JP2013534716A - 半導体基板サポートの温度制御のための装置および方法 - Google Patents

半導体基板サポートの温度制御のための装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013534716A
JP2013534716A JP2013512593A JP2013512593A JP2013534716A JP 2013534716 A JP2013534716 A JP 2013534716A JP 2013512593 A JP2013512593 A JP 2013512593A JP 2013512593 A JP2013512593 A JP 2013512593A JP 2013534716 A JP2013534716 A JP 2013534716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
temperature
liquid
recirculation device
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2013512593A
Other languages
English (en)
Inventor
リッチ・アンソニー
ウラル・ソーラブ
カン・マイケル
ブッシュ・マシュー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lam Research Corp
Original Assignee
Lam Research Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lam Research Corp filed Critical Lam Research Corp
Publication of JP2013534716A publication Critical patent/JP2013534716A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67242Apparatus for monitoring, sorting or marking
    • H01L21/67248Temperature monitoring
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32715Workpiece holder
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32715Workpiece holder
    • H01J37/32724Temperature
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67098Apparatus for thermal treatment
    • H01L21/67109Apparatus for thermal treatment mainly by convection
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/683Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L21/687Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using mechanical means, e.g. chucks, clamps or pinches
    • H01L21/68714Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using mechanical means, e.g. chucks, clamps or pinches the wafers being placed on a susceptor, stage or support

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

真空室内において多段階処理を受ける半導体基板を載せる基板サポートの再循環システムであって、前記システムは、少なくとも1つの液体流路をそのベースプレートに有する基板サポートと、前記流路と流体連通している入口および出口と、入口と流体連通している供給ラインと、出口と流体連通しているリターンラインと、を備え、前記供給ラインおよびリターンラインと流体連通して温度T1で液体を供給する第1の再循環装置と、前記供給ラインおよびリターンラインと流体連通して温度T1より少なくとも10℃高い温度T2で液体を供給する第2の再循環装置と、前記入口および出口に接続されてT1より少なくとも10℃低い温度Tpcで液体を供給する予冷ユニットと、前記入口および出口に接続されてT2より少なくとも10℃高い温度Tphで液体を供給する予熱ユニットと、前記上記流路と第1の再循環装置、第2の再循環装置、予冷ユニット、または予熱ユニットとの間で液体を再循環させるため、前記再循環システムの弁を選択的に作動させるように機能するコントローラと、を備える。
【選択図】図4

Description

半導体技術世代を重ねるごとに、ウェハの直径は大きくなり、トランジスタサイズは小さくなる傾向にあり、その結果、ウェハ処理において、ますます高い精度および再現性が必要とされるようになる。シリコンウェハなどの半導体基板材料は、真空チャンバの使用を含む技術によって処理される。これらの技術には、電子ビーム蒸着といった非プラズマ応用だけではなく、スパッタリング蒸着、プラズマ化学気相成長(PECVD)、レジスト除去、およびプラズマエッチングといったプラズマ応用が含まれる。
プラズマ処理システムの合格評価基準には、スループットと基板温度安定性が含まれる。基板温度は、基板上に作製されるデバイスの限界寸法に影響を与えるので、例えば処理方法のある工程内で安定した基板温度が要求されるときに、基板温度の大きなドリフトがあってはならない。一方、最適な基板温度は、処理方法の様々に異なる処理工程では大きく異なり得る。基板温度の変化速度は、スループットに直接影響する。従って、処理工程内で安定した基板温度を維持しながら、処理工程間で基板温度を迅速に変化させる能力が望まれる。電気ベースの加熱手法は、プラズマ処理システムで使用される高周波エネルギーとの両立性が要求されるので、電気ヒータ用の電源および制御システムを保護するために特別仕様のフィルタリングを必要となり、複雑となる。また、電力接続に関する設計と実装の課題も存在する。さらには、熱均一性を最適化するためのヒータ配置に関する課題が重大となり得る。
真空室内において多段階処理を受ける半導体基板を載せる基板サポートの再循環システムであって、このシステムは、少なくとも1つの液体流路をそのベースプレートに有する基板サポートと、前記流路と流体連通している入口および出口と、前記入口と流体連通している供給ラインと、前記出口と流体連通しているリターンラインと、を備え、前記供給ラインおよびリターンラインに温度T1で液体を供給する第1の再循環装置であって、前記供給ラインおよびリターンラインと流体連通している第1の再循環装置と、前記供給ラインおよびリターンラインに温度T1より少なくとも10℃高い温度T2で液体を供給する第2の再循環装置であって、前記供給ラインおよびリターンラインと流体連通している第2の再循環装置と、前記供給ラインおよびリターンラインにT1より少なくとも10℃低い温度Tpcで液体を供給する予冷ユニットと、前記供給ラインおよびリターンラインにT2より少なくとも10℃高い温度Tphで液体を供給する予熱ユニットと、前記第1の再循環装置、第2の再循環装置、予冷ユニット、または予熱ユニットにより温度T1、T2、Tpc、またはTphで供給される液体を前記供給ラインおよびリターンラインを通して誘導するため、この再循環システムの弁を選択的に作動させるように機能するコントローラと、を備える。
真空室内において多段階処理を受ける半導体基板を載せる基板サポートの再循環システムの動作方法であって、この方法は、少なくとも1つの液体流路をそのベースプレートに有する基板サポートと、前記流路と流体連通している入口および出口と、前記入口と流体連通している供給ラインと、前記出口と流体連通しているリターンラインとに、液体を循環させることを含み、この方法は、温度T1で液体を前記流路に供給し、前記温度T1の液体は供給ラインおよびリターンラインと流体連通している第1の再循環装置によって供給され、温度T1より少なくとも10℃高い温度T2で液体を前記流路に供給し、前記温度T2の液体は供給ラインおよびリターンラインと流体連通している第2の再循環装置によって供給され、T1より少なくとも10℃低い温度Tpcで液体を前記流路に供給することと、T2より少なくとも10℃高い温度Tphで液体を前記尾流路に供給することと、を含み、温度T1で前記液体を供給する直前に、温度Tpcで上記液体が供給され、温度T2で前記液体を供給する直前に、温度Tphで上記液体が供給される。
従来技術による温度制御システムを示す図である。 別の従来技術による温度制御システムを示す図である。 図2に示す基板サポートおよび温度制御システムについての、温度‐時間グラフである。 本明細書に記載の実施形態による基板サポートおよび温度制御システムについての、温度‐時間グラフである。 本明細書に記載の実施形態による温度制御システムにおいて、様々に異なる温度で流体を供給する4つの温度制御流体源と基板サポートとの間の流体接続を示す図である。 一実施形態による温度制御システムを示す図である。 一実施形態による温度制御システムを示す図である。 本明細書に記載の実施形態による温度制御システムにおいて、様々に異なる温度で流体を供給する4つの温度制御流体源と基板サポートとの間の流体接続を示す図である。 一実施形態による温度制御システムを示す図である。 一実施形態による温度制御システムを示す図である。 一実施形態による温度制御システムを示す図である。 一実施形態による温度制御システムを示す図である。 一実施形態による温度制御システムを示す図である。 四方交差弁の2つの状態の概略図である。 四方交差弁の2つの状態の概略図である。 三方切替弁の2つの状態の概略図である。 三方切替弁の2つの状態の概略図である。 二方弁の2つの状態の概略図である。 二方弁の2つの状態の概略図である。 一実施形態による温度制御システムを示す図である。 例示的な多段階処理についての実際の試験データを示す図である。
本明細書において開示するのは、プラズマ室で処理される基板を載せる基板サポートに組み込まれた1つ以上の流路を通して、温度制御された液体(例えば、誘電性流体のフロリナート(登録商標))を循環させることにより、プラズマ処理システムにおいて基板温度を迅速に変化させることができる再循環システムである。流路(複数の場合もある)は、単一または複数ゾーンの温度制御を提供するように配置することができ、例えば、流路によって、基板サポートの基板支持面全体、または基板サポート100の基板支持面の中央ゾーンもしくは外側環状ゾーンなどの単一ゾーン(温度ゾーン)の温度制御を実施することができる。好ましくは、基板の温度は、流路を循環する液体によってのみ制御され、すなわち、基板サポートは、好ましくは電気ヒータを備えず、これによって、電気ヒータの高周波(RF)出力制御回路の連成など、それに伴う問題を回避している。基板サポートは、好ましくは、ヘリウムなどの伝熱ガスを供給するための構成を基板の下に備え、これにより、基板と基板サポートとの間の熱伝導を向上させており、また、基板サポートは、基板にRFバイアスをかけるための、または室内でプラズマを発生させるための、高周波(RF)電流が供給される接地電極または電源電極とすることができる。
図1は、従来技術におけるシステムを示しており、このシステムでは、基板サポート100と、一定温度に維持される大型の流体槽を備えた再循環装置110などの温度制御ユニットとの間で液体を循環させる。再循環装置110からの標準的な流量は、約4ガロン(15.14リットル)/分である。この手法は、大型流体槽の大きな熱容量によって、安定した流体温度の維持には非常に効果的である、プラズマエッチングの際など、基板温度の急速な変化が要求される多段階処理の際に、流体温度の変化が遅いという点で望ましくない。
2つの異なる処理工程での2つの異なる基板温度の維持およびそれらの間の切り替えのための従来の手法は、図2に示すように、再循環装置210および220のような2つの温度制御ユニットを基板サポート100に接続することを含んでいる。再循環装置の各々は、大型の流体(液体)槽を、処理工程の1つで必要とされる温度に維持している。2つの弁261と262は協働して、基板サポート100を通って流れる流体を2つの再循環装置210と220の間で切り換えるように構成されている。時間とともに再循環装置210と220で液位差が生じる可能性があり、その均等化が必要になり得る。
