JP5408120B2 - 通信装置、通信装置のプログラムおよび通信装置の制御方法 - Google Patents
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Description
すると、例えば、公衆回線網を用いて通信を行いたくない場合(IP網を用いた通信処理の方が、公衆回線網を用いた通信処理と比べて、通信料金が低額・通信速度が高速などのメリットが大きい場合など)においても、公衆回線網に対して再発呼が行われてしまう場合がある。本明細書では、このような不便性を解消することができる技術を提供する。
本願に記載の通信装置は、公衆回線網およびIP網に接続される通信装置である。本願に記載の通信装置は、公衆回線網の一般識別情報を用いて、公衆回線網を介して公衆回線通信処理を実行する公衆回線処理通信部と、IP網用のIP識別情報を用いて、IP網を介してIP通信処理を実行するIP処理通信部と、IP網を介してのIP通信処理から公衆回線網を介しての公衆回線通信処理に切替えて再発呼するフォールバック処理を実行するか否かの設定を行う設定部と、IP処理通信部によるIP通信処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合には通信エラー内容を取得する第1検出部と、第1検出部によってIP通信処理が成功していないことが検出された場合に、取得された通信エラー内容に基づいて、IP網を介してIP通信処理を用いて再発呼するリダイヤル処理を実行できる可能性が低いか否かを判断する第1判断部と、を備える。また、IP処理通信部は、リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと第1判断部で判断される場合、フォールバック処理を実行する設定が設定部でされている場合には、フォールバック処理を実行し、リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと第1判断部で判断されない場合には、リダイヤル処理を実行する。
(システムの構成)
図面を参照して第1実施例を説明する。図1に示されるように、通信システム2は、PSTN(Public Switched Telephone Networks)4、NGN(Next Generation Network)網8、LAN6、LAN9、FAX装置10および110、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ60、ホームゲートウェイ71、を備える。
FAX装置10の構成について説明する。FAX装置10は、一般FAX機能、IPFAX(Internet Protocol FAX)機能、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能等の多機能を備える。なお、一般FAX機能は、PSTN4を介して通信を実行するための各FAX装置の識別情報(いわゆるFAX番号)である一般FAX番号を用いて、PSTN4を介してFAXデータを通信(即ち送受信)するための機能である。一般FAX番号の一例としては、契約時に通信会社から割り当てられた電話番号(例えば、0ABJやE.164形式)が挙げられる。また、IPFAX機能は、SIPURI(SIP Uniform Resource Identifier)を用いて、NGN網8を介してFAXデータを通信するための機能である。
SIPサーバ60の構成について説明する。SIPサーバ60は、FAX装置10、110のそれぞれについて、当該FAX装置のIPアドレスと、当該FAX装置のSIPURIと、を対応付けて記憶している。SIPサーバ60は、NGN網8に接続されている。SIPサーバ60は、SIPを利用して、FAX装置10とFAX装置110との間の通信を制御する。即ち、例えば、FAX装置10とFAX装置110との間でIPFAX送信処理を実行するために通信される各種コマンドは、SIPサーバ60を経由して送信される。
DHCPサーバ70の構成について説明する。DHCPサーバ70は、LAN6に接続されている。DHCPサーバ70は、LAN6に接続されている各デバイス(FAX装置10等)にIPアドレスを割り当てる。
FAX装置110は、上記のFAX装置10と同様の各機能を備える。FAX装置110は、表示部112と、操作部114と、スキャン部116と、PSTNインターフェイス118と、印刷実行部120と、ネットワークインターフェイス122と、制御部124と、を備える。なお、上記の各部112〜124はバス線125に接続されている。各部112〜124の構成は、上記のFAX装置10の各部12〜24の構成と同様である。制御部124は、上記の制御部24と同様に、CPU130とメモリ132とを備える。本実施例では、FAX装置110には、一般FAX番号「xxxyyyzzzz」、SIPURI「xxxyyyzzzz@sipuri.com」が割り当てられている(図1参照)。FAX装置110のSIPURIは、FAX装置110の一般FAX番号「xxxyyyzzzz」を含んでいる。より具体的に言うと、FAX装置110のSIPURIは、FAX装置110の一般FAX番号「xxxyyyzzzz」に、SIPサーバ60のドメイン「sipuri.com」が付加されたものである。上記のFAX装置110のFAX番号、SIPURI、メールアドレスは、いずれもFAX装置10のアドレス帳36に登録されている。
図1に示す通信システム2の構成を説明する。図1の通信システム2では、FAX装置10をNGN網8に接続できる構成となっている。この場合、ユーザは、NGN網8を提供するプロバイダと、通信契約を結ぶ必要がある。なお、以下では、ユーザによって契約されたプロバイダのことを「契約プロバイダ」と呼ぶ。
