JP2001251335A - データ伝送機能を備えた機器 - Google Patents

データ伝送機能を備えた機器

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JP2001251335A
JP2001251335A JP2000060478A JP2000060478A JP2001251335A JP 2001251335 A JP2001251335 A JP 2001251335A JP 2000060478 A JP2000060478 A JP 2000060478A JP 2000060478 A JP2000060478 A JP 2000060478A JP 2001251335 A JP2001251335 A JP 2001251335A
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wireless
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monitoring
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JP2000060478A
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Toshiaki Takaoka
利章 高岡
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ伝送の状態又はデータ伝送に関連する
機器の動作状態が変化しても、常に効果的なデータ伝送
を行えるようにする。 【解決手段】 回線品質判定機能11a、スループット
判定機能11b及び電源電圧判定機能11cを備え、使
用中の回線に障害が発生した場合やデータ伝送のスルー
プットが低下した場合、さらにはバッテリの出力電圧値
が低下した場合に、これらの判定結果に応じて有線ケー
ブル回線UCHとBT無線回線BCHとを選択的に切り
替えてデータ伝送に供するようにする。また、BT無線
回線に空きがない状態で新たな接続要求が到来した場合
に、その優先度を優先度判定機能11dにおいて判定
し、新たな接続要求の優先度が接続中の各無線回線の優
先度より高い場合に、BT無線回線から有線ケーブル回
線に切り替えて、解放したBT無線回線を新たな接続要
求を送信したスレーブ機器に割り当てるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばパーソナ
ル・コンピュータやその周辺機器のようにデータ伝送機
能を備えた機器に係わり、特に他の機器との間でBT
(Bluetooth)等の近距離無線データ通信方式を使用し
てデータ伝送を行えるようにした機器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばパーソナル・コンピュータとプリ
ンタ等の周辺機器との間や、携帯電話機MSとノート型
のパーソナル・コンピュータとの間を接続する方式とし
ては、一般にRS−232CケーブルやUSBケーブル
などの有線ケーブル回線が用いられている。有線ケーブ
ル回線は、データ伝送速度が例えば12Mbps 〜百数十
Mbps のように高速で、かつ信頼性も高いと云う利点を
有している。しかしその反面、機器間を有線ケーブルで
直接接続するため、接続対象の機器数が増えるに従いケ
ーブルの本数が増えて配線作業が繁雑化すると共に、配
線後にケーブルが絡み合うなどして配線構造が複雑で大
掛かりなものになり易いと云う欠点を有している。
【0003】一方最近になり、機器間の接続方式とし
て、BT(Bluetooth)に代表される近距離無線データ
通信方式を使用するものが注目されている。BTは、I
SM(Industry Science Medical)バンドを利用した短
距離無線データ通信規格の一つであり、10m以内の使
用範囲で最大8台の機器を接続可能である。これらの機
器はピコネットと呼ばれるネットワークを形成し、1台
がマスタ、その他の機器がスレーブとして機能する。ピ
コネット内において各機器は、PIN(PersonalIdenti
fication Number)コードと呼ばれるユニークな暗証番
号を使用するによって接続認証を行う。またBTではノ
イズの多い環境でも動作するように、無線伝送方式とし
てホップ周波数が1600ホップ/secに設定された周
波数ホッピング方式が用いられ、非同期コネクションレ
スチャネルによる無線通信が可能である。
【0004】このようなBT方式に代表される近距離無
線データ通信方式を使用すると、接続対象機器の台数が
多くなっても機器間の配線作業が煩雑化することはな
く、また接続後の配線構造をきわめてシンプルに保つこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、機器間接続
