JP6174887B2 - 通信端末装置、その制御方法、プログラム、及び画像処理装置 - Google Patents

通信端末装置、その制御方法、プログラム、及び画像処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、公衆回線網及びIP網を用いて通信を行う通信端末装置、その制御方法、プログラム、及び画像処理装置に関するものである。
近年、PSTN(Public Switched Telephone Networks)網などの公衆回線網及びIP網に接続されている通信端末装置が普及しつつある。また、次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)と呼ばれる電話、映像通信サービスの提供を目的としたネットワーク網(以下では、公衆IP網と称する。)の提供が開始されている。そこでNGN網にも対応した通信端末装置が普及しつつある。しかし、図2Aに示すように、複数の網環境が含まれる場合、ユーザは、何れの通信モードで発呼可能な相手であるかが分からない。そこで、予め管理者が宛先電話番号のプレフィックスと通信モードとを関連付けた通信モード登録リストを登録し、ユーザが入力した相手先電話番号と、登録リストとを比較して合致した通信モードで発呼する方法が知られている。
しかし、上記方法を採用したとしても、通信エラーが発生する場合がある。例えば、相手通信端末がアナログFAX装置であり、公衆回線網での通信しかできない場合である。このような場合、IP網へ発呼して通信エラーを検出したときに公衆回線網へのフォールバックを行うことが必要である。例えば、特許文献1の通信端末装置では、図2Bに示すように、ユーザがアナログFAX通信装置207と通信したい場合、ユーザは相手機がアナログFAX通信装置と知らずに公衆IP網へ発呼する場合がある。この場合、通信端末装置は、HGWからの通信エラーを検出し、検出された通信エラーが公衆回線網へのフォールバック対象のエラーか、フォールバック対象外のエラーかを解析する。さらに、その通信エラーの解析結果と、予め機器内に設定されている公衆回線網に対して再発呼するフォールバック処理を実行するか否かの設定に応じて、再発呼をIP網に対して行うか公衆回線網に対して行うかを自動判別する。
特開2012−134883号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。上記従来技術における通信端末装置では、IP網を用いた通信のほうが、公衆回線網を用いた通信に比べて通信料金が安く、通信速度が速いなどのメリットがあり、ユーザによっては公衆回線網で通信してほしくない場合がある。例えば、ユーザが、IP網に対して発呼する通信モードを選択して送信操作をしたとする。しかし、通信エラーが発生した場合には上記公衆回線網に対して再発呼するフォールバック設定がされている場合、ユーザがIP網に対して通信を行いたいのにも関わらずユーザの意図に反して公衆回線網に対して再発呼が行われてしまうという問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、通信エラーが発生した場合であっても、ユーザが所望する通信モードにおいて再発呼処理を実行する仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、異なるネットワークを介した複数の通信モードで通信可能な通信端末装置であって、ユーザ指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けたユーザ指示に従って、前記複数の通信モードから1つの通信モードを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された通信モードに対応するネットワークを介して発呼処理を行う発呼手段と、前記発呼手段による発呼処理においてエラーが発生すると、前記受付手段によって受け付けた前記ユーザ指示と当該エラーの原因とから、再発呼を行う際の通信モードを決定し、該決定した通信モードで前記発呼手段によって再発呼処理を行わせるリトライ制御手段とを備え、前記リトライ制御手段は、前記受付手段が受け付けた前記ユーザ指示において、特定の通信モードが設定されていた場合は、現在設定されている通信モードを変更することなく前記発呼手段に再発呼処理を行わせることを特徴とする。
本発明は、通信エラーが発生した場合であっても、ユーザが所望する通信モードにおいて再発呼処理を実行する仕組みを提供できる。
