JP3899968B2 - 通信端末および通信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のプロトコルを有する通信端末、および、複数のプロトコルを有する第1と第2の通信端末から成る通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、LANのようなデータ通信システムが幅広く利用されている。データ通信のためのプロトコルは多数あり、適切なプロトコルを選択してデータ通信を行なうのが一般的である。送信したい相手の通信端末が異なるプロトコルを使用していると通信することができないし、また自分の通信端末に対して送信を行なおうとしている相手の通信端末があった場合、異なるプロトコルで待機していると通信することができない。
【0003】
図15は従来の通信端末を示すブロック図である。
【0004】
図15において、151、159は通信端末、152は選択プロトコル入力手段、153は入力プロトコル検出手段、154はプロトコル切り換え手段、155はプロトコルA起動手段、156はプロトコルAのデータ通信手段、157はプロトコルB起動手段、158はプロトコルBのデータ通信手段、160はプロトコルBのデータ通信手段である。
【0005】
このように構成された通信端末のデータ通信手順について、図16を用いて説明する。図16は通信端末において他の通信端末とデータ通信を行うまでの流れを示すフローチャートである。
【0006】
図16において、まず通信端末151は、選択プロトコル入力手段152により、通信相手である通信端末159の使用プロトコルであるプロトコルBを指定して入力する(S121)。通信端末151は、入力プロトコル検出手段153により、選択されたプロトコルを検出する(S122)。次に、プロトコル切り換え手段154により、選択されたプロトコルBに切り換える(S123)。次に、プロトコルB起動手段157によりプロトコルBを起動し、待ち状態になる(S124)。次に、プロトコルBのデータ通信手段158により、通信端末159とデータ通信を行なう(S125)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の通信端末では、複数のプロトコルから1つのプロトコルを選択する場合、通信したい相手の通信端末がどのプロトコルを使用しているかを人手により調べ、通信端末に設定する必要があるという問題点を有していた。また、異なるプロトコルを使用している場合、相手の通信端末が存在しているかどうかも検知できないという問題点を有していた。
【0008】
この通信端末および通信システムでは、一定時間毎にプロトコルを切り換えて相手の通信端末を探し、相手の通信端末が見つかれば、そのプロトコルに固定して通信を行なうことにより、複数のプロトコルから自動的に1つのプロトコルを選択して通信端末とデータ通信を可能にすることが要求されている。
【0009】
本発明は、この要求を満たすため、複数のプロトコルから自動的に1つのプロトコルを選択して相手通信端末とデータ通信を可能にする通信端末、および、複数のプロトコルから自動的に1つのプロトコルを選択して相手通信端末との間でデータ通信を可能にする通信システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の通信端末は、複数のプロトコルを有する通信端末であって、複数のプロトコルの中の1つでデータ通信を行うデータ通信手段と、使用するプロトコルを切り換えるプロトコル切り換え手段と、プロトコルを用いて通信端末を検出する通信端末検出手段と、一定の時間が経過したことを通知するタイマとを有することを特徴とする通信端末であって、前記通信端末検出手段で検出した第1のプロトコルの通信端末数を保持する第1の通信端末数保持手段と、前記通信端末検出手段で検出した第2のプロトコルの通信端末数を保持する第2の通信端末数保持手段と、前記第1と第2の通信端末数保持手段に保持する通信端末数を比較する通信端末数比較手段とを有する構成を備えている。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載した通信端末は、複数のプロトコルを有する通信端末であって、複数のプロトコルの中の1つでデータ通信を行うデータ通信手段と、使用するプロトコルを切り換えるプロトコル切り換え手段と、プロトコルを用いて通信端末を検出する通信端末検出手段と、一定の時間が経過したことを通知するタイマとを有することを特徴とする通信端末であって、前記通信端末検出手段で検出した第1のプロトコルの通信端末数を保持する第1の通信端末数保持手段と、前記通信端末検出手段で検出した第2のプロトコルの通信端末数を保持する第2の通信端末数保持手段と、前記第1と第2の通信端末数保持手段に保持する通信端末数を比較する通信端末数比較手段とを有することとしたものである。