続いて、図2〜図6を参照して、FAX装置10の制御部24が実行する各処理について説明する。
FAX装置10で行われるメイン処理を、図2のフローを用いて説明する。S102において、設定部50は、FAX通信設定が実行されたか否かを判断する。FAX通信設定の一例としては、フォールバック設定、NGN回線送信設定、リダイヤル上限回数、が挙げられる。FAX通信設定が実行されない場合(S102:NO)には、S104をスキップしてS106へ進む。一方、ユーザによって操作部14が操作され、FAX通信設定が実行された場合(S102:YES)には、S104へ進む。S104において、設定部50は、フォールバック設定などの設定を、メモリ32に記憶させる。
S116で行われる回線種別判断処理について、図4のフローを用いて説明する。S200において、CPU30は、回線選択のパラメータが「NGN」であるか否かを判断する。具体的には、メモリ32から回線選択のパラメータを読み出して判断する。「NGN」でない場合(S200:NO)にはS224へ進み、「NGN」である場合(S200:YES)にはS201へ進む。
メイン処理の続きを、図3のフローを用いて説明する。回線種別判断処理(S116)が終了すると、S118(図3)へ進む。S118において、CPU30は、回線判断結果を読み出す。回線判断結果が「NGN発呼終了」の場合には、フローを終了する。また、回線判断結果が「PSTN発呼開始」の場合には、S154へ進む。また、回線判断結果が「NGN発呼開始」の場合には、S140へ進む。
S162で行われるエラー結果登録処理について、図5および図6のフローを用いて説明する。S312において、CPU30は、直前の発呼に使用した回線の種類を判別する。直前の発呼において「NGN網8」を使用したと判別された場合には、S314へ進む。S314において、CPU30は、発生したエラーがフォールバック処理の対象であるか否かを判断する。この判断は、NGN網8または通信先機器から受信したレスポンス等に基づき、エラー内容を解析することで行われる。フォールバック処理の対象のエラーは、NGN網8を用いた通信を実行できる可能性が低いエラーである。すなわち、時間をおいて再度発呼しても、NGN網8の通信状態が回復しない可能性が高い場合に出されるエラーである。フォールバック処理の対象のエラーの一例としては、「404 Not Found」、「488 Not Acceptable Here」、「403 Forbidden」、「通信エラー」、などが挙げられる。「404 NotFound」は、通信相手の機器がNGN網8に接続されていない場合(相手先番号がSIPサーバ60に登録されていない場合)に出されるエラーである。「488 Not Acceptable Here」は、例えば、通信相手の機器がNGN網8に接続されているが、T.38(コンピュータデータネットワーク上でのFAXの送信方法を記述したプロトコル)に対応していない場合に出されるエラーである。また例えば、通信相手の機器と通信相手側のホームゲートウェイとを接続するケーブルが接続されていない場合などに出されるエラーである。「403 Forbidden」は、通信相手の機器がNGN網8に接続されていない場合(相手先番号はSIPサーバ60に登録されているが、相手先のホームゲートウェイの電源が入っていない場合)に出されるエラーである。「通信エラー」は、様々な理由により、通信が失敗した場合のエラーである。「通信エラー」の一例としては、SIPサーバ60とのタイムアウトが挙げられる。また、FAX装置10とFAX装置110との間で通信セッションが確立した後に(S150)、T.38によるFAX通信が行われるが(S152)、このFAX通信中に発生するエラーも「通信エラー」に該当する。FAX通信中に発生するエラーの一例としては、FAX通信中に通信相手先のFAX装置110から不正なコマンド(データ)を受信した場合や、FAX通信中にデータ通信ができなくなる場合(ケーブルが抜かれた場合など)が挙げられる。フォールバック処理の対象のエラーでない場合(S314:NO)にはS318へ進み、フォールバック処理の対象のエラーである場合(S314:YES)にはS316へ進む。
すなわち、所定時間待機後に再発呼すれば、NGN網8を用いた通信が回復する可能性が高い場合に出されるエラーである。直前の発呼でNGN回線を用いた場合における、リダイヤル処理の対象のエラーの一例としては、「486 Busy Here」、「480 Temporarily Unavailable」、が挙げられる。「486 Busy Here」は、NGN網8が混雑している場合に出されるエラーである。「480 Temporarily Unavailable」は、何らかの理由で通信相手先の装置の通信準備ができていない場合に出されるエラーである。例えば、メモリ不足や、トナー切れなどの理由によって、通信先機器がFAX受信できない場合が挙げられる。リダイヤル処理の対象のエラーでない場合(S318:NO)にはS334へ進み、リダイヤル処理の対象のエラーである場合(S318:YES)にはS320へ進む。
図2ないし図6で示したフローでの、実際の動作例を説明する。以下に、パターンA、B、Dの3つの動作パターンについて説明する。各パターンでは、再度同じエラーが発生することを前提として説明する。
本実施形態に係るFAX装置10の効果を説明する。FAX装置10では、リダイヤル処理(NGN網8を用いて所定時間待機後に再発呼する処理)を実行できる可能性が低いと判断される場合においては、フォールバック処理(NGN網8からPSTN4に切替えて再発呼する処理)を実行する設定がされている場合のみに、PSTN4を用いてフォールバック処理が行われる。また、リダイヤル処理の対象のエラー(所定時間待機後に再発呼すれば、NGN網8を用いた通信が回復する可能性が高い場合に出されるエラー)が検知された場合には、即座にPSTN4を用いたフォールバック処理に移行せずに、NGN網8を用いたリダイヤル処理を実行する。これにより、PSTN4に比して安価なNGN網8を優先するなど、ユーザの目的に合わせてFAX装置10の動作を制御することが可能となる。
