JP6201474B2 - 積層コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、積層コンデンサに関する。
特許文献1は、セラミック素体と、セラミック素体の表面に形成された端子電極とを備えるセラミック電子部品を開示している。端子電極は、セラミック素体の表面に配置された下地電極層と、下地電極層上に配置された第1のCuめっき層と、第1のCuめっき層上に配置された第2のCuめっき層とを有する。第2のCuめっき層は、第1のCuめっき層及び下地電極層の熱処理後に形成される。
特開2012−009813号公報
本発明の目的は、素体へのクラック発生を抑制することが可能な積層コンデンサを提供することにある。
素体へのクラック発生を抑制することが可能な積層コンデンサを得るために、本発明者が鋭意研究したところ、端子電極を構成するめっき層の密度がクラック発生の一つの要因であるという新たな知見を見出だした。すなわち、めっき層の密度に応じてめっき層に含まれる空孔の多寡が左右されるので、めっき層に含まれる空孔が少ないほどめっき層に生じた応力が緩和され難くなる結果、当該応力が素体に伝達してクラックが生じうる、ということが判明した。
例えば、特許文献1に係るセラミック電子部品の端子電極においては、第1のCuめっき層は熱処理により緻密になるので、第1のCuめっき層の密度は第2のCuめっき層の密度よりも大きいと推定される。つまり、密度の高い第1のCuめっき層が下地電極層上に配置されている。従って、本発明者が見出だした新たな知見によれば、第1のCuめっき層の形成過程で第1のCuめっき層自身に内部応力が生じたり、セラミック電子部品に外部から力が加わるなどにより第1のCuめっき層に応力が作用した場合に、それらの応力は、第1のCuめっき層において緩和されず、セラミック素体にも作用する。その結果、セラミック素体にクラック(欠けや割れなど)が生ずる場合がある。
これに対して、本発明の一つの観点に係る積層コンデンサは、互いに対向する一対の端面と、一対の端面同士を連結するように延びると共に互いに対向する一対の主面と、一対の端面同士及び一対の主面同士を連結するように延びると共に互いに対向する一対の側面とを有し、一対の主面の間の寸法が、一対の端面の間の寸法及び一対の側面の間の寸法よりも小さい素体と、素体のうち一方の端面側に位置すると共に、主面と、端面及び側面の少なくとも一方とにわたって連続して延びるように素体の表面に配置された第1の端子電極と、素体のうち他方の端面側に位置すると共に、主面と、端面及び側面の少なくとも一方とにわたって連続して延びるように素体の表面に配置された第2の端子電極と、素体内に位置すると共に、第1の端子電極に接続された第1の内部電極と、素体内に位置すると共に、第2の端子電極に接続された第2の内部電極とを備え、第1及び第2の内部電極は、一対の主面の対向方向において隣り合って配置されていると共に、対向方向から見たときに互いに一部が重なり合っており、第1及び第2の端子電極はそれぞれ、その最外表面を構成する第1のめっき層と、第1のめっき層及び素体の間に位置する第2のめっき層とを有し、第1のめっき層は、Cu、Ag、Au、Ni、Pd又はSnを主成分として含み、第2のめっき層の密度は、第1のめっき層の密度よりも小さい。
本発明の一つの観点に係る積層コンデンサでは、第1及び第2の端子電極がそれぞれ第1及び第2のめっき層とを有し、第2のめっき層の密度が第1のめっき層の密度よりも小さい。第2のめっき層には第1のめっき層よりも多くの空孔が含まれているので、第2のめっき層に作用する応力は空孔の存在によって緩和される。そのため、第1のめっき層の形成過程で第1のめっき層自身に内部応力が生じたり、積層コンデンサに外部から力が加わるなどにより第1のめっき層に応力が作用すると、それらの応力は、第2のめっき層において緩和され、素体に作用し難くなる。その結果、素体にクラック(欠けや割れなど)が発生することを抑制できる。