【0021】
この構成により、各プロトコルにおける通信端末の数を調査し、通信端末の数が多い方のプロトコルに切り換えることができるので、自動的に複数のプロトコルから1つのプロトコルを選択することができると共に、より多くの通信端末とのデータ通信が可能になるという作用を有する。
【0028】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図14を用いて説明する。
【0029】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による通信端末を示すブロック図である。
【0030】
図1において、1、12は通信端末、2はタイマ、3はタイマ起動手段、4はタイマ停止手段、5はプロトコルA起動手段、6はプロトコルAの通信端末検出手段、7はプロトコルAのデータ通信手段、8はプロトコルB起動手段、9はプロトコルBの通信端末検出手段、10はプロトコルBのデータ通信手段、11はプロトコル切り換え手段、13はプロトコルBのデータ通信手段である。
【0031】
図2は、通信端末1が他の通信端末12とデータ通信を行うまでの流れを示すフローチャートである。
【0032】
図2において、まず通信端末1は、プロトコルA起動手段5によりプロトコルAを起動し、待ち状態になる(S1)。次に、タイマ起動手段3によりタイマ2を起動する(S2)。次に、プロトコルAの通信端末検出手段6により通信端末の検出を開始する(S3)。次に、タイマ2がタイムアウトになると(S4)、プロトコル切り換え手段11によりプロトコルBに切り換える(S5)。通信端末1は、プロトコルB起動手段8によりプロトコルBを起動し、待ち状態になる(S6)。次に、タイマ起動手段3によりタイマ2を起動し(S7)、プロトコルBの通信端末検出手段9により通信端末の検出を開始し(S8)、プロトコルBの通信端末検出手段9により通信端末12を検出する(S9)。次に、タイマ停止手段4によりタイマ2を停止し(S10)、プロトコルBのデータ通信手段10により通信端末12とデータ通信を行なう(S11)。
【0033】
なお本実施の形態では2つのプロトコルの場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、3つ以上であっても対応できることは言うまでもない。
【0034】
以上のように本実施の形態によれば、通信相手に応じて自動的にプロトコルを選択することができ、ユーザが手動で設定する必要がなく、使い勝手が向上する。
【0035】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2による通信端末を示すブロック図である。
【0036】
図3において、21、34、36は通信端末、22はタイマ、23はタイマ起動手段、24はタイマ停止手段、25はプロトコルA起動手段、26はプロトコルAの通信端末検出手段、27はプロトコルAの通信端末監視手段、28はプロトコルAのデータ通信手段、29はプロトコルB起動手段、30はプロトコルBの通信端末検出手段、31はプロトコルBの通信端末監視手段、32はプロトコルBのデータ通信手段、33はプロトコル切り換え手段、35はプロトコルBのデータ通信手段、37はプロトコルAのデータ通信手段である。
【0037】
図4は、通信端末がプロトコルを所定のプロトコルに決定して通信端末とデータ通信を行った後、通信端末が通信を停止し、通信端末が他の通信端末とデータ通信を行うまでの流れを示すフローチャートである。
【0038】
図4において、まず通信端末21と通信端末34はプロトコルBにより通信状態になっている(S21)。次に、通信端末34は電源OFF等により通信を停止し(S22)、通信端末21は、プロトコルBの通信端末監視手段31により、すべての通信端末がLANから消えたことを検出する(S23)。次に、プロトコル切り換え手段33によりプロトコルAに切り換え(S24)、プロトコルA起動手段25によりプロトコルAを起動し、待ち状態になる(S25)。次に、タイマ起動手段23によりタイマ22を起動し(S26)、プロトコルAの通信端末検出手段26により相手の通信端末の検出を開始する(S27)。プロトコルAの通信端末検出手段26により通信端末C36を検出する(S28)。次に、タイマ停止手段24によりタイマ22を停止し(S29)、プロトコルAのデータ通信手段28により通信端末36とデータ通信を行なう(S30)。
【0039】
なお本実施の形態では2つのプロトコルの場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、3つ以上であっても対応できることは言うまでもない。
【0040】