方式に近距離無線データ通信方式を使用すると、無線回
線はフェージングや周辺環境の影響を受け易いため、通
信中に無線回線の切断や伝送誤りの増加と云った伝送品
質の劣化を生じることがあり、これによりデータ伝送の
スループット低下を招く。
【0006】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、データ伝送の状態又は
データ伝送に関連する機器の動作状態が変化しても、常
に効果的なデータ伝送を行い得るデータ伝送機能を備え
た機器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明に係わるデータ伝送機能を備えた機器は、他
の機器との間で有線ケーブル回線を介してデータを伝送
する有線インタフェース手段と、上記他の機器との間で
無線回線を介して上記データを伝送する無線インタフェ
ース手段と、上記データの伝送に関連する機器の動作状
態を監視する監視手段と、伝送制御手段とを備える。そ
して、この上記伝送制御手段により、上記監視手段によ
る動作状態の監視結果に基づいて、上記有線インタフェ
ース手段及び無線インタフェース手段を選択的に使用し
てデータ伝送を行わせるように構成したものである。
【0008】すなわち、BT等の近距離無線データ通信
方式を用いた無線通信機能と、有線ケーブル回線を使用
する有線通信機能の両方を備え、データの伝送状態及び
データ伝送に関連する機器の動作状態のうちの少なくと
も一方を監視して、この動作状態の変化に応じその時々
で最適な通信機能を選択してデータ伝送を行うようにし
たものである。したがって、データの伝送品質又はデー
タ伝送に関連する機器の動作状態が変化しても、常に効
果的なデータ伝送を行うことが可能となる。
【0009】具体的には、次のような回線切替制御が考
えられる。 (1)監視手段においてデータ伝送に使用中の有線ケー
ブル回線又は無線回線の伝送品質を監視し、伝送品質の
劣化が検出された場合に、当該伝送品質を高めるべく有
線インタフェース手段及び無線インタフェース手段を選
択制御する。
【0010】例えば、監視手段によりデータ伝送に使用
中の回線の伝送品質が所定レベル以下に劣化したことが
検出された場合に、当該使用中の回線を待機中の回線に
切り替えるべく有線インタフェース手段及び無線インタ
フェース手段の選択制御を行う。
【0011】この様にすることで、例えば使用中の無線
回線においてフェージング等の影響により伝送品質が劣
化すると、使用回線が無線回線から有線ケーブル回線に
自動的に切り替えられてデータ伝送が継続される。ま
た、使用中の有線ケーブル回線がコネクタの接触不良や
ケーブルの断線等により伝送が行えなくなった場合は、
使用回線が有線ケーブル回線から無線回線に自動的に切
り替えられてデータ伝送が継続される。このため、デー
タ伝送の信頼性を高めることができる。
【0012】(2)監視手段によりデータ伝送に使用中
の有線ケーブル回線又は無線回線のスループットを監視
し、このスループットが低下した場合に当該スループッ
トを高めるべく有線インタフェース手段及び無線インタ
フェース手段を選択制御する。
【0013】例えば、有線ケーブル回線の伝送容量が無
線回線の伝送容量より大きい場合には、監視手段により
使用中の回線のスループットが所定レベル以下に低下し
たことが検出された場合に、伝送対象のデータを制御デ
ータとペイロードデータとに分割し、制御データを無線
回線により伝送させ、ペイロードデータを有線ケーブル
回線により伝送させる。
【0014】この様にすることで、伝送対象データは有
線ケーブル回線と無線回線の両方を同時に使用して並行
伝送されることになり、この結果有線ケーブル回線のみ
或いは無線回線のみで伝送する場合に比べ、スループッ
トの低下を補償して伝送効率の高いデータ伝送が可能と
なる。またその際、データ量の多いペイロードは伝送速
度の速い有線ケーブル回線に割り当てられ、一方データ
量の少ないヘッダ等の制御データは伝送速度が比較的遅
い無線回線に割り当てられるので、スループットの向上
を効果的に実現できる。
【0015】(3)監視手段によりデータ伝送を行って
いる機器の電源電圧を監視し、この電源電圧の監視結果
に基づいてデータ伝送による機器の消費電力を低減する
べく有線インタフェース手段及び無線インタフェース手
段の選択制御を行う。
【0016】例えば、データ伝送を行っている機器の電
源電圧が、商用電源の停電或いはバッテリの消耗等によ
り所定値以下に低下したことが検出された場合に、使用
回線を、伝送速度が高速で消費電力の大きい有線ケーブ
ル回線から、伝送速度が遅く消費電力が比較的小さい無
線回線に切り替える。この様にすることで、常時有線ケ
ーブル回線を使用する場合に比べ、バッテリの消耗を抑
