JP4367067B2 - 無線ネットワークアダプタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータや携帯情報端末(PDA;Personal Digital Assistance)などの電子機器を無線通信によりネットワークに接続するための無線ネットワークアダプタ装置に関する。
コンピュータやPDAなどの電子機器をネットワークに接続する場合、電子機器に備えたネットワークアダプタ装置とローカルエリアネットワーク(以下、「LAN」と称す。)とを同軸ケーブルやツイストペアケーブル等のケーブルにより連結するのが一般的である。近年では、ケーブルによる有線通信ではなく無線通信によりLANに接続するための無線ネットワークアダプタ装置の開発も盛んである。
例えば、特許文献1に記載のように、無線ネットワークアダプタ装置は、コンピュータの外部スロットに挿入されるイーサネット(登録商標)ボードにイーサネット(登録商標)ケーブルを介して接続される。無線ネットワークアダプタ装置は、コンピュータから受信したデータ・フレームから送信元アドレスを取り出し、取り出した送信元アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして、LAN側に接続された無線装置(無線アクセスポイント)との間で無線通信を行う。
特開平8−163146号公報(第2頁、図4)
従来の無線ネットワークアダプタ装置は、コンピュータ等と無線アクセスポイントとの間で通信データを中継するものであるため、コンピュータ等を接続した状態でなければ、無線アクセスポイントと通信を開始しない。
また、無線ネットワークアダプタ装置は、無線ネットワークアダプタ装置自身のMAC(Media Access Control)アドレスを用いてコンピュータ等と無線アクセスポイントとの間で通信を行うものも有るが、これは完全に中継しているのではなく、代理で通信を行っているにすぎない。そのため、無線アクセスポイント側からLAN側の機器へダイレクトに送信されるユニキャストパケット通信では、中継する無線ネットワークアダプタ装置までしか送信パケットが届かない。したがって、コンピュータ等と無線アクセスポイントとの間で通信を行うには、無線ネットワークアダプタ装置に接続されるコンピュータ等のLANカードのMACアドレスを用いた無線通信を行わなければならない。
一方、コンピュータ等に接続された無線ネットワークアダプタ装置と無線アクセスポイントと間の距離や妨害電波の存在等の設置環境によっては、無線アクセスポイントや無線ネットワークアダプタ装置の無線信号が到達する範囲が制限される。そのため、設置環境によっては、無線ネットワークアダプタ装置と無線アクセスポイントとの間で正常に無線通信ができない場合がある。
このとき、コンピュータの利用者は、電波状態が良く、無線通信が可能となる場所まで、このコンピュータに無線ネットワークアダプタ装置を接続したままの状態で、無線ネットワークアダプタ装置とともにコンピュータを移動しなければならない。上記のように従来の無線ネットワークアダプタ装置は、コンピュータ等と無線アクセスポイント間での通信を中継するものであり、コンピュータに直結されているLANカードのMACのアドレスを用いてLAN側の無線装置との間で無線通信を行っているからである。
そこで、本発明においては、コンピュータ等の電子機器を無線ネットワークアダプタ装置に接続せずとも無線アクセスポイント等の他の無線装置との間で無線接続することが可能な無線ネットワークアダプタ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の無線ネットワークアダプタ装置は、自装置の固有アドレス及び有線インターフェイス部を介して接続されたネットワーク接続装置の固有アドレスを記憶する記憶手段と、ネットワーク接続装置の固有アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして、他の無線装置との間で無線通信を行うように制御する制御手段とを備え、制御手段は、電源オン時またはリセット時、有線インターフェイス部で中継すべきデータを含むフレームを未受信であっても、記憶手段にネットワーク接続装置の固有アドレスが記憶されている場合には、記憶手段に記憶されたネットワーク接続装置の固有アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして無線接続を確立することを特徴とするものである。
本発明の無線ネットワークアダプタ装置では、記憶手段に予め記憶した固有アドレスを用い、無線通信フレームの送信元アドレスとしてネットワーク側の他の無線装置との間で無線通信を行うことができるため、電子機器を無線ネットワークアダプタ装置に接続せずとも無線アクセスポイント等の他の無線装置との間で無線接続することが可能となる。
