電気的特性の検査結果に基づいて、半導体デバイスの良/不良を判定するテストヘッドを有する(例えば、特許文献1参照)。
ところで、車載用の半導体デバイスは過酷な環境において使用されるため、このような過酷な環境において半導体デバイスの動作を保証する必要がある。そこで、プローバでは、ウエハを加熱した高温環境において、半導体デバイスの電気的特性を検査することがある。これに対して、パワーデバイスの検査回路に検査電流を流す場合や、ウエハに形成された多数のメモリの各々の検査回路に一括して検査電流を流す場合には、ウエハからの発熱量が大きくなるため、ウエハを冷却しながら半導体デバイスの電気的特性を検査することもある。
そこで、従来のプローバでは、図9に示すように、ステージ70がヒータ71を内蔵し、媒体流路72がステージ70を通過し、媒体流路72にはチラー73から低温媒体が供給され、ヒータ71のオンオフや媒体流路72への低温媒体の供給量を制御することにより、ステージ70に載置されたウエハWの加熱や冷却を行う。
特開平7―297242号公報
しかしながら、図9のプローバでは、チラー73が、例えば、−30℃の低温媒体を供給する場合において、パワーデバイスの検査回路に検査電流を流すことにより、高温、例えば、95℃まで温度が上昇したウエハWを、所望の温度、例えば、85℃まで冷却するために媒体流路へ低温媒体を供給すると、所望の温度と低温媒体の温度差が大きいため、ステージ70の温度がハンチングして、ウエハWを所望の温度に維持するのが困難であるという問題がある。
このようなステージの温度のハンチングを抑制するために、比較的高温、例えば、75℃の媒体を媒体流路へ供給することも試みられているが、チラー73は通常、供給する媒体の温度を変化させないため、ウエハW及びステージ70の間の伝熱条件によってはウエハWの温度を所望の温度に近づけることはできても、所望の温度に到達させることができないという問題がある。
すなわち、プローバでは、ウエハWのパワーデバイスやメモリの電気的特性を検査する際に、ウエハWを所望の温度に調整するのが困難となっている。
本発明の目的は、基板を所望の温度に調整することができる基板検査装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の基板検査装置は、半導体デバイスが形成された基板を載置する載置台と、前記載置された基板の前記半導体デバイスの電気的特性を検査する検査部と、前記載置台の温度を調整する温度調整部と、前記載置台を通過する媒体流路とを備える基板検査装置において、前記温度調整部は、高温媒体を前記媒体流路へ供給する高温媒体供給部と、低温媒体を前記媒体流路へ供給する低温媒体供給部と、前記媒体流路へ供給される前記高温媒体及び前記低温媒体を混合する媒体混合部と、前記載置台を通過した前記媒体流路を分岐する分岐点と前記高温媒体供給部とを接続する第1の還流路、及び前記載置台を通過した前記媒体流路を分岐する分岐点と前記低温媒体供給部とを接続する第2の還流路と、前記高温媒体供給部から前記媒体流路へ供給される高温媒体の一部を前記載置台をバイパスして前記第1の還流路に還流させる高温媒体還流路、及び前記低温媒体供給部から前記媒体流路へ供給される低温媒体の一部を前記載置台をバイパスして前記第2の還流路に還流させる低温媒体還流路と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の基板検査装置は、請求項1記載の基板検査装置において、前記媒体混合部は、前記高温媒体の流量を制御する第1の制御弁と、前記低温媒体の流量を制御する第2の制御弁とを有し、前記高温媒体及び前記低温媒体を混合する前に、前記第1の制御弁は前記高温媒体の流量を制御するとともに、前記第2の制御弁は前記低温媒体の流量を制御することを特徴とする。
請求項3記載の基板検査装置は、請求項1又は2記載の基板検査装置において、前記媒体流路は前記載置台の下流において循環路に分岐する分岐点を有し、前記循環路は、前記媒体混合部及び前記載置台の間の合流点において前記媒体流路へ接続され、さらに前記分岐点から前記合流点へ媒体を圧送するポンプを有することを特徴とする。
請求項4記載の基板検査装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板検査装置において、前記基板は円板状の半導体ウエハであり、前記基板の直径は300mm以上であることを特徴とする。