以上のように本実施の形態によれば、通信相手に応じて自動的にプロトコルを選択することができ、ユーザが手動で設定しなくてもよくなり、使い勝手が向上する。また、プロトコルを決定した後、そのプロトコルを使用する端末がすべていなくなった場合に自動的にプロトコルを変更することができ、ユーザが手動で設定する必要がなく、使い勝手が向上する。
【0041】
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3による通信端末を示すブロック図である。
【0042】
図5において、41、57、59は通信端末、42はタイマ、43はタイマ起動手段、44はタイマ停止手段、45は周期起動タイマ、46は周期起動タイマ起動手段、47は周期起動タイマリセット手段、48はプロトコルA起動手段、49はプロトコルAの通信端末検出手段、50はプロトコルAの送受信状態監視手段、51はプロトコルAのデータ通信手段、52はプロトコルB起動手段、53はプロトコルBの通信端末検出手段、54はプロトコルBの送受信状態監視手段、55はプロトコルBのデータ通信手段、56はプロトコル切り換え手段、58はプロトコルBのデータ通信手段、60はプロトコルAのデータ通信手段である。
【0043】
図6は、通信端末がプロトコルを所定のプロトコルに決定して通信端末とデータ通信を行ない、通信端末間とのデータ通信が終了した後、通信端末と他の通信端末がデータ通信を行うまでの流れを示すフローチャートである。
【0044】
図6において、まず通信端末41と通信端末57は通信状態になっている(ステップS31)。次に、通信端末41は、周期起動タイマ起動手段46により周期起動タイマ45を起動し(ステップS32)、プロトコルBの送受信状態監視手段54により通信状態を監視する(ステップS33)。送受信状態監視手段54により送受信が検知されると(S34)、周期起動タイマリセット手段47により周期起動タイマ45をリセットする(S35)。一定時間データの送受信が検知されないと周期起動タイマ45が起動し(S36)、プロトコル切り換え手段56によりプロトコルAに切り換え(S37)、プロトコルA起動手段48によりプロトコルAを起動し、待ち状態になる(S38)。次に、タイマ起動手段43によりタイマ42を起動し(S39)、プロトコルAの通信端末検出手段49により相手の通信端末の検出を開始する(S40)。プロトコルAの通信端末検出手段49により通信端末59を検出すると(S41)、タイマ停止手段44によりタイマ42を停止し(S42)、プロトコルAのデータ通信手段51により通信端末59とデータ通信を行なう(S43)。
【0045】
なお本実施の形態では2つのプロトコルの場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、3つ以上であっても対応できることは言うまでもない。
【0046】
以上のように本実施の形態によれば、通信相手に応じて自動的にプロトコルを選択することができるので、ユーザが手動で設定しなくてもよくなり、使い勝手が向上する。また、プロトコルを決定した後、そのプロトコルを使用したフレームの送受信が行なわれない場合に自動的にプロトコルを変更することができるので、ユーザが手動で設定する必要がなく、使い勝手が向上する。
【0047】
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4による通信端末を示すブロック図である。
【0048】
図7において、71は通信端末、72はタイマ、73はタイマ起動手段、74はタイマ停止手段、75はプロトコルA起動手段、76はプロトコルAの通信端末検出手段、77はプロトコルAの通信端末数保持手段、78はプロトコルAのデータ通信手段、79はプロトコルB起動手段、80はプロトコルBの通信端末検出手段、81はプロトコルBの通信端末数保持手段、82はプロトコルBのデータ通信手段、83は通信端末数比較手段、84はプロトコル切り換え手段である。
【0049】
図8は、通信端末71が複数のプロトコルから1つのプロトコルを選択する流れを示すフローチャートである。
【0050】
図8において、まず通信端末71は、プロトコルA起動手段75によりプロトコルAを起動する(S51)。次に、プロトコルAの通信端末検出手段76により相手の通信端末の検出を開始する(S52)。次に、プロトコルAの通信端末数保持手段77により検出した通信端末の数を保存する(S53)。次に、プロトコル切り換え手段84によりプロトコルBに切り換え(S54)、通信端末71は、プロトコルB起動手段79によりプロトコルBを起動し(S55)、プロトコルBの通信端末検出手段80により相手の通信端末の検出を開始する(S56)。プロトコルBの通信端末数保持手段81により、検出した通信端末の数を保存する(S57)。次に、通信端末数比較手段83により、プロトコルAの通信端末数保持手段77に保存されている端末数と、プロトコルBの通信端末数保持手段81に保存されている端末数とを比較する(S58)。プロトコルA使用通信端末数保持手段77に保存されている端末数の方が大きい場合はプロトコル切り換え手段84によりプロトコルAに切り換える(S59、S60)。プロトコルB使用通信端末数保持手段81に保存されている端末数の方が大きい場合はプロトコル切り換え手段84によりプロトコルBに切り換える(S59、S61)。