本発明の一つの観点に係る積層コンデンサでは、第1のめっき層がCu、Ag、Au、Ni、Pd又はSnを主成分として含んでいる。そのため、本発明の一つの観点に係る積層コンデンサを基板等に実装する際に、当該積層コンデンサの端子電極と、基板等のビア導体との接続が良好に行える。しかも、第1のめっき層は、第2のめっき層よりも密度が高く表面がより緻密であるので、当該積層コンデンサの基板等への実装時に、当該積層コンデンサの端子電極と基板等のビア導体とがより強固に固着しやすい。従って、当該積層コンデンサをより確実に基板等に実装することが可能となる。
本発明の一つの観点に係る積層コンデンサでは、一対の主面の間の寸法が、一対の端面の間の寸法及び一対の側面の間の寸法よりも小さい。そのため、本発明の一つの観点に係る積層コンデンサは、いわゆる低背型の積層コンデンサとして構成される。加えて、第1及び第2の端子電極が少なくとも主面に配置されているので、当該積層コンデンサを回路基板に内蔵したり、LSI(Large Scale Integration)に埋め込んで実装することが可能となる。ところで、積層コンデンサを回路基板等に埋め込む実装構造においては、積層コンデンサの端子電極が露出するようにレーザビーム等を用いて回路基板等に貫通孔(ビアホール)を形成し、当該貫通孔内にビア導体を埋め込むことにより、ビア導体と積層コンデンサの端子電極とが接続される。このような実装構造では、端子電極の電流ループ距離が短くなるため、等価直列インダクタンス(ESL)を低くできる。
第1及び第2のめっき層は共にCuを主成分として含んでいてもよい。この場合、第1及び第2のめっき層が共に同じ材料を主成分として含んでいるので、両者の界面における固着性を高めることができる。
第1及び第2の端子電極はそれぞれ、素体の表面に位置する焼付電極層と、焼付電極層を覆う第2のめっき層と、第2のめっき層を覆う第1のめっき層とを有し、焼付電極層はCuを主成分として含んでいてもよい。この場合、素体の表面に位置する焼付電極層に内部電極が接続されるので、端子電極と内部電極とをより確実に接続することができる。またこの場合、焼付電極層、第1のめっき層及び第2のめっき層がいずれも同じ材料を主成分として含んでいるので、焼付電極層と第2のめっき層との界面、及び第2のめっき層と第1のめっき層との界面における固着性を高めることができる。
第1及び第2の端子電極はそれぞれ、素体の表面に位置する焼付電極層と、焼付電極層を覆う第2のめっき層と、第2のめっき層を覆う第1のめっき層とを有し、第2のめっき層はNiを主成分として含んでおり、第1のめっき層はCuを主成分として含んでいてもよい。この場合、NiはCuよりも熱伝導率が低いので、積層コンデンサに熱が加わった場合でも、第1のめっき層から素体への熱伝達が第2のめっき層によって妨げられる。そのため、積層コンデンサの回路基板等への実装に際して積層コンデンサに熱が加わった場合でも、当該熱によって素体の内部に生じうる損傷(ダメージ)を低減することができる。特に、積層コンデンサを回路基板等に埋め込む実装構造においては、回路基板等に貫通孔(ビアホール)を形成する際に、レーザビームが積層コンデンサの端子電極に照射される。そのため、積層コンデンサの端子電極に大きな熱が作用する傾向にある。しかしながら、第2のめっき層がNiを主成分として含んでおり、第1のめっき層がCuを主成分として含んでいる場合には、レーザビームによって素体の内部に生じうる損傷(ダメージ)も低減することができる。
第1のめっき層の厚さは、第2のめっき層の厚さよりも大きくてもよい。積層コンデンサを回路基板等に埋め込む実装構造においては、回路基板等に貫通孔(ビアホール)を形成する際に、レーザビームが積層コンデンサの端子電極に照射される。そのため、端子電極のうちレーザビームが照射された部分が、レーザビームにより除去される場合がある。しかしながら、第1のめっき層の厚さが第2のめっき層の厚さよりも大きい場合には、第1のめっき層の厚さを十分に確保できる。そのため、レーザビームによって第1のめっき層が部分的に除去されるのに止まるので、素体の内部に損傷が生ずる虞を低減することができる。なお、第1のめっき層が厚いほど、第1のめっき層自身に生ずる内部応力が高くなる傾向にある。しかしながら、本発明の一つの観点に係る積層コンデンサでは、第1のめっき層よりも密度が小さい第2のめっき層が存在しているため、第1のめっき層自身に生ずる内部応力を第2のめっき層において緩和することが可能である。