請求項5記載の基板検査装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板検査装置において、前記高温媒体の温度は20℃〜180℃であり、前記低温媒体の温度は−100℃〜60℃であることを特徴とする。
請求項6記載の基板検査装置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板検査装置において、前記媒体混合部及び前記載置台の間において前記媒体流路に配置される温度センサをさらに備えることを特徴とする。
請求項7記載の基板検査装置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板検査装置において、前記載置台に配置される温度センサをさらに備えることを特徴とする。
請求項8記載の基板検査装置は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の基板検査装置において、前記載置台に配置されるヒータ及びペルチェ素子の一方又は両方をさらに備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項9記載の基板温度調整方法は、半導体デバイスが形成された基板を載置する載置台と、前記載置された基板の前記半導体デバイスの電気的特性を検査する検査部と、前記載置台の温度を調整する温度調整部と、前記載置台を通過する媒体流路とを備える基板検査装置における基板温度調整方法であって、前記温度調整部は、高温媒体を前記媒体流路へ供給する高温媒体供給部と、低温媒体を前記媒体流路へ供給する低温媒体供給部とを有し、前記高温媒体及び前記低温媒体を混合して前記媒体流路へ供給し、前記載置台を通過した混合媒体を前記載置台の下流側で分岐された第1の還流路及び第2の還流路を経て前記高温媒体供給部及び前記低温媒体供給部にそれぞれ還流させると共に、前記高温媒体供給部から前記媒体流路へ供給される高温媒体の一部を前記載置台をバイパスする高温媒体還流路を経て前記第1の還流路に還流させ、前記低温媒体供給部から前記媒体流路へ供給される低温媒体の一部を前記載置台をバイパスする低温媒体還流路を経て前記第2の還流路に還流させることを特徴とする。
請求項10記載の基板温度調整方法は、請求項9記載の基板温度調整方法において、前記高温媒体及び前記低温媒体を混合する前に、前記高温媒体の流量を制御するとともに、前記低温媒体の流量を制御することを特徴とする。
請求項11記載の基板温度調整方法は、請求項9又は10記載の基板温度調整方法において、前記媒体流路は前記載置台の下流の分岐点の間において循環路に分岐し、前記循環路は前記載置台の上流の合流点において前記媒体流路に接続され、前記合流点及び前記分岐点の間における前記媒体流路、並びに前記循環路において媒体を循環させることを特徴とする。
請求項12記載の基板温度調整方法は、請求項9乃至11のいずれか1項に記載の基板温度調整方法において、前記温度調整部は、前記載置台に配置されるヒータを備え、前記ヒータを動作させることにより、前記載置台の温度調整範囲の上限値を上げることを特徴とする。
請求項13記載の基板温度調整方法は、請求項9乃至12のいずれか1項に記載の基板温度調整方法において、前記温度調整部は、前記載置台に配置されるペルチェ素子をさらに備え、前記ペルチェ素子を加熱素子として動作させることにより前記載置台の温度調整範囲の上限値を上げ、前記ペルチェ素子を冷却素子として動作させることにより前記載置台の温度調整範囲の下限値を下げることを特徴とする。
本発明によれば、載置台を通過する媒体流路へ供給される高温媒体及び低温媒体を混合するので、媒体流路を流れる媒体の温度を調整することができ、載置台に載置される基板の温度を、温度が調整された媒体によって調整することができる。その結果、基板を所望の温度に調整することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る基板検査装置としてのプローバの概略構成を示す斜視図である。 図1のプローバが備えるステージの移動機構の概略構成を示す斜視図である。 図1のプローバが備える温度調整システムの概略構成を示すブロック図である。 図3の温度調整システムにおける各バルブの配置を示す配管図である。 本発明の第2の実施の形態に係る基板検査装置としてのプローバが備える温度調整システムの概略構成を示すブロック図である。 図5の温度調整システムにおける各バルブの配置を示す配管図である。 図1のプローバが備えるステージの概略構造を示す断面図である。 図7の2つのステージの温度調整範囲を比較して模式的に示す図である。 従来のプローバにおける温度調整システムの概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、第1の実施の形態に係る基板検査装置及び基板温度調整方法について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る基板検査装置としてのプローバの概略構成を示す斜視図である。