基板サポート内での温度勾配が小さく、基板サポートの伝熱応答が実質的あるいは完全に一様であるプラズマ処理システムの場合には、基板サポートは、集中熱容量モデルを用いて記述することができる。このモデルでは、基板サポートは、基板サポートを循環する流体とすることができる温度源に並列接続された熱容量および熱抵抗として記述することができる。基板サポートの温度(Tsub)は、つぎの微分方程式で与えられる。
Figure 2013534716
ここで、tは時間、Cは基板サポートの熱容量、Rは温度源(例えば、循環流体)と基板サポートとの間の熱抵抗、T0は温度制御された流体源の温度である。温度源と基板サポートとの間の熱抵抗は、R=1/hAであり、ここで、hは伝熱係数、Aは伝熱表面積である。基板サポートの熱容量は、C=ρcVであり、ここで、ρは基板サポートの密度、cは比熱、Vは体積である。
図2は、2つの(例えば、冷液と温液の)再循環装置を備える従来技術によるシステムを示しており、図3は、基板サポートおよび基板サポートに循環する液体の代表的な温度プロファイルを示している。ただし、図3は、ウェハのプラズマ加熱を考慮しておらず、例えば、プラズマエッチング中のウェハは、基板サポート温度よりも50〜80℃熱い場合がある。トレース320は、基板サポート100内に流れる流体温度T0を時間の関数として示しており、トレース310は、流体温度に応じたTsubを時間の関数として示している。時刻t1より前には、弁261および262は、冷液再循環装置210からの流体が基板サポート100内を通るように誘導する。再循環装置210は槽温度をT1に維持している。時刻t1には、弁261および262は、再循環装置210からの流体の流れが遮断され、温液再循環装置220からの温度T2の流体が基板サポート100内を通るように誘導する。再循環装置220はT1より高い槽温度T2を維持している。時刻t2には、弁261および262は、再循環装置220からの流体の流れが遮断され、再び再循環装置210からの流体が基板サポート100内を通るように誘導する。T1は、時刻t1の前および時刻t2の後に、処理工程により要求される基板サポート温度である。T2は、時刻t1からt2の間に、処理工程により要求される基板サポート温度である。
簡単化するため、時刻t1より前のTsubはT1であると仮定する。時間の関数としてのTsubは、数1から推定されて、トレース310としてプロットされる。時刻t1とt2での再循環装置210と220の間の流体の急激な切り替えのときには、Tsubは、時定数τ1=RCで指数関数的変化を示す。時定数τ1は、急激な流体温度の変化に応じてTsubがどのくらいの速さで変化するかの尺度である。基板サポート温度は、処理工程の開始が可能となる前に安定化されなければならないので、時定数τ1は、プラズマ処理システムのスループットに影響する。時定数τ1が処理工程の標準的な持続時間と同程度になると、時定数τ1がスループットに与える影響は顕著になる。従って、時定数τ1を最小化することが望ましい。
本明細書に記載するような再循環システムおよび再循環システムを用いる方法では、要求される基板サポート温度よりも高いまたは低い温度で過渡的に基板サポート100を通って流れる流体によって、基板サポート100への、またはそこからの伝熱を速めることにより、時定数を小さくしている。図4におけるトレース420は、基板サポート100内を流れる流体の温度を時間の関数として示しており、トレース410は、Tsubを時間の関数として示している。時刻t3より前には、温度T1の第1の流体が基板サポート100を通じて流される。時刻t3で、第1の流体は遮断されて、T2よりも高い温度Tphの予熱流体が基板サポート100を通じて流される。TsubがT2の所定の許容範囲内(例えば、2℃の範囲内、好ましくは1℃の範囲内、より好ましくは0.5℃の範囲内)にある時刻t4において、予熱流体は遮断されて、温度T2の第2の流体が基板サポート100を通じて流される。同様に、時刻t5で、第2の流体は遮断されて、T1よりも低い温度Tpcの予冷流体が基板サポート100を通じて流される。基板100の温度がT1の所定の許容範囲内(例えば、2℃の範囲内、好ましくは1℃の範囲内、より好ましくは0.5℃の範囲内)にある時刻t6において、予冷流体は遮断されて、再び第1の流体が基板サポート100を通じて流される。T1は、時刻t3の前および時刻t6の後に処理工程により要求される基板サポート温度である。T2は、時刻t4からt5の間に処理工程により要求される基板サポート温度である。この再循環システムおよび再循環システムを用いる方法の1つの利点は、Tsubが、目立ったオーバシュートなく、より速く目標基板サポート温度に達することである。
簡単化するため、時刻t3より前のTsubはT1であると仮定する。時間の関数としてのTsubは、数1から推定されて、トレース410としてプロットされる。図3におけるトレース310と同様に、Tsubは、時刻t3およびt5の後に、時定数τ2で指数関数的変化を示し、このときτ2はτ1より小さい。この短縮された時定数によって、プラズマ処理システムにおけるスループットは向上する。Tphは、好ましくはT2より少なくとも10℃高く、より好ましく少なくとも30℃高い。Tpcは、好ましくはT1より少なくとも10℃低く、より好ましくは少なくとも30℃低い。t4とt3の差(Δtph)は、t4からt5までの時間(Δth)の一部の割合である。例えば、Δthは50〜200秒とすることができ、Δtphは最大でΔthの50%、30%、または10%とすることができる。Δtphは、好ましくは60秒を超えず、例えば、最大で40秒まで、20秒まで、10秒まで、または5秒まで、である。t6とt5の差(Δtpc)は、t6から次の予熱流体が基板サポート100を通って流れ始める時点までの時間(Δtc)の一部の割合である。例えば、Δtcは50〜200秒とすることができ、ΔtpcはΔthの50%未満、30%、未満または10%未満とすることができる。Δtcは、好ましくは60秒を超えず、例えば、40秒未満、最大で20秒まで、10秒まで、または5秒まで、である。T1は、好ましくは−10℃〜50℃、より好ましくは10℃〜50℃である。T2は、好ましくは30℃〜110℃、より好ましくは70℃〜110℃である。T2は、好ましくはT1より少なくとも10℃高く、例えば、T1より少なくとも20℃、少なくとも30℃、少なくとも40℃、または少なくとも50℃高い。τ2の時間の間でのTsubの変化速度は、好ましくは、少なくとも1℃/秒である。Tsubが交互の工程でT1とT2に、各工程で最大50秒、維持されるべきである典型例の処理では、τ1は最大で50秒、τ2は最大で25秒であり、本明細書の一実施形態による再循環システムによって、スループットを約33%向上させることができる。
予熱液体、予冷液体、第1の液体、および第2の液体の流量は、一定とするか、または変化させることができ、例えば、同一の流量または異なる流量とすることができる。典型例となる流量は、最大で30リットル毎分であり、例えば約18リットル毎分である。
以下で説明するのは、図4に示す手法の実施についてであり、そこでは、独立温度制御ユニット(プレチャージ加熱ユニット、すなわちPREH)、および別の独立温度制御ユニット(プレチャージ冷却ユニット、すなわちPREC)が採用される。
第1の実施形態では、再循環装置がPREHとして用いられ、別の再循環装置がPRECとして用いられ、これらと主再循環装置との併用によって、流体を4つの温度(T1,T2,Tpc,Tph)のいずれかで循環させることができる。図5Aに示すように、510は槽温度T1の主再循環装置であり、530は槽温度TpcのPRECであり、520は、T1より少なくとも10℃、少なくとも20℃、少なくとも30℃、少なくとも40℃、少なくとも50℃、少なくとも60℃高い、またはさらに高い槽温度T2の主再循環装置であり、540は槽温度TphのPREHである。弁装置561と562は、自動的な作動により協働して、再循環装置の1つからの流体を基板サポート100内に誘導する。図5Aは、再循環装置510〜540を基板サポート100に接続する、コントローラ590と弁装置561および562との論理的な接続を示す簡略図であり、実装の詳細は示していない。PRECは、好ましくは、再循環装置510により循環する流体の温度T1より少なくとも10℃、少なくとも20℃、少なくとも30℃、少なくとも40℃、少なくとも50℃、少なくとも60℃低い、またはさらに低い温度Tpcで流体(液体)を冷却する。PREHは、好ましくは、再循環装置520により循環する流体の温度T2より少なくとも10℃、少なくとも20℃、少なくとも30℃、少なくとも40℃、少なくとも50℃、少なくとも60℃高い、またはさらに高い温度Tphで流体を加熱する。
図5Aの実施形態では、流体がTpcで再循環装置530から、ライン511、弁561、ライン512、基板サポート100、ライン513、弁562、ライン514を通って再循環装置530に戻るように流れる。再循環装置510からのT1の流体に切り替えるために、弁561、562はライン515、516に接続され、これにより、流体は再循環装置510からライン515、弁561、ライン512を通って、基板サポート100、ライン513、弁562、ライン516を通り、再循環装置510に戻るように流れる。Tphの流体に切り替えるために、弁561、562はライン517、518に接続され、これにより、流体は再循環装置540からライン517、弁561、ライン512、基板サポート100、ライン513、弁562、ライン518を通って再循環装置540に戻るように流れる。流体をT2で循環させるために、弁561、562はライン518a、519に接続され、並びに、再循環装置520からの流体はライン518a、弁561、ライン512、基板サポート100、ライン513、弁562、ライン519を通って再循環装置520に戻る。コントローラ590は、弁561および562を作動させる。
図5Bは、第1の実施形態の一実施例を示しており、この場合、複数の三方切替弁571〜576が協働して、再循環装置の1つからの流体を基板サポート100内に誘導する。図7Cおよび7Dに示すように、三方切替弁730は、共通路735と、第1の分岐路731と、第2の分岐路732とを有する。三方切替弁730は、共通路735と第1の分岐路731との間、または共通路735と第2の分岐路732との間の流体連通を確立するように作動する。使用可能な三方切替弁には、スウェージロック(Swagelok)社の40シリーズおよび40Gシリーズのバルブが含まれる。三方切替弁730は、電子的に作動させることができる。
図4および図5Bを参照して、時刻t3より前には、流体がT1で再循環装置510から、順にライン521、弁575、ライン522、弁571、ライン523、基板サポート100、ライン524、弁572、ライン525、弁573、ライン526を通って再循環装置510に戻るように流れる。時刻t3からt4の間には、流体がTphで再循環装置540から、順にライン541、弁576、ライン542、弁571、ライン523、基板サポート100、ライン524、弁572、ライン543、弁574、ライン544を通って再循環装置540に戻るように流れる。時刻t4からt5の間には、流体がT2で再循環装置520から、順にライン545、弁576、ライン542、弁571、ライン523、基板サポート100、ライン524、弁572、ライン543、弁574、ライン546を通って再循環装置520に戻るように流れる。時刻t5からt6の間には、流体がTpcで再循環装置530から、順にライン547、弁575、ライン522、弁571、ライン523、基板サポート100、ライン524、弁572、ライン525、弁573、ライン548を通って再循環装置530に戻るように流れる。時刻t6の後の流れパターンは、時刻t3の前と同様である。二方弁577、579、578、580が、それぞれ再循環装置530、510、540、520の入口と出口に通じる分岐ラインの間に接続されている。コントローラ591は、弁571〜580を作動させる。
図7Eおよび図7Fに示すように、二方弁720は、2つの流路721と722を有し、この2つの流路721と722の間の流体連通を確立または解消するように作動する。典型例となる二方弁の詳細は、スウェージロック社の40シリーズおよび40Gシリーズのカタログに掲載されている。三方切替弁720は、電子的に作動させることができる。これらの二方弁は、それぞれの再循環装置から流体が基板サポート100内に流れていないときにのみ、開くように作動して、それぞれの再循環装置内の流体が循環することを可能にする。