第2のめっき層の厚さは、第1のめっき層の厚さよりも大きくてもよい。この場合、応力を緩和する機能を有する第2のめっき層の厚さを十分に確保できる。そのため、素体に応力がより作用し難くなるので、素体にクラック(欠けや割れなど)が発生することをいっそう抑制できる。
本発明によれば、素体へのクラック発生を抑制することが可能な積層コンデンサを提供できる。
図1は、本実施形態に係る積層コンデンサを示す斜視図である。 図2は、図1のII−II線断面図である。 図3は、図1のIII−III線断面図である。 図4は、素体を示す分解斜視図である。 図5は、本実施形態に係る積層コンデンサが基板に実装された実装構造を示す断面図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、以下の本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
積層コンデンサ1は、図1〜図3に示されるように、略直方体形状の素体10と、素体10内に配置された内部電極12A,12Bと、素体10の両端部側に配置された端子電極14A,14Bとを備える。積層コンデンサ1の長さLは例えば0.4mm〜1.6mm程度に設定でき、積層コンデンサ1の幅Wは例えば0.2mm〜0.8mm程度に設定でき、積層コンデンサ1の高さHは例えば0.10mm〜0.35mm程度に設定できる。
素体10は、互いに対向して略平行に延びると共に素体10の長手方向に対して略直交する一対の端面10a,10bと、互いに対向して略平行に延びると共に素体10の高さ方向に対して略直交する一対の主面10c,10dと、互いに対向して略平行に延びると共に素体10の幅方向に対して略直交する一対の側面10e,10fとを有する。
一対の主面10c,10dの短辺はそれぞれ、一対の端面10a,10bの長辺と接続されている。そのため、一対の主面10c,10dは、一対の端面10a,10b同士を連結している。一対の側面10e,10fの長辺はそれぞれ、一対の主面10c,10dの長辺と接続されている。そのため、一対の側面10e,10fは、一対の主面10c,10d同士を連結している。一対の側面10e,10fの短辺はそれぞれ、一対の端面10a,10bの短辺と接続されている。そのため、一対の側面10e,10fは、一対の端面10a,10b同士を連結している。
積層コンデンサ1は、いわゆる低背型コンデンサとして構成されている。すなわち、素体10において、主面10c,10dの間の寸法(素体10の高さ)h(図2参照)は、端面10a,10bの間の寸法(素体10の長さ)l(図2参照)、及び側面10e,10fの間の寸法(素体10の幅)w(図3参照)よりも小さい。
素体10は、図4に示されるように、複数の長方形板状の誘電体層16と、複数の(本実施形態では3つの)内部電極12Aと、複数の(本実施形態では3つの)内部電極12Bとが所定の順序に従って積層された積層体である。内部電極12Aと内部電極12Bとは、誘電体層16の積層方向(主面10c,10dの対向方向)(以下、「積層方向」という。)において、交互に並ぶように素体10内に配置されている。内部電極12Aと内部電極12Bとは、少なくとも一層の誘電体層16を挟むように対向配置されている。実際の積層コンデンサ1では、複数の誘電体層16は、互いの間の境界が視認できない程度に一体化されている。
内部電極12Aは、矩形状を呈しており、主電極部12Aと、引き出し部12Aとを有している。内部電極12Bは、矩形状を呈しており、主電極部12Bと、引き出し部12Bとを有している。主電極部12A,12A同士は、積層方向から見て重なり合っている。
