JP2012134883A - 通信装置、通信装置のプログラムおよび通信装置の制御方法 - Google Patents

通信装置、通信装置のプログラムおよび通信装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】目的に応じて動作を制御可能な通信装置を提供する。
【解決手段】FAX装置は、NGN網およびPSTNに接続される。公衆回線処理通信部は、FAX番号を用いて、PSTNを介して公衆回線通信処理を実行する。IP処理通信部は、SIPURIを用いて、NGN網を介してIP通信処理を実行する。設定部は、IP通信処理から公衆回線通信処理に切替えて再発呼するフォールバック処理を実行するか否かの設定を行う。第1検出部は、通信エラー内容を取得する。第1判断部は、IP通信処理が成功していない場合に、通信エラー内容に基づいて、IP通信処理を用いて再発呼するリダイヤル処理の実行可否を判断する。IP処理通信部は、リダイヤル処理を実行できない場合、フォールバック処理を実行する設定が設定部でされている場合には、フォールバック処理を実行し、リダイヤル処理を実行できる場合には、リダイヤル処理を実行する。
【選択図】図5

Description

本明細書によって開示される技術は、公衆回線網およびIP(Internet Protocol)網を用いて通信を行う通信装置に関する。
特許文献1には、IP網および公衆回線網(PSTN網など)に接続されている通信端末装置が開示されている。この通信端末装置では、IP網または公衆回線網への発呼時の通信エラーを検出する。次に、検出された通信エラーを解析し、網切替対象エラー(Not Found等、同じ網への再発呼が無駄になるようなエラー)であるのか、網切替対象外エラー(相手通信端末装置ビジー等)であるのかといった解析結果を見出す。そして、通信エラー解析結果に応じて、再発呼をIP網に対して行うか公衆回線網に対して行うかを自動判別する。
特開2004−112516号公報
特許文献1の技術では、エラーの種類に応じて、再発呼をIP網に対して行うか公衆回線網に対して行うかを判別している。
すると、例えば、公衆回線網を用いて通信を行いたくない場合(IP網を用いた通信処理の方が、公衆回線網を用いた通信処理と比べて、通信料金が低額・通信速度が高速などのメリットが大きい場合など)においても、公衆回線網に対して再発呼が行われてしまう場合がある。本明細書では、このような不便性を解消することができる技術を提供する。
本願に記載の通信装置は、公衆回線網およびIP網に接続される通信装置である。本願に記載の通信装置は、公衆回線網の一般識別情報を用いて、公衆回線網を介して公衆回線通信処理を実行する公衆回線処理通信部と、IP網用のIP識別情報を用いて、IP網を介してIP通信処理を実行するIP処理通信部と、IP網を介してのIP通信処理から公衆回線網を介しての公衆回線通信処理に切替えて再発呼するフォールバック処理を実行するか否かの設定を行う設定部と、IP処理通信部によるIP通信処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合には通信エラー内容を取得する第1検出部と、第1検出部によってIP通信処理が成功していないことが検出された場合に、取得された通信エラー内容に基づいて、IP網を介してIP通信処理を用いて再発呼するリダイヤル処理を実行できる可能性が低いか否かを判断する第1判断部と、を備える。また、IP処理通信部は、リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと第1判断部で判断される場合、フォールバック処理を実行する設定が設定部でされている場合には、フォールバック処理を実行し、リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと第1判断部で判断されない場合には、リダイヤル処理を実行する。
リダイヤル処理(IP網を介してIP通信処理を用いて再発呼する処理)を実行できる可能性が低いと判断される通信エラー内容の例としては、通信相手先がIP網に接続されていない旨のエラーや、通信相手先の装置の電源が入っていない旨のエラーなどが挙げられる。また設定部は、ユーザ入力を予め受け付けることによって、フォールバック処理(IP網を介してのIP通信処理から公衆回線網を介しての公衆回線通信処理に切替えて再発呼する処理)を実行するか否かを設定する。
上記の構成によって、通信装置では、リダイヤル処理を実行できる可能性が低い場合においては、設定部でフォールバック処理を実行する設定がされている場合に、公衆回線網を用いてデータ送信が行われる。これにより、ユーザの意図に応じた通信処理を行うことが可能となるため、ユーザの利便性を高めることが可能となる。
また、請求項2に記載の通信装置において、一時的に通信を行うことができない状態であると判断される通信エラー内容の例としては、通信回線が混雑している旨のエラー、何らかの理由で通信相手先の装置の通信準備ができていない旨のエラーなどが挙げられる。この構成によると、通信装置は、一時的に通信を行うことができない状態ではない場合には、通信処理が実行できない旨をユーザに報知することが可能となる。これにより、無駄なリダイヤル処理を繰り返すことを防止することが可能となる。また、通信処理が実行できない旨を、ユーザに即座に報知することが可能となる。
また、請求項3に記載の通信装置では、所定回数は、例えばユーザ等によって予め設定されるとしてもよい。これにより、リダイヤル処理を自動的に所定回数繰り返すことができる。よって、ユーザがリダイヤル処理の操作を行う必要がないため、ユーザの利便性を高めることが可能となる。
また、請求項4に記載の通信装置において、通信先の機器がIP通信処理に対応していない旨の通信エラー内容の一例としては、通信相手先がIP網に接続されていない旨のエラーや、通信相手先の装置の電源が入っていない旨のエラーなどが挙げられる。また、請求項6の通信装置において、IP通信処理の実行中に発生するエラーの一例としては、通信先の機器から不正なコマンド(データ)を受信した場合や、ケーブルが抜かれた場合などが挙げられる。請求項4ないし6に記載の通信装置の少なくとも何れか1つによって、リダイヤル処理を実行できる可能性が低いか否かについて、確実に判断することが可能となる。
また、請求項7に記載の通信装置では、フォールバック処理が失敗した場合には、リダイヤル処理(IP通信処理を用いて再発呼する処理)が行われる。これにより、IP網による通信回数をより増加させることが可能となる。よって、公衆回線網よりもIP網を用いて通信を行いたいとユーザが所望する場合(IP網を用いた通信処理の方が、公衆回線網を用いた通信処理と比べて、通信料金が低額・通信速度が高速などのメリットが大きい場合)などに対処することができるため、ユーザの利便性を高めることが可能となる。
また、請求項8に記載の通信装置において、第1判断部でIP通信処理を実行できる可能性が低いと判断される場合には、待機してもIP通信処理が回復しない場合である。よって、第1間隔時間よりも短い時間である第2間隔時間で、IP網から公衆回線網へ切り替えが行われる。これにより、通信を成功させるまでに必要な時間をより短縮化することが可能となる。
通信システムの構成の一例を示す。 メイン処理のフローチャート(その1)を示す。 メイン処理のフローチャート(その2)を示す。 回線種別判断処理のフローチャートを示す。 エラー結果登録処理のフローチャート(その1)を示す。 エラー結果登録処理のフローチャート(その2)を示す。 エラー結果登録処理のフローチャート(その3)を示す。
(第1実施例)
(システムの構成)
図面を参照して第1実施例を説明する。図1に示されるように、通信システム2は、PSTN(Public Switched Telephone Networks)4、NGN(Next Generation Network)網8、LAN6、LAN9、FAX装置10および110、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ60、ホームゲートウェイ71、を備える。
ホームゲートウェイ71は、NGN網8とLAN6を相互に接続し、ネットワークの違いを吸収する役割を果たす装置である。ホームゲートウェイ71は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ70を備えている。