図1に示すように、プローバ10は、ウエハWを載置するステージ11(基板載置台)を内蔵する本体12と、本体12に隣接して配置されるローダ13と、本体12を覆うように配置されるテストヘッド14(検査部)とを備え、大口径、例えば、直径が300mmや450mmのウエハWに形成された半導体デバイスの電気的特性の検査を行う。
本体12は、内部が空洞の筐体形状を呈する。本体12の天井部12aには、ステージ11に載置されたウエハWの上方において開口する開口部12bが設けられている。そして、開口部12bには、後述するプローブカード17(図2参照)が配置され、プローブカード17はウエハWと対向する。ウエハWは、ステージ11に対する相対位置がずれないように、ステージ11へ静電吸着される。
テストヘッド14は方体形状を呈し、本体12上に設けられたヒンジ機構15によって上方向へ回動可能に構成される。テストヘッド14が本体12を覆う際、テストヘッド14は不図示のコンタクトリングを介してプローブカード17と電気的に接続される。また、テストヘッド14は、プローブカード17から伝送される半導体デバイスの電気的特性を示す電気信号を測定データとして記憶する不図示のデータ記憶部や、測定データに基づいて検査対象のウエハWの半導体デバイスの電気的な欠陥の有無を判定する不図示の判定部を有する。
ローダ13は、ウエハWの搬送容器である不図示のFOUP或いはMACに収容されている、半導体デバイスが形成されたウエハWを取り出して、本体12のステージ11へ載置し、また、半導体デバイスの電気的特性の検査が終了したウエハWを、ステージ11から取り出して、FOUP或いはMACへ収容する。
プローブカード17の下面には、ウエハWの半導体デバイスの電極パッドや半田バンプに対応して、多数のプローブ針(図示しない)が配置される。ステージ11は、プローブカード17及びウエハWの相対位置を調整して半導体デバイスの電極パッド等を各プローブ針へ当接させる。
半導体デバイスの電極パッド等を各プローブ針へ当接する際、テストヘッド14は、プローブカード17の各プローブ針を介して半導体デバイスへ検査電流を流し、その後、半導体デバイスの電気的特性を示す電気信号をテストヘッド14のデータ記憶部に伝送する。テストヘッド14のデータ記憶部は、伝送された電気信号を測定データとして記憶し、判定部は記憶された測定データに基づいて、検査対象の半導体デバイスの電気的な欠陥の有無を判定する。
図2は、プローバ10が備えるステージ11の移動機構の概略構成を示す斜視図である。図2に示すように、ステージ11の移動機構18は、図2中に示すY方向に沿って移動するYステージ19と、同図中に示すX方向に沿って移動するXステージ20と、同図中に示すZ方向に沿って移動するZ移動部21とを有する。
Yステージ19は、Y方向に沿って配置されたボールねじ22の回動によってY方向に高精度に駆動され、ボールねじ22は、ステップモータであるYステージ用モータ23によって回動される。Xステージ20は、X方向に沿って配置されたボールねじ24の回動によってX方向に高精度に駆動される。ボールねじ24もステップモータである不図示のXステージ用モータによって回動される。また、ステージ11は、Z移動部21の上において、図2中に示すθ方向に移動自在に配置され、ステージ11上にウエハWが載置される。
移動機構18では、Yステージ19、Xステージ20、Z移動部21及びステージ11が協働して、ウエハWに形成された半導体デバイスをプローブカード17と対向する位置に移動させ、さらに、半導体デバイスの電極パッド等を各プローブ針へ当接させる。
