JP4856472B2 - 通信端末及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末及び通信方法に係り、特にアドレス体系の異なる複数のプロトコルをサポートした通信端末及び通信方法に関する。
例えばインターネットでは、インターネットに繋がれた多くのホストの中から一台のホストを一意に識別する為にIPアドレスを利用している。従来、インターネットではIPアドレスとしてIPv4に従ったアドレス体系のIPアドレスが利用されていた。
しかし、近年のインターネットの普及により、IPv4のIPアドレスは不足してきている。その為、IPv4をベースに、管理できるアドレス空間を増大させたIPv6が開発された。例えばIPv6は、IPv4がアドレス空間を32ビットで管理しているのに対し、アドレス空間を128ビットで管理している。
このようにインターネットではIPv4からIPv6への移行が進んでいるが、IPv4からIPv6への移行が一気に進むわけではないので、IPv4とIPv6とを共存させて用いるためのデュアルスタックと呼ばれる技術が利用されている。デュアルスタックはIPv4からIPv6へ移行するための過渡的な技術の一つである。
通常、IPv4とIPv6とは異なったプロトコルであるため、両方を同時に使用する為にはトランスレータを用意するか、IPv6パケットをカプセル化するなどの方法を採る必要がある。デュアルスタックは、そうした手間を払うことなく、一つの通信端末がIPv4及びIPv6のIPアドレスをそれぞれ持っていて両プロトコルを混在させることができる。
例えば特許文献1及び2には、IPv4とIPv6とが混在する時期に対処する技術について記載されている(例えば特許文献1,2参照)。
特開2005−229332号公報 特開2005−311829号公報
このように、デュアルスタックをサポートした通信端末である場合、IPv4又はIPv6の何れでも設定できるが、IPv4又はIPv6のどちらで通信するかは通信端末側のアプリケーションに依存してしまうという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、アドレス体系の異なる複数のプロトコルのうち、所望のプロトコルをユーザ設定により通信端末毎に切り替え可能な通信端末及び通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為、本発明は、アドレス体系の異なる複数のプロトコルをサポートした通信端末であって、他の通信端末と通信を行うとき、所定条件に基づいて前記複数のプロトコルから一のプロトコルを選択する選択手段と、選択した前記プロトコルを利用して前記他の通信端末と通信を行う通信手段とを備え、前記選択手段は、着呼に応答するとき、所定のセッションで利用するプロトコルを呼接続と異なるプロトコルとなるようにスイッチ情報に基づいて選択することを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、アドレス体系の異なる複数のプロトコルのうち、所望のプロトコルをユーザ設定により通信端末毎に切り替え可能な通信端末及び通信方法を提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、本実施例ではアドレス体系の異なる複数のプロトコルをサポートした通信端末の一例としてIP−FAX(インターネットFAX)を例に説明するが、他の通信端末であってもよい。
図1は本発明によるインターネットFAXを含むシステムの一実施例のシステム構成図である。図1のシステムはインターネットFAX1A,1Bと、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ2と、IPv6対応ルータ3と、IPv4ネットワーク4と、IPv6ネットワーク5とを含む構成である。なお、インターネットFAX1A,1Bの何れでもよい場合は、単にインターネットFAX1と呼ぶ。
インターネットFAX1は、ファクシミリをパケットに変換した上で、IPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5で伝送するデュアルスタックをサポートした通信端末の一例である。
インターネットFAX1の転送方式には、電子メールのような蓄積転送方式とリアルタイム方式とがある。蓄積転送方式では、FAXの画像データを電子メールの添付ファイルに変換してSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)で伝送するものがある。リアルタイム転送方式では、インターネットFAX1A,1Bをリアルタイムに接続し、伝送を行うものがある。
なお、リアルタイム転送方式の1つであるITU−T T.38(以下、T.38通信という)はG3ファクシミリのモデム信号をパケット変換してリアルタイムに伝送するものである。
SIPサーバ2は、IP電話などで使用される通信制御プロトコルにSIPを使用したサーバである。また、IPv6対応ルータは、IPv6のIPアドレスに対応したルータである。
図2はインターネットFAXの一実施例のハードウェア構成図である。インターネットFAX1は、プロッタ11,スキャナ12,メモリ(受信バッファ)13,CPU14及びLANコントローラ15を含む構成である。