FAX装置10および110は、PSTN4に接続されている。FAX装置10および110は、PSTN4を介して相互に通信可能である。FAX装置10と、ホームゲートウェイ71とは、LAN6に接続されている。FAX装置10とホームゲートウェイ71とは、LAN6を介して相互に通信可能である。FAX装置110は、LAN9に接続されている。LAN6と、LAN9と、SIPサーバ60とは、NGN網8に接続されている。FAX装置10と、FAX装置110と、SIPサーバ60とは、LAN6および9とNGN網8とを介して相互に通信可能である。
NGN網8は、プロバイダ(インターネット接続業者)によって提供されるIP網である。またNGN網8は、SIPサーバ60で制御される。ここでNGNとは、現行の公衆網を代替する次世代IPネットワークである。すなわちNGNは、現在別々に構築されている、インターネットサービス用IPネットワークと電話サービス用の電話網を、IP技術を用いてIP通信網として統合したネットワークである。
(FAX装置10の構成)
FAX装置10の構成について説明する。FAX装置10は、一般FAX機能、IPFAX(Internet Protocol FAX)機能、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能等の多機能を備える。なお、一般FAX機能は、PSTN4を介して通信を実行するための各FAX装置の識別情報(いわゆるFAX番号)である一般FAX番号を用いて、PSTN4を介してFAXデータを通信(即ち送受信)するための機能である。一般FAX番号の一例としては、契約時に通信会社から割り当てられた電話番号(例えば、0ABJやE.164形式)が挙げられる。また、IPFAX機能は、SIPURI(SIP Uniform Resource Identifier)を用いて、NGN網8を介してFAXデータを通信するための機能である。
FAX装置10は、表示部12、操作部14、スキャン部16、PSTNインターフェイス18、印刷実行部20、ネットワークインターフェイス22、制御部24、を備える。なお、上記の各部12〜24は、バス線25に接続されている。表示部12は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。操作部14は、複数のキーによって構成される。ユーザは、操作部14を操作することによって、様々な指示をFAX装置10に入力することができる。スキャン部16は、CIS(contact image sensor)、CCD等のスキャン機構を備え、スキャン対象物をスキャンすることによって画像データを生成する。PSTNインターフェイス18は、コネクタ19を介してPSTN4に接続されている。PSTNインターフェイス18は、一般FAX番号を用いて、PSTN4を介して一般FAX送信処理を実行する。印刷実行部20は、インクジェットヘッド方式、レーザ方式等の印刷機構を備え、制御部24からの指示に従って印刷を行う。ネットワークインターフェイス22は、コネクタ23を介してLAN6に接続されている。
制御部24は、CPU30とメモリ32とを備える。メモリ32は、プログラム34と、enterprise−numberテーブル35と、アドレス帳36と、を格納している。CPU30は、メモリ32内のプログラム34に従って処理を実行する。CPU30がプログラム34に従って処理を実行することによって、IP処理通信部40、設定部50、第1検出部51、第2検出部52、第3検出部53、第1判断部54、第2判断部55、第3判断部56、の各々の機能が実現される。enterprise−numberテーブル35は、IPFAX機能を実行可能な状態をFAX装置10に提供可能な提供者(以下では「第1種のプロバイダ」と呼ぶ)を示すenterprise−numberを記憶するテーブルである。enterprise−numberは、各プロバイダに特有の企業コード番号である。アドレス帳36は、ユーザによって入力された複数の一般FAX番号、SIPURI、メールアドレス、電話番号等を記憶する。
またメモリ32には、フォールバック設定、NGN回線送信設定、リダイヤル上限回数、が設定として記憶される。フォールバック設定は、後述するフォールバック処理を行うか否かを決定するための設定である。NGN回線送信設定は、NGN網8を用いたFAX送信を実行するか否かを決定するための設定である。リダイヤル上限回数は、後述するリダイヤル処理を繰り返して実行する回数の上限値を定めるパラメータである。これらの設定は、予めユーザ等によって設定されるとしてもよい。
また、メモリ32には、回線選択のパラメータ、回線判断結果、FAXジョブ、リダイヤル回数、が一時的に記憶される。回線選択のパラメータは、NGN網8とPSTN4のどちらの回線を用いてFAX送信を実行するかを決定するパラメータである。回線判断結果は、後述する回線種別判断処理(図4)での判断結果である。FAXジョブは、FAX送信に関するジョブである。リダイヤル回数は、後述するリダイヤル処理が繰り返された回数である。これらの設定は、CPU30によってメモリ32に記憶されるとしてもよい。
(SIPサーバ60の構成)
SIPサーバ60の構成について説明する。SIPサーバ60は、FAX装置10、110のそれぞれについて、当該FAX装置のIPアドレスと、当該FAX装置のSIPURIと、を対応付けて記憶している。SIPサーバ60は、NGN網8に接続されている。SIPサーバ60は、SIPを利用して、FAX装置10とFAX装置110との間の通信を制御する。即ち、例えば、FAX装置10とFAX装置110との間でIPFAX送信処理を実行するために通信される各種コマンドは、SIPサーバ60を経由して送信される。
(DHCPサーバ70の構成)
DHCPサーバ70の構成について説明する。DHCPサーバ70は、LAN6に接続されている。DHCPサーバ70は、LAN6に接続されている各デバイス(FAX装置10等)にIPアドレスを割り当てる。
(FAX装置110の構成)
FAX装置110は、上記のFAX装置10と同様の各機能を備える。FAX装置110は、表示部112と、操作部114と、スキャン部116と、PSTNインターフェイス118と、印刷実行部120と、ネットワークインターフェイス122と、制御部124と、を備える。なお、上記の各部112〜124はバス線125に接続されている。各部112〜124の構成は、上記のFAX装置10の各部12〜24の構成と同様である。制御部124は、上記の制御部24と同様に、CPU130とメモリ132とを備える。本実施例では、FAX装置110には、一般FAX番号「xxxyyyzzzz」、SIPURI「xxxyyyzzzz@sipuri.com」が割り当てられている(図1参照)。FAX装置110のSIPURIは、FAX装置110の一般FAX番号「xxxyyyzzzz」を含んでいる。より具体的に言うと、FAX装置110のSIPURIは、FAX装置110の一般FAX番号「xxxyyyzzzz」に、SIPサーバ60のドメイン「sipuri.com」が付加されたものである。上記のFAX装置110のFAX番号、SIPURI、メールアドレスは、いずれもFAX装置10のアドレス帳36に登録されている。
(通信システムの構成)
図1に示す通信システム2の構成を説明する。図1の通信システム2では、FAX装置10をNGN網8に接続できる構成となっている。この場合、ユーザは、NGN網8を提供するプロバイダと、通信契約を結ぶ必要がある。なお、以下では、ユーザによって契約されたプロバイダのことを「契約プロバイダ」と呼ぶ。
ここで、プロバイダには、第1種のプロバイダと第2種のプロバイダの2種類が存在する。第1種のプロバイダは、上述の通り、SIPURIを用いたIPFAX機能を、FAX装置10に提供可能なプロバイダである。ユーザが第1種のプロバイダと契約する場合、FAX装置10のSIPURIは、FAX装置10の一般FAX番号を含む。具体的には、FAX装置110のSIPURI「xxxyyyzzzz@sipuri.com」は、FAX装置110の一般FAX番号「xxxyyyzzzz」を含んでいる。また、第2種のプロバイダは、SIPURIを用いたIPFAX機能を実行可能な状態を、FAX装置10に提供することができないプロバイダである。第2種のプロバイダの一例としては、IPFAX機能を提供していないプロバイダが挙げられる。また、プロバイダがIPFAX機能をオプションとして提供しているが、ユーザが当該オプションを選択していない場合が挙げられる。本実施形態の例では、契約プロバイダ(NGN網8を提供するプロバイダ)の種類が第1種のプロバイダである場合を説明する。
