JP2009080805A - ファイル転送システムおよびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シグナリングプロトコルを適用した通信基盤において、複数の端末からある特定の端末に対して、高速なファイルの転送を同時に実行する。
【解決手段】仲介サーバは、ある転送要求端末から、シグナリングプロトコルに従い送信された、転送応答端末との間の接続要求情報を受信すると、他の転送要求端末と転送応答端末との間のセッションの確立の有無に関わらず、接続要求情報を転送応答端末に対して転送する。転送応答端末は、既にセッションの確立がなされている接続数が最大接続数未満である場合には、ファイルの転送先を示す位置情報を含み、接続許可応答を示す接続応答情報を、仲介サーバを介して転送要求端末に送信する。転送要求端末は、接続応答情報に含まれている位置情報が示す転送先に対して、データ転送用のプロトコルに従って、ファイルを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファイルを、ネットワークを介して転送するための技術、特に、複数の端末からある特定の端末に対するファイルの転送を同時に高速に実行することを可能とする技術に関するものである。なお、本明細書中において、「ファイル」とは、文書、画像、またはそれら組み合わせ情報などを表すデータを所定のファイル形式でまとめたデータのまとまりをいう。
従来、FAXやIP電話等の電話網において利用されているプロトコルであるSIP(SESSION INITIATION PROTOCOL )を、セッションを確立するためのプロトコルとして適用した通信基盤において、音声以外のデータの通信は、RTP(Real-time Transport Protocol)と呼ばれるプロトコルに従い、転送すべきデータを音声データとみなして扱うこと(みなし音声通信)によって、なされていた。
しかしながら、RTPには、パケット長およびパケット送信間隔が固定である、という制限があるため、仮に、高速な通信基盤におけるデータの通信において、RTPに従ったみなし音声通信を適用した場合には、高速な通信基盤の能力を充分に生かすことができず、高速なデータの通信を実現することができない、という問題があった。
上記問題に対しては、例えば、特許文献1に記載されているように、みなし音声通信によってデータ通信を行うのではなく、プロトコルとしてHTTPを使用することにより、高速なデータ通信を行う技術が考えられている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、高速なファイルの転送については実現可能であるが、まだ、以下で説明する制限がある。すなわち、シグナリングプロトコルであるSIPを端末間のセッションの確立のためのプロトコルとして用いる以上、各端末は必ずひとつのセッションの確立しか行うことができない、という制限がある。この制限により、例えば、ある特定のサービス提供端末に対して、複数のサービス利用端末がほぼ同時にセッションの確立を要求し、ファイルの転送を望むような場面では、サービス提供端末は一度にひとつのサービス利用端末としかセッションを確立することができないため、他のサービス利用端末には、いわゆる話中による通信障害が発生することになる。このため、高速なデータ通信が可能な通信基盤であったとしても、その能力を充分に活用することができないことになる。
特開2004−147128号公報 特開2002−271600号公報 特開2006−50273号公報 特開平8−223386号公報
そこで、本発明の目的は、端末間のセッションの確立のためのプロトコルとしてシグナリングプロトコルを適用した通信基盤において、複数の端末からある特定の端末に対して、高速なファイルの転送を同時に実行することを可能とする技術を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
ネットワークを介してファイルを転送するファイル転送システムであって、
前記ネットワークに接続される複数の転送要求端末と、
前記ネットワークに接続される転送応答端末と、
前記ネットワークに接続され、前記転送要求端末と前記転送応答端末との間のセッションの確立を仲介する仲介サーバと、
を備え、
ある前記転送要求端末が、前記ネットワークを介して、シグナリングプロトコルに従い、前記仲介サーバに対して、前記転送応答端末との間のセッションの確立のための接続要求を示す接続要求情報を送信すると、
前記接続要求情報を受信した前記仲介サーバは、他の前記転送要求端末と前記転送応答端末との間のセッションの確立がなされているか否かに関わらず、前記ネットワークを介して、前記接続要求情報を前記転送応答端末に対して転送し、
前記接続要求情報を受信した前記転送応答端末は、既にセッションの確立がなされている接続数が、同時に接続が可能な最大接続数未満である場合には、前記ネットワークを介して、前記ファイルの転送先を示す前記ネットワーク上における位置情報を含み、接続許可応答を示す接続応答情報を前記仲介サーバに対して送信するとともに、前記接続数が前記最大接続数に等しい場合には、前記ネットワークを介して接続不可応答を示す接続応答情報を前記仲介サーバに対して送信し、
前記接続応答情報を受信した前記仲介サーバは、前記接続要求情報を送信した前記転送要求端末に対して前記接続応答情報を転送し、
前記接続応答情報を受信した前記転送要求端末は、受信した前記接続応答情報が前記接続許可応答を示す場合には、前記接続応答情報に含まれている前記位置情報が示す前記転送先に対して、データ転送用のプロトコルに従って、前記ファイルを送信する、ファイル転送システム。
このように、適用例1のファイル転送システムでは、仲介サーバは、いずれかの転送要求端末から接続要求がなされた場合において、他の転送要求端末と応答端末との間で既にセッションの確立がなされているか否かに関わらず、その接続要求を示す接続要求情報を応答端末に転送することができ、応答端末は、ファイルの転送先における最大接続数まで接続を許可し、セッションを確立することができ、セッションを確立した転送要求端末は、転送先に対して、データ転送用のプロトコルに従って、ファイルを送信することができるので、端末間のセッションの確立のためのプロトコルとしてシグナリングプロトコルを適用した通信基盤において、複数の端末からある特定の端末に対して、高速なファイルの転送を同時に実行することが可能となる。
なお、ネットワーク上における位置情報としては、例えば、IP(Internet Protocol)アドレスや、MAC(Media Access Control)アドレスなどを利用することができる。
[適用例2]
適用例1記載のファイル転送システムにおいて、
前記転送先を示す前記位置情報は、前記ネットワーク上における前記転送応答端末とは異なる位置を示す、ファイル転送システム。
このように、適用例2のファイル転送システムでは、転送応答端末とは異なるネットワーク上の位置にある転送先にファイルを転送することができるので、転送要求端末の台数に応じて、同時に受信可能な接続数を容易に増加させることが可能である。