一実施形態に係る通信端末装置100のシステム構成を示すブロック図。 一実施形態に係る通信端末装置100などから構成されるネットワークシステムを示す図。 一実施形態に係る通信端末装置100のアプリケーションがファクシミリ送信を実行する様子を示すソフトウェア構成図。 一実施形態に係る通信端末装置100の設定画面を表す図。 一実施形態に係る番号プレフィックスと通信モードの対応を示す画面図。 一実施形態に係るファクシミリ装置100の発呼制御動作を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
<通信端末装置の構成>
以下では、図1乃至図5を参照して、本発明の一実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態におけるファクシミリ装置である通信端末装置100の構成について説明する。本実施形態において、通信端末装置として、ファクシミリ装置を例に説明するが、外部装置と複数の通信モードで通信可能な装置であればよい。また、上述のような通信機能を備え、当該通信機能を用いて送受信する画像データを処理する画像処理装置であってもよい。図1に示すように、通信端末装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、画像メモリ104、解像度変換部105、符号/復号化処理部106、計時部107、モデム108、NCU、LANI/F112、画像処理部114、シートスキャナ115、ブックスキャナ116、操作部117、ラインバッファ118、プリントバッファ119、及びプリンタ120を備える。CPU101は、システム制御部であり、装置全体を制御する。ROM102は、CPUの制御プログラムを格納するものである。RAM103は、プログラム実行時のワークメモリとして使用される。画像メモリ104は、DRAM等で構成され、画像データを蓄積する為のものである。解像度変換部105は、ラスタデータのミリ−インチ解像度変換等の解像度変換制御を行う。符号/復号化処理部(読取・記録用コーデック)106は、通信装置で扱う画像データの符号化復号化処理を行う。計時部107は、動作間隔等を計測し、IC等で構成される。
モデム108は、回線からの変調された信号を復調したり、逆に装置からの信号を変調し回線に送出するものである。NCU109はアナログ回線とのI/F部である。PSTN110は、アナログ回線である。電話機111は、通話に使用するハンドセットや留守番電話等に使用される。ネットワークを制御するためのLAN I/F112である。
LAN113等のIP網を示す。
画像処理部114は、スキャナによって読み込まれた画像データに補正処理を施して高精細な画像データを出力する。シートスキャナ115、及びブックスキャナ116は、CSイメージセンサ、原稿搬送機構などで構成され、原稿を光学的に読み取って電気的な画像データに変換するものである。また、両面原稿の読み取りを行うことができる。
操作部117は、受付手段として機能し、キーボード、表示部等で構成され、オペレータが各種入力操作を行い、ユーザ指示を受け付けるためのものである。ハンドセットがオフフック時に即時ダイヤル操作可能を示す。また、外付け電話機がオフフック時には、通信中であることの表示及び通信予約受け付け可能なことを表示する。ラインバッファ118は、画像データの転送制御を行う場合に使用するするラインバッファである。プリントバッファ119は、印字用文字コードを格納する為の1ページ分のバッファメモリである。プリンタ120は、受信画像やファイルデータを普通紙に記録するLBP等のプリンタであり、両面記録を行うことができる。
<ネットワーク構成>
次に、図2A及び図2Bを参照して、本実施形態に係る通信端末装置100が接続されるネットワーク構成について説明する。通信端末装置100−1,100−2,100−3は、それぞれ、図1に示した通信端末装置100を用いたものである。SIPサーバ201は、構内IP網203に接続される。
この接続環境下において、例えば、通信端末装置100−1は、図2Aの211(第1通信モード)に示すように、構内IP網203を介してSIPサーバ201経由で通信端末装置100−2と通信することができる。また、図2Aの212に示すように、HGW(ホームゲートウェイ)1(201−1)経由で公衆IP網205、HGW2(202−2)を介して通信端末装置100−3と通信することができる。また、図2Aの213(第2通信モード)に示すように、公衆回線網204を介してアナログFAX装置207と通信することができる。