本願の第1の発明は、有線インターフェイス部で受信されるフレームのデータを無線部を介して他の無線装置に中継するに際して、有線インターフェイス部で受信されたフレームから送信元アドレスを取り出し、取り出した送信元アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして他の無線装置との間で無線通信を行う無線ネットワークアダプタ装置であって、自装置の固有アドレス及び有線インターフェイス部を介して接続されたネットワーク接続装置の固有アドレスを記憶する記憶手段と、ネットワーク接続装置の固有アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして、他の無線装置との間で無線通信を行うように制御する制御手段とを備え、制御手段は、電源オン時またはリセット時、有線インターフェイス部で中継すべきデータを含むフレームを未受信であっても、記憶手段にネットワーク接続装置の固有アドレスが記憶されている場合には、記憶手段に記憶されたネットワーク接続装置の固有アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして無線接続を確立することを特徴とする無線ネットワークアダプタ装置であり、有線インターフェイス部で中継すべきデータを含むフレームを未受信であっても、記憶手段に記憶した固有アドレスを用い、無線通信フレームの送信元アドレスとしてネットワーク側の他の無線装置との間で無線通信が行われる(以下、この状態を「初期状態」という。)ため、電子機器を接続せずとも無線アクセスポイント等の他の無線装置との間の無線接続が可能となる。
本願の第2の発明は、上記第1の発明において、記憶手段にネットワーク接続装置の固有アドレスが記憶されていない場合には、自装置の固有アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして他の無線装置との間で無線接続を確立し、有線インターフェイス部で中継すべきデータを含むフレームを受信後は、有線インターフェイス部で受信されたフレームから送信元アドレスを取り出し、取り出した送信元アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして無線接続を確立することを特徴とする無線ネットワークアダプタ装置であり、記憶手段にネットワーク接続装置の固有アドレスが記憶されていない場合には、電源オン時またはリセット時から有線インターフェイス部で他の無線装置から送信されたデータを受信するまでの間は、記憶手段に予め記憶した自装置の固有アドレスを用い、無線通信フレームの送信元アドレスとしてネットワーク側の他の無線装置との間で無線通信が行われる(初期状態)ため、コンピュータ等の電子機器から送信されたデータを受信するまでの間を利用して、無線アクセスポイント等の他の無線装置に接続することが可能となる。
本願の第の発明は、上記第の発明において、記憶手段に記憶された自装置の固有アドレスによりアクセス可能なウェブサーバ部を備え、ウェブサーバ部は、無線設定用の無線設定画面をネットワーク接続装置へ送信し、無線設定画面に入力された固有アドレスを受信してネットワーク接続装置の固有アドレスとして記憶手段に記憶することを特徴とする無線ネットワークアダプタ装置であり、電子機器から本無線ネットワークアダプタ装置の記憶手段に予め記憶された固有アドレスを指定することにより、本無線ネットワークアダプタ装置のウェブサーバ部へアクセスし、無線設定画面によりネットワーク接続装置の固有アドレスを設定することができる。
本願の第の発明は、上記第の発明において、ウェブサーバ部は、無線設定画面に入力された固有アドレスを受信する代わりに、手動設定ボタンを表示させてこの手動設定ボタンの操作によりネットワーク接続装置から送信されるボタン操作情報のデータフレームから送信元MACアドレスを取り出し、ネットワーク接続装置の固有アドレスとして記憶手段に記憶することを特徴とする無線ネットワークアダプタ装置であり、設定が簡単である
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について、各図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態における無線ネットワークシステムの構成図である。
図1において、本発明の実施の形態における無線ネットワークシステムは、無線ネットワークアダプタ装置1(以下、「無線アダプタ装置」と称す。)と、無線アダプタ装置1が接続されるパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称す。)2と、無線アダプタ装置1と無線通信を行う無線装置としての無線ルータ装置3と、無線ルータ装置3のLANポート3a,3b,3cにそれぞれ接続される電子機器としてのPC4,5およびネットワークカメラ装置6等とから構成される。
無線ルータ装置3は、無線アダプタ装置1を介して無線通信により接続されるPC2とLANポート3a,3b,3cにそれぞれ接続されるPC4,5およびネットワークカメラ装置6等とによって構成されるLAN上を流れるデータを、WANポート3dに接続された他のネットワークとしてのインターネットNに中継するものである。なお、LANポート3a,3b,3cと、PC4,5およびネットワークカメラ装置6等とは、ツイストペアケーブル等のケーブルにより有線接続される。
図2は図1の無線アダプタ装置1のブロック構成図である。