この場合、契約プロバイダが提供するSIPサーバ60のIPアドレスと、契約プロバイダのenterprise−numberが、DHCPサーバ70に予め登録される。これにより、DHCPサーバ70は、後述するDHCP情報に、option120(SIPサーバ60のIPアドレス)およびoption125(契約プロバイダを示すプロバイダ情報)を含めることができる。また、契約プロバイダのenterprise−numberが、FAX装置10のenterprise−numberテーブル35に記憶される。なお、enterprise−numberなどのDHCPサーバへの登録は、例えば、契約プロバイダによって行われるとしてもよい。
そして本実施形態の例では、契約プロバイダが提供するNGN網8は、一般FAX番号(例えば、0ABJやE.164形式)を、SIPサーバ60によってURIに変換し、一般FAX番号をネットワーク上の一意のアドレスとすることができる。このように、SIPURIと一般FAX番号のマッピングを行なっているので、FAXを送信する際は、一般FAX番号をFAX装置10に入力すれば、SIPサーバ60からIPアドレスを得て接続を確立し、IPFAX処理を実行することができる。よって、ユーザの利便性を高めることができる。
そして、NGN網8を用いたIPFAX処理によれば、高速(9600b/sを超える速度)で、かつ、セキュリティの高い画像データの伝送をリアルタイム(サーバに蓄積せずに)で行なえる。また、その際、伝送はNGN網8を利用して行なうので、従来の電話回線(PSTN)と同様に、不特定多数の企業間でのファックスに替わる画像データの伝送が可能である。特に、契約プロバイダのNGN網8を使用することで、電話番号による送信先の特定が契約プロバイダの管理下にあり、第三者が送信先を偽装し得ないため、「なりすまし」に対するセキュリティの脅威を受けないようにできる。
(FAX装置10が実行する処理)
続いて、図2〜図6を参照して、FAX装置10の制御部24が実行する各処理について説明する。
(メイン処理(その1))
FAX装置10で行われるメイン処理を、図2のフローを用いて説明する。S102において、設定部50は、FAX通信設定が実行されたか否かを判断する。FAX通信設定の一例としては、フォールバック設定、NGN回線送信設定、リダイヤル上限回数、が挙げられる。FAX通信設定が実行されない場合(S102:NO)には、S104をスキップしてS106へ進む。一方、ユーザによって操作部14が操作され、FAX通信設定が実行された場合(S102:YES)には、S104へ進む。S104において、設定部50は、フォールバック設定などの設定を、メモリ32に記憶させる。
S106において、CPU30は、FAX送信操作が実行されたか否かを判断する。具体的には、ユーザが、操作部14を操作して送信先の識別情報を入力することを待ち受ける。送信先の識別情報の一例としては、一般FAX番号(本実施例ではFAX装置110の一般FAX番号「xxxyyyzzzz」)が挙げられる。FAX送信操作が行われていない場合(S106:NO)には、S102に戻る。また、FAX送信操作が行われた場合(S106:YES)にはS110へ進む。
S110において、CPU30は、FAXジョブをメモリ32に記憶させる。S112において、CPU30は、回線選択のパラメータを、初期設定である「NGN」に設定する。回線選択のパラメータは、FAXジョブ毎に設定される。
S114において、CPU30は、FAXジョブのタイマーがタイムアップしたか否かを判断する。タイムアップとは、タイマーの測定時間が、所定時間(例えば5分)に到達することである。タイムアップしていない場合(S114:N)にはS114へ戻って待機し、タイムアップした場合(S114:YES)にはS116へ進む。S116において、CPU30は、発呼前の回線種別判断処理を実行する。
(回線種別判断処理)
S116で行われる回線種別判断処理について、図4のフローを用いて説明する。S200において、CPU30は、回線選択のパラメータが「NGN」であるか否かを判断する。具体的には、メモリ32から回線選択のパラメータを読み出して判断する。「NGN」でない場合(S200:NO)にはS224へ進み、「NGN」である場合(S200:YES)にはS201へ進む。
S201において、CPU30は、NGN回線送信設定が「オン」に設定されているか否かを判断する。具体的には、メモリ32からNGN回線送信設定を読み出して判断する。NGN回線送信設定が「オフ」の場合(S201:NO)にはS224へ進み、NGN回線送信設定が「オン」の場合(S201:YES)にはS202へ進む。
S202において、CPU30は、DHCPサーバを探索する。具体的には、CPU30は、LAN6に接続されているDHCPサーバ70を探索するための探索コマンドをブロードキャストする。LAN6に接続されている各デバイスは、探索コマンドを受信する。LAN6に接続されているDHCPサーバ70は、探索コマンドを受信すると、自身のIPアドレスを含む応答パケットをFAX装置10に送信する。
S204において、CPU30は、DHCPサーバを発見したか否かを判断する。具体的には、CPU30は、探索コマンドをブロードキャストしてから所定の時間内に応答パケットを受信した場合に、S204でYESと判断する。S204でNOの場合、S224へ進む。
S206において、CPU30は、DHCP情報の送信を要求する要求コマンドをDHCPサーバ70に送信する。CPU30は、DHCPサーバ70から受信された応答パケットに含まれるDHCPサーバ70のIPアドレスを送信先として、要求コマンドを送信する。要求コマンドは、option120及びoption125を要求するためのコマンドである。なお、option120は、契約プロバイダが提供するSIPサーバ60のIPアドレスを含んでいる。また、option125は、契約プロバイダを示すenterprise−numberを含んでいる。DHCPサーバ70は、要求コマンドを受信すると、要求コマンドに対応する各種の情報を含むDHCP情報を、FAX装置10に送信する。S208において、CPU30は、DHCPサーバ70が送信したDHCP情報を受信する。
S210において、CPU30は、受信したDHCP情報がoption120を含むか否かを判断する。例えば、契約プロバイダが提供するSIPサーバ60のIPアドレスが、検索されたDHCPサーバに予め登録されている場合には、DHCP情報には、SIPサーバ60のIPアドレスを示すoption120が含まれている。この場合、S210でYESと判断され、S212へ進む。
一方、契約プロバイダが提供するSIPサーバ60のIPアドレスが、検索されたDHCPサーバに登録されていない場合には、DHCP情報には、option120が含まれない。この場合、SIPサーバ60と通信不可能であるため、IPFAX機能が使用不可と判断され(S210:NO)、S224へ進む。
S212において、CPU30は、受信したDHCP情報がoption125を含むか否かを判断する。例えば、検索されたDHCPサーバに契約プロバイダのenterprise−numberが登録されている場合には、DHCP情報は、契約プロバイダのenterprise−numberを示すoption125を含む。この場合、S212でYESと判断され、S214へ進む。一方において、例えば、契約プロバイダのenterprise−numberが、検索されたDHCPサーバに登録されていない場合(例えばユーザがプロバイダと契約していない場合)には、DHCP情報は、option125を含まない。この場合、IPFAX機能が使用不可であると判断され(S212:NO)、S224へ進む。
なお、SIPサーバ60がLAN6に接続されている場合のように、契約プロバイダを介さずにIP網を利用したFAX送受信を行う場合もあり得る。このような場合には、DHCPサーバ70は、option120の値は記憶しているが、option125の値は記憶していない。この場合も、S212でNOと判断される。