【0051】
なお本実施の形態では2つのプロトコルの場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、3つ以上であっても対応できることは言うまでもない。
【0052】
以上のように本実施の形態によれば、通信相手に応じて自動的にプロトコルを選択することができるので、ユーザが手動で設定しなくてもよくなり、使い勝手が向上する。また、プロトコルを使用する端末数を予め調査しておくことにより、より多くの端末とのデータ通信が可能になる。
【0053】
(実施の形態5)
図9は、本発明の実施の形態5による通信端末を示すブロック図である。
【0054】
図9において、91、102は通信端末、92は送信先通信端末ID保持手段、93はプロトコルA起動手段、94はプロトコルAの通信端末検出手段、95はプロトコルAのデータ通信手段、96はプロトコルB起動手段、97はプロトコルBの通信端末検出手段、98はプロトコルBのデータ通信手段、99はプロトコル切り換え手段、100は通信端末ID検出手段、101は通信端末ID比較手段、103はプロトコルBのデータ通信手段である。
【0055】
図10は、通信端末91が送信先通信端末を検出して接続するまでの流れを示すフローチャートである。
【0056】
図10において、まず送信先通信端末ID保持手段92により、上位アプリケーションから送信要求のあった通信端末102のIDを保存する(S71)。通信端末91は、プロトコルA起動手段93によりプロトコルAを起動する(S72)。次に、プロトコルAの通信端末検出手段94により通信端末を検出し(S73)、通信端末ID検出手段100によりステップS73で検出した通信端末のIDを検出する(S74)。次に、送信先通信端末ID保持手段92から送信先通信端末IDを取り出し、通信端末ID比較手段101により、ステップS74で検出した通信端末IDと比較する(S75)。一致したなら、プロトコルAのデータ通信手段95によりデータ通信を行なう(S76、S77)。一致しなかったら、プロトコル切り換え手段99によりプロトコルBに切り換える(S76、S78)。次に、通信端末91は、プロトコルB起動手段96によりプロトコルBを起動し(S79)、プロトコルBの通信端末検出手段97により通信端末を検出する(S80)。通信端末ID検出手段100によりステップS80で検出した通信端末のIDを検出する(S81)。次に、送信先通信端末ID保持手段92から送信先通信端末IDを取り出し、通信端末ID比較手段101により、ステップS81で検出した通信端末IDと比較する(S82)。一致したなら、プロトコルBのデータ通信手段98によりデータ通信を行なう(S83、S84)。
【0057】
なお本実施の形態では2つのプロトコルの場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、3つ以上であっても対応できることは言うまでもない。
【0058】
以上のように本実施の形態によれば、通信相手に応じて自動的にプロトコルを選択することができるので、ユーザが手動で設定しなくてもよくなり、使い勝手が向上する。また、通信したい端末が選択したプロトコルを使用しているかどうかをチェックすることができるので、適切なプロトコルを選択することができる。
【0059】
(実施の形態6)
図11は、本発明の実施の形態6による通信端末を示すブロック図である。
【0060】
図11において、111、125は通信端末、112はプロトコルA起動手段、113はプロトコルAの通信端末検出手段、114はプロトコルAのデータ通信手段、115はプロトコルB起動手段、116はプロトコルBの通信端末検出手段、117はプロトコルBのデータ通信手段、118はプロトコル切り換え手段、119は通信端末ID検出手段、120は通信端末ID保持手段、121は通信端末ID検索手段、122はプロトコル名保持手段、123はプロトコル名検索手段、124は送信先通信端末ID検出手段、126はプロトコルBのデータ通信手段である。
【0061】
図12は、通信端末がプロトコルをプロトコルBに決定して通信端末とデータ通信を行ない、終了した後、再び通信端末と通信端末がデータ通信を行うまでの流れを示すフローチャートである。
【0062】