図2に示すように、無線アダプタ装置1は、各種制御を行う制御部10と、HTML(Hyper Text Markup Language)ファイル等で構成されるウェブ(Web)ページ、固有アドレスとしてのMACアドレス等を記憶する記憶部11と、PC2と有線通信を行うための有線インターフェイス部12と、無線ルータ装置3と無線通信を行うための無線部13
と、ウェブページによる設定画面を提供するウェブサーバ部14と、制御部10による制御の切り替えを行うための切替スイッチ部15と、液晶ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Display)により構成された表示手段としてのLCD部16と、発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)により構成された表示手段としてのLED部17と、スピーカ部18とを有する。なお、LED部17には、無線アダプタ装置1の電源オン(ON)/オフ(OFF)の状態を表示する電源インジケータとしてのLED(図示せず。)や、無線アダプタ装置1の無線部13と無線ルータ装置3との通信状態を表示する通信インジケータとしてのLED(図示せず。)等がある。
本実施の形態におけるLANは、IEEE(Institute of Electrical and Electronic
Engineers;米国電気電子学会)802.3委員会によって標準化されたイーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))規格に準拠する。図3はこのイーサネット(登録商標)の通信フレーム構造を示している。
図3に示すように、イーサネット(登録商標)の通信フレーム(以下、「イーサネット(登録商標)・フレーム」と称す。)は、プリアンブルフィールド、SFD(Start Frame Delimiter)フィールド、DA(Destination Address)フィールド、SA(Source Address)フィールド、データ長(Length)フィールド、データ/LLC(Logical Link Control;論理リンク制御)フィールド(a)およびFCS(Frame Check Sequence)フィールドからなる。
DAフィールドは、宛先を示すアドレス(データの宛先となる装置のインターフェイスのMACアドレス)を格納する領域である。SAフィールドは、送信元アドレス(データの送信元のインターフェイスのMACアドレス)を格納する領域である。データ/LLCフィールドは、データを格納する領域である。
有線インターフェイス部12で受信されるデータ構造は図3に準拠する。
また、本実施の形態における無線ネットワークは、IEEE802委員会によって標準化された802.11標準規格群に準拠する。図4はこの無線ネットワークの通信フレーム構造を示している。
図4に示すように、無線ネットワークの通信フレーム(以下、「無線通信フレーム」と称す。)は、PHY(Physical layer;物理層)フィールド、フレームコントロールフィールド、待機時間(Duration)/IDフィールド、アドレスA1フィールド、アドレスA2フィールド、アドレスA3フィールド、シーケンスコントロールフィールド、アドレスA4フィールド、データフィールド(a)およびFCSフィールドからなる。
図5は図4のアドレスA1〜A4フィールドに格納される情報の詳細を示している。
図5に示すように、アドレスA1〜A4フィールドに格納される情報は、無線アクセスポイントとなる無線ルータ装置3から無線通信フレームが送信される場合(From AP)と、無線ルータ装置3へ向けて無線通信フレームが送信される場合(To AP)とで異なる。
無線アクセスポイントとなる無線ルータ装置3からデータが送信される場合(From AP)、アドレスA1にはDA(Destination Address;宛先アドレス)が格納され、アドレスA2にはBSSIDが格納され、アドレスA3にはSA(Source Address;送信元アドレス)が格納される。BSSIDとは、無線ネットワークのグループのIDであり、通常は、無線アクセスポイントである無線ルータ装置3のMACアドレスである。なお、アドレスA4は使用されない(N/A)。
一方、無線ルータ装置3へ向けてデータが送信される場合(To AP)、アドレスA1にはBSSIDが格納され、アドレスA2にはSA(送信元アドレス)が格納され、アドレスA3にはDA(宛先アドレス)が格納される。アドレスA4は使用されない(N/A)。
ここで、記憶部11に記憶するMACアドレスは、無線アダプタ装置1自体のMACアドレス(以下、「自装置MACアドレス」と称す。)であり、無線アダプタ装置1と隣接するPC2や無線ルータ装置3等の電子装置から、無線アダプタ装置1にアクセスするために用いられる。例えば、無線アダプタ装置1の制御部10は、有線インターフェイス部12もしくは無線部13を介して受信するイーサネット(登録商標)・フレームや無線通信フレームのヘッダのDAに格納されている宛先MACアドレスが自装置MACアドレスであることを検出すると、そのフレームの宛先が無線アダプタ装置1であると判定する。そして、この判定後、制御部10は、受信したフレームにカプセル化されたIP(Internet Protocol)パケットのヘッダに含まれる宛先ポート番号を検出し、そのポート番号が割当てられたアプリケーション(例えば、ポート番号80であれば、ウェブサーバ部14)へ、そのIPパケットのデータを引き渡す。以後、アプリケーションが引き渡されたデータの内容に従って処理を行う(例えば、ウェブサーバ部14であれば、そのデータの送信元に、ウェブページを送信する等。)。また、自装置MACアドレスは、後述の初期状態での動作にも使用される。