S214において、CPU30は、option125に含まれるenterprise−numberが、enterprise−numberテーブル35(図1参照)に含まれるいずれかのenterprise−numberに一致するのか否かを判断する。本説明例では、enterprise−numberテーブル35に契約プロバイダのenterprise−numberが記憶されている場合を説明している。よって、option125に含まれるenterprise−numberが、契約プロバイダのenterprise−numberに一致するか否かが判断される。一致しない場合(S214:NO)には、契約プロバイダ(IPFAX機能を提供可能なプロバイダ)が提供するNGN網8に接続されていないため、IPFAX機能が使用不可であると判断される。よって、S224へ進む。一方、一致する場合(S214:YES)には、FAX装置10でIPFAX機能を使用可能であると判断されたことになり、S216へ進む。
S216においてCPU30は、option120が示す値を、SIPサーバ60のIPアドレスとしてメモリ32に記憶させる。さらに、S222においてCPU30は、「NGN発呼開始」の旨の回線判断結果を、メモリ32に記憶させる。そして、回線種別判断処理が終了する。
一方、S200、S201、S204、S210、S212、S214においてNOの場合には、S224へ進む。S224において、CPU30は、フォールバック設定が「オン」であるか否かを判断する。具体的には、メモリ32からフォールバック設定を読み出して判断する。フォールバック設定が「オン」である場合(S224:YES)には、S230へ進み、CPU30は、回線選択のパラメータを「PSTN」に設定する。またS232において、CPU30は、「PSTN発呼開始」の旨の回線判断結果を、メモリ32に記憶させる。
また、S224においてフォールバック設定が「オン」でない場合(S224:NO)には、S226へ進み、CPU30は、FAX通信を実行できない旨のエラー表示を表示部12に表示する。また、S228において、CPU30は、「NGN発呼終了」の旨の回線判断結果を、メモリ32に記憶させる。そして、回線種別判断処理が終了する。
(メイン処理(その2))
メイン処理の続きを、図3のフローを用いて説明する。回線種別判断処理(S116)が終了すると、S118(図3)へ進む。S118において、CPU30は、回線判断結果を読み出す。回線判断結果が「NGN発呼終了」の場合には、フローを終了する。また、回線判断結果が「PSTN発呼開始」の場合には、S154へ進む。また、回線判断結果が「NGN発呼開始」の場合には、S140へ進む。
CPU30は、SIPサーバ60のIPアドレス、及び、SIPサーバ60のSIPドメイン名をメモリ32から読み出す(S140)。S140では、FAX装置10がIPFAXを使用可能な状態である(契約プロバイダが第1種のプロバイダである)ため、CPU30は、図4のS216でメモリ32に記憶されたIPアドレスを読み出す。さらに、CPU30は、上記の所定の記憶操作によってメモリ32に記憶されたSIPサーバ60のSIPドメイン名を読み出す。次いで、CPU30は、S140で読み出されたSIPドメイン名(sipuri.com)と、S134で取得された識別番号(FAX番号「xxxyyyzzzz」)とから、送信先のFAX装置110のSIPURI「xxxyyyzzzz@sipuri.com」(図1参照)を生成する(S142)。
次いで、CPU30は、S142で生成されたSIPURIを送信先として、SIPサーバ60にINVITEを送信する(S144)。SIPサーバ60は、INVITEをFAX装置110に転送する。FAX装置110は、INVITEを受信すると、200OKをSIPサーバ60に送信する。SIPサーバ60は200OKをFAX装置10に転送する。
CPU30は、INVITEを送信した後は、200OKを受信したか否かを監視する(S146)。CPU30が、SIPサーバ60が転送した200OKを受信すると、YESと判断する。S146でYESの場合、CPU30は、SIPURIを送信先として、SIPサーバ60にACKを送信する(S148)。SIPサーバ60は、ACKをFAX装置110に転送する。FAX装置110は、ACKを受信する。これにより、FAX装置10とFAX装置110との間で通信セッションが確立する(S150)。次いで、IP処理通信部40は、SIPサーバ60を中継することなく、S132で取得されたFAXデータを、NGN網8を介してFAX装置110に送信する(S152)。
S160において、第1検出部51は、送信が成功したか否かを判断する。当該判断は、エラーの旨のレスポンスを受信するか否かによって行われる。成功した場合(S160:YES)にはフローを終了し、成功していない場合(S160:NO)にはS162へ進む。
S162において、CPU30は、エラー結果登録処理を実行する。なお、エラー結果登録処理の内容については、後述する。S164において、CPU30は、FAXジョブが「再発呼」に設定されたか否かを判断する。「再発呼」に設定されていない場合(S164:NO)にはフローを終了し、「再発呼」に設定された場合(S164:YES)にはS114へ戻る。
また、S118において、回線判断結果が「PSTN発呼開始」の場合には、S154へ進む。S154において、CPU30は、S106で取得された一般FAX番号「xxxyyyzzzz」を送信先として、PSTN4を介して発信を行い、通信路を確立する。S156において、CPU30は、FAX装置10とFAX装置110との間で通信路が確立されると、FAXデータを、PSTN4を介してFAX装置110に送信する。
S161において、第3検出部53は、送信が成功したか否かを判断する。当該判断は、エラーの旨のレスポンスを受信するか否かによって行われる。成功した場合(S161:YES)にはフローを終了し、成功していない場合(S161:NO)にはS162へ進む。なお、S162以降の動作は、すでに説明済みであるため、ここでは詳細な説明を省略する。
(エラー結果登録処理)
S162で行われるエラー結果登録処理について、図5および図6のフローを用いて説明する。S312において、CPU30は、直前の発呼に使用した回線の種類を判別する。直前の発呼において「NGN網8」を使用したと判別された場合には、S314へ進む。S314において、CPU30は、発生したエラーがフォールバック処理の対象であるか否かを判断する。この判断は、NGN網8または通信先機器から受信したレスポンス等に基づき、エラー内容を解析することで行われる。フォールバック処理の対象のエラーは、NGN網8を用いた通信を実行できる可能性が低いエラーである。すなわち、時間をおいて再度発呼しても、NGN網8の通信状態が回復しない可能性が高い場合に出されるエラーである。フォールバック処理の対象のエラーの一例としては、「404 Not Found」、「488 Not Acceptable Here」、「403 Forbidden」、「通信エラー」、などが挙げられる。「404 NotFound」は、通信相手の機器がNGN網8に接続されていない場合(相手先番号がSIPサーバ60に登録されていない場合)に出されるエラーである。「488 Not Acceptable Here」は、例えば、通信相手の機器がNGN網8に接続されているが、T.38(コンピュータデータネットワーク上でのFAXの送信方法を記述したプロトコル)に対応していない場合に出されるエラーである。また例えば、通信相手の機器と通信相手側のホームゲートウェイとを接続するケーブルが接続されていない場合などに出されるエラーである。「403 Forbidden」は、通信相手の機器がNGN網8に接続されていない場合(相手先番号はSIPサーバ60に登録されているが、相手先のホームゲートウェイの電源が入っていない場合)に出されるエラーである。「通信エラー」は、様々な理由により、通信が失敗した場合のエラーである。「通信エラー」の一例としては、SIPサーバ60とのタイムアウトが挙げられる。また、FAX装置10とFAX装置110との間で通信セッションが確立した後に(S150)、T.38によるFAX通信が行われるが(S152)、このFAX通信中に発生するエラーも「通信エラー」に該当する。FAX通信中に発生するエラーの一例としては、FAX通信中に通信相手先のFAX装置110から不正なコマンド(データ)を受信した場合や、FAX通信中にデータ通信ができなくなる場合(ケーブルが抜かれた場合など)が挙げられる。フォールバック処理の対象のエラーでない場合(S314:NO)にはS318へ進み、フォールバック処理の対象のエラーである場合(S314:YES)にはS316へ進む。