ところで、半導体デバイスの電気的特性を検査する際には、使用環境における動作を保証するためにウエハWを加熱する必要がある一方で、半導体デバイスが発熱するためにウエハWを冷却する必要がある。本実施の形態では、これに対応して、プローバ10に、ウエハWを静電吸着するステージ11の加熱と冷却を行うための温度調整システム25を取り付ける。温度調整システム25はステージ11を介してウエハWを加熱することができ、逆に冷却することもできる。
図3は、プローバ10が備える温度調整システム25の概略構成を示すブロック図である。図4は、温度調整システム25における各バルブの配置を示す配管図である。
図3に示すように、温度調整システム25は、例えば、温度が20℃〜180℃の高温媒体を供給する高温チラー26(高温媒体供給部)と、温度が−100℃〜60℃の低温媒体を供給する低温チラー27(低温媒体供給部)と、ステージ11を通過する調温流路28(媒体流路)と、調温流路28及び高温チラー26、低温チラー27の間に介在する混合バルブユニット29(媒体混合部)と、高温チラー26及び混合バルブユニット29を連結する高温媒体供給路30と、低温チラー27及び混合バルブユニット29を連結する低温媒体供給路31とを備える。高温チラー26及び低温チラー27のそれぞれが供給する高温媒体及び低温媒体は、同じ種類の媒体からなり、例えば、純水、ガルデン(登録商標)やフロリナート(登録商標)等が用いられる。
温度調整システム25では、高温チラー26によって供給される高温媒体が高温媒体供給路30を介して混合バルブユニット29に到達するとともに、低温チラー27によって供給される低温媒体が低温媒体供給路31を介して混合バルブユニット29に到達し、混合バルブユニット29が高温媒体及び低温媒体を混合し、混合された高温媒体及び低温媒体(以下、単に「混合媒体」という)が調温流路28を流れ、混合媒体がステージ11へ熱を供給し、またはステージ11の熱を吸収することにより、ステージ11を介してウエハWの温度を調整する。
調温流路28は、ステージ11の下流に位置する第1の分岐点32において第1の還流路33及び第2の還流路34に分岐し、第1の還流路33は高温チラー26に連結され、第2の還流路34は低温チラー27に連結される。したがって、ステージ11の温度を調整した混合媒体は、高温チラー26及び低温チラー27の双方へ還流する。また、混合バルブユニット29及び第1の還流路33は高温媒体還流路35によって連結され、混合バルブユニット29及び第2の還流路34は低温媒体還流路36によって連結される。
図4に示すように、混合バルブユニット29は、高温媒体供給路30、調温流路28及び高温媒体還流路35の間に介在する高温媒体分流弁37(第1の制御弁)と、低温媒体供給路31、調温流路28及び低温媒体還流路36の間に介在する低温媒体分流弁38(第2の制御弁)とを有する。
高温媒体分流弁37は、高温媒体供給路30を介して流入する高温媒体を調温流路28及び高温媒体還流路35へ分流させるとともに、高温媒体の調温流路28への分流量及び高温媒体還流路35への分流量を制御する。低温媒体分流弁38は、低温媒体供給路31を介して流入する低温媒体を調温流路28及び低温媒体還流路36へ分流させるとともに、低温媒体の調温流路28への分流量及び低温媒体還流路36への分流量を制御する。
高温媒体分流弁37によって分流量が制御された高温媒体と、低温媒体分流弁38によって分流量が制御された低温媒体は、高温媒体分流弁37及び低温媒体分流弁38の下流で合流して混合される。このとき、混合媒体の温度は高温媒体の分流量及び低温媒体の分流量によって決定される。したがって、温度調整システム25では、高温媒体の分流量及び低温媒体の分流量を制御することにより、混合媒体の温度を調整することができる。例えば、混合媒体を高温にする場合には、高温媒体の分流量を増加させるとともに、低温媒体の分流量を低下させ、混合媒体を低温にする場合には、低温媒体の分流量を増加させるとともに、高温媒体の分流量を低下させる。
高温媒体分流弁37及び低温媒体分流弁38のいずれも、調温流路28への高温媒体の分流量及び調温流路28への低温媒体の分流量を0にすることができ、これにより、混合媒体の温度の調整幅を拡大することができる。
第1の還流路33には第1の混合媒体制御弁39が配置され、第2の還流路34には第2の混合媒体制御弁40が配置される。第1の混合媒体制御弁39が閉弁することにより、ステージ11へ熱を供給し、またはステージ11の熱を吸収した混合媒体(以下「調温後混合媒体」という)が高温チラー26へ還流するのを防止する。また、第2の混合媒体制御弁40が閉弁することにより、調温後混合媒体が低温チラー27へ還流するのを防止する。