えて機器の動作時間を延長することができる。
【0017】また上記目的を達成するために他の発明
は、通信を要求した機器に対し所定数の無線回線の中か
ら空きの無線回線を選択して割り当てて無線データ伝送
を行わせる無線ネットワークシステムで使用されるデー
タ伝送機能を備えた機器において、他の機器との間で有
線ケーブル回線を介してデータを伝送する有線インタフ
ェース手段と、上記他の機器との間で上記無線回線を介
して上記データを伝送する無線インタフェース手段と、
上記所定数の無線回線の使用状況を監視する監視手段
と、伝送制御手段とを備えている。そして、この伝送制
御手段において、上記監視手段により空きの無線回線が
ないと判定された状態で新たな通信要求が到来した場合
に、データ伝送に使用中の無線回線を有線ケーブル回線
に切り替えるべく上記有線インタフェース手段及び無線
インタフェース手段の選択制御を行うように構成したも
のである。
【0018】したがってこの発明によれば、無線ネット
ワークに無線回線の空きがない状態で、非通信中の機器
から新たな通信要求が発生した場合でも、無線通信機能
と有線通信機能の両方を備えた機器において使用回線が
無線回線から有線ケーブル回線に切り替えられ、これに
より無線回線が解放される。したがって、上記新たな通
信要求を発した機器に対し上記解放された無線回線を割
り当てることが可能となり、この結果無線ネットワーク
に新たに参加しようとする機器は、無線回線が空くのを
待つことなく即時参加して無線通信を開始することが可
能となる。
【0019】またその際、新たに到来した通信要求の優
先度を判定し、新たに到来した通信要求の優先度が予め
設定した優先度より高い場合に、データ伝送に使用中の
無線回線を有線ケーブル回線に切り替えるべく有線イン
タフェース手段及び無線インタフェース手段の選択制御
を行うようにするとよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態を説明する。図1は、この発明に係わるデー
タ伝送機器を備えた無線ネットワークシステムの一実施
形態を示す概略構成図である。
【0021】この実施形態の無線ネットワークシステム
は、BT(Bluetooth)無線通信方式を採用したもの
で、例えばパーソナル・コンピュータからなる1台のマ
スタ機器MSと、プリンタ等の周辺機器或いは携帯電話
機や携帯情報端末からなる複数台のスレーブ機器SL
1,SL2,…とにより、ピコネットと呼ばれる無線ネ
ットワークを構築している。一つのピコネットでは、ス
レーブ機器SL1,SL2,…はBT無線回線BT1,
BT2,…を介して同時に最大7台までマスタ機器MS
に接続可能である。図1では、7台のスレーブ機器SL
1〜SL7がマスタ機器MSに接続されている状態を例
示している。
【0022】また上記各スレーブ機器SL1〜SL7の
うち、スレーブ機器SL3はマスタ機器MSに対し有線
ケーブル回線UCHを介して接続されている。有線ケー
ブル回線UCHとしては、例えばUSBケーブルが用い
られる。
【0023】ところで、上記マスタ機器MS及び各スレ
ーブ機器SL1〜SL7はいずれも次のように構成され
る。図2はその要部である通信機能部分の構成を示すブ
ロック図である。
【0024】各機器は、制御ユニット1と、有線ケーブ
ル回線制御部2と、BTユニット3と、電源ユニットと
を備えている。有線ケーブル回線制御部2は、通信相手
機器との間で有線ケーブル回線UCHを介して所定のプ
ロトコルに従いデータの送受信をとその制御を行う。ま
たデータ送受信中に、有線ケーブル回線UCH上の障害
を監視する機能も備え、その障害検出データを制御ユニ
ット1に供給する。
【0025】BTユニット3は、BT制御部31と、B
T無線部32と、アンテナ33とから構成される。この
うちBT制御部31は、CPUコア311と、リンクベ
ースバンドコントローラ(LBC)312と、外部イン
タフェース部313とを備えている。
【0026】そして、後述する制御ユニット1から供給
された送信ベースバンドデータを、外部インタフェース
部313を介して取り込んでCPUコア311を経由し
てLBC312に入力し、ここでBT無線伝送に必要な
符号化等のディジタル信号処理を施してBT無線部32
へ出力する。またBT無線部32で受信された伝送デー
タを、LBC312で復号等のディジタル信号処理を施
すことにより受信ベースバンドデータに再生し、この受
信ベースバンドデータをCPUコア311を経由して外
部インタフェース部313に供給し、この外部インタフ
ェース部313から制御ユニット1へ供給する。またC
PUコア311は、データ伝送に使用中のBT無線チャ
ネルの回線品質を監視する機能も有し、その品質検出デ
ータを制御ユニット1に供給する。
【0027】電源ユニット4は、バッテリ41と、電源
回路42と、電圧検出部43とを備える。電源回路42