図5Cは、第1の実施形態の他の構成を示しており、この場合、複数の四方交差弁581〜586が協働して、再循環装置の1つからの流体を基板サポート100内に誘導する。図7Aおよび7Bに示すように、四方交差弁740は、第1の流路741と、第2の流路742と、第3の流路743と、第4の流路744と、を有する。四方交差弁740は、図7Bに示すように第1と第2の流路741と742の間および第3と第4の流路743と744の間に、または図7Aに示すように第1と第4の流路741と744の間および第2と第3の流路742と743の間に、流体連通を確立するように作動する。典型例となる四方交差弁の詳細は、スウェージロック社の40シリーズおよび40Gシリーズのカタログに掲載されている。四方交差弁740は、電子的に作動させることができる。
図4および図5Cを参照して、時刻t3より前には、流体がT1で再循環装置510から、順にライン551、弁583、ライン552、弁581、ライン553、基板サポート100、ライン554、弁582、ライン568、弁581、ライン555、弁585、ライン556を通って再循環装置510に戻るように流れる。同時に、他の再循環装置は待機モードに維持することができ、これによって、再循環装置530からの流体はライン557、弁583、ライン558、弁585、ライン559を通って再循環装置530に戻るように循環し、再循環装置540からの流体はライン561、弁586、ライン562、弁582、ライン563、弁584、ライン564を通って再循環装置540に戻るように循環し、再循環装置520からの流体はライン565、弁586、ライン566、弁584、ライン567を通って再循環装置540に戻るように循環する。
時刻t3からt4の間には、流体がTphで再循環装置540から、順にライン561、弁586、ライン562、弁582、ライン568、弁581、ライン553、基板サポート100、ライン554、弁582、ライン563、弁584、ライン564を通って再循環装置540に戻るように流れる。同時に、再循環装置530からの流体はライン557、弁583、ライン552、弁581、ライン555、弁585、ライン559を通って再循環装置530に戻るように循環し、再循環装置510からの流体はライン551、弁583、ライン558、弁585、ライン556を通って再循環装置510に戻るように循環し、再循環装置520からの流体はライン565、弁586、ライン566、弁584、ライン567を通って再循環装置520に戻るように循環する。
時刻t4からt5の間には、流体がT2で再循環装置520から、順にライン565、弁586、ライン562、弁582、ライン568、弁581、ライン553、基板サポート100、ライン554、弁582、ライン563、弁584、ライン567を通って再循環装置520に戻るように流れる。同時に、再循環装置530からの流体はライン557、558、559および弁583、585を通って循環し、再循環装置510からの流体はライン551、552、555、556および弁583、581、585を通って循環し、再循環装置540からの流体はライン561、弁586、ライン566、弁584、ライン564を通って再循環装置540に戻るように循環する。
時刻t5からt6の間には、流体がTpcで再循環装置530から、順にライン557、弁583、ライン552、弁581、ライン553、基板サポート100、ライン554、弁582、ライン568、弁581、ライン555、弁585、ライン559を通って再循環装置530に戻るように流れる。同時に、再循環装置510からの流体は、ライン551、弁583、ライン558、弁585、ライン556を通って再循環装置510に戻るように循環し、再循環装置540からの流体はライン561、弁586、ライン562、弁582、ライン563、弁584、ライン564を通って再循環装置540に戻るように循環し、再循環装置520からの流体はライン565、弁586、ライン566、弁584、ライン567を通って再循環装置520に戻るように循環する。時刻t6の後の流れパターンは、時刻t3の前と同様である。コントローラ592は、弁581〜586を作動させる。
図5Cに示す実施形態は、循環システム全体の流体が常に流動し(すなわち、デッドボリュームがなく)、4つの温度T1、T2、Tpc、Tphのいずれの流体でも速やかに基板サポートに供給することができるという利点がある。
第2の実施形態では、2つのオンライン加熱冷却ユニットを、PREHおよびPRECとして使用する。オンライン・ユニットは、小さな内部容積を有し、独立のエネルギー源でサポートされる単純な熱質量として記述することができる。オンライン・ユニットの固有熱容量は、流体がオンライン・ユニットを通過するときにT1、T2、Tpc、Tphの間で流体温度を変化させるのに十分な大きさである。オンライン・ユニットは、Noah PrecisionのPOU 3300/3500、Komatsu FRV‐6000、またはいずれかの適当な同等のものとすることができる。図6Aに示すように、610は、低い槽温度T1の主再循環装置であり、オンライン冷却ユニット630は、主再循環装置610からオンライン・ユニット630を通って流れる流体を温度Tpcに冷却することによりPRECとして機能し、620は、高い槽温度T2の主再循環装置であり、オンライン加熱装置640は、主再循環装置620からオンライン・ユニット640を通って流れる流体を温度Tphに加熱することによりPREHとして機能する。弁663は、主再循環装置610からライン611を通過する流体を誘導するように作動することで、オンライン・ユニット630を迂回または通過させて、ライン612、弁661、ライン613、基板サポート100、ライン614、弁662、ライン615を通って再循環装置610に戻るようにする。弁664は、主再循環装置620からライン616を通過する流体を誘導するように作動することで、オンライン・ユニット640を迂回または通過させて、ライン617、弁661、ライン613、基板サポート100、ライン614、弁662、ライン618を通って再循環装置620に戻るようにする。弁661および662は協働して、再循環装置610、620の1つまたはオンライン・ユニット630、640の1つからの流体を、基板サポート100内に誘導する。図6Aは、再循環装置、オンライン・ユニット、基板サポート100の間の論理的な接続を示す簡略図であり、実装の全詳細は示していない。コントローラ695は、弁661〜664を作動させる。
図6Bは、第2の実施形態の一実施例を示しており、この場合、複数の三方切替弁671〜674と二方弁675〜676が協働して、再循環装置の1つまたはオンライン・ユニットの1つからの流体を基板サポート100内に誘導する。図4および図6Bを参照して、時刻t3より前には、流体がT1で再循環装置610からライン621を通り、順に弁673、ライン622、弁671、ライン623、基板サポート100、ライン624、弁672、ライン625を通って再循環装置610に戻るように流れる。時刻t3からt4の間には、再循環装置620からライン626を通る流体がTphで、順に弁676、オンライン・ユニット640、ライン627、弁674、ライン628、弁671、ライン623、基板サポート100、ライン624、弁672、ライン629を通って再循環装置620に戻るように流れる。時刻t4からt5の間には、流体がT2で再循環装置620から、順にライン631、弁674、ライン628、弁671、ライン623、基板サポート100、ライン624、弁672、ライン629を通って再循環装置620に戻るように流れる。時刻t5からt6の間には、流体がTpcで再循環装置610から、順にライン632、弁675、ライン636、オンライン・ユニット630、ライン633、弁673、ライン622、弁671、ライン623、基板サポート100、ライン624、弁672、ライン625を通って再循環装置610に戻るように流れる。時刻t6の後の流れパターンは、時刻t3の前と同様である。
ライン621および625の間で再循環装置610の入口と出口に延びる分岐ライン634に沿って、二方弁677が配置されている。ライン631および629の間で再循環装置620の入口と出口に延びる分岐ライン635に沿って、二方弁678が配置されている。二方弁677および678は、それぞれの再循環装置が直接またはオンライン・ユニットを介して流体を基板サポート100内に供給していないときにのみ、開くように作動して、それぞれの再循環装置内の流体が局所的に循環することを可能にする。二方弁675と弁673は協働して、再循環装置610からの流体がオンライン・ユニット630を通過または迂回するように誘導する。二方弁676と弁674は協働して、再循環装置620からの流体がオンライン・ユニット640を通過または迂回するように誘導する。コントローラ696は、弁671〜678を作動させる。
図6Cは、第2の実施形態の別の実施例を示しており、この場合、複数の三方切替弁681〜684および687〜688が協働して、再循環装置の1つまたはオンライン・ユニットの1つからの流体を基板サポート100内に誘導する。図4および図6Cを参照して、時刻t3より前には、流体はT1で再循環装置610から、順にライン641、弁687、ライン642、弁683、ライン643、弁681、ライン644、基板サポート100、ライン645、弁682、ライン646を通って再循環装置610に戻るように流れる。時刻t3からt4の間には、流体がTphで再循環装置620から、順にライン651、弁688、ライン652、オンライン・ユニット640、ライン653、弁684、ライン654、弁681、ライン644、基板サポート100、ライン645、弁682、ライン655を通って再循環装置620に戻るように流れる。時刻t4からt5の間には、流体がT2で再循環装置620から、順にライン651、弁688、ライン656、弁684、ライン654、弁681、ライン644、基板サポート100、ライン645、弁682、ライン655を通って再循環装置620に戻るように流れる。時刻t5からt6の間には、流体が再循環装置610から、順にライン641、弁687、ライン647、オンライン・ユニット630、ライン648、弁683、ライン643、弁681、ライン644、基板サポート100、ライン645、弁682、ライン646を通って再循環装置610に戻るように流れる。時刻t6の後の流れパターンは、時刻t3の前と同様である。
オンライン・ユニット630、640および再循環装置610、620の入口と出口の間にそれぞれ接続された分岐ライン649、657、658、659に沿って、二方弁685、686、689、690が配置されている。二方弁689および690は、再循環装置610により直接またはオンライン・ユニット630を介して流体が基板サポート100に供給されている間に、開くように作動して、再循環装置620内の流体が局所的に再循環することを可能にするか、または再循環装置620により流体が基板サポート100に供給されている間に、分岐ライン658を通して流体を再循環装置610に局所的に再循環させる。二方弁685および686は、オンライン・ユニットが流体を基板サポート100内に供給していないときに、開くように作動して、それぞれのオンライン・ユニット内の流体が局所的に再循環することを可能にする。この構成では、弁687および683が協働して、再循環装置610からの流体がオンライン・ユニット630を通過または迂回するように誘導することができる。同様に、弁688および684が協働して、再循環装置620からの流体がオンライン・ユニット640を通過または迂回するように誘導することができる。コントローラ697は、弁681〜690を作動させる。
図6Dは、第2の実施形態の別の実施例を示しており、これは、二方弁685および686を省いていることを除けば、図6Cの実施形態と同じである。コントローラ698は、弁681〜684および687〜690を作動させる。
図6Eは、第2の実施形態の別の実施例を示しており、この場合、複数の四方交差弁691〜694が協働して、再循環装置の1つまたはオンライン・ユニットの1つからの流体を基板サポート100内に誘導する。コントローラ699は、弁691〜694を作動させる。
図4および図6Eを参照して、時刻t3より前には、流体がT1で再循環装置610からライン661を通り、順に弁693、ライン662、弁691、ライン663、基板サポート100、ライン664、弁692、ライン665、弁691、ライン666を通って再循環装置610に戻るように流れる。同時に、オンライン・ユニット630からの流体はライン667、668および弁693を通って循環し、オンライン・ユニット640からの流体はライン671、672および弁694を通って循環し、再循環装置620からの流体はライン673、674、675および弁694、692を通って循環する。