高温媒体還流路35には高温媒体制御弁41が配置されており、高温媒体制御弁41が閉弁することにより、第1の還流路33を流れる調温後混合媒体が混合バルブユニット29へ流入するのを防止する。また、低温媒体還流路36には低温媒体制御弁42が配置されており、低温媒体制御弁42が閉弁することにより、第2の還流路34を流れる調温後混合媒体が混合バルブユニット29へ流入するのを防止する。
混合バルブユニット29及びステージ11の間における調温流路28には温度センサ43が配置されており、温度センサ43は混合媒体の温度を測定する。また、温度センサ43はコントローラ44に接続されており、コントローラ44は、測定された混合媒体の温度に基づいて高温媒体分流弁37や低温媒体分流弁38の動作を制御し、高温媒体の分流量及び低温媒体の分流量を制御して、混合媒体の温度を調整する。なお、コントローラ44は高温媒体分流弁37や低温媒体分流弁38以外の弁、例えば、第1の混合媒体制御弁39や第2の混合媒体制御弁40の動作も制御する。
コントローラ44は、ステージ11に設けられた温度センサ45に接続されている。温度センサ45によって測定されたステージ11の温度に基づいて、コントローラ44により混合媒体の温度が調整されるようにしてもよい。或いは、コントローラ44をウエハWに形成された半導体デバイスが有する不図示の温度センサに接続し、この温度センサによって測定された半導体デバイスの温度に基づいて、コントローラ44により混合媒体の温度が調整されるようにしてもよい。
本実施の形態に係る基板検査装置としてのプローバ10によれば、ステージ11を通過する調温流路28へ供給される高温媒体及び低温媒体を混合するので、調温流路28を流れる混合媒体の温度を調整することができ、ステージ11に載置されるウエハWの温度を、温度が調整された混合媒体によってステージ11を介して調整することができる。その結果、ウエハWを所望の温度に調整することができる。
また、プローバ10では、高温媒体及び低温媒体を混合する前に高温媒体分流弁37によって高温媒体の流量を制御するとともに、低温媒体分流弁38によって低温媒体の流量を制御し、その後、高温媒体及び低温媒体を混合して混合媒体の温度を調整するので、高温媒体及び低温媒体の流量を制御するだけで混合媒体の温度を容易に調整することができる。
次に、第2の形態に係る基板検査装置及び基板温度調整方法について説明する。本実施の形態の構成や作用は上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、本実施の形態では、混合媒体を高温チラー26や低温チラー27へ還流させることなく、調温流路28を含む循環路で循環可能に構成されている点で、上述した第1の実施の形態と異なる。したがって、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用について説明する。
図5は、本実施の形態に係る基板検査装置としてのプローバが備える温度調整システム46の概略構成を示すブロック図であり、図6は、図5の温度調整システム46における各バルブの配置を示す配管図である。
図5に示すように、温度調整システム46では、調温流路28がステージ11の下流に位置する第2の分岐点47において循環路48に分岐する。そして、循環路48は、混合バルブユニット29及びステージ11の間に位置する合流点49において調温流路28に接続される。調温流路28には圧送ポンプ50が配置されており、圧送ポンプ50は、混合媒体を第2の分岐点47から合流点49へ向けて圧送する。圧送ポンプ50の動作は、コントローラ44によって制御される。
また、循環路48には、合流点49及び圧送ポンプ50の間において逆止弁51が配置されており、これにより、循環路48における混合媒体の逆流を防止している。さらに、循環路48は、逆止弁51及び圧送ポンプ50の間において分岐し、且つ、第2の分岐点47よりも下流において第2の還流路34に合流する分岐路52を有する。分岐路52は、例えば、循環路48内の混合媒体の圧が急上昇した際に、混合媒体の一部を第2の還流路34へ還流して、循環路48内の圧を調整する。なお、分岐路52には制御弁53が設けられる。