は、バッテリ41の出力電圧をもとに機器の動作に必要
な動作電圧Vccを生成して機器内の各回路に供給する。
電圧検出部43は、上記バッテリ41の出力電圧値を検
出して、その電圧検出データを制御ユニット1に供給す
る機能を有する。
【0028】制御ユニット1は、主制御部11と、メモ
リ部12と、入出力インタフェース部13とを備えてい
る。メモリ部12には、上記主制御部11を動作させる
ために必要な制御プログラムと制御データ、及び送受信
データ等が記憶される。入出力インタフェース部13に
は、送受器を構成するマイクロフォン51及びスピーカ
52と、キー入力部53と、表示部54とが接続され、
さらに先に述べた有線ケーブル回線制御部2及び電圧検
出部43が接続される。
【0029】主制御部12は、有線ケーブル回線UCH
及びBT無線回線BCHを使用した通常のデータ伝送制
御機能に加え、この発明に係わる新たな制御機能とし
て、回線品質判定機能11aと、スループット判定機能
11bと、電源電圧判定機能11cと、優先度判定機能
11dと、回線切替制御機能11eとを備えている。
【0030】回線品質判定機能11aは、上記有線ケー
ブル回線制御部2から出力された障害検出データと、上
記BT制御部31から出力された品質検出データとをそ
れぞれ取り込み、これらの検出データをもとに有線ケー
ブル回線UCH及びBT無線回線BCHの品質判定を行
う。
【0031】スループット判定機能11bは、BT無線
回線BCHを用いたデータ伝送中にそのスループットを
監視し、スループットが所定のしきい値以下に低下した
か否かを判定する。
【0032】電源電圧判定機能11cは、前記電圧検出
部43から供給される電圧検出データをもとに、バッテ
リ41の出力電圧値Vccが所定のしきい値以下に低下し
たか否かを判定する。
【0033】優先度判定手段11dは、マスタ機器MS
と各スレーブ機器SL1,SL2,…との間のBT無線
通信の優先度情報をメモリ部12において管理してい
る。そして、スレーブ機器から接続要求が到来した場合
に、当該スレーブ機器が要求する通信の優先度を上記メ
モリ部12で管理されている各スレーブ機器間の通信の
優先度と比較し、その優劣を判定する。
【0034】回線切替制御機能11eは、第1の制御機
能と第2の制御機能とに大別される。第1の制御機能
は、有線ケーブル回線UCH又はBT無線回線を使用し
てデータ伝送を行っている期間中に、上記回線品質判定
機能11a、スループット判定機能11b及び電源電圧
判定機能11cの各判定結果に応じて、有線ケーブル回
線UCHとBT無線回線BCHとの切替制御を行う。
【0035】第2の制御機能は、BT無線回線に空きが
ない状態で別のスレーブ機器から新たな接続要求が到来
した場合に、上記優先度判定機能11dによる判定結果
に従い回線切替制御を実行する。具体的には、上記新た
な接続要求の優先度が既に通信中の各スレーブの優先度
より高い場合に、使用中のBT無線回線を有線ケーブル
回線UCHに切り替え、これにより空きとなったBT無
線回線を上記新たな接続要求を行ったスレーブ機器に割
り当てる。
【0036】次に、以上のように構成されたマスタ機器
MS及びスレーブ機器SLによる回線切替動作を、複数
の場合に分けて説明する。図3乃至図6はマスタ機器M
Sとスレーブ機器SL1,SL2,…との間の信号転送
手順を示すシーケンス図、図7及び図8は機器MD,S
L1〜SL7の回線切替制御手順とその内容を示すフロ
ーチャートである。
【0037】(1)回線障害が発生した場合 いま例えば図1に示すスレーブ機器SL3において、有
線ケーブル回線UCHを介してマスタ機器MSからファ
イルデータをダウンロードするべく、使用者がその旨を
要求するコマンドを入力したとする。そうするとスレー
ブ機器SL3は、主制御部11により、先ず有線ケーブ
ル回線制御部2を介してマスタ機器MSとの間で予め定
められたプロトコルに従い例えば図3に示すように制御
信号の授受を行い、これによりマスタ機器MSとの間に
有線ケーブル回線UCHを使用した通信リンクを確立す
る。
【0038】そうして通信リンクが確立されると、スレ
ーブ機器SL3は次に図3に示すように、マスタ機器M
Sに対し所望のファイルデータのダウンロード要求を送
出する。このダウンロード要求を受信するとマスタ機器
MSの主制御部11は、メモリ部12の指定されたアド
レス領域からファイルデータを読み出し、このファイル
データを所定のフォーマット上に配置して要求元のスレ
ーブ機器SL3へ送出する。
【0039】さてこの状態で、例えば有線ケーブル回線
のコネクタの接触不良やケーブルの断線によりファイル
データの転送が途絶えるか、又は外来雑音等により重度
の伝送障害が発生したとする。そうするとスレーブ機器
SL3の主制御部11は、有線ケーブル回線制御部7a
で検出された障害検出データをもとに、図7に示すよう