時刻t3からt4の間には、流体がTphで再循環装置620から、順にライン673、弁694、ライン672、オンライン・ユニット640、ライン671、弁694、ライン674、弁692、ライン665、弁691、ライン663、基板サポート100、ライン664、弁692、ライン675を通って再循環装置620に戻るように流れる。同時に、オンライン・ユニット630からの流体はライン667、668および弁693を通って循環し、再循環装置610からの流体はライン661、662、666および弁693、691を通って循環する。
時刻t4からt5の間には、流体がT2で再循環装置620から、順にライン673、弁694、ライン674、弁692、ライン665、弁691、ライン663、基板サポート100、ライン664、弁692、ライン675を通って再循環装置620に戻るように流れる。同時に、オンライン・ユニット630からの流体はライン667、668および弁693を通って循環し、再循環装置610からの流体はライン661、662、666および弁693、691を通って循環し、オンライン・ユニット640からの流体はライン671、672および弁694を通って循環する。
時刻t5からt6の間には、流体がTpcで再循環装置610から、順にライン661、弁693、ライン668、オンライン・ユニット630、ライン667、弁693、ライン662、弁691、ライン663、基板サポート100、ライン664、弁692、ライン665、弁691、ライン666を通って再循環装置610に戻るように流れる。同時に、再循環装置620からの流体はライン673、674、675および弁694、692を通って循環し、オンライン・ユニット640からの流体はライン671、672および弁694を通って循環する。時刻t6の後の流れパターンは、時刻t3の前と同様である。
図6Eに示す実施形態は、循環システム全体の流体が常に流動し(すなわち、デッドボリュームがなく)、また、その温度を再循環装置610、620およびオンライン・ユニット630、640によって個々に調節することができるという利点がある。
図6Fは、1つのオンライン・ユニット6630を用いて流体をT1またはTpcで供給し、もう1つのオンライン・ユニット6640を用いて流体をT2またはTphで供給する実施例を示している。循環ポンプ6610および6620は、基板サポート100とオンライン・ユニット6630、6640を通る流体を駆動する。コントローラ6690により弁6661、6662を作動させることで、オンライン・ユニット6630、6640からの流体が基板サポート100を通るように誘導するとともに、オンライン・ユニット6630からの流体の温度をT1またはTpcに設定し、オンライン・ユニット6640からの流体の温度をT2またはTphに設定する。弁6661は、循環ポンプ6610からライン6611を通過する流体を誘導するように作動することで、オンライン・ユニット6630を通過させ、ライン6612、弁6661、ライン6613、基板サポート100、ライン6614、弁6662、ライン6615を通って循環ポンプ6610に戻るようにする。弁6662は、循環ポンプ6620からライン6616を通過する流体を誘導するように作動することで、オンライン・ユニット6640を通過させ、ライン6617、弁6661、ライン6613、基板サポート100、ライン6614、弁6662、ライン6618を通って循環ポンプ6620に戻るようにする。弁6661および6662は協働して、オンライン・ユニット6630、6640の1つからの流体を基板サポート100内に誘導する。図6Fは、循環ポンプ、オンライン・ユニット、基板サポート100の間の論理的な接続を示す簡略図であり、実装の全詳細は示していない。
図8は、2つの三方切替弁971〜972が協働して、再循環装置910および920の1つからの流体を基板サポート100内に誘導し、2つの三方切替弁973および974が再循環装置910および920からの流体の温度を設定する実施形態を示している。
図4および図8を参照して、時刻t3より前には、流体がT1で再循環装置910から、順にライン921、熱質量950、ライン922、弁971、ライン923、基板サポート100、ライン924、弁972、ライン925を通って再循環装置910に戻るように流れる。同時に、流体がTpcで予冷ユニット930から、熱質量950を迂回するように、順にライン951、弁973、ライン957を通って予冷ユニット930に戻るように流れ、熱質量950を通過する再循環装置910からの流体は加熱または冷却されることなくT1の流体のままである。流体がTphで予熱ユニット940から、順にライン952、弁974、ライン954、熱質量960、ライン956を通って予熱ユニット940に戻るように流れ、予熱ユニット940からの流体と熱質量960とはTphで熱平衡状態にある。流体がT2で再循環装置920から、熱質量960を迂回するように、順にライン931、ライン935、弁978、ライン929を通って再循環装置920に戻るように流れる。
時刻t3からt4の間には、流体がT1で再循環装置910から、順にライン921、ライン934、弁977、ライン925を通って再循環装置910に戻るように流れる。同時に、流体がTpcで予冷ユニット930から、順にライン951、弁973、ライン953、熱質量950、ライン955を通って予冷ユニット930に戻るように流れる。t5より前に、熱質量950はTpcで、予冷ユニット930からの流体との熱平衡状態に達する。流体がTphで予熱ユニット940から、順にライン952、弁974、ライン954、熱質量960、ライン956を通って予熱ユニット940に戻るように流れる。予熱ユニット940からの流体と熱質量960とはTphで熱平衡状態にある。流体がT2で再循環装置920から、順に、ライン931、熱質量960を通って、これにより再循環装置920からの流体はT2からTphに加熱され、さらにライン971、弁971、ライン923、基板サポート100、ライン924、弁972、ライン929を通って再循環装置920に戻るように流れる。
時刻t4からt5の間には、流体がT1で再循環装置910から、順にライン921、ライン934、弁977、ライン925を通って再循環装置910に戻るように流れる。流体がTpcで予冷ユニット930から、順にライン951、弁973、ライン953、熱質量950、ライン955を通って予冷ユニット930に戻るように流れる。t5より前に、熱質量950はTpcで、予冷ユニット930からの流体との熱平衡状態に達する。同時に、流体はTphで予熱ユニット940から、順にライン952、弁974、ライン958を通って予熱ユニット940に戻るように流れる。流体がT2で再循環装置920から、順にライン931、熱質量960、ライン971、弁971、ライン923、基板サポート100、ライン924、弁972、ライン929を通って再循環装置920に戻るように流れる。再循環装置920からの流体と熱質量960とはT2で熱平衡状態にある。
時刻t5からt6の間には、流体がT1で再循環装置910から、順に、ライン921、熱質量950を通って、これにより再循環装置910からの流体はT1からTpcに冷却され、さらにライン922、弁971、ライン923、基板サポート100、ライン924、弁972、ライン925を通って再循環装置910に戻るように流れる。同時に、流体がTpcで予冷ユニット930から、順にライン951、弁973、ライン953、熱質量950、ライン955を通って予冷ユニット930に戻るように流れる。予冷ユニット930からの流体と熱質量950とはTpcで熱平衡状態にある。流体がTphで予熱ユニット940から、順にライン952、弁974、ライン954、熱質量960、ライン956を通って予熱ユニット940に戻るように流れる。基板サポート100が加熱されるまでに、熱質量960はTphで、予熱ユニット940からの流体との熱平衡状態に達する。流体がT2で再循環装置920から、順にライン931、ライン935、弁978、ライン929を通って再循環装置920に戻るように流れる。
時刻t6の後の流れパターンは、時刻t3の前と同様である。
再循環装置910および920の入口と出口の間に接続された分岐ライン934および935に沿って、それぞれ二方弁977および978が配置されている。コントローラ996は、弁971〜974、977〜978を作動させる。予冷ユニット930からの液体は、再循環装置910からの液体と混ざることはない。再循環装置940からの液体は、再循環装置920からの液体と混ざることはない。
この循環システムは、基板サポート全体をカバーする流路または基板サポートのゾーンをカバーする流路を通る液体を誘導するために用いることができる。
弁と流路とを有するこの循環システムは、予めプログラムされた処理方法に従って、さらに/またはプロセス監視システムに応じて、弁を自動的に制御し、作動させるための、適当な論理制御装置と適当な作動機構とをさらに備えることができる。
本明細書に記載の循環システムは、例えばプラズマエッチャまたは化学気相成長システムなど、迅速な切り替えを必要とする基板サポート温度の速やかな達成が望まれる、あらゆる半導体処理装置と共に用いることができる。そのような装置およびプロセスの例は、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第7274004号、第6847014号、第6770852号に記載されており、これらの開示は、その全体が参照により組み込まれる。
一実施形態による例示的な再循環システムは、−10〜90℃の液体を18L/分で、最大100psiの圧力で供給することが可能な再循環装置により、4000Wの冷却能力を持つ。典型例となるプロセスでは、T2は、T1より少なくとも50℃高い。T1およびT2は、10〜75℃である。基板サポートは、5000J/℃の熱容量を持つものとすることができ、また、ΔthおよびΔtcは、T1とT2の℃での差の少なくとも4倍とすることができる。図9は、例示的な多段階処理についての代表的な温度データを示している。例示的な多段階処理は、基板サポートに高周波電力を供給することにより半導体基板にRFバイアスを印加することと、処理ガスを励起させてプラズマ状態にすることと、半導体基板上の材料の層の中にプラズマエッチングにより開口部を形成することと、を含むことができ、その開口部のエッチングは、液体をT1で流路に供給しながら第1の時間Δtcの間、さらに液体をT2で流路に供給しながら第2の時間Δthの間、実施される。
基板サポートの温度制御システムについて、その具体的な実施形態を参照して詳細に説明を行ったが、添付の請求項の範囲から逸脱することなく、様々な変更および変形を実施すること、および均等物を採用することが可能であることは、当業者には明らかであろう。本明細書に記載の温度制御システムは、プラズマ処理システムに限定されることなく、基板サポートが組み込まれたあらゆる適当な装置で用いることができる。

Claims (24)

  1. 半導体処理室内における処理の際に、多段階処理を受ける半導体基板を支持する基板サポートに対して温度制御された液体を供給するために有用な再循環システムを有するプラズマ処理システムであって、
    前記基板サポートの入口に液体を送出するように構成されている供給ラインと、前記基板サポートは、前記基板サポートの表面上の温度ゾーンを所望の温度に維持する目的で液体を循環させる流路を有し、
    前記液体が前記流路を循環した後に、前記基板サポートの出口からの液体を戻すように構成されているリターンラインと、
    液体を温度T1で前記供給ラインに供給すると共に、前記リターンラインから液体を受け取るように機能する第1の再循環装置であって、前記供給ラインおよび前記リターンラインと流体連通している第1の再循環装置と、
    液体を温度T1より少なくとも10℃高い温度T2で前記供給ラインに供給すると共に、前記リターンラインから液体を受け取るように機能する第2の再循環装置であって、前記供給ラインおよび前記リターンラインと流体連通している第2の再循環装置と、
    液体を温度T1より少なくとも10℃低い温度Tpcで前記供給ラインに供給するように機能する予冷ユニットと、
    液体を温度T2より少なくとも10℃高い温度Tphで前記供給ラインに供給するように機能する予熱ユニットと、
    電子的に作動する弁であって、前記第1の再循環装置または前記第2の再循環装置を前記供給ラインおよび前記リターンラインに接続することにより、または前記予冷ユニットおよび前記予熱ユニット内に、もしくはそれらを通して液体を循環させることにより、液体をT1、T2、Tpc、またはTphで前記供給ラインに供給するように作動する弁と、を備えるプラズマ処理システム。