プロッタ11は受信した画像データを紙等に出力するものである。スキャナ12は原稿をスキャンして画像データに変換するものである。メモリ13は画像データ,パケット又はCPU14を制御するプログラム等を格納する。CPU14はメモリ13に格納されているプログラムに従って、メモリ13に格納された画像データをパケットに変換し、又はメモリ13に格納されたパケットを画像データに変換する。
LANコントローラ15はCPU14からの指示に基づき、IPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5からパケットを受信してメモリ13に格納すると共に、メモリ13に格納されているパケットをIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5に送信する。
以下、インターネットFAX1AとインターネットFAX1Bとの間で行われるパケット通信において、ユーザ設定でインターネットFAX1毎にIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5の何れか一方を選択する処理について、以下の実施例に基づき説明する。
図3は、インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した一例のフローチャートである。ここでは一例としてインターネットFAX1AからインターネットFAX1Bにファクシミリ通信する例を説明する。
ステップS1に進み、インターネットFAX1AのCPU14はIPv4/IPv6優先情報を取得する。IPv4/IPv6優先情報は予めユーザにより設定され、例えばメモリ13等に予め格納しておく。IPv4/IPv6優先情報は、ファクシミリ通信の相手がデュアルスタックをサポートしたIPv4及びIPv6のインターフェースを持つインターネットFAX1Bである場合に、IPv4及びIPv6のどちらを優先的に選択するかが設定されているものである。CPU14は取得したIPv4/IPv6優先情報に基づいてIPv4又はIPv6の何れかを選択する。
ステップS2に進み、CPU14はDNS(Domain Name System)を利用して相手のホスト名をIPアドレスに変換する。ここで変換されるIPアドレスは、ステップS1で選択したIPv4又はIPv6のアドレス体系に従ったIPアドレスである。
ステップS3に進み、CPU14はステップS1で選択したIPv4又はIPv6の呼接続メッセージのパケットをIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5に送信するようにLANコントローラ15に指示することで、その呼接続メッセージのパケットがIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5経由で相手のインターネットFAX1Bに送信される。
インターネットFAX1Bでは、受信した呼接続メッセージのパケットの宛先がIPv4又はIPv6のIPアドレスの何れであるかにより、ステップS1で選択したIPv4又はIPv6の何れかを選択できる。なお、IPv4又はIPv6を選択した後の処理は周知の技術であるため、説明を省略する。
図4は、インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。ここでは一例としてインターネットFAX1AからインターネットFAX1Bにファクシミリ通信する例を説明する。
ステップS10に進み、インターネットFAX1AのCPU14はIPアドレス以外の宛先情報(例えばホスト名)で発呼するとき、ファクシミリ通信の相手がデュアルスタックをサポートしたIPv4及びIPv6のインターフェースを持つインターネットFAX1Bである場合に、IPv4及びIPv6のどちらを優先的に選択するかが設定されているIPv4/IPv6優先情報をスイッチ(SW)情報から取得する。
例えばホスト名にIPv4及びIPv6の両方のIPアドレスが登録されている場合はスイッチ情報に従い、取得したIPv4/IPv6優先情報に基づいてIPv4又はIPv6の何れかが選択される。
ステップS11に進み、CPU14はDNSを利用して相手のホスト名をIPアドレスに変換する。ここで変換されるIPアドレスは、ステップS10で選択したIPv4又はIPv6のアドレス体系に従ったIPアドレスである。
ステップS12に進み、CPU14はステップS10で選択したIPv4又はIPv6の呼接続メッセージのパケットをIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5に送信するようにLANコントローラ15に指示することで、その呼接続メッセージのパケットがIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5経由で相手のインターネットFAX1Bに送信される。
インターネットFAX1Bでは、受信した呼接続メッセージのパケットの宛先がIPv4又はIPv6のIPアドレスの何れであるかにより、ステップS10で選択したIPv4又はIPv6の何れかを選択できる。なお、IPv4又はIPv6を選択した後の処理は周知の技術であるため、説明を省略する。