記憶部11へは、自装置MACアドレスだけではなく、PC2等からウェブサーバ部14に対して入力されるMACアドレスも記憶される(以下、このように記憶されたMACアドレスを「手動設定アドレス」と称す。)。
ここで、手動設定アドレスの具体的な記憶手順を説明する。
PC2と無線アダプタ装置1とが物理的に接続されている状態において、PC2から無線アダプタ装置1自体の自装置MACアドレスをイーサネット(登録商標)・フレームのDAとし、さらにこのフレームにカプセル化されたIPパケットの宛先ポート番号をポート80番として、フレームを送信すると、無線アダプタ装置1は、そのDAおよびポート番号からウェブサーバ部14へデータを引き渡す。
ウェブサーバ部14は、記憶部11に記憶しているHTMLファイル(ウェブページ)をPC2に送信する。PC2は、このHTMLファイルを受け取ると、このHTMLファイルの記述内容に従った無線設定用の表示(以下、「無線設定画面」と称す。)を、PC2内の表示手段(図示せず。)に表示する。このとき、PC2の表示手段には、図6に示すように、ESSID、Wepキー1〜4、手動設定アドレス(接続機器MACアドレス)をそれぞれ入力する入力枠が表示される。このように表示されている状態で、PC2の入力手段(図示せず。)により、それぞれの入力枠にESSID、Wepキー、手動設定アドレス(PC2のMACアドレス、もしくは、PC2にLANカードが直接接続されている場合には、LANカードのMACアドレス。以下、「PC2のMACアドレス」と総称する。)が入力され、画面中のOKのボタン(図6参照)が押下されると、それぞれの入力情報が、PC2から無線アダプタ装置1のウェブサーバ部14に送信される。ウェブサーバ部14は、受信した入力情報のうちESSID、Wepキー、手動設定アドレスを記憶部11に格納する。
ここで、手動設定アドレスは、PC2のMACアドレスであることが必要である。そのため、制御部10およびウェブサーバ部14は、PC2から送信されるフレームのSAフィールドに格納されている送信元MACアドレスを用いて、手動設定アドレスとして入力
されたMACアドレスがPC2のMACアドレスと不一致となることを回避するように動作する。すなわち、手動設定アドレスとして入力されたMACアドレスがPC2のMACアドレスと一致しない場合、入力されたMACアドレスを記憶部11に記憶せず、入力されたMACアドレスが誤りである旨の内容を記述したHTMLファイルをPC2へ送信してPC2の操作者へ正しいMACアドレスの入力を促すことにより、PC2のMACアドレスと一致しないMACアドレスの記憶部11への記憶を回避する。なお、PC2のMACアドレスの検出は、PC2から上述の入力情報のデータを含むフレームのヘッダ中の送信元MACアドレスを制御部10が検出することにより行われる。
また、無線設定画面(図6参照)の手動設定アドレス入力枠の代わりに、手動設定ボタン(図示せず。)を表示して、そのボタンの操作によりPC2から送信されるボタン操作情報をデータとして含むフレームから、送信元MACアドレスを取り出し、手動MACアドレスとして記憶部11に記憶するようにしてもよい。なお、無線設定画面を構成するためのHTMLファイルには、手動設定ボタンが押下されたときに、ボタン操作情報をPC2から無線アダプタ装置1へ送信させるように記述しておく。
また、記憶部11に記憶されたESSIDおよびWepキーは、無線ルータ装置(無線アクセスポイント)3との認証手続を実行する際に、記憶部11から取り出され、無線ルータ装置3へ送信されるものである。このESSIDおよびWepキーと、無線ルータ装置3に設定されているESSIDおよびWepキーとが一致することが、無線アダプタ装置1と無線ルータ装置3との認証成立の条件となる。
無線アダプタ装置1は、有線インターフェイス部12に接続されるPC2と無線部13を介して接続される無線ルータ装置3との間でデータを中継する機能を有する。中継動作としては、アドレス引継モードと、手動モードとの2つがある。デフォルトではアドレス引継モードで動作するが、無線設定画面で手動設定アドレスの入力等が行われた場合(記憶部11に手動設定アドレスが記憶されている場合)には、手動モードで動作する。
まず、アドレス引継モードの中継動作について説明する。