[適用例3]
適用例1または適用例2記載のファイル転送システムにおいて、
前記シグナリングプロトコルは、SIP(Session Initiation Protocol)である、ファイル転送システム。
SIPは、IP電話などにも用いられ、汎用性に富んだプロトコルであるからである。
[適用例4]
適用例1ないし適用例3のいずれかに記載のファイル転送システムにおいて、
前記データ転送用プロトコルは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)である、ファイル転送システム。
HTTPは、Webなどでも用いられ、文書や画像などのファイルを転送するのに適したプロトコルであるからである。
[適用例5]
ネットワークに接続され、転送応答端末および仲介サーバとともに、前記ネットワークを介してファイルを転送するファイル転送システムを構成する転送要求端末であって、
前記ネットワークを介して、シグナリングプロトコルに従い、前記仲介サーバに対して、前記転送応答端末との間のセッションの確立のための接続要求を示す接続要求情報を送信するとともに、
前記転送応答端末において既にセッションの確立がなされている接続数よりも同時に接続が可能な最大接続数のほうが大きく、前記応答端末から前記仲介サーバに対して送信され、前記仲介サーバから転送された前記接続要求に対する応答を示す接続応答情報が接続許可応答であることを示す場合には、前記接続応答情報に含まれている前記ネットワーク上における位置情報の示す前記ファイルの転送先に対して、データ転送用のプロトコルに従って、前記ファイルを送信する、転送要求端末。
適用例5の転送要求端末をファイル転送システムに適用すれば、適用例1と同様の効果を奏することができる。
[適用例6]
ネットワークに接続され、複数の転送要求端末および仲介サーバとともに、前記ネットワークを介してファイルを転送するファイル転送システムを構成する転送応答端末であって、
ある前記転送要求端末から、前記ネットワークを介して、シグナリングプロトコルに従い、前記仲介サーバに対して、前記転送応答端末との間のセッションの確立のための接続要求を示す接続要求情報が送信され、前記接続要求情報を受信した前記仲介サーバから、他の前記転送要求端末と前記転送応答端末との間のセッションの確立がなされているか否かに関わらず、前記ネットワークを介して、前記接続要求情報が転送された場合に、
既にセッションの確立がなされている接続数が、同時に接続が可能な最大接続数未満である場合には、前記ネットワークを介して、前記ファイルの転送先を示す前記ネットワーク上における位置情報を含み、接続許可応答を示す接続応答情報を前記仲介サーバに対して送信するとともに、前記接続数が前記最大接続数に等しい場合には、前記ネットワークを介して接続不可応答を示す接続応答情報を前記仲介サーバに対して送信する、転送応答端末。
適用例6の転送応答端末をファイル転送システムに適用すれば、適用例1と同様の効果を奏することができる。
[適用例7]
ネットワークに接続され、複数の転送要求端末および転送応答端末とともに、前記ネットワークを介してファイルを転送する転送システムを構成する仲介サーバであって、
ある前記転送要求端末から、前記ネットワークを介して、シグナリングプロトコルに従い、前記転送応答端末との間のセッションの確立のための接続要求を示す接続要求情報が送信された場合に、
他の前記転送要求端末と前記転送応答端末との間のセッションの確立がなされているか否かに関わらず、前記接続要求情報を前記転送応答端末に対して転送する、仲介サーバ。
適用例7の仲介サーバをファイル転送システムに適用すれば、適用例1と同様の効果を奏することができる。
[適用例8]
ファイルを、ネットワークを介して転送するファイル転送方法であって、
前記ネットワークには、複数の転送要求端末、転送応答端末および仲介サーバが接続されており、
前記ファイル転送方法は、
ある前記転送要求端末が、前記ネットワークを介して、シグナリングプロトコルに従い、前記仲介サーバに対して、前記転送応答端末との間のセッションの確立のための接続要求を示す接続要求情報を送信すると、
前記接続要求情報を受信した前記仲介サーバは、他の前記転送要求端末と前記転送応答端末との間のセッションの確立がなされているか否かに関わらず、前記ネットワークを介して、前記接続要求情報を前記転送応答端末に対して転送し、
前記接続要求情報を受信した前記転送応答端末は、既にセッションの確立がなされている接続数が、同時に接続が可能な最大接続数未満である場合に、前記ネットワークを介して、前記ファイルの転送先を示す前記ネットワーク上における位置情報を含み、接続許可応答を示す接続応答情報を前記仲介サーバに対して送信するとともに、前記接続数が前記最大接続数に等しい場合には、前記ネットワークを介して接続不可応答を示す接続応答情報を前記仲介サーバに対して送信し、
前記接続応答情報を受信した前記仲介サーバは、対応する前記転送要求端末に対して前記接続応答情報を転送し、
前記接続応答情報を受信した前記転送要求端末は、受信した前記接続応答情報が前記接続許可応答である場合には、前記接続応答情報に含まれている前記位置情報が示す前記転送先に対して、データ転送用のプロトコルに従って、前記ファイルを送信する、ファイル転送方法。
適用例8のファイル転送方法によれば、適用例1と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は、上記したファイル転送システムなどの装置発明の態様やファイル転送方法などの方法発明の態様に限ることなく、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様など、種々の態様で実現することも可能である。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施例の構成:
B.実施例の動作:
C.実施例の効果:
D.変形例:
A.実施例の構成:
図1は本発明の一実施例としてのファイル転送システムの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すとおり、本実施例のファイル転送システムは、ファイルの送信を要求する3台の要求端末10a,10b,10cと、各要求端末10a,10b,10cからの接続要求に対応する処理を実行する応答端末20と、各要求端末10a,10b,10cから送信されるファイルを、応答端末20に代わって受信し、各要求端末10a,10b,10cとの間で実際にファイルの転送を行うファイル受信サービス端末30と、ネットワークサービス提供業者によって管理されるSIP(Session Initiation Protocol)サーバ40と、で構成されている。要求端末10a,10b,10c、応答端末20、ファイル受信サービス端末30、及びSIPサーバ40は、インターネットを含む、いわゆるブロードバンドネットワーク50を介して接続されている。なお、以下の説明では、3台の要求端末10a,10b、10cを特に区別することなく説明する場合には、それぞれの符号a,b,cを省略し、単に、「要求端末10」のように記載することとする。また、図1では、説明の便宜上、要求端末10の台数を3台として示しているが、これに限定されるものではなく、任意の台数の要求端末で構成することが可能である。