第2実施例を説明する。第2実施例は、第1実施例のエラー結果登録処理(S162)のフローを一部変更した形態である。具体的には、第2実施例では、図6に代えて図7のフローが使用される。なお、通信システム2の構成等は第1実施例と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
図7で示したフローでの、実際の動作例を説明する。以下に、パターンCの動作パターンについて説明する。なお、再度同じエラーが発生することを前提として説明する。
上記の実施例の変形例を以下に列挙する。NGN網8の一例としては、NGNに限られず、IPv4又はIPv6に従った通信網であってもよい。この場合、SIPURIと一般FAX番号のマッピングを行なわれない。よって、FAX装置10を用いてIPFAX処理を実行する際は、一般FAX番号と異なる情報をFAX装置10に入力する必要がある。
Claims (10)
- 公衆回線網およびIP網に接続される通信装置であって、
前記公衆回線網の一般識別情報を用いて、前記公衆回線網を介して公衆回線通信処理を実行する公衆回線処理通信部と、
前記IP網用のIP識別情報を用いて、前記IP網を介してIP通信処理を実行するIP処理通信部と、
前記IP網を介しての前記IP通信処理から前記公衆回線網を介しての前記公衆回線通信処理に切替えて再発呼するフォールバック処理を実行するか否かの設定を行う設定部と、
前記IP処理通信部による前記IP通信処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合には通信エラー内容を取得する第1検出部と、
前記第1検出部によって前記IP通信処理が成功していないことが検出された場合に、取得された前記通信エラー内容に基づいて、前記IP網を介して前記IP通信処理を用いて再発呼するリダイヤル処理を実行できる可能性が低いか否かを判断する第1判断部と、
を備え、
前記公衆回線処理通信部は、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断部で判断される場合、前記フォールバック処理を実行する設定が前記設定部でされている場合には、前記フォールバック処理を実行し、
前記通信装置はさらに、
前記フォールバック処理が実行された場合に、前記フォールバック処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合にはフォールバック通信エラー内容を取得するフォールバック処理検出部と、
前記フォールバック処理検出部で取得された前記フォールバック通信エラー内容に基づいて、一時的に通信を行うことができない状態であるか否かを判断するフォールバック処理判断部と、
を備え、
前記IP処理通信部は、一時的に通信を行うことができない状態であると前記フォールバック処理判断部で判断される場合には、前記リダイヤル処理を実行することを特徴とする通信装置。 - 前記第1検出部は、前記IP処理通信部による前記リダイヤル処理が実行された場合に、前記リダイヤル処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合にはリダイヤル通信エラー内容を取得し、
前記第1判断部は、前記リダイヤル通信エラー内容に基づいて、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いか否かを判断し、
前記公衆回線処理通信部は、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低い状態であると前記第1判断部で判断される場合には、前記フォールバック処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記第1検出部で取得された前記通信エラー内容に基づいて、一時的に通信を行うことができない状態であるか否かを判断する第2判断部をさらに備え、
前記IP処理通信部は、
前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断部で判断されない場合において、
一時的に通信を行うことができない状態であると前記第2判断部で判断される場合には前記リダイヤル処理を実行し、一時的に通信を行うことができない状態ではないと前記第2判断部で判断される場合には通信処理が実行できない旨を報知することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記リダイヤル処理の実行回数が予め設定された所定回数に到達したか否かを判断する第2検出部をさらに備え、
前記IP処理通信部は、
前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断部で判断されない場合に一時的に通信を行うことができない状態であると前記第2判断部で判断される場合において、
前記第2検出部で前記リダイヤル処理の実行回数が前記所定回数に到達していないことが検出された場合には前記リダイヤル処理を実行し、前記第2検出部で前記リダイヤル処理の実行回数が前記所定回数を上回ったことが検出された場合には通信処理が実行できない旨を報知することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の通信装置。 - 前記第1判断部は、前記第1検出部で取得された前記通信エラー内容が、通信先の機器が前記IP通信処理に対応していない旨の内容である場合に、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと判断することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の通信装置。