にステップ7a,7bで回線の異常を認識し、ステップ
7cでタイマを起動して上記障害の連続発生時間を計時
する。そして、このタイマの計時時間tが予め設定した
しきい値Nmsec以上になると、ステップ7eに移行し
てここで有線ケーブル回線UCHをBT無線回線BCH
に切り替えるための制御を行う。
【0040】この切替制御は次のように行われる。すな
わち、例えば図3に示すように、先ずスレーブ機器SL
3からマスタ機器MSへBT回線接続要求を送出する。
この接続要求の送信は、図5に示すようにマスタ機器M
Sからスレーブ機器SL3に対し予め割り当てられたス
ロットを使用する。上記接続要求を受信するとマスタ機
器MSは、スレーブ機器SL3に対し応答を返送する。
この応答を確認するとスレーブ機器SL3は、マスタ機
器MSとの間で所定のプロトコルに従い制御信号の授受
を行う。そして、これによりスレーブ機器SL3とマス
タ機器MSとの間にBT無線リンクが確立されると、主
制御部11から有線ケーブル回線制御部2に対し指示を
出し、これにより有線ケーブル回線UCH上に設定され
ている通信リンクを開放する。
【0041】そして、以後上記BT無線リンクを介して
図3に示すようにスレーブ機器SL3からマスタ機器M
Sへファイル転送要求を送出し、これを受け取るとマス
タ機器MSがメモリ部12から未送出のファイルデータ
を読み出して、このファイルデータをBT無線伝送用の
フォーマットに従いスレーブ機器SL3へ送出する。
【0042】したがって、有線ケーブル回線UCHで回
線障害が発生しても、回線が自動的にBT無線回線BC
H3に切り替えられ、以後このBT無線回線BCH3を
使用して引き続きファイルデータのダウンロードが行わ
れる。
【0043】なお、以上の説明では、マスタ機器MSか
らスレーブ機器SL3へファイルデータをダウンロード
している最中に有線ケーブル回線UCH上で回線障害が
発生した場合について説明した。しかし、それに限らず
スレーブ機器SL3からマスタ機器MSへデータをアッ
プロードしている最中に有線ケーブル回線UCH上で回
線障害が発生した場合にも、回線を自動的に切り替える
ことが可能である。
【0044】すなわち、この場合にはマスタ機器MSに
おいて回線障害を検出し、マスタ機器MSの主導により
有線ケーブル回線UCHからBT無線回線BCH3への
回線切り替えを実行する。図4にこの場合の回線切替シ
ーケンスを示す。またこの場合も、マスタ機器MSがス
レーブ機器SL3に対しBT回線接続要求を送出するタ
イミングは、図6に示すようにスレーブ機器SL3に対
し予め設定されたスロットが用いられる。
【0045】さらに、上記説明では有線ケーブル回線U
CH上で回線障害が発生した場合の回線切替動作につい
て説明したが、BT無線回線BCH3上で回線障害が発
生した場合にも同様に回線切替えを行うことができる。
【0046】すなわち、例えばマスタ機器MSとスレー
ブ機器SL3との間で、BT無線回線BCH3を介して
データのダウンロード或いはアップロードが行われてい
る状態で、いま仮にマスタ機器MSの送信データがスレ
ーブ機器SL3で一定期間以上連続して受信できなくな
ったとする。
【0047】そうするとスレーブ機器SL3の主制御部
11は、BT無線回線によるデータ受信が不能になった
と判断し、マスタ機器MSとの間で有線ケーブル回線U
CH上に通信リンクを確立するための手順を実行する。
そして、通信リンクが確立されると、BT無線回線を解
放した上で、以後上記有線ケーブル回線UCH上に設定
された通信リンクを介して、マスタ機器MSからのデー
タダウンロードを継続する。
【0048】なお、スレーブ機器SL3からマスタ機器
MSへデータのアップロードを行っている最中にBT無
線回線BCH3上に回線障害が発生した場合には、マス
タ機器MSにおいて回線障害が検出され、マスタ機器M
Sの主導によりBT無線回線BCH3から有線ケーブル
回線UCHへの回線切り替えが行われる。
【0049】(2)スループットが低下した場合 次に、スレーブ機器SL3とマスタ機器MSとの間でB
T無線回線BCH3を介してデータ転送を行っている状
態で、そのスループットが低下した場合の回線切替動作
について説明する。
【0050】スレーブ機器SL3及びマスタ機器MS
は、上記BT無線回線BCH3を使用してデータ伝送を
行っている状態で、ステップ7bで回線障害無しと判定
すると、次に図7のステップ7gに移行し、ここでBT
制御部31により受信されたデータの品質をもとにデー
タ伝送のスループットを検出する。そして、ステップ7
hにおいて、上記スループットの検出値を予め設定した
しきい値と比較することでスループットの低下を判定す
る。
【0051】いま、例えばフェージングなどの影響によ
りBT無線回線BCH3の回線品質が劣化し、これによ
