JP2015115890A - ファクシミリ装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】IP網と公衆網との両方を利用可能なファクシミリ装置において、通信内容に応じてユーザにとってより有利な通信方法を選択可能とする技術を提供する。
【解決手段】ファクシミリデータを送信相手先に公衆網で送信する第1の送信手段と、前記送信相手先から前記送信相手先のIP情報を受信する受信手段と、前記公衆網による通信を切断し、前記受信手段により受信された前記IP情報に基づいてIP網で前記ファクシミリデータを再送信するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により再送信すると判定された場合、前記公衆網による通信を切断し、前記IP情報に基づいてIP網で前記送信相手先に前記ファクシミリデータを再送信する第2の送信手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図10

Description

本発明は、ファクシミリ装置、制御方法及びプログラムに関する。
近年、FAXをインターネット又はLANを経由して送受信する際にIFP(インターネットファクシミリプロトコル(T.38))を用いた所謂リアルタイム型インターネットファクシミリ(以下、IPFAX)が行われている。IPFAXにおいてはPSTN(Public Switched Telephone Networks)回線(G3回線)を用いた接続(以下、G3FAX)ではなく、NGN(Next Generation Network)を介して送信側と受信側とが接続される。
NGNはIP(Internet Protocol)を用いてマルチメディアサービスを実現するための次世代電話網であり、各国でNGNとPSTN回線との置き換えが進行している。NGNにおいては音声通話もIPによって行われるので、アプリケーション層のプロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)を用いてリアルタイム通信が行われ、IPFAXもSIPを用いてセッション管理が行われている。
IPFAXは、G3FAXと比較して高速、かつ、安い通信料で利用することができる。しかし、IPFAXでは、送信元と送信先との双方がIPFAX用の回線を有している必要があるので、送信先がIPFAXを利用可能であることを知らない場合、G3回線を利用して送信されることが多い。
このような場合、例えばIPFAXとG3FAXとの両方を利用することができるような環境であっても、IPFAXが使われない等、資源を無駄にしてしまう場合がある。
これに対して特許文献1では、相手端末がIP網経由FAX受信が可能であることを簡単に知ることができ、通信コスト負担の少ないIP網経由のFAX送信への移行を容易にする技術が開示されている。
また特許文献2では、インターネットFAX通信手段とG3ファクシミリ通信手段とを有する画像通信装置について開示されている。より具体的に説明すると、特許文献2では、前記G3ファクシミリ通信手段による交信中に相手機のFAX機能を検出し、相手機のFAX機能の検出に基づいて、前記G3ファクシミリ通信手段にG3ファクシミリモードの交信を切断させ、前記インターネットFAX通信手段による通信に移行するよう制御する画像通信装置が開示されている。
特開2004−282468号公報 特開平11−298707号公報
特許文献1に開示されている技術は、公衆網を経由して発呼し、着呼端末との間でのFAXプロトコル実行中、着呼端末から送られてくるDISを取得し、前記着呼端末(相手先)に「T.38 IPFAX受信能力」があるかを判定する。そして、この技術は、相手先に「T.38 IPFAX受信能力」があると判定した場合、相手先にIPFAX受信能力がある旨のメッセージを表示する。なお、ここでいうDISとは、Digital Identification Signalの略である。
しかしながら特許文献1の技術では、相手先にIPFAX受信能力がある旨がわかるようにするだけであり、FAX通信は引き続き行われるようになっている。例えばIPFAXを利用した送信を行いたい場合は、ユーザが手作業で再送信する必要がある。
また、特許文献2に開示されている技術は、G3ファクシミリモードからインターネットFAX通信に切り替える構成であり、インターネットFAX通信可能であればインターネットFAX通信に切り替えるようになっている。そのため、この技術では、IPFAXへの切り替えを想定した場合、通信内容によって回線を切り替えないほうが有利な場合であっても切り替えてしまう。これはインターネットFAXがインターネット回線を利用した利用料金を気にする必要がほとんどない通信であるからである。これに対して、IPFAXとは前述したとおり、NGN回線を利用する方式であり、通常は通信の都度通信料金が発生する。また、低速なG3回線で大量の通信を行った場合、かかった時間に比例して時間がIPFAXの場合と比較して余計にかかってしまう。結果として、長電話状態となり通信料も余計にかかってしまう。
本発明は、IP網と公衆網との両方を利用可能なファクシミリ装置において、通信内容に応じてユーザにとってより有利な通信方法を選択可能とする技術を提供することを目的とする。