S316において、IP処理通信部40は、フォールバック設定が「オン」であるか否かを判断する。「オン」である場合(S316:YES)にはS330へ進み、CPU30は、回線選択のパラメータを「PSTN」に設定する。S332において、IP処理通信部40は、FAXジョブを「再発呼」に設定する。また、タイマーを0秒にセットする。そしてエラー結果登録処理を終了する。一方、S316において、フォールバック設定が「オン」でない場合(S316:NO)にはS318へ進む。
S318において、CPU30は、直前の発呼でNGN回線を用いた場合に発生したエラーが、リダイヤル処理の対象であるか否かを判断する。この判断も、NGN網8または通信先機器から受信したレスポンス等に基づき、通信エラーを解析することで行われる。リダイヤル処理の対象のエラーは、一時的に通信を行うことができないエラーである。
すなわち、所定時間待機後に再発呼すれば、NGN網8を用いた通信が回復する可能性が高い場合に出されるエラーである。直前の発呼でNGN回線を用いた場合における、リダイヤル処理の対象のエラーの一例としては、「486 Busy Here」、「480 Temporarily Unavailable」、が挙げられる。「486 Busy Here」は、NGN網8が混雑している場合に出されるエラーである。「480 Temporarily Unavailable」は、何らかの理由で通信相手先の装置の通信準備ができていない場合に出されるエラーである。例えば、メモリ不足や、トナー切れなどの理由によって、通信先機器がFAX受信できない場合が挙げられる。リダイヤル処理の対象のエラーでない場合(S318:NO)にはS334へ進み、リダイヤル処理の対象のエラーである場合(S318:YES)にはS320へ進む。
S320において、CPU30は、メモリ32に記憶されているリダイヤル回数を、1カウントアップする。S322において、第2検出部52は、リダイヤル回数がリダイヤル上限回数に到達したか否かを判断する。到達したと判断される場合(S322:YES)には、S328へ進む。S328において、CPU30は、フォールバック設定が「オン」であるか否かを判断する。フォールバック設定が「オン」である場合(S328:YES)にはS330へ進み、フォールバック設定が「オン」でない場合(S328:NO)にはS334へ進む。S334において、CPU30は、リダイヤル回数がリダイヤル上限回数に到達した旨のエラーレポートを表示部12に表示する。これにより、通信処理が実行できない旨をユーザに報知する。S336において、CPU30は、メモリ32に記憶されているFAXジョブを削除する。そしてエラー結果登録処理を終了する。
一方、S322において、リダイヤル回数がリダイヤル上限回数に到達していないと判断される場合(S322:NO)には、S324へ進む。S324において、CPU30は、メモリ32に記憶されている回線選択のパラメータを 、「NGN」のままで維持する。S326において、CPU30は、FAXジョブを「再発呼」に設定する。また、タイマーを所定時間(例えば5分)にセットする。そしてエラー結果登録処理を終了する。
また、S312において、直前の発呼において「PSTN」を使用したと判断された場合には、S348(図6)へ進む。S348において、第3判断部56は、直前の発呼でPSTN回線を用いた場合に発生したエラーが、リダイヤル処理の対象であるか否かを判断する。この判断も、PSTN4または通信相手であるFAX装置110から受信したレスポンス等に基づき、通信エラーを解析することで行われる。直前の発呼でPSTN回線を用いた場合における、リダイヤル処理の対象のエラーの一例としては、「無応答」、「ビジー」が挙げられる。リダイヤル処理の対象のエラーでない場合(S348:NO)にはS334(図5)へ進み、リダイヤル処理の対象のエラーである場合(S348:YES)にはS350へ進む。
S350において、CPU30は、メモリ32に記憶されているリダイヤル回数を、1カウントアップする。S352において、CPU30は、リダイヤル回数がリダイヤル上限回数に到達したか否かを判断する。到達したと判断される場合(S352:YES)には、S334(図5)へ進む。一方、リダイヤル回数がリダイヤル上限回数に到達していないと判断される場合(S352:NO)には、S354へ進む。S354において、CPU30は、メモリ32に記憶されている回線選択のパラメータを 、「NGN」に変更する。S356において、CPU30は、FAXジョブを「再発呼」に設定する。また、タイマーを所定時間(例えば5分)にセットする。そしてエラー結果登録処理を終了する。
なお、リダイヤル処理(S326およびS356)で設定されるタイマーの時間(例:5分)に比して、フォールバック処理(S332)で設定されるタイマーの時間(例:0秒)の方が小さく設定される。リダイヤル処理は、NGN網8で一時的に通信を行うことができない場合に行われる処理である。一方、フォールバック処理は、NGN網8を用いた通信を実行できる可能性が低い場合に行われる処理である。これにより、フォールバック処理による再発呼を、リダイヤル処理の再発呼よりも短い時間間隔で行うことにより、フォールバック処理通信を成功させるまでに必要な時間をより短縮化することが可能となる。
(動作例)
図2ないし図6で示したフローでの、実際の動作例を説明する。以下に、パターンA、B、Dの3つの動作パターンについて説明する。各パターンでは、再度同じエラーが発生することを前提として説明する。
パターンAを説明する。パターンAは、NGN発呼せずに終了する、という動作パターンである。パターンAの動作となる状況の例としては、NGN回線送信設定が「オン」、フォールバック設定が「オフ」、の設定がされている場合に、NGN網8に接続することが無理な場合が挙げられる。また、NGN網8に接続できない場合の一例としては、NGN網8を提供するプロバイダと未契約の場合や、FAX装置10にLAN6のケーブルが接続されていない場合、などが挙げられる。本説明例では、FAX装置10にLAN6のケーブルが接続されていない場合について説明する。
この場合、NGN回線送信設定が「オン」である(図4、S201:YES)が、LAN6のケーブル未接続によりDHCPサーバ70に接続できないため、DHCPサーバが発見できない(S204:NO)。また、フォールバック設定が「オフ」である(S224:NO)。よってエラー表示が行われ(S226)、「NGN発呼終了」の旨の回線判断結果がメモリ32に記憶される(S228)。以上より、NGN発呼が行われることなく、メイン処理が終了する。
なお、パターンAの動作となる他の状況例としては、NGN回線送信設定が「オフ」の場合(S201:NO)に、フォールバック設定が「オフ」である(S224:NO)場合が挙げられる。この場合も、エラー表示が行われ(S226)、NGN発呼が行われることなく、メイン処理が終了する。
パターンBを説明する。パターンBは、「NGN発呼 ⇒(リダイヤル処理)NGN発呼⇒(リダイヤル処理)NGN発呼⇒(フォールバック処理)PSTN発呼⇒終了」という動作パターンである。パターンBの動作となる状況の例としては、NGN回線送信設定が「オン」、フォールバック設定が「オン」、リダイヤル上限回数が「3回」の設定がされている場合に、相手機がNGN網8で送信可能であることが分かっている状態で、リダイヤル処理の対象のエラーを受けた場合が挙げられる。また、リダイヤル処理の対象のエラーの一例としては、「486 Busy Here」、「480 Temporarily Unavailable」、などが挙げられる。本説明例では、相手機が通話中であり「486 Busy Here」のエラーを受信する場合について説明する。
この場合、NGN回線送信設定が「オン」であり(図4、S201:YES)、NGN網8を使用可能であることが確認される(S210:YES、S212:YES、S214:YES)。よって、「NGN発呼開始」の旨の回線判断結果がメモリ32に記憶され(S222)、INVITEが送信される(S144)。しかし、相手のFAX装置110が通話中であるため、200OKを受信できず(S146:NO)、「486 Busy Here」のエラーを受信する。受信したエラーは、フォールバック処理の対象のエラーではなく(S314:NO)、リダイヤル処理の対象のエラーである(S318:YES)ため、リダイヤル回数が「0回」から「1回」にカウントアップされる(S320)。そして、NGN回線でのFAXジョブの「再発呼」が設定され、タイマーが所定時間(5分)にセットされる(S326)。そして、5分後に(S114:Y)、NGN回線でのリダイヤル処理(1回目)が行われる(S222、S152)。