図12において、まず通信端末111と通信端末125は通信状態になっている(S91)。次に、通信端末111は、通信端末ID検出手段119により、相手通信端末125のIDを検出し(S92)、通信端末ID保持手段120により、検出したIDを保存する(S93)。次に、プロトコル名保持手段122により使用プロトコル名を保存する(S94)。そして、通信端末125との通信を終了する(S95)。次に、上位アプリケーションより通信端末125への送信要求が発生すると(S96)、送信先通信端末ID検出手段124により送信要求を分析し、相手通信端末125のIDを取得し(S97)、通信端末ID検索手段121により通信端末ID保持手段120から通信端末のIDを検索する(S98)。次に、プロトコル名検索手段123により、プロトコル名保持手段122からステップS97で検出したIDに対応したプロトコル名(この例ではプロトコルB)を検出する(S99)。次に、プロトコルB起動手段115によりプロトコルBを起動し(S100)、プロトコルBの通信端末検出手段116により相手の通信端末の検出を開始し(S101)、プロトコルBの通信端末検出手段116により通信端末125を検出し(S102)、プロトコルBのデータ通信手段117によりデータ通信を行なう(S103)。
【0063】
なお本実施の形態では2つのプロトコルの場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、3つ以上であっても対応できることは言うまでもない。
【0064】
以上のように本実施の形態によれば、通信相手に応じて自動的にプロトコルを選択することができるので、ユーザが手動で設定しなくてもよくなり、使い勝手が向上する。また、過去に通信した端末の使用プロトコルを保持することができるので、プロトコルの選択を短時間に行なえる。
【0065】
(実施の形態7)
図13は、本発明の実施の形態7による通信端末を示すブロック図である。
【0066】
図13において、131、137は通信端末、132はプロトコルA起動手段、133はプロトコルB起動手段、134はプロトコル変更要求送信手段、135はプロトコルAのデータ通信手段、136はプロトコルBのデータ通信手段、138はプロトコルA起動手段、139はプロトコルB起動手段、140はプロトコルAフレーム受信手段、141はプロトコルBフレーム受信手段、142はプロトコルAのデータ通信手段、143はプロトコルBのデータ通信手段である。
【0067】
図14は、通信端末131が通信端末137とデータ通信を行うまでの流れを示すフローチャートである。
【0068】
図14において、まず通信端末137は、プロトコルB起動手段139によりプロトコルBを起動し、待ち状態になる(S111)。次に、通信端末131は、プロトコルA起動手段132によりプロトコルAを起動し(S112)、プロトコル変更要求送信手段134により、プロトコルAの同報通信にて使用プロトコルをプロトコルAにするよう他の通信端末に要求する(S113)。次に、通信端末131は、プロトコルB起動手段133によりプロトコルBを起動し(S114)、プロトコル変更要求送信手段134により、プロトコルBの同報通信にて使用プロトコルをプロトコルAにするよう他の通信端末に要求する(S115)。通信端末137は、プロトコルBフレーム受信手段141によりプロトコル変更要求を受信し(S116)、プロトコルA起動手段138によりプロトコルAを起動し(S117)、プロトコルAのデータ通信手段142により通信端末131とデータ通信を行なう(S118)。
【0069】
なお本実施の形態では2つのプロトコルの場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、3つ以上であっても対応できることは言うまでもない。
【0070】
以上のように本実施の形態によれば、通信相手に応じて自動的にプロトコルを選択することができるので、ユーザが手動で設定しなくてもよくなり、使い勝手が向上する。また、他の通信端末に対して、ある1つのプロトコルを使用することを要求することができるので、多くの通信端末と通信が可能になり、使い勝手が向上する。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に記載の通信端末によれば、複数のプロトコルを有する通信端末であって、複数のプロトコルの中の1つでデータ通信を行うデータ通信手段と、使用するプロトコルを切り換えるプロトコル切り換え手段と、プロトコルを用いて通信端末を検出する通信端末検出手段と、一定の時間が経過したことを通知するタイマとを有することにより、一定時間毎にプロトコルを切り換えて通信端末を探し、通信端末が見つかれば、そのプロトコルに固定して通信を行なうことができるので、自動的に複数のプロトコルから1つのプロトコルを選択することができるという有利な効果が得られる。
【0072】