そこで、本発明のファクシミリ装置は、ファクシミリデータを送信相手先に公衆網で送信する第1の送信手段と、前記送信相手先から前記送信相手先のIP情報を受信する受信手段と、前記公衆網による通信を切断し、前記受信手段により受信された前記IP情報に基づいてIP網で前記ファクシミリデータを再送信するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により再送信すると判定された場合、前記公衆網による通信を切断し、前記IP情報に基づいてIP網で前記送信相手先に前記ファクシミリデータを再送信する第2の送信手段と、を有する。
本発明によれば、IP網と公衆網との両方を利用可能なファクシミリ装置において、通信内容に応じてユーザにとってより有利な通信方法を選択可能とする技術を提供することができる。
システム構成の一例を示す図である。 複合機のハードウェア構成の一例を示す図である。 複合機の機能構成の一例を示す図である。 送信先IPFAX番号通知設定画面の一例を示す図である。 再送信設定画面等の一例を示す図である。 料金比較テーブルの一例を示す図である。 アドレス帳登録設定画面等の一例を示す図である。 送信相手先複合機の処理の一例を示すフローチャートである。 G3プロトコルの一例を示す図である。 送信元複合機の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき説明する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態におけるファクシミリシステムのシステム構成の一例を示す図である。
図1に示す例では、送信元複合機109と送信相手先複合機108とが、NGN網101及びPSTN網107を利用してファクシミリ通信可能なように接続されている。NGN網101は、IP(Internet Protocol)を用いてマルチメディアサービスを実現するための次世代電話網(IP網)である。また、PSTN網107は、例えばG3回線のような公衆網である。
送信元複合機109とNGN網101とは、NGN GW(Gate Way)106により接続されている。NGN網101とPSTN網107とは、G3 GW105により接続されている。NGN網101と送信相手先複合機108とは、NGN GW102により接続されている。
送信元複合機109が送信相手先複合機108にファクシミリデータ(以下、ファクシミリ)をG3回線で送信(第1の送信)すると、送信相手先複合機108は、送信元複合機109にIPFAX番号又はURIアドレス(アドレス情報)を通知する。IPFAX番号又はURIアドレスは、IP情報の一例である。以降の説明では、送信相手先複合機108が送信元複合機109にIPFAX番号を通知するものとして説明する。また、送信相手先複合機108は、G3プロトコル(FAX伝送制御手順)の所定領域を利用して前記通知を行う。
送信元複合機109は、IPFAX番号の通知を受けると、予め設定された条件により、そのままG3回線で通信を行うか、IPFAX回線に切り替えて再送(第2の送信)するかを判定する。そして、送信元複合機109は、IPFAX回線に切り替えると判定した場合は、G3回線を切断しIPFAX回線で送信を行う。
図1に示すシステムにおいて送信元複合機109は、送信相手先複合機108にファクシミリ送信を行う際、NGN網101によって宛先の判別を行う。そして、送信元複合機109は、G3FAXの宛先であればPSTN網107を利用して送信を行い、IPFAXの宛先であればそのままNGN網101を利用して送信する。
なお、本実施形態では、送信元複合機109及び送信相手先複合機108をファクシミリ装置として説明するが、ファクシミリ装置は複合機に限ったものではない。例えば、ファクシミリ専用機であってもよいし、ファクシミリをファイルとして扱うPC−FAXやFAXサーバであってもよい。
図2は、図1に示す送信元複合機109及び送信相手先複合機108のハードウェア構成の一例を示す図である。
送信元複合機109及び送信相手先複合機108のハードウェア構成は同様であるので、ここでは送信元複合機109を例としてハードウェア構成について説明する。
送信元複合機109は、コントローラユニット316を有している。
コントローラユニット316は、CPU301、RAM302、ROM303、ハードディスクドライブ(HDD)304、ネットワークI/F305、モデム306、操作部I/F307、外部I/F318及びイメージバスI/F320を有している。これらはシステムバス309によって相互に接続されている。更に、コントローラユニット316は、ラスタイメージプロセッサ(RIP)310、プリンタI/F311、スキャナI/F313及び画像処理部317を有している。これらは画像バス315によって相互に接続されている。そして、システムバス309と画像バス315とはイメージバスI/F320によって接続されている。
CPU301は、送信元複合機109全体の制御を司るプロセッサである。CPU301が、ROM303やHDD304に格納されているプログラムを実行することにより、送信元複合機109の機能構成及び後述する送信元複合機109のフローチャートに係る処理が実現される。