引き出し部12Aは、主電極部12Aのうち端面10a側の端部から端面10aにかけて延びている。引出部12Aの端面10a側の端部は、端面10aに露出しており、端子電極14A(後述する焼付電極層14A)と接続されている。そのため、内部電極12Aと端子電極14Aとは、電気的に接続されている。
引き出し部12Bは、主電極部12Bのうち端面10b側の端部から端面10bにかけて延びている。引出部12Bの端面10b側の端部は、端面10bに露出しており、端子電極14B(後述する焼付電極層14B)と接続されている。そのため、内部電極12Bと端子電極14Bとは、電気的に接続されている。
図2に示されるように、素体10の最上部(主面10cに最も近い位置)に配置された内部電極12Aと、素体10の最下部(主面10dに最も近い位置)に配置された内部電極12Bとの間の内層寸法を「D1」とする。素体10の主面10cを構成する誘電体層16の最上層(保護層)と、素体10の最上部に配置された内部電極12Aとの間の外層寸法を「D2」とする。素体10における外層寸法D2の部分は、複数の誘電体層16が積層されて構成されている。素体10の主面10dを構成する誘電体層16の最下層と、素体10の最下部に配置された内部電極12Bとの間の外層寸法を「D3」とする。素体10における外層寸法D3の部分は、複数の誘電体層16が積層されて構成されている。
素体10においては、内層寸法D1と外層寸法D2とが略等しく、内層寸法D1と外層寸法D3とが略等しい。すなわち、内層の厚みと、それを挟む一対の外層の厚みとは略等しい。ここでいう「略等しい」とは、例えば5μm程度の誤差を含む。
端子電極14Aは、図1〜図3に示されるように、端面10aの全体と、主面10c,10d及び側面10e,10fのうち端面10a側の領域とを覆っている。端子電極14Aは、素体10の表面上に配置されており、端面10aから主面10c,10d及び側面10e,10fにわたって素体10の稜部を回り込むように連続して延びている。端子電極14Aは、焼付電極層14Aと、内側めっき層14Aと、外側めっき層14Aとを有する。
端子電極14Bは、図1〜図3に示されるように、端面10bの全体と、主面10c,10d及び側面10e,10fのうち端面10b側の領域とを覆っている。端子電極14Bは、素体10の表面上に配置されており、端面10bから主面10c,10d及び側面10e,10fにわたって素体10の稜部を回り込むように連続して延びている。端子電極14Bは、焼付電極層14Bと、内側めっき層14Bと、外側めっき層14Bとを有する。
本実施形態において、図2に示されるように、端面10a,10bの対向方向における端子電極14Aの長さX1は、端面10a,10bの対向方向における端子電極14A,14Bの離間距離Yよりも大きくてもよい。本実施形態において、図2に示されるように、端面10a,10bの対向方向における端子電極14Bの長さX2は、端面10a,10bの対向方向における端子電極14A,14Bの離間距離Yよりも大きくてもよい。
焼付電極層14A,14Bは、素体10の表面に直接接するように素体10の表面上に配置されている。焼付電極層14A,14Bは、金属(例えば、Cu、Ni、Ag、Pd、Au、又はPtなど)と、ガラス成分(例えば、ホウケイ酸ガラスなど)とを含有する導電性ペーストを、例えばディップ工法により素体10に付与し、その導電性ペーストを所定の温度で焼き付けることで形成される。焼付電極層14A,14Bのガラス成分の含有比率は、例えば5〜10%である。すなわち、焼付電極層14A,14Bは、Cu、Ni、Ag、Pd、Au又はPtを主成分として含んでいる。焼付電極層14A,14Bの厚さは、例えば1μm以上である。
内側めっき層14Aは、焼付電極層14Aの表面全体を覆うように焼付電極層14Aの表面上に配置されている。内側めっき層14Bは、焼付電極層14Bの表面全体を覆うように焼付電極層14Bの表面上に配置されている。内側めっき層14A,14Bは、Cu、Ag、Au、Ni、Pd又はSnを主成分として含んでいる。内側めっき層14A,14Bの厚さは、例えば1μm以上である。