りスループットがしきい値以下に低下したとする。そう
するとスレーブ機器SL3またはマスタ機器MSの主制
御部11は、BT無線回線BCH3を保持したまま、ス
テップ7iに移行してここで有線ケーブル回線UCH上
に通信リンクを確立するための制御を実行する。そし
て、この有線ケーブル回線UCH上に通信リンクが確立
されると、ステップ7jに移行してここで伝送すべきデ
ータをヘッダなどの制御データとペイロードデータとに
分け、制御データをBT無線回線BCH3へ送出し、一
方ペイロードデータを有線ケーブル回線UCHへ送出す
る。
【0052】したがって、伝送データは、BT無線回線
BCH3だけでなく有線ケーブル回線UCHも同時に使
用して分割されて伝送されることになり、このためスル
ープットの低下を補償した上でさらに高速度のデータ伝
送を行うことが可能となる。しかも、データ量の多いペ
イロードデータを、伝送速度が例えば12Mbps 〜百数
十Mbps と高速の有線ケーブル回線UCHに振り分け、
一方データ量の少ない制御データを伝送速度が例えば2
Mbps と低速なBT無線回線BCH3に振り分けて、そ
れぞれ伝送するようにしているので、より効率的なデー
タ伝送を行い得る。
【0053】(3)電池電圧が低下した場合 次に、スレーブ機器SL3とマスタ機器MSとの間で有
線ケーブル回線UCHを介してデータ転送を行っている
状態で、その機器の電池電圧Vccがしきい値以下に低下
した場合の回線切替動作について説明する。
【0054】スレーブ機器SL3及びマスタ機器MSの
主制御部11は、上記有線ケーブル回線UCHを使用し
てデータ伝送を行っている状態で、回線障害がなくかつ
スループットも良好と判定すると、続いてステップ7k
に移行してここで電圧検出部43から電圧検出データを
取り込み、この電圧検出データをもとにステップ7mで
電池電圧Vccがしきい値以下に低下したか否かを判定す
る。そして、電池電圧Vccがしきい値以下に低下する
と、ステップ7nに移行してここで有線ケーブル回線U
CHをBT無線回線BCH3に切り替えるための制御を
実行する。その制御手順は先に図3又は図4に示した通
りである。そして、回線の切替えが完了すると、主制御
部11はステップ7oに移行し、以後伝送データをBT
無線回線BCH3へ送出する。
【0055】したがって、有線ケーブル回線UCHを使
用してデータ伝送を行っている状態で、例えばバッテリ
の消耗によりスレーブ機器SL3又はマスタ機器MSの
電池電圧Vccがしきい値以下に低下した場合には、高速
であるが故消費電力の大きい有線ケーブル回線UCHに
よるデータ伝送モードから、比較的消費電力が少なくて
済むBT無線回線BCH3によるデータ伝送モードに自
動的に切り替えられることになる。このため、以後の電
力消費量は低減され、その結果バッテリ41の消耗を抑
えて通信時間を延長することが可能となる。
【0056】(4)新たなBT回線接続要求が発生した
場合 次に、BT無線回線に空きがない状態で新たな接続要求
が到来した場合の回線切替動作について説明する。
【0057】いま例えば、図1に示すごとくマスタ機器
MSに対し、一つのピコネットの最大収容数である7台
のスレーブ機器SL1〜SL7が接続されて無線通信を
行っている状態で、非接続の別のスレーブ機器SLiか
らマスタ機器Mに対しBT回線接続要求が到来したとす
る。
【0058】そうするとマスタ機器MSの主制御部11
は、この新たなBT回線接続要求の到来を図8に示すよ
うにステップ8aで検出すると、ステップ8bに移行し
てここで上記新たなBT回線接続要求の優先度を判定す
る。この優先度の判定は、上記スレーブ機器SLiから
到来した新たなBT回線接続要求の優先度を、メモリ部
12に予め記憶してある接続中の各スレーブ機器SL1
〜SL7の通信優先度とそれぞれ比較することにより行
う。
【0059】そして、この比較の結果、上記スレーブ機
器SLiから到来した新たなBT回線接続要求の優先度
が、接続中のどのスレーブ機器SL1〜SL7の優先度
よりも高かったとする。そうすると、マスタ機器MSの
主制御部11は、ステップ8dでマスタ機器MSに対し
有線ケーブル回線UCHを使用して接続されているスレ
ーブ機器があるか否かを判定する。図1の例では、スレ
ーブ機器SL3が有線ケーブル回線UCHを介して接続
されている。
【0060】このため、マスタ機器MSの主制御部11
は、ステップ8eに移行でスレーブ機器SL3との間を
接続している有線ケーブル回線UCH上に通信リンクを
確立する制御を行い、通信リンクが確立されるとそれま
で接続されていたBT無線回線BCH3を解放する。そ
して、以後スレーブ機器SL3との間では有線ケーブル
回線UCHを介してデータ伝送を継続する。
【0061】そうしてBT無線回線BCH3から有線ケ
ーブル回線UCHへの回線切替を完了すると、マスタ機