RAM302は、CPU301のワークメモリとして用いられるとともに、プログラムをロードするためのプログラムメモリ及び画像データを一時的に記録するための画像メモリとしても用いられる。
ROM303にはブートプログラム及び各種制御プログラムが格納されており、CPU301はROM303からこれらのプログラムを読み込んで各種制御を実行する。
HDD304には送信元複合機109を制御するための各種プログラム及び画像データが格納される。送信元複合機109がクライアント装置から受信したセキュリティ設定の印刷データ(画像データ)もHDD304に記憶される。
操作部I/F307は、操作部308に接続されるインタフェースであり、操作部308から入力された例えばスタートボタンの選択等のキー情報をCPU301に送るとともに、CPU301の指示に従い各種情報を操作部308に送る。
ネットワークI/F305は、ネットワークケーブルによって接続され、送信元複合機109とNGN網101との間でIPFAX回線を利用したFAX送受信等のデータの入出力を行う。
モデム306は、PSTN網107に接続されて、G3回線を利用したFAX送受信等のデータの入出力を行う。
外部I/F318は、例えばUSB、IEEE1394、プリンタポート、又はRS−232C等の外部入力を受け付けるインタフェースである。ここでは、ユーザの認証を行う際に必要となる非接触ICカード(記憶媒体)の読み取り用のカードリーダ319が外部I/F318に接続されている。CPU301は、外部I/F318を介してカードリーダ319によるICカードの情報読み取りを制御して、ICカードから読み取られたカード情報を取得する。
イメージバスI/F320は、システムバス309と画像データを高速で転送するための画像バス315とを接続して、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス315は、PCIバス又はIEEE1394で規定のバスで構成される。
RIP310は、例えばPDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。
プリンタI/F311は、プリンタ312とコントローラユニット316とを接続して、画像データについて同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナI/F313は、スキャナ314とコントローラユニット316とを接続して、画像データについて同期系/非同期系の変換を行う。
画像処理部317は、画像データに対して所定の補正、加工及び編集を行うとともに、プリント出力画像データに対してプリンタの補正及び解像度変換等を行う。画像処理部317は、画像データに対して回転処理を行うとともに、多値の画像データに対してはJPEG等の圧縮伸張処理を行い、2値の画像データについてはJBIG、MMR、又はMH等の圧縮伸張処理を行う。そして、画像処理部317は、スキャナ314による読み取りの結果得られた画像データを画像処理して、例えばPDF形式ファイルのようなファイル出力可能な形式に変換する。
CPU301は、画像処理部317でファイル出力可能な形式に変換された画像ファイルをネットワークI/F305を介して外部装置に送信する。
スキャナ314は、原稿を照明して、例えば原稿をCCDラインセンサで走査し、原稿上の画像をラスタイメージデータである電気信号に変換する。ここで、スキャナ314による原稿の読み取りの際に、ユーザは原稿を原稿フィーダのトレイにセットする。そして、ユーザが操作部308を介して原稿読み取り起動指示を行うと、CPU301は、スキャナ314に読み取り指示を与える。これによって、原稿フィーダが原稿を1枚ずつフィードして、スキャナ314が原稿の画像を読み取る。
プリンタ312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換して印刷を行う。プリンタ312には、所謂感光体ドラム又は感光体ベルトを用いた電子写真方式のプリンタや、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙に直接画像を印字するインクジェット方式のプリンタ等があるが、何れの方式のプリンタを用いてもよい。プリンタ312は、CPU301からのプリント指示によってプリント動作を開始する。また、プリンタ312は、異なる用紙サイズ又は異なる用紙の向きを選択することができるように複数の給紙段を備えており、給紙段には用紙に対応した用紙カセットが備えられている。
操作部308は、例えばLCD表示部を備えており、LCD表示部上にはタッチパネルシートが配設されている。このLCD表示部には送信元複合機109の操作画面が表示され、操作画面上でユーザによりキーが操作されると、タッチパネルシート上の位置情報が操作部I/F307を介してCPU301に送られる。
操作部308には、各種操作キーとして、例えばスタートキー、ストップキー、IDキー及びリセットキー等が備えられている。操作部308に備えられたスタートキーは、原稿の読み取りを開始する際等に操作される。
スタートキーの中央部には、緑及び赤の2色のLEDが配置され、これらLEDの発光に応じてスタートキーが使用可能な状態にあるか否かが示される。