A1.要求端末:
図2は図1における要求端末10の主要構成を示すブロック図である。要求端末10は、コンピュータシステムによって構成され、種々の処理や制御を行う機能ブロックを備える。具体的には、図2に示すように、通信部102、登録部104、接続要求部106、接続応答部108、接続確認部110、ファイル転送部112、接続切断部114、転送管理部116、再転送管理部118、記憶部120、及び操作パネル122の各機能ブロック、を備える。
通信部102は、ネットワークを介して他の装置との間で各種データやファイル、情報などの伝送を行う機能ブロックである。
登録部104は、SIPサーバ40を介して装置間のセッションを確立するためにネットワークサービス提供業者からあらかじめ割り当てられている、自身を特定するためのURI(Uniform Resource Identifier )の情報および自身のIP(Internet Protocol )アドレスの情報を、登録情報としてSIPサーバ40に登録する機能ブロックである。この処理は、例えば端末の起動時に実行される。また、定期的に実行されてもよい。自身を特定するためのURIとしては、例えば、[sip:user@host]のように、スキーム、ユーザ名、および、ドメイン名で構成される。[sip:]はSIPであることを示す識別子(スキーム)であり、[user]はSIPユーザ名であり、[host]はSIPドメイン名である。ユーザ名[user]としては、IP電話等の電話番号のような数字や、ニックネーム等が用いられる。SIPドメイン名[host]としては、接続されるSIPサーバと同じドメイン名やIPアドレスが用いられる。図1の例では、各要求端末10a,10b,10cのユーザ名[user]として、それぞれ、[001],[002],[003]が設定されており、SIPドメイン名[host]として、[sipnet.com]が設定されている。なお、後述する応答端末20を特定するためのURIも、同様に、ユーザ名[user]として、[000]が設定されており、SIPドメイン名[host]として、[sipnet.com]が設定されている。また、各要求端末10a,10b,10cのIPアドレスとしては、それぞれ、[10.0.0.1],[10.0.0.2],[10.0.0.3]が設定されており、応答端末20およびファイル受信サービス端末30のIPアドレスとしては、それぞれ、[20.0.0.1]および[20.0.0.2]が設定されている。
接続要求部106は、自身が接続を要求する接続要求元端末である場合において、接続を要求される接続要求先端末のURIと自身(接続要求元端末)のURIとを少なくとも含む接続情報を生成し、生成した接続情報をSIPサーバ40に対して送信して接続要求を行う機能ブロックである。
接続確認部110は、接続要求先端末から送信されてくる接続情報を受信し、受信した接続情報が接続不可応答情報ならば接続の処理を中止し、受信した接続情報が接続許可応答情報ならば、受信した接続情報に基づいて接続要求先端末との間におけるセッションを確立する機能ブロックである。なお、「セッションの確立」の意味については後述する。
ファイル転送部112は、接続確認部110が受信した接続許可応答情報に基づいて、接続要求先端末との間でファイルの転送を実行する機能ブロックである。ただし、ファイルの転送には、SIPではなく、データ転送プロトコルの一種であるHTTP(Hypertext Transfer Protocol)やFTP(File Transfer Protocol)を用いるようにしている。すなわち、ファイル転送部112は、いわゆるHTTPクライアントやFTPクライアントとして機能する。以下の説明におけるファイルの転送は、HTTPを用いて実行されるものとする。
なお、要求端末10からのファイルの転送は、実際には応答端末20との間で実行されるのではなく、後述するように、ファイル受信サービス端末30との間で実行される。換言すれば、ファイル受信サービス端末30は、応答端末20の代わりにファイルを受信して格納する装置である。以下では、ファイル受信サービス端末30を「代行受信装置30」とも呼ぶ。
接続切断部114は、接続端末間の通信を終了する機能ブロックである。具体的には、自身が接続要求元端末である場合には、接続要求先端末のURIと自身のURIとを少なくとも含む切断要求情報を、SIPサーバ40を介して接続要求先端末へ送信して切断要求を行う。一方、自身が接続要求先端末である場合には、SIPサーバ40から送られてきた切断要求情報を受信すると、切断を許可する旨を示した切断許可情報をSIPサーバ40へ送信し、切断要求情報を送信してきた端末(接続要求元端末)に対して切断許可応答を返す。
転送管理部116は、1つのファイルの送受信が終了したら、一旦端末間の接続を切断し、次に送るファイルがまだ存在する場合には、そのファイルの転送用に改めて、接続要求部106による接続を開始させる機能ブロックである。
再転送管理部118は、接続要求部106による接続要求を行った際に、既に接続要求先が接続中で接続不可であった場合に、これまでにファイルの送信に掛かった平均時間(平均送信時間)を算出しておき、その時間の経過後に改めて接続要求の処理〜ファイル転送の処理にリトライする機能ブロックである。なお、リトライの回数はあらかじめ定めた回数まで行うことができる。
記憶部120は、自身に割り当てられたURIや送信するファイル、受信したファイル、各種情報を記憶する機能ブロックである。
操作パネル122は、ダイヤルやボタン、キーボード、表示画面等から構成され、ファイル転送の指示等を指定する機能ブロックである。
接続応答部108は、自身が接続要求先端末となる場合において、SIPサーバ40を介して送られてきた接続要求元端末からの接続情報を受信する機能ブロックである。そして、接続応答部108は、セッションを確立して接続が可能である場合には、接続の許可を示すステータス情報、接続要求元端末のURI、自身のURI、およびファイルの転送先を示すIPアドレスを少なくとも含む接続情報(以下、「接続許可応答情報」とも呼ぶ。)を生成して、SIPサーバ40に送信することにより、接続要求元端末に対して接続許可応答を行う。一方、接続応答部108は、接続が不可である場合には、接続の不可を示すステータス情報、接続要求元端末のURI、および自身のURIを少なくとも含む接続情報(以下、「接続許不可応答情報」とも呼ぶ。)を生成して、SIPサーバ40に送信することにより、接続要求元に対して接続不可応答を返す。
A2.応答端末:
図3は図1における応答端末20の主要構成を示すブロック図である。応答端末20も、コンピュータシステムによって構成され、種々の処理や制御を行う機能ブロックを備える。具体的には、図3に示すように、通信部202、登録部204、接続要求部206、接続応答部208、接続確認部210、ファイル転送部212、接続切断部214、転送管理部216、再転送管理部218、記憶部220、及び操作パネル222の各機能ブロック、を備える。なお、各機能ブロックの機能は、要求端末10を構成する各機能ブロックと同じであるので、説明を省略する。
A3.SIPサーバ:
図4は図1におけるSIPサーバ40の主要構成を示すブロック図である。SIPサーバ40は、サーバコンピュータによって構成されており、種々の処理や制御を行う機能ブロックを備える。具体的には、図4に示すように、通信部402、登録情報管理部404、接続情報管理部406、記憶部408、および操作パネル410を備える。なお、通信部402、記憶部408、および操作パネル410は、要求端末10や応答端末20に備える通信部、記憶部、および操作パネルと同様の機能を有する機能ブロックであるので、説明を省略する。
登録情報管理部404は、各端末から送信される登録情報を受信し、記憶部408により記憶部408に含まれる記憶領域に記憶する機能ブロックである。
接続情報管理部406は、各端末から送信される接続要求を受信し、受信した接続要求に含まれる接続要求先端末のURIが、複数の端末から同時にファイルの転送が可能な端末を示す特定のURIであった場合には、その接続要求先端末が既に他の端末と接続中であったとしても、その接続要求を、接続要求先端末へ転送する機能ブロックである。なお、接続要求を接続要求先端末へ転送する場合には、記憶部408において記憶領域に登録されている各端末の登録情報を検索することにより、受信した接続要求に含まれる接続要求先端末のURIに対応するIPアドレスの情報を取得し、取得したIPアドレス宛に接続要求を転送する。なお、上記特定のURIは、接続要求先端末、例えば、本例においては接続応答端末20の登録部204によって、SIPサーバ40に登録情報を登録する際に、複数の端末と接続可能であることを示す情報が登録されることにより、SIPサーバ40で認識することができる。
A4.ファイル受信サービス端末:
図5は図1におけるファイル受信サービス端末30の主要構成を示すブロック図である。ファイル受信サービス端末30も、サーバコンピュータによって構成されており、種々の処理や制御を行う機能ブロックを備える。具体的には、図5に示すように、通信部302、ファイル受信サービス部304、および記憶部306を備える。なお、通信部302は、要求端末10や、応答端末20、SIPサーバ40に備える通信部と同様の機能を有するブロックであるので、説明を省略する。
ファイル受信サービス部304は、ファイルの転送を実行する要求端末10から送信されてくるファイルを受信する機能ブロックである。上記したように、要求端末10からのファイルの転送はHTTPやFTPに従って実行されるものであり、ファイル受信サービス部304はいわゆるHTTPサーバやFTPサーバとして機能するものである。
また、ファイル受信サービス部304は、ファイル受信サービス端末30が同時に接続可能な最大端末数を示す最大接続数と、ファイル受信サービス端末30が現在接続している端末数を示す接続数とを含む接続状況情報を管理している。ここで、ファイル受信サービス端末30の最大接続数は、応答端末20の代行受信装置としての最大接続数を意味する。
記憶部306は、転送されたファイルや、上記接続状況情報等の各種情報を記憶する機能ブロックである。
B.実施例の動作:
本実施例では、上述したとおり、シグナリングプロトコルの一種であるSIPを用いて、装置間におけるセッションの確立を行い、データ転送プロトコルの一種であるHTTPを用いて、装置間におけるファイルの転送を行う。以下では、接続要求元端末としての要求端末10と、接続要求先端末としての応答端末20との間でセッションの確立を行い、接続要求元端末としての要求端末10から送信されるファイルを、接続要求先端末としての応答端末20に代わって代行受信装置30が実際に受信して格納することを前提とし、要求端末10、SIPサーバ40、および、応答端末20の各機能ブロックの動作と、システム全体としての動作について説明する。ここで、「セッションの確立」とは、要求端末10から代行受信装置30に向けてファイルを転送できる状態にすることを意味しており、通常のSIPプロトコルにおけるセッションの確立(要求端末10と応答端末20との間で直接データを送受信できる状態にすること)とは異なっている。この点において、本実施例において使用するSIPプロトコルは、従来のSIPプロトコルから拡張されたものであると考えることが可能である。
B1.要求端末における動作:
図6は、要求端末10がファイル送信を実行する場合に要求端末10で実行される処理の手順を示す説明図である。なお、前提として、接続要求元端末である要求端末10(図2)および接続要求先端末である応答端末20(図3)は、起動時から定期的に登録情報をSIPサーバ40(図4)へ通知し、それぞれのURIおよびIPアドレスが登録されているものとする。また、要求端末10は、図6に示す処理を開始する前に、あらかじめ、転送するファイルを記憶部120に記憶しているものとする。なお、この転送するファイルは、図示しないスキャン機能により取り込まれたファイルや、他の記録媒体から読み込まれたファイル等の種々のファイルとすることができる。
要求端末10のユーザが操作パネル124を操作し、応答端末20へのファイル転送を指示すると、図6に示したファイル送信の処理を開始する。なお、この指示としては、例えば、応答端末20のURIを構成するユーザ識別子[user]としての番号をダイヤルする方法や、あらかじめ応答端末のURIが登録されたワンタッチボタンを押す方法が考えられる。
まず、接続要求部106が、接続要求先端末として指定された応答端末20のURIと、接続要求元端末としての要求端末10自身のURIと、を少なくとも含む接続情報を生成し、生成した接続情報をSIPサーバ40に対して送信することにより、接続要求を行う(ステップS102)。
そして、接続確認部110が、接続要求先端末である応答端末20からSIPサーバ40を介して送信される接続情報を受信し、応答端末20との間でセッションを確立して接続が可能であるか否か判断する(ステップS104)。接続情報が接続許可応答を示す情報であった場合には(ステップS104:YES)、ファイル転送部112がファイルの転送を実行する(ステップS106)。なお、この場合において、ファイル転送部112によるファイルの送信先は、応答端末20ではなく、その代行受信装置としてのファイル受信サービス端末30である。具体的には、接続許可応答情報には、上述したように、ファイル転送先情報として代行受信装置30のIPアドレス([20.0.0.2])が書き込まれており、ファイル転送部112は、このIPアドレスに対応する代行受信装置30に対して、HTTPに従ってファイル転送を実行する。
ファイル転送部112によるファイル送信を終了すると、接続切断部114が応答端末20との間の接続の切断を実行する(ステップS108)。