無線アダプタ装置1がアドレス引継モード状態である場合、無線アダプタ装置1は、PC2から送信されるイーサネット(登録商標)・フレームを有線インターフェイス部12で受信すると、制御部10が、このイーサネット(登録商標)・フレームのDAフィールドに格納されている宛先アドレスが記憶部11に記憶された自装置MACアドレスと一致するか否かを判定する。その結果、一致すると判定した場合、無線アダプタ装置1は、このフレームを受信し、フレーム内の情報に従って所定の処理を行う。一方、一致しないと判定した場合、制御部10は、有線インターフェイス部12で受信されたフレームから送信元アドレス、宛先アドレスおよびデータを取り出す。そして、この取り出した送信元アドレス、宛先アドレスおよびデータを、それぞれ無線通信フレームの送信元アドレス、宛先アドレスおよびデータとして無線通信フレームを構成(生成)する。このようにして構成された無線通信フレームは、制御部10により、無線部13から送出される。すなわち、無線アダプタ装置1が受信したイーサネット(登録商標)・フレームは、送信元アドレス、宛先アドレスおよびデータはそのままで、無線通信フレームに構成が変更され、中継される。なお、無線部13で無線通信フレームを受信した場合も有線インターフェイス部12でイーサネット(登録商標)・フレームを受信した場合と同様の動作をする。すなわち、無線アダプタ装置1が受信した無線通信フレームは、送信元アドレス、宛先アドレスおよびデータはそのままで、イーサネット(登録商標)・フレームに構成が変更され、中継される。
次に、手動モードの中継動作について説明する。
無線アダプタ装置1が手動モード状態である場合、無線アダプタ装置1は、PC2から送信されるイーサネット(登録商標)・フレームを有線インターフェイス部12で受信すると、制御部10が、このイーサネット(登録商標)・フレームのDAフィールドに格納されている宛先アドレスが記憶部11に記憶された自装置MACアドレスと一致するか否かを判定する。その結果、一致すると判定した場合、無線アダプタ装置1は、このフレームを受信し、フレーム内の情報に従って所定の処理を行う。一方、一致しないと判定した場合、制御部10は、有線インターフェイス部12で受信されたフレームから宛先アドレスおよびデータを取り出すとともに、記憶部11に記憶された手動設定アドレスを取り出す。そして、この取り出した手動設定アドレス、宛先アドレスおよびデータをそれぞれ無線通信フレームの送信元アドレス、宛先アドレスおよびデータとして無線通信フレームを構成(生成)する。このようにして構成された無線通信フレームは、制御部10により、無線部13から送出される。すなわち、無線アダプタ装置1が受信したイーサネット(登録商標)・フレームは、宛先アドレスおよびデータはそのままで、送信元アドレスが手動設定アドレスに変更されて無線通信フレームに構成が変更され、中継される。なお、無線部13で無線通信フレームを受信した場合、アドレス引継モードの場合と同様の動作をする。
次に、本実施の形態における無線アダプタ装置1の動作について説明する。図7は無線アダプタ装置1、PC2および無線ルータ装置3間の信号の流れを示す図、図8,図9,図10は無線アダプタ装置1の動作フローチャートである。なお、無線アダプタ装置1の記憶部11に記憶されたMACアドレスをMAC1、PC2のMACアドレスをMAC2、無線ルータ装置3のMACアドレスをMAC3とする。
図7に示すように、無線ルータ装置(無線アクセスポイント)3は、随時ビーコン信号を発している。無線アダプタ装置1の電源がオン(ON)(図8のS100)されると、無線アダプタ装置1は初期状態へと移行(S101)する。ここで、制御部10は、モードがアドレス引継モードなのか手動モードなのかを判別する。この判別は、記憶部11に自装置MACアドレスのみが記憶されているのか、それとも手動設定アドレスも記憶されているのかを判定することにより行う。すなわち、制御部10は、記憶部11に自装置MACアドレスのみが記憶されていると判定した場合には、アドレス引継モードと判別し、手動設定アドレスも記憶されていると判定した場合には、手動モードであると判別する。(S102)。なお、手動モードか否かは、手動設定アドレスが記憶されているか否かの判定により行うのではなく、前述のように無線設定画面(図6参照)に手動設定ボタンを設けて、そのボタンが操作されたときに、手動設定モードに設定されたことを記憶部11に記憶するようにしてもよい。
制御部10は、アドレス引継モードに設定されていると判別した場合、記憶部11から自装置MACアドレス(MAC1)を取り出す(S103)。一方、制御部10は、手動設定モードに設定されていると判別した場合、記憶部11から手動設定アドレス(PC2のMACアドレス:MAC2)を取り出す(S104)。
そして、無線アダプタ装置1は、受信周波数チャネルを切り替えながらビーコン信号をサーチする。ビーコン信号により無線ルータ装置(無線アクセスポイント)3を発見(S105、)すると、ビーコン信号のフレームに含まれる送信元アドレスを無線アクセスポイントのアドレスとして記憶部11に記憶する。また、ビーコン信号を受信した周波数チャネルも記憶部11に記憶する。そして、このアドレスとさらに記憶部11から取り出したMACアドレス(アドレス引継モードの場合には自装置MACアドレス、手動モードの場合には手動設定アドレス)を用いて無線ルータ装置3との認証動作(S106)を行う。このとき、制御部10は、記憶部11から取り出したMACアドレス(アドレス引継モ
ードの場合にはMAC1、手動モードの場合にはMAC2)を、図4および図5に示す無線通信フレームのアドレスA2(SA)とし、無線アクセスポイントのアドレスを無線フレームのアドレスA1(BSSID)及びアドレス3(DA)として、無線ルータ装置3へ認証要求を送信する(図7(a))。なお、記憶部11に記憶されているESSIDとWebキーは制御部10によって取り出され、認証要求に使用される。一方、無線ルータ装置3は、この受信した無線通信フレームのアドレスA2のMACアドレス(アドレス引継モードの場合にはMAC1、手動モードの場合にはMAC2)を無線通信フレームのアドレスA1(DA)とし、自装置のMACアドレス(MAC3)を無線通信フレームのアドレスA2(BSSID)およびアドレスA3(SA)として、無線アダプタ装置1へ認証結果を送信する(図7(b))。