- 前記IP通信処理は、前記IP網に接続されているサーバを介して行われており、
前記第1判断部は、前記第1検出部で取得された前記通信エラー内容が、前記サーバと所定時間内に通信を確立できない旨の内容である場合に、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと判断することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の通信装置。 - 前記第1判断部は、通信先の機器との間の前記IP通信処理の実行中にエラーが発生した場合に、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと判断することを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の通信装置。
- 前記第2判断部で一時的に通信を行うことができない状態であると判断されてから前記リダイヤル処理を実行するまでの第1間隔時間に比して、
前記第1判断部で前記IP通信処理を実行できる可能性が低いと判断されてから前記フォールバック処理を実行するまでの第2間隔時間の方を小さく設定することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。 - 公衆回線網およびIP網に接続される通信装置のプログラムであって、
前記公衆回線網の一般識別情報を用いて、前記公衆回線網を介して公衆回線通信処理を実行する公衆回線処理通信手段と、
前記IP網用のIP識別情報を用いて、前記IP網を介してIP通信処理を実行するIP処理通信手段と、
前記IP網を介しての前記IP通信処理から前記公衆回線網を介しての前記公衆回線通信処理に切替えて再発呼するフォールバック処理を実行するか否かの設定を行う設定手段と、
前記IP処理通信手段による前記IP通信処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合には通信エラー内容を取得する第1検出手段と、
前記第1検出手段によって前記IP通信処理が成功していないことが検出された場合に、取得された前記通信エラー内容に基づいて、前記IP網を介して前記IP通信処理を用いて再発呼するリダイヤル処理を実行できる可能性が低いか否かを判断する第1判断手段と、
を備え、
前記公衆回線処理通信手段は、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断手段で判断される場合、前記フォールバック処理を実行する設定が前記設定手段でされている場合には、前記フォールバック処理を実行し、
前記通信装置のプログラムはさらに、
前記フォールバック処理が実行された場合に、前記フォールバック処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合にはフォールバック通信エラー内容を取得するフォールバック処理検出手段と、
前記フォールバック処理検出手段で取得された前記フォールバック通信エラー内容に基づいて、一時的に通信を行うことができない状態であるか否かを判断するフォールバック処理判断手段と、
を備え、
前記IP処理通信手段は、一時的に通信を行うことができない状態であると前記フォールバック処理判断手段で判断される場合には、前記リダイヤル処理を実行することを特徴とする通信装置のプログラム。 - 公衆回線網およびIP網に接続される通信装置の制御方法であって、
前記公衆回線網の一般識別情報を用いて、前記公衆回線網を介して公衆回線通信処理を実行する公衆回線処理通信手段と、
前記IP網用のIP識別情報を用いて、前記IP網を介してIP通信処理を実行するIP処理通信手段と、
前記IP網を介しての前記IP通信処理から前記公衆回線網を介しての前記公衆回線通信処理に切替えて再発呼するフォールバック処理を実行するか否かの設定を行う設定手段と、
前記IP処理通信手段による前記IP通信処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合には通信エラー内容を取得する第1検出手段と、
前記第1検出手段によって前記IP通信処理が成功していないことが検出された場合に、取得された前記通信エラー内容に基づいて、前記IP網を介して前記IP通信処理を用いて再発呼するリダイヤル処理を実行できる可能性が低いか否かを判断する第1判断手段と、
を備え、
前記公衆回線処理通信手段は、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断手段で判断される場合、前記フォールバック処理を実行する設定が前記設定手段でされている場合には、前記フォールバック処理を実行し、
前記通信装置の制御方法はさらに、
前記フォールバック処理が実行された場合に、前記フォールバック処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合にはフォールバック通信エラー内容を取得するフォールバック処理検出手段と、
前記フォールバック処理検出手段で取得された前記フォールバック通信エラー内容に基づいて、一時的に通信を行うことができない状態であるか否かを判断するフォールバック処理判断手段と、
を備え、
前記IP処理通信手段は、一時的に通信を行うことができない状態であると前記フォールバック処理判断手段で判断される場合には、前記リダイヤル処理を実行することを特徴とする通信装置の制御方法。
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