操作部308に備えられたストップキーは、プリント動作等を停止する際に操作される。
操作部308に備えられたIDキーは、ユーザIDを入力する際に操作され、更に、手動でユーザのログアウト処理を行う際に操作される。
操作部308に備えられたリセットキーは印刷設定等の各種設定を初期化する際に操作される。
カードリーダ319は、CPU301の制御下で、非接触ICカードに記憶されたカード情報を読み取って、読み取ったカード情報を外部I/F318を介してCPU301に通知する。
送信元複合機109は、スキャナ314から読み込んだ画像データをLAN103を介して通信可能な機器に送信する。一方、送信元複合機109は、LAN103を介して通信可能な機器から受信した画像データをプリンタ312によって印刷出力することができる。
更に、送信元複合機109は、スキャナ314から読み込んだ画像データをモデム306によってPSTN網107にFAX送信する。一方、送信元複合機109は、PSTN網107から受信したFAX、即ち、画像データをプリンタ312で印刷出力することができる。
以上のハードウェア構成は、送信相手先複合機108についても同様である。即ち、送信相手先複合機108のCPU301が、送信相手先複合機108のROM303やHDD304に格納されているプログラムを実行することにより、送信相手先複合機108の機能構成及び後述する送信相手先複合機108のフローチャートに係る処理が実現される。
図3は、図1に示す送信元複合機109及び送信相手先複合機108の機能構成の一例を示す図である。
送信元複合機109及び送信相手先複合機108の機能構成は同様である。ここでは、両者をファクシミリ装置と称して、ファクシミリ装置の機能構成について説明する。
ファクシミリ装置は、IPFAX再送信部201、アドレス帳登録部202、IPFAX再送信条件記憶部203、IPFAX番号アドレス帳登録条件記憶部204、送信相手先IPFAX番号記憶部205、IPFAX番号通知部206及びIPFAX番号通知設定記憶部207を有する。
IPFAX再送信部201、アドレス帳登録部202、IPFAX再送信条件記憶部203、IPFAX番号アドレス帳登録条件記憶部204及び送信相手先IPFAX番号記憶部205は、ファクシミリ装置が送信元である場合の機能である。一方、IPFAX番号通知部206及びIPFAX番号通知設定記憶部207は、ファクシミリ装置が送信先、即ち、ファクシミリを受信する側である場合の機能である。
IPFAX番号通知部206は、ファクシミリ装置がG3回線でファクシミリを受信すると、G3プロトコルの所定データ内に自身(自装置)のIPFAX番号を設定して送信元に通知する。IPFAX番号通知部206は、IPFAX番号を通知するか否かをIPFAX番号通知設定記憶部207に記憶されている通知設定情報に基づいて判定する。なお、ユーザが操作部308を介して予め設定した通知設定情報は、IPFAX番号通知設定記憶部207に記憶される。詳細については、図4等を用いて後述する。
IPFAX再送信部201は、ファクシミリ装置がIPFAX番号の通知を受けると、IPFAX再送信条件記憶部203に記憶されている再送信条件情報に基づいて、G3回線による通信を切断してIPFAX回線を利用して再送信を行うか否かを判定する。IPFAX再送信部201は、再送信条件情報が示す条件を満たしていればIPFAX回線を利用して再送信を行う。再送信条件の詳細については図5等を用いて後述するが、ファクシミリ原稿のサイズや、IPFAXで再送信した場合に発生する費用等に基づく条件である。なお、ユーザが操作部308を介して予め設定した再送信条件情報は、IPFAX再送信条件記憶部203に記憶される。
アドレス帳登録部202は、IPFAX番号アドレス帳登録条件記憶部204に記憶されているアドレス帳登録条件情報に従って、通知を受けたIPFAX番号を送信相手先IPFAX番号記憶部205に記憶されているアドレス帳に登録する。アドレス帳登録条件の詳細については図7等を用いて後述するが、再送が成功した場合に登録する等といった条件である。ユーザが操作部308を介して予め設定したアドレス帳登録条件情報は、IPFAX番号アドレス帳登録条件記憶部204に記憶される。
図4は、送信相手先複合機108がG3回線でファクシミリを受信した際に送信元複合機109に自身のIPFAX番号を通知するか否かに関する通知設定画面の一例を示す図である。
図4の通知設定画面400は、ファクシミリ装置の操作パネルに表示されるようにしてもよいし、PCに表示されるようにしてもよい。ここでは、ユーザがファクシミリ装置の操作部308を介して通知設定画面400で設定を行うものとして説明する。なお、ユーザが操作部308を介して通知設定画面400で設定した情報が上述した通知設定情報としてIPFAX番号通知設定記憶部207に記憶される。
ユーザが操作部308を介して「通知する401」を選択した場合、送信相手先複合機108がG3回線でファクシミリを受信すると、IPFAX番号通知部206は、IPFAX番号を送信元複合機109に通知する。
更にオプションで、ユーザは、操作部308を介して「特定の相手403」や「2度目以降の受信404」を選択することができる。