温度調整システム46では、循環路48と、合流点49及び第2の分岐点47の間における調温流路28とによって循環流路が形成され、圧送ポンプ50が混合媒体を圧送することによって混合媒体を循環流路において循環させる。そのため、ステージ11を通過する調温流路28を流れる混合媒体の流量を増加させることができ、混合媒体がステージ11を介してウエハWとの間で熱交換を行う際、混合媒体の温度が急激に変化するのを防止することができる。その結果、ステージ11における温度の均一性を担保することができる。
また、温度調整システム46では、混合媒体の循環流路の循環により、ウエハWから多量の熱を吸収することができるため、温度調整システム46は、発熱量が大きいパワーデバイスの電気的特性の検査や、多数のメモリの電気的特性の一括検査に好適に用いることができる。
さらに、温度調整システム46では、循環路48は高温チラー26や低温チラー27よりもステージ11の近傍に配置されるため、圧送ポンプ50によって調温流路28を流れる混合媒体の流量を増加させるときの循環路48における圧損が、高温チラー26や低温チラー27によって混合媒体の流量を増加させるときの圧損よりも少なく、よって、混合媒体の流量を効果的に増加させることができる。
上述した温度調整システム46では、ウエハWの温度と調温流路28を流れる混合媒体の温度が近接し、さらにウエハWの温度が安定した場合には、第1の混合媒体制御弁39及び第2の混合媒体制御弁40を閉弁し、さらに高温媒体分流弁37や低温媒体分流弁38の動作を制御して、新たな高温媒体や低温媒体の調温流路28への流入を停止するようにしてもよい。この場合、混合媒体は循環流路のみを流れて循環するが、ウエハWの温度に多少の変動が発生しても、循環する混合媒体がウエハWの熱を吸収し、またはウエハWへ熱を供給するので、ウエハWの温度の変動を解消することができる。また、混合媒体が第1の還流路33や第2の還流路34を介して高温チラー26や低温チラー27に還流することがないので、高温チラー26における高温媒体や低温チラー27における低温媒体の温度の維持を容易に行うことができる。
なお、圧送ポンプ50や循環路48はステージ11に内蔵されていてもよく、または、ステージ11に内蔵されず、本体12の外部に配置されていてもよい。また、第2の分岐点47は、図5に示すように、第1の分岐点32の上流に位置してもよく、または、図6に示すように、第1の分岐点32の下流に位置してもよい。
次に、上記実施の形態に係る基板検査装置としてのプローバ10が備え、温度調整システム25,46が適用されるステージ11の構造について説明する。以下、図7及び図8を参照して、ステージ11の例として、具体的に2つのステージ11A,11Bを取り上げ、これらについて説明する。
図7(A)は、ステージ11の第1の例であるステージ11Aの概略構造を示す断面図であり、図7(B)は、ステージ11の第2の例であるステージ11Bの概略構造を示す断面図である。
既に説明した通り、ステージ11の温度調整は、温度調整システム25,46により、ステージ11を通過する調温流路28を流れる混合媒体によって行われる。そのため、原則として、ステージ11自体にはステージ11の温度調整を行うため加熱機構及び冷却機構は必要ではない。よって、図7(A)のステージ11Aは、内部に調温流路28が形成され、その他の加熱機構及び冷却機構を備えない簡単な構造となっている。
一方、プローバ10がステージ11Aを備える場合には、ステージ11Aの温度調整範囲は、高温媒体及び低温媒体として用いられる媒体の物性に依存することとなる。そのため、温度調整範囲を変更或いは拡大したい場合には、媒体を変える等の対応が必要になってしまう。そこで、温度調整システム25,46により温度調整可能な温度範囲を簡易な構造で広げることを可能とするために、温度調整システム25,46を構成する冷却機構と加熱機構をステージ11Aに設けたものが図7(B)のステージ11Bである。
ステージ11Bは、図7(B)に示すように、加熱機構としてのヒータ61と、加熱機構及び冷却機構としてのペルチェ素子(熱電素子)62を備える。ヒータ61を動作させることで、ステージ11Bの温度調整範囲を高温側へ広げることができる。同様に、ペルチェ素子62を加熱素子として用いた場合には、ステージ11Bの温度調整範囲を高温側へ広げることができる。一方、ペルチェ素子62に流す電流の極性を逆にして冷却素子として用いることで、ステージ11Bの温度調整範囲を低温側へ広げることができる。なお、ヒータ61及びペルチェ素子62の動作制御は、コントローラ44により行われる。