応答端末20との間の接続の切断を実行すると、転送管理部116は、記憶部120に記憶している平均送信時間を更新する(ステップS110)。この平均送信時間は、あらかじめ、ファイルの送信にかかった時間を計測しておくことにより、容易に求めることができる。
そして、転送管理部116は、ファイルの送信を継続するか否か判断する(ステップS116)。未送信のファイルが存在しており、ファイルの送信を継続する場合には(ステップS116:YES)、ステップS102へ戻って、処理を繰り返す。一方、未送信のファイルが存在しておらず、ファイルの送信継続しない場合には(ステップS116:NO)、処理を終了する。
以上の説明からわかるように、転送するファイルが複数存在する場合には、ファイル単位で、接続要求、ファイル転送、切断が繰り返される。
ところで、ステップS104において、応答端末20からSIPサーバ40を介して送信された接続情報が接続不可応答を示す情報であった場合には(ステップS104:NO)、さらに、接続要求先端末である応答端末20、より具体的にはその代行受信装置30が、その最大接続数に等しい接続数の端末と接続中であるために、接続不可であるか否か判断する(ステップS112)。このとき、代行受信装置30が、最大接続数に等しい接続数の端末と接続中であるために、新たな接続が不可である場合には(ステップS112:YES)、再転送管理部118が、記憶部120から平均送信時間を取得し、平均送信時間の間、処理の進行を中断して待機させる(ステップS114)。そして、平均送信時間の間待機後、ステップS102へ戻って、接続要求部106がふたたび接続要求を行う。一方、応答端末20からSIPサーバ40を介して送信された接続情報が接続不可情報である(ステップS104:NO)が、接続要求先である応答端末20の代行受信装置30が接続可能な端末数に余裕があり、まだ接続可能である場合には(ステップS112:NO)接続失敗と判断し(ステップS118)、このまま処理を終了する。なお、接続要求先端末である応答端末20の代行受信装置30が他の要求端末と接続中であり、さらに接続数を増加可能であるか否かは、SIPサーバ40を介して応答端末20から送信されてきた接続情報に含まれるステータスから容易に判断することができる。
B2.SIPサーバにおける動作:
図7は、接続要求元端末としての要求端末10が応答端末20の代行受信装置30へファイル送信を実行する場合にSIPサーバ40で実行される処理の手順を示す説明図である。この処理は、接続要求元端末である要求端末10から接続要求としての接続情報が送信されてくるごとに、実行される。
まず、SIPサーバ40の接続情報管理部406は、受信した接続要求に基づいて、この接続要求が複数端末と接続可能な接続要求先端末への接続要求であるか否か判断する(ステップS402)。上記したように、接続要求先端末からの登録情報に、複数端末と接続可能であることを示す情報が含まれている場合には、複数端末と接続可能な端末への接続要求と判断し、そうでなければ、複数端末と接続不可な端末への接続要求と判断することができる。
そして、複数端末と接続不可である場合には(ステップS402:NO)、通常のSIPに従った接続処理を実行する(ステップS404)。
一方、複数端末と接続可である場合には(ステップS402:YES)、その接続要求を、接続要求先端末である応答端末20へ送信する(ステップS406)。なお、この接続要求の接続要求先端末への転送は、記憶部408において記憶領域に登録されている各端末の登録情報を検索することにより、受信した接続要求に含まれる接続要求先端末のURIに対応するIPアドレスの情報を取得し、取得したIPアドレス宛に接続要求を転送することにより、実行することができる。
次に、接続要求先端末である応答端末20からの応答を受信し、受信した応答が接続許可応答であるか接続不可応答であるか判断する(ステップS408)。受信した応答が接続許可応答である場合には(ステップS408:YES)、接続要求元端末である要求端末10へ、その接続許可応答を転送する(ステップS410)。一方、受信した応答が接続不可応答である場合には(ステップS408:NO)、接続要求元端末である要求端末10へ、その接続不可応答を転送する(ステップS412)。
B3.応答端末における動作:
図8は、接続要求元端末としての要求端末10が接続要求先端末としての応答端末20の代行受信装置30へファイル送信を実行する場合に応答端末20で実行される処理の手順を示す説明図である。この処理は、接続要求元端末である要求端末10からSIPサーバ40を介して接続要求が送信されてくるごとに、実行される。
まず、接続要求を受信すると、応答端末20の接続応答部208は、接続許容範囲内の接続要求であるか否か、すなわち、代行受信装置30の最大接続数以下か否かを判断する(ステップS302)。
接続中の端末数が接続許容範囲の端末数と同じである場合には、接続許容範囲を超えた接続要求であると判断し(ステップS302:NO)、接続不可応答を生成し、生成した接続不可応答を、SIPサーバ40を介して、接続要求元端末である要求端末10に対して送信し(ステップS304)、処理を終了する。
なお、上記判断は、実際にファイルを受信する代行受信装置30の記憶部306に記憶されている接続状況情報取得し、接続状況情報中に含まれている最大接続数および接続数を比較することにより、判断することができる。最大接続数は、代行受信装置30が同時に接続が可能な最大端末数(接続許容範囲)であり、接続数は現在接続している端末数である。従って、[最大接続数=接続数]の場合には、接続許容範囲を超えた接続要求であると判断することができ、[最大接続数>接続数]の場合には、接続許容範囲内の接続要求であると判断することができる。
一方、代行受信装置30に接続中の端末数が接続許容範囲の端末数よりも少ない場合には、接続許容範囲以内の接続要求であると判断し(ステップS302:YES)、接続許可応答を示す接続情報(接続許可応答情報)を生成し、生成した接続情報を、SIPサーバ40を介して、接続要求元である要求端末10に対して送信する(ステップS306)。そして、代行受信装置30の記憶部306に記憶されている接続状況情報中の接続数を1増加させた数値に更新する(ステップS308)。なお、接続許可応答には、ファイル転送先のあて先として、実際に転送されるファイルを受信する代行受信装置30のIPアドレス([20.0.0.2])が記述される。
以上のようにして、接続要求元端末である要求端末10と接続要求先端末である応答端末20との間のセッションが確立されると、実際のファイル受信先である代行受信装置30のファイル受信サービス部304が、ファイル送信元である要求端末10からHTTPに従って送信されるファイルを受信することにより、ファイルの転送を実行する(ステップS310)。代行受信装置30の受信したファイルは記憶部306に記憶される。このファイルは、応答端末20に再転送する必要は無く、通常は、単に代行受信装置30内に格納される。代行受信装置30に格納されたファイルは、必要に応じて任意に読み出すことが可能である。