無線アダプタ装置1は、この送信された無線通信フレームを受信すると、認証結果を受信した旨の応答を送信する。無線ルータ装置3から送信される認証結果が認証OK(S107)の場合、ステップS103またはS105で記憶部11から取り出したMACアドレスで無線ルータ装置(無線アクセスポイント)3と通信確立手続を実行する。通信確立手続は、無線アダプタ装置1から通信確立要求(図7(c))を行い、無線ルータ装置3でルーティングテーブルを更新後、無線ルータ装置3から無線アダプタ装置1へ通信確立結果(図7(d))の応答を送信することによって行われる(S108)。制御部10は、無線ルータ装置3から送信される通信確立結果が通信確立OK(S109)の場合、周波数チャネルを記憶部11に再度登録し(S110)、無線ルータ装置3との無線通信が確立した旨の表示を行うためにLED部17の通信インジケータを点灯する(S111)。一方、ステップS107において認証結果が認証OKでない場合、または、ステップS109において通信確立手続終了の応答を受信できない場合、無線アダプタ装置1は、次の無線アクセスポイントのサーチを開始する(S112)。
初期状態において、無線アダプタ装置1は、有線インターフェイス部12でPC2から送信されたイーサネット(登録商標)・フレームを受信(図9のS113、図7(e))すると、このイーサネット(登録商標)・フレームが自装置宛てであるかどうかを確認(S114)する。この確認は、イーサネット(登録商標)・フレームのDAフィールドの値を、記憶部11に記憶された自装置MACアドレスと比較することにより行われる。そして、イーサネット(登録商標)・フレームが自装置宛ての場合、すなわち、受信したフレームのDAフィールドのアドレスが記憶部11に記憶された自装置MACアドレスと一致する場合、制御部10は、データ・フレームにカプセル化されたIPパケットからポート番号を取り出す(S115)。制御部10は取り出したポート番号からフレームのデータを引き渡すアプリケーションを決定する。例えば、ポート番号80の場合、制御部10はウェブサーバ部14へのアクセス要求(S116)であると判定し、ウェブサーバ部14により設定画面のウェブページ等の送信および設定等、受信したIPパケットのデータに従った処理を行う(S117)。一方、ウェブサーバ部14へのアクセス要求(S116)でない場合には、制御部10はその要求に合わせた動作を行う(S118)。
一方、ステップS114において、受信したフレームが自装置宛てでない場合、すなわち、受信したフレームのDAフィールドのアドレスが記憶部11に記憶された自装置MACアドレスと一致しない場合、制御部10は、無線アダプタ装置1がアドレス引継モード状態であるのか手動モードであるのかを確認(図10のS119)し、手動モードの場合には後述するステップS126へ処理を移行する。
アドレス引継モードである場合には、制御部10は、受信したデータ・フレーム(図7(f))から送信元アドレス(SA)のMACアドレス(MAC2)、宛先アドレス(DA)のMACアドレス(MAC3)、データおよび周波数チャネルを取り出し(S120)、この取り出したMACアドレス、データおよび周波数チャネルを用いて無線ルータ装
置(無線アクセスポイント)3との認証動作を行う(S121)。具体的には、制御部10は、取り出したMACアドレス(MAC2、MAC3)を、それぞれ図4に示す無線通信フレームのアドレスA2(SA)、アドレス3(DA)とし、取り出した周波数チャネル番号の周波数チャネルで、無線ルータ装置3へ認証要求を送信する(図7(f))。一方、無線ルータ装置3は、この受信した無線通信フレームのアドレスA2のMACアドレス(MAC2)を無線通信フレームのアドレスA3(SA)とし、自装置のMACアドレス(MAC3)を無線通信フレームのアドレス1(DA)、アドレスA2(BSSID)として、無線アダプタ装置1へ認証結果を送信する(図7(g))。
無線アダプタ装置1は、この送信されたフレームを受信し、認証結果が認証OKである(S122)場合、無線ルータ装置に認証結果を受信した旨の応答を送信し、ステップS120で受信したパケットの送信元アドレス(SA)のMACアドレス(MAC2)で無線ルータ装置(無線アクセスポイント)3と通信確立手続を実行する(図7(h))(S123)。制御部10は、無線ルータ装置3から送信される通信確立結果が通信確立OK(S124、図7(i))の場合、アドレス引継モード状態となっているときには、ステップS120でPC2から受信したフレームのデータ、送信元アドレス(SA)のMACアドレス(MAC2)、宛先アドレス(DA)のMACアドレス(MAC3)をそれぞれ図4に示す無線通信フレームのアドレスA2(SA)、アドレスA3(DA)とし、認証および通信確立のために使用した周波数チャネルで、無線ルータ装置(無線アクセスポイント)3に中継する(図7(j))。