外側めっき層14Aは、内側めっき層14Aの表面全体を覆うように内側めっき層14Aの表面上に配置されている。外側めっき層14Bは、内側めっき層14Bの表面全体を覆うように内側めっき層14Bの表面上に配置されている。外側めっき層14A,14Bはそれぞれ、本実施形態において端子電極14A,14Bの最外表面を構成している。外側めっき層14A,14Bは、Cu、Ag、Au、Ni、Pd又はSnを主成分として含んでいる。外側めっき層14A,14Bの厚さは、例えば5μm以上である。
内側めっき層14A,14Bの密度は、外側めっき層14A,14Bの密度よりも小さい。内側めっき層14A,14B及び外側めっき層14A,14Bの密度は、めっき層を構成する金属粒子の粒径を製造条件によって変化させることで制御可能である。具体的には、めっき層を構成する金属粒子の粒径が小さいほど、めっき層内に空孔ができやすく、めっき層の密度が低くなる傾向にあり、めっき層を構成する金属材料の粒径が大きいほど、めっき層内に空孔ができにくく、めっき層の密度が高くなる傾向にある。例えば、外側めっき層14A,14Bを構成する金属粒子の粒径が、内側めっき層14A,14Bを構成する金属粒子の粒径の5倍以上の大きさとなるように、各めっき層の製造条件を設定してもよい。その結果、内側めっき層14A,14Bの空孔率が10%以上となると共に、外側めっき層14A,14Bの空孔率が10%未満となっていてもよい。ここで、「空孔率」とは、各めっき層14A,14B,14A,14Bの任意断面において、各めっき層14A,14B,14A,14Bの断面積に対する空孔の面積の割合を意味する。
続いて、図5を参照して、積層コンデンサ1の実装構造について説明する。図5に示されるように、積層コンデンサ1は、基板(回路基板)100に埋め込まれて実装される。基板100は、絶縁性の複数の樹脂シート102が積層されて構成されている。基板100は、基板100の表面に形成された電極104A,104Bと、ビア導体106A,106Bとを備える。ビア導体106A,106Bはそれぞれ、基板100に形成された各貫通孔(ビアホール)108A,108B内に充填されている。
ビア導体106Aのうち基板100の内部側の端部は、端子電極14Aのうち主面10c,10d上に配置されている部分と接続されている。ビア導体106Aのうち基板100の外部側の端部は、電極104Aと接続されている。ビア導体106Bのうち基板100の内部側の端部は、端子電極14Bのうち主面10c,10d上に配置されている部分と接続されている。ビア導体106Bのうち基板100の外部側の端部は、電極104Bと接続されている。
続いて、積層コンデンサ1を基板100に埋め込む方法について説明する。まず、積層コンデンサ1を内部に配置した状態で複数の樹脂シート102を積層して、積層コンデンサ1を基板100の内部に埋め込む。次に、レーザビームを用いて基板100に貫通孔108A,108Bを形成する。このとき、レーザビームは、端子電極14A,14Bのうち主面10c,10d上に配置されている部分に向けて照射される。その結果、貫通孔108A,108Bを介して、端子電極14A,14Bが外部に露出する。
次に、無電解めっきにより、貫通孔108A,108B内にそれぞれビア導体106A,106Bを形成する。次に、ビア導体106Aと接続されるように、基板100上に電極104Aを形成すると共に、ビア導体106Bと接続されるように、基板100上に電極104Bを形成する。こうして、積層コンデンサ1の内部電極12A,12Bがそれぞれ、端子電極14A,14B及びビア導体106A,106Bを介して、電極104A,104Bと電気的に接続される。