器MSの主制御部11はステップ8fに移行し、ここで
上記解放したBT無線回線BCH3を、上記新たなBT
回線接続要求を送出したスレーブ機器SLiに割り当
て、このBT無線回線BCH3上に無線リンクを確立す
るための制御手順を実行する。そして、無線リンクが確
立されると、以後上記新たに加入したスレーブ機器SL
iとの間でデータ転送を開始する。
【0062】したがって、BT無線回線に空きがない状
態で別のスレーブ機器SLiから新たな接続要求が到来
した場合でも、スレーブ機器SL3との間をBT無線回
線BCH3から有線ケーブル回線UCHに切り替えるこ
とでBT無線回線BCH3を1回線解放し、この解放し
たBT無線回線BCH3を上記新たな接続要求を送信し
たスレーブ機器SLiに割り当てることができる。この
ため、より多くのスレーブ機器をピコネットに収容する
ことが可能となる。
【0063】また、新たに到来した接続要求の優先度を
判定し、この新たに到来した通信要求の優先度が接続中
のどのスレーブ機器SL1〜SL7の優先度より高い場
合に限り、上記新たな接続要求を送信したスレーブ機器
SLiの加入を許可するようにしている。このため、優
先度の低いスレーブ機器を加入させるために、回線切替
により優先度の高いスレーブ機器SL3のデータ伝送動
作が一時中断されると云った不具合は防止される。
【0064】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、前記実施形態では、回線品質
に応じた回線切替制御機能と、スループットに応じた回
線切替制御機能と、電池電圧に応じた回線切替制御機能
と、他の機器から新たな接続要求が発生した場合の回線
切替制御機能とをすべて備えた機器を例にとって説明し
たが、これらの機能を単独で備えてもよく、また選択的
に備えるようにしてもよい。
【0065】前記実施形態では各機器間を接続する無線
通信方式としてBTを使用した場合を例にとって説明し
たが、HomeRFやIEEE802.11等の他の近
距離無線データ通信方式を適用してもよい。また、有線
ケーブル回線としては、USBケーブル以外にRS−2
32Cケーブル等のその他のデータ伝送用ケーブルを用
いてもよい。
【0066】その他、機器の種類やその構成、回線切替
制御手順とその内容などについても、この発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明に係わるデ
ータ伝送機能を備えた機器では、BT等の近距離無線デ
ータ通信方式を用いた無線通信機能と、有線ケーブル回
線を使用する有線通信機能の両方を備え、データの伝送
状態及びデータ伝送に関連する機器の動作状態のうちの
少なくとも一方を監視して、この動作状態の変化に応じ
その時々で最適な通信機能を選択してデータ伝送を行う
ようにしている。
【0068】したがってこの発明によれば、データ伝送
の状態又はデータ伝送に関連する機器の動作状態が変化
しても、常に効果的なデータ伝送を行い得るデータ伝送
機能を備えた機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わるデータ伝送機器を備えた無
線ネットワークシステムの一実施形態を示す概略構成
図。
【図2】 マスタ機器及び各スレーブ機器の要部である
通信機能部分の構成を示すブロック図。
【図3】 図2に示したマスタ機器とスレーブ機器との
間における信号転送手順の第1の例を示すシーケンス
図。
【図4】 図2に示したマスタ機器とスレーブ機器との
間における信号転送手順の第2の例を示すシーケンス
図。
【図5】 図2に示したマスタ機器とスレーブ機器との
間における信号伝送タイミングの第1の例を示す図。
【図6】 図2に示したマスタ機器とスレーブ機器との
間における信号伝送タイミングの第2の例を示す図。
【図7】 図2に示したマスタ機器及びスレーブ機器に
よる第1の回線切替制御手順とその内容を示すフローチ
ャート。
【図8】 図2に示したマスタ機器及びスレーブ機器に
よる第2の回線切替制御手順とその内容を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
MS…マスタ機器 SL1〜SL7,SLi…スレーブ機器 BCH1〜BCH7…BT無線回線 UCH…有線ケーブル回線 1…制御ユニット 11…主制御部 11a…回線品質判定機能 11b…スループット判定機能 11c…電源電圧判定機能 11d…優先度判定機能 11e…回線切替制御機能 12…メモリ部 13…入出力インタフェース部 2…有線ケーブル回線制御部 3…BTユニット 31…BT制御部 32…BT無線部 32…アンテナ 311…CPUコア 312…リンクベースバンドコントローラ(LBC) 313…外部インタフェース部 4…電源ユニット 41…バッテリ 42…電源回路 43…電圧検出部 51…マイクロフォン 52…スピーカ 53…キー入力部 54…表示部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の機器との間で有線ケーブル回線を介