図5は、インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。ここでは一例としてインターネットFAX1AからインターネットFAX1Bにファクシミリ通信する例を説明する。
ステップS20に進み、インターネットFAX1AのCPU14はIPアドレス以外の宛先情報(例えばホスト名)で発呼するとき、ファクシミリ通信の相手がデュアルスタックをサポートしたIPv4及びIPv6のインターフェースを持つインターネットFAX1Bである場合に、IPv4及びIPv6のどちらを優先的に選択するかが設定されているIPv4/IPv6優先情報を、図6に示すような宛先情報に含まれたプレフィックス情報から取得する。
図6はプレフィックスの一例の説明図である。図6に示すように、プレフィックス情報はホスト名の前にコロン「:」で区切って追加されている「v6」である。プレフィックス情報の「v6」は、IPv6を優先的に選択することを表している。また、プレフィックス情報の「v4」は、IPv4を優先的に選択することを表す。
例えばホスト名にIPv4及びIPv6の両方のIPアドレスが登録されている場合はプレフィックス情報に従ってユーザの希望が読み取られ、IPv4/IPv6優先情報に基づいてIPv4又はIPv6の何れかが選択される。
ステップS21に進み、CPU14はDNSを利用して相手のホスト名をIPアドレスに変換する。ここで変換されるIPアドレスは、ステップS20で選択したIPv4又はIPv6のアドレス体系に従ったIPアドレスである。
ステップS22に進み、CPU14はステップS20で選択したIPv4又はIPv6の呼接続メッセージのパケットをIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5に送信するようにLANコントローラ15に指示することで、その呼接続メッセージのパケットがIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5経由で相手のインターネットFAX1Bに送信される。
インターネットFAX1Bでは、受信した呼接続メッセージのパケットの宛先がIPv4又はIPv6のIPアドレスの何れであるかにより、ステップS20で選択したIPv4又はIPv6の何れかを選択できる。なお、IPv4又はIPv6を選択した後の処理は周知の技術であるため、説明を省略する。
図7は、インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。ここでは一例としてインターネットFAX1AからインターネットFAX1Bにファクシミリ通信する例を説明する。
実施例4のインターネットFAX1Aは、ファクシミリ通信ごとに宛先情報(例えばホスト名)および通信したIPアドレスのアドレス体系(IPv4/IPv6)を図8のようなテーブルに記録する。図8はファクシミリ通信ごとに宛先情報および通信したIPアドレスのアドレス体系を対応付けて記録する一例のテーブルである。
ステップS30に進み、インターネットFAX1AのCPU14はIPアドレス以外の宛先情報(例えばホスト名)で発呼するとき、ファクシミリ通信の相手がデュアルスタックをサポートしたIPv4及びIPv6のインターフェースを持つインターネットFAX1Bである場合に、図8に示すテーブルからIPv4/IPv6優先情報を取得する。
例えばCPU14は、発呼する前、最後に通信したときのIPアドレスのアドレス体系を宛先毎に記録している図8に示すテーブルを参照する。そして、CPU14は同じ宛先に発呼する場合、その宛先へ最後に通信したときのIPアドレスのアドレス体系を図8のテーブルに基づいて選択する。
ステップS31に進み、CPU14はDNSを利用して相手のホスト名をIPアドレスに変換する。ここで変換されるIPアドレスは、ステップS30で選択したIPv4又はIPv6のアドレス体系に従ったIPアドレスである。
ステップS32に進み、CPU14はステップS30で選択したIPv4又はIPv6の呼接続メッセージのパケットをIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5に送信するようにLANコントローラ15に指示することで、その呼接続メッセージのパケットがIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5経由で相手のインターネットFAX1Bに送信される。
インターネットFAX1Bでは、受信した呼接続メッセージのパケットの宛先がIPv4又はIPv6のIPアドレスの何れであるかにより、ステップS30で選択したIPv4又はIPv6の何れかを選択できる。なお、IPv4又はIPv6を選択した後の処理は周知の技術であるため、説明を省略する。
図9は、インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。ここでは一例としてインターネットFAX1AがインターネットFAX1Bからの着呼に応答する例を説明する。
ステップS40に進み、インターネットFAX1AのCPU14はインターネットFAX1Bからの着呼に、一旦IPv4/IPv6のどちらかで応答する。ステップS41に進み、CPU14はスイッチ情報を取り出す。