以上のような本実施形態では、端子電極14A,14Bがそれぞれ外側めっき層14A,14Bと内側めっき層14A,14Bとを有し、内側めっき層14A,14Bの密度が外側めっき層14A,14Bの密度よりも小さい。内側めっき層14A,14Bには外側めっき層14A,14Bよりも多くの空孔が含まれているので、内側めっき層14A,14Bに作用する応力は空孔の存在によって緩和される。そのため、外側めっき層14A,14Bの形成過程で外側めっき層14A,14B自身に内部応力が生じたり、積層コンデンサ1に外部から力が加わるなどにより外側めっき層14A,14Bに応力が作用すると、それらの応力は、内側めっき層14A,14Bにおいて緩和され、素体10に作用し難くなる。その結果、素体10にクラック(欠けや割れなど)が発生することを抑制できる。
本実施形態では、外側めっき層14A,14BがCu、Ag、Au、Ni、Pd又はSnを主成分として含んでいる。そのため、積層コンデンサ1を基板100に実装する際に、積層コンデンサ1の端子電極14A,14Bと、基板100のビア導体106A,106Bとの接続が良好に行える。しかも、外側めっき層14A,14Bは、内側めっき層14A,14Bよりも密度が高く表面がより緻密であるので、積層コンデンサ1の基板100への実装時に、積層コンデンサ1の端子電極14A,14Bと基板100のビア導体106A,106Bとがより強固に固着しやすい。従って、積層コンデンサ1をより確実に基板100に実装することが可能となる。
本実施形態では、主面10c,10dの間の寸法(素体10の高さ)hが、端面10a,10bの間の寸法(素体10の長さ)l、及び側面10e,10fの間の寸法(素体10の幅)wよりも小さい。そのため、積層コンデンサ1は、いわゆる低背型の積層コンデンサとして構成される。加えて、端子電極14A,14Bが主面10c,10dに配置されているので、積層コンデンサ1を基板100に内蔵した状態で実装することが可能となる。ところで、積層コンデンサ1を基板100に埋め込む実装構造においては、積層コンデンサ1の端子電極14A,14Bが露出するようにレーザビームを用いて基板100に貫通孔(ビアホール)108A,108Bを形成し、貫通孔108A,108B内にそれぞれビア導体106A,106Bを埋め込むことにより、ビア導体106A,106Bと積層コンデンサ1の端子電極14A,14Bとが接続される。このような実装構造では、端子電極14A,14Bの電流ループ距離が短くなるため、等価直列インダクタンス(ESL)を低くできる。
本実施形態では、長さX1,X2が離間距離Yよりも大きい。この場合、主面10c,10d上において端子電極14A,14Bの面積が十分に確保される。そのため、積層コンデンサ1を基板100に実装する際に、端子電極14A,14Bとビア導体106A,106Bとの接触領域を大きくできる。その結果、端子電極14A,14Bとビア導体106A,106Bとの接続をより確実に行うことができる。
本実施形態では、素体10において、内層寸法D1と外層寸法D2とが略等しく、内層寸法D1と外層寸法D3とが略等しい。この場合、外層寸法D2,D3が比較的大きくなるので、外層部分が保護層として機能する。従って、積層コンデンサ1において構造欠陥の発生を抑制できる。加えて、このような積層コンデンサ1では、静電容量を確保できる。
本実施形態では、端子電極14A,14Bがそれぞれ、素体10の表面に配置された焼付電極層14A,14Bを有している。そのため、素体10の表面に位置する焼付電極層14A,14Bに内部電極12A,12Bが接続されるので、端子電極14A,14Bと内部電極12A,12Bとをより確実に接続することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、外側めっき層14A,14B及び内側めっき層14A,14Bは共にCuを主成分として含んでいてもよい。この場合、外側めっき層14A,14B及び内側めっき層14A,14Bが共に同じ材料を主成分として含んでいるので、両者の界面における固着性を高めることができる。