1回目のリダイヤル処理時において、まだ相手側が通話中であるため、前述のとおり、「486 Busy Here」のエラーを再受信する(S146:NO)。また、リダイヤル回数が「2回」にカウントアップされる(S320)。そして、5分後に(S114:Y)、NGN回線でのリダイヤル処理(2回目)が行われる(S222、S152)。
2回目のリダイヤル処理時において、まだ相手側が通話中であるため、前述のとおり、「486 Busy Here」のエラーを再受信する。リダイヤル回数が「3回」にカウントアップされ(S320)、リダイヤル上限回数に到達する(S322:YES)。フォールバック設定が「オン」であるため(S328:YES)、PSTN回線でのFAXジョブの「再発呼」が設定され、タイマーが0秒にセットされる(S332)。よって、即時に(S114:Y)、PSTN回線でのフォールバック処理が行われる(S232、S156)。
フォールバック処理時において、まだ相手側が通話中であるため、通信が失敗する(S161:NO)。リダイヤル回数がリダイヤル上限回数に到達済みであるため(S352:YES)、PSTN回線でのリダイヤル処理は行われず、エラー表示が行われ(S334)、FAXジョブが削除される(S336)。よって、PSTN4での発呼は1度で終了する。以上より、パターンBの動作が完了する。
パターンDを説明する。パターンDは、「NGN発呼 ⇒(フォールバック処理)PSTN発呼⇒(リダイヤル処理)NGN発呼⇒(フォールバック処理)PSTN発呼⇒(リダイヤル処理) NGN発呼⇒(フォールバック処理)PSTN発呼⇒終了」という動作パターンである。パターンDの動作となる状況の例としては、NGN回線送信設定が「オン」、フォールバック設定が「オン」、リダイヤル上限回数が「3回」の設定がされている場合に、フォールバック処理の対象のエラーを受けた場合が挙げられる。また、フォールバック処理の対象のエラーの一例としては、相手機がNGN網8に非対応である旨のエラー(「403 Forbidden」、「404 NotFound」、「488 Not Acceptable Here」)や、「通信エラー」が挙げられる。本説明例では、「通信エラー」のエラーを受信する場合について説明する。また、通信先機器が通話中である場合について説明する。
この場合、NGN回線送信設定が「オン」であり(図4、S201:YES)、NGN網8を使用可能であることが確認される(S210:YES、S212:YES、S214:YES)。よって、INVITEが送信される(S144)が、通信エラーにより200OKを受信できず(S146:NO)、SIPサーバ60とのタイムアウトのエラーを受信する。受信したエラーは、フォールバック処理の対象のエラーであり(S314:YES)、フォールバック設定が「オン」であるため(S316:YES)、PSTN回線でのFAXジョブの「再発呼」が設定され、タイマーが0秒にセットされる(S332)。よって、即時に(S114:Y)、PSTN回線でのフォールバック処理(1回目)が行われる(S232、S156)。
1回目のフォールバック処理時において、まだ相手側が通話中であるため、通信が失敗する(S161:NO)。通話中のエラー(ビジー)は、リダイヤル処理の対象のエラーである(S348:YES)、ため、リダイヤル回数が「1回」にカウントアップされる(S350)。そして、NGN回線でのFAXジョブの「再発呼」が設定され、タイマーが所定時間(5分)にセットされる(S356)。そして、5分後に(S114:Y)、NGN回線でのリダイヤル処理(1回目)が行われる(S222、S152)。
1回目のリダイヤル処理時において、まだ通信エラーが続いているため、前述のとおり、タイムアウトのエラーを再受信する(S146:NO)。受信したエラーは、フォールバック処理の対象のエラーであるため(S314:YES)、PSTN回線でのFAXジョブの「再発呼」が設定され(S332)、即時に(S114:Y)、PSTN回線でのフォールバック処理(2回目)が行われる(S232、S156)。
以下同様にして、5分後にNGN回線でのリダイヤル処理(2回目)が行われ(S222、S152)、その直後にPSTN回線でのフォールバック処理(3回目)が行われる(S232、S156)。その後、リダイヤル回数がリダイヤル上限回数(3回)に到達し(S352:YES)、エラー表示が行われ(S334)、FAXジョブが削除される(S336)。以上より、パターンDの動作が完了する。
パターンDでは、後述するパターンCに比して、NGN網8による発呼回数をより増加させることが可能となる。よって、NGN網8を用いた通信処理の方が、PSTN4を用いた通信処理と比べて、通信料金が低額・通信速度が高速などのメリットが大きい場合に、PSTN4よりもNGN網8を用いて通信を行いたいというユーザの希望に対処することができる。これにより、ユーザの利便性を高めることが可能となる。また、パターンDを適用する効果が高いエラーは、「通信エラー」である。これは、「通信エラー」が、フォールバック処理の対象のエラーの中で、NGN網8を用いた通信を実行できる可能性が最も高いエラーであるため、NGN網8による発呼回数を増加させる実益を最も受けるためである。
(効果)
本実施形態に係るFAX装置10の効果を説明する。FAX装置10では、リダイヤル処理(NGN網8を用いて所定時間待機後に再発呼する処理)を実行できる可能性が低いと判断される場合においては、フォールバック処理(NGN網8からPSTN4に切替えて再発呼する処理)を実行する設定がされている場合のみに、PSTN4を用いてフォールバック処理が行われる。また、リダイヤル処理の対象のエラー(所定時間待機後に再発呼すれば、NGN網8を用いた通信が回復する可能性が高い場合に出されるエラー)が検知された場合には、即座にPSTN4を用いたフォールバック処理に移行せずに、NGN網8を用いたリダイヤル処理を実行する。これにより、PSTN4に比して安価なNGN網8を優先するなど、ユーザの目的に合わせてFAX装置10の動作を制御することが可能となる。
また、FAX装置10では、フォールバック処理の対象のエラー(NGN網8を用いた通信を実行できる可能性が低いエラー)が検知された場合には、NGN網8を用いたリダイヤル処理を実行せずに、即座にPSTN4を用いたフォールバック処理を実行する。これにより、無駄な待ち時間を減らすことができ、通信に必要な時間を短縮化することが可能となる。
また、FAX装置10は、フォールバック処理の対象のエラーが検知された場合には、NGN網8を用いた通信が実行できない旨をユーザに報知する。これにより、NGN網8を用いたリダイヤル処理が、無駄に繰り返されてしまう事態を防止することが可能となる。
またFAX装置10では、リダイヤル上限回数に到達するまで、リダイヤル処理を自動的に繰り返すことができる。よって、ユーザがリダイヤル処理の操作を行う必要がないため、ユーザの利便性を高めることが可能となる。
(第2実施例)
第2実施例を説明する。第2実施例は、第1実施例のエラー結果登録処理(S162)のフローを一部変更した形態である。具体的には、第2実施例では、図6に代えて図7のフローが使用される。なお、通信システム2の構成等は第1実施例と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
図7におけるS348〜S352のステップは、図6におけるS348〜S352のステップと同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。リダイヤル回数がリダイヤル上限回数に到達していないと判断される場合(S352:NO)には、S360へ進む。S360において、CPU30は、NGN網8を用いた通信を実行できる可能性の高低を判断する。この判断は、前述のとおり、エラー内容を解析することで行われる。通信できる可能性が高い場合(S360:YES)にはS364へ進み、CPU30は、回線選択のパラメータを「NGN」に設定する。一方、通信できる可能性が低い場合(S360:NO)にはS362へ進み、CPU30は、回線選択のパラメータを「PSTN」に設定する。そして、S366において、CPU30は、FAXジョブを「再発呼」に設定する。また、タイマーを所定時間(例えば5分)にセットする。そしてエラー結果登録処理を終了する。