ステップS42に進み、CPU14はIPv4/IPv6のどちらで接続できたかを確認し、スイッチ情報の設定と一致するか否かを判定する。一致していると判定すれば、CPU14はステップS43に進み、ステップS40で選択したIPv4又はIPv6の呼接続メッセージのパケットをIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5に送信するようにLANコントローラ15に指示することで、その呼接続メッセージのパケットがIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5経由で相手のインターネットFAX1Bに送信される。
なお、一致していないと判定すれば、CPU14はステップS44に進み、相手のインターネットFAX1Bとの通信を接続してステップS40に戻る。そして、ステップS40において、CPU14はIPv4/IPv6のうち前回の応答で選択していない方を選択する。
インターネットFAX1Bでは、受信した呼接続メッセージのパケットの宛先がIPv4又はIPv6のIPアドレスの何れであるかにより、ステップS1で選択したIPv4又はIPv6の何れかを選択できる。なお、IPv4又はIPv6を選択した後の処理は周知の技術であるため、説明を省略する。
図10は、インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。ここでは一例としてインターネットFAX1AがインターネットFAX1Bからの着呼に応答する例を説明する。
ステップS50に進み、インターネットFAX1AのCPU14はインターネットFAX1Bとの間で呼接続を行う。ステップS51に進み、CPU14はIPv4/IPv6優先情報を取得する。
T.38通信をする場合、相手のインターネットFAX1Bからの発呼を受けて着信応答するとき、インターネットFAX1AのCPU14はステップS52に進み、ステップS50の呼接続で通信したのと同じIPv4/IPv6でT.38通信を行う為、着信側のインターネットFAX1Aで待ち受けるIPアドレスをSIPであればSDP、H.323であればfastStart要素にセットする。
ステップS53に進み、CPU14はステップS50の呼接続で通信したときと同じIPv4又はIPv6の呼接続メッセージのパケットをIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5に送信するようにLANコントローラ15に指示することで、その呼接続メッセージのパケットがIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5経由で相手のインターネットFAX1Bに送信される。
SDPとは、呼接続と異なるメディアチャネルを接続する為にトランスポート、メディアチャネルを待ち受けるIPアドレス、トランスポートなどを相手のインターネットFAX1Bに通知するものである。インターネットFAX1Aは、呼接続チャネルと同じIPv4/IPv6をSDPに記述してインターネットFAX1Bに通知する。
また、fastStart要素はSIP接続のSDPに相当し、呼接続に続いてメディアセッションを接続するとき、接続する為にトランスポート、メディアチャネルを待ち受けるIPアドレス、トランスポートなどを相手のインターネットFAX1Bに通知するものである。
インターネットFAX1Bでは、受信した呼接続メッセージのパケットのSDP又はfastStart要素にセットされたIPアドレスがIPv4又はIPv6の何れであるかにより、ステップS50の呼接続で通信したのと同じIPv4又はIPv6を選択できる。なお、IPv4又はIPv6を選択した後の処理は周知の技術であるため、説明を省略する。
図11は、インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。ここでは一例としてインターネットFAX1AがインターネットFAX1Bからの着呼に応答する例を説明する。
ステップS60に進み、インターネットFAX1AのCPU14はインターネットFAX1Bとの間で呼接続を行う。ステップS61に進み、CPU14はIPv4/IPv6優先情報をスイッチ情報から取得する。
T.38通信をする場合、相手のインターネットFAX1Bからの発呼を受けて着信応答するとき、インターネットFAX1AのCPU14はステップS62に進み、スイッチ情報に従い選択されたIPv4/IPv6でT.38通信を行う為、着信側のインターネットFAX1Aで待ち受けるIPアドレスをSIPであればSDP、H.323であればfastStart要素にセットする。
ステップS63に進み、CPU14はステップS62でスイッチ情報に従い選択されたIPv4又はIPv6の呼接続メッセージのパケットをIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5に送信するようにLANコントローラ15に指示することで、その呼接続メッセージのパケットがIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5経由で相手のインターネットFAX1Bに送信される。
インターネットFAX1Bでは、受信した呼接続メッセージのパケットのSDP又はfastStart要素にセットされたIPアドレスがIPv4又はIPv6の何れであるかにより、ステップS62でスイッチ情報に従い選択されたIPv4又はIPv6を選択できる。なお、IPv4又はIPv6を選択した後の処理は周知の技術であるため、説明を省略する。