図8は、ステージ11Aとステージ11Bの温度調整範囲を比較して模式的に示す図である。なお、ステージ11Aとステージ11Bの構造以外の条件は同じである。ステージ11Aの場合、所定の媒体を用いて、温度T1〜T2(例えば、T1=110℃、T2=−30℃)の温度範囲で温度調整が可能となっているものとする。これに対して、ステージ11Bの場合、同媒体を用いたときに、ヒータ61を動作させ、及び/又は、ペルチェ素子62を加熱素子として動作させることにより、温度調整が可能な上限温度を温度T1から温度T3(T3>T1、例えば、T3=150℃)へ上げることができる。また、ステージ11Bの場合、同媒体を用いたときに、ペルチェ素子62を冷却素子として動作させることにより、温度調整が可能な下限温度を温度T2から温度T4(T4<T2、例えば、T4=−40℃)へ下げることができる。このように、ステージ11Bを用いることで、ステージ11Aを用いる場合と比較して、簡易な構成で、温度調整範囲を広げることが可能となっている。なお、温度T1〜T4の温度は例示であって、本発明を限定するものではない。
また、ステージ11Aでの温度調整範囲で温度調整を行う場合に、ヒータ61を動作させ、及び/又は、ペルチェ素子62を加熱素子として動作させることにより、混合媒体のみを用いる場合よりも昇温速度を速くすることができる。また、ペルチェ素子62を冷却素子として動作させることにより、混合媒体のみを用いる場合よりも降温速度を速くすることができる。
ところで、ステージ11Bを用いた場合には、ステージ11Bの温度が、高温媒体及び低温媒体として用いられる媒体の沸点を超える温度に設定されることが起こり得、この場合、ステージ11B内の調温流路28内において、媒体が沸騰し、蒸気が発生することで、媒体からステージ11Bへの熱伝導性が低下する事態が心配される。しかし、ステージ11Bは、銅等の良熱伝導性材料で構成されているため、現実として、媒体が沸騰してもステージ11Bの表面には、ウエハWの検査に支障を生じさせるような温度分布(温度不均一性)が生じることはない。
なお、ステージ11Bは、図7(B)では調温流路28の上側にペルチェ素子62を配置しているが、例えば、ペルチェ素子62を調温流路28の間に配置してもよい。また、ステージ11Bの変形例として、ヒータ61を備えずに、ペルチェ素子62のみを備える構成としてもよく、この場合でも、高温側及び低温側へ温度調整範囲を広げることができる。これとは逆に、ステージ11Bの変形例として、ペルチェ素子62を備えずに、ヒータ61のみを備える構成としてもよく、高温側へ温度調整範囲を広げることができる。
以上、本発明について、上記各実施の形態を用いて説明したが、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではない。例えば、温度調整システム25や温度調整システム46では、高温媒体として、純水、ガルデンやフロリナートを用いたが、これらの媒体の沸点よりも高温の媒体が必要な場合には、高温媒体供給路30や低温媒体供給路31等の全ての経路に圧を負荷して純水等の沸点を上昇させてもよい。
W ウエハ
10 プローバ
11 ステージ
14 テストヘッド
25,46 温度調整システム
26 高温チラー
27 低温チラー
28 調温流路
29 混合バルブユニット
47 第2の分岐点
48 循環路
49 合流点
50 圧送ポンプ
61 ヒータ
62 ペルチェ素子

Claims (13)

  1. 半導体デバイスが形成された基板を載置する載置台と、前記載置された基板の前記半導体デバイスの電気的特性を検査する検査部と、前記載置台の温度を調整する温度調整部と、前記載置台を通過する媒体流路とを備える基板検査装置において、
    前記温度調整部は、
    高温媒体を前記媒体流路へ供給する高温媒体供給部と、低温媒体を前記媒体流路へ供給する低温媒体供給部と、前記媒体流路へ供給される前記高温媒体及び前記低温媒体を混合する媒体混合部と
    前記載置台を通過した前記媒体流路を分岐する分岐点と前記高温媒体供給部とを接続する第1の還流路、及び前記載置台を通過した前記媒体流路を分岐する分岐点と前記低温媒体供給部とを接続する第2の還流路と、
    前記高温媒体供給部から前記媒体流路へ供給される高温媒体の一部を前記載置台をバイパスして前記第1の還流路に還流させる高温媒体還流路、及び前記低温媒体供給部から前記媒体流路へ供給される低温媒体の一部を前記載置台をバイパスして前記第2の還流路に還流させる低温媒体還流路と、