なお、代行受信装置30において、ファイル受信サービス部304が受信したファイルを記憶部306に記憶する際には、ファイル送信元のURIのユーザ名を含むファイル名で記憶することが好ましい。例えば、第1の要求端末10aから送信されたファイルのファイル名が[xxxx.jpg]の場合に、[001@sipnet.xxxx.jpg]のように、第1の要求端末10aのURIを含むファイル名で記憶するようにすればよい。このようにすれば、例えば、このファイルに修正等を加えて返信する際に、ファイル名から容易に返信先のURIを特定することができるので、操作が簡単であり、送信先(返信先)の指定ミスを防止することが可能である。
そして、ファイル送信元端末である要求端末10からのファイル送信が終了し、SIPサーバ40を介して要求端末10からの切断要求を示す切断情報を受信すると、接続切断部214が接続の切断処理を実行する(ステップS312)。そして、代行受信装置30の記憶部306に記憶されている接続状況情報中の接続数を1減少させた数値に更新して(ステップS314)、処理を終了する。
B4.システム全体としての動作:
以下では、接続要求元端末である要求端末10a、要求端末10b、および要求端末10cが、この順で、応答端末20に対して、ファイルの転送を行うための接続要求を実行する場合を例に、システム全体としての動作を説明する。以下では、代行受信装置30の最大接続数は[2]であり、3番目の要求端末10cが応答端末20に対して接続要求を行った時点において、1番目および2番目の接続要求元端末である要求端末10aおよび要求端末10bが応答端末20に対して接続中となる例を説明する。
図9は、1番目の接続要求元端末である要求端末10aが接続要求を行った場合のシステム全体としての動作を示す説明図である。
1番目の接続要求元端末である要求端末10aは、まず、接続要求を示す接続情報(以下、単に「接続要求」と記す。)をSIPサーバ40に送信する(実線矢印A101)。接続要求には、接続要求元端末である自身のURI([sip:001@sipnet.com])および接続要求先端末である応答端末20のURI([sip:000@sipnet.com])が含まれている。
接続要求を受信したSIPサーバ40は、受信した接続要求に含まれる接続要求先端末である応答端末20のURIが、同時に複数の端末の接続が可能な特定のURIであると判断し、応答端末20に対して、受信した接続要求を転送する(実線矢印A102)。
接続要求を受信した応答端末20は、代行受信装置30から接続状況情報を取得する(実線矢印A103)。そして、取得した接続状況情報に含まれる代行受信装置30における最大接続数([2])と、現在の接続数([0])とを比較する。このとき、接続数は最大接続数よりも小さいので、接続許可応答を示す接続情報(以下、単に「接続許可応答」と記す。)を、SIPサーバ40に送信する(破線矢印A104)。接続許可応答には、接続の許可を示すステータス情報、接続要求元端末である要求端末10aのURI([sip:001@sipnet.com])、接続要求先端末である応答端末20自身のURI([sip:000@sipnet.com])、およびファイルの転送先である代行受信装置30のIPアドレス([20.0.0.2])が少なくとも含まれている。
接続許可応答を受信したSIPサーバ40は、接続要求元端末である1番目の要求端末10aに対して、受信した接続許可応答を転送する(破線矢印A105)。この結果、1番目の要求端末10aは、SIPサーバ40から送信された接続許可応答を受信する。
以上のようにして、1番目の要求端末10aがSIPサーバ40を介して応答端末20に対して接続要求を行い、応答端末20からSIPサーバ40を介して接続許可応答を受け取ることにより、1番目の要求端末10aと応答端末20との間のセッションが確立される。前述したように、「セッションの確立」とは、要求端末10から代行受信装置30に向けてファイルを転送できる状態にすることを意味しており、通常のSIPプロトコルにおけるセッションの確立(要求端末10と応答端末20との間で直接メディアストリームを送受信できる状態にすること)とは異なっている。
1番目の要求端末10aと応答端末20との間のセッションが確立されると、1番目の要求端末10aは、接続許可情報より取得した代行受信装置30のIPアドレスに基づいて、代行受信装置30に対して、SIPサーバ40を介することなく、直接アクセスして、HTTPに従ってファイルを送信する(白抜き矢印A106)。
図10は、2番目の接続要求元端末である要求端末10bが接続要求を行った場合のシステム全体としての動作を示す説明図である。
前提で説明したように、代行受信装置30の最大接続数は[2]であるので、2番目の接続要求元端末である要求端末10bも同時に接続可能である。従って、図10に示すように、2番目の接続要求元端末である要求端末10bも、1番目の要求端末10aと同様に、SIPサーバ40を介して応答端末20との間でセッションの確立を行うことができ(実線矢印A201〜A203,破線矢印A204,A205)、代行受信装置30に対して、SIPサーバ40を介することなく、直接アクセスして、HTTPに従ってファイルを送信することができる(白抜き矢印A206)。
図11は、3番目の接続要求元端末である要求端末10cが接続要求を行った場合のシステム全体としての動作を示す説明図である。
前提で説明したように、代行受信装置30の最大接続数は[2]であるのに対して、1番目の要求端末10aおよび2番目の要求端末10bが応答端末20に対して接続中であるため、応答端末20が代行受信装置30から取得する接続状況情報に含まれる接続数は[2]となる。この場合には、以下で説明するように、3番目の要求端末10cは接続できないことになる。
3番目の接続要求元端末である要求端末10cは、他の要求端末と同様に、まず、接続要求を、SIPサーバ40を介して接続要求先端末である応答端末20に送信する(実線矢印A301,A302)。
接続要求を受信した応答端末20は、代行受信装置30から接続状況情報を取得する(実線矢印A303)。そして、取得した接続状況情報に含まれる最大接続数([2])と、現在の接続数([2])とを比較する。このとき、接続数は最大接続数と等しいので、接続不可応答を示す接続情報(以下、単に「接続不可応答」と記す。)を、SIPサーバ40に送信する(破線矢印A304)。接続不可応答には、接続の不可を示すステータス情報、接続要求元端末である要求端末10cのURI([sip:003@sipnet.com])、接続要求先端末である応答端末20自身のURI([sip:000@sipnet.com])が少なくとも含まれている。
接続不可応答を受信したSIPサーバ40は、接続要求元端末である3番目の要求端末10cに対して、受信した接続不可応答を転送する(破線矢印A305)。この結果、3番目の要求端末10cは、SIPサーバから送信された接続不可応答を受信する。
以上のようにして、3番目の要求端末10cがSIPサーバ40を介して応答端末20に対して接続要求を行った場合、応答端末20からSIPサーバ40を介して接続不可応答を受けとることになる。この場合、3番目の要求端末10cと応答端末20との間ではセッションを確立することができず、3番目の要求端末10cはファイルの転送を実行することができない。