    してデータを伝送する有線インタフェース手段と、 前記他の機器との間で無線回線を介して前記データを伝
    送する無線インタフェース手段と、 前記データの伝送状態及びデータ伝送に関連する機器の
    動作状態のうちの少なくとも一方を監視する監視手段
    と、 この監視手段による動作状態の監視結果に基づいて、前
    記有線インタフェース手段及び無線インタフェース手段
    を選択的に使用してデータ伝送を行わせる伝送制御手段
    とを具備したことを特徴とするデータ伝送機能を備えた
    機器。
  2. 【請求項2】 前記監視手段は、データ伝送に使用中の
    前記有線ケーブル回線又は無線回線の伝送品質を監視す
    る機能を有し、 前記伝送制御手段は、前記監視手段による伝送品質の監
    視結果に基づいて、当該伝送品質を高めるべく前記有線
    インタフェース手段及び無線インタフェース手段の選択
    制御を行うことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送
    機能を備えた機器。
  3. 【請求項3】 前記伝送制御手段は、前記監視手段によ
    りデータ伝送に使用中の回線の伝送品質が所定レベル以
    下に劣化したことが検出された場合に、当該使用中の回
    線を待機中の回線に切り替えるべく前記有線インタフェ
    ース手段及び無線インタフェース手段の選択制御を行う
    ことを特徴とする請求項2記載のデータ伝送機能を備え
    た機器。
  4. 【請求項4】 前記監視手段は、データ伝送に使用中の
    前記有線ケーブル回線又は無線回線のスループットを監
    視する機能を有し、 前記伝送制御手段は、前記監視手段によるスループット
    の監視結果に基づいて、当該スループットを高めるべく
    前記有線インタフェース手段及び無線インタフェース手
    段の選択制御を行うことを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ伝送機能を備えた機器。
  5. 【請求項5】 前記有線ケーブル回線の伝送容量が無線
    回線の伝送容量より大きい場合に、 前記伝送制御手段は、前記監視手段により使用中の回線
    のスループットが所定レベル以下に低下したことが検出
    された場合に、伝送対象のデータを制御データとペイロ
    ードデータとに分割し、制御データを無線回線により伝
    送させ、ペイロードデータを有線ケーブル回線により伝
    送させることを特徴とする請求項4記載のデータ伝送機
    能を備えた機器。
  6. 【請求項6】 前記監視手段は、データ伝送を行ってい
    る機器の電源電圧を監視する機能を有し、 前記伝送制御手段は、前記監視手段による電源電圧の監
    視結果に基づいて、データ伝送による機器の消費電力を
    低減するべく前記有線インタフェース手段及び無線イン
    タフェース手段の選択制御を行うことを特徴とする請求
    項1記載のデータ伝送機能を備えた機器。
  7. 【請求項7】 通信を要求した機器に対し所定数の無線
    回線の中から空きの無線回線を選択して割り当てて無線
    データ伝送を行わせる無線ネットワークシステムで使用
    される、データ伝送機能を備えた機器において、 他の機器との間で有線ケーブル回線を介してデータを伝
    送する有線インタフェース手段と、 前記他の機器との間で前記無線回線を介して前記データ
    を伝送する無線インタフェース手段と、 前記所定数の無線回線の使用状況を監視する監視手段
    と、 この監視手段により空きの無線回線がないと判定された
    状態で新たな通信要求が到来した場合に、データ伝送に
    使用中の無線回線を有線ケーブル回線に切り替えるべく
    前記有線インタフェース手段及び無線インタフェース手
    段の選択制御を行う伝送制御手段とを具備したことを特
    徴とするデータ伝送機能を備えた機器。
  8. 【請求項8】 前記伝送制御手段は、新たに到来した通
    信要求の優先度を判定する手段を有し、新たに到来した
    通信要求の優先度が予め設定した優先度より高い場合
    に、データ伝送に使用中の無線回線を有線ケーブル回線
    に切り替えるべく前記有線インタフェース手段及び無線
    インタフェース手段の選択制御を行うことを特徴とする
    請求項7記載のデータ伝送機能を備えた機器。
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