(動作例)
図7で示したフローでの、実際の動作例を説明する。以下に、パターンCの動作パターンについて説明する。なお、再度同じエラーが発生することを前提として説明する。
パターンCは、「NGN発呼 ⇒(フォールバック処理)PSTN発呼⇒(リダイヤル処理)PSTN発呼⇒(リダイヤル処理) PSTN発呼⇒終了」という動作パターンである。パターンCの動作となる状況の例としては、NGN回線送信設定が「オン」、フォールバック設定が「オン」、リダイヤル上限回数が「3回」の設定がされている場合に、フォールバック処理の対象のエラーを受けた場合が挙げられる。本説明例では、相手先番号がSIPサーバに登録されておらず、「404 NotFound」のエラー(NGN網8を用いた通信を実行できる可能性が低いエラー)を受信する場合について説明する。また、通信先機器が通話中である場合について説明する。
この場合前述のように、NGN発呼後に、PSTN回線でのフォールバック処理(1回目)が即時に行われる(S232、S156)。1回目のフォールバック処理時において、まだ相手側が通話中であるため、通信が失敗する(S161:NO)。リダイヤル回数が「1回」にカウントアップされ(S350)、NGN網8を用いた通信を実行できる可能性が低い(S360:NO)と判断される。よって回線選択のパラメータが「PSTN」に設定され(S362)、FAXジョブが「再発呼」に設定される(S366)。
そして、5分後に(S114:Y)、PSTN回線でのリダイヤル処理(1回目)が行われる(S232、S156)。1回目のリダイヤル処理時において、まだ相手側が通話中であるため、通信が失敗する(S161:NO)。リダイヤル回数が「2回」にカウントアップされ(S350)、回線選択のパラメータが「PSTN」に設定され(S362)、FAXジョブが「再発呼」に設定される(S366)。
以下同様にして、5分後にPSTN回線でのリダイヤル処理(2回目)が行われる(S232、S156)。その後、リダイヤル回数がリダイヤル上限回数(3回)に到達し(S352:YES)、エラー表示が行われ(S334)、FAXジョブが削除される(S336)。以上より、パターンCの動作が完了する。
パターンCでは、通信先機器がNGNに非対応ということが判明することに応じて、PSTN回線を用いたリダイヤル処理のみを実行する。これにより、NGN網8を用いた無駄なリダイヤル処理が繰り返されてしまう事態を防止できる。
(変形例)
上記の実施例の変形例を以下に列挙する。NGN網8の一例としては、NGNに限られず、IPv4又はIPv6に従った通信網であってもよい。この場合、SIPURIと一般FAX番号のマッピングを行なわれない。よって、FAX装置10を用いてIPFAX処理を実行する際は、一般FAX番号と異なる情報をFAX装置10に入力する必要がある。
また、フォールバック処理の対象のエラーや、リダイヤル処理の対象のエラーの定義は、本願の形態に限られず、様々な定義が可能である。例えば、「通信エラー」を、フォールバック処理の対象のエラーでなはく、リダイヤル処理の対象のエラーとして定義してもよい。また、フォールバック処理の対象のエラーや、リダイヤル処理の対象のエラーは、本明細書に記載したものに限られず、様々なエラーを対象とすることが可能である。
また、S106において、ユーザがenterprise−numberをenterprise−numberテーブル35に記憶させる場合を説明したが、この形態に限られない。enterprise−numberは、FAX装置10のベンダによって、enterprise−numberテーブル35内に予め格納されてもよい。また例えば、FAX装置10が、所定のサーバ(例えばFAX装置10のベンダが提供しているサーバ)からenterprise−numberを取得して、enterprise−numberテーブル35内に格納する形態であってもよい。
FAX装置10がIPFAX機能を使用可能であるか否かの判断は、enterprise−numberを用いて判断する手法には限られず、任意の手法によって行うことができる。例えば、ユーザが、FAX装置10がIPFAX機能を使用可能な状態であるか否かを示す状態情報を、予めメモリ32に直接入力しておいてもよい。その場合、判断部44は、ユーザが入力した状態情報に従って、FAX装置10がIPFAX機能を使用可能な状態にあるか否かを判断してもよい。
本実施例では、IP通信処理の一例として、IPFAX処理を説明したが、この形態に限られない。IP電話に対しても、本願の発明を適用することができる。すなわち、上記の実施例では、PSTN4とNGN網8の両方に接続されるFAX装置10が「通信装置」の一例であるが、「通信装置」は、例えば、PSTN4とNGN網8の両方に接続される電話装置等であってもよい。この場合、NGN網8を用いた音声データの通信が「IP通信処理」の一例である。
SIPサーバ60のIPアドレス、SIPドメイン名の取得及びメモリ32への記憶は、任意の方法で自動的に行ってもよい。従って、例えば、DHCPサーバ70が予めSIPサーバ60のIPアドレス、SIPドメイン名を記憶していてもよい。この場合、例えば、CPU30が図4のS208でDHCP情報を取得する際に、同時にこれらの情報を取得し、メモリ32に記憶させるようにしてもよい。
また、図4のS210の処理を省略してもよい。この場合、CPU30は、DHCP情報を取得した(S208)後に、S210の判断を実行せずに、S212、S214の判断を実行してもよい。本変形例においては、S214でYESと判断され、FAX装置10がIPFAXが使用可能な状態であることを記憶した後において、CPU30は、S208で取得されたDHCP情報に含まれるoption120の情報をSIPサーバ60のIPアドレスとしてメモリ32に記憶すればよい。なお、DHCP情報にoption120の情報が含まれない場合は、CPU30は、SIPサーバ60のIPアドレスをメモリ32に記憶しない。
上記の実施例では、IPFAX送信処理を実行する場合、FAX装置10とFAX装置110との間で通信セッションが確立した後に、CPU30は、SIPサーバ60を中継することなく、FAXデータをFAX装置110に送信する(図3のS152参照)。これに代えて、IP処理通信部40は、FAX装置10とFAX装置110との間で通信セッションが確立した後に、SIPサーバ60を介してFAXデータをFAX装置110に送信するようにしてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
なお、NGN網8はIP網の一例である。PSTN4は公衆回線網の一例である。FAX番号は一般識別情報の一例である。SIPURIはIP識別情報の一例である。PSTNインターフェイス18は公衆回線処理通信部の一例である。リダイヤル上限回数は所定回数の一例である。
また、S156、S356、S334は公衆回線処理通信部の一例である。S222、S326、S332はIP処理通信部の一例である。S104は設定部の一例である。S146、S160は第1検出部の一例である。S322は第2検出部の一例である。S161は第3検出部の一例である。S314は第1判断部の一例である。S318は第2判断部の一例である。S348は第3判断部の一例である。
2:通信システム、4:PSTN、6および90:LAN、8:NGN網、10および110:FAX装置、18:PSTNインターフェイス、35:enterprise−numberテーブル、60:SIPサーバ、70:DHCPサーバ

Claims (10)

  1. 公衆回線網およびIP網に接続される通信装置であって、
    前記公衆回線網の一般識別情報を用いて、前記公衆回線網を介して公衆回線通信処理を実行する公衆回線処理通信部と、
    前記IP網用のIP識別情報を用いて、前記IP網を介してIP通信処理を実行するIP処理通信部と、
    前記IP網を介しての前記IP通信処理から前記公衆回線網を介しての前記公衆回線通信処理に切替えて再発呼するフォールバック処理を実行するか否かの設定を行う設定部と、