ただし、上述した(B1.要求端末における動作:)において説明したように、3番目の要求端末10cは、処理の進行を、平均送信時間の間だけ待った後、再びセッションの確立を試みることができる。このとき、再び接続要求を行った際に、応答端末20の代行受信装置30に接続中の端末数が最大接続数よりも少なければ、3番目の要求端末10cも、セッションを確立することができ、ファイルの転送を実行することができる。
C.実施例の効果:
本実施例では、シグナリングプロトコルの一種であるSIPを用いて、接続要求元端末である要求端末10と、接続要求先端末である応答端末20との間でSIPサーバを介してセッションの確立を行い、データ転送プロトコルの一種であるHTTPを用いることにより、要求端末10と代行受信装置30との間におけるファイルの転送を、SIPサーバを介さずに直接行うことができる。
そして、SIPサーバ40は、ある接続要求元端末である要求端末10から接続要求を受け取った場合に、接続要求先端末である応答端末20が既に他の接続要求元端末である要求端末10とセッションが確立されて接続中であったとしても、受け取った接続要求を応答端末20に転送することができる。そして、応答端末20は、代行受信装置30において、HTTPを用いて送信されるファイルを受信することができる最大端末数まで、接続許可応答を行い、セッションを確立することができる。
従って、シグナリングプロトコルをセッションの確立のためのプロトコルとして適用した通信基盤において、複数の端末(要求端末)からある特定の端末(応答端末の代行受信装置)に対して、高速なファイルの転送を同時に実行することが可能である。
また、接続要求元端末である要求端末10との間で実際にファイルの転送を行うのは、接続要求先端末である応答端末20ではなく、応答端末20が接続許可応答に含めて通知したIPアドレスを有する代行受信装置30である。このため、システムの規模、例えば、接続要求元端末である要求端末10の台数等に応じて、代行受信装置30の台数を容易に増加させることができる。また、システムの規模に関わらず、複数の端末(要求端末)からある特定の端末(応答端末の代行受信装置)に対して、高速なファイルの転送を同時に実行することが可能である。
また、接続要求元端である要求端末10は、転送すべきファイルが複数存在する場合でも、1つのファイルを転送する度に一旦端末間の接続を切断し、改めて接続要求を行ってセッションの確立を実行することとしている。このため、その要求端末10のみが応答端末20との間の接続を占有する時間を減少させることができ、他の要求端末10がセッションを確立してファイルの転送が可能となる機会を増加させることができる。これにより、システム全体として平準化されたファイルの転送を行うことが可能となり、システムの利用満足度を向上させることができる。
また、接続要求元端である要求端末10は、接続要求先端末である応答端末20は、既に他の要求端末10と接続中であるために、応答端末20から接続不可応答がなされた場合において、これまでにファイルの転送にかかった平均時間を算出しておき、その平均時間経過後に改めて、一定回数まで接続要求を行うことができる。平均時間経過後に接続要求を行うことにより、接続中であった他の要求端末10の接続が終了しているタイミングで接続要求を行う可能性が高くなり、接続できる可能性を高めることができる。
D.変形例:
なお、本発明は上記した実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
上記した実施例においては、SIPサーバ40と同一のドメイン中で要求端末10、応答端末20、および代行受信装置30が存在している場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、要求端末10と応答端末20および代行受信装置30とが、それぞれ異なったドメイン中に存在する構成としてもよい。
上記した実施例においては、応答端末20とは異なる別の端末として代行受信装置30を備える場合を説明したが、代行受信装置30の機能を応答端末20内に備えるようにしてもよい。この場合には、応答端末20は、SIPプロトコル用のURIと、代行受信用のURIの2つの異なるURIを利用して、上記の処理を実行する。
上記した実施例においては、ネットワークとして、インターネットを含むブロードバンドネットワークを利用したが、携帯電話網や、公衆電話網などを利用するようにしてもよい。
上記した実施例においては、シグナリングプロトコルの一種であるSIPを利用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、H.323や、MGCP(Media Gateway Control Protocol)、MEGACO(Media Gateway Control)などを用いるようにしてもよい。
本発明の一実施例としてのファイルの転送システムの概略構成を示すブロック図である。 図1における要求端末10の主要構成を示すブロック図である。 図1における応答端末20の主要構成を示すブロック図である。 図1におけるSIPサーバ40の主要構成を示すブロック図である。 図1におけるファイル転送サービス端末30の主要構成を示すブロック図である。 要求端末10がファイル送信を実行する場合に要求端末10で実行される処理の手順を示す説明図である。 接続要求元端末としての要求端末10が接続要求先端末としての応答端末20へファイル送信を実行する場合にSIPサーバ40で実行される処理の手順を示す説明図である。 接続要求元端末としての要求端末10が接続要求先端末としての応答端末20へファイル送信を実行する場合に応答端末20で実行される処理の手順を示す説明図である。 1番目の接続要求元端末である要求端末10aが接続要求を行った場合のシステム全体としての動作を示す説明図である。 2番目の接続要求元端末である要求端末10bが接続要求を行った場合のシステム全体としての動作を示す説明図である。 3番目の接続要求元端末である要求端末10cが接続要求を行った場合のシステム全体としての動作を示す説明図である。
符号の説明
10(10a,10b,10c)…の要求端末
20…応答端末
30…ファイル転送サービス端末
40…SIPサーバ
50…ブロードバンドネットワーク
102…通信部
104…登録部
106…接続要求部
108…接続応答部
110…接続確認部
112…ファイル転送部
114…接続切断部
116…転送管理部
118…再転送管理部
120…記憶部
122…操作パネル
124…操作パネル
202…通信部
204…登録部
206…接続要求部
208…接続応答部
210…接続確認部
212…ファイル転送部
214…接続切断部
216…転送管理部
218…再転送管理部
220…記憶部
222…操作パネル
302…通信部
304…ファイル転送サービス部
306…記憶部
402…通信部
404…登録情報管理部
406…接続情報管理部
408…記憶部