焼付電極層14A,14B、内側めっき層14A,14B、及び外側めっき層14A,14Bがいずれも、Cuを主成分として含んでいてもよい。この場合、焼付電極層14A,14B、外側めっき層14A,14B及び内側めっき層14A,14Bがいずれも同じ材料を主成分として含んでいるので、焼付電極層14A,14Bと内側めっき層14A,14Bとの界面、及び内側めっき層14A,14Bと外側めっき層14A,14Bとの界面における固着性を高めることができる。
内側めっき層14A,14BはNiを主成分として含んでおり、外側めっき層14A,14BはCuを主成分として含んでいてもよい。この場合、300K雰囲気におけるCuの熱伝導率は401W/(m・K)程度であり、300K雰囲気におけるNiの熱伝導率は90.9W/(m・K)程度である。つまりNiはCuよりも熱伝導率が低いので、積層コンデンサ1に熱が加わった場合でも、外側めっき層14A,14Bから素体への熱伝達が内側めっき層14A,14Bによって妨げられる。そのため、積層コンデンサ1の基板100への実装に際して積層コンデンサ1に熱が加わった場合でも、当該熱によって素体10の内部に生じうる損傷(ダメージ)を低減することができる。特に、積層コンデンサ1を基板100に埋め込む実装構造においては、基板100に貫通孔(ビアホール)108A,108Bを形成する際に、レーザビームが積層コンデンサ1の端子電極14A,14Bに照射される。そのため、積層コンデンサ1の端子電極14A,14Bに大きな熱が作用する傾向にある。しかしながら、内側めっき層14A,14BがNiを主成分として含んでおり、外側めっき層14A,14BがCuを主成分として含んでいる場合には、レーザビームによって素体10の内部に生じうる損傷(ダメージ)も低減することができる。なお、Niの他にCuよりも熱伝導率が低い金属としては、PdやSnが挙げられる。300K雰囲気におけるPdの熱伝導率は71.8W/(m・K)程度であり、300K雰囲気におけるSnの熱伝導率は66.8W/(m・K)程度である。
外側めっき層14A,14Bの厚さは、内側めっき層14A,14Bの厚さよりも大きくてもよい。積層コンデンサ1を基板100に埋め込む実装構造においては、基板100に貫通孔(ビアホール)108A,108Bを形成する際に、レーザビームが積層コンデンサ1の端子電極14A,14Bに照射される。そのため、端子電極14A,14Bのうちレーザビームが照射された部分が、レーザビームにより除去される場合がある。しかしながら、外側めっき層14A,14Bの厚さが内側めっき層14A,14Bの厚さよりも大きい場合には、外側めっき層14A,14Bの厚さを十分に確保できる。そのため、レーザビームによって外側めっき層14A,14Bが部分的に除去されるのに止まるので、素体10の内部に損傷が生ずる虞を低減することができる。なお、外側めっき層14A,14Bが厚いほど、外側めっき層14A,14B自身に生ずる内部応力が高くなる傾向にある。しかしながら、本実施形態に係る積層コンデンサ1では、外側めっき層14A,14Bよりも密度が小さい内側めっき層14A,14Bが存在しているため、外側めっき層14A,14B自身に生ずる内部応力を内側めっき層14A,14Bにおいて緩和することが可能である。
内側めっき層14A,14Bの厚さは、外側めっき層14A,14Bの厚さよりも大きくてもよい。この場合、応力を緩和する機能を有する内側めっき層14A,14Bの厚さを十分に確保できる。そのため、素体10に応力がより作用し難くなるので、素体10にクラック(欠けや割れなど)が発生することをいっそう抑制できる。
端子電極14Aは、主面10c,10dの一方と、端面10a及び側面10e,10fのうち内部電極12Aの引き出し部12Aが引き出されたいずれか一つの面とに、少なくとも配置されていればよい。端子電極14Bは、主面10c,10dの一方と、端面10b及び側面10e,10fのうち内部電極12Bの引き出し部12Bが引き出されたいずれか一つの面とに、少なくとも配置されていればよい。この場合、端子電極14A,14Bは、断面L字形状を呈する。