ユーザは、操作部308を介して「特定の相手403」を選択した場合、IPFAX番号通知部206がIPFAX番号を送信する特定の相手(例えば送信元複合機109)をアドレス帳やファクシミリ番号を利用して指定することができる。特定の相手の指定は、複合機の指定でもよいし、特定の電話番号でもよいし、ユーザ名でもよい。これにより、IPFAX番号通知部206は、送信相手先複合機108が前記特定の相手からG3回線でファクシミリを受信した場合にIPFAX番号を通知するようになる。
ユーザが操作部308を介して「2度目以降の受信404」を選択した場合、IPFAX番号通知部206は、送信元電話番号が過去に受信したことがある番号である場合、即ち、初めての受信ではない場合に送信元複合機109にIPFAX番号を通知する。
このように、ユーザが操作部308を介して「特定の相手403」や「2度目以降の受信404」を選択することにより、IPFAX番号通知部206は、条件を満たす送信元複合機109に対してIPFAX番号を通知するようになる。これにより、セキュリティを向上させることができる。
また、ユーザが操作部308を介して「通知しない402」を選択した場合、送信相手先複合機108は、G3回線での接続のまま受信を行い、送信元複合機109にIPFAX番号を通知しない。
図5は、送信元複合機109がG3回線でファクシミリ送信をした後、送信相手先複合機108からIPFAX番号の通知を受けた際に送信相手先複合機108にIPFAX回線で再送信を行うか否かに関する再送信設定画面の一例を示す図である。
図5の(a)、(b)の再送信設定画面500及び詳細設定画面507は、ファクシミリ装置の操作パネルに表示されるようにしてもよいし、PCに表示されるようにしてもよい。ここでは、ユーザがファクシミリ装置の操作部308を介して再送信設定画面500及び詳細設定画面507で設定を行うものとして説明する。なお、ユーザが操作部308を介して再送信設定画面500及び詳細設定画面507で設定した情報が上述した再送信条件情報としてIPFAX再送信条件記憶部203に記憶される。
ユーザが操作部308を介して「再送信しない501」を選択した場合、IPFAX再送信部201は、送信元複合機109が送信相手先複合機108からIPFAX番号の通知を受けてもファクシミリの再送信を行わない。
ユーザが操作部308を介して「再送信する502」を選択した場合、送信元複合機109は、詳細な条件の設定を行う詳細設定画面507を表示する。
ユーザが操作部308を介して「無条件で再送信503」を選択した場合、IPFAX再送信部201は、無条件でG3回線による通信を切断してIPFAX回線による再送信を行う。
ユーザが操作部308を介して「画面サイズが基準値以上で再送信504」を選択した場合、「基準サイズ505」が設定可能となる。そして、例えば図5の(b)に示すようにユーザが「1500kb」と設定した場合、IPFAX再送信部201は、1500kb以上のサイズのファクシミリを送信している場合にG3回線による通信を切断してIPFAX回線により再送信を行う。
ユーザが操作部308を介して「通信費用が安くなる場合に再送信506」を選択した場合、IPFAX再送信部201は、そのままG3回線により通信を続ける場合とIPFAX回線により再送信する場合とでどちらの費用が安いかを判定する。そして、IPFAX再送信部201は、IPFAX回線により再送信した方が安くなる場合にG3回線による通信を切断してIPFAX回線により再送信を行う。
ここで、IPFAX再送信部201は、図6に示す料金比較テーブル508に基づいて再送信を行うかどうかを判定する。即ち、IPFAX再送信部201は、料金比較テーブル508に基づいて、G3回線により通信を続ける場合とIPFAX回線により再送信する場合とでどちらの費用が安いかを判定する。料金比較テーブル508は、IPFAX再送信条件記憶部203に記憶されており、ファクシミリ原稿の送信サイズに対する送信費用(料金)が対応付けられている。料金比較テーブル508の単位サイズあたりの送信費用(料金)は管理者により設定されている。送信元複合機109は、送信状況に応じて料金比較テーブル508を更新する。
図6に示される例では、ファクシミリ原稿のトータルサイズが50MBとなっている。このトータルサイズ情報は、送信元複合機109がメモリ送信を行う際に取得することができる情報である。
「送信済み」欄には、送信元複合機109がG3回線により送信済みのサイズ及び前記送信済みのサイズに対応する料金が示されている。
「未送信」欄には、トータルサイズから送信済みサイズを引いたサイズが示されている。
「継続」欄には、送信元複合機109がこのままG3回線で送信を継続した場合にかかる費用(例えば電話料金)が示されている。即ち、図6の例の場合、G3回線で送信済みのサイズに対応する費用とG3回線で送信を継続した場合の費用とを合わせると全部で300円かかることとなる。
「切り替え」欄には、IPFAX再送信部201がIPFAX回線で再送信する場合にかかる費用が示される。即ち、「切り替え」欄には、IPFAX再送信部201がIPFAX回線で新たに50MBの原稿を送信する際の費用が示される。図6の例の場合、既に30円かかっているので、IPFAX再送信部201は、G3回線で送信した場合にかかる300円とIPFAX回線で再送信した場合にかかる130円とを比較する。この場合、IPFAX再送信部201は、IPFAX回線で再送信した方が安いと判定し、G3回線による通信を切断してIPFAX回線で再送信することになる。