一方、ステップS119でアドレス手動モード状態となっていると判定したときには、ステップS108、109で登録した通信確立の状態から再度認証・通信確立手続動作をすることなく、ステップS120でPC2から受信したフレームのデータ、宛先アドレス(DA)のMACアドレス(MAC3)をそれぞれ図4に示す無線通信フレームのデータ、アドレスA3(DA)とし、また記憶部11から手動アドレスを取り出して無線通信フレームのアドレスA2(SA)として、認証および通信確立のために使用した周波数チャネルで、無線ルータ装置(無線アクセスポイント)3に中継する(S126)。そして、有線インターフェイス部12で受信したデータを無線ルータ装置3へ送信する旨の表示を行うためにLED部17の通信インジケータを所定期間点灯する(S127)。以降、無線通信確立状態で、有線インターフェイス部12でPC2から送信されたイーサネット(登録商標)・フレームを受信すると、ステップS126と同様の手順でデータの中継を行う。
一方、ステップS122において無線ルータ装置3から送信される認証結果が認証OKでない場合、または、ステップS124において無線ルータ装置から送信される通信確立結果が通信確立OKでない場合、無線アダプタ装置1は、次の無線アクセスポイントのサーチを開始する(S125)。
こうして、無線アダプタ装置1は中継状態に入った後、有線インターフェイス部12でフレームを受信すると(S128)、この受信したフレームのデータを無線ルータ装置3へ中継する。データの中継の動作については、ステップS126で説明したものと同様である。また、LED部17の通信インジケータを所定期間点灯し(S129)、リセット動作がなされるまでステップS128およびS129を繰り返す(S130)。
なお、リセット動作とは、リセットスイッチ(図示せず。)による操作や、有線インターフェイス部12とPC2とを接続するケーブルが引き抜かれる操作等である。このリセット動作がなされると、図8のステップS101に戻り、再度初期状態へと移行する。すなわち、リセットスイッチによる操作や、有線インターフェイス部12とPC2とを接続するケーブルが引き抜かれる操作等によって、中継状態から初期状態への切り替えが行わ
れる。
また、切替スイッチ部15は、自動モード、初期モード、中継モードの3つの切替ポジションを有し、切替可能に構成されている。また、制御部10は、この切替スイッチ部15のポジションが自動モード、初期モード、中継モードのいずれかのポジションにあるのかを判定する。ここで、切替スイッチ部15が初期モードにあるときには、ステップS101〜112までの動作のみを行い、PC2から、またはPC2への中継動作は行わない。また、切替スイッチ部15が中継モードにあるときには、ステップS113〜130を行うが、ステップS101〜112の動作は行わない。なお、図8に示す動作は、切替スイッチ部15が自動モードのポジションにあるときの動作である。また、この切替スイッチ部15はメカニカルなスイッチでも、ウェブサーバ部14から送信される設定画面(図示せず。)でPC2の入力手段からの入力があった場合に制御部10がその切替動作をするソフト的なスイッチでもよい。
以上のように、本実施の形態における無線アダプタ装置1によれば、初期状態において記憶部11に予め記憶されたMACアドレス(MAC1)を無線通信フレームの送信元アドレスとして無線ルータ装置(無線アクセスポイント)3との間で無線通信が行われるため、PC2に無線アダプタ装置1を接続せずともLANに接続することが可能である。したがって、PC2の利用者は、電波状態が良く、無線通信が可能となる場所まで無線アダプタ装置1のみを移動して無線ルータ装置3との通信状態を確立した後、PC2を接続してLANに接続することが可能である。
そして、中継状態においては、有線インターフェイス部12で受信したデータから送信元アドレスとしてPC2のMACアドレス(MAC2)を取り出し、この取り出したPC2のMACアドレス(MAC2)を無線通信フレームの送信元アドレスとして無線ルータ装置3との間で無線通信が行われるため、PC2は本無線アダプタ装置1を介してLANに接続される。さらに、初期状態ですでに無線ルータ装置3がどの周波数チャネルを使用しているかを記憶部11に記憶しているため、中継状態に移行してあらためて無線ルータ装置3が使用している周波数チャネルをサーチする必要がなく、PC2から受信したフレームを転送するまでの時間を短縮することが可能となる。
また、利用者は、PC2から本無線アダプタ装置1の記憶部11に予め記憶されたMACアドレス(MAC1)を指定することにより、本無線アダプタ装置1のウェブサーバ部14へアクセスし、ウェブサーバ部14から送信された設定画面のウェブページ等によって本無線アダプタ装置1の設定を行うことが可能である。
また、本実施の形態における無線アダプタ装置1によれば、LED部17の通信インジケータの点灯により、PC2を本無線アダプタ装置1を介してLANに接続可能となったことや、PC2が本無線アダプタ装置1を介してLANに接続されていることを利用者が視覚的に認識することが可能である。
また、手動モードに設定することによって、無線アダプタ装置1は、初期状態において、PC2からフレームを受信した際、無線ルータ装置3と再度認証動作および無線通信確立を行う必要がないため、PC2から受信したフレームを中継する時間を短縮することが可能である。