    前記IP処理通信部による前記IP通信処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合には通信エラー内容を取得する第1検出部と、
    前記第1検出部によって前記IP通信処理が成功していないことが検出された場合に、取得された前記通信エラー内容に基づいて、前記IP網を介して前記IP通信処理を用いて再発呼するリダイヤル処理を実行できる可能性が低いか否かを判断する第1判断部と、
    を備え、
    前記IP処理通信部は、
    前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断部で判断される場合、前記フォールバック処理を実行する設定が前記設定部でされている場合には、前記フォールバック処理を実行し、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断部で判断されない場合には、前記リダイヤル処理を実行することを特徴とする通信装置。
  2. 前記第1検出部で取得された前記通信エラー内容に基づいて、一時的に通信を行うことができない状態であるか否かを判断する第2判断部をさらに備え、
    前記IP処理通信部は、
    前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断部で判断されない場合において、
    一時的に通信を行うことができない状態であると前記第2判断部で判断される場合には前記リダイヤル処理を実行し、一時的に通信を行うことができない状態ではないと前記第2判断部で判断される場合には通信処理が実行できない旨を報知することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記リダイヤル処理の実行回数が予め設定された所定回数に到達したか否かを判断する第2検出部をさらに備え、
    前記IP処理通信部は、
    前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断部で判断されない場合に一時的に通信を行うことができない状態であると前記第2判断部で判断される場合において、
    前記第2検出部で前記リダイヤル処理の実行回数が前記所定回数に到達していないことが検出された場合には前記リダイヤル処理を実行し、前記第2検出部で前記リダイヤル処理の実行回数が前記所定回数を上回ったことが検出された場合には通信処理が実行できない旨を報知することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記第1判断部は、前記第1検出部で取得された前記通信エラー内容が、通信先の機器が前記IP通信処理に対応していない旨の内容である場合に、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと判断することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 前記IP通信処理は、前記IP網に接続されているサーバを介して行われており、
    前記第1判断部は、前記第1検出部で取得された前記通信エラー内容が、前記サーバと所定時間内に通信を確立できない旨の内容である場合に、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと判断することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の通信装置。
  6. 前記第1判断部は、通信先の機器との間の前記IP通信処理の実行中にエラーが発生した場合に、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと判断することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の通信装置。
  7. 前記フォールバック処理を実行し、送信処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合には通信エラー内容を取得する第3検出部と、
    前記第3検出部で取得された前記通信エラー内容に基づいて、一時的に通信を行うことができない状態であるか否かを判断する第3判断部をさらに備え、
    前記公衆回線処理通信部は、一時的に通信を行うことができない状態であると前記第3判断部で判断される場合には前記リダイヤル処理を実行し、一時的に通信を行うことができない状態ではないと前記第3判断部で判断される場合には通信処理が実行できない旨を報知することを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の通信装置。
  8. 前記第2判断部または前記第3判断部で一時的に通信を行うことができない状態であると判断されてから前記リダイヤル処理を実行するまでの第1間隔時間に比して、
    前記第1判断部で前記IP通信処理を実行できる可能性が低いと判断されてから前記フォールバック処理を実行するまでの第2間隔時間の方を小さく設定することを特徴とする請求項2ないし7の何れか1項に記載の通信装置。
  9. 公衆回線網およびIP網に接続される通信装置のプログラムであって、
    前記公衆回線網の一般識別情報を用いて、前記公衆回線網を介して公衆回線通信処理を実行する公衆回線処理通信手段と、
    前記IP網用のIP識別情報を用いて、前記IP網を介してIP通信処理を実行するIP処理通信手段と、
    前記IP網を介しての前記IP通信処理から前記公衆回線網を介しての前記公衆回線通信処理に切替えて再発呼するフォールバック処理を実行するか否かの設定を行う設定手段と、
    前記IP処理通信手段による前記IP通信処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合には通信エラー内容を取得する第1検出手段と、
    前記第1検出手段によって前記IP通信処理が成功していないことが検出された場合に、取得された前記通信エラー内容に基づいて、前記IP網を介して前記IP通信処理を用いて再発呼するリダイヤル処理を実行できる可能性が低いか否かを判断する第1判断手段と、
    を備え、
    前記IP処理通信手段は、
    前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断手段で判断される場合、前記フォールバック処理を実行する設定が前記設定手段でされている場合には、前記フォールバック処理を実行し、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断手段で判断されない場合には、前記リダイヤル処理を実行することを特徴とする通信装置のプログラム。
  10. 公衆回線網およびIP網に接続される通信装置の制御方法であって、
    前記公衆回線網の一般識別情報を用いて、前記公衆回線網を介して公衆回線通信処理を実行する公衆回線処理通信手段と、
    前記IP網用のIP識別情報を用いて、前記IP網を介してIP通信処理を実行するIP処理通信手段と、
    前記IP網を介しての前記IP通信処理から前記公衆回線網を介しての前記公衆回線通信処理に切替えて再発呼するフォールバック処理を実行するか否かの設定を行う設定手段と、
    前記IP処理通信手段による前記IP通信処理が成功したか否かを検出し、成功していない場合には通信エラー内容を取得する第1検出手段と、
    前記第1検出手段によって前記IP通信処理が成功していないことが検出された場合に、取得された前記通信エラー内容に基づいて、前記IP網を介して前記IP通信処理を用いて再発呼するリダイヤル処理を実行できる可能性が低いか否かを判断する第1判断手段と、
    を備え、
    前記IP処理通信手段は、
    前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断手段で判断される場合、前記フォールバック処理を実行する設定が前記設定手段でされている場合には、前記フォールバック処理を実行し、前記リダイヤル処理を実行できる可能性が低いと前記第1判断手段で判断されない場合には、前記リダイヤル処理を実行することを特徴とする通信装置の制御方法。
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