  2. 請求項1に記載のシステムはさらに、時間Δtcの間、前記供給ラインおよび前記リターンラインを通して液体をT1で導く直前に、時間Δtpcの間、前記供給ラインおよび前記リターンラインを通して液体をTpcで導くように機能するコントローラを備え、これにより、前記多段階処理の一部の間に、時間Δtcの間、前記基板サポートの温度ゾーンを温度T1に維持し、ΔtpcはΔtcの一部である、システム。
  3. 請求項2に記載のシステムにおいて、前記コントローラは、時間Δthの間、前記供給ラインおよび前記リターンラインを通して液体をT2で導く直前に、時間Δtphの間、前記供給ラインおよび前記リターンラインを通して液体をTphで導くように機能し、これにより、前記多段階処理の一部の間に、時間Δthの間、前記基板サポートの温度ゾーンを温度T2に維持し、ΔtphはΔthの一部である、システム。
  4. 請求項3に記載のシステムにおいて、
    前記供給ラインは、第1の弁に接続されており、
    前記リターンラインは、第2の弁に接続されており、
    前記第1の弁は、前記第1の再循環装置の出口、前記予冷ユニットの出口、前記第2の再循環装置の出口、および前記予熱ユニットの出口と流体連通しており、
    前記第2の弁は、前記第1の再循環装置の入口、前記予冷ユニットの入口、前記第2の再循環装置の入口、および前記予熱ユニットの入口と流体連通しており、
    前記コントローラは、前記供給ラインおよび前記リターンラインを通して液体を温度T1、T2、Tpc、またはTphで導くため、前記第1の弁および前記第2の弁を選択的に作動させるように機能する、システム。
  5. 請求項4に記載のシステムにおいて、
    前記第1の弁は、前記第1の再循環装置の入口、前記第2の再循環装置の入口、前記予熱ユニットの入口、および前記予冷ユニットの入口に接続されており、
    前記第2の弁は、前記第1の再循環装置の出口、前記第2の再循環装置の出口、前記予熱ユニットの出口、および前記予冷ユニットの出口に接続されている、システム。
  6. 請求項4に記載のシステムにおいて、
    前記第1の弁は、第1の三方切替弁であり、
    前記第2の弁は、第2の三方切替弁であり、
    前記第1の三方切替弁は、第3の三方切替弁および第4の三方切替弁に接続されており、
    前記第2の三方切替弁は、第5の三方切替弁および第6の三方切替弁に接続されており、
    前記第3の三方切替弁は、前記予冷ユニットの出口、および前記第1の再循環装置の出口に接続されており、
    前記第5の三方切替弁は、前記予冷ユニットの入口、および前記第1の再循環装置の入口に接続されており、
    前記第4の三方切替弁は、前記予熱ユニットの出口、および前記第2の再循環装置の出口に接続されており、
    前記第6の三方切替弁は、前記予熱ユニットの入口、および前記第2の再循環装置の入口に接続されており、
    第1の弁付き分岐ラインが、前記予冷ユニットの出口と入口に接続されており、
    第2の弁付き分岐ラインが、前記予熱ユニットの出口と入口に接続されており、
    第3の弁付き分岐ラインが、前記第1の再循環装置の出口と入口に接続されており、
    第4の弁付き分岐ラインが、前記第2の再循環装置の出口と入口に接続されており、
    前記コントローラは、前記供給ラインおよび前記リターンラインを通じて液体を温度T1、T2、Tpc、またはTphで誘導するため、前記第1、第2、第3および第4の弁付き分岐ラインの弁並びに前記第1、第2、第3、第4、第5および第6の三方切替弁を選択的に作動させるように機能する、システム。
  7. 請求項4に記載のシステムにおいて、
    前記第1の弁は、第1の四方交差弁であり、
    前記第2の弁は、第2の四方交差弁であり、
    前記第1の四方交差弁は、前記第2の四方交差弁、第3の四方交差弁、および第5の四方交差弁に接続されており、
    前記第2の四方交差弁は、第4の四方交差弁、および第6の四方交差弁に接続されており、
    前記第3の四方交差弁は、前記第5の四方交差弁、前記予冷ユニットの出口、および前記第1の再循環装置の出口に接続されており、
    前記第5の四方交差弁は、前記予冷ユニットの入口、および前記第2の再循環装置の入口に接続されており、
    前記第4の四方交差弁は、前記第6の四方交差弁、前記予熱ユニットの入口、および前記第2の再循環装置の入口に接続されており、
    前記第6の四方交差弁は、前記予熱ユニットの出口、および前記第2の再循環装置の出口に接続されており、
    前記コントローラは、前記供給ラインおよび前記リターンラインを通じて液体を温度T1、T2、Tpc、またはTphで誘導するため、前記第1、第2、第3、第4、第5および第6の四方交差弁を選択的に作動させるように機能する、システム。
  8. 請求項4に記載のシステムにおいて、
    前記第1の弁は、第1の三方切替弁であり、
    前記第2の弁は、第2の三方切替弁であり、
    前記第1の三方切替弁は、前記予冷ユニットの出口、第3の三方切替弁、前記予熱ユニットの出口、および第4の三方切替弁に接続されており、
    前記第2の三方切替弁は、前記第1の再循環装置の入口、および前記第2の再循環装置の入口に接続されており、
    前記第3の三方切替弁は、前記予冷ユニットの入口と出口、および前記第1の再循環装置の出口に接続されており、
    前記第4の三方切替弁は、前記予熱ユニットの入口と出口、および前記第2の再循環装置の出口に接続されており、
    前記コントローラは、前記供給ラインおよび前記リターンラインを通じて液体を温度T1、T2、Tpc、またはTphで誘導するため、前記第1、第2、第3および第4の三方切替弁を選択的に作動させるように機能する、システム。
  9. 請求項4に記載のシステムにおいて、
    前記第1の弁は、第1の三方切替弁であり、
    前記第2の弁は、第2の三方切替弁であり、
    前記第1の三方切替弁は、第3の三方切替弁と第4の三方切替弁に接続されており、
    前記第2の三方切替弁は、前記第1の再循環装置の入口、および前記第2の再循環装置の入口に接続されており、
    前記第3の三方切替弁は、前記予冷ユニットの出口、および前記第1の再循環装置の出口に接続されており、
    前記第4の三方切替弁は、前記予熱ユニットの出口、および前記第2の再循環装置の出口に接続されており、
    第1の二方弁が、前記予冷ユニットの入口、および前記第1の再循環装置の出口に接続されており、
    第2の二方弁が、前記予熱ユニットの入口、および前記第2の再循環装置の出口に接続されており、
    第1の弁付き分岐ラインが、前記第1の再循環装置の出口と入口に接続されており、
    第2の弁付き分岐ラインが、前記第2の再循環装置の出口と入口に接続されており、
    前記コントローラは、前記供給ラインおよび前記リターンラインを通じて液体を温度T1、T2、Tpc、またはTphで誘導するため、前記第1、第2、第3および第4の三方切替弁、前記第1および第2の二方弁、並びに前記第1および第2の弁付き分岐ラインの弁を選択的に作動させるように機能する、システム。
  10. 請求項4に記載のシステムにおいて、
    前記第1の弁は、第1の三方切替弁であり、
    前記第2の弁は、第2の三方切替弁であり、
    前記第1の三方切替弁は、第3の三方切替弁と第4の三方切替弁に接続されており、
    前記第2の三方切替弁は、前記第1の再循環装置の入口、および前記第2の再循環装置の入口に接続されており、
    前記第3の三方切替弁は、前記予冷ユニットの出口、および第5の三方切替弁に接続されており、
    前記第5の三方切替弁は、前記予冷ユニットの入口、および前記第1の再循環装置の出口に接続されており、
    前記第4の三方切替弁は、前記予熱ユニットの出口、および第6の三方切替弁に接続されており、
    前記第6の三方切替弁は、前記予熱ユニットの入口、および前記第2の再循環装置の出口に接続されており、
    オプションの第1の弁付き分岐ラインが、前記予冷ユニットの出口と入口に接続されており、
    オプションの弁付き分岐ラインが、前記予熱ユニットの出口と入口に接続されており、
    第3の弁付き分岐ラインが、前記第1の再循環装置の出口と入口に接続されており、
    第4の弁付き分岐ラインが、前記第2の再循環装置の出口と入口に接続されており、
    前記コントローラは、前記供給ラインおよび前記リターンラインを通じて液体を温度T1、T2、Tpc、またはTphで誘導するため、前記第1、第2、第3、第4、第5および第6の三方切替弁、並びに前記弁付き分岐ラインの弁を選択的に作動させるように機能する、システム。
  11. 請求項4に記載のシステムにおいて、
    前記第1の弁は、第1の四方交差弁であり、
    前記第2の弁は、第2の四方交差弁であり、
    前記第1の四方交差弁は、前記第2の四方交差弁、第3の四方交差弁、および前記第1の再循環装置の入口に接続されており、
    前記第2の四方交差弁は、第4の四方交差弁、および前記第2の再循環装置の入口に接続されており、
    前記第3の四方交差弁は、前記予冷ユニットの入口と出口、および前記第1の再循環装置の出口に接続されており、
    前記第4の四方交差弁は、前記予熱ユニットの入口と出口、および前記第2の再循環装置の出口に接続されており、
    前記コントローラは、前記供給ラインおよび前記リターンラインを通じて液体を温度T1、T2、Tpc、またはTphで誘導するため、前記第1、第2、第3および第4の四方交差弁を選択的に作動させるように機能する、システム。
  12. 請求項3に記載のシステムにおいて、
    前記供給ラインは、第1の弁に接続されており、
    前記リターンラインは、第2の弁に接続されており、
    前記第1の弁は、前記第1の再循環装置の出口、および前記第2の再循環装置の出口と流体連通しており、前記第1の弁は、前記予熱ユニットまたは前記予冷ユニットと流体連通しておらず、
    前記第2の弁は、前記第1の再循環装置の入口、および前記第2の再循環装置の入口と流体連通しており、前記第2の弁は、前記予熱ユニットまたは前記予冷ユニットと流体連通しておらず、
    前記予冷ユニットは、液体を温度Tpcで第1の熱質量を通過させることにより温度Tpcの液体を供給し、前記第1の熱質量は、前記第1の再循環装置により供給される温度T1の前記液体が温度T1で流れるときに、前記液体をTpcに冷却し、前記予冷ユニットからの温度Tpcの前記液体と前記第1の再循環装置からの温度T1の前記液体が混ざることはなく、
    前記予熱ユニットは、液体を温度Tphで第2の熱質量を通過させることにより温度Tphに液体を供給し、前記第2の熱質量は、前記第2の再循環装置により供給される温度T2の液体が温度T2で供給される流れるときに、前記液体をTphに加熱し、前記予熱ユニットからの温度Tphの前記液体と前記第2の再循環装置からの温度T2の前記液体が混ざることはなく、
    前記コントローラは、前記供給ラインおよび前記リターンラインを通じて液体を温度T1、T2、Tpc、またはTphで誘導するため、前記第1および第2の弁を選択的に作動させるように機能する、システム。
  13. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記基板サポートは、ヒータを備えておらず、
    前記室内での多段階処理中に、前記基板サポートが一の工程で時間Δtcの間、温度T1に維持され、さらに前記多段階処理の他の工程で時間Δthの間、温度T2に維持されるように、コントローラが、前記再循環システムの弁を作動させるように機能し、
    前記コントローラは、さらに、液体をT2で供給する直前に、液体がTphで前記流路に供給され、また、液体をT1で前記流路に供給する直前に、液体がTpcで前記流路に供給されるように、前記再循環システムの弁を作動させるように機能する、システム。
  14. 半導体処理室内において多段階処理を受ける半導体基板を載せる基板サポートの温度を制御するための再循環システムの動作方法であって、
    前記基板サポート上に半導体基板を支持することと、前記基板サポート内の流路に液体を循環させることにより、前記基板サポート上の温度ゾーンの温度を制御し、前記基板サポートは、前記流路と流体連通している入口および出口を有し、供給ラインが前記入口に流体連通しており、リターンラインが前記出口に流体連通していることと、
    温度T1で液体を前記流路に供給することと、前記液体は前記供給ラインおよび前記リターンラインと流体連通している第1の再循環装置により温度T1で供給されることと、
    温度T1より少なくとも10℃高い温度T2で液体を前記流路に供給することと、前記液体は前記供給ラインおよび前記リターンラインと流体連通している第2の再循環装置により温度T2で供給されることと、