ユーザは、SIPサーバ経由(211)の構内IP網203にて発呼可能な相手か、HGW経由(212)の公衆IP網205にて発呼可能な相手か、公衆回線網204経由(213)にて発呼可能な相手か把握することが必要である。しかしながら、相手電話番号(宛先番号)だけではIP網で発呼可能な相手か否か、公衆回線網で発呼可能な相手か否かがわからない。そこで、予め管理者が電話番号のプレフィックスと211から213の通信モードとを関連付けて登録し、ユーザが入力した相手先電話番号と登録リストの電話番号プレフィックスとを比較して合致した通信モードで発呼するという方法も考えられる。
しかし、上記方法においてもIP網に対しての通信がエラーになる場合がある。例えば、図2Bのように、ユーザがアナログFAX装置207と通信したい場合、ユーザは相手機がアナログFAX装置と知らずに公衆IP網へ発呼する場合がある。そこで、本願発明に係る通信端末装置は、後述するような制御を実行することにより、上述のような問題を解決する。
<通信端末装置のソフトウェア構成>
次に、図3を参照して、本発実施形態に係る通信端末装置100のアプリケーションを実行するためのソフトウェア構成について説明する。通信端末装置100は、ソフトウェア構成として、ジョブ制御部301、通信管理部302、回線制御部303、通信制御(T.30)部304、及びプロトコルスタック305を備える。
操作部117からファクシミリ送信操作が行われると、ジョブ制御部301は、FAX送信ジョブを生成し、生成したFAX送信ジョブを通信管理部302へ通知する。通信管理部302は、ジョブ制御部301から通知された相手先電話番号、通信モードなどの宛先情報などのジョブ情報を用いて回線制御部303に対して発呼処理を依頼する。
通信モードが公衆回線網を用いる場合、G3ファクシミリ送信を行うので、回線制御部303からモデム/NCU109に対してダイヤル操作を行うように通知する。発信が終了し相手先と接続されると通信管理部302は、通信制御部304を起動させT.30プロトコルの制御をモデム/NCU109に対して行い、G3ファクシミリ通信を実行する。
一方、通信モードがSIPサーバ経由の構内IP網、HGW経由の公衆IP網、公衆電話網の場合、SIPとT.38プロトコルを用いたIPファクシミリ送信を行う。従って、回線制御部303は、プロトコルスタック305に対してSIPプロトコルで相手先と接続するように通知する。プロトコルスタックで作成されたSIPメッセージは、LANI/F112を通してLAN113へ送信される。SIPプロトコルにより相手先とのセッションが生成されると、通信制御部304は、相手先通信端末装置とT.38によるリアルタイム型インターネットファクシミリ手順を行う。T.38とは、IP網でリアルタイムにG3ファクシミリ通信を実現するための伝送制御プロトコルである。このように、本実施形態に係る通信端末装置100は、複数の通信モードを使用することができる。
<画面例>
次に、図4A及び図4Bを参照して、通信端末装置100の操作部117に表示される画面例について説明する。図4Aの400は、本発明の実施例に係わる通信端末装置の公衆回線網に対して再発呼するフォールバック処理を実行するか否かを設定可能にする画面例である。操作部117から公衆回線網に対して再発呼するフォールバック設定画面400でONボタン401が押下されると、公衆回線網への再発呼するフォールバック処理が有効になり、OFFボタン402が押下されると、フォールバック処理が無効になる。
図4Aの403は、本実施形態に係る通信端末装置100のユーザが宛先に設定する通信モード、及び相手先の電話番号の入力を行う画面例である。操作部117からファクス宛先画面403において、404で相手先の電話番号を入力することができる。さらに、通信モードのプルダウンメニュー405で、自動406、IP(SIPサーバ経由の構内IP網)407、IP(HGW経由のNGN網)408、G3(公衆回線網)409を選択することができる。
図4Bの410、413は、本実施形態に係る通信端末装置100のユーザが設定する通信モードと電話番号のプレフィックスを対応づけたリストを登録する画面例である。操作部117から、通信モードと電話番号プレフィックス登録画面410で電話番号プレフィックス411と、通信モード412とを登録することができ、登録すれば、通信モード登録リスト画面413においてリスト414で表示される。
<処理手順>
次に、図5を参照して、本実施形態に係る通信端末装置100の発呼制御動作について説明する。以下で説明する処理は、通信端末装置100のCPU101がROM102等のメモリに格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することにより実現される。なお、以下で説明する処理は、図2Aに通信端末装置100−1の動作に対応する。