請求項2に記載した通信端末によれば、請求項1に記載の通信端末において、複数のプロトコルのうちの所定のプロトコルで通信する通信端末がすべてネットワークから消えたことを検出する通信端末監視手段を備え、プロトコル切り換え手段は、すべての通信端末がネットワークから消えたことを通信端末監視手段が検出したとき、所定のプロトコル以外のプロトコルに切り換えることにより、使用するプロトコルを決定した後、そのプロトコルを使用している通信端末が検出されなくなった場合には、再び一定時間毎にプロトコルを切り換えて通信端末を探し、通信端末が見つかれば、そのプロトコルに固定して通信を行なうことができるので、自動的に複数のプロトコルから1つのプロトコルを選択することができ、また使い勝手が向上するという有利な効果が得られる。
【0073】
請求項3に記載した通信端末によれば、請求項1に記載の通信端末において、通信状態を監視する送受信状態監視手段を備え、プロトコル切り換え手段は、複数のプロトコルのうちの所定のプロトコルにおいて送受信が検知されなくなったと送受信状態監視手段が判定したとき、再び一定時間毎に所定のプロトコル以外のプロトコルに切り換えることにより、使用するプロトコルを決定した後、一定時間相手の通信端末とのデータの送受信がない場合には、再び一定時間毎にプロトコルを切り換えて通信端末を探し、通信端末が見つかれば、そのプロトコルに固定して通信を行なうことができるので、自動的に複数のプロトコルから1つのプロトコルを選択することができ、また使い勝手が向上するという有利な効果が得られる。
【0074】
請求項4に記載した通信端末によれば、請求項1に記載の通信端末において、通信端末検出手段で検出した第1のプロトコルの通信端末数を保持する第1の通信端末数保持手段と、通信端末検出手段で検出した第2のプロトコルの通信端末数を保持する第2の通信端末数保持手段と、第1と第2の通信端末数保持手段に保持する通信端末数を比較する通信端末数比較手段とを備えたことにより、各プロトコルにおける通信端末の数を調査し、通信端末の数が多い方のプロトコルに切り換えることができるので、自動的に複数のプロトコルから1つのプロトコルを選択することができると共に、より多くの通信端末とのデータ通信が可能になるという有利な効果が得られる。
【0075】
請求項5に記載した通信端末によれば、複数のプロトコルを有する通信端末であって、複数のプロトコルの中の1つでデータ通信を行うデータ通信手段と、使用するプロトコルを切り換えるプロトコル切り換え手段と、プロトコルを用いて通信端末を検出する通信端末検出手段と、一定の時間が経過したことを通知するタイマと、送信要求のあった通信端末のIDを保持する送信先通信端末ID保持手段と、通信端末検出手段で検出した通信端末のIDを検出する通信端末ID検出手段と、保持するIDと検出したIDとを比較する通信端末ID比較手段とを有することにより、プロトコルを切り換えて、通信端末のIDにより通信したい通信端末を探し、通信端末が検知されれば、そのプロトコルに固定して通信を行なうことができるので、自動的に複数のプロトコルから、通信したい通信端末のプロトコルを選択することができ、適切なプロトコルを選択することができるという有利な効果が得られる。
【0076】
請求項6に記載の通信端末によれば、複数のプロトコルを有する通信端末であって、複数のプロトコルの中の1つでデータ通信を行うデータ通信手段と、使用するプロトコルを切り換えるプロトコル切り換え手段と、プロトコルを用いて通信端末を検出する通信端末検出手段と、一定の時間が経過したことを通知するタイマと、通信相手の通信端末のIDを検出する通信端末ID検出手段と、検出したIDを保持する通信端末ID保持手段と、通信相手との間で使用したプロトコルを保持するプロトコル名保持手段と、通信相手の通信端末のIDを検索する通信端末ID検索手段と、送信要求のあった通信端末のIDを取得する通信端末ID検出手段と、取得したIDに対応するプロトコル名をプロトコル名保持手段から検出するプロトコル名検索手段とを有することにより、一度接続した相手の通信端末の使用プロトコルおよびIDを記憶しておき、次に通信要求が発生した場合には自動的にその通信端末の使用プロトコルに切り換えることにより、短時間かつ自動的に複数のプロトコルから1つのプロトコルを選択することができるという有利な効果が得られる。
【0077】
請求項7に記載した通信システムによれば、複数のプロトコルを有する第1と第2の通信端末から成る通信システムであって、第1の通信端末は、複数のプロトコルの中の1つでデータ通信を行うデータ通信手段と、使用するプロトコルを切り換えるプロトコル切り換え手段と、プロトコルを変更することを要求するプロトコル変更要求送信手段とを有し、第2の通信端末は、プロトコル変更要求送信手段からのプロトコルの変更要求を受信する受信手段を有することにより、使用可能な各プロトコルを使用して、全通信端末にプロトコル変更要求を送信し、それを受信した各通信端末が要求されたプロトコルに変更することができるので、多くの通信端末との通信が可能になり、使い勝手が向上するという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による通信端末を示すブロック図