    1より少なくとも10℃低い温度Tpcで液体を前記流路に供給することと、
    2より少なくとも10℃高い温度Tphで液体を前記流路に供給することと、を備え、
    温度T1で前記液体を供給する直前に、温度Tpcで前記液体が供給され、
    温度T2で前記液体を供給する直前に、温度Tphで前記液体が供給される、方法。
  15. 請求項14に記載の方法において、温度Tpcの液体または温度Tphの液体が前記流路に供給される際には、前記基板サポートの前記温度ゾーンの温度が少なくとも1℃/秒の初期速度で変化するように、温度Tpcの液体または温度Tphの液体を循環させる、方法。
  16. 請求項14に記載の方法において、前記温度ゾーンの温度が、温度T1または温度T2をオーバシュートすることがないように、温度Tpcの液体または温度Tphの液体を循環させる、方法。
  17. 請求項14に記載の方法において、温度変化を迅速に達成して、前記多段階処理の一部の間に、時間Δtcの間、前記温度ゾーンを温度T1に維持するために、コントローラが前記再循環システム内の弁を作動させて液体をT1で供給する直前に、時間Δtpcの間、液体をTpcで供給し、および/または、温度変化を迅速に達成して、前記多段階処理の一部の間に、時間Δthの間、前記温度ゾーンを温度T2に維持するために、前記コントローラが前記再循環システム内の弁を作動させて液体をT2で供給する直前に、時間Δtphの間、液体をTphで供給し、ΔtpcはΔtcの一部の割合であり、ΔtphはΔthの一部の割合である、方法。
  18. 請求項16に記載の方法において、前記温度ゾーンの温度がT1まで2℃の範囲内であるときに、前記コントローラは弁を作動させてTpcでの液体の供給をT1での液体の供給に切り替え、および/または、前記温度ゾーンの温度がT2まで2℃の範囲内であるときに、前記コントローラが弁を作動させてTphでの液体の供給をT2での液体の供給に切り替える、方法。
  19. 請求項17に記載の方法において、
    前記供給ラインは、第1の弁に接続されており、
    前記リターンラインは、第2の弁に接続されており、
    前記第1の弁は、前記第1の再循環装置の出口、温度Tpcで液体を供給する予冷ユニットの出口、前記第2の再循環装置の出口、および温度Tphで液体を供給する予熱ユニットの出口と流体連通しており、
    前記第2の弁は、前記第1の再循環装置の入口、前記予冷ユニットの入口、前記第2の再循環装置の入口、および前記予熱ユニットの入口と流体連通しており、
    前記方法は、前記第1の弁および前記第2の弁を選択的に作動させることにより、液体を温度T1、T2、Tpc、またはTphで前記流路に誘導することを含む、方法。
  20. 請求項14に記載の方法において、
    前記供給ラインは、第1の弁に接続されており、
    前記リターンラインは、第2の弁に接続されており、
    前記第1の弁は、前記第1の再循環装置の出口、および前記第2の再循環装置の出口と流体連通しており、前記第1の弁は、予冷ユニットと流体連通しておらず、
    前記第2の弁は、前記第1の再循環装置の入口、および前記第2の再循環装置の入口と流体連通しており、前記第2の弁は、予熱ユニットと流体連通しておらず、
    前記予冷ユニットは、液体を温度Tpcで第1の熱質量を通過させることにより温度Tpcの液体を供給し、前記第1の熱質量は、前記第1の再循環装置により供給される温度T1の前記液体が温度T1で流れるときに、前記液体をTpcに冷却し、前記予冷ユニットからの温度Tpcの前記液体と前記第1の再循環装置からの温度T1の前記液体が混ざることはなく、
    前記予熱ユニットは、液体を温度Tphで第2の熱質量を通過させることにより温度Tphの液体を供給し、前記第2の熱質量は、前記第2の再循環装置により供給される温度T2の前記液体が温度T2で流れるときに、前記液体をTphに加熱し、前記予熱ユニットからの温度Tphの前記液体と前記第2の再循環装置からの温度T2の前記液体が混ざることはなく、
    前記方法は、前記第1の弁および前記第2の弁を選択的に作動させることにより、液体を温度T1、T2、Tpc、またはTphで前記流路に誘導することを含む、方法。
  21. 請求項14に記載の方法において、
    前記供給ラインは、第1の弁に接続されており、
    前記リターンラインは、第2の弁に接続されており、
    前記第1の弁は、前記第1の再循環装置の出口、および前記第2の再循環装置の出口と流体連通しており、前記第1の弁は、予冷ユニットと流体連通しておらず、
    前記第2の弁は、前記第1の再循環装置の入口、および前記第2の再循環装置の入口と流体連通しており、前記第2の弁は、予熱ユニットと流体連通しておらず、
    前記予冷ユニットは、液体を温度Tpcで第1の熱質量を通過させることにより温度Tpcの液体を供給し、前記第1の熱質量は、前記第1の再循環装置により供給される温度T1の前記液体が温度T1で流れるときに、前記液体をTpcに冷却し、前記予冷ユニットからの温度Tpcの前記液体と前記第1の再循環装置からの温度T1の前記液体が混ざることはなく、
    前記予熱ユニットは、液体を温度Tphで第2の熱質量を通過させることにより温度Tphの液体を供給し、前記第2の熱質量は、前記第2の再循環装置により供給される温度T2の前記液体が温度T2で流れるときに、前記液体をTphに加熱し、前記予熱ユニットからの温度Tphの前記液体と前記第2の再循環装置からの温度T2の前記液体が混ざることはなく、
    前記方法は、前記第1の弁および前記第2の弁を選択的に作動させることにより、液体を温度T1、T2、Tpc、またはTphで前記流路に誘導することを含む、方法。
  22. 請求項14に記載の方法はさらに、前記基板サポートに高周波電力を供給することにより前記半導体基板にRFバイアスを印加することと、処理ガスを励起させてプラズマ状態にすることと、前記半導体基板上の材料の層の中にプラズマエッチングにより開口部を形成することとを備え、前記開口部のエッチングは、液体をT1で前記流路に供給しながら第1の時間Δtcの間、さらに液体をT2で前記流路に供給しながら第2の時間Δthの間、実施される、方法。
  23. 請求項14に記載の方法において、前記基板サポートは電気ヒータを備えておらず、Δthは50〜200秒であり、Δtcは50〜200秒であり、T1は−10℃〜50℃であり、T2は30℃〜110℃である、方法。
  24. 請求項21に記載の方法において、前記基板サポートは電気ヒータを備えておらず、前記基板サポートは前記半導体基板にRFバイアスを印加し、Δthは50〜200秒であり、Δtcは50〜200秒であり、T1は−10℃〜50℃であり、T2は30℃〜110℃である、方法。
JP2013512593A 2010-05-24 2011-05-17 半導体基板サポートの温度制御のための装置および方法 Withdrawn JP2013534716A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/785,774 US8410393B2 (en) 2010-05-24 2010-05-24 Apparatus and method for temperature control of a semiconductor substrate support
US12/785,774 2010-05-24
PCT/US2011/000867 WO2011149508A2 (en) 2010-05-24 2011-05-17 Apparatus and method for temperature control of a semiconductor substrate support

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013534716A true JP2013534716A (ja) 2013-09-05

Family

ID=44971612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013512593A Withdrawn JP2013534716A (ja) 2010-05-24 2011-05-17 半導体基板サポートの温度制御のための装置および方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8410393B2 (ja)
JP (1) JP2013534716A (ja)
KR (1) KR101957526B1 (ja)
CN (1) CN102918641B (ja)
SG (1) SG185670A1 (ja)
TW (2) TWI567808B (ja)
WO (1) WO2011149508A2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017506828A (ja) * 2014-02-12 2017-03-09 アクセリス テクノロジーズ, インコーポレイテッド 広温度範囲チャックに対する複数流体冷却システム
JP2018503965A (ja) * 2014-11-26 2018-02-08 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 比例式熱流体送達システムを使用した基板キャリア
KR20200080159A (ko) 2018-12-26 2020-07-06 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 온도 조정 장치 및 온도 조정 장치의 제어 방법
KR20200092888A (ko) 2019-01-25 2020-08-04 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 열 매체의 제어 방법 및 열 매체 제어 장치

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5496771B2 (ja) * 2010-05-13 2014-05-21 株式会社Kelk 温度制御装置を用いた温度制御方法
US8580693B2 (en) * 2010-08-27 2013-11-12 Applied Materials, Inc. Temperature enhanced electrostatic chucking in plasma processing apparatus
JP5993111B2 (ja) * 2010-09-24 2016-09-14 東京エレクトロン株式会社 温度制御システム
US10124410B2 (en) 2010-09-25 2018-11-13 Ipg Photonics Corporation Methods and systems for coherent imaging and feedback control for modification of materials
TWI495757B (zh) * 2011-09-16 2015-08-11 Kern Energy Entpr Co Ltd 薄膜製程設備及其製作流程
KR20130031945A (ko) * 2011-09-22 2013-04-01 삼성전자주식회사 로딩용 척의 온도 제어 설비 및 온도 제어 방법
CN103369810B (zh) * 2012-03-31 2016-02-10 中微半导体设备(上海)有限公司 一种等离子反应器
JP5863582B2 (ja) * 2012-07-02 2016-02-16 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置、及び温度制御方法
US8970114B2 (en) 2013-02-01 2015-03-03 Lam Research Corporation Temperature controlled window of a plasma processing chamber component
JP6217233B2 (ja) * 2013-08-21 2017-10-25 住友電気工業株式会社 半導体装置の製造方法
KR101367086B1 (ko) * 2013-10-17 2014-02-24 (주)테키스트 반도체 제조 설비를 위한 온도제어 시스템
CN104617011B (zh) * 2013-11-05 2017-09-29 沈阳芯源微电子设备有限公司 一种化学液供给系统
JP6570390B2 (ja) 2015-09-24 2019-09-04 東京エレクトロン株式会社 温度調整装置及び基板処理装置