S501において、通信端末装置100−1では、ユーザによってスキャナ116に送信原稿がセットされる。ここで、CPU101は、送信原稿が載置されるトレイに設けられたセンサを介して、当該送信原稿が載置されたことを検知すると処理をS502に進める。その後、S502において、CPU101は、操作部117のテンキーなどを介したユーザ指示に従って、ファクス宛先画面403における相手先電話番号、及び通信モード(SIPサーバ経由の構内IP網、HGW経由の公衆IP網、公衆電話網、自動)を選択する。S503において、CPU101は、操作部117からファクシミリ送信操作が行われると、ジョブ制御部301によって、相手先電話番号や通信モード情報からFAX送信ジョブを生成し、S504で生成したジョブを通信管理部302へ通知する。
次に、S505において、CPU101は、通信モードが自動であるか否かを判定する。自動であればS507に進み、自動でない、即ち、特定の通信モードが設定されている場合はS506に進む。S507において、CPU101は、相手先番号を通信モード登録リストで登録されている電話番号のプレフィックスで検索し、一致する電話番号があるか否かを判定する。一致する電話番号があればS508に進み、なければS516に進む。S508において、CPU101は、一致した電話番号のプレフィックスに対応する通信モード、及びジョブ制御部301から通知された相手先電話番号のFAX送信ジョブ情報を用いて回線制御部303に対して発呼処理を依頼し、S509に進む。
一方、S505で通信モードが自動でないと判定するとS506に進み、CPU101は、ジョブ制御部301から通知された相手先電話番号、通信モードなどのFAX送信ジョブ情報を用いて回線制御部303に対して発呼処理を依頼し、S509に進む。
S506又はS508で発呼処理が依頼されると、回線制御部303は、宛先情報を送信先として、例えば、プロトコルスタック305に対してSIPプロトコルでHGW202−1と接続するように通知する。プロトコルスタック305で作成されたSIPメッセージはLAN I/F112を通してLAN113へ送信され、HGW202−1にINVITEが送信される。さらに、回線制御部303は、INVITEを送信した後は、レスポンスコードを受信したか否かを監視し、HGW202−1が転送したレスポンスコードを受信すると、通信管理部302へレスポンスコードを通知する。通信管理部302は、レスポンスコードを解析する。
S509において、CPU101は、レスポンスコードから通信エラーが発生したか否かを判定する。レスポンスコードが200OK(正常応答)なら通信エラーが発生していないと判断し、回線制御部303は、プロトコルスタック305に対してSIPプロトコルでACKをHGW202−1に送信する。HGW202−1は、ACK受信すると、NGN網204を介してACKをHGW202−2に転送する。HGW202−2は、ACKを通信端末装置100−3に転送する。通信端末装置100−3は、ACKを受信する。これにより、通信端末装置100−1と通信端末装置100−3との間でセッションが確立する。次いで、回線制御部303は、HGW202−1、NGN網204、及びHGW202−2を中継してT38プロトコルを用いてファクシミリデータを通信端末装置100−3に送信する。
一方、レスポンスコードが200OK以外、つまり通信エラーの場合は、S510へ進む。S510において、通信管理部302は、通信モードが「自動」であるか否かを判定する。通信モード情報が「自動」でない場合には現在設定されている通信モードがユーザが所望している通信モードであると判断しS514へ進む。一方、「自動」である場合にはユーザが所望している通信モードが特にないと判断しS511へ進む。
S511において、通信管理部302は、公衆回線網に対して再発呼するフォールバック設定が「ON」に設定されているか否かを判定する。具体的には、RAM103から公衆回線網へのフォールバックを実行する設定を読み出して判定する。公衆回線網に対して再発呼するフォールバック設定が「OFF」の場合にはS514へ進み、公衆回線網に対して再発呼するフォールバック設定が「ON」の場合にはS512へ進む。
S512において、通信管理部302は、受信したレスポンスコードのエラーがフォールバック処理の対象であるか否かを判定する。フォールバック処理の対象のエラーである場合にはS513へ進み、フォールバック処理の対象のエラーでない場合はS514へ進む。フォールバック処理の対象のエラーは、時間をおいて再発呼しても、NGN網204の通信状態が回復しない可能性が高い場合に出されるエラーである。例えば、“404 Not Found”などが挙げられる。“404 Not Found”は、相手先通信端末装置がNGN網204に接続されていない場合のエラーである。S513において、通信管理部302は通信モードを「公衆回線網」に設定(変更)し、S506へ進む。