なお、IPFAX再送信部201は、G3回線で送信する場合とG3回線を切断してIPFAX回線で再送信する場合とにおいて同額となる場合や、IPFAX回線に切り替えて送信した方が費用が高くなる場合には、切り替えずにG3回線のまま送信を継続する。
これにより、送信元複合機109は、G3回線とIPFAX回線との両方が使用可能な場合に、費用の面からより有利な通信方法を選択することができる。
図7は、送信元複合機109が送信相手先複合機108から通知を受けたIPFAX番号をアドレス帳に登録するか否かに関する設定を行うアドレス帳登録設定画面の一例を示す図である。
図7のアドレス帳登録設定画面600は、ファクシミリ装置の操作パネルに表示されるようにしてもよいし、PCに表示されるようにしてもよい。ここでは、ユーザがファクシミリ装置の操作部308を介してアドレス帳登録設定画面600で設定を行うものとして説明する。なお、ユーザが操作部308を介してアドレス帳登録設定画面600で設定した情報が上述したアドレス帳登録条件情報としてIPFAX番号アドレス帳登録条件記憶部204に記憶される。また、アドレス帳は送信相手先IPFAX番号記憶部205に記憶されている。
ユーザは、操作部308を介して「登録する601」を選択すると、更に、「再送信した場合603」及び「再送信に成功した場合604」を選択することができるようになる。
ユーザが操作部308を介して「再送信した場合603」を選択した場合、アドレス帳登録部202は、IPFAX再送信部201によって再送信が行われた場合に、送信相手先複合機108から通知を受けたIPFAX番号をアドレス帳に登録する。
ユーザが操作部308を介して「再送信に成功した場合604」を選択した場合、アドレス帳登録部202は、IPFAX再送信部201による再送信が成功した場合に、送信相手先複合機108から通知を受けたIPFAX番号をアドレス帳に登録する。
また、「再送信した場合603」及び「再送信に成功した場合604」の何れも選択されなかった場合、アドレス帳登録部202は、送信相手先複合機108から通知を受けたIPFAX番号を無条件で登録する。
また、アドレス帳登録部202は、アドレス帳にIPFAX番号が複数登録されている場合、IPFAX番号608のように優先的に選択されるIPFAX番号を設定することもできる。即ち、アドレス帳登録部202は、送信相手先複合機108から通知を受けたIPFAX番号をデフォルト設定として優先的に選択されるように設定して登録することもできる。
ユーザが操作部308を介して「登録しない602」を選択した場合、アドレス帳登録部202は、送信相手先複合機108から通知を受けたIPFAX番号をアドレス帳に登録しない。
なお、アドレス帳に名称606及びPSTN電話番号607が既に登録されている場合、アドレス帳登録部202は、IPFAX番号608を追加で登録する。
このように、アドレス帳登録部202は、送信相手先複合機108から通知を受けたIPFAX番号のうち所望のIPFAX番号を登録することができる。これにより、ユーザがG3回線とIPFAX回線との両方を利用可能なファクシミリ装置を使用する際の利便性が向上する。
図8は、送信相手先複合機108がG3回線でファクシミリを受信した際にIPFAX番号を送信元複合機109に通知するか否かに係る処理の一例を示すフローチャートである。
S701で、IPFAX番号通知部206は、送信相手先複合機108が受信したファクシミリの着信回線がIPFAX回線であった場合、IPFAX番号を送信元複合機109に通知しない。即ち、送信相手先複合機108は、IPFAX回線でファクシミリを受信し、図8の処理を終了する。一方、IPFAX番号通知部206は、送信相手先複合機108が受信したファクシミリの着信回線がG3回線(PSTN回線)であった場合、処理をS702に進める。
S702で、IPFAX番号通知部206は、IPFAX番号通知設定記憶部207に通知設定情報に関する設定が記憶されている場合、処理をS703に処理を進める。一方、IPFAX番号通知部206は、IPFAX番号通知設定記憶部207に通知設定情報に関する設定が記憶されていない場合、又は、IPFAX番号を通知しない旨の設定が記憶されている場合、IPFAX番号を送信元複合機109に通知しない。即ち、送信相手先複合機108は、G3回線のままファクシミリを受信し、図8の処理を終了する。
S703で、IPFAX番号通知部206は、IPFAX番号通知設定記憶部207に記憶されている通知設定情に基づいてIPFAX番号を送信元複合機109に通知し、図8の処理を終了する。ここで、IPFAX番号通知部206は、図4を用いて上述した「特定の相手403」が選択されて設定されている場合、送信相手先複合機108が前記特定の相手(送信元複合機109)からG3回線でファクシミリを受信した場合にIPFAX番号を通知する。また、IPFAX番号通知部206は、「2度目以降の受信404」が選択されて設定されている場合、2度目以降の受信相手(送信元複合機109)に対してIPFAX番号を通知する。なお、IPFAX番号通知部206は、IPFAX番号ではなくURIアドレスを通知するようにしてもよい。