KR102268650B1 (ko) * 2015-11-12 2021-06-24 세메스 주식회사 기판 처리 장치
JP6563351B2 (ja) * 2016-03-03 2019-08-21 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体
US10126790B2 (en) * 2016-05-05 2018-11-13 Applied Materials, Inc. Dual loop susceptor temperature control system
US10510564B2 (en) * 2018-01-10 2019-12-17 Lam Research Corporation Dynamic coolant mixing manifold
US11164759B2 (en) * 2018-05-10 2021-11-02 Micron Technology, Inc. Tools and systems for processing one or more semiconductor devices, and related methods
CN109719430A (zh) * 2018-12-07 2019-05-07 格力电器(郑州)有限公司 一种四通阀焊接辅助装置
KR102185824B1 (ko) * 2019-01-04 2020-12-02 강병혁 전력변환용 반도체 패키지의 방열구조
CN112216585B (zh) * 2019-07-11 2022-12-30 中微半导体设备(上海)股份有限公司 一种等离子体处理器及基座温度控制方法
CN112786422B (zh) * 2019-11-08 2024-03-12 中微半导体设备(上海)股份有限公司 一种聚焦环、等离子体处理器及方法
CN112951695B (zh) * 2019-11-26 2023-09-29 中微半导体设备(上海)股份有限公司 冷却管组件、冷却装置和等离子体处理设备
US11204206B2 (en) 2020-05-18 2021-12-21 Envertic Thermal Systems, Llc Thermal switch
DE102020002962A1 (de) * 2020-05-18 2021-11-18 Att Advanced Temperature Test Systems Gmbh Temperiervorrichtung, System und Verfahren zum Temperieren eines Probertisches für Halbleiterwafer und/oder Hybride
CN114675686B (zh) * 2022-03-18 2023-06-13 长江存储科技有限责任公司 用于多腔室的温度控制系统以及温度控制方法

Family Cites Families (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2544907B2 (ja) 1985-06-27 1996-10-16 三菱電機株式会社 加熱電源装置
JP2782547B2 (ja) 1990-04-10 1998-08-06 ヤマハ発動機株式会社 エンジン駆動熱ポンプ式暖房装置
JPH05133662A (ja) 1991-11-13 1993-05-28 Hitachi Ltd 冷水供給装置
JP3138081B2 (ja) 1992-09-30 2001-02-26 三洋電機株式会社 吸収ヒートポンプ装置
US5567267A (en) 1992-11-20 1996-10-22 Tokyo Electron Limited Method of controlling temperature of susceptor
US5515910A (en) 1993-05-03 1996-05-14 Micro Control System Apparatus for burn-in of high power semiconductor devices
JP3188363B2 (ja) 1994-01-21 2001-07-16 エフエスアイ・インターナショナル・インコーポレーテッド 循環クーラントを用いた温度コントローラ及びそのための温度制御方法
JPH07221076A (ja) 1994-02-07 1995-08-18 Nec Corp エッチング方法及びこれに用いられる装置
US6198074B1 (en) 1996-09-06 2001-03-06 Mattson Technology, Inc. System and method for rapid thermal processing with transitional heater
US5846375A (en) * 1996-09-26 1998-12-08 Micron Technology, Inc. Area specific temperature control for electrode plates and chucks used in semiconductor processing equipment
JPH10135315A (ja) 1996-10-29 1998-05-22 Tokyo Electron Ltd 試料載置台の温度制御装置及び検査装置
JP3059393B2 (ja) 1996-11-26 2000-07-04 日本ピラー工業株式会社 熱交換器
US6026896A (en) 1997-04-10 2000-02-22 Applied Materials, Inc. Temperature control system for semiconductor processing facilities
US6102113A (en) 1997-09-16 2000-08-15 B/E Aerospace Temperature control of individual tools in a cluster tool system
US6046116A (en) 1997-11-19 2000-04-04 Tegal Corporation Method for minimizing the critical dimension growth of a feature on a semiconductor wafer
JP3095377B2 (ja) 1997-12-24 2000-10-03 イノテック株式会社 チラー装置
US6866094B2 (en) 1997-12-31 2005-03-15 Temptronic Corporation Temperature-controlled chuck with recovery of circulating temperature control fluid
US6117245A (en) * 1998-04-08 2000-09-12 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for controlling cooling and heating fluids for a gas distribution plate
US6433314B1 (en) * 1998-04-08 2002-08-13 Applied Materials, Inc. Direct temperature control for a component of a substrate processing chamber
WO2000074117A1 (en) 1999-05-27 2000-12-07 Matrix Integrated Systems, Inc. Rapid heating and cooling of workpiece chucks
JP3573058B2 (ja) 2000-05-17 2004-10-06 セイコーエプソン株式会社 温度調整装置
EP1356499A2 (en) 2000-07-10 2003-10-29 Temptronic Corporation Wafer chuck with interleaved heating and cooling elements
JP2002168551A (ja) 2000-11-30 2002-06-14 Tokyo Electron Ltd 処理装置の電極用冷却装置
US7225864B2 (en) 2001-02-08 2007-06-05 Oriol Inc. Multi-channel temperature control system for semiconductor processing facilities
TWI272689B (en) 2001-02-16 2007-02-01 Tokyo Electron Ltd Method and apparatus for transferring heat from a substrate to a chuck
US20050211385A1 (en) 2001-04-30 2005-09-29 Lam Research Corporation, A Delaware Corporation Method and apparatus for controlling spatial temperature distribution
US6847014B1 (en) * 2001-04-30 2005-01-25 Lam Research Corporation Method and apparatus for controlling the spatial temperature distribution across the surface of a workpiece support
WO2002089531A1 (en) 2001-04-30 2002-11-07 Lam Research, Corporation Method and apparatus for controlling the spatial temperature distribution across the surface of a workpiece support
US6529686B2 (en) 2001-06-06 2003-03-04 Fsi International, Inc. Heating member for combination heating and chilling apparatus, and methods
JP2003121023A (ja) 2001-10-10 2003-04-23 Tokyo Electron Ltd 熱媒体循環装置及びこれを用いた熱処理装置
US6705095B2 (en) 2002-03-08 2004-03-16 Kinetics Thermal Systems, Inc. Semiconductor process tool incorporating heat exchanger
US6822202B2 (en) 2002-03-15 2004-11-23 Oriol, Inc. Semiconductor processing temperature control
JP2003294322A (ja) 2002-03-29 2003-10-15 Daiwa House Ind Co Ltd 温水蓄熱装置及び熱交換器
JP4214114B2 (ja) 2002-09-10 2009-01-28 東京エレクトロン株式会社 処理装置,および,処理装置のメンテナンス方法
US6986261B2 (en) 2002-11-15 2006-01-17 Tokyo Electron Limited Method and system for controlling chiller and semiconductor processing system
US20040216425A1 (en) 2003-01-16 2004-11-04 Morton David L. Automatic cover applicator
US6770852B1 (en) 2003-02-27 2004-08-03 Lam Research Corporation Critical dimension variation compensation across a wafer by means of local wafer temperature control
US20040187787A1 (en) * 2003-03-31 2004-09-30 Dawson Keith E. Substrate support having temperature controlled substrate support surface