一方、S514において、通信管理部302は、発生したエラーが、再発呼処理(リダイヤル処理)の対象であるか否かを判定する。この判定は、NGN網204又は通信端末装置100から受信したレスポンスに基づき、通信エラーを解析することで行われる。再発呼処理の対象のエラーは、一時的に通信を行うことができないエラーであり、時間をおいて再発呼すれば、NGN網204を用いた通信が成功する可能性が高い場合に出されるエラーである。例えば、“486 Busy Here”、“480 Temporarily Unavailable”である。“486 Busy Here”は、相手先がビジーの場合に出されるエラーである。“480 Temporarily Unavailable”メモリ不足、トナー切れなどの理由によって、相手先通信端末装置100−3がFAX受信できない場合が挙げられる。再発呼処理の対象のエラーでない場合にはS516へ進み、再発呼処理の対象のエラーである場合はS515へ進む。
S515において、CPU101は、回数判定手段として機能し、再発呼回数(実行回数)が再発呼上限回数(所定回数)に達したか否かを判定する。上限回数に達したと判定された場合には、S516に進む。一方、S515において、再発呼回数が再発呼上限回数に達していないと判定された場合は、S517へ進む。S517において、通信管理部302は、RAM103に記憶されている再発呼回数を、インクリメントしてS518に進む。S518において、通信管理部302は、FAXジョブを「再発呼」に設定し、タイマを再発呼発呼間隔時間に設定し、S519に進む。S519において、通信管理部302は、タイマが再発呼発呼間隔時間を経過したかを監視して、タイマが経過すればS506に進む。つまり、ここでは、通信モードを変更することなく、再度同じ通信モードでファクシミリ送信を行う。
S516において、ジョブ制御部301は、FAXジョブを削除してフローを終了する。つまり、ここでは、通信処理を正常終了するか、或いは、再発呼処理を実行することなく通信処理を終了する。なお、S509乃至S519の処理において、CPU101は、リトライ制御手段として機能する。
以上説明したように、本実施形態に係る通信端末装置は、異なるネットワークを介した複数の通信モードで外部装置と通信を行う。具体的には、通信端末装置は、ユーザ指示に従って通信モードを選択し、選択した通信モードで対応するネットワークを介して発呼処理を行う。当該発呼処理においてエラーが発生すると、本通信端末装置は、既に受け付けたユーザ指示と、当該エラーの原因から再発呼処理における通信モードを決定して実行する。このように、本願発明によれば、通信エラーの発生によって再発呼処理を行う際に、ユーザ指示を考慮して通信モードを決定することができ、できるがけユーザの要望に合わせた通信モードを選択することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば、エラーの内容によって、当該エラーの発生から所定時間が経過すると通信を行える状態に戻るか否かを判定するエラー判定部をさらに設けてもよい。この場合、本通信端末装置は、当該エラー判定部によって所定時間が経過すると通信を行える状態に戻らないと判定した場合は、通信モードを変更して再発呼処理を行う。一方、通信端末装置は、エラー判定部によって所定時間が経過すると通信を行える状態に戻ると判定した場合は、通信モードを変更することなく再発呼処理を行うようにしてもよい。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (9)

  1. 異なるネットワークを介した複数の通信モードで通信可能な通信端末装置であって、
    ユーザ指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けたユーザ指示に従って、前記複数の通信モードから1つの通信モードを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された通信モードに対応するネットワークを介して発呼処理を行う発呼手段と、
    前記発呼手段による発呼処理においてエラーが発生すると、前記受付手段によって受け付けた前記ユーザ指示と当該エラーの原因とから、再発呼を行う際の通信モードを決定し、該決定した通信モードで前記発呼手段によって再発呼処理を行わせるリトライ制御手段と
    を備え
    前記リトライ制御手段は、
    前記受付手段が受け付けた前記ユーザ指示において、特定の通信モードが設定されていた場合は、現在設定されている通信モードを変更することなく前記発呼手段に再発呼処理を行わせることを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記リトライ制御手段は、