図12は、インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。ここでは一例としてインターネットFAX1AがインターネットFAX1Bからの着呼に応答する例を説明する。
ステップS70に進み、インターネットFAX1AのCPU14はインターネットFAX1Bとの間で呼接続を行う。ステップS71に進み、CPU14はIPv4/IPv6優先情報を記録済みの宛先情報から取得する。
T.38通信をする場合、IPv4/IPv6のどちらで接続するかの情報を予め宛先ごとに記録しておく。相手のインターネットFAX1Bからの発呼を受けて着信応答するとき、インターネットFAX1AのCPU14はステップS72に進み、その情報に従い選択されたIPv4/IPv6でT.38通信を行う為、着信側のインターネットFAX1Aで待ち受けるIPアドレスをSIPであればSDP、H.323であればfastStart要素にセットする。
ステップS73に進み、CPU14はステップS72で選択されたIPv4又はIPv6の呼接続メッセージのパケットをIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5に送信するようにLANコントローラ15に指示することで、その呼接続メッセージのパケットがIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5経由で相手のインターネットFAX1Bに送信される。
インターネットFAX1Bでは、受信した呼接続メッセージのパケットのSDP又はfastStart要素にセットされたIPアドレスがIPv4又はIPv6の何れであるかにより、ステップS72で選択されたIPv4又はIPv6を選択できる。なお、IPv4又はIPv6を選択した後の処理は周知の技術であるため、説明を省略する。
図13は、インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。ここでは一例としてインターネットFAX1AがインターネットFAX1Bからの着呼に応答する例を説明する。
ステップS80に進み、インターネットFAX1AのCPU14はインターネットFAX1Bとの間で呼接続を行う。ステップS81に進み、CPU14はIPv4/IPv6優先情報を宛先情報に含まれたプレフィックス情報から取得する。
T.38通信をする場合、相手の宛先情報(例えばホスト名)に、T.38通信をIPv4/IPv6のどちらで接続するかのプレフィックス情報(例えばV4/V6)を予め記録しておく。
そして、相手のインターネットFAX1Bからの発呼を受けて着信応答するとき、インターネットFAX1AのCPU14はステップS82に進み、プレフィックス情報に従い選択されたIPv4/IPv6でT.38通信を行う為、着信側のインターネットFAX1Aで待ち受けるIPアドレスをSIPであればSDP、H.323であればfastStart要素にセットする。
ステップS83に進み、CPU14はステップS82で選択されたIPv4又はIPv6の呼接続メッセージのパケットをIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5に送信するようにLANコントローラ15に指示することで、その呼接続メッセージのパケットがIPv4ネットワーク4又はIPv6ネットワーク5経由で相手のインターネットFAX1Bに送信される。
インターネットFAX1Bでは、受信した呼接続メッセージのパケットのSDP又はfastStart要素にセットされたIPアドレスがIPv4又はIPv6の何れであるかにより、ステップS82で選択されたIPv4又はIPv6を選択できる。なお、IPv4又はIPv6を選択した後の処理は周知の技術であるため、説明を省略する。
図14はDNSサーバにエイリアス名を登録するとき、グローバルIPアドレスを優先的に登録する処理を表した他の一例のフローチャートである。
ステップS90に進み、インターネットFAX1AのCPU14はIPv4/IPv6優先情報を取得する。ステップS91に進み、CPU14は自機のIPアドレスの中でグローバルIPアドレスを選択する。
ステップS92に進み、CPU14はSIPサーバ2/ゲートキーパにエイリアス名を登録するとき、ステップS90で選択したグローバルIPアドレスを優先的に登録することができる。
(まとめ)
従来、デュアルスタックをサポートしたIPv4及びIPv6のインターフェースを持つ通信端末である場合に、IPv4又はIPv6のどちらで通信するかは通信端末側のアプリケーションに依存してしまうという問題があった。
実施例1〜実施例4ではデュアルスタックをサポートしたIPv4及びIPv6のインターフェースを持つ通信端末である場合に、端末ごとに選択されたIPv4又はIPv6で呼接続が可能となる。
また、従来はメディアチャネルをIPv4で、T.38通信をIPv6といったように同一通信でありながらIPv4とIPv6とを使い分ける簡便な設定方法がないという問題があった。
実施例5〜実施例9ではデュアルスタックをサポートしたIPv4及びIPv6のインターフェースを持つ通信端末である場合に、メディアチャネルとT.38通信とで、端末ごとに選択されたIPv4又はIPv6を簡便な設定方法で使い分けることができる。