ここで、IPFAX番号通知部206は、IPFAX番号をG3プロトコル(FAX伝送制御手順)の所定データ内に設定して送信元複合機109に通知する。G3プロトコルは、例えば図9に示すような構成をしている。IPFAX番号通知部206は、例えば<NSF>の各メーカーが自由に使ってよいエリア等を利用してIPFAX番号を通知する。IPFAX番号通知部206は、例えば「送信先IPFAX番号sip:xxx.jp」のように通知する。
以上の処理により、IPFAX番号通知部206は、送信相手先複合機108がG3回線でファクシミリを受信した際に、設定された条件を満たす送信元複合機109に対してIPFAX番号を通知することができる。これにより、IPFAX番号通知部206は、IPFAX番号を通知する際のセキュリティを向上させることができる。
図10は、送信元複合機109が送信相手先複合機108からG3プロトコルによってIPFAX番号の通知を受けた際の処理の一例を示すフローチャートである。
S801で、IPFAX再送信部201は、送信元複合機109が送信相手先複合機108からIPFAX番号の通知を受けていれば、処理をS802に進める。一方、IPFAX再送信部201は、送信元複合機109が送信相手先複合機108からIPFAX番号の通知を受けていなければIPFAX回線を利用した再送信を行わない。即ち、送信元複合機109は、G3回線のままファクシミリを送信して、図10の処理を終了する。
S802で、IPFAX再送信部201は、IPFAX再送信条件記憶部203に再送信条件情報に関する設定が記憶されている場合、処理をS803に進める。一方、IPFAX再送信部201は、IPFAX再送信条件記憶部203に再送信条件情報に関する設定が記憶されていない場合、又は、再送信しない旨の設定が記憶されている場合、再送信を行わずに処理をS806に進める。
S803で、IPFAX再送信部201は、再送信条件情報に関する設定として図5を用いて上述した「画面サイズが基準値以上で再送信504」が設定されている場合、処理をS804に進める。一方、IPFAX再送信部201は、再送信条件情報に関する設定として「無条件で再送信503」が設定されている場合、処理をS805に進める。
S804で、IPFAX再送信部201は、送信するファクシミリのサイズ(画像サイズ)が設定されたサイズ以上(基準値以上)である場合、処理をS805に進め、基準値未満である場合、処理をS806に進める。
なお、IPFAX再送信部201は、S804の処理に替えて、又は、S804の処理とともに、G3回線で継続して送信する場合とG3回線を切断してIPFAX回線で再送信する場合とにおける通信費用の比較判定をするようにしてもよい。即ち、IPFAX再送信部201は、IPFAX回線で再送信する方が安いと判定した場合、処理をS805に進めるようにしてもよい。通信費用の比較判定に係る処理については、図6等を用いて上述したため詳細な説明を省略する。
S805で、IPFAX再送信部201は、G3回線を切断してG3FAXの送信を一旦中断し、送信相手先複合機108から通知を受けたIPFAX番号を利用してIPFAX回線で再送信する。
S806で、アドレス帳登録部202は、IPFAX再送信部201がアドレス帳に登録されているIPFAX番号を用いて送信した場合、処理をS807に進める。一方、アドレス帳登録部202は、IPFAX再送信部201がアドレス帳に登録されていないIPFAX番号を用いて再送信した場合、図10の処理を終了する。
S807で、アドレス帳登録部202は、IPFAX番号アドレス帳登録条件記憶部204に記憶されているアドレス帳登録条件情報に基づいて、通知を受けたIPFAX番号を登録するか否かを判定する。S807の処理については図7を用いて上述したため、詳細な説明を省略する。
S808で、アドレス帳登録部202は、通知を受けたIPFAX番号を送信相手先IPFAX番号記憶部205に記憶されているアドレス帳に登録し、図10の処理を終了する。
なお、S806の判定処理は、予め設定しておくことにより、実行するようにも実行しないようにも構成することが可能である。この判定が実行されない場合、IPFAX再送信部201がアドレス帳を利用して送信したか否かに係わらず、S807の処理が実行される。
以上の処理により、IPFAX再送信部201は、IPFAX回線での再送信が有利と判定した場合にG3回線を切断してIPFAX回線で再送信することができる。また、アドレス帳登録部202は、送信相手先複合機108から通知を受けたIPFAX番号のうち所望のIPFAX番号を登録することができる。
<その他の実施形態>
また、本実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、IP網と公衆網(G3回線)との両方を利用可能なファクシミリ装置において、通信内容に応じてユーザにとってより有利な通信方法を選択可能とする技術を提供することができる。
以上、本発明の好ましい形態について詳述したが、本実施形態は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