    を備えることを特徴とする基板検査装置。
  2. 前記媒体混合部は、前記高温媒体の流量を制御する第1の制御弁と、前記低温媒体の流量を制御する第2の制御弁とを有し、前記高温媒体及び前記低温媒体を混合する前に、前記第1の制御弁は前記高温媒体の流量を制御するとともに、前記第2の制御弁は前記低温媒体の流量を制御することを特徴とする請求項1記載の基板検査装置。
  3. 前記媒体流路は前記載置台の下流において循環路に分岐する分岐点を有し、
    前記循環路は、前記媒体混合部及び前記載置台の間の合流点において前記媒体流路へ接続され、さらに前記分岐点から前記合流点へ媒体を圧送するポンプを有することを特徴とする請求項1又は2記載の基板検査装置。
  4. 前記基板は円板状の半導体ウエハであり、前記基板の直径は300mm以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板検査装置。
  5. 前記高温媒体の温度は20℃〜180℃であり、前記低温媒体の温度は−100℃〜60℃であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板検査装置。
  6. 前記媒体混合部及び前記載置台の間において前記媒体流路に配置される温度センサをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板検査装置。
  7. 前記載置台に配置される温度センサをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板検査装置。
  8. 前記載置台に配置されるヒータ及びペルチェ素子の一方又は両方をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の基板検査装置。
  9. 半導体デバイスが形成された基板を載置する載置台と、前記載置された基板の前記半導体デバイスの電気的特性を検査する検査部と、前記載置台の温度を調整する温度調整部と、前記載置台を通過する媒体流路とを備える基板検査装置における基板温度調整方法であって、
    前記温度調整部は、高温媒体を前記媒体流路へ供給する高温媒体供給部と、低温媒体を前記媒体流路へ供給する低温媒体供給部とを有し、
    前記高温媒体及び前記低温媒体を混合して前記媒体流路へ供給し、前記載置台を通過した混合媒体を前記載置台の下流側で分岐された第1の還流路及び第2の還流路を経て前記高温媒体供給部及び前記低温媒体供給部にそれぞれ還流させると共に、
    前記高温媒体供給部から前記媒体流路へ供給される高温媒体の一部を前記載置台をバイパスする高温媒体還流路を経て前記第1の還流路に還流させ、前記低温媒体供給部から前記媒体流路へ供給される低温媒体の一部を前記載置台をバイパスする低温媒体還流路を経て前記第2の還流路に還流させることを特徴とする基板温度調整方法。
  10. 前記高温媒体及び前記低温媒体を混合する前に、前記高温媒体の流量を制御するとともに、前記低温媒体の流量を制御することを特徴とする請求項9記載の基板温度調整方法。
  11. 前記媒体流路は前記載置台の下流の分岐点において循環路に分岐し、前記循環路は前記載置台の上流の合流点において前記媒体流路に接続され、
    前記合流点及び前記分岐点の間における前記媒体流路、並びに前記循環路において媒体を循環させることを特徴とする請求項9又は10記載の基板温度調整方法。
  12. 前記温度調整部は、前記載置台に配置されるヒータを備え、
    前記ヒータを動作させることにより、前記載置台の温度調整範囲の上限値を上げることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の基板温度調整方法。
  13. 前記温度調整部は、前記載置台に配置されるペルチェ素子をさらに備え、
    前記ペルチェ素子を加熱素子として動作させることにより前記載置台の温度調整範囲の上限値を上げ、前記ペルチェ素子を冷却素子として動作させることにより前記載置台の温度調整範囲の下限値を下げることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の基板温度調整方法。
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