    前記受付手段が受け付けた前記ユーザ指示において、通信モードが自動に設定されている場合は、現在設定されている通信モードを変更して前記発呼手段に再発呼処理を行わせることを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 宛先番号と、当該宛先番号へ発呼する際の通信モードとを関連付けて登録した登録リストをさらに備え、
    前記選択手段は、
    前記受付手段が受け付けた前記ユーザ指示において、特定の通信モードが設定されている場合は、該特定の通信モードを選択し、通信モードが自動に設定されている場合は、前記ユーザ指示に含まれる宛先番号と前記登録リストとを用いて、通信モードを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末装置。
  4. 前記複数の通信モードには、IP網を用いた第1通信モードと、公衆回線網を用いた第2通信モードとが含まれ、
    呼処理においてエラーが発生した場合に前記第2通信モードを用いて再発呼処理を行うフォールバック処理をユーザ指示に従って設定可能な設定手段をさらに備え、
    前記リトライ制御手段は、
    前記選択手段が前記第1通信モードを選択している場合において、
    前記受付手段が受け付けた前記ユーザ指示において通信モードが自動に設定され、かつ、前記設定手段によって前記フォールバック処理が設定されている場合には、前記第1通信モードを前記第2通信モードへ変更して前記発呼手段に再発呼処理を行わせ、
    前記受付手段が受け付けた前記ユーザ指示において通信モードが自動に設定され、かつ、前記設定手段によって前記フォールバック処理が設定されていない場合には、前記第1通信モードを変更することなく前記発呼手段に再発呼処理を行わせることを特徴とする請求項に記載の通信端末装置。
  5. 前記エラーの内容によって、該エラーの発生から所定時間が経過すると通信を行える状態に戻るか否かを判定するエラー判定手段をさらに備え、
    前記リトライ制御手段は、
    前記所定時間が経過すると通信を行える状態に戻らないと判定した場合は、前記第1通信モードを前記第2通信モードへ変更して前記発呼手段に再発呼処理を行わせ
    前記所定時間が経過すると通信を行える状態に戻ると判定した場合は、前記第1通信モードを変更することなく前記発呼手段に再発呼処理を行わせることを特徴とする請求項4に記載の通信端末装置。
  6. 前記再発呼処理の回数が予め設定された所定回数に達したか否かを判定する回数判定手段をさらに備え、
    前記リトライ制御手段は、
    前記再発呼処理の実行回数が前記所定回数に達すると、再発呼処理を行うことなく通信処理を終了することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の通信端末装置。
  7. 異なるネットワークを介した複数の通信モードで通信可能な通信端末装置の制御方法であって、
    受付手段が、ユーザ指示を受け付ける受付ステップと、
    選択手段が、前記受付ステップにおいて受け付けたユーザ指示に従って、前記複数の通信モードから1つの通信モードを選択する選択ステップと、
    発呼手段が、前記選択ステップにおいて選択された通信モードに対応するネットワークを介して発呼処理を行う発呼ステップと、
    リトライ制御手段が、前記発呼ステップによる発呼処理においてエラーが発生すると、前記受付ステップにおいて受け付けた前記ユーザ指示と当該エラーの原因とから、再発呼を行う際の通信モードを決定し、該決定した通信モードで前記発呼ステップにおいて再発呼処理を行わせるリトライ制御ステップと
    を実行し、
    前記リトライ制御ステップでは、
    前記受付ステップで受け付けた前記ユーザ指示において、特定の通信モードが設定されていた場合は、現在設定されている通信モードを変更することなく前記発呼手段に再発呼処理を行わせることを特徴とする通信端末装置の制御方法。
  8. 請求項7に記載された通信端末装置の制御方法における各ステップを、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の通信端末装置と、
    前記通信端末装置によって送受信する画像データを処理する画像処理手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
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