101 NGN網、102 NGN GW、105 G3 GW、106 NGN GW、108 送信相手先複合機(ファクシミリ装置)、109 送信元複合機(ファクシミリ装置)

Claims (14)

  1. ファクシミリデータを送信相手先に公衆網で送信する第1の送信手段と、
    前記送信相手先から前記送信相手先のIP情報を受信する受信手段と、
    前記公衆網による通信を切断し、前記受信手段により受信された前記IP情報に基づいてIP網で前記ファクシミリデータを再送信するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により再送信すると判定された場合、前記公衆網による通信を切断し、前記IP情報に基づいてIP網で前記送信相手先に前記ファクシミリデータを再送信する第2の送信手段と、
    を有するファクシミリ装置。
  2. 前記判定手段は、設定された再送信条件を満たす場合、前記公衆網による通信を切断し、前記IP情報に基づいてIP網で前記送信相手先に前記ファクシミリデータを再送信すると判定する請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 前記判定手段は、前記ファクシミリデータのサイズが予め定められたサイズ以上であるという前記再送信条件を満たす場合、前記公衆網による通信を切断し、前記IP情報に基づいてIP網で前記送信相手先に前記ファクシミリデータを再送信すると判定する請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 前記判定手段は、前記公衆網よりも前記IP網の方が前記ファクシミリデータの送信における通信費用が安くなるという前記再送信条件を満たす場合、前記公衆網による通信を切断し、前記IP情報に基づいてIP網で前記送信相手先に前記ファクシミリデータを再送信すると判定する請求項2記載のファクシミリ装置。
  5. 前記受信手段により受信された前記IP情報を登録する登録手段を更に有する請求項1乃至4何れか1項記載のファクシミリ装置。
  6. 前記登録手段は、前記第2の送信手段により前記送信相手先に前記ファクシミリデータが再送信された場合、前記IP情報を登録する請求項5記載のファクシミリ装置。
  7. 前記登録手段は、前記IP情報をデフォルトのIP情報として登録する請求項5記載のファクシミリ装置。
  8. 前記公衆網によりファクシミリデータが受信された場合に、前記ファクシミリデータの送信元に前記ファクシミリ装置のIP情報を送信する送信手段を更に有する請求項1乃至7何れか1項記載のファクシミリ装置。
  9. 前記送信手段は、前記公衆網によりファクシミリデータが受信された場合であって、前記ファクシミリデータの送信元が予め定められた送信元である場合、前記予め定められた送信元に前記IP情報を送信する請求項8記載のファクシミリ装置。
  10. 前記送信手段は、前記公衆網によりファクシミリデータが受信された場合であって、前記ファクシミリデータの送信元からの受信が2度目以降である場合、前記送信元に前記IP情報を送信する請求項8記載のファクシミリ装置。
  11. 前記受信手段は、前記送信相手先から前記送信相手先のIPFAX番号又はアドレス情報のうち少なくとも何れか1つを含む前記IP情報を受信する請求項1乃至10何れか1項記載のファクシミリ装置。
  12. 前記第1の送信手段は、前記ファクシミリデータを前記送信相手先に公衆網であるG3回線で送信する請求項1乃至11何れか1項記載のファクシミリ装置。
  13. ファクシミリ装置が実行する制御方法であって、
    ファクシミリデータを送信相手先に公衆網で送信する第1の送信ステップと、
    前記送信相手先から前記送信相手先のIP情報を受信する受信ステップと、
    前記公衆網による通信を切断し、前記受信ステップにより受信された前記IP情報に基づいてIP網で前記ファクシミリデータを再送信するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより再送信すると判定された場合、前記公衆網による通信を切断し、前記IP情報に基づいてIP網で前記送信相手先に前記ファクシミリデータを再送信する第2の送信ステップと
    を含む制御方法。
  14. コンピュータに、
    ファクシミリデータを送信相手先に公衆網で送信する第1の送信ステップと、
    前記送信相手先から前記送信相手先のIP情報を受信する受信ステップと、
    前記公衆網による通信を切断し、前記受信ステップにより受信された前記IP情報に基づいてIP網で前記ファクシミリデータを再送信するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより再送信すると判定された場合、前記公衆網による通信を切断し、前記IP情報に基づいてIP網で前記送信相手先に前記ファクシミリデータを再送信する第2の送信ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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