さらに、従来はIPv4のT.38通信が1つのIPアドレスを着信応答の待ち受けで使用している。しかし、IPv6の場合は、1つの通信端末に複数のIPアドレスを使用可能であるため、IPアドレスを指定して発信する場合を考慮すると、全てのIPアドレスで待ち受ける必要があり、異なるIPアドレスへの同時着信など慎重な設定が必要とされるため、一つのIPアドレスで着信を受けることは困難であった。
実施例10では、IPv6の場合に、1つのグローバルIPアドレスを使用することにより、ソフトウェアの構造も簡略化でき、ソフトウェアの品質を高めることができる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
本発明によるインターネットFAXを含むシステムの一実施例のシステム構成図である。 インターネットFAXの一実施例のハードウェア構成図である。 インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した一例のフローチャートである。 インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。 インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。 プレフィックスの一例の説明図である。 インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。 ファクシミリ通信ごとに宛先情報および通信したIPアドレスのアドレス体系を対応付けて記録する一例のテーブルである。 インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。 インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。 インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。 インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。 インターネットFAXにおいてIPv4又はIPv6の何れか一方を選択する処理を表した他の一例のフローチャートである。 DNSサーバにエイリアス名を登録するとき、グローバルIPアドレスを優先的に登録する処理を表した他の一例のフローチャートである。
符号の説明
1,1A,1B インターネットFAX
2 SIPサーバ
3 IPv6対応ルータ
4 IPv4ネットワーク
5 IPv6ネットワーク
11 プロッタ
12 スキャナ
13 メモリ(受信バッファ)
14 CPU
15 LANコントローラ

Claims (6)

  1. アドレス体系の異なる複数のプロトコルをサポートした通信端末であって、
    他の通信端末と通信を行うとき、所定条件に基づいて前記複数のプロトコルから一のプロトコルを選択する選択手段と、
    選択した前記プロトコルを利用して前記他の通信端末と通信を行う通信手段と
    を備え
    前記選択手段は、着呼に応答するとき、所定のセッションで利用するプロトコルを呼接続と異なるプロトコルとなるようにスイッチ情報に基づいて選択すること
    を特徴とする通信端末。
  2. 前記選択手段は、前記スイッチ情報に基づいて選択された前記所定のセッションで利用するプロトコルでT.38通信を行う為、前記着信側で待ち受ける前記所定のセッションで利用するプロトコルのIPアドレスを、SIPであればSDP、H.323であればfastStart要素にセットすること
    を特徴とする請求項1記載の通信端末。
  3. 前記選択手段は、前記複数のプロトコルから選択された一のプロトコルを宛先毎に記録しておき、前記スイッチ情報に基づいて選択することに替えて、宛先の前記他の通信端末と以前に通信したときのプロトコルに基づいて前記所定のセッションで利用するプロトコルを選択すること
    を特徴とする請求項1記載の通信端末。
  4. 前記選択手段は、前記スイッチ情報に基づいて選択することに替えて、前記他の通信装置から受信した情報に含まれるプレフィックスに基づいて前記所定のセッションで利用するプロトコルを選択すること
    を特徴とする請求項1記載の通信端末。
  5. 前記選択手段は、前記一のプロトコルのアドレスを複数設定することができる通信端末である場合に、グローバルアドレスをアドレス解決サーバに登録することを特徴とする請求項1乃至何れか一項記載の通信端末。
  6. アドレス体系の異なる複数のプロトコルをサポートした通信端末が実行する通信方法であって、
    他の通信端末と通信を行うとき、所定条件に基づいて前記複数のプロトコルから一のプロトコルを選択する選択ステップと、
    選択した前記プロトコルを利用して前記他の通信端末と通信を行う通信ステップと
    を有し、
    前記選択ステップは、着呼に応答するとき、所定のセッションで利用するプロトコルを呼接続と異なるプロトコルとなるようにスイッチ情報に基づいて選択すること
    を特徴とする通信方法。
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