【図2】通信端末が他の通信端末とデータ通信を行うまでの流れを示すフローチャート
【図3】本発明の実施の形態2による通信端末を示すブロック図
【図4】通信端末がプロトコルを所定のプロトコルに決定して通信端末とデータ通信を行った後、通信端末が通信を停止し、通信端末が他の通信端末とデータ通信を行うまでの流れを示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態3による通信端末を示すブロック図
【図6】通信端末がプロトコルを所定のプロトコルに決定して通信端末とデータ通信を行ない、通信端末間とのデータ通信が終了した後、通信端末と他の通信端末がデータ通信を行うまでの流れを示すフローチャート
【図7】本発明の実施の形態4による通信端末を示すブロック図
【図8】通信端末が複数のプロトコルから1つのプロトコルを選択する流れを示すフローチャート
【図9】本発明の実施の形態5による通信端末を示すブロック図
【図10】通信端末が送信先通信端末を検出して接続するまでの流れを示すフローチャート
【図11】本発明の実施の形態6による通信端末を示すブロック図
【図12】通信端末がプロトコルを所定のプロトコルに決定して通信端末とデータ通信を行ない、終了した後、再び通信端末と他の通信端末がデータ通信を行うまでの流れを示すフローチャート
【図13】本発明の実施の形態7による通信端末を示すブロック図
【図14】通信端末が他の通信端末とデータ通信を行うまでの流れを示すフローチャート
【図15】従来の通信端末を示すブロック図
【図16】通信端末において他の通信端末とデータ通信を行うまでの流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1、12、21、34、36、41、57、59、71、91、102、111、125、131、137、151、159 通信端末
2、22、42、72 タイマ
3、23、43、73 タイマ起動手段
4、24、44、74 タイマ停止手段
5、25、48、75、93、112、132、138、155 プロトコルA起動手段
6、26、49、76、94、113 プロトコルAの通信端末検出手段
7、28、37、51、60、78、95、114、135、142、156
プロトコルAのデータ通信手段
8、29、52、79、96、115、133、139、157 プロトコルB起動手段
9、30、53、80、97、116 プロトコルBの通信端末検出手段
10、13、32、35、55、58、82、98、103、117、126、136、143、158、160 プロトコルBのデータ通信手段
11、33、56、84、99、118、154 プロトコル切り換え手段
27 プロトコルAの通信端末監視手段
31 プロトコルBの通信端末監視手段
45 周期起動タイマ
46 周期起動タイマ起動手段
47 周期起動タイマリセット手段
50 プロトコルAの送受信状態監視手段
54 プロトコルBの送受信状態監視手段
77 プロトコルAの通信端末数保持手段
81 プロトコルBの通信端末数保持手段
83 通信端末数比較手段
92 送信先通信端末ID保持手段
100、119 通信端末ID検出手段
101 通信端末ID比較手段
120 通信端末ID保持手段
121 通信端末ID検索手段
122 プロトコル名保持手段
123 プロトコル名検索手段
124 送信先通信端末ID検出手段
134 プロトコル変更要求送信手段
140 プロトコルAフレーム受信手段
141 プロトコルBフレーム受信手段
152 選択プロトコル入力手段
153 入力プロトコル検出手段

Claims (1)

  1. 複数のプロトコルを有する通信端末であって、複数のプロトコルの中の1つでデータ通信を行うデータ通信手段と、使用するプロトコルを切り換えるプロトコル切り換え手段と、プロトコルを用いて通信端末を検出する通信端末検出手段と、一定の時間が経過したことを通知するタイマとを有することを特徴とする通信端末であって、前記通信端末検出手段で検出した第1のプロトコルの通信端末数を保持する第1の通信端末数保持手段と、前記通信端末検出手段で検出した第2のプロトコルの通信端末数を保持する第2の通信端末数保持手段と、前記第1と第2の通信端末数保持手段に保持する通信端末数を比較する通信端末数比較手段とを備えたことを特徴とする通信端末。
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