410…操作パネル

Claims (8)

  1. ネットワークを介してファイルを転送するファイル転送システムであって、
    前記ネットワークに接続される複数の転送要求端末と、
    前記ネットワークに接続される転送応答端末と、
    前記ネットワークに接続され、前記転送要求端末と前記転送応答端末との間のセッションの確立を仲介する仲介サーバと、
    を備え、
    ある前記転送要求端末が、前記ネットワークを介して、シグナリングプロトコルに従い、前記仲介サーバに対して、前記転送応答端末との間のセッションの確立のための接続要求を示す接続要求情報を送信すると、
    前記接続要求情報を受信した前記仲介サーバは、他の前記転送要求端末と前記転送応答端末との間のセッションの確立がなされているか否かに関わらず、前記ネットワークを介して、前記接続要求情報を前記転送応答端末に対して転送し、
    前記接続要求情報を受信した前記転送応答端末は、既にセッションの確立がなされている接続数が、同時に接続が可能な最大接続数未満である場合には、前記ネットワークを介して、前記ファイルの転送先を示す前記ネットワーク上における位置情報を含み、接続許可応答を示す接続応答情報を前記仲介サーバに対して送信するとともに、前記接続数が前記最大接続数に等しい場合には、前記ネットワークを介して接続不可応答を示す接続応答情報を前記仲介サーバに対して送信し、
    前記接続応答情報を受信した前記仲介サーバは、前記接続要求情報を送信した前記転送要求端末に対して前記接続応答情報を転送し、
    前記接続応答情報を受信した前記転送要求端末は、受信した前記接続応答情報が前記接続許可応答を示す場合には、前記接続応答情報に含まれている前記位置情報が示す前記転送先に対して、データ転送用のプロトコルに従って、前記ファイルを送信する、ファイル転送システム。
  2. 請求項1記載のファイル転送システムにおいて、
    前記転送先を示す前記位置情報は、前記ネットワーク上における前記転送応答端末とは異なる位置を示す、ファイル転送システム。
  3. 請求項1または請求項2記載のファイル転送システムにおいて、
    前記シグナリングプロトコルは、SIP(Session Initiation Protocol)である、ファイル転送システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のファイル転送システムにおいて、
    前記データ転送用プロトコルは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)である、ファイル転送システム。
  5. ネットワークに接続され、転送応答端末および仲介サーバとともに、前記ネットワークを介してファイルを転送するファイル転送システムを構成する転送要求端末であって、
    前記ネットワークを介して、シグナリングプロトコルに従い、前記仲介サーバに対して、前記転送応答端末との間のセッションの確立のための接続要求を示す接続要求情報を送信するとともに、
    前記転送応答端末において既にセッションの確立がなされている接続数よりも同時に接続が可能な最大接続数のほうが大きく、前記応答端末から前記仲介サーバに対して送信され、前記仲介サーバから転送された前記接続要求に対する応答を示す接続応答情報が接続許可応答であることを示す場合には、前記接続応答情報に含まれている前記ネットワーク上における位置情報の示す前記ファイルの転送先に対して、データ転送用のプロトコルに従って、前記ファイルを送信する、転送要求端末。
  6. ネットワークに接続され、複数の転送要求端末および仲介サーバとともに、前記ネットワークを介してファイルを転送するファイル転送システムを構成する転送応答端末であって、
    ある前記転送要求端末から、前記ネットワークを介して、シグナリングプロトコルに従い、前記仲介サーバに対して、前記転送応答端末との間のセッションの確立のための接続要求を示す接続要求情報が送信され、前記接続要求情報を受信した前記仲介サーバから、他の前記転送要求端末と前記転送応答端末との間のセッションの確立がなされているか否かに関わらず、前記ネットワークを介して、前記接続要求情報が転送された場合に、
    既にセッションの確立がなされている接続数が、同時に接続が可能な最大接続数未満である場合には、前記ネットワークを介して、前記ファイルの転送先を示す前記ネットワーク上における位置情報を含み、接続許可応答を示す接続応答情報を前記仲介サーバに対して送信するとともに、前記接続数が前記最大接続数に等しい場合には、前記ネットワークを介して接続不可応答を示す接続応答情報を前記仲介サーバに対して送信する、転送応答端末。
  7. ネットワークに接続され、複数の転送要求端末および転送応答端末とともに、前記ネットワークを介してファイルを転送する転送システムを構成する仲介サーバであって、
    ある前記転送要求端末から、前記ネットワークを介して、シグナリングプロトコルに従い、前記転送応答端末との間のセッションの確立のための接続要求を示す接続要求情報が送信された場合に、
    他の前記転送要求端末と前記転送応答端末との間のセッションの確立がなされているか否かに関わらず、前記接続要求情報を前記転送応答端末に対して転送する、仲介サーバ。
  8. ファイルを、ネットワークを介して転送するファイル転送方法であって、
    前記ネットワークには、複数の転送要求端末、転送応答端末および仲介サーバが接続されており、
    前記ファイル転送方法は、
    ある前記転送要求端末が、前記ネットワークを介して、シグナリングプロトコルに従い、前記仲介サーバに対して、前記転送応答端末との間のセッションの確立のための接続要求を示す接続要求情報を送信すると、
    前記接続要求情報を受信した前記仲介サーバは、他の前記転送要求端末と前記転送応答端末との間のセッションの確立がなされているか否かに関わらず、前記ネットワークを介して、前記接続要求情報を前記転送応答端末に対して転送し、
    前記接続要求情報を受信した前記転送応答端末は、既にセッションの確立がなされている接続数が、同時に接続が可能な最大接続数未満である場合に、前記ネットワークを介して、前記ファイルの転送先を示す前記ネットワーク上における位置情報を含み、接続許可応答を示す接続応答情報を前記仲介サーバに対して送信するとともに、前記接続数が前記最大接続数に等しい場合には、前記ネットワークを介して接続不可応答を示す接続応答情報を前記仲介サーバに対して送信し、
    前記接続応答情報を受信した前記仲介サーバは、前記接続要求情報を送信した前記転送要求端末に対して前記接続応答情報を転送し、
    前記接続応答情報を受信した前記転送要求端末は、受信した前記接続応答情報が前記接続許可応答を示す場合には、前記接続応答情報に含まれている前記位置情報が示す前記転送先に対して、データ転送用のプロトコルに従って、前記ファイルを送信する、ファイル転送方法。
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