本実施形態では、外側めっき層14A,14Bがそれぞれ端子電極14A,14Bの最外表面を構成していた。しかしながら、内側めっき層14A,14Bにおいて応力緩和の効果を得る目的の場合には、外側めっき層14A,14Bが端子電極14A,14Bの最外表面を構成しておらず、端子電極14A,14Bにおいて内側めっき層14A,14Bと外側めっき層14A,14Bとが素体10から近い側からこの順で並んでいればよい。
1…積層コンデンサ、10…素体、10a,10b…端面、10c,10d…主面、10e,10f…側面、12A,12B…内部電極、14A,14B…端子電極、14A,14B…焼付電極層、14A,14B…内側めっき層、14A,14B…外側めっき層。

Claims (9)

  1. 互いに対向する一対の端面と、前記一対の端面同士を連結するように延びると共に互いに対向する一対の主面と、前記一対の端面同士及び前記一対の主面同士を連結するように延びると共に互いに対向する一対の側面とを有し、前記一対の主面の間の寸法が、前記一対の端面の間の寸法及び前記一対の側面の間の寸法よりも小さい素体と、
    前記素体のうち一方の前記端面側に位置すると共に、前記主面と、前記端面及び前記側面の少なくとも一方とにわたって連続して延びるように前記素体の表面に配置された第1の端子電極と、
    前記素体のうち他方の前記端面側に位置すると共に、前記主面と、前記端面及び前記側面の少なくとも一方とにわたって連続して延びるように前記素体の表面に配置された第2の端子電極と、
    前記素体内に位置すると共に、前記第1の端子電極に接続された第1の内部電極と、
    前記素体内に位置すると共に、前記第2の端子電極に接続された第2の内部電極とを備え、
    前記第1及び第2の内部電極は、前記一対の主面の対向方向において隣り合って配置されていると共に、前記対向方向から見たときに互いに一部が重なり合っており、
    前記第1及び第2の端子電極はそれぞれ、その最外表面を構成する第1のめっき層と、前記第1のめっき層及び前記素体の間に位置する第2のめっき層とを有し、
    前記第1のめっき層は、Cu、Ag、Au、Ni、Pd又はSnを主成分として含み、
    前記第2のめっき層の空孔率は、前記第1のめっき層の空孔率よりも大きい、積層コンデンサ。
  2. 前記第2のめっき層の空孔率は10%以上であり、前記第1のめっき層の空孔率は10%未満である、請求項1に記載の積層コンデンサ。
  3. 前記第1のめっき層を構成する金属粒子の粒径は、前記第2のめっき層を構成する金属粒子の粒径よりも大きい、請求項1又は2に記載の積層コンデンサ。
  4. 前記第1のめっき層を構成する金属粒子の粒径は、前記第2のめっき層を構成する金属粒子の粒径の5倍以上の大きさである、請求項3に記載の積層コンデンサ。
  5. 前記第1及び第2のめっき層は共にCuを主成分として含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層コンデンサ。
  6. 前記第1及び第2の端子電極はそれぞれ、前記素体の表面に位置する焼付電極層と、前記焼付電極層を覆う前記第2のめっき層と、前記第2のめっき層を覆う前記第1のめっき層とを有し、
    前記焼付電極層はCuを主成分として含む、請求項5に記載の積層コンデンサ。
  7. 前記第1及び第2の端子電極はそれぞれ、前記素体の表面に位置する焼付電極層と、前記焼付電極層を覆う前記第2のめっき層と、前記第2のめっき層を覆う前記第1のめっき層とを有し、
    前記第2のめっき層はNiを主成分として含んでおり、前記第1のめっき層はCuを主成分として含んでいる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層コンデンサ。
  8. 前記第1のめっき層の厚さは、前記第2のめっき層の厚さよりも大きい、請求項1〜7のいずれか一項に記載の積層コンデンサ。
  9. 前記第2のめっき層の厚さは、前記第1のめっき層の厚さよりも大きい、請求項1〜7のいずれか一項に記載の積層コンデンサ。
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