US7221553B2 (en) 2003-04-22 2007-05-22 Applied Materials, Inc. Substrate support having heat transfer system
US20040261946A1 (en) 2003-04-24 2004-12-30 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus, focus ring, and susceptor
US7993460B2 (en) * 2003-06-30 2011-08-09 Lam Research Corporation Substrate support having dynamic temperature control
WO2005007928A1 (en) 2003-07-22 2005-01-27 Lg Electronics Inc. Plasma surface processing system and supply device for plasma processing solution therefor
US6992892B2 (en) 2003-09-26 2006-01-31 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for efficient temperature control using a contact volume
KR100508754B1 (ko) 2003-12-22 2005-08-17 삼성전자주식회사 온도 컨트롤러 및 이를 갖는 식각 장치
TWI296323B (en) 2003-12-25 2008-05-01 Ind Tech Res Inst Constant temperature refrigeration system for extensive temperature range application and control method thereof
US20060027169A1 (en) 2004-08-06 2006-02-09 Tokyo Electron Limited Method and system for substrate temperature profile control
US7870751B2 (en) 2005-03-11 2011-01-18 Tokyo Electron Limited Temperature control system and substrate processing apparatus
US7789962B2 (en) 2005-03-31 2010-09-07 Tokyo Electron Limited Device and method for controlling temperature of a mounting table, a program therefor, and a processing apparatus including same
KR100684902B1 (ko) 2005-05-30 2007-02-20 삼성전자주식회사 온도 조절 장치 및 이를 가지는 기판 처리 장치, 그리고상기 장치의 온도를 제어하는 방법
US7988872B2 (en) 2005-10-11 2011-08-02 Applied Materials, Inc. Method of operating a capacitively coupled plasma reactor with dual temperature control loops
US8608900B2 (en) * 2005-10-20 2013-12-17 B/E Aerospace, Inc. Plasma reactor with feed forward thermal control system using a thermal model for accommodating RF power changes or wafer temperature changes
KR100722935B1 (ko) 2005-12-14 2007-05-30 삼성전자주식회사 기판 처리 장치
US7396711B2 (en) 2005-12-27 2008-07-08 Intel Corporation Method of fabricating a multi-cornered film
US8343280B2 (en) 2006-03-28 2013-01-01 Tokyo Electron Limited Multi-zone substrate temperature control system and method of operating
US20080035306A1 (en) 2006-08-08 2008-02-14 White John M Heating and cooling of substrate support
JP4996184B2 (ja) * 2006-09-19 2012-08-08 東京エレクトロン株式会社 ウエハの温度制御装置及びウエハの温度制御方法
US7557328B2 (en) 2006-09-25 2009-07-07 Tokyo Electron Limited High rate method for stable temperature control of a substrate
US7297894B1 (en) 2006-09-25 2007-11-20 Tokyo Electron Limited Method for multi-step temperature control of a substrate
JP5203612B2 (ja) 2007-01-17 2013-06-05 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理装置
JP2008251681A (ja) 2007-03-29 2008-10-16 Hitachi High-Technologies Corp ウエハステージ
US8100082B2 (en) * 2007-05-18 2012-01-24 Tokyo Electron Limited Method and system for introducing process fluid through a chamber component
US7758764B2 (en) 2007-06-28 2010-07-20 Lam Research Corporation Methods and apparatus for substrate processing
US8008209B2 (en) 2007-10-24 2011-08-30 International Business Machines Corporation Thermal gradient control of high aspect ratio etching and deposition processes
JP5032269B2 (ja) * 2007-11-02 2012-09-26 東京エレクトロン株式会社 被処理基板の温度調節装置及び温度調節方法、並びにこれを備えたプラズマ処理装置
JP2009177070A (ja) 2008-01-28 2009-08-06 Toshiba Corp 半導体製造装置
KR101001870B1 (ko) * 2008-10-13 2010-12-17 주식회사 테스 반도체 제조 장비 및 이를 이용한 실리콘 산화막 건식 식각방법

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017506828A (ja) * 2014-02-12 2017-03-09 アクセリス テクノロジーズ, インコーポレイテッド 広温度範囲チャックに対する複数流体冷却システム
JP2018503965A (ja) * 2014-11-26 2018-02-08 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 比例式熱流体送達システムを使用した基板キャリア
JP2021132219A (ja) * 2014-11-26 2021-09-09 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials, Incorporated 比例式熱流体送達システムを使用した基板キャリア
JP7072383B2 (ja) 2014-11-26 2022-05-20 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 比例式熱流体送達システムを使用した基板キャリア
US11615973B2 (en) 2014-11-26 2023-03-28 Applied Materials, Inc. Substrate carrier using a proportional thermal fluid delivery system
JP7301903B2 (ja) 2014-11-26 2023-07-03 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 比例式熱流体送達システムを使用した基板キャリア
KR20200080159A (ko) 2018-12-26 2020-07-06 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 온도 조정 장치 및 온도 조정 장치의 제어 방법
JP2020107684A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 東京エレクトロン株式会社 温度調整装置及び温度調整装置の制御方法
JP7187303B2 (ja) 2018-12-26 2022-12-12 東京エレクトロン株式会社 温度制御装置
KR20200092888A (ko) 2019-01-25 2020-08-04 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 열 매체의 제어 방법 및 열 매체 제어 장치
JP2020120045A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 東京エレクトロン株式会社 熱媒体の制御方法および熱媒体制御装置
JP7232651B2 (ja) 2019-01-25 2023-03-03 東京エレクトロン株式会社 熱媒体の制御方法および熱媒体制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102918641A (zh) 2013-02-06
CN102918641B (zh) 2015-06-10
TWI517223B (zh) 2016-01-11
SG185670A1 (en) 2012-12-28
WO2011149508A3 (en) 2012-04-05
US8410393B2 (en) 2013-04-02
KR101957526B1 (ko) 2019-06-27
WO2011149508A2 (en) 2011-12-01
TW201230165A (en) 2012-07-16
TW201611108A (zh) 2016-03-16
TWI567808B (zh) 2017-01-21
KR20130076828A (ko) 2013-07-08
US20110284505A1 (en) 2011-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013534716A (ja) 半導体基板サポートの温度制御のための装置および方法
KR102259258B1 (ko) 플라즈마 프로세싱 챔버 내의 웨이퍼 캐리어에 대한 진보된 온도 제어
JP7301903B2 (ja) 比例式熱流体送達システムを使用した基板キャリア
JP4551256B2 (ja) 載置台の温度制御装置及び載置台の温度制御方法及び処理装置及び載置台温度制御プログラム
JP4772779B2 (ja) 温度制御方法及び温度制御装置
JP4815295B2 (ja) プラズマ処理装置
JP5822578B2 (ja) 載置台温度制御装置及び基板処理装置
JP2009117443A (ja) 被処理基板の温度調節装置及び温度調節方法、並びにこれを備えたプラズマ処理装置
US20160104605A1 (en) Temperature control system and temperature control method
JPH11237923A (ja) 温度制御装置および温度制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140805