また、切替スイッチ部15により、初期状態の動作を行うモードと行わないモードとを選択できるため、一旦無線ルータ装置3と通信ができる位置に無線アダプタ装置1を設置した後は、切替スイッチ部15により初期状態の動作を行わないモードに固定すれば、以降、無線アダプタ装置1の電源がON/OFFされた後でも初期状態の動作は行わないた
め、PC2からのフレームの中継を開始するまでの時間を短縮することができる。
また、予め記憶されている無線アダプタ装置1自体のMACアドレスを使用して初期状態の動作を行うため、他装置からのウェブサーバ部14へのアクセス等のために使用される自装置MACアドレスを初期状態の無線通信確立用に使用でき、自装置のMACアドレスと無線通信確立用のMACアドレスとの2つのMACアドレスを無線アダプタ装置1に記憶しておく必要がない。
本発明の無線ネットワークアダプタ装置は、コンピュータや携帯情報端末などの電子機器を無線通信によりネットワークに接続するための無線ネットワークアダプタ装置として有用であり、コンピュータ等の電子機器を無線ネットワークアダプタ装置に接続せずとも無線アクセスポイントなどの無線装置に接続することが可能な無線ネットワークアダプタ装置として好適である。
本発明の実施の形態における無線ネットワークシステムの構成図 図1の無線アダプタ装置1のブロック構成図 イーサネット(登録商標)の通信フレーム構造の例を示す図 無線ネットワークの通信フレーム構造の例を示す図 図4のアドレスA1〜A4フィールドに格納される情報の詳細を示す図 無線アダプタ装置から送信される無線設定画面を示す図 無線アダプタ装置、PCおよび無線ルータ装置間の信号の流れを示す図 無線アダプタ装置の動作フローチャート 無線アダプタ装置の動作フローチャート 無線アダプタ装置の動作フローチャート
符号の説明
1 無線アダプタ装置
2 PC
3 無線ルータ装置
3a,3b,3c LANポート
3d WANポート
4,5 PC
6 ネットワークカメラ装置
10 制御部
11 記憶部
12 有線インターフェイス部
13 無線部
14 ウェブサーバ部
15 切替スイッチ部
16 LCD部
17 LED部
18 スピーカ部
N インターネット

Claims (4)

  1. 有線インターフェイス部で受信されるフレームのデータを無線部を介して他の無線装置に中継するに際して、前記有線インターフェイス部で受信されたフレームから送信元アドレスを取り出し、取り出した送信元アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして前記他の無線装置との間で無線通信を行う無線ネットワークアダプタ装置であって、
    自装置の固有アドレス及び前記有線インターフェイス部を介して接続されたネットワーク接続装置の固有アドレスを記憶する記憶手段と、前記ネットワーク接続装置の固有アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして、前記他の無線装置との間で無線通信を行うように制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、電源オン時またはリセット時、前記有線インターフェイス部で中継すべきデータを含むフレームを未受信であっても、前記記憶手段にネットワーク接続装置の固有アドレスが記憶されている場合には、前記記憶手段に記憶された前記ネットワーク接続装置の固有アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして無線接続を確立することを特徴とする無線ネットワークアダプタ装置。
  2. 前記記憶手段にネットワーク接続装置の固有アドレスが記憶されていない場合には、前記自装置の固有アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして前記他の無線装置との間で無線接続を確立し、前記有線インターフェイス部で中継すべきデータを含むフレームを受信後は、前記有線インターフェイス部で受信されたフレームから送信元アドレスを取り出し、取り出した送信元アドレスを無線通信フレームの送信元アドレスとして無線接続を確立することを特徴とする請求項1記載の無線ネットワークアダプタ装置。
  3. 前記記憶手段に記憶された自装置の固有アドレスによりアクセス可能なウェブサーバ部を備え、前記ウェブサーバ部は、無線設定用の無線設定画面を前記ネットワーク接続装置へ送信し、前記無線設定画面に入力された固有アドレスを受信して前記ネットワーク接続装置の固有アドレスとして記憶手段に記憶することを特徴とする請求項記載の無線ネットワークアダプタ装置。
  4. 前記ウェブサーバ部は、前記無線設定画面に入力された固有アドレスを受信する代わりに、手動設定ボタンを表示させてこの手動設定ボタンの操作により前記ネットワーク接続装置から送信されるボタン操作情報のデータフレームから送信元MACアドレスを取り出し、前記ネットワーク接続装置の固有アドレスとして記憶手段に記憶することを特徴とする請求項記載の無線ネットワークアダプタ装置。
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